JPH0347020Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0347020Y2
JPH0347020Y2 JP1986103051U JP10305186U JPH0347020Y2 JP H0347020 Y2 JPH0347020 Y2 JP H0347020Y2 JP 1986103051 U JP1986103051 U JP 1986103051U JP 10305186 U JP10305186 U JP 10305186U JP H0347020 Y2 JPH0347020 Y2 JP H0347020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
mounting plate
frame
loading
transport device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986103051U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS638156U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986103051U priority Critical patent/JPH0347020Y2/ja
Publication of JPS638156U publication Critical patent/JPS638156U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0347020Y2 publication Critical patent/JPH0347020Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、重量のある容器、特に高圧ガス容器
の移動及び移載に好適な容器運搬装置に関する。
〔従来の技術〕
酸素、窒素等が充填された高圧ガス容器、ある
いは低温液化ガス容器等比較的重量のある容器を
人力により移動する場合、これを容易にするため
種々の容器運搬装置が利用されている。第3図は
従来の容器運搬装置の一例の斜視図で、この容器
運搬装置は、一端辺を容器積卸し辺1aとする平
板状の載置板1と、該載置板1の前記積卸し辺1
aの対向辺にほぼ垂直に連接すると共に、他端が
適宜曲接されて把手部2aを形成する2本のパイ
プでなるフレーム2と、該フレーム2と前記載置
板1との連設部近傍に設けた一対の可動輪3とか
ら主要部が構成され、静置状態では載置板1の底
面及び可動輪3が床面に接地して安定する。な
お、4は載置板1の容器載置側端部とフレーム2
とを連結する補強材、5はフレーム2の上方位置
に設けた容器転倒防止金具である。
また、図ではフレーム2を構成する2本のパイ
プが把手部2aにおいて結合され一体化している
が、2本のパイプを平行のままとし、それぞれの
端部を把手部としているのもある。
この容器運搬装置は、容器(図示せず)を載置
板1に載置し、かつ容器の上部胴を転倒防止金具
5に保持した状態で把手部2aを押し下げて、フ
レーム2を可動輪3の床面との接地点を支点とし
て傾動し、把手部2aを押すことにより移動搬送
することができる。そして、所定場所迄移動した
後は、把手部2aへの押下力を緩めるとフレーム
2は容器の重さで載置板1側に回転し、容器が直
立して静置状態になるので容器を載置板1から床
面上に移動する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来の容器運搬装置では、容器を床
面上で水平移動した後そのまま床面上に置く作業
では支障はないが、床面より少し高い位置に移載
するのは容易ではない。
例えば、ガス製造工場などでは、ガスを充填し
た容器を床面上に置いた台秤にのせ、重量を計測
する必要が多々あるが、この場合、従来の容器運
搬装置では載置板1が床面に接地し容器の底部が
秤の上面より低くなるので人力により該容器を持
ち上げて秤上に移載せねばならず取扱上、種々の
不都合が生ずる。また、フレーム2を傾けて秤に
近づけ容器底部の一端部を秤の上面に載せ、該一
端部を支点として容器を秤に上面上で直立し秤に
移載することも考えられるが、これでは容器運搬
装置と容器の両方を同時に操作せねばならず1人
での作業は移載途中で容器が転倒してしまう危険
がある。
これを解決する手段として、床に秤を収納する
面積の穴を開けて秤を入れ、秤の上面を床面と同
一にし、容器の移載を容易にすることが考えられ
るが、これによると、経費がかかるだけでなく秤
設置場所が限定される結果、容器の移動や保管な
どで床面の利用が制限される不都合が生ずる。
〔考案の構成〕
本考案は上記に鑑み、容器を床面上で水平移動
し得ると共に、床面上の秤の如く、床面より少し
高い位置での移載を容易にする容器運搬装置を提
供することを目的とするものである。
そして、その特徴とするところは、載置板上の
容器積卸し辺に近い位置に、容器の下部側面を保
持する位置決め用保持部材を設けると共に、該載
置板の容器積卸し辺を下方に屈曲させた下向き傾
斜面に形成したことしたことにある。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、第1図に本考案に
係る容器運搬装置の斜視図を、第2図に該運搬装
置を用いて容器を床面上に置いた秤の上に移載す
る状況を例示して説明する。
第1図、第2図において、10は容器を載置す
る平板状の載置板で、その一端辺の容器積卸し辺
10aを、下方に屈曲させて下向き傾斜面を形成
している。また、載置板10上の容器積卸し辺1
0aに近い位置に、載置すべき容器の下部側面を
保持しかつ容器底面の一部が載置板10上より突
出するよう位置決めされた保持部材11が設けら
れている。前記載置板10の容器積卸し辺10a
の対向辺には2本のパイプでなるフレーム12が
ほぼ直角に連接し、該フレーム12の端部は適宜
曲接され、かつ一体化されて把手部12aとなつ
ている。そして前記載置板10とフレーム12と
の連接部近傍には両端に可動輪13,13を有す
るシヤフト14が固着されている。
次に、15は前記可動輪13,13を回転自在
に保持するシヤフト14に固着した踏板で、前記
載置板10に平行、かつ対向位置に設けられ、ま
た、16,17は載置板10とフレーム12とを
連結する保強材、18は容器転倒防止金具であ
る。
次に上記した本考案に係る容器運搬装置の取扱
いを説明する。
本運搬装置は静置状態では載置板10の容器積
卸し辺10a及び可動輪13,13が床面に接地
し安定しており、載置板10の中央部は床面より
若干離れている。このような静置状態において、
容器Aを該容器Aの下部側面を載置板10の保持
部材11に当接して傾動し上部胴を容易転倒防止
金具18に保持した状態で載置する。このとき、
容器Aの底面が、一部載置板10の容器積卸し辺
10aより突出していることが必要であり、保持
部材11を、容器Aがこのように載置できるよう
位置決めされる。
このように容器Aを載置した後、把手部12a
を押し下げ、必要によつては踏板15を同時に押
し下げてフレーム12を傾動し、容器Aを可動輪
13に保持したまま把手部12aを押すことによ
り、容易に移動できる。なお容器A移動時にフレ
ーム12を一定以上手前に傾動すると踏板15の
端部が床面に接触しそれ以上傾動しないので安全
である。
次に例えば、台秤Bの如く、床面より高い位置
をもつ個処に移載する場合は、フレーム12を適
宜傾動して、載置板10の容器積卸し辺10aを
台秤Bの上面端部にセツトする。その後載置板1
0上に傾斜載置された容器Aを直立させると、容
器A底面の一部が台秤B上に移載するので回転移
動させることにより容易に台秤B上に移転でき
る。なお、台秤Bより運搬装置に移載する場合
は、載置板10の容器積卸し辺10aを台秤Bの
端部にセツトした後、容器Aを回転移動させつつ
載置板10上に移載すればよく、又、床面上に容
器を移載するに当つては何ら特別な操作は不要で
容器運搬装置を静置状態にして容器Aを移載すれ
ば良い。
上述の如く本考案の容器運搬装置によれば容器
を簡単に台秤等高い位置の上に移載できるが、容
器を移載する床面からの高さに応じて載置板10
に設ける保持部材11のフレーム12との連結部
からの距離l及び積卸し辺10aの傾斜角度を適
宜選択する。即ち、第2図に例示した如く、本考
案の容器運搬装置を台秤Bの直前に移動し把手部
12aを押し下げてフレーム12を傾動させた
時、容器積卸し辺10aが台秤Bの上面に載せ得
て、望ましくは台秤B上面と平行であり、また、
容器Aの底部が台秤B上面と同一か若干高めであ
るように適宜設計する。さらに、保持部材11を
連結部からの距離l離して、載置板10上の容器
積卸し辺10aに近い位置に設けることにより、
フレーム12を傾斜するだけで従来より高い位置
に容器Aを持ち上げることができるので、台秤B
上に載せ易い。なお、前記したように保持部材1
1と容器積卸し辺10aとの距離を容器Aの直径
より短くするとことが必要であり、これにより第
2図の如く容器Aを台秤Bに移載する場合に、単
に傾斜状態の容器Aを直立するだけで容器Aの端
部が台秤B面上に接触し移載し易く、また、台秤
Bから載置板10に移載する場合も同様に移載し
易くなるからである。
〔考案の効果〕
上記の如く、本考案に係る容器運搬装置は所望
の長さをもつ載置板上の容器積卸し辺の近くに容
器の下部側面を保持し、かつ位置決めする保持部
材を設けたので、フレームを傾動するだけで従来
より高い位置に容器を持ち上げることができ、ま
た、容器積卸し辺を下方に屈曲させて下向き傾斜
面としたので、床面上の台秤等高い位置をもつ個
処に係止できる。これにより、容器を水平移動し
得ると共に高い位置への容器の移載が容易にでき
るので実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の容器運搬装置の一実施例を示
す斜視図、第2図は本考案の容器運搬装置を用い
て容器を床面上に置いた秤の上に移載する状況を
例示した説明図、第3図は従来の容器運搬装置の
一例を示す斜視図である。 10……載置板、10a……容器積卸し辺、1
1……保持部材、12……フレーム、13……可
動輪、15……踏板、18……容器転倒防止金
具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端辺を容器積卸し辺とする載置板の前記容
    器積卸し辺の対向辺にほぼ直角に連設して上方
    に延びその端部に把手部を形成するフレームを
    設けると共に、該フレームと前記載置板との連
    設部近傍に可動輪を設け、該可動輪を支点にし
    て前記フレームを傾斜させて前記載置板に載せ
    た容器を運搬する容器運搬装置において、載置
    板上の容器積卸し辺に近い位置に、容器の下部
    側面を保持しかつ容器底面の一部が載置板上よ
    り突出するよう位置決めされた保持部材を設け
    ると共に、該載置板の容器積卸し辺を下方に屈
    曲させた下向き傾斜面に形成したことを特徴と
    する容器運搬装置。 2 前記下向き傾斜面が、前記フレーム端部の把
    手部を下動することにより可動輪を支点として
    傾斜したときにほぼ水平であるように形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の容器運搬装置。
JP1986103051U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH0347020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986103051U JPH0347020Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986103051U JPH0347020Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638156U JPS638156U (ja) 1988-01-20
JPH0347020Y2 true JPH0347020Y2 (ja) 1991-10-04

Family

ID=30975249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986103051U Expired JPH0347020Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0347020Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6459902B2 (ja) * 2015-10-29 2019-01-30 トヨタ自動車株式会社 ボンベ運搬台車
JP7153503B2 (ja) * 2018-08-09 2022-10-14 能美防災株式会社 可搬式消火装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441490U (ja) * 1977-08-29 1979-03-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127814Y2 (ja) * 1979-12-13 1986-08-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441490U (ja) * 1977-08-29 1979-03-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS638156U (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9139214B2 (en) Adjustable lift truck
US4756540A (en) Wheeled mechanism
US2700573A (en) Hand truck for transporting building materials
US2793788A (en) Portable mortar container
JPH0347020Y2 (ja)
US3233764A (en) Transporting devices
US2816674A (en) Drum truck
GB2182614A (en) Handling trolley
US4943073A (en) Hand truck for transporting heavy flat articles
JP2000326852A (ja) 運搬用機器
JP2684349B2 (ja) キャリーカート
JPS5848272Y2 (ja) 荷役装置
US4204696A (en) Dollie for manipulating a palletized load and method of its use
JPH01502807A (ja) 手押し車
JP2707060B2 (ja) 開口縁付丸形容器運搬車
US20100013178A1 (en) Hand truck for transporting a pail
KR200440748Y1 (ko) 다용도 이륜운반기구
KR200239519Y1 (ko) 핸드 캐리어
JPS63247206A (ja) パレツト運搬装置
JPS6228566Y2 (ja)
JPS5829120Y2 (ja) 荷役自動車における荷上げ台装置
JPH0464592A (ja) 簡易荷揚運搬装置
EP0138571A2 (en) A wheeled mechanism
JPS5851094Y2 (ja) ドラム缶の保持兼運搬具
CA1248989A (en) Wheeled mechanism