JP2018004429A - 漏れ検査装置および漏れ検査方法 - Google Patents

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哲夫 百瀬
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Abstract

【課題】温度変化や気圧変化等の影響を受けずに、容器からの気体の漏れを短時間に検査することのできる漏れ検査装置および漏れ検査方法を提供すること。【解決手段】漏れ検査装置1は、容器10の気密試験を行う装置であり、ポンプ2と、容器10とポンプ2とを接続する検査用流路31と、大気と連通する基準用通気穴4とポンプ2とを接続する参照用流路32とを有している。検査用流路31と参照用流路32とは、連通路35を介して接続され、連通路35には検出装置8が設けられている。容器10には、気体が漏れる原因となる開口11が存在し、基準用通気穴4は、開口11の許容値に対応するサイズである。従って、ポンプ2によって、容器10、検査用流路31および参照用流路32の内部を同時に減圧し、定常状態になったとき、検出装置8は、連通路35において検査用流路31と参照用流路32の圧力差を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、容器の気密を検査する漏れ検査装置および漏れ検査方法に関するものである。
燃料タンク等の容器の気密試験を行う漏れ検査装置としては、ポンプによって接続流路を介して容器内を減圧し、その後の接続流路の圧力変化に基づいて、容器の気密試験を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載のリーク検出装置では、切換弁装置によって各流路の接続状態を切り換えながら、容器内を減圧した際の圧力変化に基づいて容器での気体の漏れを検査するようになっている。
特許3896588号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、各流路の接続状態を切り換えることにより、基準圧力を検出した後、容器内を減圧した際の圧力変化を検出するため、検査に時間がかかるとともに、各計測を行う間での温度変化や気圧変化等の影響を受けやすいという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、温度変化や気圧変化等の影響を受けずに、容器からの気体の漏れを短時間に検査することのできる漏れ検査装置および漏れ検査方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る漏れ検査装置は、ポンプと、大気と連通する基準用通気穴と、検査対象となる容器と前記ポンプとを接続する検査用流路と、前記基準用通気穴と前記ポンプとを接続する参照用流路と、前記検査用流路と前記参照用流路とを接続する連通路と、前記連通路において前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を検出する検出装置と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る漏れ検査方法は、ポンプと、大気と連通する基準用通気穴と、検査対象となる容器と前記ポンプとを接続する検査用流路と、前記基準用通気穴と前記ポンプとを接続する参照用流路と、前記検査用流路と前記参照用流路とを接続する連通路と、前記連通路において前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を検出する検出装置と、を設け、前記ポンプによって前記容器、前記検査用流路および前記参照用流路の内部を減圧または加圧した際の前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を前記検出装置によって検出し、前記検出装置の検出結果に基づいて前記容器からの気体の漏れを検出することを特徴とする。
本発明では、容器とポンプとを接続する検査用流路と、基準用通気穴とポンプとを接続する参照用流路とが設けられているため、ポンプによって容器、検査用流路および参照用流路の内部を同時に減圧または加圧することができる。従って、検査用流路と参照用流路の圧力差を短時間で検出することができ、圧力差の検出結果に基づいて、容器での漏れと基準用通気穴での漏れを比較することができる。従って、温度変化や気圧変化等の影響を
受けずに、容器からの気体の漏れを短時間に検査することができる。また、連通路において検査用流路と参照用流路の圧力差を検出することができるので、検出装置が1つの検出器でよい等、構成の簡素化を図ることができる。
本発明において、前記検査用流路および前記参照用流路はいずれも、前記ポンプの吐出側および吸入側の一方に接続されている態様を採用することができる。
本発明において、前記検出装置は、差圧計または流量計である態様を採用することができる。
本発明では、容器とポンプとを接続する検査用流路と、基準用通気穴とポンプとを接続する参照用流路とが設けられているため、ポンプによって容器、検査用流路および参照用流路の内部を同時に減圧または加圧することができる。従って、検査用流路と参照用流路の圧力差を短時間で検出することができ、圧力差の検出結果に基づいて、容器での漏れと基準用通気穴での漏れを比較することができる。従って、温度変化や気圧変化等の影響を受けずに、容器からの気体の漏れを短時間に検査することができる。また、連通路において検査用流路と参照用流路の圧力差を検出することができるので、検出装置が1つの検出器でよい等、構成の簡素化を図ることができる。
本発明を適用した漏れ検査装置の構成を示す説明図である。
(漏れ検査装置1の構成)
図1は、本発明を適用した漏れ検査装置1の構成を示す説明図である。図1に示す漏れ検査装置1は、燃料タンク等の容器10の気密試験を行う装置である。漏れ検査装置1は、ポンプ2と、大気と連通する基準用通気穴4と、検査対象となる容器10とポンプ2とを接続する検査用流路31と、基準用通気穴4とポンプ2とを接続する参照用流路32と、検査用流路31と参照用流路32の圧力差を検出するための検出装置8と、制御部9とを有している。容器10には、気体が漏れる原因となる開口11が存在しており、漏れ検査装置1は、開口11の大きさが許容値より大きいか小さいかを検査する。基準用通気穴4は、開口11の許容値に対応するサイズであり、漏れ検査装置1は、開口11での漏れと基準用通気穴4での漏れとを比較して、開口11の大きさが許容値より大きいか小さいかを検査する。
容器10には、容器10内で蒸発した燃料を吸着するキャニスタ15が設けられており、検査用流路31は、キャニスタ15を介して容器10に接続されている。ポンプ2には、大気と繋がる開放路33が接続されている。検査用流路31および参照用流路32はいずれも、ポンプ2の吐出側および吸入側の一方に接続されている。本形態において、検査用流路31および参照用流路32はいずれも、ポンプ2の吸入側に接続されており、ポンプ2は、容器10、検査用流路31および参照用流路32を減圧する。従って、開放路33は排気路である。
本形態において、検査用流路31と参照用流路32とは接続部分360で接続されており、接続部分360から延在する共通路36がポンプ2に接続されている。従って、1台のポンプ2によって、容器10、検査用流路31および参照用流路32を減圧することができる。
また、検査用流路31と参照用流路32とは、連通路35を介して接続されており、1
台の検出装置8が連通路35において検査用流路31と参照用流路32との圧力差を検出する。本形態において、検出装置8は差圧計である。なお、検出装置8としては流量計を用いてもよい。
検査用流路31には、電磁弁51を介して大気と繋がる開放路34が接続されている。検査用流路31において、連通路35および開放路34が接続されている部分と、参照用流路32が接続されている部分との間にオリフィス61が設けられている。また、参照用流路32において、連通路35が接続されている部分と検査用流路31が接続されている部分との間にはオリフィス62が設けられている。本形態では、検査用流路31の側と参照用流路32の側とでは、内容積が相違するため、オリフィス61、62の内径のバランスを調整して、検査用流路31の側と参照用流路32の側との内容積が相違していることを補正している。
制御部9は、予めROM等に記録されているプログラムに基づいて所定の処理を行う電子制御ユニットであり、ポンプ2および電磁弁51の制御を行うとともに、検出装置8から出力された結果に基づいて、容器10の開口11の大きさが許容値より大きいか小さいかを判定する。
(漏れ検査方法)
本形態では、ポンプ2によって容器10、検査用流路31および参照用流路32の内部を減圧した際の検査用流路31と参照用流路32の圧力差を検出装置8によって検出し、制御部9は、検出装置8の検出結果に基づいて容器10からの気体の漏れを検出する。より具体的には、まず、制御部9は、それまで開状態であった電磁弁51を閉状態とした後、ポンプ2を作動させ、容器10、検査用流路31および参照用流路32の内部を減圧する。次に、容器10、検査用流路31および参照用流路32の内部の圧力が低下していき、定常状態になった時点で、制御部9は、検出装置8の検出結果(検査用流路31と参照用流路32との圧力差)に基づいて容器10の開口11の大きさを判定する。より具体的には、制御部9は、検査用流路31の圧力が参照用流路32の圧力より低ければ、容器10の開口11の大きさが基準用通気穴4の大きさ(許容値)より小さいと判定し、検査用流路31の圧力が参照用流路32の圧力より高ければ、容器10の開口11の大きさが基準用通気穴4の大きさ(許容値)より大きいと判定する。
なお、検出装置8として流量計を用いた場合、検査用流路31および参照用流路32のうち、内部の圧力が高い方から低い方に通気が流れるため、検査用流路31の圧力および参照用流路32の圧力のいずれが高いかを検出することができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、容器10とポンプ2とを接続する検査用流路31と、基準用通気穴4とポンプ2とを接続する参照用流路32とが設けられているため、ポンプ2によって容器10、検査用流路31および参照用流路32の内部を同時に減圧することができる。従って、検査用流路31と参照用流路32の圧力差を短時間で検出することができ、圧力差の検出結果に基づいて、容器10での漏れと基準用通気穴4での漏れを比較することができる。従って、短時間のうちに検査を終えることができるので、温度変化や気圧変化等の影響を受けにくい。また、温度変化や気圧変化等が発生しても、それらの影響は、検査用流路31の圧力と参照用流路32の圧力との比較によって解消することができる。それ故、温度変化や気圧変化等の影響を受けずに、容器10からの気体の漏れを短時間に検査することができる。
また、検査用流路31と参照用流路32とを接続する連通路35が設けられているため、1台の検出装置8によって、検査用流路31と参照用流路32の圧力差を検出すること
ができる。それ故、構成の簡素化を図ることができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、ポンプ2によって容器10の内部を減圧したが、ポンプ2によって容器10の内部を加圧してもよい。
1…漏れ検査装置、2…ポンプ、4…基準用通気穴、8…検出装置、9…制御部、10…容器、11…開口、15…キャニスタ、31…検査用流路、32…参照用流路、35…連通路、61、62…オリフィス、360…接続部分

Claims (4)

  1. ポンプと、
    大気と連通する基準用通気穴と、
    検査対象となる容器と前記ポンプとを接続する検査用流路と、
    前記基準用通気穴と前記ポンプとを接続する参照用流路と、
    前記検査用流路と前記参照用流路とを接続する連通路と、
    前記連通路において前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を検出する検出装置と、
    を有することを特徴とする漏れ検査装置。
  2. 前記検査用流路および前記参照用流路はいずれも、前記ポンプの吐出側および吸入側の一方に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の漏れ検査装置。
  3. 前記検出装置は、差圧計または流量計であることを特徴とする請求項1または2に記載の漏れ検査装置。
  4. ポンプと、
    大気と連通する基準用通気穴と、
    検査対象となる容器と前記ポンプとを接続する検査用流路と、
    前記基準用通気穴と前記ポンプとを接続する参照用流路と、
    前記検査用流路と前記参照用流路とを接続する連通路と、
    前記連通路において前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を検出する検出装置と、
    を設け、
    前記ポンプによって前記容器、前記検査用流路および前記参照用流路の内部を減圧または加圧した際の前記検査用流路と前記参照用流路の圧力差を前記検出装置によって検出し、
    前記検出装置の検出結果に基づいて前記容器からの気体の漏れを検出することを特徴とする漏れ検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112304531A (zh) * 2020-10-29 2021-02-02 清华大学 一种可控温高压气体密封性能测试装置
CN113123756A (zh) * 2019-12-31 2021-07-16 中国石油化工股份有限公司 一种用于含水漏失层堵漏的模拟装置
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