JP6459902B2 - ボンベ運搬台車 - Google Patents

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Description

本発明はボンベ運搬台車に関する。
ボンベ或いは高圧ガスタンクを交換する際には、まず、ボンベが配置および固定されている場所の付近にボンベ運搬台車を配置する。次に、人力でボンベを傾けた後、ボンベを回転させながら移動させ、ボンベをボンベ運搬台車に載せる。次に、ボンベをボンベ運搬台車に固定する。次に、ボンベ運搬台車に載置されたボンベが傾いた姿勢となるように、ボンベを載置している部分を人力で傾けた後、ボンベ運搬台車を移動させる。
特許文献1には、車輪軸とキャスタとを連結する折り畳み可能な連結部材を有するボンベ運搬台車が記載されている。また、当該連結部材は、2個の連結部材のそれぞれの一方の端部が回動可能に結合されてなる。そして、当該2個の連結部材の一方に切替レバーが取り付けられている。そして、特許文献1には、切替レバーを手で動かして当該2個の連結部材の結合部における角度を変えることにより、車輪とキャスタとの間隔を調製することが記載されている。
特開2003−154941号公報
通常ボンベの重量は重いため、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾ける作業では、大きな力が必要となる。特許文献1に記載のボンベ運搬台車では、切替レバーを手で動かすことにより、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾けることができるが、当該切替レバーを手で動かす操作に大きな力を必要とする。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、比較的大きな力を必要としないで、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾けることができるボンベ運搬台車を提供することを目的とするものである。
フレームと、前記フレームによって形成されるフレーム面から突出するように、前記フレームの下端に固定され、ボンベを載置するボンベ載置部と、前記フレームの下端であって前記ボンベ載置部側とは反対側に配置された一対の車輪と、前記車輪の車軸に回動可能に取り付けられた所定の長さの踏板と、を備え、前記踏板は、前記踏板の長さ方向の中心より前記フレーム側の位置において、前記車軸に回動可能に取り付けられており、前記踏板のフレーム側とは反対側の端側が踏まれた際、前記踏板のフレーム側の端が前記フレームの下端に当接して、前記フレームを押動する。
ボンベ運搬台車を操作する作業者が、フレームとフレームの下端に固定されたボンベ載置部とを傾ける際、踏板のフレーム側とは反対側の端側を足で踏み込むことにより、踏板のフレーム側の端がフレームの下端に当接して、当該フレームを押動する。これにより、足で踏み込む力を利用して、フレームとフレームの下端に固定されたボンベ載置部とを傾けることができる。すなわち、作業者は、踏板を足で踏み込むことにより、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾けることができる。そして、踏板は、当該踏板の長さ方向の中心よりフレーム側の位置を支点として回動するため、てこの原理より、比較的大きい力を必要としないで、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾けることができる。
実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の斜視図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の斜視図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の側面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の側面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のフォークの斜視図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のフォークの平面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車に載置されるボンベとフォークの板厚との関係を説明する図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のフォークのVIII−VIII矢視断面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のクランプの平面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のクランプの側面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のクランプのトグルクランプの側面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のクランプのトグルクランプの側面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のクランプの動作を説明する平面図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車のステップ、折畳式アーム及び可動式アームの動作を説明する図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の折畳式アームの斜視図である。 実施の形態1にかかるボンベ運搬台車の動作を説明する図である。 実施の形態2にかかるボンベ運搬台車のフォークの斜視図である。 実施の形態2にかかるボンベ運搬台車のフォークの平面図である。 実施の形態3にかかるボンベ運搬台車のフォークの斜視図である。 実施の形態3にかかるボンベ運搬台車のフォークの平面図である。 実施の形態4にかかるボンベ運搬台車のマグネットの部分を拡大して示した斜視図である。 実施の形態5にかかるボンベ運搬台車のベルト部材の部分を拡大して示した斜視図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1〜図4に示すように、本発明の実施の形態1にかかるボンベ運搬台車100は、フレーム1、ハンドル2、ボンベ載置部としてのフォーク3、クランプ4、一対の車輪5,5、踏板としてのステップ6、補助輪7、折畳式アーム8、可動式アーム9などを備える。
フレーム1は、例えば、略コ字状の枠であって、棒状の部材によって形成されている。本実施の形態1にかかるフレーム1は、例えば、断面形状が円形の棒状の部材によって形成されている。また、フレーム1の両端部が下側となっている。また、フレーム1は、例えば、金属、炭素繊維、樹脂等を用いて形成される。フレーム1を形成する材料としては、ボンベ運搬台車100として必要な強度が担保され、且つ、なるべく軽量な材料であればよい。具体的には、フレーム1は、枠部11と、当該枠部11を形成する2つの互いに対向する長辺の間に架け渡された複数の梁部12を備える。当該複数の梁部12は、枠部11を形成する2つの互いに対向する長辺に挟まれた短辺に実質的に平行に架け渡されている。なお、梁部12が設けられる数は、図1〜図4に記載された数に限定されるものではない。
ハンドル2は、図1〜図4に示すように、フレーム1の上部側に取り付けられ、把持可能に形成されている。また、ハンドル2は、フレーム1の後述するフォーク3側とは反対側に突出するように設けられている。ハンドル2は、フレーム1と同様に、ハンドル2として必要な強度が担保され、且つ、なるべく軽量な材料であればよく、例えば、金属、炭素繊維、樹脂等を用いて形成される。そして、作業者がステップ6を足で踏むとともに、ハンドル2を把持してボンベ運搬台車100のバランスを取ることにより、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベを傾けることができる。また、ボンベ運搬台車100を使用する作業者がハンドル2を把持して、ボンベ運搬台車100を押したり引いたりすることができる。また、作業者がハンドル2を操作して、フォーク3が地面につくようにボンベ運搬台車100を起こすとともに、作業者がステップ6を軽く踏むことにより、ステップ6の伝達部材65が展開されている折畳式アーム8を押し上げ、折畳式アーム8が折り畳まれる。
フォーク3は、図1〜図4に示すように、フレーム1の下端においてフレーム1によって形成されるフレーム面に対して所定の角度で突出するように固定されている。ここで、所定の角度とは、フォーク3上に安定してボンベが載置できる角度であればよく、例えば85°以上95°以下等の角度である。
また、フォーク3は、図5、図6に示すように、底面受部31と、側面受部32と、固定部33とを備える。
底面受部31は、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBの底面を支える。具体的には、底面受部31は、平面視略U字形状を有する。また、当該U字の内径は、図7に示すボンベBの下部に当接可能な形状となっている。図7の左側にボンベBの側面形状を示す。また、図7の右側にボンベBの一点鎖線で囲まれた部分の拡大図と、当該ボンベBの底面を支える底面受部31の板厚tと、を示す。また、底面受部31の板厚tは、図7に示すボンベBの下部のR形状の高さよりも薄く形成されている。一方で、底面受部31の板厚tは、底面受部31がボンベBの重量に耐え得る強度を有する厚さである必要がある。本実施の形態1にかかる底面受部31の板厚tは、例えば、4.5mmである。なお、底面受部31の板厚tは、ボンベBの重量及びボンベBの下部のR形状によって、適宜適切な厚みが選択されるものである。また、底面受部31の内径の縁部31Aの板厚は、図8に示すように、当該縁部31Aの端側に向かうにつれて徐々に薄くなっている。すなわち、当該縁部31Aの断面形状はテーパー状となっている。なお、縁部31Aのテーパ形状のテーパ角度は、ボンベBの重量及びボンベBの下部のR形状によって、適宜適切な角度が選択されるものである。
側面受部32は、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBの側面を支える。具体的には、側面受部32は、底面受部31の外縁に沿って壁状に形成されている。
固定部33は、略円筒形状に形成されている。また、固定部33は、フレーム1の両端部に挟まれる辺の両端部に当該底面受部31から上方に突出するように設けられている。また、固定部33の当該円筒の内部に、フレーム1の端部が挿入可能となっている。そして、当該固定部33の内部にフレーム1の端部が挿入されて固定されることにより、フォーク3はフレーム1に固定される。
これにより、作業者がフォーク3をスムーズにボンベBの下にさし込むことができ、ボンベBをフォーク3によって掬うことができる。具体的には、底面受部31の板厚tは、ボンベBの下部のR形状の高さよりも薄く形成されている。また、底面受部31の内径の縁部31Aの板厚は、当該縁部31Aの端側に向かうにつれて徐々に薄くなっている。そのため、作業者がフォーク3をスムーズにボンベBの下にさし込んで、ボンベBをフォーク3により掬うことができる。
なお、フォーク3は、作業者がフォーク3をスムーズにボンベBの下にさし込むことができるとともに、ボンベ運搬台車100によって運搬されるボンベBを安定して載置することができる形状であればよく、図5、図6、図8に記載された形状に限定されるものではない。また、ボンベ運搬台車100によって運搬されるボンベBの形状によって、適宜適切な形状を有するフォーク3が選択されるものである。また、所定の場所に配置及び固定されるボンベBの下に、当該ボンベBを載置するための板状の台等を設けると、フォーク3が入る隙間がボンベBの下に出来、フォーク3によってボンベBをより容易に掬うことができる。
クランプ4は、図1〜図4に示すように、フレーム1の上部側に設けられている。
また、クランプ4は、図9、図10に示すように、固定プレート41と、トグルクランプ42と、リンク機構部43と、一対の爪部44,44と、を備える。
固定プレート41は、図9、図10に示すように、平面視略T字形状の板状部材である。また、固定プレート41のボンベBに当接する辺は、ボンベBの側面形状に合わせて、略円弧状となっている。また、固定プレート41上には、後述するトグルクランプ42の基部42Aがボルト等により固定されている。また、固定プレート41には、後述するリンク機構43の第2の部材43Bが回動可能に連結されている。また、固定プレート41には、後述する爪部44が回動可能に連結されている。
トグルクランプ42は、図11、図12に示すように、基部42Aと、トグルクランプレバー42Bと、連結部材42Cと、シャフト42Dと、シャフト保持部42Eと、を備える。トグルクランプレバー42Bの下部はピン等により、基部42A上に回動可能に連結されている。ここで、トグルクランプレバー42Bの回動軸は、固定プレート41の面に実質的に平行となっている。また、トグルクランプレバー42Bは、作業者が把持する把持部と当該下部との間において、ピン等により、連結部材42Cの一端と回動可能に連結されている。ここで、連結部材42Cの一端の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に平行となっている。また、連結部材42Cは、平面視略へ字形状の板状部材である。また、連結部材42Cの他端は、シャフト42Dの一端とピン等により回動可能に連結されている。ここで、ここで、連結部材42Cの他端の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に平行となっている。また、シャフト42Dは、棒状の部材である。また、基部42Aには、筒状のシャフト保持部42Eが形成されている。そして、シャフト保持部42Eには、シャフト42Dが摺動可能に挿通される。すなわち、シャフト42Dは、基部42A上において、シャフト保持部42Eに摺動可能に保持されている。
そして、作業者がトグルクランプレバー42Bを操作することにより、シャフト42Dが摺動する。具体的には、図11に示すように、トグルクランプレバー42Bが方向D1(図10参照)に倒れると、シャフト42Dが方向D1側に向かって摺動する。これにより、シャフト42Dのシャフト保持部42Eからの方向D1への飛出し量は、トグルクランプレバー42Bが方向D2に倒れている場合に比べて長くなる。
また、図12に示すように、トグルクランプレバー42Bが方向D2(図10参照)に倒れると、シャフト42Dが方向D2側に向かって摺動する。これにより、シャフト42Dのシャフト保持部42Eからの方向D1への飛出し量は、トグルクランプレバー42Bが方向D1に倒れている場合に比べて短くなる。
リンク機構部43は、図9、図13に示すように、第1の部材43Aと、一対の第2の部材43B,43Bと、を備える。第1の部材43Aは、平面視略矩形形状の板状部材である。また、第2の部材43Bは、平面視レーストラック形状の板状部材である。また、第1の部材43Aの両端は、それぞれの第2の部材43Bの一端と、回動可能に連結されている。ここで、第1の部材43Aの両端の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に垂直となっている。また、第1の部材43Aの略中央部は、シャフト42Dの先端(他端)と固定されている。また、第2の部材43Bの他端は、後述する爪部44の一端と、回動可能に連結されている。ここで、第2の部材43Bの他端の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に垂直となっている。また、第2の部材43Bの略中央部は、固定プレート41と回動可能に連結されている。ここで、第2の部材43Bの略中央部の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に垂直となっている。
爪部44の一端は、リンク機構43の第2の部材43Bの他端と、回動可能に連結されている。ここで、爪部44の一端の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に垂直となっている。また、爪部44の中央部より当該一端側の部分は、固定プレート41と回動可能に連結されている。ここで、爪部44の当該固定プレート41と固定される部分の回動軸は、固定プレート41の面に実質的に垂直となっている。
そして、図13に示すように、トグルクランプレバー42Bを方向D1に動かすと、シャフト42Dが方向D1に向かって摺動し、リンク機構43の第1の部材43Aが方向D1側に移動する。これにより、リンク機構43の一対の第2の部材43Bの他端が方向D2側に移動するように、第2の部材43Bが回動する。これにより、一対の爪部44,44の先端(一端)同士の幅が狭まるように、一対の爪部44,44が回動する。
一方、図13に示すように、トグルクランプレバー42Bを方向D2に動かすと、シャフト42Dが方向D2に向かって摺動し、リンク機構43の第1の部材43Aが方向D2側に移動する。これにより、リンク機構43の一対の第2の部材43Bの他端が方向D1側に移動するように、第2の部材43Bが回動する。これにより、一対の爪部44,44の先端(一端)同士の幅が開くように、一対の爪部44,44が回動する。
これにより、クランプ4は、ボンベ運搬台車100によって運搬されるボンベBを挟んで固定することができる。クランプ4は、ボンベBの側面においてボンベBを保持するボンベ保持部としての役割を果たす。
車輪5は、3つのタイヤ51,51,51と、当該3つのタイヤ51,51,51をそれぞれ独立に回動可能に連結するタイヤ連結部52と、を備える。具体的には、タイヤ連結部52は平面視略三角形状を有しており、当該三角形の各頂点において、タイヤ51を回動可能に保持している。具体的には、タイヤ連結部52の当該三角形の各頂点に、タイヤ51の中心を貫通するピン等によってタイヤ51が取り付けられている。これにより、タイヤ連結部52は、3つのタイヤ51,51,51をそれぞれ独立に回動可能に保持する。
また、一対の車輪5,5は、車軸53によって、回動可能に連結されている。また、車軸53は、フレーム1に固定されている。なお、後述するように、ステップ6は、ステップ6の長さ方向の中心よりフレーム1側の位置において、車軸53に回動可能に取り付けられている。
なお、車輪5は、3つのタイヤ51,51,51が連結されたものである必要はなく、通常の1つのタイヤから形成されていてもよい。
これにより、ボンベ運搬台車100を操作する作業者がハンドル2を押したり引いたりすることによって、一対の車輪5,5が回動し、ボンベ運搬台車100が移動する。
また、階段などの段差に対しても、3つのタイヤ51,51,51がそれぞれ独立に回動することにより、3つのタイヤ51,51,51によって形成される谷部に段差の角部が合わさることが可能となる。これにより、階段などの段差のある場所であっても、ボンベ運搬台車100はスムーズに移動することができる。
ステップ6は、図14に示すように、所定の長さを有する板状に形成されている。また、ステップ6の一方の端部には、ステップ6の上方に向かって突出する突出部61を備える。また、ステップ6の突出部61に、ばね62の一方の端部が取り付けられている。また、ばね62の他方の端部は、フォーク3のフレーム1側に連結されている。具体的には、ばね62の他方の端部は、フレーム1の間に位置する側面受部32に取り付けられている。すなわち、ステップ6の一方の端部は、ばね62を介して、フォーク3のフレーム1側に連結されている。
また、ステップ6は、当該ステップ6の長さ方向の中心よりフレーム1側の位置に軸貫通部63を備える。また、軸貫通部63はステップ6の下面に設けられている。また、軸貫通部63には、一対の車輪5,5を連結する車軸53が貫通可能な孔64が形成されている。これにより、ステップ6は、ステップ6の長さ方向の中心よりフレーム1側の位置において、車軸53に回動可能に取り付けられている。
そして、ボンベ運搬台車100を操作する作業者が、ステップ6のフレーム1側とは反対側の端側を足で踏み込むことにより、ステップ6のフレーム1側の突出部61の上端がフレーム1の梁部12の下面に当接して、フレーム1を上方に押すことができる。これにより、フレーム1とフレーム1に固定されたフォーク3とが、車軸53を回動軸として傾く。すなわち、足で踏み込む力を利用して、フレーム1とフレーム1の下端に固定されたフォーク3とを傾けることができる。すなわち、ステップ3を足で踏み込むことにより、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる。そして、ステップ6は、当該ステップ6の長さ方向の中心よりフレーム1側の位置を支点として回動するため、てこの原理より、比較的大きい力を必要としないで、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる。
なお、ステップ6のフレーム1側の端から当該支点までの距離に比べて、ステップ6の当該支点からフレーム1側とは反対側の端までの距離が長いほど、作業者がステップ6を踏む力は少なくて済む。
より具体的には、作業者がステップ6を足で踏み込むと、ステップ6の突出部61の上端がフレーム1の梁部12の下面に当接して、フレーム1を上方に押動する。これにより、フレーム1とフレーム1に固定されたフォーク3とが、車軸53を回動軸として傾く。また、作業者はハンドル2を把持して、ボンベ運搬台車100が倒れないようにバランスを取る。このとき、突出部61の上端がフレーム1の梁部12の下面に当接して、フレーム1を上方に押動するため、フォーク3にボンベが載置されていても、作業者は大きな力を必要とせずに、ハンドル2を把持してボンベ運搬台車100のバランスを取るだけで、フレーム1及びフレーム1に固定されたフォークを傾けることができる。また、作業者がステップ6を踏む力も、上述のてこの原理より、比較的小さくて済む。すなわち、作業者は比較的大きい力を必要としないで、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる。
また、ステップ6は、当該ステップ6の軸貫通部63よりフレーム1側の側部から所定距離だけ側方方向に延出した後、上側に延出した伝達部材65を備える。伝達部材65の上端は、後述する折畳式アーム8が展開している際に作業者がステップ6を軽く踏むことによって、折畳式アーム8の第1のアーム部81に当接可能となっている。換言すれば、伝達部材65は、折畳式アーム8が展開している際に作業者がステップ6を軽く踏むことによって、伝達部材65の上端が折畳式アーム8の第1のアーム部81に当接可能となる高さを有している。より具体的には、伝達部材65の上端には、ローラ65Aが回動可能に取り付けられている。そして、ローラ65Aは、折畳式アーム8が展開している際に作業者がステップ6を軽く踏むことによって、第1のアーム部81に当接して、第1のアーム部81上を摺動することができる。これにより、伝達部材65は、ステップ6の動きを折畳式アーム8に伝達することができる。具体的には、伝達部材65が第1のアーム部81を押し上げ、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した状態を解除する。これにより、折畳式アーム8が展開した状態のときに作業者がステップ6を踏むことにより、折畳式アーム8を折り畳むことができる。
補助輪7は、図14に示すように、補助輪保持部材71に回動可能に保持されている。具体的には、補助輪保持部材71は、板状に形成された基部71A、基部71Aから上方に延出した軸部71Bを備える。そして、補助輪7は基部71Aにねじ止めされる等して、回動可能に保持されている。具体的には、図1、図2に示すように、本実施の形態1にかかる補助輪保持部材71の軸部71Bは、軸部71Bとしての強度を確保するため、アルミパイプを2本用いて形成している。しかし、例えば、製缶加工による溶接により軸部71Bを形成する場合には、アルミパイプを2本用いる必要はない。
折畳式アーム8の一端は、図14に示すように、補助輪保持部材71の軸部71Bの略中央部に固定されている。また、折畳式アーム8の他端は、フレーム1に回動可能に連結されている。
具体的には、図15に示すように、折畳式アーム8は、第1のアーム部81と、第2のアーム部82と、回動取付部83と、を備えている。
第1のアーム部81は、略矩形形状の板状部材である。また、第1のアーム部81の一端は、ヒンジピン等により、回動取付部83に回動可能に連結されている。また、第1のアーム部81の他端は、第2のアーム部82の一端と回動可能に連結されている。
第2のアーム部82は、断面形状が略へ字状の板状部材である。換言すれば、第2のアーム部82は、略矩形形状の板状部材が長辺に実質的に平行に折り曲げられた形状を有している。また、当該略矩形形状の板状部材が折り曲げられる角度は実質的に90°である。なお、第2のアーム部82は、2枚の略矩形形状の板状部材が互いに一辺において接合されて形成されてもよい。また、第2のアーム部82の一端は、第1のアーム部81の他端と回動可能に連結されている。また、第2のアーム部82の他端は、ヒンジピン等により、補助輪保持部材71の軸部71Bの略中央部に回動可能に連結されている。
また、折畳式アーム8が展開した際、第2のアーム部82の一方の面は、第1のアーム部81の上側の長辺の一部と当接可能となっている。これにより、折畳式アーム8が展開した際、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した状態を安定させることができる。
回動取付部83は、一対の板状部材から形成されている。また、当該板状部材の断面形状は略へ字状となっている。そして、当該一対の当該板状部材の一方の面同士の間に第1のアーム部81の一端が挟み込まれた状態で、回動取付部83と第1のアーム部81の一端とが回動可能に連結されている。また、一対の当該板状部材の他方の面は、ボルト等により、フレーム1の梁部12に固定されている。すなわち、第1のアーム部81の一端は、回動取付部83を介して、フレーム1の梁部12に回動可能に連結されている。
これにより、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが重なるように、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが回動することにより、折畳式アーム8はフレーム1側に引き寄せられるように折り畳み可能となっている。
また、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線となるように、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが回動することにより、折畳式アーム8を展開することができる。
具体的には、図14の左側に示すように、折畳式アーム8が展開した状態のときに、作業者がステップ6を踏むことにより、ステップ6のフレーム1側の端が上がり、伝達部材65のローラ65Aが、第1のアーム部81上を摺動しながら、第1のアーム部81を上に押し上げる(図14の中央に示す状態)。これにより、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した状態を解除することができる。次いで、作業者がステップ6から足を離すと、ばね62により、ステップ6のフレーム1側の端が下側に引っ張られて、ステップ6のフレーム1側とは反対側の端側が上側に上がり、ステップ6がフレーム1側に引き寄せられた状態となる。さらに、作業者がハンドル2を操作して、フォーク3が地面につくようにボンベ運搬台車100を起こすことにより、第1のアーム部81及び第2のアーム部82が互いに重なるように回動するとともに、補助輪7がフォーク3側に回動し、折畳式アーム8が折り畳まれる(図14の右側に示す状態)。
また、図14の右側に示すように、折畳式アーム8が折り畳まれた状態のときに、作業者がハンドル2を下に引っ張ると、フレーム1が倒される。これにより、折畳式アーム8の第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成するように回動し、折畳式アーム8が展開される(図14の左側に示す状態)。
なお、上述したように、折畳式アーム8が展開されて、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した際、第2のアーム部82の一方の面は、第1のアーム部81の上側の長辺の一部と当接する。これにより、折畳式アーム8が展開した際、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した状態を安定させることができる。これにより、後述する可動式アーム9の回動範囲が規定され、フレーム1及びフォーム3の倒れる角度が規定されている。もし、折畳式アーム8がない場合には、可動式アーム9の回動範囲が規定されないため、ハンドル2が地面に着くまで、可動式アーム9が回動してしまう。
なお、本実施の形態1では、折畳式アーム8を第1のアーム部81と第2のアーム部82とが回動する構成により形成したが、例えば、折畳式アーム8をフレーム1及び補助輪保持部材71に回動可能に連結されたスライドパック等の長さが変わる部材により形成してもよい。
また、本実施の形態1では、第1のアーム部81と回動取付部83との連結及び第2のアーム部82と補助輪保持部材71との連結にはヒンジピンを採用しているが、ねじ止めでも構わない。第1のアーム部81と回動取付部83との連結及び第2のアーム部82と補助輪保持部材71との連結に、ねじ止めを用いる場合、ボンベ運搬台車100の使用によってねじが緩むため、当該ねじを締める整備を適宜行う必要がある。ねじが緩んだままボンベ運搬台車100を使用すると、最悪の場合、折畳式アーム8が分解してしまう。第1のアーム部81と回動取付部83との連結及び第2のアーム部82と補助輪保持部材71との連結にはヒンジピンを採用することにより、折畳式アーム8が分解する可能性を回避することができる。
可動式アーム9の一端は、図3、図4、図14に示すように、フレーム1に回動可能に連結されている。また、可動式アーム9の他端は、補助輪保持部材71の軸部71Bに固定されている。具体的には、可動式アーム9は、軸部71Bの折畳式アーム8が連結する位置より上側の位置に固定されている。
具体的には、可動式アーム9は、アーム部91と、回動取付部92と、固定部93と、を備える。
アーム部91は、アルミ等の金属等により棒状に形成された部材である。アーム部91の一端は、回動取付部92に固定されている。また、アーム部91の他端は、補助輪保持部材71の軸部71Bに固定されている。また、アーム部91は、補助輪保持部材71に固定された他端より内側の部分において、固定部93に固定されている。
回動取付部92は、円筒部92Aと、軸部92Bと、を備える。円筒部92Aは円筒形状の部材であって、軸部92Bを挿通可能な孔を有する。また、円筒部92Aは、軸部92Bを回動可能に保持する。また、軸部92Bは、フレーム1の枠部11を形成する2つの互いに対向する長辺の間に架け渡された状態で固定されている。また、円筒部92Aに、アーム部91の一端は固定されている。これにより、アーム部91はフレーム1に対して回動可能に連結されている。
固定部93は、所定の取付金具であり、アーム部91を補助輪保持部材71の軸部71Bに固定する。具体的には、固定部93の一端はアーム部91の他端より内側の部分に固定されている。また、固定部93の他端は補助輪保持部材71の軸部Bの上端に固定されている。なお、本実施の形態1では、アーム部91を安価なアルミパイプにより形成したため、アーム部91を補強するため、固定部93が設けられているが、アーム部91がボンベを支えるのに十分な強度を有する場合には、当該固定部93の構成は省略されてもよい。
これにより、可動式アーム9は、回動取付部92の軸部92Bを回動軸として、回動可能となっている。そして、折畳式アーム8が折り畳まれた状態のときに、作業者がハンドル2を下に引っ張ると、フレーム1が倒される。これにより、可動式アーム9は、回動取付部92の軸部92Bを回動軸として、可動式アーム9の補助輪保持部材71側の端が上方に向かうように、回動する。これにより、補助輪保持部材71の軸部71Bがフレーム1から離れる方向に、可動式アーム9が軸部71Bを押し、補助輪7がフレーム1から離れる方向に回動する。
また、作業者が折畳式アーム8を折り畳むときに、作業者がハンドル2を操作して、フォーク3が地面につくようにボンベ運搬台車100を起こすと、可動式アーム9は、回動取付部92の軸部92Bを回動軸として、可動式アーム9の補助輪保持部材71側の端が下方に向かうように、回動する。これにより、可動式アーム9が軸部71Bをフォーク3側に引っ張り、補助輪7がフォーク3側に回動する。
次に、図16を参照しながら、本実施の形態1にかかるボンベ運搬台車100の動作について説明する。
まず、折畳式アーム8が展開している場合、作業者がステップ6を踏むことにより、ステップ6のフレーム1側の端が上がり、伝達部材65のローラ65Aが、第1のアーム部81上を摺動しながら、第1のアーム部81を上に押し上げる。これにより、第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成した状態を解除することができる。次いで、作業者がステップ6から足を離すと、ばね62により、ステップ6のフレーム1側の端が下側に引っ張られて、ステップ6のフレーム1側とは反対側の端側が上側に上がり、ステップ6がフレーム1側に引き寄せられた状態となる。さらに、作業者がハンドル2を操作して、フォーク3が地面につくようにボンベ運搬台車100を起こす。これにより、第1のアーム部81及び第2のアーム部82が互いに重なるように回動する。また、可動式アーム9は、回動取付部92の軸部92Bを回動軸として、可動式アーム9の補助輪保持部材71側の端が下方に向かうように、回動する。これに伴い、補助輪7がフォーク3側に回動する(図16の左側に示す状態)。
次に、作業者は、ボンベBの下にフォーク3をさし込むために、ボンベ運搬台車100をボンベBに向かって押す。ここで、底面受部31の板厚tは、ボンベBの下部のR形状の高さよりも薄く形成されている。また、底面受部31の内径の縁部31Aの板厚は、当該縁部31Aの端側に向かうにつれて徐々に薄くなっている。そのため、作業者がフォーク3をスムーズにボンベBの下にさし込んで、ボンベBをフォーク3により掬うことができる。次いで、作業者が、トグルクランプレバー42Bを操作して、クランプ4が爪部44,44の間にボンベBを挟むことにより、クランプ4がボンベBを保持する(図16の中央に示す状態)。
次に、作業者がハンドル2を下に引っ張ると、フレーム1が倒される。これにより、折畳式アーム8の第1のアーム部81と第2のアーム部82とが一直線を形成するように回動し、折畳式アーム8が展開される。また、可動式アーム9は、回動取付部92の軸部92Bを回動軸として、可動式アーム9の補助輪保持部材71側の端が上方に向かうように、回動する。これにより、補助輪保持部材71の軸部71Bがフレーム1から離れる方向に、可動式アーム9が軸部71Bを押し、補助輪7がフレーム1から離れる方向に回動する。
また、このとき、作業者がステップ6のフレーム1側とは反対側の端側を足で踏み込むことにより、比較的大きい力を必要としないで、作業者は、フレーム1及びフレーム1に固定されたフォーク3を傾けることができる。すなわち、比較的大きい力を必要としないで、作業者は、ステップ6を足で踏み込むことにより、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる(図16の右側に示す状態)。
また、このとき、折畳式アーム8が展開すると共に、補助輪7がフレーム1から離れるように回動する。これにより、傾いたボンベBを折畳式アーム8、可動式アーム9及び補助輪7によって支えることができる。
次に、作業者は、ボンベ運搬台車100を押したり引いたりして、所望する場所へとボンベBを運搬する。
実施の形態1にかかるボンベ運搬台車100によれば、ボンベ運搬台車100を操作する作業者が、ステップ6のフレーム1側とは反対側の端側を足で踏み込むことにより、ステップ6に連結されたフォーク3及びフォーク3に固定されたフレーム1を傾けることができる。すなわち、作業者は、ステップ6を足で踏み込むことにより、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる。そして、ステップ6は、当該ステップ6の長さ方向の中心よりフレーム1側の位置を支点として回動するため、てこの原理より、比較的大きい力を必要としないで、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることができる。また、作業者はステップ6を足で踏み込むため、作業者自身の体重を利用して、ステップ6を操作することができる。そのため、ボンベ運搬台車100に載置されたボンベBを傾けることがさらに容易となる。
具体的には、通常、ハンドルのみを操作して、ボンベ運搬台車に載置されたボンベを傾ける場合、ボンベを傾け始めたときにハンドルを操作する作業者の腕に最も大きな荷重がかかる。例えば、ステップ6を備えない場合に、容量約47リットル、重量70kg〜80kg、高さ約1400mmのボンベを傾け始めたときに作業者の腕にかかる荷重はおおよそ20kgfである。この例の場合、ステップ6の長さを350mmとすると、作業者が当該ステップ6を踏み込むことにより、ボンベを傾け始めたときに当該作業者の腕にかかる荷重をほぼ0kgfとすることができた。
また、通常ボンベBの重量は重く、また、ボンベBの背も高いため、従来のように、ボンベBを回転させながら移動させてボンベ運搬台車に載せる作業では、ボンベBが転倒してしまう可能性がある。そのため、当該作業には、熟練した技能が要求されていた。しかし、本実施の形態1にかかるボンベ運搬台車100によれば、底面受部31の板厚tは、ボンベBの下部のR形状の高さよりも薄く形成されている。また、底面受部31の内径の縁部31Aの板厚は、当該縁部31Aの端側に向かうにつれて徐々に薄くなっている。そのため、作業者がフォーク3をスムーズにボンベBの下にさし込んで、ボンベBをフォーク3により掬うことができる。そのため、比較的大きな力を必要としないで、ボンベBをボンベ運搬台車100に載せることができる。
また、作業者は、トグルクランプレバー42Bを操作することにより、容易に、一対の爪部44,44の間に、ボンベBを挟んで固定することができる。これにより、ボンベBをフォーク3上で安定させることができ、容易にボンベBを傾けることができる。
また、作業者が、作業者がハンドル2を下に引っ張ることにより、折畳式アーム8が展開すると共に、補助輪7がフレーム1から離れるように回動する。これにより、傾いたボンベBを折畳式アーム8、可動式アーム9及び補助輪7によって支えることができる。
また、折畳式アーム8を折り畳む際に、折畳式アームが展開している状態で作業者がステップ6を踏んだ後、作業者がステップ6から足を離すと、ばね62により、ステップ6のフレーム1側の端が下側に引っ張られて、ステップ6のフレーム1側とは反対側の端側が上側に上がり、ステップ6がフレーム1側に引き寄せられた状態となる。これにより、折畳式アーム8を折り畳んだ際、ステップ6もフレーム1側に引き寄せられることとなり、ボンベ運搬台車100を作業者が移動させる際にステップ6が邪魔にならずに済む。
また、本実施の形態1にかかるステップ6、、折畳式アーム8、可動式アーム9等の構造が簡易であるため、ギア等を用いた複雑な機構を採用する場合に比べて安価に、本実施の形態1にかかるボンベ運搬台車100を製造することができる。また、ギア等を用いた複雑な機構を採用する場合に比べてボンベ運搬台車100の重量を低減することができるため、操作性を損なわずに済む。
実施の形態2
次に、図17、図18を参照して、本発明の実施の形態2にかかるボンベ運搬台車について説明する。
図17、図18に示すように、実施の形態2にかかるボンベ運搬台車は、フォーク34の形状のみが、実施の形態1にかかるボンベ運搬台車とは異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。
フォーク34は、図17、図18に示すように、一対の受部341と、当該受部341をスライド可能に保持する受部保持部342と、を備える。なお、フォーク34は、フレーム1の下端に固定されている。具体的には、例えば、受部保持部342の枠体342Aが適宜ボルト等を使用してフレーム1の下端に固定される。
具体的には、受部341は、底面受部341Aと、側面受部341Bと、を備える。
底面受部341Aは、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車に載置されたボンベの底面を支える。具体的には、底面受部341Aは、平面視略矩形形状の部材であり、受部保持部342と連結される部分は肉厚に形成されている。また、底面受部341Aの当該肉厚部には、後述する受部保持部342の保持軸342Bが貫通可能な孔が形成されている。また、底面受部341Aの当該肉厚部には、後述する受部保持部342の調節軸342Cが貫通可能な孔341Cが形成されている。
側面受部341Bは、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車に載置されたボンベの側面を支える。具体的には、側面受部341Bは、底面受部341A上に壁状に形成されている。
受部保持部342は、枠体342Aと、保持軸342Bと、調節軸342Cと、ハンドル部342Dと、を備える。
枠体342Aは、板金などの板状部材から、平面視略コ字状に形成されている。そして、枠体342Aを形成する対向する2枚の板の間に、保持軸342Bが架け渡されて固定されている。また、枠体342Aを形成する対向する2枚の板のうち、一方の板から他方の板まで亘るとともに、当該他方の板を貫通するように、調節軸342Cが回動可能に連結されている。すなわち、枠体342Aを形成する対向する2枚の板のうち、他方の板には調節軸342Cが貫通可能な孔342Eが形成されている。
保持軸342Bは、棒状に形成されており、枠体342Aを形成する対向する板の間に架け渡されて固定されている。また、保持軸342Bは、一対の受部341に形成された孔にスライド可能に挿通されている。これにより、一対の受部341は、保持軸342Bに沿ってスライド可能に、受部保持部342に保持されている。
調節軸342Cは、棒状に形成されるとともに、一方の端部に調節軸342Cを回動させるためのハンドル部342Dが固定されている。また、調節軸342Cは、枠体342Aを形成する対向する2枚の板のうち、一方の板から他方の板まで亘るとともに、当該他方の板を貫通するように、回動可能に連結されている。なお、ハンドル部342Dは、調節軸342Cの枠体342Aより突出している部分に固定されている。また、調節軸342Cは、一対の受部341に形成された孔341Cに回動可能に挿通されている。
また、調節軸342Cの略中央付近に、ストッパー342Fが形成されている。具体的には、ストッパー342Fは、調節軸342Cの、枠体342Aを形成する対向する2枚の板のうち、一方の板から他方の板までの略中央の位置に、形成されている。そして、調節軸342Cのストッパー342Fから上面視左側(図18の左側)の端までには、左ねじのねじ山が形成されている。また、調節軸342Cのストッパー342Fから上面視右側(図18の右側)の端までには、右ねじのねじ山が形成されている。そして、調節軸342Cのストッパー342Fから上面視左側が挿通される受部341の孔341Cは、調節軸342C上の形成された当該左ねじに螺合可能となっている。また、調節軸342Cのストッパー342Fから上面視右側が挿通される受部341の孔341Cは、調節軸342C上の形成された当該右ねじに螺合可能となっている。
これにより、図18に示す矢印の方向にハンドル部342Dを回動させると、一対の受部341の間隔は広くなる。また、図18に示す矢印とは反対の方向にハンドル部342Dを回動させると、一対の受部341の間隔は狭くなる。すなわち、ハンドル部342Dを回動させることにより、一対の受部341の間隔の大きさを調節することができる。そのため、作業者がハンドル部342Dを操作することによって、一対の受部341の間隔を適切な大きさとすることができ、様々な幅を有する円柱形状及び立方体形状のボンベであっても、安定してボンベをフォーク34上に載置することができる。
実施の形態3
次に、図19、図20を参照して、本発明の実施の形態3にかかるボンベ運搬台車について説明する。
図19、図20に示すように、実施の形態3にかかるボンベ運搬台車は、フォーク35の形状のみが、実施の形態1にかかるボンベ運搬台車とは異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。
フォーク35は、図19、図20に示すように、一対の受部351と、当該受部351をスライド可能に保持する受部保持部352と、を備える。なお、フォーク35は、フレーム1の下端に固定されている。具体的には、例えば、受部保持部352の枠体352Aが適宜ボルト等を使用してフレーム1の下端に固定される。
具体的には、受部351は、底面受部351Aと、側面受部351Bと、を備える。
底面受部351Aは、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車に載置されたボンベの底面を支える。具体的には、底面受部351Aは、平面視略矩形形状の部材であり、受部保持部352と連結される部分は肉厚に形成されている。また、底面受部351Aの当該肉厚部には、受部341Aを受部保持部352に固定するためのボルトFが締結可能な孔351Cが形成されている。具体的には、孔351Cは、当該肉厚部の上面から底面に向かって当該肉厚部を貫通して形成されている。
側面受部351Bは、板金などの板状部材から形成され、ボンベ運搬台車に載置されたボンベの側面を支える。具体的には、側面受部351Bは、底面受部351A上に壁状に形成されている。
受部保持部352は、枠体352Aと、スライドレール底面部352Bと、を備える。
枠体352Aは、板金などの板状部材から、略コ字状に形成されている。また、スライドレール底面部352Bは平面視略矩形形状に形成されている。そして、枠体352Aは、スライドレール底面部352Bの3辺に沿って壁を形成するように、スライドレール底面部352Bの上に形成されている。
また、スライドレール底面部352Bの上面には、受部351がスライド可能なレール352Cが形成されている。また、スライドレール底面部352Bには、受部351を固定するためのボルトFが貫通可能な孔352Dが複数形成されている。具体的には、孔352Dは、スライドレール底面部352Bの長さ方向に沿って、複数形成されている。また、孔352Dは、例えば、スライドレール底面部352Bの長さ方向の中心を対称中心として対称な位置に形成されている。
これにより、作業者が一対の受部351を受部保持部352の所望の位置において、ボルトFを受部351の孔351C及び受部保持部352の孔352Dに締結することにより、一対の受部351の間隔の大きさを調節することができる。そのため、作業者が所望の位置において、ボルトFを受部351の孔351C及び受部保持部352の孔352Dに締結することによって、一対の受部351の間隔を適切な大きさとすることができ、様々な幅を有する円柱形状及び立方体形状のボンベであっても、安定してボンベをフォーク35上に載置することができる。
実施の形態4
次に、図21を参照して、本発明の実施の形態4にかかるボンベ運搬台車について説明する。
図21に示すように、実施の形態4にかかるボンベ運搬台車は、クランプ4を用いずにマグネット部材46を用いてボンベを保持する点のみが、実施の形態1にかかるボンベ運搬台車とは異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。
マグネット部材46は、図21に示すように、側面支持部46Aと、磁性力印加部46Bと、を備える。また、マグネット部材46は、フレーム1の上部であって、フォーク3側に突出するように設けられている。
側面支持部46Aは、板金などの板状部材から形成されている。また、側面支持部46Aの平面形状は、略矩形の一辺の一部または全部が当該矩形の内側にR状に曲がった形状である。また、側面支持部46Aは、R状の辺と対向する辺の縁部において、フレーム1の梁部12に固定されている。
磁性力印加部46Bは、側面支持部46Aの幅方向略中央の位置であって、側面支持部46A上に固定されている。また、磁性力印加部46Bは、側面支持部46A上であって、ボンベ運搬台車のフォーク3上に載置されたボンベの側面に接触可能な位置に固定されている。また、磁性力印加部46Bは、当該磁性力印加部46Bを駆動するためのスイッチ46Cを備えている。そして、作業者がスイッチ46Cを操作して、磁性力印加部46Bを駆動すると、磁性力印加部46Bは磁性を帯びる。ボンベは通常鉄製であるため、磁性を帯びた磁性力印加部46Bはボンベを引き付ける。
具体的には、磁性力印加部46Bは、例えば、内部に電磁石を備えている。そして、スイッチ46CがONされることにより、当該電磁石に電流が印加され、電磁石が磁界を発生させ、磁性力印加部46Bがボンベを引き付ける。
また、磁性力印加部46Bは、例えば、内部に磁石を移動可能に保持していてもよい。そして、スイッチ46CをONするように回動させると、内部の磁石が磁性力印加部46Bのボンベに当接する面側に移動し、磁性力印加部46Bがボンベを引き付ける。なお、内部の磁石とスイッチ46Cの内部構造とを、ネジ溝やテーパ形状を有する構造で連結することにより、スイッチ46Cの回転を、内部の磁石の直線移動に変換することができる。
これにより、作業者がスイッチ46Cを操作することにより、マグネット部材46は、様々な幅を有する円柱形状のボンベであっても、適切に保持することができる。
なお、側面支持部46AのR状の辺は、例えばコ字状の辺であってもよい。これにより、マグネット部材46は、立方体形状のボンベを保持することも可能となる。
実施の形態5
次に、図22を参照して、本発明の実施の形態5にかかるボンベ運搬台車について説明する。
図22に示すように、実施の形態6にかかるボンベ運搬台車は、クランプ4を用いずにベルト部材47を用いてボンベを保持する点のみが、実施の形態1にかかるボンベ運搬台車とは異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。
ベルト部材47は、図22に示すように、側面支持部47Aと、バックル47Bと、ベルト47Cと、を備える。また、ベルト部材47は、フレーム1の上部であって、フォーク3側に突出するように設けられている。なお、側面支持部47Aは、実施の形態4にかかる側面支持部46Aと同様の部材であるため、その説明を省略する。
バックル47Bは、側面支持部47A上であって、側面支持部47Aの長手方向の一方の端部に固定されている。また、ベルト47Cの一端は、側面支持部47A上であって、側面支持部47Aの長手方向の他方の端部に固定されている。ここで、側面支持部47Aの長手方向とは、フレーム1の梁部12と平行な方向である。また、ベルト47Cの他端は、バックル47Bに取り付けるための取付具47Dを備える。
また、ベルト47Cは、ボンベの側面に沿ってボンベを囲むことが可能な長さを有している。
これにより、作業者は、フォーク3上に載置されたボンベをベルト47Cとバックル47Bとを用いて、様々な幅を有する円柱形状のボンベを適切に保持することができる。
なお、側面支持部47AのR状の辺は、例えばコ字状の辺であってもよい。これにより、ベルト部材47は、立方体形状のボンベを保持することも可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本実施の形態1では、ばね62は、フォーク3の側面受部32に取り付けられるとしたが、ばね62の取付位置は、これに限られるものではない。ばね62は、折畳式アーム8が折り畳まれる際に、ステップ6のフレーム1側の端部を下方に引っ張れる位置に取り付けられれば良く、例えば、ばね62は、フレーム1の下部に位置する梁部12等、他の部分に取り付けられていてもよい。
1 フレーム
11 枠部
12 梁部
2 ハンドル
3、34、35 フォーク(ボンベ載置部)
31、341A、351A 底面受部
32、341B、351B 側面受部
4 クランプ
46 マグネット部材
47 ベルト部材
5 車輪
53 車軸
6 ステップ(踏板)
61 突出部
63 軸貫通部
65 伝達部材
7 補助輪
8 折畳式アーム
9 可動式アーム
100 ボンベ運搬台車

Claims (1)

  1. フレームと、
    前記フレームによって形成されるフレーム面から突出するように、前記フレームの下端に固定され、ボンベを載置するボンベ載置部と、
    前記フレームの下端であって前記ボンベ載置部側とは反対側に配置された一対の車輪と、
    前記車輪の車軸に回動可能に取り付けられた所定の長さの踏板と、を備え、
    前記踏板は、前記踏板の長さ方向の中心より前記フレーム側の位置において、前記車軸に回動可能に取り付けられており、
    前記踏板のフレーム側とは反対側の端側が踏まれた際、当該踏板のフレーム側の端が前記フレームの下端に当接して、前記フレームを押動する、ボンベ運搬台車。
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