JP6465291B2 - コーナーリフレクタとその作製方法 - Google Patents
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Description
例えば、図1(B)のように、電波Aと電波Bのいずれについても、互いに直交する電波反射膜21により、入射してきた方向に反射することができる。
次に、拘束用布25の長辺方向端部25b同士を、例えば縫い付けることにより結合させる。これにより、拘束用布25が巻かれた環状バルーン23a,23bまたは23cが作製される。
一方、拘束用布25の内周側布部分と外周側布部分は、環状バルーンからの同じ面圧を支えることにより、同じ量だけ環状方向に伸びようとする。しかし、拘束用布25の内周側布部分の環状方向長さは、外周側布部分の環状方向長さよりも小さくなるので、内周側布部分は、環状方向への伸びが制限されて、環状方向へ自由に延びることができない。
このような理由で、拘束用布25の内周側部分において、環状方向の伸び量にばらつきが生じて、拘束用布25の形状が正確な環状(円形)にはならず、環状方向の一部で、拘束用布25が、環状方向とは異なる方向に変形してしまう。
その影響で、環状バルーンの環状の形状精度も低下してしまう。
可撓性と気密性を有し、内部にガスが供給されると、ガス圧により、仮想中心軸まわりの環状方向に延びた環状に膨張する環状バルーンと、
環状バルーンの膨張により、平面に展開するように外周縁部が前記環状バルーンに取り付けられた電波反射膜と、を備え、
3つの前記環状バルーンが膨張時に互いに直交するように設けられ、
さらに、前記環状方向と直交する巻き付け方向に各環状バルーンに巻き付けられた拘束用布を備え、
該拘束用布は、環状バルーンが環状に膨張した膨張状態で、環状バルーンからの面圧を支えることにより、環状バルーンの膨張を抑制し、
前記拘束用布は、前記膨張状態で環状バルーンの前記仮想中心軸の側に位置して前記環状方向に延びる内周側布部分と、前記膨張状態で前記仮想中心軸と反対側に位置して前記環状方向に延びる外周側布部分とを含み、
前記拘束用布の伸長特性を表わす伸度について、前記環状方向における外周側布部分の該伸度は、前記環状方向における内周側布部分の該伸度よりも大きい、ことを特徴とするコーナーリフレクタが提供される。
各経繊維糸の伸長特性を表わす伸度について、外周側布部分を形成する各経繊維糸の該伸度は、内周側布部分を形成する各経繊維糸の該伸度よりも大きい。
外周側布部分を形成する各経繊維糸の織密度が、内周側布部分を形成する各経繊維糸の織密度よりも小さくてもよい。
緯繊維糸の伸長特性を表わす伸度について、第2繊維糸の該伸度は、第1繊維糸の該伸度よりも小さく、
第2繊維糸の強度は、第1繊維糸の強度よりも大きく、
前記膨張状態で、第2繊維糸は、環状方向において、第1繊維糸よりも疎に配列される。
したがって、第1繊維糸が環状バルーンの膨張を抑制する力を、より高強度で低伸度な第2繊維糸により補強できる。第2繊維糸は高価であるが、第2繊維糸を、環状方向において第2繊維糸よりも疎に配置することにより、費用を抑えつつ、環状バルーンの膨張を抑える力を補強できる。
(A)内部にガスが供給されていることにより円筒形に膨張したバルーンと、拘束用布とを用意し、
(B)円筒形の前記バルーンに拘束用布を巻き付け、
(C)拘束用布が巻き付けられた円筒形の前記バルーンの軸方向端部同士を結合させて、該バルーンを、仮想中心軸まわりの環状方向に延びた環状バルーンに変形させ、
(D)該環状バルーンの前記環状方向における拘束用布の端部同士を結合させ、
3つの環状バルーンの各々を、前記(A)(B)(C)(D)により作製し、
(E)3つの環状バルーンのそれぞれの環状を含む平面が互いに直交するように3つの環状バルーンを互いに組み付け、
(F)各環状バルーンの内側に電波反射膜を取り付けることによりコーナーリフレクタを形成し、
(G)各環状バルーンの内部からガスを抜いて、各環状バルーンを収縮させておき、
環状バルーンが仮想中心軸まわりの前記環状方向に延びて環状に膨張した膨張状態で、前記拘束用布は、環状バルーンからの面圧を支えることにより、環状バルーンの膨張を抑制するものであり、
前記拘束用布は、前記膨張状態で環状バルーンの前記仮想中心軸の側に位置して前記環状方向に延びる内周側布部分と、前記膨張状態で前記仮想中心軸と反対側に位置して前記環状方向に延びる外周側布部分とを含み、
前記拘束用布の伸長特性を表わす伸度について、前記環状方向における外周側布部分の該伸度は、前記環状方向における内周側布部分の該伸度よりも大きい、ことを特徴とするコーナーリフレクタの作製方法が提供される。
環状バルーンが膨張すると、環状バルーンの内周側の環状方向長さと、環状バルーンの外周側の環状方向長さとに差が生じる。
これについて、本発明では、拘束用布において、外周側布部分の伸度は、内周側布部分の伸度よりも大きいので、外周側布部分は伸びやすいが、内周側布部分は伸びにくい。すなわち、環状バルーンを膨張させる前から、内周側布部分は、外周側布部分よりも環状方向に伸びにくくなっている。これにより、環状バルーンの膨張状態で、内周側布部分において、環状方向の伸び量のばらつきが抑制され、または無くなる。
したがって、環状方向の一部で、拘束用布が、環状方向とは異なる方向に変形してしまうことを抑えることができ、または、このような変形を無くすことができる。
よって、拘束用布の内周側布部分にタック加工を施さなくても、形状精度の高い環状バルーンが得られる。
したがって、外周側布部分7bを形成する各経繊維糸11bに外力が作用していない状態から引っ張り力が該各経繊維糸11bに環状方向に作用することにより、該各経繊維糸11bの単位長さが環状方向に伸びる量は、内周側布部分7aを形成する各経繊維糸11aに外力が作用していない状態から同じ引っ張り力が該各経繊維糸11aに環状方向に作用することにより、該各経繊維糸11aの同じ単位長さが環状方向に伸びる量よりも大きい。
第1繊維糸13aは、長辺方向(膨張状態では環状方向)に密に配列される。第2繊維糸13bは、長辺方向(膨張状態では環状方向)に疎に配列される。すなわち、第2繊維糸13bは、長辺方向(膨張状態では環状方向)において、第1繊維糸13aよりも疎に配列される。図5(B)では、隣接する2つの第2繊維糸13bを1組として、各組の2つの第2繊維糸13bの間に、5本の第1繊維糸13aが配置されている。ただし、各組の2つの第2繊維糸13bの間に、5本以外の複数本の第1繊維糸13aが配置されていてもよい。
したがって、第2繊維糸13bに外力が作用していない状態から引っ張り力が第2繊維糸13bに作用することにより、第2繊維糸13bの単位長さが伸びる量は、第1繊維糸13aに外力が作用していない状態から同じ引っ張り力が第1繊維糸13aに作用することにより、第1繊維糸13aの同じ単位長さが伸びる量よりも小さい。
ただし、本発明によると、Bに対するAの割合は、次のように、これらの例に限定されない。本発明によると、環状バルーン3a,3b,3cを膨張させる前から、内周側布部分7aが、外周側布部分7bよりも環状方向に伸びにくくなっていることにより、環状バルーン3a,3b,3cの膨張状態で、内周側布部分7aにおいて、環状方向の伸び量のばらつきが抑制され、または無くなる。このような作用効果が得られるように、Bに対するAの割合が定められていればよい。
図4(B)に示すように、各電波反射膜5の円弧の部分(すなわち、外周縁部5a)を、この円弧全体にわたって環状バルーンに巻かれた拘束用布7の短辺方向端部7dに結合用糸6で縫い付けることにより、各電波反射膜5の円弧の部分(外周縁部5a)を、対応する環状バルーンに結合させる。
また、図4(A)に示すように、各電波反射膜5の直線状の外縁部5b同士を、縫合用糸(図示せず)で互いに縫い付けることにより結合させる。
環状バルーン3a,3b,3cが膨張すると、環状バルーン3a,3b,3cの内周側の環状方向長さと、環状バルーンの外周側の環状方向長さとに差が生じる。
これについて、本実施形態では、拘束用布7において、外周側布部分7bの伸度は、内周側布部分7aの伸度よりも大きいので、外周側布部分7bは伸びやすいが、内周側布部分7aは伸びにくい。すなわち、環状バルーン3a,3b,3cを膨張させる前から、内周側布部分7aが、外周側布部分7bよりも環状方向に伸びにくくなっている。これにより、拘束用布7が、環状方向とは異なる方向に変形してしまうことを抑えることができ、または、このような変形を無くすことができる。
したがって、拘束用布7の内周側部分7aにタック加工を施さなくても、形状精度の高い環状バルーン3a,3b,3cが得られる。
本発明によると、拘束用布7において、環状方向における外周側布部分7bの伸度が、環状方向における内周側布部分7aの伸度よりも大きくなっていればよい。
変更例1によると、一例では、外周側布部分7bおよび中間布部分7cからなる布と、内周側布部分7aとを、互いに縫い合わせることにより、拘束用布7を形成してもよい。
図5における範囲Zの中間布部分7cを形成する各経繊維糸11cの伸度は、内周側布部分7aを形成する各経繊維糸11aの伸度よりも大きく、かつ、外周側布部分7bを形成する各経繊維糸11bの伸度よりも小さくてもよい。
上述では、外周側布部分7bを形成する各経繊維糸11bの伸度を、内周側布部分7aを形成する各経繊維糸11aの伸度よりも大きくすることにより、環状方向における外周側布部分7bの伸度を、環状方向における内周側布部分7aの伸度よりも大きくしている(この場合、経繊維糸11bの織密度と、経繊維糸11aの織密度は、同じであってよい)。
これに対し、変更例3によると、図5(A)(B)の状態で、外周側布部分7bを形成する各経繊維糸11bの織密度を、内周側布部分7aを形成する各経繊維糸11aの織密度よりも小さくすることにより、環状方向における外周側布部分7bの伸度を、環状方向における内周側布部分7aの伸度よりも大きくしてもよい。この場合、経繊維糸11bの伸度は、経繊維糸11aの伸度と同じであってもよいし、経繊維糸11aの伸度と異なっていてもよい。
膨張状態で、中間布部分7cの環状方向の伸度は、仮想中心軸C側へ移行するにつれて、段階的に小さくなっていてもよい。同様に、膨張状態で、外周側布部分7bの環状方向の伸度は、仮想中心軸C側へ移行するにつれて、段階的に小さくなっていてもよい。さらに、膨張状態で、内周側布部分7aの環状方向の伸度は、仮想中心軸C側へ移行するにつれて、段階的に小さくなっていてもよい。このような場合、中間布部分7cにおける最も仮想中心軸C側の部分の環状方向伸度は、内周側布部分7aにおける最も仮想中心軸Cと反対側の部分の環状方向伸度以上であればよい。また、中間布部分7cにおける最も仮想中心軸Cと反対側の部分の環状方向伸度が、外周側布部分7bにおける最も仮想中心軸C側の部分の環状方向伸度以下であればよい。
Claims (5)
- 電波を反射させるコーナーリフレクタであって、
可撓性と気密性を有し、内部にガスが供給されると、ガス圧により、仮想中心軸まわりの環状方向に延びた環状に膨張する環状バルーンと、
環状バルーンの膨張により、平面に展開するように外周縁部が前記環状バルーンに取り付けられた電波反射膜と、を備え、
3つの前記環状バルーンが膨張時に互いに直交するように設けられ、
さらに、前記環状方向と直交する巻き付け方向に各環状バルーンに巻き付けられた拘束用布を備え、
該拘束用布は、環状バルーンが環状に膨張した膨張状態で、環状バルーンからの面圧を支えることにより、環状バルーンの膨張を抑制し、
前記拘束用布は、前記膨張状態で環状バルーンの前記仮想中心軸の側に位置して前記環状方向に延びる内周側布部分と、前記膨張状態で前記仮想中心軸と反対側に位置して前記環状方向に延びる外周側布部分とを含み、
前記拘束用布の伸長特性を表わす伸度について、前記環状方向における外周側布部分の該伸度は、前記環状方向における内周側布部分の該伸度よりも大きい、ことを特徴とするコーナーリフレクタ。 - 拘束用布は、互いに織られた経繊維糸と緯繊維糸とにより形成されており、前記膨張状態で、各経繊維糸は、環状方向に延び、各緯繊維糸は、環状方向と交差する方向に延び、
各経繊維糸の伸長特性を表わす伸度について、外周側布部分を形成する各経繊維糸の該伸度は、内周側布部分を形成する各経繊維糸の該伸度よりも大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のコーナーリフレクタ。 - 拘束用布は、互いに織られた経繊維糸と緯繊維糸とにより形成されており、前記膨張状態で、各経繊維糸は、環状方向に延び、各緯繊維糸は、環状方向と交差する方向に延び、
外周側布部分を形成する各経繊維糸の織密度が、内周側布部分を形成する各経繊維糸の織密度よりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載のコーナーリフレクタ。 - 前記緯繊維糸として、第1繊維糸と第2繊維糸とがあり、
緯繊維糸の伸長特性を表わす伸度について、第2繊維糸の該伸度は、第1繊維糸の該伸度よりも小さく、
第2繊維糸の強度は、第1繊維糸の強度よりも大きく、
前記膨張状態で、第2繊維糸は、環状方向において、第1繊維糸よりも疎に配列される、ことを特徴とする請求項2または3に記載のコーナーリフレクタ。 - 電波を反射させるコーナーリフレクタの作製方法であって、
(A)内部にガスが供給されていることにより円筒形に膨張したバルーンと、拘束用布とを用意し、
(B)円筒形の前記バルーンに拘束用布を巻き付け、
(C)拘束用布が巻き付けられた円筒形の前記バルーンの軸方向端部同士を結合させて、該バルーンを、仮想中心軸まわりの環状方向に延びた環状バルーンに変形させ、
(D)該環状バルーンの前記環状方向における拘束用布の端部同士を結合させ、
3つの環状バルーンの各々を、前記(A)(B)(C)(D)により作製し、
(E)3つの環状バルーンのそれぞれの環状を含む平面が互いに直交するように3つの環状バルーンを互いに組み付け、
(F)各環状バルーンの内側に電波反射膜を取り付けることによりコーナーリフレクタを形成し、
(G)各環状バルーンの内部からガスを抜いて、各環状バルーンを収縮させておき、
環状バルーンが仮想中心軸まわりの前記環状方向に延びて環状に膨張した膨張状態で、前記拘束用布は、環状バルーンからの面圧を支えることにより、環状バルーンの膨張を抑制するものであり、
前記拘束用布は、前記膨張状態で環状バルーンの前記仮想中心軸の側に位置して前記環状方向に延びる内周側布部分と、前記膨張状態で前記仮想中心軸と反対側に位置して前記環状方向に延びる外周側布部分とを含み、
前記拘束用布の伸長特性を表わす伸度について、前記環状方向における外周側布部分の該伸度は、前記環状方向における内周側布部分の該伸度よりも大きい、ことを特徴とするコーナーリフレクタの作製方法。
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