JP2021060262A - ホースの収納方法及びコーナーリフレクタとその製造方法 - Google Patents

ホースの収納方法及びコーナーリフレクタとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】展張時にホースが絡まり又はねじれることにより発生するホースの破損を防止することができるホースの収納方法及びコーナーリフレクタとその製造方法を提供する。【解決手段】内部にガスが供給されることにより膨張するバルーン3と、一端4aがバルーン3に連結し内部にガスを通す可撓性のあるホース4と、ホース4の他端4bに連結し内部にガスを注入するガス供給装置5と、ホース4を収納する収納ケース6と、収納ケース6内に設けられる仕切部材7と、を備える。ホース4は、複数のループ部4cを形成しながら巻かれた状態で収納ケース6に収納されている。仕切部材7は、ループ部4cとループ部4cの間の隙間であるループ部間4dに挟み込まれている。【選択図】図5

Description

本発明は、電波を反射することで、ミサイルに対するおとり(デコイ)として機能するコーナーリフレクタに係るホースの収納方法及びコーナーリフレクタとその製造方法に関する。
図1は、コーナーリフレクタの原理図である。
コーナーリフレクタは、互いに直交する3つの電波反射膜1からなる。この図において、原点Oから互いに直交して延びる3軸をX,Y,Z軸とする。3つの電波反射膜1は、X−Z平面、X−Y平面、及びY−Z平面にそれぞれ平面状に設けられている。電波反射膜1の形状は、この図では三角形であるが、その他の形状、例えば、四分円(円を互いに垂直な直径によって四等分した形状)であってもよい。
電波反射膜1は、その表面に入射した電波を全反射する機能を有する。この図において、三角形ABCの範囲(この例では、X−Z平面)に入射した電波2は、例えばa−b−c点で全反射し、入射してきた方向に出射する。これにより、コーナーリフレクタに対し、どの方向から電波2が入射しても、コーナーリフレクタによって、電波2を入射方向に反射させることができる。
コーナーリフレクタは、船舶、飛翔体、地上などから放出され、その後、空中で展開する。
従って、例えば、空中で展開したコーナーリフレクタに、追尾用レーダ装置やミサイルのレーダシーカから電波が入射すると、コーナーリフレクタは、電波を入射方向に反射させることができる。これにより、コーナーリフレクタをレーダのおとりにすることができる。このようなコーナーリフレクタは、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたコーナーリフレクタは、同一の中心を共有して互いに直交する3つの環状バルーンの内側に電波反射膜を取り付けることで設けられている。環状バルーンは、内部にガスが供給されることにより円環状に膨張し、上述したX−Z平面、X−Y平面、及びY−Z平面上に電波反射膜を広げる。環状バルーンには、ガスを注入するガス供給装置が吊り下げられており、3本のホースで、3つの環状バルーンとガス供給装置が繋がれている。
このコーナーリフレクタは、たたまれて飛翔体に格納されており、ランチャにより発射されて飛翔し、次いで、空中で飛翔体から放出される。飛翔体に格納されている間、ホースは、巻かれて収納ケースに収納されている。
コーナーリフレクタが空中に放出されると、環状バルーンとガス供給装置が離れることによって、ホースが延びる。そのホースを通じてガス供給装置から環状バルーンへガスが供給され、環状バルーンが膨張し、電波反射膜が展開する。
小さく折りたたんで収納されたバルーンへ、収納されていたホースを介してガスを供給する発明は、例えば特許文献2に開示されている。
国際公開第2013/008514号 特開2002−29493号公報
コーナーリフレクタは、飛翔体から空中に放出され、ホースが延びたタイミングで自動的にガスを環状バルーンへ供給する。
図2は、従来の収納ケース56に収納されたホース54の説明図である。図2(A)は、収納ケース56の断面図であり、図2(B)は図2(A)のA−A断面図である。図2(C)は、振動を受けた後の収納ケース56の断面図である。
コーナーリフレクタを飛翔体に格納する際には、図2(A)、(B)のように、複数のループ部54cを形成しながらホース54を巻いて、収納ケース56に収納している。そのホース54の収納作業時や、飛翔体の発射時、コーナーリフレクタの放出時等に、収納ケース56に振動を受けると、図2(C)のように、容易に、ホース54のループ部54c同士が交差してしまう。ループ部54cが交差した状態からホース54が展張すると、ホース54が絡まり、ねじれが発生する。
特許文献2に開示された発明であれば人の手元でガス供給装置を作動させるので、ガス噴射の前に人がループ部の絡まりやねじれの有無を確認し、それらを直すことができる。しかし、コーナーリフレクタの場合は、空中に浮かんでいる間にガスが噴射されるため、ホース54が絡まっていても人が介入できない。
そのため、ホース54が絡まり、又はねじれたままの状態で内部にガスが流れると、ホース54の内圧が高まり、ホース54が破損するおそれがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するために、創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、展張時にホースが絡まり又はねじれることにより発生するホースの破損を防止することができるホースの収納方法及びコーナーリフレクタとその製造方法を提供することにある。
本発明によれば、内部にガスを通すための可撓性のあるホースの収納方法であって、
(A)前記ホースを収納する収納ケースと、前記収納ケース内に設ける仕切部材と、前記ホースの端部から該ホースの前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、を準備し、
(B)前記ホースと前記ガス供給装置の間に前記収納ケースを設置し、
(C)前記収納ケースの中又は外で、複数のループ部を並列に形成しながら前記ホースを巻き、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に前記仕切部材を挟み込むことで、前記ホースを前記収納ケースに収納する、ホースの収納方法が提供される。
また、本発明によれば、内部にガスが供給されることにより膨張するバルーンと、
一端が前記バルーンに連結し前記ガスを内部に通す可撓性のあるホースと、
前記ホースの他端に連結し前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、
前記ホースと前記ガス供給装置の間に設置され該ホースを収納する収納ケースと、
前記収納ケース内に設けられる仕切部材と、を備え、
前記ホースは、複数のループ部を並列に形成しながら巻かれた状態で前記収納ケースに収納されており、
前記仕切部材は、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に挟み込まれている、コーナーリフレクタが提供される。
また、本発明によれば内部にガスが供給されることにより膨張するバルーンと、
一端が前記バルーンに連結し前記ガスを内部に通す可撓性のあるホースと、
前記ホースの他端に連結し前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、を備えたコーナーリフレクタの製造方法であって、
(A)前記ホースを収納する収納ケースと、前記収納ケース内に設ける仕切部材とを準備し、
(B)前記ホースと前記ガス供給装置の間に前記収納ケースを設置し、
(C)前記収納ケースの中又は外で、複数のループ部を並列に形成しながら前記ホースを巻き、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に前記仕切部材を挟み込むことで、前記ホースを前記収納ケースに収納する、コーナーリフレクタの製造方法が提供される。
上記本発明によれば、ホースの隣接するループ部間に仕切部材が挟み込まれるので、ループ部が互いに交差することを抑制することができる。それにより、ホースが展張した時にホースが絡まったり、ねじれたりするのを防止でき、その結果、ホースの破損を防止することができる。
コーナーリフレクタの原理図である。 従来の収納ケースに収納されたホースの説明図である。 コーナーリフレクタの作動シーケンス図である。 第1実施形態によるコーナーリフレクタの全体構成図である。 第1実施形態の収納ケースの説明図である。 収納ケースへの第1実施形態のホースと仕切部材の収納方法の説明図である。 第1実施形態の仕切部材の効果について説明する図である。 第2実施形態の収納ケースの断面図である。 第3実施形態の収納ケースの断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
図3は、コーナーリフレクタ10の作動シーケンス図である。
まず、コーナーリフレクタ10の作動シーケンスについて説明する。
コーナーリフレクタ10は、電波を反射することでミサイルに対しておとりとして機能するおとり(デコイ)であり、バルーン3、電波反射膜16、ホース4、ガス供給装置5、収納ケース6を備えている。コーナーリフレクタ10は、たたまれて飛翔体30に格納されており、ランチャ31により発射されて飛翔し(図3(A))、次いで、空中で飛翔体30から放出される(図3(B))。ホース4は、コーナーリフレクタ10が飛翔体30に格納されてから空中で展開されるまでは、高密度に巻かれて収納ケース6に収納されている。
コーナーリフレクタ10は、空中に放出されると(図3(B))、展開を始める。展開後、バルーン3とガス供給装置5は、空中で接触しないように、互いに離れる方向に向かうように構成されている。ホース4は、収納ケース6の開口とバルーン3の間で露出した状態となっている。そのため、バルーン3とガス供給装置5が離れることによって、ホース4は、バルーン3とガス供給装置5の間で自然と引き伸ばされる(図3(C))。ホース4が延びると、そのホース4を通じてガス供給装置5から供給されたガスによって、バルーン3が膨張し、電波反射膜16が展開する。
図4は、第1実施形態によるコーナーリフレクタ10の全体構成図である。
この図において、コーナーリフレクタ10は、バルーン3、ホース4、ガス供給装置5、収納ケース6、仕切部材7(図5を参照)を備える。
本実施形態のバルーン3は、球状でもよく、この図のように3つの環状バルーン13を有する形状であってもよい。以下の説明においては、バルーン3が環状バルーン13である場合を例として、本実施形態について説明する。
3つの環状バルーン13は、内部にガスが供給されることにより膨張し、同一の中心O(原点O)を共有して互いに直交する。3つの環状バルーン13は、それぞれ一定の直径dを有する中空チューブであり、中心Oを中心とする円環状に形成されている。
環状バルーン13は、内部にガスが供給されると、ガス圧で膨張して環状になる構成を有している。
この環状バルーン13は、他の形状のバルーン(例えば、球状バルーン)に比べて、格段に少ないガス量でコーナーリフレクタ10を展張することが可能である。そのため、コーナーリフレクタ10の展張に要する時間を短縮することができる。
なお、環状バルーン13は、好ましくはポリオレフィンやポリ塩化ビニルなどのプラスチックフィルムからなる。
環状バルーン13の内側には、複数の電波反射膜16が取り付けられている。
電波反射膜16は、環状バルーン13の膨張によりその外縁部が外方に展張されて、中心Oを共有する互いに直交する8つの電波反射領域18を構成する。
電波反射膜16は、通気性を有する導電性繊維で形成されている。
導電性繊維は、例えば、ナイロンの繊維に金属膜(銅、銀など)をコーティングしたものであるのがよい。
各電波反射領域18は、それぞれ互いに直交する3つの電波反射面16aを有する。
この例において、電波反射膜16は、12枚の扇形(中心角が90度)の膜からなり、膨張時には平面が互いに直交用に組まれる構造になっている。この構造によって、3つの環状バルーン13の膨張時には互いに直交する3つの電波反射面16aからなる電波反射領域18が、合計8組設けられることになる。
この例においては、各電波反射膜16の外周と各環状バルーン13との間に隙間を有しており、電波反射膜16と環状バルーン13とが複数の連結具17(例えばワイヤ)で接続されている。なお、環状バルーン13の膨張時において、各電波反射膜16の外周が環状バルーン13に密着するように構成してもよい。
ガス供給装置5は、環状バルーン13とホース4で連結されており、ホース4の内部にガスを注入することで、環状バルーン13へガスを注入する。
ガス供給装置5は、例えば加圧ガスを内部に保有するガスボンベや、電気が流れることにより内部の火薬に火がつき、薬品を高温にして化学反応を起こさせることでガスを発生させるインフレータであってもよい。
この図のコーナーリフレクタ10の場合、3つの環状バルーン13の内腔がそれぞれ独立しており、環状バルーン13と同数(3本)のホース4の一端4aが環状バルーン13に連結し、他端4b(後述する図5を参照)がガス供給装置5に連結している。この図のホース4は、ホース4の一端4aから3つの環状バルーン13までの距離に応じて、2本の長い長ホース14aと、1本の短い短ホース14bである。
ホース4は、可撓性がある管状構造物であり、内部に、環状バルーン13へ注入するガスを通過させる。ホース4の素材は、例えばポリオレフィン、ナイロン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチックフィルムや樹脂であってもよい。ホース4とガス供給装置5の間には、ホース4を収納する収納ケース6が設けられている。
なお、環状バルーン13とガス供給装置5を繋ぐ部材として、ホース4の他に、図示しない吊紐があってもよく、無くてもよい。吊紐が無い場合には、ホース4がガス供給装置5を吊るす機能をも有する。
図5は、第1実施形態の収納ケース6の説明図である。図5(A)は、図4のB−B断面図であり、図5(B)は、図5(A)のC−C断面図である。なお、この図は、ホース4が延びきっていない時点における収納ケース6を記載している。
図5(B)に示すように、収納ケース6は、底面6aと側面6bを有するバルーン側が開口した容器であり、内部にホース4と仕切部材7を収納する。図5(A)に示すようにホース4は、2本の長ホース14aと1本の短ホース14bであり、複数のループ部4cが並列するように巻かれて、収納ケース6の中に収納されている。ループ部4cとは、ホース4を環状に巻いた部位を意味する。
ホース4の巻き方は、順巻きでも、逆相巻きでもよい。「順巻き」とは、ホース4が弦巻線状になるように同じ方向に巻き続ける方法である。「逆相巻き」とは、順巻きと、その逆方向に巻く逆巻きとを交互に繰り返す巻き方であり、ホース4が延びたときのよれが軽減する巻き方である。「順巻き」と「逆相巻き」のいずれの巻き方であっても、複数のループ部4cを並列に形成しながらホース4を巻くことができる。
図5(C)は、図5(A)のD−D断面図である。
この図に示すように仕切部材7は、ホース4の隣接するループ部間4d毎に挟み込まれた状態で、収納ケース内に設けられていることが好ましい。ループ部間4dは、ホース4のループ部4cとループ部4cの間の隙間である。仕切部材7は、折り目がバルーン側(収納ケース6の開口側)に出るように折った山折り部7aと、折り目がガス供給装置側(収納ケース6の底面側)に突出するように折った谷折り部7bとを繰り返す蛇腹形状に形成されたシート状部材である。仕切部材7の形状として蛇腹形状が好ましい理由の一つは、一つの部材としてまとまった複数の仕切り面7cをもつ形状として、作るのが容易だからである。
なお、仕切部材7が挟み込まれる間隔(頻度)は、上述したものに限らない。例えば複数のループ部間4dのうち、一つ置きや二つ置きに仕切部材7を挟み込んでもよく、それ以上に、仕切部材7を挟み込む頻度を減らしてもよい。これによりホース4が交差する確率を、仕切部材7を全く使用しない場合よりも減らせるため、ホース4の絡まりやねじれの発生率を抑制することができる。
仕切部材7は、例えば、厚さが0.1mm〜2mmのシート状部材であってもよく、紙であることが好ましい。仕切部材7としてこの厚みの紙が好ましいのは、ホース4が高密度に収納されているので、ホース4を収納するときの作業性を考慮すると、作業しているときに柔軟に仕切り面7cがずれる(移動する)柔軟性が必要だからである。しかし紙に限らず、シート状部材は、金属やプラスチックであってもよい。
なお、以下の説明において、隣り合った山折り部7aと谷折り部7bの間で延びる面を、仕切り面7cと呼ぶ。
仕切部材7は、山折り部7aがループ部間4dに挟み込まれることによって、ループ部間4dに挿入されている。それにより、仕切り面7cは、ループ部4cのホース4と同じ方向、又は、山折り部7aに交わる方向に延びる。
この構成により、仕切部材7の仕切り面7cが、ループ部4cで隣接するホース4の間を仕切る。それにより、仕切り面7cがあることで隣接するループ部4cのホース4の交差を防ぐことができ、展張時のホース4の絡まりやねじれを防止することができる。
次に、第1実施形態のコーナーリフレクタ10の製造方法について説明する。
まず、上述した環状バルーン13、ホース4、ガス供給装置5、収納ケース6、及び仕切部材7を準備する。仕切部材7は、紙、金属製、もしくはプラスチック製等のシート部材を、山折り部7aと谷折り部7bとを繰り返して蛇腹折りにして蛇腹形状に形成しておく。もしくは、仕切り面7cを構成するシート状部材の端部同士を粘着テープなどで張り合わせることによって、仕切部材7の蛇腹形状を形成してもよい。また、ホース4の端部とガス供給装置5を連結するのは、ホース4を収納ケース6に収納する前後のいずれでもよい。
図6は、収納ケース6への第1実施形態のホース4と仕切部材7の収納方法の説明図である。
次いで、収納ケース6の底面6aの穴にホース4の他端4bを通すことで、ホース4とガス供給装置5の間に収納ケース6を設置する。なお、底面6aの穴は、ガス供給装置5に繋がっている。その後、順巻きや逆相巻きで、複数のループ部4cを並列に形成しながらホース4を巻く。図6(A)の収納方法は、先に仕切部材7を収納ケース6に入れ、後からホース4を収納する方法である。この場合、まず、収納ケースの中に、仕切部材7を、収納ケース6の底面6aに谷折り部7bが接するように置く。その後、隣接する山折り部7aと山折り部7aの間にホース4を差し込みながら、ループ部4cを1つずつ作っていく。このとき、一つの山折り部7aと山折り部7aの間には、一巻きのループ部4cを差し込むことが好ましい。このように図6(A)の収納方法では、ループ部4cを、収納ケース6の中で作っていく。
一方、図6(B)の収納方法は、収納ケース6に入れる前に、先に、ホース4でループ部4cの束を作り、そのループ部間4dに仕切部材7の山折り部7aを挟み込んでから、ホース4と仕切部材7をまとめて収納ケース6に入れる方法である。図6(B)の収納方法では、ループ部4cの束を、収納ケース6の外で作り、その束ごと収納ケース6に収納する。
ホース4と仕切部材7を収納ケース6に収納する方法は、収納ケース内に収まったホース4の隣接するループ部間に仕切部材7が挟み込まれていれば(図6(C))、図6(A)(B)のいずれの方法でもよい。
本実施形態は、仕切部材7を蛇腹形状とすることにより、コーナーリフレクタ10の製造を簡単にすることができる。つまり、仕切部材7を蛇腹形状とすることで、複数の仕切り面7cを1つの部材として構成することができる。それにより、図6(B)に示した方法の場合、ループ部間4dに仕切り面7cを順に挿入する際に、既に挿入した仕切り面7cがループ部間4dから外れないように、かつ、重ねたループ部4cの形状がくずれないように、ループ部4cと仕切り面7cを容易に押えることができる。
また、仕切部材7を蛇腹形状に構成することで仕切り面7cを自立させる。これにより、図6(A)に示した方法によるコーナーリフレクタ10の製造を実現できる。
もしくは、先にホース4のループ部4cを完成させ、片手に円筒状に積み上がったループ部4cを、もう一方の手に仕切部材7を持ち、一つ一つのループ部4cを仕切り面7cと仕切り面7cの間に入れてもよい。この方法でループ部間4dに仕切部材7を挿入する場合であっても、片手で複数の仕切り面7cを仕切部材7としてまとめて持つことができるので、一人で作業を行うことができる。
その上、複数の仕切り面7cが一体となっているので、複数の仕切り面7cを片手に一度に持つことができる。したがって、ホース4より先に仕切部材7を収納ケース6に入れる場合(図6(A))、例えば、片手で仕切部材7を入れた収納ケース6を持ち、例えば親指で先に作ったループ部4cを収納ケース6の底面6aに押さえつければよい。そうすることで、ループ部4cと底面6aの間に谷折り部7bを挟み込み、仕切部材7を収納ケース6に仮固定することができる。それにより、次々と作ったループ部4cを次々親指で抑えつつ、もう片方の手でループ部4cを作ることにより、容易にループ部間4dに仕切部材7(仕切り面7c)が挟み込まれたホース4を収納ケース6に収納することができる。
したがって、仕切部材7が蛇腹形状にされていることにより、コーナーリフレクタ10の製造の作業効率が上がり、作業する人数を減らすことができる。
図7は、第1実施形態の仕切部材7の効果について説明する図である。図7(A)は、飛翔体30から放出される前の収納ケース6の断面図であり、図7(B)は、飛翔体30からコーナーリフレクタ10が放出され、ホース4が延びている時の収納ケース6の断面図である。
図7(B)に示すように、本実施形態の仕切部材7は、蛇腹形状にされているので、谷折り部7bが移動することによって山折り部7aと山折り部7aの間の隙間の大きさが自在に変化する。一部のループ部4cが先に延びると、空いたスペースへ向けて谷折り部7bが図の横にずれ、他のループ部4cが入っている空間が広くなる。それにより、残りのループ部4cが入っている空間に余裕ができ、残りのホース4がスムーズに延びやすくなる。
また、仕切部材7が山折り部7aと谷折り部7bとを繰り返して蛇腹形状にされていることにより、アコーディオンの蛇腹のように、山折り部7aと谷折り部7bが自在に平行移動も扇状に移動をもすることができる。その上、仕切り面7cが移動する方向は、折り目7a,7bが延びる向きで決まるので、その向きを調整することでスムーズに仕切り面7cと仕切り面7cの間が開きやすい方向に仕切り面7cの移動方向を限定することができる。例えば図7(A)の場合、図の紙面に対する直交方向に折り目7a,7bが延びているので、仕切り面7cが移動する方向を、図における左右方向に限定している。折り目7a,7bが延びる方向をこの図の左右方向にすれば、仕切り面7cが移動する方向をこの図の紙面に対する直交方向に限定することもできる。
そのため、仕切り面7cと仕切り面7cとの間を端から順にスムーズに開かせることができるため、ホース4を収納ケース6から円滑に放出することができる。また、仕切部材7が蛇腹形状であることで、ループ部4cのホース4の形状に合わせて柔軟に変形するため、決まった間隔に仕切り面が固定された仕切部材を使用するよりも収納容積の減少を最小限に抑えることができる。
その上、本実施形態の仕切部材7は、1本の長ホース14aに使用される仕切り面7cが全て繋がっており、ループ部4cと収納ケース6の底面6aの間とループ部間4dとに挟まれて仮留めされた状態となっている。そのため、長ホース14aが最後まで延びきるまで、仕切部材7を収納ケース6の中に留まらせることができる。したがって、仕切部材7が、ホース4が延びる妨げにならない。
また、仕切り面7cの端部が山折り部7aと谷折り部7bで互いに連結していることで折り目7a,7bの強度を高めることができる。それにより、ホース4が急激に延ばされても、仕切部材7を、勢いよく繰り出されるホース4に巻き込まれにくくすることができる。
例えば隣接する仕切り面7cの端部が谷折り部7bで連結しているので、ループ部4cのガス供給装置側が引っ掛かりそうな端部が、仕切り面7cのガス供給装置側に無い。したがって、仕切部材7にホース4を引っ掛ける事態が起こりにくい。
また、ガス供給装置側に仕切り面7cの端部が無いので、仕切り面7cのガス供給装置側の端部がめくり上がって、収納ケース6の側面6bとの間にホース4を挟むという事態も起こり得ない。
さらに、隣り合った仕切り面7cが山折り部7aで連結しているので、引き出されるループ部4cが隣のループ部4cに移行する際にも、ホース4が仕切り面7cの端部に引っ掛からない。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態の収納ケース6の断面図である。これらの図は、第1実施形態における図5(C)に対応する。
図8(A)は、仕切部材7が山折り部7aのみを有する場合を示した図である。この図に示すように、仕切部材7は、シート状部材を一つ折りして山折り部7aとしたものであってもよい。
この構成であっても、仕切部材7の仕切り面7cが隣接するループ部4cのホース4の交差を防ぐので、展張時のホース4の絡まりやねじれを防止することができる。
また山折り部7aを図の上(バルーン側)にして置くことで、仕切部材7が収納ケース内で自立する。それにより、第1実施形態の図6(A)のように、先に収納ケース6に仕切部材7を設置した後にホース4を収納ケース6に収納する方法でコーナーリフレクタ10を容易に製造することもできる。
図8(B)(C)は、仕切部材7が谷折り部7bのみを有する場合を示した図である。図8(B)(C)の仕切部材7は、一つ折りした折り目が谷折り部7bとなるように、折り目をガス供給装置側に向けて設置された、谷折り部7bのみを有する複数のシート状部材であってもよい。仕切部材7が谷折り部7bのみを有していても、ループ部4cと底面6aの間に谷折り部7bを挟めるので、ループ部4cを収納ケース6の底面6aに押さえつけるだけで収納ケース6に仕切部材7を仮固定することができる。
図8(B)のように、長ホース14aの全てのループ部4cを仕切部材7で挟んでもよいが、図8(C)のように、一つ置きのループ部4cを仕切部材7で挟んでもよい。一つ置きに仕切部材7を設置したとしても、各ループ部間4dに仕切り面7cを配置できるからである。そのため、ループ部4cを入れるスペースを、仕切部材7の内側と外側とで分けることができるので、ループ部4cの交差を防止し、展張時のホース4の絡まりやねじれを防ぐことができる。また、仕切り面7cが重複しない分、ホース4と仕切部材7が重なる厚みを薄くすることができるので、収納ケース6を小型化できる。また、仕切り面7cが図8(B)の仕切部材7より少ない分と、収納ケース6を小型化できる分、コーナーリフレクタ10の重量を減らすことができる。
本実施形態のコーナーリフレクタ10のその他の構成、製造方法、及び効果は、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態の収納ケース6の断面図である。この図は、第1実施形態における図5(C)に対応する。
本実施形態の仕切部材7は、仕切り面毎に1枚1枚切り離されたシート状部材である。このような構成であっても、仕切り面7cがあることでループ部4cが互いに交差することを防ぐことができ、展張時のホース4の絡まりやねじれを防止することができる。
本実施形態のコーナーリフレクタ10のその他の構成、製造方法、及び効果は、第1実施形態又は第2実施形態と同様である。
上記本発明によれば、ホース4の隣接するループ部間4dに仕切部材7が挟み込まれるので、ループ部4cが互いに交差するのを抑制することができる。それにより、ホース4が展張した時にホース4が絡まったり、ねじれたりするのを防止することができる。
それにより、絡まりやねじれが無い状態でホース4を延ばすことができるため、ホース4に閉塞した部分が生じない。したがって、ガス供給装置5から供給するガスをスムーズにバルーン3へ送り届けることができ、ホース4の破損を防ぐことができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、仕切部材7が収納ケース6の底面6aに固定されていてもよい。この場合、仕切部材7は、紙でもよいが、金属製やプラスチック製であることが、より好ましい。
また、上述した実施形態では、コーナーリフレクタ10のホース4を収納する場合を例としてホース4の収納方法を説明したが、この方法で収納するホース4は、コーナーリフレクタ10のものに限らない。例えば、本発明のホース4は、海難救命具として使用されるバルーンにガスを供給するホースであってもよい。
d 直径、O 中心、1 電波反射膜、1a 中線、
2 電波、3 バルーン、
4 ホース、4a 一端、4b 他端、4c ループ部、4d ループ部間、
5 ガス供給装置、6 収納ケース、6a 底面、6b 側面、
7 仕切部材、7a 山折り部、7b 谷折り部、7c 仕切り面、
10 コーナーリフレクタ、13 環状バルーン、
14a 長ホース、14b 短ホース、16 電波反射膜、
17 連結具、18 電波反射領域、30 飛翔体、31 ランチャ、
54 ホース、54c ループ部、56 収納ケース

Claims (8)

  1. 内部にガスを通すための可撓性のあるホースの収納方法であって、
    (A)前記ホースを収納する収納ケースと、前記収納ケース内に設ける仕切部材と、前記ホースの端部から該ホースの前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、を準備し、
    (B)前記ホースと前記ガス供給装置の間に前記収納ケースを設置し、
    (C)前記収納ケースの中又は外で、複数のループ部を並列に形成しながら前記ホースを巻き、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に前記仕切部材を挟み込むことで、前記ホースを前記収納ケースに収納する、ホースの収納方法。
  2. 前記仕切部材は、シート状部材であり、
    前記仕切部材を、山折り部と谷折り部とを繰り返す蛇腹形状に形成し、
    前記山折り部を、前記ループ部間に挟み込む、請求項1に記載のホースの収納方法。
  3. 前記(C)において、
    (C1)前記仕切部材を、底面に前記谷折り部が接するように前記収納ケース内に置き、
    (C2)前記(C1)の後に、隣接する前記山折り部の間に前記ループ部を差し込みながら前記ホースを前記収納ケースに収納する、請求項2に記載のホースの収納方法。
  4. 前記(C)において、
    (C3)前記収納ケースの外で、複数の前記ループ部を並列に形成しながら前記ホースを巻くことで前記ループ部の束を作り、
    (C4)前記(C3)の後に、前記ループ部間に前記仕切部材を挟み込み、
    (C5)前記(C4)の後に、前記ループ部間に前記仕切部材を挟み込んだ状態の前記ループ部の前記束と前記ループ部間に挟まれた前記仕切部材とをまとめて前記収納ケースに収納する、請求項1に記載のホースの収納方法。
  5. 内部にガスが供給されることにより膨張するバルーンと、
    一端が前記バルーンに連結し前記ガスを内部に通す可撓性のあるホースと、
    前記ホースの他端に連結し前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、
    前記ホースと前記ガス供給装置の間に設置され該ホースを収納する収納ケースと、
    前記収納ケース内に設けられる仕切部材と、を備え、
    前記ホースは、複数のループ部を並列に形成しながら巻かれた状態で前記収納ケースに収納されており、
    前記仕切部材は、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に挟み込まれている、コーナーリフレクタ。
  6. 前記仕切部材は、山折り部と谷折り部とを繰り返す蛇腹形状に形成されたシート状部材であり、
    前記山折り部は、前記ループ部間に挟み込まれる、請求項5に記載のコーナーリフレクタ。
  7. 前記仕切部材は、厚さが0.1mm〜2mmのシート状部材である、請求項5又は6に記載のコーナーリフレクタ。
  8. 内部にガスが供給されることにより膨張するバルーンと、
    一端が前記バルーンに連結し前記ガスを内部に通す可撓性のあるホースと、
    前記ホースの他端に連結し前記内部に前記ガスを注入するガス供給装置と、を備えたコーナーリフレクタの製造方法であって、
    (A)前記ホースを収納する収納ケースと、前記収納ケース内に設ける仕切部材とを準備し、
    (B)前記ホースと前記ガス供給装置の間に前記収納ケースを設置し、
    (C)前記収納ケースの中又は外で、複数のループ部を並列に形成しながら前記ホースを巻き、前記ループ部と前記ループ部の間の隙間であるループ部間に前記仕切部材を挟み込むことで、前記ホースを前記収納ケースに収納する、コーナーリフレクタの製造方法。
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