JP6464311B1 - くさび金具付き布材 - Google Patents

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Abstract

【課題】布材の両端部のくさび金具を隣り合う支柱のソケット金具に挿入する作業および同ソケット金具から抜き取る作業を容易に行いうるくさび金具付き布材を提供する。【解決手段】くさび金具付き布材は、布材3と、布材の両端部に固定状に取り付けられた2つのくさび金具4とを備える。くさび金具は、垂直壁41と、後方張出し壁42とを有する。くさび金具の上部により、布材の端部に嵌め被せられて接合される取付部4aが構成され、くさび金具の下部により、支柱1の外周面11に固着されたソケット金具2に挿入されるインサート部4bが構成される。垂直壁の前面には、その幅中間部に、支柱の外周面と面接触しうる凹弧面部411が全長に亘って形成され、その下端部に、側面より見て凹弧面部の底とほぼ一致するように後退して配置された垂直面部412と、垂直面部の上縁から前上がり傾斜状にのびる傾斜面部413とが形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、仮設足場の隣り合う支柱間に架設される布材(水平材)に関し、より詳細には、布材の両端部に、支柱の外周面に固着されたソケット金具に挿入されるくさび金具が固着一体化されてなる、くさび金具付き布材に関する。
くさび緊結式足場において、隣り合う2本の支柱間に架設される布材として、布材の両端部にくさび金具が一体に取り付けられてなる、くさび金具付き布材が一般に知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
図6を参照すると、従来のくさび金具付き布材は、水平円筒状の布材(3)と、布材(3)の両端部に垂下状に固着された2つのくさび金具(40)とを備えている。
くさび金具(40)は、上下方向にのびる垂直壁(41)と、垂直壁(41)の周縁から後方に張り出した後方張出し壁(42)とを有している。くさび金具(40)の上部は、布材(3)の端部に嵌め被せられて接合される取付部(40a)を構成している。くさび金具(40)の下部は、仮設足場における隣り合う2本の垂直円筒状の支柱(1)の外周面(11)の対向位置に固着された平面より見てコ字形のソケット金具(2)に挿入されて布材(3)の端部を支柱(1)に緊結するインサート部(40b)を構成している。
くさび金具(40)の垂直壁(41)の前面には、その幅中間部に、支柱(1)の外周面(11)と面接触しうる凹弧面部(411)が全長に亘って形成されている。
特開2010−222946号公報
上記くさび金具(40)付き布材(3)の場合、その全長は、隣り合う支柱(1)どうしの水平方向の間隔と比べて、凹弧面部(411)の深さ×2にほぼ相当する長さ分だけ長くなる。
従って、仮設足場の解体に際して、上記くさび金具(40)付き布材(3)を両支柱(1)から外す場合、布材(3)の両端部を片側ずつ下方からハンマーで叩いて、支柱(1)のソケット金具(2)からくさび金具(40)を抜く必要があったが、くさび金具(40)の下端部が支柱(1)の外周面(11)に噛み込んで外れ難い場合があった。
また、とりわけ、隣り合う支柱(1)において、上下にくさび金具付き布材が既に架設されている高さ中間位置に、上記くさび金具(40)付き布材(3)を架設し、または同位置から取り外す際、2本の支柱(1)間の距離が広がらないので、くさび金具(40)の下端部が支柱(1)の外周面(11)に引っかかり、ソケット金具(2)への挿入作業およびソケット金具(2)からの抜き取り作業が困難となる場合があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、布材の両端部に固着されたくさび金具を、仮設足場の隣り合う支柱のソケット金具に挿入する作業、および同ソケット金具から抜き取る作業を容易に行うことができる、くさび金具付き布材を提供することを目的としている。
この発明は、上記の目的を達成するために、以下の態様からなる。
なお、この発明を特定するに当たり、支柱と布材との位置関係として、「前」とは支柱のある側(図1(c)の左側,図5の右側)をいい、「後」とは布材のある側(図1(c)の右側,図5の左側)をいうものとする。また、「布材」には、床付き布枠の一部を構成する布材、その他、隣り合う支柱間に架設される水平材が含まれるものとする。
1)水平円筒状の布材と、前記布材の両端部にそれぞれ固定状に取り付けられている2つのくさび金具とを備えており、
前記くさび金具は、上下方向にのびる垂直壁と、前記垂直壁の周縁から後方に向かって張り出した後方張出し壁とを有するものであって、前記くさび金具の上部によって、前記布材の端部に嵌め被せられて接合される取付部が構成されているとともに、前記くさび金具の下部によって、仮設足場における隣り合う2本の垂直円筒状の支柱の外周面の対向位置にそれぞれ固着された平面より見てコ字形のソケット金具に挿入されるインサート部が構成されており、
前記垂直壁の前面には、その幅中間部に、前記支柱の外周面と面接触しうる凹弧面部が全長に亘って形成されているとともに、その下端部に、側面より見て前記凹弧面部の底とほぼ一致するように後退して配置された垂直面部と、前記垂直面部の上縁から前上がり傾斜状にのびる傾斜面部とが形成されている、くさび金具付き布材。
2)前記垂直面部および前記傾斜面部は、前記インサート部が前記ソケット金具に挿入された緊結状態において、前記垂直面部の全体および前記傾斜面部の高さの70%以上が前記ソケット金具から下方に突出するように、前記垂直壁の前面の所要部分に形成されている、前記1)のくさび金具付き布材。
3)前記傾斜面部の垂線に対する角度が5〜12°となされている、前記1)または2)のくさび金具付き布材。
前記1)のくさび金具付き布材にあっては、仮設足場の隣り合う2本の支柱間に架設する場合、例えば、次のようにして架設作業を行うことができる。すなわち、まず、布材の両端部のくさび金具を支柱に対して傾けた状態にして、両くさび金具の下端部を両支柱間に挿入する。この際、両くさび金具における垂直壁の前面の下端部には、垂直面部が形成されているので、両くさび金具の下端部を、両支柱間に抵抗なくスムーズに挿入することができる。次いで、両くさび金具が垂直となるように傾きを戻しながら、両くさび金具を両支柱のソケット金具に挿入する。この際、くさび金具における垂直壁の前面の下端部に形成された傾斜面部により、くさび金具がソケット金具内に案内されるので、上記特許文献1のくさび金具付き布材のようにくさび金具の下端部が支柱の外周面に引っかかることがなく、挿入がスムーズに行われる。
また、前記1)のくさび金具付き布材を隣り合う2本の支柱間から取り外す場合、例えば、布材の両端部を片側ずつ下方からハンマーで叩いて、支柱のソケット金具からくさび金具を抜けばよい。この際、片側のくさび金具が支柱のソケット金具から抜けていくと、同くさび金具が傾いて、その垂直壁前面の下端部が支柱の外周面と接触するが、同下端部には、垂直面部および傾斜面部が形成されているので、上記特許文献1のくさび金具付き布材のように支柱の外周面と噛み合って外れ難くなることがなく、スムーズに抜ける。
したがって、前記1)のくさび金具付き布材によれば、例えば、隣り合う2本の支柱において、上下にくさび金具付き布材が既に架設されている高さ中間位置に架設したり、同位置から取り外したりする場合であっても、布材の両端部に固着されたくさび金具を両支柱のソケット金具に挿入する作業、および同ソケット金具から抜き取る作業を容易に行うことができる。
前記2)のくさび金具付き布材によれば、くさび金具によって布材の両端部を支柱に緊結するのに必要な強度を十分に確保しながら、くさび金具をソケット金具に挿入する作業および同ソケット金具から抜き取る作業を容易に行うことができる。
前記3)のくさび金具付き布材によれば、くさび金具をソケット金具に挿入する際およびソケット金具から抜く際に、傾斜面部によるくさび金具の案内が支障なく行われる。
この発明の実施形態に係るくさび金具付き布材の一端部を示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図である。 同くさび金具付き布材の一端部を示す斜視図である。 同くさび金具付き布材を隣り合う2本の支柱間に架設する工程を順次示す正面図である。 同くさび金具付き布材を両支柱間に架設した状態を示すものであって、(a)は側面図、(b)は平面図である。 同くさび金具付き布材を両支柱間から取り外す工程の一部を示す側面図である。 従来のくさび金具付き布材を隣り合う支柱間に架設した状態を示すものであって、(a)は側面図、(b)は平面図である。
この発明の実施形態を、図1〜図5を参照して以下に説明する。
これらの図に示すとおり、この発明の実施形態に係るくさび金具(4)付き布材(3)は、例えば一側足場などのくさび緊結式足場において、隣り合う2本の支柱(1)間に架設されるものである。
図4に示すように、支柱(1)は、垂直円筒状の金属パイプよりなる。支柱(1)の外周面(11)には、その前後左右の各部分に、平面より見てコ字形のソケット金具(2)が、上下方向に所定間隔おきに固着されている。前後2つのソケット金具(2)は、支柱(1)の外周面(11)の同一高さ位置に固着されている。左右2つのソケット金具(2)は、前後2つのソケット金具(2)の下方において、支柱(1)の外周面(11)の同一高さ位置に固着されている。
各ソケット金具(2)は、同一の形状および大きさを有するものである。前後2つのソケット金具(2)について詳細を説明すると、同ソケット金具(2)は、中央壁(21)と、中央壁(21)の左右側縁から前方にのびかつ先端縁が支柱(1)の外周面(11)に溶接されている左右側壁(22)(22)とよりなる。中央壁(21)は、前下がり傾斜状のものとなされている。
布材(3)は、水平円筒状の金属パイプよりなる。
布材(3)の両端部には、その外周面の下部に、弧状に湾曲した金属片よりなる竹割金具(5)が、溶接等によって固着されている。この竹割金具(5)は、後述するように、くさび金具(4)をソケット金具(2)から抜く際、ハンマー(図示略)で叩くための打撃部として機能する。
くさび金具(4)は、金属加工品よりなるものであって、上下方向にのびる垂直壁(41)と、垂直壁(41)の周縁から後方に向かって張り出した後方張出し壁(42)とを有している。
垂直壁(41)の上部は、正面から見て、布材(3)の端面よりもやや大きい円形となされている。垂直壁(41)の上部の中心部分には、メッキ抜き用の貫通孔(414)があけられている。垂直壁(41)の下部は、正面から見て、円形の垂直壁(41)上部の下側部分から下方に向かって帯状にのびかつ下端部が半円形となされた略U形の外形輪郭を有するものである。垂直壁(41)の前面には、その幅中間部に、支柱(1)の外周面(11)の周方向の一部と面接触しうる凹弧面部(411)が全長に亘って形成されている。
後方張り出し壁(42)の上部は、下方に開口した欠円環状となされている。後方張り出し壁(42)の下部は、その左右両側部分が垂直板状となされ、その下部が半円環状となされている。後方張り出し壁(42)の下部における左右両側部分の後側縁には、その高さ中間部分に、ソケット金具(2)の中央壁(21)の傾斜角度とほぼ等しい傾斜角度を有する前下がり傾斜状の傾斜縁部(421)が形成されている。
そして、くさび金具(4)の上部が、布材(3)の端部に嵌め被せられて溶接等により接合される取付部(4a)を構成しており、また、くさび金具(4)の下部が、支柱(1)のソケット金具(2)に挿入されるインサート部(4b)を構成している。
くさび金具(4)のインサート部(4b)が支柱(1)のソケット金具(2)に挿入された状態において、くさび金具(4)の垂直壁(41)前面の凹弧面部(411)が支柱(1)の外周面(11)に圧接させられるとともに、くさび金具(4)の後方張り出し壁(42)の傾斜縁部(421)がソケット金具(2)の中央壁(21)内面に圧接させられ、それによって、布材(3)の端部が支柱(1)に緊結されるようになっている。
また、くさび金具(4)の垂直壁(41)前面には、その下端部に、側面より見て凹弧面部(411)の底とほぼ一致するように後退して配置された抜き挿し時逃がし用の垂直面部(412)と、垂直面部(412)の上縁から前上がり傾斜状にのびる抜き挿し時案内用の傾斜面部(413)とが形成されている。図1(b)に示すように、垂直面部(412)は、正面から見て略半円形となされており、また、傾斜面部(413)は、正面から見て略M形となされている。
垂直面部(412)および傾斜面部(413)は、くさび金具(4)のインサート部(4b)がソケット金具(2)に挿入された緊結状態において、垂直面部(412)の全体および傾斜面部の高さの70%以上がソケット金具(2)から下方に突出するように、垂直壁(41)前面の所要高さ部分に形成されているのが好ましい。また、垂直面部(412)および傾斜面部(413)の合計高さは、くさび金具(4)の全長の30%以下となされているのが好ましい。このようにすれば、くさび金具(4)による支柱(1)への布材(3)端部の緊結に必要な強度を十分に確保しながら、後述するように、くさび金具(4)をソケット金具(2)に挿入する作業およびソケット金具(2)から抜き取る作業を容易に行うことができる。
また、傾斜面部(413)は、垂線に対する角度(A)が5〜12°(より好ましくは7〜10°)となされているのが好ましい(図1参照)。傾斜面部(413)の角度(A)を上記範囲とすれば、くさび金具(4)をソケット金具(2)に挿入する際およびソケット金具(2)から抜き取る際に、傾斜面部(413)が支柱(1)の外周面(11)と滑り接触しやすくなって、くさび金具(2)の案内が支障なく行われ、抜き挿しの作業が容易となる。
次に、上記くさび金具(4)付き布材(3)を隣り合う2本の支柱(1)間に架設する作業工程の一例を説明する。
まず、布材(3)の両端部のくさび金具(4)を両支柱(1)に対して所要角度(例えば図3の場合は50°程度)傾けた状態にして、両くさび金具(4)の下端部を両支柱(1)間に挿入する(図3(a)(b)参照)。この際、両くさび金具(4)における垂直壁(41)前面の下端部には、垂直面部(412)が形成されているので、両くさび金具(4)の下端部を両支柱(1)間に抵抗なくスムーズに挿入することができる。
次いで、両くさび金具(4)が垂直となるように傾きを戻していきながら、両くさび金具(4)を両支柱(1)のソケット金具(2)に挿入する(図3(b)(c)参照)。この際、くさび金具(4)における垂直壁(41)前面の下端部に形成された傾斜面部(413)により、くさび金具(4)がソケット金具(2)内に案内されるので、くさび金具(4)の下端部が支柱(1)の外周面(11)に引っかかることがなく、挿入がスムーズに行われる。
こうして、図4に示すように、両くさび金具(4)が両支柱(1)のソケット金具(2)に挿入され、くさび金具(4)の凹弧面部(411)が支柱(1)の外周面(11)に圧接させられるとともに、くさび金具(4)の傾斜縁部(421)がソケット金具(2)の中央壁(21)内面に圧接させられて、布材(3)の両端部が両支柱(1)に緊結されることにより、くさび金具(4)付き布材(3)が両支柱(1)間に水平に架設される。
また、くさび金具(4)付き布材(3)を隣り合う2本の支柱(1)間から取り外す場合、例えば、布材(3)の両端部の竹割金具(5)を片側ずつ下方からハンマー(図示略)で叩いて、支柱(1)のソケット金具(2)からくさび金具(4)を抜けばよい(図5参照)。ここで、片側のくさび金具(4)が支柱(1)のソケット金具(2)から抜けていくと、くさび金具(4)が傾いて、その垂直壁(41)前面の下端部が支柱(1)の外周面(11)と接触するが、同下端部には、垂直面部(412)および傾斜面部(413)が形成されているので、支柱(1)の外周面(11)と噛み合って外れにくくなることがなく、スムーズに抜ける。
したがって、上記のくさび金具(4)付き布材(3)によれば、とりわけ、隣り合う支柱(1)において、上下にくさび金具付き布材が既に架設されている高さ中間位置に架設したり、同位置から上下のくさび金具付き布材に先行して取り外したりする場合であっても、両くさび金具(4)を両支柱(1)のソケット金具(2)に挿入する作業、およびソケット金具(2)から抜き取る作業を容易に行うことができる。
また、上記のくさび金具(4)付き布材(3)によれば、くさび金具(4)により布材(3)の端部を支柱(1)に緊結するのに必要な強度が十分に確保される。
この発明は、くさび緊結式足場において、隣り合う2本の支柱間に架設されるくさび金具付き布材として好適に用いられるものである。
(1):支柱
(11):外周面
(2):ソケット金具
(21):中央壁
(22):左右側壁
(3):布材
(4):くさび金具
(4a):取付部
(4b):インサート部
(41):垂直壁
(411):凹弧面部
(412):垂直面部
(413):傾斜面部
(414):貫通孔
(42):後方張り出し壁
(421):傾斜縁部
(5):竹割金具
(A):傾斜面部の垂線に対する角度

Claims (3)

  1. 水平円筒状の布材と、前記布材の両端部にそれぞれ固定状に取り付けられている2つのくさび金具とを備えており、
    前記くさび金具は、上下方向にのびる垂直壁と、前記垂直壁の周縁から後方に向かって張り出した後方張出し壁とを有するものであって、前記くさび金具の上部によって、前記布材の端部に嵌め被せられて接合される取付部が構成されているとともに、前記くさび金具の下部によって、仮設足場における隣り合う2本の垂直円筒状の支柱の外周面の対向位置にそれぞれ固着された平面より見てコ字形のソケット金具に挿入されるインサート部が構成されており、
    前記垂直壁の前面には、その幅中間部に、前記支柱の外周面と面接触しうる凹弧面部が全長に亘って形成されているとともに、その下端部に、側面より見て前記凹弧面部の底とほぼ一致するように後退して配置された垂直面部と、前記垂直面部の上縁から前上がり傾斜状にのびる傾斜面部とが形成されている、くさび金具付き布材。
  2. 前記垂直面部および前記傾斜面部は、前記インサート部が前記ソケット金具に挿入された緊結状態において、前記垂直面部の全体および前記傾斜面部の高さの70%以上が前記ソケット金具から下方に突出するように、前記垂直壁の前面の所要部分に形成されている、請求項1記載のくさび金具付き布材。
  3. 前記傾斜面部の垂線に対する角度が5〜12°となされている、請求項1または2記載のくさび金具付き布材。
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