JP2007101707A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小径化したトナーや球形化したトナーを用いても端部シールのシール性が低下しないようにする。
【解決手段】現像ローラ70の一部が感光体ドラム2側に露出するように現像ローラ70の軸に沿って開口する開口部16aを備え、内部にトナーを収容するトナー収容容器78と、トナー収容容器78に設けられ、現像ローラ70に供給するトナー量を規制する規制部材71と、トナー収容容器78開口部16aの長手方向両端部に配置され、現像ローラ70に当接してトナーの漏れを防止する端部シール74と、トナー収容容器78開口部16aに規制部材71に対向して配置され、現像ローラ70に当接してトナーの漏れを防止するシート部材75とを備え、規制部材71が端部シール74に接触する面積は、シート部材75が端部シール74に接触する面積よりも大きい。
【選択図】図6

Description

本発明は、現像装置、特に、画像形成部の像担持体にトナーを供給するための現像装置に関する。
現像装置は、像担持体(感光体ドラムや感光体ベルト等)に現像剤を供給する現像ローラと、現像ローラを開口部に備えた現像剤収容容器とを有する。現像剤収容容器の開口部には規制部材と端部シールとシート部材とが取り付けられ、像担持体に現像剤を供給するとともに開口部から現像剤が漏れるのを防止している。さらに、現像剤の外部への漏れを防止するために、端部シールと現像剤収容容器との接合面を覆い隠す位置に補助シールを密着させるとともに、補助シールをシート部材が押し潰しつつオーバーラップするように構成されている現像装置が存在する(特許文献1参照)。このような現像装置では、現像ローラに現像剤が供給され、現像ローラが回転するのとともに像担持体が回転することで現像ローラの現像剤が像担持体に供給される。
特開2000−105501号公報
現像装置においては高画質化をするために現像剤として小径化されたトナーや球形化されたトナーを使用する場合がある。このような小径化あるいは球形化されたトナーを使用する場合には、特許文献1に記載の現像装置では、シート部材と端部シールとが重なる部分の圧力が低いためにこれらの間にトナーが入り込む場合がある。このため、トナーによって端部シールのシール性が低下しやすくなる。このように、端部シールのシール性が低下するとシート部材と端部シールとの間からトナー漏れが生じる可能性がある。
そこで本発明の課題は、小径化したトナーや球形化したトナーを用いても端部シールのシール性が低下しないようにすることにある。
請求項1に係る現像装置は、画像形成部の像担持体にトナーを供給するための現像装置であって、現像ローラと、トナー収容容器と、規制部材と、端部シールと、シート部材とを備えている。現像ローラは、像担持体にトナーを供給する。トナー収容容器は、現像ローラを回転自在に支持するとともに現像ローラの一部が像担持体側に露出するように現像ローラの軸に沿って開口する開口部を備え、内部にトナーを収納する。規制部材は、トナー収容部に設けられ、現像ローラに供給するトナー量を規制する。端部シールは、トナー収容容器開口部の長手方向両端部に配置され、現像ローラに当接してトナーの漏れを防止する。シート部材は、トナー収容容器開口部に規制部材に対向して配置され、現像ローラに当接してトナーの漏れを防止する。規制部材が端部シールに接触する面積は、シート部材が端部シールに接触する面積よりも大きい。
この現像装置では、先ずトナー収容容器内のトナーが現像ローラに供給される。その後、規制部材によって現像ローラに供給されたトナーの量が規制される。そして、現像ローラは像担持体とともに回転しながらトナーを像担持体に供給する。ここでは、開口部の長手方向両端からのトナー漏れを端部シールによって防止し、短手方向両端部からのトナー漏れをシート部材と規制部材とによって防止している。
ここで、端部シールに対する規制部材による圧力と端部シールに対するシート部材による圧力とでは、一般に端部シールに対するシート部材による圧力の方が低い。このために、現像ローラとシート部材が重なる部分にトナーが進入しやすい。そこで、本発明では、シート部材と端部シールとが接触する面積を、規制部材と端部シールとが接触する面積よりも小さくしている。そのために端部シールとシート部材との接触面積は比較的小さくなり、シート部材と端部シールの重なる部分の面圧が高くなる。このために端部シールとシート部材との間にトナーが進入しにくくなり、端部シールのシール性が低下しにくくなる。また、端部シールと規制部材及びシート部材との間にトナーが進入しても、これらの接触部分の圧力が高いために、進入したトナーは圧力が低い内側に移動することとなり、トナーが外部に漏れるのを抑えることができる。
請求項2に係る現像装置は、請求項1に記載の現像装置であって、トナー収納容器内部に、トナーを撹拌するためのトナー撹拌部材をさらに備えている。
請求項3に係る現像装置は、請求項1または2に記載の現像装置であって、トナー収容容器内部に配置されており現像ローラにトナーを供給するトナー供給部材をさらに備えている。
ここでは、トナー供給部材によって現像ローラにトナーを供給するためにトナーを供給しやすくなる。
請求項4に係る現像装置は、請求項3に記載の現像装置であって、トナー供給部材は現像ローラの内側で現像ローラと接触するように配置されている。
請求項5に係る現像装置は、請求項1から4のいずれかに記載の現像装置であって、トナーは非磁性一成分の現像剤としてのトナーである。
非磁性一成分の現像剤としてのトナーを用いた場合には、現像ローラの磁力でトナーを保持していない為にシール性が問題となるが、本発明は特にこのような場合に有効である。
請求項6に係る画像形成装置は、画像形成部と、定着部と、給紙部と、排出部とを備えている。画像形成部は表面に静電潜像が形成される像担持体と、請求項1から5のいずれかに記載の複数の現像装置を周方向に並べて支持するとともに前記複数の現像装置のそれぞれが前記像担持体に対向するように回転する回転枠とを有し、画像情報に基づいたトナー画像を用紙状に形成する。定着部は画像形成部で形成されたトナー画像を用紙に定着する。給紙部は、画像形成部に用紙を供給する。排出部は定着部で画像が定着された用紙を排出する。
この画像形成装置では、現像装置自体が回転するために現像ローラ端部のシール性が問題になるが、本発明は特にこのような画像形成装置に有効である。
本発明では、小径化したトナーや球形化したトナーを用いても端部シールのシール性が低下しにくくなる。
図1に本発明の一実施形態によるカラー画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、感光体ドラム2と、回転現像装置3と、レーザユニット4と、トナー収容部5と、複数のトナー供給装置6と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色の非磁性一成分のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギアを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であって、現像器16の断面図である図3及び現像ローラ70側から開口16aを見た図6(一部省略)に示すように、現像ローラ70と、現像ローラの軸方向に沿って開口する開口16aを有するトナー収容容器78と、規制部材71と、端部シール74と、シート部材75とを備える。
現像ローラ70は、感光体ドラム2にトナーを供給するための部材である。トナー収容容器78は、内部にトナーを収容するためのスペースを有しており、トナー撹拌部材76とトナー供給ローラ77とが配置されている。また、トナー収容容器78の開口16aには現像ローラ70が配置されており、図3に示すように現像ローラ70の上側と下側にそれぞれ規制部材71とシート部材75とが配置されている。さらに、現像ローラ70の両側端部には端部シール74が配置されている。規制部材71は、現像ローラ70に供給するトナーが均一になるように規制する部材であって、現像ローラ70の軸方向に延びる帯状に形成された部材である。端部シール74は、現像器16の開口16aの長手方向両端部に配置され現像ローラ70に当接してトナーの漏れを防止する部材である。シート部材75は、現像器16の開口16aにおける規制部材71に対向した位置に現像ローラ70に当接してトナーの漏れを防止する部材であって、現像ローラ70の軸方向に沿って延びる帯状に形成されたシート状の部材である。ここで、図6に示すように、端部シール74は、現像ローラ70に接触する規制部材71とシート部材75とを覆うように配置されている。トナー撹拌部材76は、軸が現像器16に回転自在に支持されており、軸にフィルム状の部材の一端を固定したものである。また、規制部材71と端部シール74とが接触する面積はシート部材75と端部シール74とが接触する面積よりも大きい。
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
トナー供給装置6は、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。このトナー供給装置6は、図1の要部拡大図である図2に示すように、上下方向に移動可能な4つのトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する4つの搬送パイプ26と、各トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。
トナー供給パイプ25は、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ25の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材30が回転可能に設けられている。
搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。そして、内部には、コイルスプリング31が配置されており、図示しない駆動機構によって回転させられて、これによりトナーが搬送パイプ26内を通ってトナー供給パイプ25側に搬送される。
駆動機構27は、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギア33とを有している。ピニオンギア33は装置のフレームに回転自在に支持されており、図示しないモータ等によって駆動されるようになっている。そして、この駆動機構27によって、トナー供給パイプ25は、上方の待避位置と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置とを取り得る。
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー供給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。また、装置の底部には給紙トレイ52が配置され、トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端が回動自在(開閉自在)であり、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を装置内部に給紙することが可能である。
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。
まず、帯電ローラ10によって感光体ドラム2が帯電される。その後、この感光体ドラム2に対して、レーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体ドラム2には静電潜像が形成される。次に、回転現像装置3が回転されて、対応する色の現像器16が感光体ドラム2に対向させられる。この状態で、感光体ドラム2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト7に転写される。以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方で、給紙カセット52から1枚の用紙が前送りコロ等によって取り出され、この用紙は、中間転写ベルト7上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ8に案内される。2次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接し、2次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。この用紙は搬送路を介して定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が用紙に定着されて、排出部50に排出される。
現像器16に対してトナーを供給する場合は、トナー供給パイプ25を下方に移動させて供給位置に位置させる。すなわち、図示しないモータを駆動すると、ギアを介してピニオンギア33が回転し、これによってラック32が固定されたトナー供給パイプ25が下方に移動する。一方、トナー収容部5からは、トナーが搬送パイプ26を介してトナー供給パイプ25側に供給されている。そして、トナー供給パイプ25の先端はトナー供給口としてのスリットを通過して現像器16の内部に進入する。このトナー供給パイプ25の下方への移動に際して、トナー供給パイプ25を構成する外筒部が内筒部に対して回転し、トナー供給パイプ25の先端が現像器16の内部に進入した時点では、外筒部の開口と内筒部の開口が一致する。すなわち、シャッタ機構が開き、トナー供給パイプ25の内部のトナーは現像器16の内部に供給される。
トナー供給ローラ77のトナーを現像ローラ70に供給する際には、トナー供給ローラ77の表面にトナーが供給されており、トナー供給ローラ77の回転と現像ローラ70とが同じ方向に回転してトナー供給ローラ77のトナーが現像ローラ70に供給される。このとき、シート部材75と規制部材71とによってトナーが開口16aの図3の上端及び下端から外部に漏れるのが防止され、端部シール74によって開口16aの現像ローラ70の軸方向両端からトナーが外部に漏れるのが防止されている。
図4及び図5に現像ローラ70と端部シール74と規制部材71とシート部材75との位置関係を示す。ここでは、規制部材71と端部シール74とが接触する面積はシート部材75と端部シール74とが接触する面積よりも広くなるように配置されている。なお、図4及び図5では位置関係を明確にするために現像ローラ70の位置を点線で示している。
また、図7に実験結果を示す。ここで、評価結果に示す○はトナー漏れがない状態、△はトナー漏れが起こる可能性があるが問題とならない状態、×はトナー漏れが起こる状態である。この実験では、端部シール74とシート部材75とが互いに重なり合う上下方向長さと端部シール74と規制部材71とが互いに重なり合う上下方向長さを同じにして、現像ローラの軸方向長さaの値とbの値とをそれぞれ変更して実験している。この実験結果に示すように、端部シール74と現像ローラ70とシート部材75と規制部材71との上下方向位置が固定されている場合には、図4におけるaはbよりも長い方が良い。これは以下の理由によるものである。すなわち、端部シール74とシート部材75との接触面積は端部シール74と規制部材71との接触面積よりも小さいために、シート部材75の現像ローラ70に作用する圧力は規制部材71の現像ローラ70に作用する圧力よりも高くなる。このため、シート部材75と現像ローラ70との間にトナーが進入しにくくなり端部シール74のシール性が低下しにくくなる。また、端部シール74と規制部材71及びシート部材75との間にトナーが進入しても、これらの接触部分の圧力が接触部分以外の部分に比べて高いので、進入したトナーは圧力の低い内側に移動することとなり、トナーが外部に漏れるのを抑えることができる。
[他の実施形態]
上記実施形態では、トナーを外部から供給する方式の画像形成装置を例として説明したが、トナーを外部から供給しない方式の画像形成装置であっても良い。
本発明の一実施形態によるカラープリンタ1の概略構成図。 トナー供給装置6の詳細断面図。 現像器16の断面図。 現像ローラ70と端部シール74と規制部材71とシート部材75との位置関係を示す図。 図4の斜視図。 現像ローラ70側から開口16a側を見た図。 実験結果。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 感光体ドラム
3 回転現像装置
4 レーザユニット
5 トナー収容部
6 トナー供給装置
7 中間転写ベルト
8 2次転写ローラ
9 定着装置
16 現像器
71 規制部材
74 端部シール
75 シート部材
77 トナー供給ローラ

Claims (6)

  1. 画像形成部の像担持体にトナーを供給するための現像装置であって、
    前記像担持体に前記トナーを供給する現像ローラと、
    前記現像ローラを回転自在に支持するとともに前記現像ローラの一部が前記像担持体側に露出するように前記現像ローラの軸に沿って開口する開口部を備え、内部に前記トナーを収容するトナー収容容器と、
    前記トナー収容容器に設けられ、前記現像ローラに供給する前記トナー量を規制する規制部材と、
    前記トナー収容容器開口部の長手方向両端部に配置され、前記現像ローラに当接して前記トナーの漏れを防止する端部シールと、
    前記トナー収容容器開口部に前記規制部材に対向して配置され、前記現像ローラに当接して前記トナーの漏れを防止するシート部材とを備え、
    前記規制部材が前記端部シールに接触する面積は、前記シート部材が前記端部シールに接触する面積よりも大きい、
    現像装置。
  2. 前記トナー収容容器内部に、前記トナーを撹拌するためのトナー撹拌部材をさらに備えている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー収容容器内部に配置されており前記現像ローラに前記トナーを供給するトナー供給部材をさらに備えている、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記トナー供給部材は現像ローラの内側で現像ローラと接触するように配置されている、請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記トナーは非磁性一成分現像としてのトナーである、請求項1から4のいずれかに記載の現像装置
  6. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、請求項1から5のいずれかに記載の複数の現像装置を周方向に並べて支持するとともに前記複数の現像装置のそれぞれが前記像担持体に対向するように回転する回転枠とを有し、画像情報に基づいたトナー画像を用紙状に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で形成されたトナー画像を用紙に定着する定着部と、
    前記画像形成部に用紙を供給する給紙部と、
    前記定着部で画像が定着された用紙を排出する排出部とを備えた、
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251478A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置

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