JP6464240B1 - 軌道狂い測定装置 - Google Patents

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【課題】組み立てが容易で、かつコストの増大及び信頼性の低下を抑制できる分割式の軌道狂い測定装置を提供する。【解決手段】本開示は、2つのレールを有する軌道の狂い測定装置である。軌道狂い測定装置は、測定梁と、軌間梁と、検出器と、処理装置と、を備える。測定梁は、1つのレール上を自身の長手方向に沿って走行可能に構成される。軌間梁は、測定梁と結合可能に構成された第1端部と、測定梁が走行するレールとは別のレール上を走行可能に構成された第2端部とを有する。検出器は、測定梁が走行するレールの状態を検出する。処理装置は、検出器の出力を処理する。また、処理装置は、軌間梁に取り付けられる。検出器は、軌間梁の第1端部において弾性支持されると共に、軌間梁が測定梁に結合された状態で測定梁に剛性接続可能に構成される。【選択図】図1

Description

本開示は、軌道狂い測定装置に関する。
鉄道用の軌道の狂いを測定する装置として、手押し式の小型の測定装置(いわゆるトロリー)が公知である。この測定装置は、レールに沿って延伸し、その延伸方向(つまり長手方向)に走行する測定梁と、枕木に沿って延伸し、2つのレールに跨って走行する軌間梁とを結合したT字状の構造を有する(特許文献1参照)。
上記測定装置では、測定梁によってレールの鉛直方向及び水平方向の不整量等を測定し、軌間梁によってレール間の間隔、高低差、ねじれ等を測定する。そのため、測定梁及び軌間梁それぞれに変位計、傾斜計等の検出器が取り付けられる。また、軌間梁には、検出したデータを処理する処理装置も取り付けられる。
このような軌道狂い測定装置において、運搬を容易にするために測定梁と軌間梁とを分割可能にしたものがある。
特開2004−251842号公報
測定梁と軌間梁とを分割可能にした測定装置では、使用時に測定梁と軌間梁とを結合する組み立てが行われる。このとき、従来の測定装置では、測定梁に取り付けられた検出器を、ケーブルを用いて軌間梁に取り付けられた処理装置に電気的に接続する必要がある。
このようなケーブル接続を行うと、組み立て作業が煩雑となり、作業時間が大きくなる。また、防水コネクタが必要となるため、測定装置のコストが増大する。さらに、コネクタ部分に水やほこり等の異物が侵入することで接続不良が発生し、信頼性が低下するおそれがある。
本開示の一局面は、組み立てが容易で、かつコストの増大及び信頼性の低下を抑制できる分割式の軌道狂い測定装置を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、2つのレールを有する軌道の狂い測定装置である。軌道狂い測定装置は、測定梁と、軌間梁と、検出器と、処理装置と、を備える。測定梁は、1つのレール上を自身の長手方向に沿って走行可能に構成される。軌間梁は、測定梁と結合可能に構成された第1端部と、測定梁が走行するレールとは別のレール上を走行可能に構成された第2端部とを有する。検出器は、測定梁が走行するレールの状態を検出する。処理装置は、検出器の出力を処理する。また、処理装置は、軌間梁に取り付けられる。検出器は、軌間梁の第1端部において弾性支持されると共に、軌間梁が測定梁に結合された状態で測定梁に剛性接続可能に構成される。
このような構成によれば、測定梁が走行するレールの状態を検出する検出器を軌間梁に設けておき、測定梁と軌間梁とを結合することでこの検出器を測定梁に一体化することができる。
また、この検出器は、軌間梁には弾性的に支持される一方で、組み立て時には測定梁に剛性接続されるため、測定梁と軌間梁との間に結合後にガタツキが生じても、検出器と測定梁との一体関係が維持される。そのため、測定梁と軌間梁とを強固に結合する必要が無く、簡潔な結合構成を採用できる。
以上から、上述の構成によれば、測定梁と軌間梁との結合の手間を増加させることなく、軌道狂い測定装置の組み立て時のケーブル接続を不要にできるため、組み立てが容易になる。また、防水コネクタが不要となることでコストが抑制されると共に、コネクタ部分による接続不良も抑制される。
本開示の一態様では、測定梁は、軌間梁の第1端部が挿入可能な連結部を有してもよい。検出器は、第1端部内に配置されてもよい。また、検出器と連結部とが、ネジによって締結可能に構成されてもよい。このような構成によれば、測定梁と軌間梁との結合構成を簡潔にしつつ、検出器を容易かつ確実に測定梁に剛性接続することができる。
本開示の一態様では、検出器は、ジャイロセンサであってもよい。このような構成によれば、1つの検出器によって軌道の不整及び傾斜を測定することができる。その結果、軌道狂い測定装置の構造が簡素化できる。
本開示の一態様は、測定梁及び軌間梁を押すための押し棒と、押し棒に取り付けられた操作部と、をさらに備えてもよい。また、操作部と処理装置とは無線通信により接続されてもよい。このような構成によれば、操作部と処理装置との接続ケーブルを無くすことができるので、軌道狂い測定装置の組み立て作業がさらに容易になる。
図1は、実施形態における軌道狂い測定装置の模式的な平面図である。 図2は、図1のII−II線での模式的な断面図である。 図3は、図1のIII−III線での模式的な断面図である。 図4は、図2とは異なる実施形態の軌道狂い測定装置における軌間梁の先端部分の模式的な断面図である。 図5は、図2及び図4とは異なる実施形態の軌道狂い測定装置における軌間梁の先端部分の模式的な断面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す軌道狂い測定装置1は、2つのレールO1,O2を有する鉄道用の軌道の狂い(つまり不整量)を測定するための装置である。
軌道狂い測定装置1は、2つのレールO1,O2上を作業者の手押しによって走行可能に構成されている。
また、軌道狂い測定装置1は、測定梁2と、軌間梁3と、第1検出器4と、第2検出器5と、処理装置6と、押し棒7と、操作部8と、電源(図示省略)とを備えている。
測定梁2、軌間梁3、押し棒7等は、分離された状態で計測地点に運搬され、測定時に組み立てられる。つまり、軌道狂い測定装置1は、分割可搬式の測定装置である。
<測定梁>
測定梁2は、1つのレールO2上を自身の長手方向に沿って走行可能に構成された梁である。測定梁2は、走行方向(つまりレール方向)に延伸する本体2Aと、レールO2の上面に当接する転動体である2つの車輪2Bと、レールO2の内側の側面に当接する2つのローラ2Cと、後述する軌間梁3が結合する連結部2Dとを有する。
本体2Aは、四角筒状の部材である。2つの車輪2Bは、本体2Aの長手方向の前後に離間して配置されている。2つの車輪2Bは、図2に示すように、本体2Aから鉛直方向下方に突出している。
2つのローラ2Cは、2つの車輪2Bとそれぞれ組み合わされ、測定梁2がレールO2に沿って走行できるように、測定梁2の走行方向と垂直な方向(つまり枕木方向)の移動を制御する。2つのローラ2Cは、レールO2の内側の側面に当接する。
連結部2Dは、内側に軌間梁3の第1端部31が挿入可能な四角筒状の部材である。連結部2Dは、本体2Aの上部に固定されている。連結部2Dは、その中心軸が本体2Aの長手方向と垂直となる向きに配置されている。
<軌間梁>
軌間梁3は、測定梁2と結合可能に構成された第1端部31と、測定梁2が走行するレールO2とは別のレールO1上を走行可能に構成された第2端部32と、を有する梁である。
軌間梁3は、枕木方向に延伸する本体3Aと、レールO1の上面に当接する車輪3Bとを有する。軌間梁3は、測定梁2に対しT字状に組み合わされる。なお、軌間梁3の第2端部32は、延伸方向に伸縮可能に構成されている。
本体3Aは、四角筒状の部材であり、第1端部31と第2端部32とを有する。本体3Aの内部には、第1検出器4と、第2検出器5と、処理装置6とが収納されている。また、本体3Aには、後述する押し棒7が取り付けられている。車輪3Bは、本体3Aの第2端部32に取り付けられ、本体3Aの下方に突出している。
第1端部31の長手方向と垂直な断面における外形は、測定梁2の連結部2Dの開口と相似形であり、この開口よりもわずかに小さい。つまり、第1端部31は、図2に示すように、連結部2Dに挿入可能に構成されている。軌間梁3は、軌道狂い測定装置1の組み立て時に、第1端部31が測定梁2の連結部2Dの奥壁2Eに突き当たるように挿入される。
なお、連結部2D内に軌間梁3の長手方向に延伸するガイドを設け、軌間梁3又は第1検出器4にこのガイドが係合する貫通孔又は凹部を設けてもよい。これにより、軌間梁3の挿入作業が容易になる。
<第1検出器>
第1検出器4は、測定梁2が走行するレールO2の状態を検出する機器である。具体的には、第1検出器4は、鉛直方向不整(つまり高低狂い)、水平方向不整(つまり通り狂い)、2つのレールの高低差(つまり水準狂い)、及び水準狂いから計算される2つのレールのねじれ(つまり平面性狂い)を検出する。
本実施形態では、第1検出器4は、3軸のジャイロセンサと、3軸の加速度計とを組み合わせた慣性計測装置(IMU)である。第1検出器4は、レールO2上を走行する測定梁2の鉛直方向及び水平方向の角度を検出して出力する。
第1検出器4は、図2及び図3に示すように、軌間梁3の第1端部31内に配置されている。具体的には、第1検出器4は、本体3Aの内部に固定されたプレート3Cに、弾性体を介して弾性支持されている。つまり、第1検出器4は、軌間梁3に対し剛性接続されていない。
本実施形態では、第1検出器4における連結部2Dの奥壁2Eと反対側の部分に複数のゴム製のダンパ11が取り付けられている。複数のダンパ11は、それぞれ、ネジ12によりプレート3Cに軌間梁3の長手方向に締結されている。このように、第1検出器4は、複数のダンパ11によって軌間梁3に対するフローティング機構を構成している。なお、1つのダンパ11によって第1検出器4を軌間梁3に弾性支持してもよい。
また、本実施形態では、第1検出器4は軌間梁3の第1端部31から露出しており、第1検出器4の露出面は、軌間梁3の本体3Aの端面と面一である。図2に示すように、軌間梁3が測定梁2の連結部2Dに挿入された状態で、第1検出器4は、測定梁2の連結部2Dの奥壁2Eに突き当てられる。
第1検出器4と連結部2Dとは、呼び込みネジ10によって軌間梁3の長手方向に締結可能に構成されている。つまり、第1検出器4は、軌間梁3が測定梁2に結合された状態で測定梁2に剛性接続される。これにより、測定梁2と軌間梁3との間にガタツキ等が生じても、第1検出器4が測定梁2と一体に運動し、測定梁2の姿勢等が第1検出器4によって精度よく検出される。
<第2検出器>
第2検出器5は、左右2つのレールO1,O2間の位置関係を検出する機器である。具体的には、第2検出器5は、2つのレールの間隔(つまり軌間狂い)を検出する変位計と、回転パルスを発生させることで距離を検出するエンコーダーとの組合せである。
図1に示すように、第2検出器5の変位計は、軌間梁3の第2端部32内に配置されている。また、第2検出器5のエンコーダーは、軌間梁3の第2端部32内において車輪3Bに近接して配置されている。
<処理装置>
処理装置6は、第1検出器4及び第2検出器5の出力を処理するシグナルコンディショナである。処理装置6は、例えば入出力部を備える演算機により構成される。処理装置6は、各検出器からの出力を各種不整量へ変換するほか、各種不整量等のデータの保存、呼び出し、表示等の処理を行う。
処理装置6は、軌間梁3の内部に取り付けられている。処理装置6は、第1検出器4及び第2検出器5と例えばケーブルにより接続されている。なお、軌間梁3内には、処理装置6等に電気を供給する電源(つまりバッテリ)も収納されている。また、処理装置6として例えばノート型又はタブレット型のコンピュータを用い、処理装置6を軌間梁3の外側に配置してもよい。
<押し棒及び操作部>
押し棒7は、結合された軌間梁3及び測定梁2を作業者が走行方向に押すための棒状の部材である。押し棒7は、図1では軌間梁3の本体3Aに取り付けられているが、測定梁2に取り付けられてもよい。また、押し棒7は、軌間梁3と測定梁2とに跨るように取り付けられたブラケットに取り付けられてもよい。
操作部8は、押し棒7の軌間梁3とは反対側の先端部分に取り付けられている。操作部8は、例えばタブレット型のコンピュータによって構成されている。操作部8には、作業者が軌道狂いの測定中に現在の測定位置をマークする際に押すイベントマークボタンが画面上に設けられている。なお、操作部8として、物理的なイベントマークボタンを用いてもよい。
操作部8は、イベントマークボタンの操作信号を処理装置6に送信する。操作部8と処理装置6とは、例えばブルートゥース(登録商標)等の無線通信によって接続される。そのため、操作部8と処理装置6との間にはケーブルは配置されない。
<組み立て方法>
各パーツが分割された状態からの軌道狂い測定装置1の組み立て方法は以下のとおりである。
まず、測定梁2の連結部2Dに軌間梁3の第1端部31を挿入する。このとき、第1検出器4が連結部2Dの奥壁2Eに突き当たる位置まで軌間梁3の本体3Aを挿入する。次に、連結部2Dの奥壁2Eの外側から呼び込みネジ10を軌間梁3の長手方向に沿って挿入し、第1検出器4と連結部2Dとを締結する。さらに、複数のネジによって、呼び込みネジ10とは異なる方向で連結部2Dと本体3Aとを締結する。これにより、測定梁2と軌間梁3とが結合される。
その後、押し棒7等を軌間梁3に取り付けることで、軌道狂い測定装置1が組み立てられる。本実施形態では、軌間梁3に第1検出器4、第2検出器5、処理装置6、電源等の全ての電気部品が配置される。また、処理装置6と操作部8とは無線接続される。そのため、軌間梁3の外部におけるケーブル接続作業が不要なコードレス装置が実現される。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)軌間梁3を測定梁2と結合することで、軌間梁3に設けられた第1検出器4を測定梁2に一体化することができる。
また、第1検出器4は、軌間梁3には弾性的に支持される一方で、組み立て時には測定梁2に剛性接続されるため、測定梁2と軌間梁3との間に結合後にガタツキが生じても、第1検出器4と測定梁2との一体関係が維持される。そのため、測定梁2と軌間梁3とを強固に結合する必要が無く、簡潔な結合構成を採用できる。
以上から、測定梁2と軌間梁3との結合の手間を増加させることなく、軌道狂い測定装置1の組み立て時のケーブル接続を不要にできるため、組み立てが容易になる。また、防水コネクタが不要となることでコストが抑制されると共に、コネクタ部分による接続不良も抑制される。
(1b)測定梁2が軌間梁3の第1端部31が挿入可能な連結部2Dを有し、第1検出器4と連結部2Dとが、呼び込みネジ10によって締結可能に構成される。これにより、測定梁2と軌間梁3との結合構成を簡潔にしつつ、第1検出器4を容易かつ確実に測定梁2に剛性接続することができる。
(1c)第1検出器4としてジャイロセンサを用いることで、1つの検出器によって軌道狂い及び傾斜を測定することができる。その結果、軌道狂い測定装置1の構造が簡素化できる。
(1d)操作部8と処理装置6とが無線通信により接続されることで、操作部8と処理装置6との接続ケーブルを無くすことができる。その結果、軌道狂い測定装置1の組み立て作業がさらに容易になる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、第1検出器4は、高低狂い及び通り狂いを検出できれば、上述の構成に限定されない。例えば、図4に示すように、2つのジャイロセンサ4A,4Bを組み合わせた第1検出器14を用いてもよい。
図4の例では、第1検出器14は、高低狂い及び通り狂いを検出する2つのジャイロセンサ4A,4Bと、プレート4Cと、複数のバー4Dとを有している。2つのジャイロセンサ4A,4Bは、それぞれ、プレート4Cに固定されている。
プレート4Cが複数のバー4D及び複数のダンパ11を介して軌間梁3のプレート3Cに取り付けられることで、2つのジャイロセンサ4A,4Bは、軌間梁3に弾性支持される。また、2つのジャイロセンサ4A,4Bは、プレート4Cが呼び込みネジ10によって連結部2Dに締結されることで、測定梁2と一体化される。
なお、図4に示す第1検出器14を使用する場合は、軌間梁3の本体3Aにおける第1端部31と第2端部32との間に、水準狂いを検出するための傾斜計が検出器として配置される。
さらに、上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、図5に示すように、2つの変位計4E,4Fと、1つの傾斜計4Gとを組み合わせた第1検出器24を用いてもよい。この第1検出器24では、窓4Hを通して、1つの変位計4Eが高低狂いを検出し、残りの変位計4Fが通り狂いを検出する。また、傾斜計4Gが水準狂いを検出する。
(2b)上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、測定梁2は、必ずしも連結部2Dを有さなくてもよい。例えば、軌間梁3は、測定梁2の本体2Aに直接結合されてもよい。
(2c)上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、第1検出器4は、必ずしも呼び込みネジ10によって締結される必要はなく、他の構成によって測定梁2に剛性接続されてもよい。
(2d)上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、第1検出器4を軌間梁3に弾性支持する手段はゴム製のダンパ11に限定されない。第1検出器4のフローティング構造が実現できれば、上記以外の構造も採用可能である。
(2e)上記実施形態の軌道狂い測定装置1において、操作部8と処理装置6とは有線で接続されてもよい。この場合でも、少なくとも測定梁2と軌間梁3との間の接続ケーブルを無くすことができる。
(2f)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…軌道狂い測定装置、2…測定梁、2A…本体、2B…車輪、2C…ローラ、
2D…連結部、2E…奥壁、3…軌間梁、3A…本体、3B…車輪、3C…プレート、
4,14,24…第1検出器、4A,4B…ジャイロセンサ、4C…プレート、
4D…バー、4E,4F…変位計、4G…傾斜計、4H…窓、5…第2検出器、
6…処理装置、7…押し棒、8…操作部、10…呼び込みネジ、11…ダンパ、
12…ネジ、31…第1端部、32…第2端部。

Claims (4)

  1. 2つのレールを有する軌道の狂い測定装置であって、
    1つのレール上を自身の長手方向に沿って走行可能に構成された測定梁と、
    前記測定梁と結合可能に構成された第1端部と、前記測定梁が走行する前記レールとは別のレール上を走行可能に構成された第2端部とを有する軌間梁と、
    前記測定梁が走行する前記レールの状態を検出するための検出器と、
    前記検出器の出力を処理する処理装置と、
    を備え、
    前記処理装置は、前記軌間梁に取り付けられ、
    前記検出器は、前記軌間梁の前記第1端部において弾性支持されると共に、前記軌間梁が前記測定梁に結合された状態で前記測定梁に直接的に剛性接続可能に構成される、軌道狂い測定装置。
  2. 請求項1に記載の軌道狂い測定装置であって、
    前記測定梁は、前記軌間梁の前記第1端部が挿入可能な連結部を有し、
    前記検出器は、前記第1端部内に配置され、
    前記検出器と前記連結部とが、ネジによって締結可能に構成される、軌道狂い測定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の軌道狂い測定装置であって、
    前記検出器は、ジャイロセンサである、軌道狂い測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の軌道狂い測定装置であって、
    前記測定梁及び前記軌間梁を押すための押し棒と、
    前記押し棒に取り付けられた操作部と、
    をさらに備え、
    前記操作部と前記処理装置とは無線通信により接続される、軌道狂い測定装置。
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