JP2007121957A - トナー供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー搬送パイプの内壁近傍でトナーが凝集するのを防止し、トナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることにある。
【解決手段】画像形成装置の画像形成部にトナーを供給するための装置であって、画像形成部にトナーを供給するトナー供給パイプ25と、トナーを内部に収容するトナー収容部5と、トナー収容部5のトナーをトナー供給パイプ25に搬送する伸縮自在なトナー搬送パイプ26とを備えている。トナー供給パイプ25は、画像形成部にトナーを供給する際に位置するトナー供給位置と画像形成部にトナーを供給しない場合に位置する待避位置とを取り得るように移動可能であり、トナー搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25がトナー供給位置と待避位置との間で移動するのに伴って伸縮する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナー供給装置、特に、外部からトナーを供給する方式のフルカラー画像形成装置に用いられるトナー供給装置に関する。
電子写真方式による画像形成装置では、像担持体である感光体ドラムの周辺に帯電器、露光器、現像装置、転写装置、クリーニング装置等が設けられている。また、感光体ドラムの転写材搬送方向の下流側には定着装置が設けられている。このような画像形成装置では、まず、帯電器により感光体ドラムの表面が一様に帯電される。その後、画像情報に基づき、露光器によって感光体ドラムが露光され、感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置によって現像される。ここで、フルカラー画像形成装置の場合は、シアン現像剤、マゼンダ現像剤、イエロー現像剤、ブラック現像剤をそれぞれ収容する4つの現像ユニットが設けられ、それぞれシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4つの色のトナー画像が現像される。その後、現像されたトナー画像は、転写装置により転写材上に転写され、さらに定着装置により定着されて排出部に排出される。感光体ドラムに残留した残留現像剤は、クリーニング手段によりクリーニングされる。
このような画像形成過程において、現像に伴い現像ユニット内に収容されているトナーが消費されるので、トナーを供給することが必要である。画像形成に伴い消費されたトナーを供給する方法として、現像ユニットの外部にトナーコンテナを設け、外部からトナーの供給を行う方式がある(特開平10−198149号公報)。この特開平10−198149号公報に記載の装置では、トナーを供給する際にトナー供給部材を現像装置に進入させ、トナー供給が終了すればトナー供給部材を現像装置から離すようにしている。
特開平10−198149号公報
従来の画像形成装置に用いられるトナー供給装置では、トナー搬送パイプの内壁近傍のトナーは搬送されにくいために、トナー搬送パイプの内壁にトナーが凝集して付着する場合がある。このような場合、トナー供給パイプの内壁に付着したトナーの凝集物が振動などによりはがれ落ち、この凝集物がそのまま現像器に送られて現像の品質劣化を引き起こす場合がある。
本発明の課題は、トナー搬送パイプの内壁近傍でトナーが凝集するのを防止し、トナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることにある。
請求項1に係るトナー供給装置は、画像形成装置の画像形成部にトナーを供給するための装置であって、トナー収容部と、トナー搬送パイプと、トナー搬送スクリューと、相対移動機構とを備えている。トナー収容部は、トナーを内部に収容する。トナー搬送パイプは、トナー収容部のトナーを画像形成部に搬送する。トナー搬送部材は、トナー搬送パイプの内部に配置され、トナー搬送パイプと相対的に移動可能である。相対移動機構は、トナー搬送部材をトナー搬送パイプに対して相対的に移動させる。
このトナー供給装置では、トナーを画像形成部に供給する際にはトナー収容部のトナーをトナー搬送パイプによって画像形成部に搬送する。相対移動機構は、トナー搬送スクリューをトナー搬送パイプに対して相対的に移動させる。
ここでは、トナー搬送スクリューがトナー搬送パイプと相対的に移動することによって、トナーを撹拌することができるためにトナーの凝集を防止でき、トナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることができる。
請求項2に係るトナー供給装置は、請求項1に記載のトナー供給装置であって、搬送パイプから前記画像形成部にトナーを供給するトナー供給部材を備え、トナー供給部材は、画像形成部にトナーを供給する際に位置するトナー供給位置と画像形成部にトナーを供給しない場合に位置する待避位置とを取り得るように移動可能であって、トナー搬送パイプは伸縮自在であって、相対移動機構は、トナー供給部材がトナー供給位置と待避位置との間で移動するのに伴ってトナー搬送パイプを伸縮させることでトナー搬送部材に対して相対移動させる。
このトナー供給装置では、トナー供給の際には、トナー供給部材がトナー供給位置に移動して画像形成部に進入する。そして、トナー収容部のトナーがトナー搬送パイプによってトナー供給部材に搬送され、画像形成部にトナーが供給される。このとき、トナー供給部材がトナー供給位置と待避位置との間で移動する際にトナー搬送パイプが伸縮する。この伸縮の際にトナー搬送パイプの内壁とトナー搬送スクリューとが相対的に移動してトナーを撹拌するためにトナーの凝集を防止できる。
ここでは、トナー搬送パイプの内壁と内壁近傍のトナーとが相対的に移動してトナーの凝集を防止できるために、トナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることができる。
請求項3に係るトナー供給装置は、請求項1または2に記載のトナー供給装置であって、トナー搬送パイプは内部にトナー搬送部材を備えており、トナー搬送部材は、トナー供給部材がトナー供給位置に位置する際にトナー供給部材に最も接近する。
ここでは、トナー搬送部材によってトナー供給部材へトナーを搬送しやすくなる。また、トナー搬送部材のトナー供給部材への接近に伴ってトナーを撹拌することができる。
請求項4に係るトナー供給装置は、請求項1から3のいずれかに記載のトナー供給装置であって、トナー搬送パイプは一部に弾性部分を有する。
このトナー供給装置では、トナー供給部材の移動に伴って、トナー搬送パイプの一部に設けられた弾性部材が伸縮する。
請求項5に係るトナー供給装置は、請求項1から4のいずれかに記載のトナー供給装置であって、トナー搬送パイプは蛇腹状に形成された部分を有する。
このトナー供給装置では、トナー供給の際には蛇腹状の部分が伸縮する。
本発明では、トナー搬送パイプの内壁近傍でトナーが凝集するのを防止し、トナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることができる。
図1に本発明の一実施形態によるカラー画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
[全体構成]
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、感光体ドラム2と、回転現像装置3と、レーザユニット4と、トナー収容部5と、複数のトナー供給装置6と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
[感光体ドラム]
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
[回転現像装置]
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギヤを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であり、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラや、トナー攪拌用の攪拌ローラ等が設けられている。また、トナー収容部からトナーを現像器16の内部に供給するために、現像器16のケースの外周側に、トナー供給部が設けられている。このトナー供給部は、ケースの一部に開口を形成するとともに、この開口にスリットが形成された弾性部材を固定してなるものである。
[レーザユニット]
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。正確には、レーザユニット4の前端(レーザ光が発射される側の端部)が、回転現像装置3の回転軸のほぼ真上に位置し、後端側に行くにつれて下方に傾斜し、後端は回転現像装置3の上端部よりは下方に位置している。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
[トナー収容部]
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
[トナー供給装置]
複数のトナー供給装置6のそれぞれは、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。各トナー供給装置6は、図2に示すように、上下方向に移動可能なトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する搬送パイプ26と、トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。
4つのトナー供給パイプ25はそれぞれ同様の構成となっているため、以下では、1つのトナー供給パイプ25について説明する。
トナー供給パイプ25は、現像器16にトナーを供給するためのものであって、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。また、このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端部に形成されたトナー供給口が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能である。さらに、トナー供給パイプ25の内部には第1トナー搬送用スクリュー30が配置されている。
第1トナー搬送用スクリュー30は、図2に示すように、トナー供給口にトナーを搬送するための部材であって、上下方向に長い回転軸と、回転軸の外周に螺旋状に形成された搬送片とからなるスクリュー状部材である。
トナー搬送パイプ26は、図4に示すように、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動および伸縮可能なように弾性部分26bを有するパイプであって、一端はトナー収容部5に固定され他端はトナー供給パイプ25に固定されている。また、トナー搬送パイプ26は、トナー収容部5の近傍とトナー供給パイプ25の近傍とに蛇腹状の部分26aが形成され、内部には第2トナー搬送用スクリュー31が配置されている。第2トナー搬送用スクリュー31は、左右方向に延びた回転軸31aと、回転軸31aの外周に螺旋状に形成された搬送片31bとからなるスクリュー状部材であって、ゴムやシリコン等の剛性の低い弾性変形が可能な物質によって形成されている。また、第2トナー搬送用スクリュー31は、トナー収容部5側の端部には図示されていないモータが接続され、トナー供給パイプ25側の端部は自由端となっている。第2トナー搬送用スクリュー31の回転軸31aは、トナー収容部5からトナー供給パイプ25まで延びている。ここで、図2に示すように、トナー搬送パイプ26のトナー収容部5側の端部はトナー収容部5に固定されておりトナー収容部5移動しないために不動である。一方、トナー搬送パイプ26のトナー供給パイプ25側の端部はトナー供給パイプ25の移動に伴って移動する。トナー供給パイプ25は図4に示すように少し斜めに傾いて移動するが、トナー搬送パイプ26のトナー収容部5側端部とトナー供給パイプ25側端部との距離はトナー供給位置と待避位置とで変化する。このために、トナー供給パイプ25のトナー供給位置と待避位置との間の移動に伴ってトナー搬送パイプ26は伸縮する。この伸縮によってトナー搬送パイプ16とトナー搬送用スクリュー31とが互いに相対移動する(相対移動機構)。
駆動機構27は、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギヤ33とを有している。ピニオンギヤ33は装置のフレームに回転自在に支持されており、図3に示すように、モータ33a及びウォーム、ウォームホイル及び減速ギヤ列によって駆動されるようになっている。そして、この駆動機構27によって、4つのトナー供給パイプ25は、上方の待避位置(図1の実線で示す位置)と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置(図1の二点鎖線で示す位置)とを取り得る。
[中間転写ベルト]
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
なお、駆動ローラ35の装置奥側で、回転現像装置3の下方には、転写ベルト7を清掃するためのベルトクリーニング装置40が設けられている。このベルトクリーニング装置40は、駆動ローラ35と対向する位置に設けられ転写ベルト7の表面に摺接するファーブラシ41と、ファーブラシ41の上方にファーブラシ41と接触するように配置されたクリーニングローラ42と、先端がクリーニングローラ42の表面に接触するように配置されたブレード43と、ブレード43の下方に並べて配置された回収スパイラル44とを有している。
このクリーニング装置40においては、中間転写ベルト7の付着物はファーブラシ41によって掻き取られ、ファーブラシ41に掻き取られた付着物はクリーニングローラ42に回収される。そして、クリーニングローラ42側に回収された付着物は、ブレード43によってクリーニングローラ42の表面から掻き落とされ、回収スパイラル44によって図示しない回収部に回収される。
[2次転写ローラ]
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[定着装置]
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
[排出部]
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー供給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。この排出部50は、レーザユニット4側(装置奥側)が最も低く、トナー収容部5側(装置手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部と、この曲面部に連続しトナー収容部5の上方に位置する平面部とを有している。
[搬送部]
給紙部51と排出部50との間には、用紙を搬送する搬送部が設けられている。搬送部は、給紙部51から2次転写ローラ8に至る第1搬送路55と、2次転写ローラ8から定着装置9に至る第2搬送路56と、定着装置9から排出部50に至る第3搬送路57とを有している。また、定着装置9の出口には、分岐爪58が設けられており、この分岐爪58と第1搬送路55の途中との間には用紙を第1搬送路55に戻すための戻し搬送路59が設けられている。
第1搬送路55は、給紙カセット52から送り出された用紙を上方に搬送しつつ搬送方向を逆にするための湾曲路55aと、この湾曲路55aから2次転写ローラ8に至る直線路55bとを有している。これらの搬送路は、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で形成されており、所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。また、直線路55bには用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラ対60が配置されている。
第2搬送路56は、ほぼ直線的に形成されており、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。また、搬送路の所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。
第3搬送路57は、分岐爪58の搬送方向下流側に形成された縦搬送路を有している。すなわち、用紙は、分岐爪58を通過した後は、ほぼ垂直上方に向かって搬送され、排出部50に排出される。この第3搬送路57も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。
戻し搬送路59は、分岐爪58の設けられた部分において第3搬送路57から下方に分岐し、定着装置9、第2搬送路56、2次転写ローラ8及びレジストローラ対60の下方を通り、さらに上方に向かう搬送路であり、第1搬送路55のレジストローラ対60の搬送方向上流側に合流している。すなわち、この戻し搬送路59は、第1搬送路55の直線路55b及び第2搬送路56と給紙カセット52との上下方向の間に設けられ、定着装置9を通過した用紙を、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対60のさらに上流側に戻すための搬送路である。この戻し搬送路59も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成され、所定位置には用紙検出用のセンサが設けられている。
[給紙トレイ]
トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端が第1搬送路55の湾曲路55aの近傍で回動自在(開閉自在)に支持されており、この回動支点65aを中心に、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を第1搬送路55の湾曲路55aに給紙することが可能である。
[画像形成動作]
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。したがって、レーザ光路はトナー供給パイプ25によって遮られていない。
まず、帯電ローラ10によって感光体ドラム2が帯電される。その後、この感光体ドラム2に対して、レーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体ドラム2には静電潜像が形成される。次に、回転現像装置3が回転されて、対応する色の現像器16が感光体ドラム2に対向させられる。この状態で、感光体ドラム2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト7に転写される。以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方で、給紙部51において、給紙カセット52から1枚の用紙が前送りコロ53及び重送防止機構54により取り出され、第1搬送路55を介してレジストローラ対60に搬送される。その後、用紙は、レジストローラ対60から中間転写ベルト7上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ8に案内される。2次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接し、2次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。この用紙は第2搬送路56を介して定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が用紙に定着される。そして、片面印刷の場合は、分岐爪58を介して第3搬送路57に案内され、排出部50に排出される。
また、両面印刷の場合は、定着装置9を通過した用紙は、分岐爪58によって戻し搬送路59側に案内され、再び第1搬送路55に戻される。第1搬送路55に戻された用紙はレジストローラ対60で一旦停止させられる。そして、裏面側の画像が前述の動作と同様の動作で中間転写ベルト7に形成された後、レジストローラ対60で待機していた用紙はタイミングを合わせて2次転写ローラ8側に送られる。その後は前記同様の動作が実行され、分岐爪58を介して第3搬送路57側に案内されて排出部50に排出される。
[トナー供給時の動作]
トナー供給時には、トナー収容部5からトナー搬送パイプ26にトナーが供給されトナー搬送パイプ26に供給されたトナーが第2トナー搬送用スクリュー31によってトナー供給パイプ25に搬送される。トナー供給パイプ25に搬送されたトナーはトナー供給パイプ内の第1トナー搬送スクリュー30によってトナー供給パイプ25のトナー供給口まで搬送され現像器16内にトナーを供給される。このとき、トナー供給パイプ25は待避位置からトナー供給位置に移動する。図4に示すように、待避位置とトナー供給位置とでトナー搬送パイプ26の長さが変化する。具体的には、トナー供給パイプ25が待避位置に位置するときにはトナー搬送パイプ26は伸びた状態(蛇腹状の部分26aと弾性部分26bとが伸びた状態。)となっており、トナー供給位置にトナー供給パイプ25が位置するときにはトナー搬送パイプ26は縮んだ状態になる。トナー搬送パイプ26の伸縮の際に、トナー供給パイプ25の移動に伴ってトナー搬送パイプ26の内壁と内壁近傍のトナーとが相対的に移動するためにトナーが内壁に付着することを防止できる。また、トナー供給パイプ25の移動に伴って第2トナー供給スクリュー31のトナー供給パイプ25側端部は、さらにトナー供給パイプ25側へと相対的に移動する。第2トナー搬送スクリュー31がトナー搬送パイプ26に対して相対的に移動することによってトナー搬送パイプ26内部のトナーを撹拌できトナーの凝集を防止できる。このためにトナーの凝集物による現像の品質劣化を抑えることができる。
[他の実施形態]
本発明は、弾性部分26bと蛇腹状の部分26aとを有するトナー搬送パイプ26を用いたが、トナー搬送パイプは全て弾性部分または蛇腹状であっても良い。また、上記実施形態は、トナー供給パイプ25の移動に伴ってトナー搬送パイプ26が第2トナー搬送スクリュー31と相対的に移動したが、本発明はこれに限らずに第2トナー搬送スクリュー31を移動させる装置(例えばソレノイドなど)(相対移動機構)によって、トナー搬送パイプ26と相対的に移動させても良い。
本発明の一実施形態によるカラープリンタの概略構成図。 トナー供給装置の詳細断面構成図。 トナー供給パイプ25の駆動機構の外観図。 トナー搬送パイプ26の移動の際の図。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 感光体ドラム
3 回転現像装置
4 レーザユニット
5 トナー収容部
6 トナー供給装置
7 中間転写ベルト
8 2次転写ローラ
9 定着装置
16 現像器
25 トナー供給パイプ
26 トナー搬送パイプ
30 第1トナー搬送用スクリュー
31 第2トナー搬送用スクリュー

Claims (5)

  1. 画像形成装置の画像形成部にトナーを供給するための装置であって、
    トナーを内部に収容するトナー収容部と、
    前記トナー収容部のトナーを前記画像形成部に搬送するトナー搬送パイプと、
    前記トナー搬送パイプの内部に配置され、前記トナー搬送パイプと相対的に移動可能なトナー搬送部材と、
    前記トナー搬送部材を前記トナー搬送パイプに対して相対的に移動させる相対移動機構とを備えた、
    トナー供給装置。
  2. 前記搬送パイプから前記画像形成部にトナーを供給するトナー供給部材を備え、
    前記トナー供給部材は、前記画像形成部にトナーを供給する際に位置するトナー供給位置と前記画像形成部にトナーを供給しない場合に位置する待避位置とを取り得るように移動可能であって、
    前記トナー搬送パイプは伸縮自在であって、
    前記相対移動機構は、前記トナー供給部材が前記トナー供給位置と前記待避位置との間で移動するのに伴って前記トナー搬送パイプを伸縮させることで前記トナー搬送部材に対して相対移動させる、
    請求項1に記載のトナー供給装置。
  3. 前記トナー搬送パイプは内部にトナー搬送部材を備えており、
    前記トナー搬送部材は、前記トナー供給部材が前記トナー供給位置に位置する際に前記トナー供給部材に最も接近する、
    請求項1または2に記載のトナー供給装置。
  4. 前記トナー搬送パイプは一部に弾性部分を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のトナー供給装置。
  5. 前記トナー搬送パイプは蛇腹状に形成された部分を有する、
    請求項1から4のいずれかに記載のトナー供給装置。
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