JP6460134B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関(以下、「エンジン」という)に燃料を噴射供給する燃料噴射弁に関する。
従来、ハウジングが有する噴孔をニードルの往復移動によって開閉しハウジング内の燃料を外部に噴射する燃料噴射弁が知られている。例えば、特許文献1には、コイルが形成する磁界によって固定コアに吸引される可動コアと、閉弁しているとき可動コアとの間にハウジングの中心軸方向に所定の距離を有する隙間を形成するようニードルに設けられる鍔部と、可動コアと鍔部との間に設けられ当該隙間を形成するよう可動コア及び鍔部を付勢する付勢部材と、を備える燃料噴射弁が記載されている。
特開2013−104340号公報
特許文献1に記載の燃料噴射弁では、コイルが磁界を形成し可動コアが固定コアに吸引されると、可動コアは可動コアと鍔部との間の隙間を利用して加速しつつ開弁方向に移動した後鍔部に当接する。これにより、特許文献1に記載の燃料噴射弁では、開弁するとき、比較的大きな開弁方向の力が鍔部を経由してニードルに作用する。このため、ハウジング内の燃料の圧力が比較的高い場合でもニードルを開弁方向に移動させることができる。
ところで、特許文献1に記載の燃料噴射弁では、付勢部材は、可動コアと鍔部との間に設けられているため、可動コアと鍔部との位置関係によって付勢部材の付勢力が決定する。一方、可動コアと鍔部との間の隙間の長さも可動コアと鍔部との位置関係によって決定されるため、可動コアと鍔部との間の隙間の長さと付勢部材の付勢力の大きさとを個別に調整することができない。このため、開弁するときニードルに作用する開弁方向の力が燃料噴射弁の個体ごとに異なり、燃料噴射量がばらつくおそれがある。
本発明の目的は、ニードル部材を開弁させる力が大きく、燃料噴射弁ごとの燃料噴射量のばらつきを抑制可能な燃料噴射弁を提供することにある。
本発明は、燃料噴射弁であって、ハウジング、ニードル部材、鍔部、可動コア、固定コア、コイル、第一付勢部材、第二付勢部材、及び、アジャスティングパイプを備える。
ニードル部材は、ハウジングの弁座から離間すると開弁し、弁座に当接すると閉弁することで噴孔を開閉する。
鍔部は、ニードル部材の他方の端部の径方向外側にニードル部材と一体に往復移動可能なよう設けられる。
固定コアは、筒状に形成され、可動コアの弁座とは反対側に設けられ、可動コアと対向する端面を有する。
第一付勢部材は、端部が鍔部またはニードル部材に当接し、ニードル部材を閉弁方向に付勢する。
第二付勢部材は、第一付勢部材とは独立して設けられ、可動コアを閉弁方向に付勢する。
アジャスティングパイプは、第一付勢部材を付勢する。
本発明の燃料噴射弁は、ニードル部材が弁座に当接しているとき、鍔部と可動コアとの間には、隙間が形成されることを特徴とする。また、第一付勢部材と第二付勢部材とは、軸方向にて重ならないことを特徴とする。また、第二付勢部材は、固定コアの可動コア側の端部の内壁よりも径内側に配置され、かつ、固定コアのうち最も内径の小さい部位の内径よりも外径が小さい
本発明の燃料噴射弁では、開弁するとき、コイルに電力が供給されコイルの周囲に磁界が形成されると、可動コアは、鍔部の可動コア側の端面と可動コアの鍔部側の端面との間の隙間を利用して開弁方向に加速しつつ移動し、鍔部に当接する。これにより、本発明の燃料噴射弁では、開弁するとき、比較的大きな開弁方向の力をニードル部材に作用させることができる。そのため、ハウジング内の燃料の圧力が比較的高い場合でもニードル部材を開弁方向に移動させることができる。
本発明の燃料噴射弁のように、燃料噴射弁を開弁するとき可動コアが鍔部との隙間を利用して加速しつつ鍔部に当接する燃料噴射弁では、隙間の中心軸方向の長さ、及び、固定コアと可動コアとの間に発生する磁気吸引力の大きさとニードル部材を閉弁方向に付勢する付勢力の大きさと可動コアを閉弁方向に付勢する付勢力の大きさとの関係によって、鍔部に当接するときの可動コアの移動速度、すなわち、ニードル部材の移動速度が決定される。ニードル部材の移動速度は、当該燃料噴射弁の一回の当たりの燃料噴射量や単位時間当たりの燃料噴射量などの燃料噴射特性と相関関係を有している。
本発明の第一実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 図1のII部拡大図である。 図2のIII−III線断面図である。 本発明の第二実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 本発明の第三実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 本発明の第四実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 本発明の第五実施形態による燃料噴射弁の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態による燃料噴射弁1を図1〜3に示す。なお、図1、2には、ニードル40が弁座255から離間する方向である開弁方向、及び、ニードル40が弁座255に当接する方向である閉弁方向を図示する。
燃料噴射弁1は、例えば図示しない直噴式ガソリンエンジンの燃料噴射装置に用いられ、燃料としてのガソリンを高圧でエンジンに噴射供給する。燃料噴射弁1は、ハウジング20、ニードル40、可動コア50、「規制部」としての規制部材45、固定コア30、ブッシュ60、コイル35、「第一付勢部材」としての第一スプリング31、「第二付勢部材」としての第二スプリング32、「第三付勢部材」としての第三スプリング33などを備える。
ハウジング20は、図1に示すように、第一筒部材21、第二筒部材22、第三筒部材23及び噴射ノズル25から構成されている。第一筒部材21、第二筒部材22及び第三筒部材23は、いずれも円筒状に形成され、第一筒部材21、第二筒部材22、第三筒部材23の順に同軸となるよう配置され、互いに接続している。
第一筒部材21及び第三筒部材23は、例えばフェライト系ステンレスなどの磁性材料により形成され、磁気安定化処理が施されている。第一筒部材21及び第三筒部材23は、硬度が比較的低い。一方、第二筒部材22は、例えばオーステナイト系ステンレスなどの非磁性材料により形成されている。第二筒部材22の硬度は、第一筒部材21及び第三筒部材23の硬度よりも高い。
噴射ノズル25は、第一筒部材21の第二筒部材22とは反対側の端部に設けられている。噴射ノズル25は、例えばマルテンサイト系ステンレスなどの金属により有底筒状に形成されており、第一筒部材21に溶接されている。噴射ノズル25は、所定の硬度を有するよう焼入れ処理が施されている。噴射ノズル25は、噴射部251及び筒部252から形成されている。
噴射部251は、燃料噴射弁1の中心軸と同軸のハウジング20の中心軸CA1を対称軸として線対称に形成されている。噴射部251には、ハウジング20の内側と外側とを連通する噴孔26が複数形成されている。噴射部251の内壁254に形成されている噴孔26の開口の周囲には、弁座255が形成されている。
筒部252は、噴射部251の径方向外側を囲み、噴射部251の外壁253が突出する方向とは反対の方向に延びるように形成されている。
ニードル40は、例えば、マルテンサイト系ステンレスなどの金属により形成されている。ニードル40は、噴射ノズル25の硬度と同程度の硬度を有するよう焼入れ処理が施されている。
ニードル40は、ハウジング20の内側に往復移動可能に収容されている。ニードル40は、軸部41、「ニードル部材の一方の端部」としてのシール部42、鍔部43などから形成されている。軸部41、シール部42及び鍔部43は、一体に形成される。軸部41及びシール部42は、特許請求の範囲に記載の「ニードル部材」に相当する。
軸部41は、固定コア30側の端部が筒状に形成されている棒状の部位である。軸部41の固定コア30側の端部の内部には、燃料が流れる流路400が形成されている。流路400は、流路400の弁座255側において軸部41が有する孔411と連通している。これにより、流路400及び孔411は、鍔部43の弁座255側の「可動コアの固定コア側の燃料通路」としての燃料通路181と可動コア50の弁座255側の燃料通路182とを連通する。流路400及び孔411は、特許請求の範囲に記載の「ニードル連通路」に相当する。
シール部42は、弁座255に当接可能なよう軸部41の弁座255側の端部に設けられている。ニードル40は、シール部42が弁座255から離間または弁座255に当接すると噴孔26を開閉し、ハウジング20の内側と外側とを連通または遮断する。
軸部41とシール部42との間には摺接部44が形成されている。摺接部44は、円筒状に形成され、外壁441の一部が面取りされている。摺接部44は、外壁441の面取りされていない部分が噴射ノズル25の内壁と摺接可能である。これにより、ニードル40は、弁座255側の先端部での往復移動が案内される。
鍔部43は、略円環状に形成され、軸部41の固定コア30側の端部の径方向外側に設けられている。鍔部43の弁座255側の端面である鍔部端面431は、中心軸CA1に対して傾斜するよう形成されている。具体的には、図2に示すように、鍔部端面431は、中心軸CA1から離れるに従って弁座255から離れるようテーパ面状に形成されている。
鍔部43の径方向外側の外壁433は、後述するブッシュ60の内壁601に摺動可能に形成されている。外壁433には、図3に示すように、径方向外側に突出するよう形成される突起434が設けられている。突起434は、後述するブッシュ60に形成される溝602に挿入されている。
可動コア50は、例えばフェライト系ステンレスなどの磁性材料により筒状に形成されている。可動コア50は、鍔部43の弁座255側において軸部41に対し相対移動可能に設けられている。
可動コア50は、軸部41が挿通される可動コア貫通孔500を有している。可動コア貫通孔500の固定コア30側の開口の周囲には、鍔部端面431に対向する端面である可動コア第一当接面501が形成されている。可動コア第一当接面501には、耐摩耗性に優れた膜、例えば、硬質クロムめっき膜が施されている。可動コア第一当接面501は、中心軸CA1に対する鍔部端面431の傾斜角度と同じ傾斜角度を有している。具体的には、図2に示すように、可動コア第一当接面501は、中心軸CA1から離れるに従って弁座255から離れるようテーパ面状に形成されている。
可動コア第一当接面501の径方向外側には、固定コア30の弁座255側の端面に当接可能な端面である可動コア第二当接面502が形成されている。可動コア第二当接面502には、可動コア第一当接面501と同様に耐摩耗性に優れた膜が施されている。
規制部材45は、軸部41とは別体に形成され、軸部41に対し相対移動不能なよう可動コア50の弁座255側に設けられている。規制部材45は、略環状に形成され、軸部41の径方向外側に固定されている。可動コア50が軸部41に対し閉弁方向に相対移動すると、規制部材45の固定コア30側の端面451と可動コア50の弁座255側の端面503とが当接し、可動コア50の閉弁方向への移動が規制される。
固定コア30は、ハウジング20の第三筒部材23と溶接され、ハウジング20の内側に固定されるよう設けられている。固定コア30は、例えばフェライト系ステンレスなどの磁性材料から筒状に形成されている。固定コア30は、磁気安定化処理が施されている。
ブッシュ60は、筒状に形成され、固定コア30の内壁301の弁座255側に設けられている。ブッシュ60は、固定コア30と別体に形成され、固定コア30の内側に、例えば、圧入により設けられ固定されている。ブッシュ60の外壁604は、第二スプリング32の付勢力を調整するために、第二スプリング32の付勢力の調整時において固定コア30の内壁301に対し相対移動可能なよう形成されている。つまり、第二スプリング32の付勢力の調整時以外は、ブッシュ60は、固定コア30に対し相対移動不能である。ブッシュ60の弁座255側の端面である端面603には、第二スプリング32の一端が当接している。
ブッシュ60の内壁601に形成されている溝602は、ニードル40の往復移動方向に延びるよう形成されている。溝602には、鍔部43の突起434が挿入される。これにより、ブッシュ60とニードル40とは,中心軸CA1方向に相対移動可能、かつ、相対回転不能である。
コイル35は、筒状に形成され、主に第二筒部材22及び第三筒部材23の径方向外側を囲むよう設けられている。コイル35は、電力が供給されると周囲に磁界を形成する。磁界が形成されると、固定コア30、可動コア50、第一筒部材21、第三筒部材23、及び、後述するホルダ17に磁気回路が形成される。
第一スプリング31は、固定コア30の内側に圧入固定されたアジャスティングパイプ11の弁座255側の端面111に一端が当接するよう設けられている。アジャスティングパイプ11の弁座255側には、端面111から突出する突出部112が設けられ、第一スプリング31の一端は、突出部112の外壁に伸縮運動を案内される。第一スプリング31の他端は、鍔部43の弁座255とは反対側の端面432に当接している。第一スプリング31は、ニードル40のシール部42と弁座255とが当接するようニードル40を閉弁方向に付勢している。第一スプリング31の付勢力は、固定コア30及び鍔部43に対するアジャスティングパイプ11の位置を変更することによって調整可能である。
第二スプリング32は、一端が端面603に当接するよう設けられている。第二スプリング32の他端は、可動コア第二当接面502に当接している。第二スプリング32は、可動コア50を閉弁方向に付勢している。第二スプリング32の付勢力は、固定コア30及び可動コア50に対するブッシュ60の位置を変更することによって調整可能である。
第三スプリング33は、一端が端面503に当接するよう設けられている。第三スプリング33の他端は、第一筒部材21の内壁211に当接している。第三スプリング33は、可動コア50を開弁方向に付勢している。
本実施形態では、第二スプリング32の付勢力は、第三スプリング33の付勢力より大きくなるよう設定されている。これにより、シール部42と弁座255とが当接し、かつ、固定コア30と可動コア50との間に磁気吸引力が発生していないとき、規制部材45の端面451と可動コア50の端面503とが当接する。
燃料噴射弁1では、図2に示すように規制部材45と可動コア50とが当接しているとき、鍔部端面431と可動コア第一当接面501との間には隙間430が形成される。
第三筒部材23の第二筒部材22とは反対側の端部には、筒状の燃料導入パイプ12が圧入及び溶接されている。燃料導入パイプ12の内側には、フィルタ13が設けられている。フィルタ13は、燃料導入パイプ12の導入口14から流入した燃料に含まれる異物を捕集する。
燃料導入パイプ12及び第三筒部材23の径方向外側は、樹脂によりモールドされている。当該モールド部分にコネクタ15が形成されている。コネクタ15には、コイル35へ電力を供給するための端子16がインサート成形されている。また、コイル35の径方向外側には、コイル35を覆うよう筒状のホルダ17が設けられている。
燃料導入パイプ12の導入口14から流入する燃料は、固定コア30の内側、アジャスティングパイプ11の内側、ブッシュ60の内側、流路400、孔411、第一筒部材21と軸部41との間を流れ、噴射ノズル25の内側に導かれる。すなわち、導入口14から第一筒部材21と軸部41との間までが噴射ノズル25の内側に燃料を導く燃料通路となる。
次に、燃料噴射弁1の作動について、説明する。
コイル35に電力が供給されていないとき、ニードル40のシール部42と弁座255とは当接している。このとき、ニードル40と可動コア50との位置関係は、図2に示すように、可動コア第一当接面501と鍔部端面431との間には隙間430が形成されている。
コイル35に電力が供給され固定コア30と可動コア50との間に磁気吸引力が発生すると、可動コア50は、第二スプリング32の付勢力と第三スプリング33の付勢力との差に抗して隙間430の中心軸CA1方向の長さに相当する距離を加速しつつ閉弁方向に移動し、可動コア第一当接面501と鍔部端面431とが当接する。このとき、鍔部43には、開弁方向に比較的大きな力が作用する。
さらに、可動コア50は、慣性力及び磁気吸引力によって可動コア第一当接面501と鍔部端面431とが当接したまま開弁方向に移動する。これにより、シール部42が弁座255から離間し、噴孔26が開く。噴孔26が開くと、噴射ノズル25の内側に導かれている燃料が噴孔26を通って外部に噴射される。開弁方向に移動する可動コア50が固定コア30に当接すると、可動コア50の開弁方向への移動が停止する。
コイル35への電力の供給が停止すると、固定コア30と可動コア50との間に発生している磁気吸引力が消滅する。これにより、第一スプリング31の付勢力が作用しているニードル40、及び、第二スプリング32の付勢力と第三スプリング33の付勢力との差が作用している可動コア50は、閉弁方向に移動する。
ニードル40が閉弁方向に移動すると、噴孔26は閉じられ、燃料の噴射が終了する。シール部42と弁座255とが当接した後、慣性力によって閉弁方向に移動する可動コア50は、規制部材45に当接し閉弁方向への移動が停止する。
(a)第一実施形態による燃料噴射弁1は、規制部材45の端面451と可動コア50の端面503とが当接しているとき、鍔部端面431と可動コア第一当接面501との間には隙間430が形成されている。燃料噴射弁1では、可動コア50は、固定コア30との間に発生する磁気吸引力によって隙間430の中心軸CA1方向の長さに相当する距離を加速した後、ニードル40に当接する。これにより、燃料噴射弁1を開弁するとき、ニードル40に比較的大きな開弁方向の力を作用させることができる。したがって、ハウジング20内の燃料の圧力が比較的高い場合でもニードル40を開弁方向に移動させることができる。
(b)また、燃料噴射弁1のように、燃料噴射弁1を開弁するとき可動コア50がニードル40の鍔部43との隙間430を利用して加速しつつ鍔部43に当接する燃料噴射弁では、当該隙間430の中心軸CA1方向の長さ、及び、固定コア30と可動コア50との間に発生する磁気吸引力の大きさとニードル40を閉弁方向に付勢する付勢力の大きさと可動コア50を閉弁方向に付勢する付勢力の大きさとの関係によって、鍔部43に当接するときの可動コア50の移動速度、すなわち、ニードル40の移動速度が決定される。ニードル40の移動速度は、一回のニードル40のリフトにおける燃料噴射量や単位時間当たりの燃料噴射量などの燃料噴射特性と相関関係を有する。
燃料噴射弁1では、可動コア50を閉弁方向に付勢する第二スプリング32の一端がブッシュ60に当接している。ブッシュ60は、固定コア30とは別体に形成されており、例えば、燃料噴射弁1の製造時に可動コア50に対するブッシュ60の位置を変更することができる。これにより、隙間430の中心軸CA1方向の長さを変更することなく第二スプリング32の付勢力の大きさのみを調整することによって可動コア50の移動速度を調整することができるため、燃料噴射弁1の燃料噴射特性を調整することができる。したがって、燃料噴射弁の個体ごとに燃料噴射特性の調整が可能となり、燃料噴射弁の個体間における燃料噴射量のばらつきを小さくすることができる。
(c)燃料噴射弁1では、鍔部43の外壁433とブッシュ60の内壁601とは摺動可能である。これにより、ハウジング20内でのニードル40の往復移動がブッシュ60によって案内され、ニードル40の傾きなどニードル40の姿勢不良による不意の燃料噴射を防止することができる。
(d)鍔部43が有する突起434は、ブッシュ60が有する溝602に挿入されている。これにより、ニードル40の中心軸CA1回りの回転を防止することができる。
(e)燃料噴射弁1では、可動コア50は、鍔部43と規制部材45との間に設けられている。鍔部43と規制部材45との距離は、可動コア50が往復移動可能としつつ隙間430を形成可能な程度の距離となる。規制部材45は、別体に設けられている軸部41に固定されるため、鍔部43と規制部材45との間の距離を変更することができる。これにより、隙間430の中心軸CA1方向の長さを容易に設定することができる。
(f)燃料噴射弁1を閉弁するとき、可動コア50は、第二スプリング32の付勢力と第三スプリング33の付勢力との差によって閉弁方向に移動する。このとき、可動コア50の閉弁方向への移動によって第二スプリング32の付勢力は徐々に小さくなる一方、第三スプリング33の付勢力は徐々に大きくなるため、可動コア50は、閉弁方向に移動するにつれて閉弁方向への移動速度が遅くなる。これにより、可動コア50は、比較的遅い移動速度で規制部材45に当接するため、規制部材45との当接による反動によって可動コア50が再び開弁方向に移動することを防止することができる。したがって、再び開弁方向に移動する可動コア50によってニードル40が弁座255から離間することを防止し、不意の燃料噴射を防止することができる。
(g)軸部41には、燃料通路181から燃料通路182まで可動コア50の弁座255側に燃料を流す流路400及び孔411が形成されている。これにより、燃料噴射弁1は、噴射に十分な量の燃料を噴射ノズル25の内側まで流すことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態による燃料噴射弁を図4に基づいて説明する。第二実施形態は、規制部材が設けられる位置が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図4には、ニードル40が弁座255から離間する方向である開弁方向、及び、ニードル40が弁座255に当接する方向である閉弁方向を図示する。
第二実施形態による燃料噴射弁2では、第一実施形態の軸部41の径方向外側に設けられる規制部材45の代わりに、第一筒部材21の内壁211に「規制部」としての規制部材65が設けられている。規制部材65は、可動コア50に当接することで可動コア50の閉弁方向への移動を規制可能である。
第二実施形態による燃料噴射弁2では、閉弁するとき、閉弁方向に移動する可動コア50は、鍔部43から離間した後、規制部材65の弁座255とは反対側の端面651に当接する。よって、閉弁時に可動コア50が規制部材45に当接するとき可動コア50からニードル40に対し中心軸CA1方向の力が作用する第一実施形態と異なり、本実施形態では、閉弁時、可動コア50からニードル40に対し中心軸CA1方向の力は作用しない。そのため、ニードル40が弁座255との当接による反動によって再び開弁方向に移動することを防止することができる。したがって、第二実施形態は、第一実施形態の効果(a)〜(d)、(g)を奏するとともに、燃料噴射終了後に再びニードル40が弁座255から離間することを防止し、不意の燃料噴射を防止することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態による燃料噴射弁を図5に基づいて説明する。第三実施形態は、ブッシュが設けられる位置が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図5には、ニードル40が弁座255から離間する方向である開弁方向、及び、ニードル40が弁座255に当接する方向である閉弁方向を図示する。
第三実施形態による燃料噴射弁3では、ブッシュ70は、筒状に形成され、固定コア30が有する溝302に収容されている。ブッシュ70は、例えば、圧入により固定コア30に設けられ固定されている。
具体的には、図5に示すように、固定コア30には、弁座255側の内壁301に溝302が形成されている。溝302は、固定コア30の内壁301から径方向外側へ凹むよう形成されている。溝302を形成する内壁303は、可動コア第二当接面502に対向するよう形成されている。溝302にブッシュ70が収容されると、内壁303にはブッシュ70の弁座255とは反対側の端面704が当接する。
溝302に収容されているブッシュ70の弁座255側の端面である端面703には、第二スプリング32の一端が当接している。これにより、可動コア50は、第二スプリング32の付勢力によって閉弁方向に付勢される。ブッシュ70の内壁701は、鍔部43の外壁433と摺動可能に形成されている。また、ブッシュ70は、鍔部43が有する突起434が挿入される図示しない溝を有している。
第三実施形態による燃料噴射弁3では、内壁303に当接するブッシュ70の中心軸CA1方向の長さを変更することにより、第二スプリング32の付勢力を変更することができる。これにより、燃料噴射弁3の製造時に種々の長さを有するブッシュ70を複数用意することによって第二スプリング32の付勢力を所望の付勢力とすることができる。
また、鍔部43は、溝302に収容されているブッシュ70に摺動可能に形成されている。これにより、第三実施形態は、第一実施形態の効果(a)、(b)、(d)〜(g)を奏するとともに、ハウジング20内でのニードル40の往復移動がブッシュ70によって案内され、ニードル40の傾きなどニードル40の姿勢不良による不意の燃料噴射を防止することができる。
(第四実施形態)
次に、本発明の第四実施形態による燃料噴射弁を図6に基づいて説明する。第四実施形態は、ブッシュが設けられる位置が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図6には、ニードル40が弁座255から離間する方向である開弁方向、及び、ニードル40が弁座255に当接する方向である閉弁方向を図示する。
第四実施形態による燃料噴射弁4では、ブッシュ80は、固定コア30と第二筒部材22との間に設けられている。
ブッシュ80は、略筒状に形成され、固定コア30とは別体に設けられている。ブッシュ80は、固定コア30の径方向外側に固定されている。ブッシュ80の内壁801は、固定コア30の外壁304に当接している。ブッシュ80の弁座255側の端面である端面803には、第二スプリング32の一端が当接する。第二スプリング32の内径は、第一実施形態の第二スプリング32の内径に比べて大きい。
鍔部43の外壁433は、固定コア30の内壁301に摺動可能に形成されている。
第四実施形態による燃料噴射弁4では、第二スプリング32の付勢力の大きさは、固定コア30および可動コア50に対するブッシュ80の位置を変更することによって調整することができる。これにより、第四実施形態は、第一実施形態の効果(a)、(b)、(e)〜(g)を奏するとともに、ハウジング20内でのニードル40の往復移動が固定コア30によって案内され、ニードル40の傾きなどニードル40の姿勢不良による不意の燃料噴射を防止することができる。
(第五実施形態)
次に、本発明の第五実施形態による燃料噴射弁を図7に基づいて説明する。第五実施形態は、鍔部及び可動コアの形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図7には、ニードル40が弁座255から離間する方向である開弁方向、及び、ニードル40が弁座255に当接する方向である閉弁方向を図示する。
第五実施形態による燃料噴射弁5では、鍔部43は、径方向外側に複数の「鍔部連通路」としての流路435を有している。流路435は、中心軸CA1方向に鍔部43を貫通している。鍔部43の弁座255とは反対側の燃料通路183を流れる燃料は、流路435を通って隙間430や固定コア30と可動コア50との間の「鍔部の弁座側の燃料通路」としての燃料通路184に流れる。
可動コア50は、可動コア貫通孔500の径外方向に「可動コア連通路」としての流路504を複数有している。流路504は、中心軸CA1方向に可動コア50を貫通している。隙間430や燃料通路184を流れる燃料は、流路504を通って可動コア50の弁座255側の燃料通路182に流れる。
第五実施形態による燃料噴射弁5では、燃料通路183の燃料は、流路435、隙間430,燃料通路184、及び、流路504を通って燃料通路182に流れる。これにより、第五実施形態は、第一実施形態と同じ効果を奏するとともに、導入口14から導入される燃料を噴孔26の近傍にスムーズに流すことができる。
(その他の実施形態)
(ア)第一〜三、五実施形態では、ブッシュの内壁と鍔部の外壁とが摺動するとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、ブッシュの内壁と鍔部の外壁とは摺動しなくてもよい。ブッシュまたは固定コアの内壁と鍔部の外壁とが摺動しない場合、可動コアの外壁がハウジングの内壁に摺動することとしてもよい。
(イ)第一〜三、五実施形態では、鍔部が有する突起はブッシュが有する溝に挿入されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、突起がブッシュに形成され、鍔部に溝が形成されてもよい。また、突起及び溝は形成されなくてもよい。
(ウ)上述の実施形態では、燃料噴射弁は、第三付勢部材を備えているとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、第三付勢部材はなくてもよい。
(エ)第二〜四実施形態では、ニードルは、「ニードル連通路」としての流路及び孔を有するとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、「ニードル連通路」に加え、第五実施形態のように、鍔部または可動コアにそれぞれ「鍔部連通路」または「可動コア連通路」を有する構成としてもよい。可動コアに「可動コア連通路」を形成することにより、可動コアの弁座側および固定コア側の燃料が「可動コア連通路」を行き来可能となるため、可動コアは、ハウジング内において円滑に往復移動することができる。
(オ)第五実施形態では、燃料噴射弁は、「ニードル連通路」、「鍔部連通路」及び「可動コア連通路」を有するとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、「ニードル連通路」を有さず、「鍔部連通路」及び「可動コア連通路」のみ有する構成としてもよい。
(カ)第五実施形態では、鍔部が有する「鍔部連通路」としての流路は、鍔部の径方向外側に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、「鍔部連通路」が形成される位置はこれに限定されない。鍔部の弁座とは反対側と鍔部の弁座側とを連通するよう形成されればよい。
(キ)上述の実施形態では、第一付勢部材は、鍔部材の弁座とは反対側の端面に当接するとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、第一付勢部材は、軸部の弁座とは反対側の端面に当接してもよい。
(ク)上述の実施形態では、鍔部端面は、テーパ面状に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、鍔部端面は平面状に形成されてもよい。
(ケ)上述の実施形態では、可動コア第一当接面は、テーパ面状に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、可動コア第一当接面は、平面状に形成されてもよい。すなわち、可動コア第一当接面と可動コア第二当接面とは同一平面上に形成されてもよい。
(コ)上述の実施形態では、鍔部は軸部と一体に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、鍔部と軸部とは別体に形成されてもよい。
(サ)上述の実施形態では、規制部は、軸部と別体に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、鍔部と軸部とが別体に形成される場合、規制部と軸部とが一体に形成されてもよい。
(シ)上述の実施形態では、鍔部及び規制部は、略円環状に形成されるとした。これに対し、本発明の他の実施形態では、鍔部や規制部の形状はこれに限定されない。楕円筒状または多角筒状であってもよいし、軸部の周方向の一部に突起状に設けられてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1、2、3、4、5・・・燃料噴射弁、
20 ・・・ハウジング、
30 ・・・固定コア、
31 ・・・第一スプリング(第一付勢部材)、
32 ・・・第二スプリング(第二付勢部材)、
35 ・・・コイル、
41 ・・・ニードル部材、
43 ・・・鍔部、
430 ・・・隙間、
50 ・・・可動コア。

Claims (8)

  1. 噴孔(26)、及び、前記噴孔の周囲に形成される弁座(255)を有するハウジング(20)と、
    前記弁座から離間すると開弁し前記弁座に当接すると閉弁することで前記噴孔を開閉するニードル部材(41)と、
    前記ニードル部材と一体に往復移動可能なよう前記ニードル部材の他方の端部の径方向外側に設けられる鍔部(43)と、
    前記鍔部の前記弁座側において前記ニードル部材に対し相対移動可能に設けられる可動コア(50)と、
    前記可動コアの前記弁座とは反対側に設けられ、前記可動コアと対向する端面を有する筒状の固定コア(30)と、
    電力が供給されると前記可動コアが前記固定コアに吸引されるよう磁界を形成するコイル(35)と、
    端部が前記鍔部または前記ニードル部材に当接し、前記ニードル部材を閉弁方向に付勢する第一付勢部材(31)と、
    前記第一付勢部材とは独立して設けられ、前記可動コアを閉弁方向に付勢する第二付勢部材(32)と、
    前記第一付勢部材を付勢するアジャスティングパイプ(11)と、
    を備え、
    前記ニードル部材が前記弁座に当接しているとき、前記鍔部と前記可動コアとの間には、隙間(430)が形成され、
    前記第一付勢部材と前記第二付勢部材とは、軸方向にて重ならず、
    前記第二付勢部材は、前記固定コアの前記可動コア側の端部の内壁よりも径内側に配置され、かつ、前記固定コアのうち最も内径の小さい部位の内径よりも外径が小さいことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記可動コアを開弁方向に付勢する第三付勢部材(33)をさらに備え、
    前記第二付勢部材と前記第三付勢部材とは、軸方向にて重ならない請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記可動コアを開弁方向に付勢する第三付勢部材(33)をさらに備え、
    前記第二付勢部材の付勢力は、前記第三付勢部材の付勢力よりも大きい請求項1に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記第一付勢部材は、前記第二付勢部材よりも軸方向の長さが長い請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記第二付勢部材は、前記ニードル部材の径方向外側に設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記第二付勢部材は、前記ニードル部材を覆っている請求項5に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記可動コアは、前記鍔部よりも前記噴孔側に設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記第二付勢部材の前記噴孔とは反対側の端面は、前記第一付勢部材の前記噴孔側の端面よりも前記噴孔側に位置している請求項1〜7のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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