JP6459532B2 - エンジン作業機 - Google Patents
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Description
本発明の他の目的は、エンジン作業機による作業を中断することなくハンドル部から作業回転数を変更できるようにした風力ガバナー付きのエンジン作業機を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ハンドル部から気化器へのワイヤーケーブルの本数を増やすこと無く、風力ガバナーにおける作業回転数を変更できるようにしたエンジン作業機を提供することにある。
本発明の一つの特徴によれば、操作部からスロットルワイヤ等の連結部材を介してスロットル操作される気化器と、クランク軸の回転力を利用して回転する冷却ファンと、冷却ファンによって生成された冷却風をガバナー板によって受けることにより気化器のスロットル軸に回転力を付与する風力ガバナーと、を有するエンジンを用いて作業機器を駆動するエンジン作業機において、スロットル軸にはスロットルレバーが設けられ、スロットル軸は弾性部材にて回転速度を上昇させる方向に付勢され、連結部材にスロットルレバーの軸回りの移動範囲の双方を制限する開度規制部を接続し、操作部によるスロットル操作時に弾性部材及び風力ガバナーの力によりスロットルレバーを開度規制部によって制限された移動範囲内に留めることによりエンジンの回転速度を所定の範囲内に保つように構成した。これによりスロットルレバーの回動量を物理的な規制によって作業に適した回転速度の範囲内に維持させることができる。風力ガバナーは、ガバナー板が冷却風から受ける力によって回転速度を低下させる方向にスロットル軸を回動させ、一方において、スロットル軸が弾性部材によって回転速度を上昇させる方向に付勢されるので、これらのバランスのとれた点においてエンジンの作業時の回転速度が決定される。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
11a 側壁 11b ファン室側壁
11c ファン室後壁 12 開口部
13 シリンダ 13a 吸気口
13b 排気口 14 クランク軸
15 クランクケース 16 ファンケース
17 マグネトロータ 17a フィン
18 エアクリーナカバー 19 プラグキャップ
20 点火コイル 21 燃料タンク
21a 燃料キャップ 22 リコイルスタータ
23 スタータハンドル 24 ファン室
25 マフラー 26 ピストン
28 シリンダ室 29 遠心クラッチ
31 ネジ 37 遮熱板
38 インシュレータ 39 吸気通路
40 気化器 41 スロットル軸
42 流量調整ネジ 43 スロットルレバー
43a 下側接触点 43b 上側接触点
44 開度規制材 44a 開口側
44b 閉鎖面 44c 切り抜き部
44d ネジ穴 45 弾性部材
46 燃料流入口 48 エアフィルタ
50 風力ガバナー 51 ガバナー板
52 ネジ穴 53 アーム
54 ビーム 55 折り曲げ部
56 直交部 58 ネジ
59 冷却風の方向 60 スロットルストッパ
61 突き当て部 62 アジャストスクリュー
70 アウターチューブ 71 スロットルワイヤ
72 スロットルロッド 73 タイコ
74 ネジ 75 リターンスプリング
80 開度規制部 100 操作部
101 把持部 102 操作レバーロック材
102a ロック爪 103 操作レバー
103a ロック爪 104 切替操作部
104a ストッパー 105 キルスイッチ
106 揺動軸 107 捻りバネ
501 エンジン作業機 504 メインパイプ
507 スロットルレバー 508 ハンドル
509 グリップ部 510 エンジン
512 回転刃 513 飛散防御カバー
540 気化器 541 スロットル軸
543 スロットルレバー 543a 下側接触点
545 バネ 571 スロットルワイヤ
572 スロットルロッド 573 タイコ
CA 冷却風(の流れ)
I (スロットルレバーの)アイドリング位置
W (スロットルレバーの)最大出力位置
Claims (10)
- 操作部から連結部材を介してスロットル操作される気化器と、クランク軸の回転力を利用して回転する冷却ファンと、前記冷却ファンによって生成された冷却風をガバナー板によって受けることにより前記気化器のスロットル軸に回転力を付与する風力ガバナーと、を有するエンジンを用いて作業機器を駆動するエンジン作業機において、
前記スロットル軸にはスロットルレバーが設けられ、前記スロットル軸は弾性部材にて回転速度を上昇させる方向に付勢され、
前記連結部材には、前記スロットルレバーの軸回りの移動範囲の双方を制限する開度規制部を固定し、
前記操作部によるスロットル操作時に、前記弾性部材及び前記風力ガバナーの力により前記スロットルレバーを前記開度規制部によって制限された移動範囲内に留めることにより前記エンジンの回転速度を所定の範囲内に保つようにしたことを特徴とするエンジン作業機。 - 前記風力ガバナーは、前記ガバナー板が冷却風から受ける力によって回転速度を低下させる方向に前記スロットル軸を回動させ、
前記スロットル軸が回転速度を低下させる方向に回動する際の前記スロットルレバーの回動量が、前記スロットルレバーと前記開度規制部の物理的接触によって規制されることを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。 - 前記開度規制部は、前記スロットルレバーの軸回りの双方向の移動範囲を制限する接触面以外の箇所においては前記スロットルレバーと非接触となるように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン作業機。
- 前記操作部は前記連結部材を引くことにより前記エンジンの回転数を、アイドリング状態と、アイドリング状態の回転数よりも高い作業状態とに変更可能であり、
アイドリング状態の際には前記開度規制部と前記スロットルレバーが物理的に接触することによって前記スロットル軸の最高開度位置が設定されることを特徴とする請求項2又は3に記載のエンジン作業機。 - 非アイドリング状態において前記開度規制部は前記スロットル軸の最低開度位置を設定することにより、前記スロットル軸が前記最低開度位置から回転速度を増加させる方向への回動を許容することを特徴とする請求項4に記載のエンジン作業機。
- 前記操作部に前記連結部材の最大引き量を切り替える切替操作部を設けたことを特徴とする請求項5に記載のエンジン作業機。
- 前記開度規制部は、前記連結部材に接続される末端部と開度規制材とにより構成される筐体によって構成されることを特徴とする請求項6に記載のエンジン作業機。
- 前記連結部材の引き状態を戻す方向に前記開度規制部を付勢するリターンスプリングを設けたことを特徴とする請求項7に記載のエンジン作業機。
- 前記開度規制材が隙間を有して前記スロットルレバーを内部に収容することを特徴とする請求項7又は8に記載のエンジン作業機。
- 操作部から連結部材を介してスロットルレバーが操作される気化器と、クランク軸の回転力を利用して回転する冷却ファンと、前記冷却ファンによって生成された冷却風をガバナー板によって受けることにより前記気化器のスロットル軸に回転力を付与する風力ガバナーと、を有するエンジンを用いて作業機器を駆動するエンジン作業機において、
前記スロットル軸は弾性部材にて回転速度を上昇させる方向に付勢され、
前記連結部材に連動して前記スロットルレバーの前記スロットル軸の軸回りの設定範囲を双方向に制限する開度規制部を、前記連結部材に固定し、
前記ガバナー板を用いた前記スロットル軸の回動バランス点を、前記操作部から前記連結部材の最大引き量を調整することによって変更できるようにしたことを特徴とするエンジン作業機。
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