JP6464542B2 - ヘリウムリークディテクタ - Google Patents

ヘリウムリークディテクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6464542B2
JP6464542B2 JP2017537104A JP2017537104A JP6464542B2 JP 6464542 B2 JP6464542 B2 JP 6464542B2 JP 2017537104 A JP2017537104 A JP 2017537104A JP 2017537104 A JP2017537104 A JP 2017537104A JP 6464542 B2 JP6464542 B2 JP 6464542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helium
jig
leak detector
input
saturation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017537104A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017037842A1 (ja
Inventor
秋夫 井川
秋夫 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Emit Co Ltd
Original Assignee
Shimadzu Emit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Emit Co Ltd filed Critical Shimadzu Emit Co Ltd
Publication of JPWO2017037842A1 publication Critical patent/JPWO2017037842A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464542B2 publication Critical patent/JP6464542B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/04Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
    • G01M3/20Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

本発明は、ヘリウムリークディテクタに関する。
ヘリウムリークディテクタによる検査を実施すると、検査に使用されるヘリウムによりバックグラウンドが上昇する問題が知られている。バックグラウンドの上昇に対して何ら対策を行わない場合は、上昇したバックグラウンドをリークとして誤検出し、検査が不可能となる。そのため、測定値のゼロ点を上昇したバックグラウンド値に補正する対策が行われている。
特許文献1には、ガス漏れ表示のゼロ点を補正する操作スイッチを備えるガスリークディテクターが開示されている。
日本国特開2013−83573号公報
特許文献1に記載されている発明では、理論的なバックグラウンドを用いた測定値の補正ができない。
(1)本発明の好ましい実施形態によるヘリウムリークディテクタは、冶具を介して試験体に接続される。このヘリウムリークディテクタは、冶具が暴露されたヘリウムの分圧に関する情報、および冶具がヘリウムに暴露された時間に関する情報が入力される入力欄を備えるインタフェース部と、ヘリウムを検出するヘリウム検出部と、インタフェース部から入力される分圧に関する情報、インタフェース部から入力される時間に関する情報、および予め入力された冶具の基準透過飽和量に基づき、ヘリウム検出部が検出した検出結果を補正する補正部と、を備える。
(2)さらに好ましい実施形態では、ヘリウムリークディテクタのインタフェース部に入力される分圧に関する情報とは、大気圧におけるヘリウム濃度である。
(3)さらに好ましい実施形態では、ヘリウムリークディテクタのインタフェース部に入力される時間に関する情報とは、冶具がヘリウムに暴露される時間に基づいて決定された冶具の基準透過飽和量に対する累積割合である。
(4)さらに好ましい実施形態では、ヘリウムリークディテクタのインタフェース部に入力される時間に関する情報とは、冶具がヘリウムに暴露された時間であり、ヘリウムリークディテクタは、冶具がヘリウムに暴露された時間と冶具の基準透過飽和量に対する累積割合との対応を示す飽和率情報を記憶する記憶部をさらに備え、補正部は、インタフェース部に入力された時間に関する情報と、記憶部に記憶された飽和率情報とに基づき、冶具の基準透過飽和量に対する累積割合を算出する。
(5)さらに好ましい実施形態では、ヘリウムリークディテクタのインタフェース部は、冶具の基準透過飽和量が入力される入力欄をさらに備える。
本発明によれば、理論的なバックグラウンドを用いた測定値の補正ができる。
ヘリウムリークディテクタ10の構成を示すブロック図 気体処理部19の構成および動作を説明する図 図3(a)は、ヘリウムリークディテクタ10の外観を示す概略図、図3(b)は、設定画面を示す図 リークテストが行われている状況を示す図 暴露時間とヘリウム透過量の関係の一例を示す図 暴露時間とヘリウム透過量の関係、およびヘリウム透過量の基準値を得るための予備試験の手順を示すフローチャート 変形例1における設定画面を示す図 本発明を適用しない場合における、真空排気の時間の経過に対するヘリウム濃度の変化を示す図 第2の実施の形態におけるヘリウムリークディテクタ10aの構成を示すブロック図 第2の実施の形態における設定画面を示す図 断面形状ごとの飽和率特性Cを示す図 第2の実施の形態の変形例における設定画面を示す図
本発明は、バックグラウンドを理論的に算出し、測定値から減じることにより、いわゆるゼロリセットをすることなく高精度な測定を可能とするものである。以下、実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
以下、図1〜図6を参照して、本発明によるヘリウムリークディテクタの第1の実施の形態を説明する。
図1は、ヘリウムリークディテクタ10の構成を示すブロック図である。ヘリウムリークディテクタ10は、制御部11と、オペレータとの情報入出力を行うインタフェース部13と、記憶部14と、ポンプやバルブ、分析管21を含む気体処理部19とを備える。
制御部11は、CPU、ROMおよびRAMを備え、ROMに保存されたプログラムをRAMに展開して実行することにより後述する処理を行う。ROMには、後述する基準透過飽和量Qsも予め記録されている。このROMは、特別な操作により電気的に記録内容の消去および書き込みが可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)である。制御部11は、インタフェース部13と、記憶部14と信号線で接続され、情報の入出力や動作指令を送信する。気体処理部19のいくつかの構成要素とも接続されているが、詳しくは後で説明する。制御部11は、後述する処理により測定時のバックグラウンドを理論的に算出し、気体処理部19の分析管21が検出したリーク量を補正してインタフェース部13に出力する。
インタフェース部13は、入力ボタン13aおよび表示画面13bを備える。入力ボタン13aは、複数のボタンを含み、オペレータのボタン操作入力により各種のコマンドが制御部11に入力される。表示画面13bは、たとえば液晶パネルであり、制御部11から出力された情報を表示する。
記憶部14は、たとえばフラッシュメモリである。記憶部14には、インタフェース部13を経由して、オペレータが入力した後述する暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPが保存される。
(気体処理部)
図2を参照して、気体処理部19の構成および動作を説明する。
図2は、気体処理部19、すなわちヘリウムリークディテクタ10の気体の入り口から分析管21までの管路を示した図である。
気体処理部19は、分析管21と、ターボ分子ポンプ22と、ドラッグポンプ23と、油回転ポンプ24と、管路内の真空度を検出する真空計PM1、PM2とを備える。真空計PM1やPM2の検出値に基づいて各ポンプの起動、停止、あるいは後述するバルブの開閉が制御される。気体処理部19は、排気経路およびヘリウム導入経路であるヘリウム流通通路を開閉するアクチュエータ付きの通路切替部であるバルブFV、BV、TV、LVと、ポートEXPとを備える。
制御部11は、分析管21と、ターボ分子ポンプ22と、ドラッグポンプ23と、油回転ポンプ24と、真空計PM1、PM2と、全てのバルブと信号線で接続されているが、ここでは信号線を省略する。
分析管21はターボ分子ポンプ22、ドラッグポンプ23、バルブFVを介して油回転ポンプ24に配管接続されている。接続ポートEXPには後述する冶具80を介して試験体90が接続される。
バルブLVはベントバルブであり、バルブLVを解放すると管路内が大気圧になり、ポートEXPに接続した試験体を交換できる。バルブTVは、ターボ分子ポンプ22の排気口に配管接続される。バルブFVは、ドラッグポンプ23と油回転ポンプ24との間に設けられる。バルブBVは、接続ポートEXPと、油回転ポンプ24との間に設けられる。
分析管21によるヘリウムの検出は、たとえば以下の手順により行われる。オペレータにより後述する測定開始ボタンが押されると、制御部11は以下の制御を行う。
はじめに、バルブFVを開けてそれ以外のバルブは全て閉じ、ターボ分子ポンプ22、ドラッグポンプ23、および油回転ポンプ24を運転して、分析管21を真空排気する。ヘリウムリークディテクタ10のポートEXP管路内の粗引きをするために、バルブFVを閉じてから、バルブBVを開け、油回転ポンプ24により真空排気する。真空計PM1が検出した真空度が所定の真空度以下になると、グロステストを行う構成とするためにバルブFVを開ける。真空計PM1が検出した真空度がもう一つの所定の真空度以下になると、ファインテストを行う構成とするためにバルブTVを開けてバルブBVを閉じ、分析管21によるヘリウムの検出が開始される。
(インタフェース)
図3を参照してインタフェース部13の構成を説明する。図3(a)は、ヘリウムリークディテクタ10の外観を示す概略図、図3(b)は、設定画面を示す図である。図3(a)に示すように、ヘリウムリークディテクタ10の正面には、入力ボタン13aおよび表示画面13bが設けられる。入力ボタン13aは、たとえば、条件設定ボタン、0〜9までの数字ボタン、確定ボタン、計測開始ボタン、停止ボタンなどを含む。
表示画面13bには、制御部11がヘリウムリークディテクタ10の状況に応じて出力する情報が出力される。たとえば、図3(a)は、オペレータにより計測開始ボタンが押されて計測が開始されている状態(計測状態)における表示例を示している。計測状態では、気体処理部19の分析管21がヘリウム濃度を検出し、その検出結果が制御部11に出力される。制御部11は、受信した検出結果からヘリウム濃度を計算し、その情報を表示画面13bに送る。これにより表示画面13bにヘリウム濃度が表示される。
本発明によるリークディテクタ10では、表示されるヘリウム濃度が以下で説明するように理論値で補正されるので、高精度の検査を行うことができる。
オペレータにより条件設定ボタンが押されると、制御部11は表示画面13bに設定画面を表示させる。設定画面とは、たとえば図3(b)に示すものであり、暴露時間飽和率RTを入力する入力欄と、圧力比率RPを入力する入力欄を備える。これらの入力値については後で詳述する。オペレータは、表示画面13bを見ながら入力ボタン13aを操作し、それぞれの入力欄への数値の入力や決定を行う。制御部11は、オペレータが暴露時間飽和率RTおよび圧力比率RPを入力すると、それらを記憶部14に記憶させる。
(想定使用状況)
本発明にかかるヘリウムリークディテクタ10が使用される状況を説明する。本実施の形態では、ヘリウムリークディテクタ10が検査ラインに設置され、同一形状の試験体を次々に検査する状況を想定する。ヘリウムリークディテクタ10を用いた試験体の検査方法は様々なものがあるが、ここでは、真空吹き付け法を用いる。
図4は、ヘリウムリークディテクタ10を用いたリークテストが行われている状況を示す図である。ただし、ヘリウムリークディテクタ10の構成は省略して記載している。
図4では、試験体90が冶具80を介して接続ポートEXPに接続されている。また、ヘリウムボンベ60から試験体90へ向けてヘリウムが吹付けられている。
冶具80は、冶具本体81、冶具本体81と試験体90との間に介在されるシール材82、および試験体90を冶具本体81に押しつける不図示のクランプ機構とから構成される。試験体90は、不図示のクランプ機構によって冶具本体81に押しつけられシール材82に密着し、その内部空間が外気から封止される。
ヘリウムボンベ60には、濃度100%の高圧のヘリウムガスが格納されている。ヘリウムボンベ60の先端には、圧力調整器付きスプレーガン61が取り付けられている。圧力調整器付きスプレーガン61の吹付け圧力は、大気圧よりもごくわずかに高い圧力、たとえば絶対圧で274kPaに設定されている。ただし、吹付け圧力は任意に設定可能である。
オペレータは、不図示のクランプを用いて試験体90を冶具80に接続し、ヘリウムリークディテクタ10を動作させた状態でスプレーガン61の先端から試験体90にヘリウムを吹き付けて検査を行う。検査が完了すると、オペレータは試験体90を冶具80から外し、次の試験体90を冶具80に接続し、検査を繰り返す。このとき、冶具80は交換せず同じものを使い続ける。
(ヘリウムの透過)
試験体90の検査では、試験体90を冶具80に接続し、ターボ分子ポンプ22などで試験体90の内部を真空排気しながら試験体90にヘリウムガスを吹付け、分析管21によりヘリウムの検出量を測定し、この検出値に基づきヘリウムのリーク量を算出して試験体90のクラックの有無などを判断する。このとき冶具80のシール材82に着目すると、シール材82の内周側は真空排気される空間に面し、外周側はヘリウムガスが吹付けられる。
1つの試験体90のリークテストに要する時間は短いが、ヘリウムリークディテクタ10は多数の試験体を検査するので、冶具80は累積すると長時間にわたってヘリウムに暴露される。長時間のヘリウム環境での暴露により、ヘリウムが外周側からシール材82に透過し、シール材82にヘリウムが蓄積される。そのため、シール材82を透過して試験体90の内側へ透過するヘリウムが無視できなくなる。
なお、シール材82は、周囲環境が一定ならば、シール材82のヘリウム蓄積量は飽和する。
シール材82を透過するヘリウム透過量は、シール材82がヘリウムに暴露される時間(以下、「暴露時間」と呼ぶ)および暴露されるヘリウムの分圧の影響を受ける。ヘリウムの分圧の絶対圧とヘリウム透過量は比例関係にある。暴露時間とヘリウム透過量の関係は、次に説明するとおりである。ただし暴露時間とは、上述した分圧のヘリウムを吹き付けている累計時間である。
(飽和率特性)
図5は、暴露時間とヘリウム透過量の関係の一例を示す図である。図5の横軸は暴露時間を、縦軸はヘリウム透過量の基準値である基準透過飽和量Qsに対する割合(以下、「暴露時間飽和率RT」と呼ぶ)を示す。以下では、暴露時間に対する暴露時間飽和率RTの関係を、「飽和率特性C」と呼ぶ。この飽和率特性Cと基準透過飽和量Qsは、予備試験により得られるものである。
暴露時間飽和率RTは、暴露時間がゼロであれば0%であり、時間の経過とともに増加してある一定時間以上が経過すると飽和して100%一定となる。図5に示す例では、暴露時間と暴露時間飽和率RTの関係は以下のとおりである。すなわち、10分で10%、30分で50%に達し、60分で100%に飽和する。
なお、シール材82がヘリウムに暴露されていない状態では、シール材82の内部に蓄積したヘリウムの量は時間の経過とともに減少するが、その変化は非常に緩やかである。そこで本実施の形態では、シール材82に蓄積されたヘリウムは減少しないものとして扱う。
(予備試験の手順)
図5に例示した飽和率特性C、および基準透過飽和量Qsは、たとえば以下に示す手順により予備試験を行うことで得られる。
図6は、暴露時間とヘリウム透過量の関係、およびヘリウム透過量の基準値を得るための予備試験の手順を示すフローチャートの一例である。以下に示す各ステップの実行主体は、試験設備の管理者(以下、「管理者」)である。
ステップS301において、管理者は、試験体90を冶具80に接続してステップS302に進む。なお、ここで用いる冶具80は、検査に用いる冶具80と、素材、形状、および寸法が同一とする。
ステップS302において、管理者は、ターボ分子ポンプ22などで試験体90の内部を真空排気しながら、基準とするヘリウム分圧にてヘリウムを試験体90に5分間吹き付ける。次にステップS303に進む。ただし、1回の吹付け時間は5分間に限定されず、冶具80の特性に合わせて適宜変更してもよい。
ステップS303において、管理者は、ヘリウムの試験体90への吹付けを停止した状態において、分析管21が検出するヘリウムリーク量、すなわち透過量を暴露時間とともに記録する。たとえば、ステップS302を3回実行した後に実行されるステップS303では、暴露時間は5分間×3=15分間となる。
ステップS304において、管理者は、前回のステップS303において記録した透過量と、今回のステップS303において記録した透過量を比較し、透過量が増加したか否かを判断する。増加したと判断する場合は、透過量が飽和していないので予備試験を継続するためにステップS302に戻り、増加していないと判断する場合は予備試験を終了するためにステップS305に進む。ただし、ステップS304が初回に実行される場合はこの判断を行わずにステップS302に戻る。
ステップS305において、管理者は、直前にステップS303において記録した透過量、すなわちヘリウムリーク量を基準透過飽和量Qsとして制御部11のROMに記録し、ステップS306に進む。
ステップS306において、ステップS303において繰り返し記録した透過量を、基準透過飽和量Qsを100%とした100分率に変換し、暴露時間に対する暴露時間飽和率RTの関係を示す特性である飽和率特性Cを作成する。以上により予備試験を終了する。
なお、管理者が作成した飽和率特性Cは、図5に示すようにグラフとして表してもよいし、ルックアップテーブルとして表してもよいし、関数として表してもよい。作成した飽和率特性Cは、管理者からオペレータに渡され、オペレータが暴露時間飽和率RTを入力する際に参照される。さらに、この飽和率特性Cの作成に使用したヘリウム分圧の情報もあわせてオペレータに渡される。
なお、飽和率特性Cやヘリウム分圧の情報は記録媒体に保存して手渡したり、メモとして手渡してもよい。
(本試験におけるバックグラウンドの算出)
制御部11は、本試験、すなわち検査において、以下のように理論的にバックグラウンドを算出し、気体処理部19の分析管21が検出したリーク量を補正してインタフェース部13に出力する。
制御部11は、バックグラウンドを、基準透過飽和量Qsと、暴露時間飽和率RTと、圧力比率RPとの積として算出する。
基準透過飽和量Qsは、上述したように予め予備試験により求められた値であり、記憶部14に保存されている値である。
暴露時間飽和率RTおよび圧力比率RPは、オペレータによりインタフェース部13から以下のように入力され、記憶部14に記録される。
オペレータは、管理者から受領した飽和率特性Cを用いて、冶具80がこれまで使用された累積時間から暴露時間飽和率RT(0%〜100%)を読み取り、これを入力する。ただし、飽和率特性Cの作成時のヘリウム分圧と、これまでに冶具80が暴露されたヘリウムの分圧が異なる場合は、分圧の比率により暴露時間を換算する。たとえば、これまでに冶具80が分圧800kPaのヘリウムに30分暴露され、飽和率特性Cの作成時のヘリウム分圧が400kPaの場合には、2倍の60分暴露されたとして暴露時間飽和率RTを読み取る。たとえば、図5に示した例では60分に対応する「100%」が、暴露時間飽和率RTとして読みとられる。
オペレータは、管理者から受領した、飽和率特性Cの作成に使用したヘリウム分圧と、これから行う検査で使用するヘリウムの分圧の比率を入力する。たとえば、飽和率特性Cの作成に使用したヘリウム分圧が400kPa、これから行う検査で使用するヘリウムの分圧が800kPaの場合は、分圧が2倍になるので「200%」を入力する。
すなわち、基準透過飽和量Qsが1.0×10−10Pa・m/sの場合は、その100%の200%なので、バックグラウンドは2.0×10−10Pa・m/sと算出される。この場合、制御部11は、分析管21により検出されたリーク量からバックグラウンドである2.0×10−10Pa・m/sを減じ、この値をヘリウムリーク量として表示画面13bに出力する。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ヘリウムリークディテクタ10は、冶具80を介して試験体90に接続される。ヘリウムリークディテクタ10は、冶具80が暴露されたヘリウムの分圧に関する情報、すなわち圧力比率RP、および冶具80がヘリウムに暴露された時間に関する情報、すなわち暴露時間飽和率RTが入力される入力欄を備えるインタフェース部13と、ヘリウムを検出するヘリウム検出部、すなわち分析管21と、インタフェース部13から入力される分圧に関する情報、インタフェース部13から入力される時間に関する情報、および予め入力された冶具80の基準透過飽和量Qsに基づき、ヘリウム検出部が検出した検出結果を補正する補正部、すなわち制御部11とを備える。
そのため、基準透過飽和量Qs、暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPから算出される理論的なバックグラウンドを用いて、分析管21が検出する測定値を補正することができる。また、オペレータは定められた手順で圧力比率RPおよび暴露時間飽和率RTを入力するだけでよく、バックグラウンドの適正性を自らが判断する必要がない。
従来から、測定値のゼロ点を補正することは知られている。たとえば、試験時のバックグラウンド値でゼロ点補正する、いわゆるゼロリセット機能を備えるヘリウムリークディテクタが知られているが、このゼロリセット機能では以下の問題が生じうる。すなわち、ヘリウムの使用により検査雰囲気のヘリウム濃度が増加した状態や、シール材が異物を噛みこんだままで試験体が冶具に接続された状態でゼロリセット機能を使用すると、測定値のゼロ点が高いレベルに設定され測定精度が低下する。すると、検査において試験体に小さなクラック等があってもリークを検出することができない。
しかし、本実施の形態によるヘリウムリークディテクタ10は、理論的なバックグラウンドを算出するので、いわゆるゼロリセットによる上記のような問題が生じることなく、高い測定精度を維持することができる。
さらに、ヘリウムリークディテクタ10には基準透過飽和量Qsが予め入力されているため、オペレータによる基準透過飽和量Qsの入力を省略できる。またオペレータは、暴露時間飽和率RTや圧力比率RPとは異なり、基準透過飽和量Qsをインタフェース部13から入力する必要がない。換言すると、本実施の形態のヘリウムリークディテクタ10では、オペレータは基準透過飽和量Qsを入力ですることができない。そのため、オペレ
ータが誤って基準透過飽和量Qsを入力し、不適切なバックグラウンドが算出され、測定精度が低下されることを未然に防止することができる。
(2)インタフェース部13に入力される時間に関する情報、すなわち暴露時間飽和率RTとは、冶具80がヘリウムに暴露される時間に基づき決定される、冶具の基準透過飽和量Qsに対する累積割合である。
すなわち、オペレータが飽和率特性Cを参照し、冶具80がヘリウムに暴露された累積時間に対応する暴露時間飽和率RTを読み取り、これをインタフェース部13から入力する。そのため、ヘリウムリークディテクタ10は飽和率特性Cを記憶する必要がなく、簡素な構成とすることができる。また、シール材82の変更により飽和率特性Cが変化した場合にも、オペレータの手元にある飽和率特性Cを交換、または読みかえるだけでよく、ヘリウムリークディテクタ10の構成を変更する必要がない。
(変形例1)
上述した第1の実施の形態では、基準透過飽和量Qsが予め制御部11のROMに保存されていたが、基準透過飽和量Qsがインタフェース部13から入力可能に構成されてもよい。
この場合は、基準透過飽和量Qsは制御部11のROMではなく記憶部14に基準透過飽和量Qsや暴露時間飽和率RTとともに保存される。そして制御部11は、入力ボタン13aを構成する条件設定ボタンが押されると、図7に示す画面を表示画面13bに表示させる。
図7は、変形例1における設定画面を示す図である。第1の実施の形態における設定画面の表示内容に加えて、基準透過飽和量Qsを入力する入力欄が設けられている。
この変形例1によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ヘリウムリークディテクタ10のインタフェース部13は、冶具80の基準透過飽和量Qsが入力される入力欄を備える。
そのため、試験体の形状の変更などにより冶具80を変更した際に、基準透過飽和量Qsを容易に変更することができる。
(変形例2)
上述した第1の実施の形態では、インタフェース部13から圧力比率RP、すなわちヘリウム透過量の基準値を得るための予備試験に用いたヘリウム分圧と、検査に用いるヘリウムの分圧との比率が入力された。しかし、ヘリウム透過量の基準値を得るための予備試験に用いたヘリウム分圧を予め定めた値を用いることを前提に、検査に用いるヘリウムの分圧のみを入力してもよい。さらにこの場合において、検査に用いるヘリウムの分圧を、全圧が大気圧であることを前提としてヘリウムの濃度として入力してもよい。
インタフェース部13が、大気圧におけるヘリウム濃度が入力される入力欄を備える場合は、制御部11はインタフェース部13に入力されたヘリウム濃度を大気圧におけるヘリウム濃度として分圧を算出する。
この変形例2によれば、次の作用効果が得られる。
(1)インタフェース部13に入力される分圧に関する情報とは、大気圧におけるヘリウム濃度である。
そのため、オペレータは分圧に換算する必要がないため、入力が容易である。
(変形例3)
上述した第1の実施の形態において説明した測定値の補正を、過渡状態、すなわち真空排気を行い、ヘリウム吹付け法による検査を開始する前の状態に適用してもよい。
試験体を交換した後にヘリウムの検出を開始した直後は、ヘリウムリークディテクタ10の内部に検査雰囲気のヘリウムが残留しているので、真空吹付け法におけるヘリウムの吹付けを行っていないにもかかわらず、一時的に高いヘリウム濃度が検出される。そのため、ヘリウムリークディテクタ10の内部から検査雰囲気のヘリウムが除去されたことを確認した後にヘリウム吹付け法による検査を開始している。
図8は、本発明を適用しない場合における、真空排気の時間の経過に対するヘリウム濃度の変化を示している。図示実線は、冶具80のシール材82にヘリウムが透過していない場合、図示破線は、冶具80のシール材82にヘリウムが透過している場合を示している。
シール材82にヘリウムが透過していない場合は、時間の経過とともにヘリウム濃度がゼロに収束するので、真空吹付け法による検査を開始するヘリウム濃度の基準を設けることができる。その一方で、シール材82にヘリウムが透過している場合は、透過するヘリウムの影響によりヘリウム濃度はゼロに収束しない。そのため、本発明を適用しない場合には、ヘリウムリークディテクタ10の内部から検査雰囲気のヘリウムが除去されたことの確認が困難であり、検査を開始する前の真空排気の時間が長くなることが避けられない。
本発明を適用すると、冶具80のシール材82にヘリウムが透過している場合であっても、シール材82からのヘリウムの透過による、分析管21で検出されるヘリウム濃度への影響を算出し、ヘリウム濃度を補正できる。すなわち、冶具80のシール材82にヘリウムが透過している場合であっても、図示実線のような補正されたヘリウム濃度を得ることができる。
したがって、本変形例3によれば、検査を開始する前の真空排気の時間を短縮することができる。
(変形例4)
上述した第1の実施の形態では、ヘリウム透過量の基準値を得るための予備試験に用いた冶具80は、検査に用いる冶具80と、素材、形状、および寸法が同一としたが、両者は異なっていてもよい。この場合、インタフェース部13は、予備試験に用いた冶具80と検査に用いる冶具80との差異情報を入力する入力欄を備え、入力された差異情報に基づき基準透過飽和量Qsを補正してもよい。
シール材82におけるヘリウムの透過量は、シール材のヘリウム透過率、シール材82の厚み、シール材82の表面積などの影響を受ける。そこで、あるシール材82について予備試験により暴露時間とヘリウム透過量の関係を予め求めておき、予備試験に用いてすでに基準透過飽和量Qsを算出したシール材82と、本試験、すなわち検査に用いるシール材82の差異に基づき基準透過飽和量Qsを補正する。
シール材82の変更によるヘリウム透過量への影響は以下のとおりである。すなわち、ヘリウム透過量は、シール材82のヘリウム透過率に比例し、シール材82の厚みに反比例し、シール材82の表面積に比例する。
この変形例4によれば、すでに入力された基準透過飽和量Qsを、シール材82の差異に基づき補正することができる。
(変形例5)
上述した第1の実施の形態では、真空吹付け法により試験体の検査を行うこととした。しかし、他の検査方法、たとえば真空フード法を用いてもよい。
試験体、および冶具をビニール袋などで覆い、そのビニール袋内にヘリウムを注入する真空フード法に本発明を適用する場合は、第1の実施の形態から以下の点を変更する。すなわち、インタフェース部13から入力する圧力比率RPの決定には、試験体に吹き付けるヘリウムの分圧に代えて、ビニール袋内のヘリウムの分圧を用いる。また、インタフェース部13から入力する暴露時間飽和率RTの決定には、ヘリウムが吹き付けてられる累計時間に代えて、ビニール袋内でヘリウムに曝される累計時間を用いる。
(変形例6)
上述した第1の実施の形態では、インタフェース部13の表示画面13bに暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPを入力する入力欄が設けられた。しかし、暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPの入力形態はこれに限定されない。
たとえば、表示画面13bに対話形式のメニューが表示され、暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPを順次入力する入力形態であってもよい。
さらに、ヘリウムリークディテクタ10に接続される携帯端末が入力インタフェースを備え、携帯端末の入力インタフェースから暴露時間飽和率RT、および圧力比率RPが入力されてもよい。
(第2の実施の形態)
図9〜図10を参照して、本発明によるヘリウムリークディテクタの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、ヘリウムリークディテクタ10aが飽和率特性Cを備える点で、第1の実施の形態と異なる。
(構成)
図9は、第2の実施の形態におけるヘリウムリークディテクタ10aの構成を示すブロック図である。第1の実施の形態との違いは、記憶部14に飽和率特性Cが保存されている点である。
オペレータにより条件設定ボタンが押されると、制御部11は表示画面13bに設定画面を表示させる。
図10は、第2の実施の形態における設定画面を示す図である。この設定画面は、暴露時間を入力する入力欄と、ヘリウムの分圧に関する情報、すなわち圧力比率RPを入力する入力欄とを備える。
制御部11は、オペレータによりインタフェース部13から暴露時間が入力されると、記憶部14に保存された飽和率特性Cを参照し、入力された暴露時間に対応する暴露時間飽和率RTを算出する。そして、第1の実施の形態と同様に分析管21が検出したリーク量を補正し、インタフェース部13に出力する。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)インタフェース部13に入力される時間に関する情報とは、冶具80がヘリウムに暴露される時間である。ヘリウムリークディテクタ10aは、冶具80がヘリウムに暴露される時間と冶具80の基準透過飽和量Qsに対する累積割合との対応を示す飽和率情報、すなわち飽和率特性Cを記憶する記憶部14を備える。補正部、すなわち制御部11は、インタフェース部13に入力された時間に関する情報、すなわち暴露時間飽和率RTと、記憶部14に記憶された飽和率特性Cとに基づき、冶具80の基準透過飽和量Qsに対する累積割合を算出する。
そのため、オペレータは飽和率特性Cを参照して暴露時間に対応する暴露時間飽和率RTを読み取る必要がなく、ヘリウムリークディテクタ10aの使用が簡便である。
(第2の実施の形態の変形例)
上述した第2の実施の形態では、ヘリウムリークディテクタ10aは1つの飽和率特性Cのみを備えた。しかし、ヘリウムリークディテクタ10aは2つ以上の飽和率特性Cを備えてもよい。
図11は、断面形状ごとの飽和率特性Cを示す図である。
図11の横軸は暴露時間を、縦軸は暴露時間飽和率RTを示す。図示実線は、図5に示す断面形状が丸のシール材82の飽和率特性C1を示し、図示破線は、断面形状が四角のシール材82の飽和率特性C2を示す。図11に示すように、シール材82の断面形状により、暴露時間飽和率RTが増加を始める暴露時間、暴露時間飽和率RTが飽和する暴露時間、および暴露時間飽和率RTの暴露時間の増加に対する増加率などが異なる。
そのためヘリウムリークディテクタ10aは、シール材82の断面形状にそれぞれ対応する複数の飽和率特性を記憶部14に保存し、オペレータが入力するシール材の断面形状、および暴露時間に基づき暴露時間飽和率RTをする。
図12は、本変形例における設定画面を示す図である。図12では、第2の実施の形態に比べて、シール材82の断面形状を選択するラジオボタンが追加されている。オペレータは、入力ボタン13aの矢印ボタンおよび決定ボタンを用いて、丸および四角のいずれかを選択することができる。
なお、本実施例において、オペレータがさらに基準透過飽和量Qsを入力可能に構成してもよい。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
10 … ヘリウムリークディテクタ
11 … 制御部
13 … インタフェース部
13a … 入力ボタン
13b … 表示画面
14 … 記憶部
19 … 気体処理部
21 … 分析管
80 … 冶具
90 … 試験体
C … 飽和率特性
Qs … 基準透過飽和量
RP … 圧力比率
RT … 暴露時間飽和率

Claims (5)

  1. 冶具を介して試験体に接続されるヘリウムリークディテクタにおいて、
    前記冶具が暴露されたヘリウムの分圧に関する情報、および前記冶具がヘリウムに暴露された時間に関する情報が入力される入力欄を備えるインタフェース部と、
    ヘリウムを検出するヘリウム検出部と、
    前記インタフェース部から入力される前記分圧に関する情報、前記インタフェース部から入力される前記時間に関する情報、および予め入力された前記冶具の基準透過飽和量に基づき、前記ヘリウム検出部が検出した検出結果を補正する補正部と、を備えるヘリウムリークディテクタ。
  2. 請求項1に記載のヘリウムリークディテクタにおいて、
    前記インタフェース部に入力される前記分圧に関する情報とは、大気圧におけるヘリウム濃度であるヘリウムリークディテクタ。
  3. 請求項1に記載のヘリウムリークディテクタにおいて、
    前記インタフェース部に入力される前記時間に関する情報とは、前記冶具がヘリウムに暴露される時間に基づいて決定された前記冶具の基準透過飽和量に対する累積割合であるヘリウムリークディテクタ。
  4. 請求項1に記載のヘリウムリークディテクタにおいて、
    前記インタフェース部に入力される前記時間に関する情報とは、前記冶具がヘリウムに暴露された時間であり、
    前記冶具がヘリウムに暴露された時間と前記冶具の基準透過飽和量に対する累積割合との対応を示す飽和率情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記補正部は、前記インタフェース部に入力された前記時間に関する情報と、前記記憶部に記憶された前記飽和率情報とに基づき、前記冶具の基準透過飽和量に対する累積割合を算出するヘリウムリークディテクタ。
  5. 請求項1に記載のヘリウムリークディテクタにおいて、
    前記インタフェース部は、前記冶具の基準透過飽和量が入力される入力欄をさらに備えるヘリウムリークディテクタ。
JP2017537104A 2015-08-31 2015-08-31 ヘリウムリークディテクタ Active JP6464542B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/074745 WO2017037842A1 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 ヘリウムリークディテクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017037842A1 JPWO2017037842A1 (ja) 2018-06-07
JP6464542B2 true JP6464542B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=58187102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017537104A Active JP6464542B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 ヘリウムリークディテクタ

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6464542B2 (ja)
KR (1) KR102055739B1 (ja)
CN (1) CN107949781B (ja)
TW (1) TWI582401B (ja)
WO (1) WO2017037842A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108596429A (zh) * 2018-03-14 2018-09-28 中国石油天然气股份有限公司 证实已开发储量年度修正值的计算方法和装置
JP7050027B2 (ja) * 2019-03-27 2022-04-07 本田技研工業株式会社 ガス漏れ検査方法及びガス漏れ検査装置
KR102516705B1 (ko) * 2020-08-26 2023-04-03 지에이씨피 주식회사 배관 누설검사장치
TWI756096B (zh) * 2021-03-31 2022-02-21 兆勁科技股份有限公司 氣體外漏即時監控系統

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58179330A (ja) * 1982-04-14 1983-10-20 Shimadzu Corp リ−ク検出装置
JPS6169138U (ja) * 1984-10-12 1986-05-12
JPH0327335U (ja) * 1989-07-25 1991-03-19
JPH0416334U (ja) * 1990-05-29 1992-02-10
JPH1137883A (ja) * 1997-07-23 1999-02-12 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd リーク量の計測方法
JP2002005777A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Shimadzu Corp ヘリウムリークディテクタ
JP2007218745A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Denso Corp 気密漏れ検査方法及び装置
CN100523805C (zh) * 2006-05-25 2009-08-05 重庆大学 吸附剂-气体体系脱附动力学参数的压力测定方法
DE102010048982B4 (de) * 2010-09-03 2022-06-09 Inficon Gmbh Lecksuchgerät
CN103189724B (zh) * 2010-11-16 2015-03-04 株式会社爱发科 检漏仪
JP2011069834A (ja) * 2010-11-18 2011-04-07 Shimadzu Corp ヘリウムリークデテクタ
JP5757837B2 (ja) 2011-10-11 2015-08-05 ジーエルサイエンス株式会社 ガスリ−クディテクタ−
CN103411740B (zh) * 2013-07-18 2016-05-11 北京市科通电子继电器总厂有限公司 一种积累氦质谱粗漏细漏组合检测元器件密封性的方法
CN103759906B (zh) * 2013-12-24 2016-09-28 兰州空间技术物理研究所 基于静态膨胀法真空标准校准真空漏孔的装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102055739B1 (ko) 2019-12-13
CN107949781B (zh) 2020-10-27
JPWO2017037842A1 (ja) 2018-06-07
TWI582401B (zh) 2017-05-11
KR20180033579A (ko) 2018-04-03
CN107949781A (zh) 2018-04-20
TW201708801A (zh) 2017-03-01
WO2017037842A1 (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6464542B2 (ja) ヘリウムリークディテクタ
JP6636044B2 (ja) 漏れ検査装置及び方法
KR102684152B1 (ko) 시험 가스 입구에서의 압력 측정
JP6791944B2 (ja) 密封製品の耐漏洩性を制御する方法及び漏洩検出装置
JP2020008564A (ja) 漏れ検出のための装置、方法、使用及び対応するコンピュータプログラム記憶手段
CN110646151A (zh) 一种泄漏检测的方法、装置、设备、系统及存储介质
JP2005164525A (ja) 対象物の密封性を測定するためのシステム及び方法
JP2014134513A (ja) リークテスト方法及び装置
CN106124138A (zh) 快速精准管材漏点检测仪及其使用方法
JP2018004429A (ja) 漏れ検査装置および漏れ検査方法
US20180103830A1 (en) Method for processing an endoscope
JP6650734B2 (ja) 容積測定方法とそれを用いた気密・漏洩試験方法
TWI583934B (zh) Helium leak detector
JP6695153B2 (ja) 漏れ検査装置及び方法
JP5133187B2 (ja) 気密部品の欠陥検査装置
JP2020060427A (ja) 制御装置、流量感度補正方法、プログラム
JP6322507B2 (ja) 漏洩検知方法
DE102013000086A1 (de) Dichtigkeitsprüfvorrichtung und Verfahren zur Ausführung mit einer solchen
JP6809751B2 (ja) 管状部材の品質判定方法および品質判定システム
JPH1137883A (ja) リーク量の計測方法
JP5964933B2 (ja) 漏洩検査方法、漏洩検査装置およびプログラム
EP3350561A1 (de) Leckdetektion beim evakuieren einer prüfkammer oder eines prüflings
JPH10300624A (ja) 気体漏洩検査方法
JP2002286579A (ja) ガス配管の漏洩検査方法及び漏洩検査装置
JP2018048873A (ja) 漏れ検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250