JP6458787B2 - 通信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置及びプログラムに関する。
従来、電話機で会話を楽しもうとする場合、相手が忙しいかどうかが気になっても実際に電話をかけて相手に都合を聞いてみないとわからず、手軽に会話を楽しみたい場合に不便であった。或いは、相手の都合が良いかを確認してから通話をするために、事前にメールを送って確認してから電話をかけるなどの手間をかける必要があった。
例えば、特許文献1には、そのときの気分、暇/忙しいなどの状況を示す存在情報を相手端末に送信すると、相手端末においてその存在情報に応じて呼び出し音の曲調等を変えて出力を行い、相手に自分の状況を知らせる技術が記載されている。
特開2003−116165号公報
しかしながら、特許文献1においては、発信側が自分の状況を相手に伝えることはできるが、相手の状況を配慮したものではない。また、現在の自分の状況(存在情報)の設定をその都度変更する必要があり、実用的ではなかった。
また、電話機によっては、着信履歴を通知するシステムを保有しているものや、留守番電話機能を有するものが知られている。しかし、いずれも電話の着信状況を示すだけであり、相手先では発信者が暇だから会話を楽しむために電話をしてきたのか緊急の用事があって電話をしてきたのかは区別できない。そのため、折り返し電話をしなければならないという負担を相手に強いてしまう場合があった。
本発明の課題は、相手先に送信した通知希望情報に対する表示を送信元から後で制御できるようにすることである。
本発明に係る通信装置は、相手先の通信相手装置と通信を行う通信装置であって、前記通信相手装置に対して通知希望情報の送信後にあって、ユーザによる任意の取消指示があった際は、当該取消指示が通知終了時刻前での指示か否かを判別する判別手段と、前記判別手段で前記通知終了時刻前での指示と判別された場合に、当該指示が前記通信相手装置への通知希望情報の送信後での取消指示であることを示す確認情報を表示する表示制御手段と、前記表示制御手段による前記確認情報の表示中にあって前記取消指示が再度あった際は、前記通信相手装置で通知される前記通知希望情報の取消を指示する指示情報を送信する送信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、相手先の通信相手装置と通信を行う通信装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記通信相手装置に対して通知希望情報の送信後にあって、ユーザによる任意の取消指示があった際は、当該取消指示が通知終了時刻前での指示か否かを判別する判別手段、前記判別手段で前記通知終了時刻前での指示と判別された場合に、当該指示が前記通信相手装置への通知希望情報の送信後での取消指示であることを示す確認情報を表示する表示制御手段、前記表示制御手段による前記確認情報の表示中にあって前記取消指示が再度あった際は、前記通信相手装置で通知される前記通知希望情報の取消を指示する指示情報を送信する送信制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、相手先に送信した通知希望情報に対する表示を送信元から後で制御することが可能となる。

第1の実施形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 通信装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において送信側の通信装置により実行される通話希望ボタン処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態において受信側の通信装置により実行される通話希望通知表示処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 第2の実施形態において通信装置により実行される初期設定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態において送信側の通信装置により実行される時間設定ボタン処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態において送信側の通信装置により実行される通話希望ボタン処理Bを示すフローチャートである。 第2の実施形態において受信側の通信装置により実行される通話希望通知表示処理Bを示すフローチャートである。 第3の実施形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 メッセージテーブルの一例を示す図である。 第3の実施形態において通信装置により実行される初期設定処理Cを示すフローチャートである。 第3の実施形態において送信側の通信装置により実行されるメッセージボタン処理を示すフローチャートである。 メッセージボタンを押下したときの表示パネルの表示遷移を示す図である。 第3の実施形態において送信側の通信装置により実行される通話希望ボタン処理Cを示すフローチャートである。 第3の実施形態において受信側の通信装置により実行される通話希望通知表示処理Cを示すフローチャートである。 第4の実施形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 メッセージ送信履歴記憶部のデータ格納例を示す図である。 第4の実施形態において送信側の通信装置により実行される通話希望ボタン処理Dを示すフローチャートである。 第4の実施形態において送信側の通信装置により実行される表示キャンセルボタン処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態において受信側の通信装置により実行される表示キャンセル受信処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 電話番号情報リスト記憶部のデータ格納例を示す図である。 第5の実施形態において送信側の通信装置により実行される宛先追加ボタン処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態において送信側の通信装置により実行される通話希望ボタン処理Eを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
先ず、第1の実施の形態の構成について説明する。
図1は、第1の実施の形態における通信システム100の全体構成を示す図である。
通信システム100は、電話機1A、電話機1Bが通信ネットワークNを介して接続可能に構成されている。
本実施の形態においては、電話機1A、1Bを固定電話機として、通信ネットワークNを回線、回線交換機、中継交換機等を含む公衆電話回線網として説明するが、これに限定されるものではない。例えば、電話機1A、1BをIP(Internet Protocol)電話、携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、スマートフォン等の他の通信装置とし、通信ネットワークNをインターネット、移動体通信網、ISDN回線等を含む他のネットワークとしてもよい。
図2は、電話機1A及び1Bの機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電話機1A、1Bは、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、操作部13と、表示部14と、記憶部15と、送受話部16と、通信制御部17と、タイマー18と、を備えて構成され、各部がバス19を介して接続されている。電話機1Aと電話機1Bとは、同様の構成及び機能を有する電話機である。
CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM12のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記憶部15に記憶されている処理プログラム15a(図示せず)を読み出してワークエリアに展開し、後述する通話動作、通話希望通知動作に係る各種処理を実行することにより制御手段、通話希望送信手段として機能する。
RAM12は、揮発性のメモリである。また、RAM12は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
操作部13は、図1に示すように、相手先指定手段としてのダイヤルボタン群13aや、通話希望ボタン13b等を備え、ユーザによる各ボタンの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。
表示部14は、表示パネル14a、通話希望表示装置14b等を備えて構成されている。表示パネル14aは、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU11からの表示制御信号に従って、相手先電話番号、着信番号等の表示を行う。通話希望表示装置14bは、LED(Light Emitting Diode)等により表示され、CPU11からの制御信号に従って点灯することで、通話希望ボタン13bに基づく着信があったことをユーザに通知する。
記憶部15は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部15には、図2に示すように、プログラム記憶部150が設けられている。
プログラム記憶部150には、CPU11で実行されるシステムプログラムや処理プログラム15a、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。処理プログラム15aには、後述する通話希望ボタン処理、通話希望通知表示処理を始めとする各種処理を実行するためのプログラムが含まれる。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部150に格納されている。CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
送受話部16は、図示しないマイクやスピーカを備える受話器16a、着信音等を出力するためのスピーカ16b等を備える。受話器16aには、図示しない通話路スイッチが設けられており、ユーザによりオフフック操作が行われると、回線ループを形成する。
通信制御部17は、通信ネットワークNに接続された他の電話機との間での通話信号や制御信号の通信を行う。
タイマー18は、設定された時間までの残り時間をカウントし、計測開始時点から設定された時間が経過したときに、CPU11に通知信号を出力する。
次に、通信システム100の動作について説明する。
通信システム100においては、従来からの通話動作の他、通話希望であることを相手に通知するための通話希望通知を相手先の電話機に出力させる通話希望動作を行うことができる。
電話機1A又は1Bにおいて、ダイヤルボタン群13aで相手先の電話番号が押下されると、押下された相手先の電話番号が表示部14の表示パネル14aに表示される。図1の電話機1Aは、電話番号が表示パネル14aに表示された状態を示している。
図1の電話機1Aに示す表示パネル14aの状態において受話器16aが持ち上げられると(オフフック操作されると)、通話動作が行われる。即ち、表示された相手先の電話番号が通信制御部17により通信ネットワークNに送信され、その電話番号の電話機(相手先電話番号)に接続される。相手先の電話機においてオフフック操作が行われると、通話が可能となる。
また、図1の電話機1Aに示す表示パネル14aの状態で、通話希望ボタン13bが押下されると、通話希望通知動作が行われる。通話希望通知動作は、相手が忙しい状態かわからないが、時間があるなら会話をしたいときに押下することにより、相手側の電話機に通話希望通知を表示させる動作である。
以下、通話希望通知動作について説明する。
(送信側の処理)
図3は、電話機1A又は1Bにおいて、ダイヤルボタン群13aより相手先の電話番号が押下された後、通話希望ボタン13bが押下された際にCPU11により実行される通話希望ボタン処理の動作を示すフローチャートである。通話希望ボタン処理は、CPU11と処理プログラム15aとの協働により実行される。
通話希望ボタン13bが押下されると、表示パネル14aに表示されている相手先の電話番号が取得される(ステップS1)。
次いで、相手先の電話機に対し、予め定められた時間、通話希望通知を表示させるための通話希望情報が作成され(ステップS2)、通話希望情報が通信制御部17により通信ネットワークNを介して相手先電話番号宛に送信される(ステップS3)。
ステップS3においては、具体的には、相手先電話番号と通話希望情報が信号として通信制御部17により通信ネットワークNの回線に送信される。信号が回線交換機に到達すると、回線交換機では、送信元電話番号が識別され、通話希望情報に送信元電話番号が付加され、相手先電話番号宛に送信される。
(受信側の処理)
次に、電話機1A又は1Bにおいて、通話希望情報を受信した場合に実行される処理について説明する。
図4は、電話機1A又は1Bにおいて、通信制御部17により他の電話機からの通話希望情報が受信された場合に、CPU11により実行される通話希望通知表示処理の動作を示すフローチャートである。通話希望通知表示処理は、CPU11と処理プログラム15aとの協働により実行される。
まず、受信された通話希望情報に付加されている送信元電話番号が取得される(ステップS11)。
次いで、通話希望メッセージが作成される(ステップS12)。通話希望情報は、予め定められたコード等により構成されているので、ユーザが理解できる通話希望メッセージのテキスト(ここでは、「通話希望有り」のテキスト)が作成される。
次いで、ステップS11で取得された送信元電話番号が表示部14の表示パネル14aに表示されるとともに(ステップS13)、作成された通話希望メッセージが表示パネル14aに表示される(ステップS14)。更に、通話希望表示装置14bが点灯される(ステップS15)。
図1の電話機1Bは、ステップS13〜S14において表示パネル14aに送信元電話番号及び通話希望メッセージが表示され、ステップS15において通話希望表示装置14bが点灯された状態を示している。これらの通話希望メッセージ、送信元電話番号、通話希望表示装置14bの点灯は、通話希望を通知するための通話希望通知である。
次いで、タイマー18に予め定められた時間(通話希望通知の表示時間)が設定され、計時が開始され(ステップS16)、一定間隔毎にカウントダウンが行われる(ステップS17)。設定された表示時間が経過し、時間のカウント動作が終了したことを通知する通知信号がタイマー18から出力されると(ステップS18;YES)、通話希望メッセージ及び送信元電話番号が表示パネル14aから消去される(ステップS19)。また、通話希望表示装置14bが消灯され(ステップS20)、通話希望通知表示処理は終了する。
なお、通話希望メッセージ等の表示時間中にオフフック操作がされた場合、CPU11は、通信制御部17を制御して、自動的に送信元電話番号に発呼を行うようにしてもよい。
以上のように、第1の実施の形態によれば、第1の通信装置としての送信側の電話機1A又は1Bにおいて、ダイヤルボタン13aが押下されることにより相手先電話番号が入力された後、通話希望ボタン13bが押下されると、CPU11は、通信制御部17により通話希望情報を相手先電話番号に送信する。第2の通信装置としての受信側の電話機1A又は1Bにおいて、通信制御部17により通話希望情報が受信されると、CPU11は、予め定められた表示時間だけ表示部14に通話希望通知を表示させる。予め定められた表示時間が経過すると、通話希望通知の表示を消去する。即ち、通話希望通知の表示を停止させる。
従って、ユーザは、実際に電話をかけて通話をしたり、予め電子メールを送信したりすることなく、通話を希望していることを相手に簡単に伝えることが可能となる。また、予め定められた時間が経過すると、通話希望通知は消去され、留守電や着信履歴機能のように履歴が残ることがないので、相手に負担をかけずに通話希望であることを伝えることができる。
また、受信側では、通話をしたい人がいることを容易に知ることが可能となり、都合が良いときだけ通話希望に応えて通話をすることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、通話希望通知を表示する時間は固定であった。しかし、例えば、1時間後には外出してしまうような場合、通話のできる1時間だけ通話希望通知が相手側に表示されることが好ましい。そこで、第2の実施の形態においては、通話希望通知の表示時間を送信側で設定する機能を付加し、送信元において通話希望通知の表示時間を設定できるようにする。
図5は、第2の実施の形態における通信システム200の全体構成を示す図である。
図5に示すように、通信システム200において、電話機1A及び1Bの操作部13は、時間設定手段としての時間設定ボタン13cが備えられている。
また、記憶部15のプログラム記憶部150には、システムプログラムの他、処理プログラム15b(図示せず)が記憶されている。CPU11は、処理プログラム15bとの協働により、通話動作や、後述する通話通知動作に係る各処理(図6〜図9参照)を実行し、制御手段、通話希望送信手段として機能する。
また、記憶部15には、図示しない表示時間設定記憶部が備えられている。
その他の通信システム200の構成は、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
次に、第2の実施の形態における通信システム200の動作について説明する。
通信システム200における通話動作は、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、通話希望通知動作について説明する。
通話希望通知動作の前提として、各電話機1A、1Bにおいては、電源投入時に、CPU11により図6に示す初期設定処理が実行される。
初期設定処理においては、通話希望通知を他の電話機に表示させる際のデフォルトの表示時間(ここでは60分)が表示時間設定情報として記憶部15の表示時間設定記憶部に記憶される(ステップS21)。
(送信側の処理)
第2の実施の形態における電話機1A、1Bにおいて、送信側のユーザは、まず、時間設定ボタン13cを押下して表示時間設定を設定し、次いで、相手先の電話番号を押下して通話希望ボタン13bを押下することで、相手先の電話機における通話希望通知の表示時間を所望の時間に設定することができる。
図7は、電話機1A又は1Bにおいて、時間設定ボタン13cが1回押下される毎にCPU11により実行される時間設定ボタン処理の動作を示すフローチャートである。
まず、記憶部15の表示時間設定記憶部から表示時間設定情報が取得される(ステップS31)。
次いで、表示時間設定記憶部の表示時間設定情報に30分が加算される(ステップS32)。加算の結果、表示時間設定情報が8時間以上となったか否かが判断され、8時間以上になったと判断されなければ(ステップS33;NO)、表示パネル14aに表示時間設定情報が表示される(ステップS35)。
一方、表示時間設定情報が8時間以上となったと判断された場合(ステップS33;YES)、表示時間設定記憶部に表示時間設定情報として30分が設定され(ステップS34)、表示パネル14aに表示時間設定情報が表示される(ステップS35)。
ステップS35においては、図5の電話機1Aに示すように、現在の通話希望通知の表示時間の設定が表示パネル14aの上段に表示される。
上述の時間設定ボタン処理では、時間設定ボタン14cが1回押下される毎に表示時間設定記憶部に記憶された表示時間を30分ずつ増やしていき、表示時間の設定が8時間を越えると30分に戻るようになっている。なお、デフォルトの表示時間、表示時間の上限等や表示時間を増加させる間隔等は、一例であり、これに限定されるものではない。例えば、ダイヤルボタン13a等で直接表示時間を指定しても良い。
次に、通話希望ボタン13bが押下されたときの処理について説明する。
図8は、電話機1A又は1Bにおいて、ダイヤルボタン群13aの押下により相手先の電話番号が入力された後、通話希望ボタン13bが押下された際にCPU11により実行される通話希望ボタン処理Bの動作を示すフローチャートである。
なお、図5の電話機1Aに示すように、ダイヤルボタン群13aにより相手先の電話番号が入力されると、入力された電話番号が表示パネル14aの下段に表示された状態となる。また、表示パネル14aの上段には、表示時間設定情報が表示されており、通話希望通知の表示時間が確認可能となっている。
通話希望ボタン処理Bにおいては、まず、表示パネル14aに表示されている相手先電話番号が取得される(ステップS41)。
次いで、相手先の電話機に対し、予め定められた時間、通話希望通知を表示させるための通話希望情報が作成される(ステップS42)。
次いで、記憶部15の表示時間設定記憶部から表示時間設定情報が取得され(ステップS43)、通話希望情報及び表示時間設定情報が通信制御部17により通信ネットワークNを介して相手先電話番号宛に送信される(ステップS44)。表示時間設定情報は、相手側の電話機に対し、通話希望通知を表示する時間を指示する情報となる。
ステップS44においては、具体的には、相手先電話番号、通話希望情報、表示時間設定情報が信号として通信制御部17により通信ネットワークNの回線に送信される。信号が回線交換機に到達すると、回線交換機では、信号の送信元電話番号が識別され、通話希望情報に表示時間設定情報及び送信元電話番号が付加された信号が生成され、相手先電話番号宛に送信される。
(受信側の処理)
次に、電話機1A又は電話機1Bにおいて、通話希望情報を受信した場合に実行される処理について説明する。
図9は、電話機1A又は1Bにおいて、通信制御部17により通話希望情報が受信された場合に、CPU11により実行される通話希望通知表示処理Bの動作を示すフローチャートである。
まず、受信された通話希望情報に付加されている送信元電話番号が取得される(ステップS51)。
次いで、通話希望メッセージが作成される(ステップS52)。通話希望情報は、予め定められたコード等により構成されているので、ユーザが理解できる通話希望メッセージ(ここでは、「通話希望有り」のテキスト)が作成される。
次いで、ステップS51で取得された送信元電話番号が表示部14の表示パネル14aの下段に表示されるとともに(ステップS53)、通話希望メッセージが表示パネル14aの上段に表示される(ステップS54)。更に、通話希望表示装置14bが点灯される(ステップS55)。
図5の電話機1Bは、ステップS53〜S54において表示パネル14aに送信元電話番号及び通話希望メッセージが表示され、ステップS55において通話希望表示装置14bが点灯された状態を示している。
次いで、通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されているか否かが判断される(ステップS56)。通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されていると判断されると(ステップS56;YES)、表示時間設定情報が取得され(ステップS57)、タイマー18に表示時間設定情報がセットされ(ステップS58)、処理はステップS60に移行する。
一方、通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されていないと判断されると(ステップS56;NO)、タイマー18にデフォルト表示時間が設定され(ステップS59)、処理はステップS60に移行する。
ステップS60においては、タイマー18により計時が開始され(ステップS60)、一定間隔毎にカウントダウンが行われる(ステップS61)。設定された表示時間が経過し、時間のカウント動作が終了したことを通知する通知信号がタイマー18から出力されると(ステップS62;YES)、通話希望メッセージ及び送信元電話番号が表示パネル14aから消去される(ステップS63)。また、通話希望表示装置14bが消灯され(ステップS64)、通話希望通知表示処理Bは終了する。
以上のように、第2の実施の形態によれば、第1の通信装置としての送信側の電話機1a又は1bにおいて、時間設定ボタン13cの操作により通話希望通知の相手先への表示時間が設定された後、通話希望ボタン13bが押下されると、CPU11は、設定された表示時間設定情報を通話希望情報に付加して通信制御部17により第2の通信装置としての相手先の電話機に送信する。相手先の電話機においては、通話希望情報とともに表示時間設定情報が受信されると、CPU11は、表示時間設定情報が示す表示時間だけ表示部14に通話希望通知を表示させる。表示時間が経過すると、通話希望通知の表示を消去する。即ち、通話希望通知の表示を停止する。
従って、送信元の電話機において相手先の電話機の通話希望通知の表示時間を制御することができるので、例えば、1時間後には外出してしまうような場合、通話のできる1時間だけ通話希望通知が相手側に表示されるようにするといったことが可能となり、利便性が向上する。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。
第1及び第2の実施の形態においては、相手側の電話機に表示される通話希望メッセージは「通話希望有り」等の固定されたメッセージであった。しかし、例えば、「いま暇?」、「至急電話頂戴!」など、発信者側の状況によって通話希望メッセージを変えることができると、発信者側の状況を相手側に伝えることができ、より利便性が向上する。
そこで、第3の実施の形態においては、相手側の電話機に表示する通話希望メッセージを設定する機能を付加し、送信者側の状況を相手側に知らせることができるようにする。
図10は、第3の実施の形態における通信システム300の全体構成を示す図である。
図10に示すように、通信システム300において、電話機1A及び1Bの操作部13は、それぞれに、メッセージ設定手段としてのメッセージボタン13dが備えられている。
また、記憶部15のプログラム記憶部150には、システムプログラムの他、図示しない処理プログラム15cが記憶されている。CPU11は、処理プログラム15cとの協働により、通話動作や、後述する通話通知動作に係る各処理(図12〜図16参照)を実行し、制御手段、通話希望送信手段として機能する。
また、記憶部15には、メッセージテーブル151が記憶されている。
図11に、メッセージテーブル151の一例を示す。図11に示すように、メッセージテーブル151には、メッセージ番号と、通話希望メッセージのテキストとが対応付けて記憶されている。
また、記憶部15には、表示時間設定記憶部が設けられているほか、図示しないメッセージ番号記憶部が備えられている。
その他の通信システム300の構成は、第2の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
次に、第3の実施の形態における通信システム300の動作について説明する。
通信システム300における通話動作は、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、通話希望通知動作について説明する。
通話希望通知動作の前提として、各電話機1A、1Bにおいては、電源投入時に、CPU11と処理プログラム15cとの協働により図12に示す初期設定処理Cが実行される。
図12に示すように、初期設定処理Cにおいては、まず、通話希望通知を他の電話機に表示させる際のデフォルトの表示時間(ここでは60分)が表示時間設定情報として記憶部15の表示時間設定記憶部に記憶される(ステップS71)。
次いで、通話希望メッセージを示すメッセージ番号のデフォルト値として、メッセージテーブル151のメッセージ番号1番が記憶部15のメッセージ番号記憶部に記憶される(ステップS72)。
(送信側の処理)
第3の実施の形態における電話機1A、1Bにおいて、送信側のユーザは、時間設定ボタン13cを押下することで、相手先の電話機への通話希望通知の表示時間を設定することができる。また、ダイヤルボタン群13aにより相手先の電話番号を押下した後、メッセージボタン13dを押下して相手先の電話機に表示する通話希望メッセージの種類を設定し、通話希望ボタン13bを押下することで、相手先の電話機に、所望の通話希望メッセージを含む通話希望通知を所望の時間だけ表示させることができる。
なお、ダイヤルボタン群13aにより相手先の電話番号が入力されると、図10の電話機1Aに示すように、表示パネル14aの下段に入力された電話番号が表示される。表示パネル14aの上段には、表示時間設定情報が表示され、通話希望通知の表示時間が確認可能となる。
以下、電話機1A又は1Bにおいて上記各ボタンが操作されたときにCPU11と処理プログラム15cとの協働により実行される各処理について説明する。
なお、時間設定ボタン13cが1回押下される毎に実行される時間設定ボタン処理は、第2の実施の形態において図7を用いて説明したものと同様であるので説明を援用する。
図13は、電話機1A又は1Bにおいて、メッセージボタン13dが1回押下される毎にCPU11により実行されるメッセージボタン処理の動作を示すフローチャートである。
まず、記憶部15のメッセージ番号記憶部からメッセージ番号が取得される(ステップS81)。
次いで、表示部14の表示パネル14aに通話希望メッセージが表示中であるか否かが判断される(ステップS82)。
表示パネル14aに通話希望メッセージが表示中ではないと判断されると(ステップS82;NO)、記憶部15に記憶されているメッセージテーブル151からメッセージ番号記憶部のメッセージ番号に対応するテキストが取得される(ステップS86)。そして、取得されたテキストが表示パネル14aの上段に表示され(ステップS87)、メッセージボタン処理は終了する。
一方、表示パネル14aに通話希望メッセージが表示中であると判断された場合(ステップS82;YES)、メッセージ番号記憶部のメッセージ番号に1が加算される(ステップS83)。
次いで、加算後のメッセージ番号がメッセージテーブル151の最終レコードの番号であるか否かが判断され、最終レコードの番号ではないと判断されると(ステップS84;NO)、メッセージテーブル151からメッセージ番号に対応するテキストが取得される(ステップS86)。そして、取得されたテキストが表示パネル14aの上段に表示され(ステップS87)、メッセージボタン処理は終了する。
一方、メッセージ番号が最終レコードの番号であると判断されると(ステップS84;YES)、メッセージ番号記憶部にメッセージ番号1がセットされる(ステップS85)。そして、メッセージテーブル151からメッセージ番号に対応するテキストが取得され(ステップS86)、取得されたテキストが表示パネル14aの上段に表示され(ステップS87)、メッセージボタン処理は終了する。
図14に、メッセージボタン13dを押下したときの表示パネル14aの表示遷移の一例を示す。図14のP1に示すように、メッセージボタン13dを押下する時点で表示パネル14aの上段に通話希望メッセージが表示されていなかった場合、メッセージボタン13dが押下されると、図14のP2に示すように、デフォルトのメッセージ番号1に対応する「いま暇?」という通話希望メッセージが表示される。更に、メッセージボタン13dが押下されると、図14のP3に示すように、メッセージ番号1に1を加算したメッセージ番号2に対応する「至急電話ください!」という通話希望メッセージが表示される。
このように、メッセージボタン13dを1回押下する毎に、メッセージ番号記憶部のメッセージ番号が1ずつ加算され、メッセージテーブル151に記憶されている対応する通話希望メッセージのテキストが表示され、表示されたメッセージのメッセージ番号を相手先に表示する通話希望メッセージとしてメッセージ番号記憶部に設定することができる。
次に、通話希望ボタン13bが押下されたときの処理について説明する。
図15は、通話希望ボタン13bが1回押下される毎にCPU11により実行される通話希望ボタン処理Cの動作を示すフローチャートである。
通話希望ボタン処理Cにおいては、まず、表示パネル14aに表示されている相手先電話番号が取得される(ステップS91)。
次いで、相手先の電話機に対し、予め定められた時間、通話希望通知を表示させるための通話希望情報が作成される(ステップS92)。
次いで、記憶部15の表示時間設定記憶部から表示時間設定情報が取得される(ステップS93)。
次いで、記憶部15のメッセージ番号記憶部からメッセージ番号が取得される(ステップS94)。
そして、通話希望情報、表示時間設定情報及びメッセージ番号が通信制御部17により通信ネットワークNを介して相手先電話番号宛に送信される(ステップS95)。
ステップS95においては、具体的には、相手先電話番号、通話希望情報、表示時間設定情報、及びメッセージ番号が信号として通信制御部17により通信ネットワークNの回線に送信される。信号が回線交換機に到達すると、回線交換機では、信号の送信元電話番号が識別され、通話希望情報に表示時間設定情報及び送信元電話番号が付加された信号が生成され、相手先電話番号宛に送信される。
(受信側の処理)
次に、電話機1A又は1Bにおいて通話希望情報が受信された場合に実行される処理について説明する。
図16は、電話機1A又は1Bにおいて、通信制御部17により通話希望情報が受信された場合に、CPU11により実行される通話希望通知表示処理Cの動作を示すフローチャートである。
まず、受信された通話希望情報に付加されている送信元電話番号が取得される(ステップS101)。
次いで、受信された通話希望情報に付加されているメッセージ番号が取得され(ステップS102)、記憶部15のメッセージテーブル151からメッセージ番号に対応するテキストが取得される(ステップS103)。
次いで、ステップS101で取得された送信元電話番号が表示部14の表示パネル14aに表示されるとともに(ステップS104)、ステップS103で取得された通話希望メッセージのテキストが表示パネル14aに表示される(ステップS105)。更に、通話希望表示装置14bが点灯される(ステップS106)。
図10の電話機1Bは、ステップS104、S105において表示パネル14aに送信元電話番号及び通話希望メッセージが表示され、ステップS106において通話希望表示装置14bが点灯された状態を示している。
次いで、通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されているか否かが判断される(ステップS107)。通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されていると判断されると(ステップS107;YES)、表示時間設定情報が取得され(ステップS108)、タイマー18に表示時間設定情報が表示時間として設定され(ステップS109)、処理はステップS111に移行する。
一方、通話希望通知情報に表示時間設定情報が付加されていないと判断されると(ステップS107;NO)、タイマー18にデフォルト表示時間が表示時間として設定され(ステップS110)、処理はステップS111に移行する。
ステップS111においては、タイマー18により計時が開始され(ステップS111)、一定間隔毎にカウントダウンが行われる(ステップS112)。設定された表示時間が経過し、時間のカウント動作が終了したことを通知する通知信号がタイマー18から出力されると(ステップS113;YES)、通話希望メッセージ及び送信元電話番号が表示パネル14aから消去される(ステップS114)。また、通話希望表示装置14bが消灯され(ステップS115)、通話希望通知表示処理Cは終了する。
以上のように、第3の実施の形態によれば、第1の通信装置としての送信側の電話機1A又は1Bにおいて、メッセージボタン13dにより通話希望メッセージが選択された後、通話希望ボタン13bが押下されると、CPU11は、選択されたメッセージのメッセージ番号を通話希望情報に付加して通信制御部17により第2の通信装置としての相手先の電話機に送信する。相手先の電話機において、通信制御部17により通話希望情報と併せてメッセージ番号が受信されると、CPU11は、メッセージ番号に対応する通話希望メッセージを表示パネル14aに表示する。
従って、例えば、「いま暇?」、「至急電話頂戴!」など、発信者側の状況によって相手の電話機に表示される通話希望メッセージを変えることができるので、発信者(送信者)側の状況を相手側に伝えることができ、より利便性が向上する。
なお、上記第3の実施の形態においては、第2の実施の形態の電話機1A、1Bにメッセージボタン13dを設けた例を説明したが、第1の実施の形態の電話機1A、1B(即ち、時間設定ボタンのない電話機)にメッセージボタン13dを設けることとしてもよい。そして、送信側の電話機において通話希望メッセージを設定可能とし、通話希望情報と併せてメッセージ番号を相手先の電話機に送信することで、相手側の電話機に所望の通話希望メッセージを表示できるようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について説明する。
第1〜第3の実施の形態においては、相手の電話機に表示される通話希望メッセージは、固定時間、或いは設定された時間表示し続け、表示時間が経過すると自動的に消える仕組みとなっており、送信元から表示を停止させることはできなかった。しかしながら、通話希望メッセージを送信した後で、急な外出や来客で通話希望メッセージの発信者の都合が悪くなることもあり得る。そこで、第4の実施の形態においては、送信済みの通話希望メッセージの表示を送信側の電話機からキャンセルできるようにする。
図17は、第4の実施の形態における通信システム400の全体構成を示す図である。
図17に示すように、通信システム400において、電話機1A及び1Bの操作部13は、それぞれに、取り消し指示手段としての表示キャンセルボタン13eが備えられている。
また、記憶部15のプログラム記憶部150には、システムプログラムの他、図示しない処理プログラム15dが記憶されている。CPU11は、処理プログラム15dとの協働により、通話動作や、通話希望通知動作に係る各処理(図7、図12、図13、図16、図19〜図21参照)を実行し、制御手段、通話希望送信手段、キャンセル情報送信手段として機能する。
また、記憶部15には、図11に示すメッセージテーブル151が記憶されている。
また、記憶部15には、表示時間設定記憶部及びメッセージ番号記憶部のほか、メッセージ送信履歴記憶部152が設けられている。
図18に、メッセージ送信履歴記憶部152の一例を示す。図18に示すように、メッセージ送信履歴記憶部152には、「送信時刻」領域、「メッセージ番号」領域、「相手先電話番号」領域、「表示終了時刻」領域が設けられており、これらの項目からなる送信履歴情報を記憶できるようになっている。
その他の通信システム400の構成は、第3の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
次に、第4の実施の形態における通信システム400の動作について説明する。
通信システム400における通話動作は、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
また、通話希望通知動作の発信側の処理における、初期設定処理、メッセージボタン処理は、それぞれ第3の実施の形態で説明した初期設定処理C(図12参照)、メッセージボタン処理C(図13参照)と同様であり、時間設定ボタン処理は、第2の実施の形態で説明した時間設定ボタン処理(図7参照)と同様であるので説明を援用し、通話希望ボタン処理について説明する。
図19は、電話機1A又は1Bにおいて通話希望ボタン13bが押下された際にCPU11と処理プログラム15dとの協働により実行される通話希望ボタン処理Dを示すフローチャートである。
通話希望ボタン処理Dにおいては、図19に示すように、まず、ステップS121〜ステップS125の処理が実行され、通話希望情報、表示時間設定情報、及びメッセージ番号が相手先電話番号宛に送信される。ステップS121〜ステップS125の処理は、図15に示すステップS91〜ステップS95の処理と同様であるので説明を援用する。
ステップS126においては、通話希望情報の送信時刻、メッセージ番号、相手先電話番号、表示終了時刻が記憶部15のメッセージ送信履歴記憶部152に記憶され(ステップS126)、通話希望ボタン処理Dは終了する。
なお、図示しないが、電話機1A及び1Bには現在時刻を計時するための計時部が備えられており、送信時刻としては、ステップS125において通話希望情報等が送信された時刻が記憶され、表示終了時刻としては、送信時刻に表示時間設定情報の表示時間を加算した時刻が記憶される。
電話機1A又は1Bにおいては、通話希望情報を受信すると、図16に示す通話希望通知表示処理Cと同様の処理が実行される。通話希望通知表示処理Cは、第3の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
次に、通話希望メッセージ表示キャンセル動作について説明する。
まず、通話希望情報の送信側の電話機1A又は1Bにおいて、表示キャンセルボタン13eが押下されたときに実行される表示キャンセル送信処理について説明する。
図20は、表示キャンセルボタン13eが押下された際にCPU11と処理プログラム15dにより実行される表示キャンセルボタン処理の動作を示すフローチャートである。
表示キャンセルボタン処理においては、まず、表示部14の表示パネル14aにメッセージ送信履歴が表示されているか否かが判断される(ステップS131)。
表示パネル14aにメッセージ送信履歴が表示されていないと判断されると(ステップS131;NO)、現在時刻が計時部から取得される(ステップS132)。次いで、記憶部15のメッセージ送信履歴記憶部152に記憶されている一の送信履歴情報が取得され(ステップS133)、現在時刻が表示終了時刻より前であるかが判断される(ステップS134)。
現在時刻が表示終了時刻よりも前であると判断されると(ステップS134;YES)、送信履歴情報の送信時刻、通話希望メッセージ、相手先電話番号が表示パネル14aに表示され(ステップS135)、処理はステップS136に移行する。
一方、現在時刻が表示終了時刻よりも後であると判断されると(ステップS134;NO)、処理はステップS136に移行する。
ステップS136においては、メッセージ送信履歴記憶部152にまだ取得されていない送信履歴情報があるか否かが判断される。メッセージ送信履歴記憶部152からまだ取得してない送信履歴情報が存在すると判断されると(ステップS136;YES)、処理はステップS133に戻り、ステップS133〜ステップS136の処理が繰り返し実行される。メッセージ送信履歴記憶部152に記憶されている全ての送信履歴情報が取得されたと判断されると(ステップS136;NO)表示キャンセル送信処理は終了する。
一方、ステップS131において、表示パネル14aにメッセージ送信履歴が表示されていると判断されると(ステップS131;YES)、通信制御部17により、表示パネル14aに表示されている全ての電話番号宛に、通話希望通知の取り消しを指示する表示キャンセル情報が送信され(ステップS137)、表示キャンセルボタン処理は終了する。具体的には、相手先電話番号と表示キャンセル情報が信号として通信制御部17により通信ネットワークNの回線に送信される。信号が回線交換機に到達すると、回線交換機では、送信元電話番号が識別され、表示キャンセル情報に送信元電話番号が付加され、相手先電話番号宛に送信される。
即ち、表示キャンセルボタン13eが1回押下されると表示パネル14aに送信履歴情報が表示され、その後表示キャンセルボタン13eが押下されると、現在通話希望通知を表示している電話機に表示キャンセル情報が送信される。
次に、電話機1A又は1Bにおいて、表示キャンセル情報を受信した際に実行される処理について説明する。
図21は、電話機1A又は1Bにおいて、通信制御部17により表示キャンセル情報が着信(受信)された場合に、CPU11により実行される表示キャンセル受信処理の動作を示すフローチャートである。
まず、現在表示部14の表示パネル14aに通話希望メッセージが表示されているか否かが判断される(ステップS141)。
現在表示パネル14aに通話希望メッセージが表示されていないと判断されると(ステップS141;NO)、表示キャンセル受信処理は終了する。
一方、現在表示パネル14aに通話希望メッセージが表示されていると判断されると(ステップS141;YES)、表示キャンセル情報に付加されている送信元電話番号が取得される(ステップS142)。次いで、通話希望メッセージとともに表示パネル14aに表示されている送信元電話番号が取得される(ステップS143)。
次いで、表示キャンセル情報に付加されている送信元電話番号と、表示されている送信元電話番号が一致するか否かが判断される(ステップS144)。
表示キャンセル情報に付加されている送信元電話番号と、表示されている送信元電話番号が一致しないと判断されると(ステップS144;NO)、表示キャンセル受信処理は終了する。
一方、表示キャンセル情報に付加されている送信元電話番号と、表示されている送信元電話番号が一致すると判断されると(ステップS144;YES)、タイマー18が停止され(ステップS145)、表示パネル14aに表示されている通話希望メッセージ及び送信元電話番号が消去され(ステップS146)、更に、通話希望表示装置14bが消灯され(ステップS147)、表示キャンセル受信処理は終了する。
以上のように、第4の実施の形態によれば、第1の通信装置としての送信側の電話機1A又は1Bにおいて、表示キャンセルボタン13eが押下されると、CPU11は、メッセージ送信履歴記憶部152から表示終了時刻が到来してない相手先電話番号を検索して表示パネル14aに表示する。再度表示キャンセルボタン13eが押下されると、CPU11は、通信制御部17により、表示された相手先電話番号に表示キャンセル情報を送信する。第2の通信装置としての受信側の電話機においては、通信制御部17により表示キャンセル情報が受信されると、CPU11は、表示キャンセル情報に含まれる送信元電話番号が現在表示中の通話希望メッセージの送信元電話番号と一致するか否かを判断し、一致する場合に、タイマー18を停止し、通話希望通知の出力を停止する。即ち、通話希望メッセージ及び送信元電話番号を表示パネル14aから消去するとともに、通話希望表示装置14bを消灯させる。
従って、通話希望情報を送信した後で、急な外出や来客等により通話希望通知を取り消したくなったときに、送信元の電話機から送信先の電話機に表示されている通話希望通知の出力を停止させることができるので、利便性が向上する。
なお、上記第4の実施の形態においては、第3の実施の形態の電話機1A、1Bに表示キャンセルボタン13eを設けた例を説明したが、第1、2の実施の形態の電話機1A、1Bに表示キャンセルボタン13eを設けることとしてもよい。そして、送信側の電話機において記憶部15に通話希望情報の送信履歴情報を記憶しておき、表示キャンセルボタン13eが押下された場合に、図20に示す表示キャンセルボタン処理と同様の処理を行って、送信履歴情報の他の相手先電話番号に表示キャンセル情報を送信することとしてもよい。表示キャンセル情報を受信した電話機においては、図21に示す表示キャンセル受信処理を実行し、通話希望通知を停止する。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態について説明する。
第1〜第4の実施の形態においては、相手先の電話機は一つのみ指定できるようになっていた。第5の実施の形態においては、複数の送信先に通話希望メッセージを送信可能とする。
図22は、第5の実施の形態における通信システム500の全体構成を示す図である。
図22に示すように、通信システム500は、電話機1A、1B、1Cを含む少なくとも3台以上の電話機が通信ネットワークNを介して接続可能に構成されている。
通信システム500において、電話機1A、1B、1C・・・の操作部13は、それぞれに宛先追加ボタン13fが備えられている。
また、記憶部15には、システムプログラムの他、処理プログラム15eが記憶されている。CPU11は、処理プログラム15eとの協働により、通話動作や、後述する通話希望通知動作に係る各処理(図24〜図25参照)を実行する。
また、記憶部15には、図23に示すように、通話希望情報の送信先の電話番号を複数格納するための電話番号情報リスト記憶部153が備えられている。
その他の通信システム500及びこれを構成する電話機1A、1B、1C・・・は、それぞれ第1の実施の形態で説明した通信システム100及び電話機1A、1Bと同様の構成であるので説明を援用する。
次に、第5の実施の形態における通信システム500の動作について説明する。
通信システム500における通話動作の処理は、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、通話希望通知動作について説明する。
第5の実施の形態において、送信側では、一回の通話希望ボタン13bの操作で複数の相手先の電話機に通話希望通知を送信することが可能である。以下、複数の相手先へ通話希望通知を送信するための各処理について説明する。
図24は、電話機1A〜1Cの何れかにおいて、ダイヤルボタン群13aにより相手先電話番号が入力され、宛先追加ボタン13fが押下される毎にCPU11により実行される宛先追加ボタン処理の動作を示すフローチャートである。
なお、ダイヤルボタン群13aにより入力された相手先の電話番号は、表示パネル14aに表示される。
まず、表示パネル14aに表示されている電話番号が取得される(ステップS151)。
次いで、取得された電話番号が電話番号情報リスト記憶部153に追加され(ステップS152)、宛先追加ボタン処理は終了する。電話番号情報リスト記憶部153に追加された電話番号は表示パネル14aから消去され、次の電話番号が入力可能となる。
図25は、電話機1A〜1Cの何れかにおいて、通話希望ボタン13bが押下された際に実行される通話希望ボタン処理Eを示すフローチャートである。
まず、表示パネル14aに表示されている電話番号が取得され(ステップS161)、取得された電話番号が電話番号情報リスト記憶部153に追加される(ステップS162)。
次いで、電話番号情報リスト記憶部153に記憶されている電話番号情報リストが取得され(ステップS163)、取得された電話番号情報リストに未送信の電話番号があるか否かが判断される(ステップS164)。
電話番号情報リストに未送信の電話番号がないと判断された場合(ステップS164;NO)、通話希望ボタン処理Eは終了する。
電話番号情報リストに未送信の電話番号があると判断されると(ステップS164;YES)、未送信の電話番号が相手先電話番号として取得され(ステップS165)、相手先の電話機に対し、予め定められた時間、通話希望通知を表示させるための通話希望情報が作成される(ステップS166)。そして、通話希望情報が通信制御部17により通信ネットワークNを介して相手先電話番号宛に送信される(ステップS167)。
ステップS167においては、具体的には、相手先電話番号と通話希望情報が信号として通信制御部17により通信ネットワークNの回線に送信される。信号が回線交換機に到達すると、回線交換機では、送信元電話番号が識別され、通話希望情報に送信元電話番号が付加され、相手先電話番号宛に送信される。なお、送信後、相手先となった電話番号は電話番号情報リスト記憶部153から削除される。
通話希望情報の送信後、処理はステップS164に戻り、電話番号情報リストの全ての電話番号への通話希望情報の送信が終了するまで(未送信の電話番号がなくなるまで)ステップS164〜S167の処理が繰り返し実行される。電話番号情報リストの全ての電話番号への通話希望情報の送信が終了し、未送信の電話番号がなくなったと判断されると(ステップS164;NO)、通話希望ボタン処理Eは終了する。
このように、宛先追加ボタン13fで通話希望情報の相手先の電話番号を追加することにより、複数の相手先の電話番号にまとめて通話希望情報を送信することが可能となる。
通話希望情報を受信した各電話機の動作は、図4の通話希望通知表示処理と同様であるので説明を援用する。
なお、通話希望情報を送信した複数の電話機の何れかから着信があった場合に、通話希望情報を送信した他の相手先の電話機に、通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報を送信し、他の電話機の通話希望通知を停止させることとしてもよい。
例えば、通話希望ボタン処理Dにおいて通話希望情報を送信後、CPU11は、送信時刻、相手先電話番号、表示終了時刻等の送信履歴情報を記憶部15に記憶するようにし、記憶部15に記憶されている送信履歴情報の相手先電話番号の何れかから着信があったときに、図20に示す表示キャンセルボタン処理を行って、送信履歴情報の他の相手先電話番号に表示キャンセル情報を送信することとしてもよい。表示キャンセル情報を受信した電話機においては、図21に示す表示キャンセル受信処理を実行し、通話希望通知の出力を停止する。
このようにすれば、複数の相手先に通話希望情報を送ったが、送信側が電話に忙しくなり、せっかく相手に電話をかけてもらっても対応できないといった不具合を防止することができる。
また、第5の実施の形態においては、第1の実施の形態における電話機1A、1Bに宛先追加ボタン13fを設けた場合を例にとり説明したが、第2〜第4の実施の形態の電話機1A、1B(1C)に宛先追加ボタン13fを設けて複数の相手先電話番号を入力可能な構成とし、入力された複数の相手先の電話機のそれぞれに通話希望情報を送信する構成としてもよい。
以上、第1〜第5の実施の形態について説明したが、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る通信システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、通話希望メッセージ等の通話希望通知は、出力手段としての表示パネル14aや通話希望表示装置14bに表示することとして説明したが、音声等により出力することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、相手先の電話番号をダイヤルボタン群13aから入力することにより相手先の電話機を指定することとして説明したが、記憶部15に予め電話帳を登録しておき、電話帳の中から相手先の電話番号を指定(選択)する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、通話希望通知の表示期間(出力期間)の設定単位、表示単位を時間単位としたが、これに限定されない。例えば、1日、2日等、日単位で表示時間を設定したり表示したりすることも可能な構成としてもよい。
その他、通信システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
相手先の通信装置を指定するための相手先指定手段と、
前記相手先指定手段により指定された相手先の通信装置に対し、通話希望通知を所定の期間、出力させるための通話希望情報を送信する制御手段と、
を備える通信装置。
<請求項2>
前記相手先の通信装置に通話希望通知を出力させる期間を設定するための期間設定手段を備える請求項1に記載の通信装置。
<請求項3>
前記通話希望通知は、通話希望メッセージを含み、
前記通話希望メッセージを設定するためのメッセージ設定手段を備える請求項1又は2に記載の通信装置。
<請求項4>
前記通話希望通知の取り消し指示を入力するための取り消し指示手段を備え、
前記制御手段は、前記取り消し指示手段から入力があった場合に、前記通話希望情報を送信した相手先の通信装置に対し、前記通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報を送信する請求項1〜3の何れか一項に記載の通信装置。
<請求項5>
前記相手先指定手段は、複数の通信装置を相手先として指定可能に構成され、 前記制御手段は、前記相手先指定手段により指定された複数の相手先の通信装置に、通話希望情報を送信する請求項1〜4に何れか一項に記載の通信装置。
<請求項6>
前記制御手段は、前記通話希望情報を送信した複数の通信装置の何れかから着信があった場合に、前記通話希望情報を送信した他の相手先の通信装置に、前記通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報を送信する請求項5に記載の通信装置。
<請求項7>
外部の通信装置から通話希望情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記通話希望情報を受信した場合に、通話希望通知を所定の期間、出力する出力手段と、
を備える通信装置。
<請求項8>
前記出力手段は、前記外部の通信装置から前記通話希望情報と併せて前記通話希望通知の出力期間を指示する情報が受信された場合に、前記指示された出力期間、前記通話希望通知を出力する請求項7に記載の通信装置。
<請求項9>
前記通話希望通知は、通話希望メッセージを含み、
前記出力手段は、前記外部の通信装置から前記通話希望情報と併せて前記通話希望メッセージを示す情報が受信された場合に、当該受信された通話希望メッセージを示す情報に基づいて、前記通話希望メッセージを出力する請求項7又は8に記載の通信装置。
<請求項10>
前記出力手段は、前記外部の通信装置から前記通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報が受信された場合に、前記通話希望通知の出力を停止する請求項7〜9の何れか一項に記載の通信装置。
<請求項11>
前記出力手段が、前記通話希望通知を出力している場合に、オフフックをすると前記外部の通信装置に発信する発信手段を備える請求項7〜10の何れか一項に記載の通信装置。
<請求項12>
前記通信装置は、電話機である請求項1〜11の何れか一項に記載の通信装置。
<請求項13>
複数の通信装置が通信ネットワークを介して接続される通信システムであって、
前記複数の通信装置のうちの第1の通信装置は、
相手先となる第2の通信装置を指定するための相手先指定手段と、
前記相手先指定手段により指定された第2の通信装置に対し、通話希望通知を所定の期間、出力させるための通話希望情報を送信する通話希望送信手段と、を備え、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から前記通話希望情報を受信した場合に、通話希望通知を所定の期間、出力する出力手段を備える通信システム。
<請求項14>
前記第1の通信装置は、
前記通話希望通知の出力期間を設定するための期間設定手段を備え、
前記通話希望送信手段は、前記第2の通信装置に対し、前記通話希望情報と併せて前記期間設定手段により設定された出力期間を指示する情報を送信し、
前記出力手段は、前記第1の通信装置から前記通話希望情報とともに前記出力期間を指示する情報を受信した場合に、前記指示された出力期間、前記通話希望通知を出力する請求項13に記載の通信システム。
<請求項15>
前記通話希望通知は、通話希望メッセージを含み、
前記第1の通信装置のそれぞれは、 前記通話希望メッセージを設定するためのメッセージ設定手段を備え、
前記通話希望送信手段は、前記第2の通信装置に対し、前記通話希望情報と併せて前記メッセージ設定手段により設定された通話希望メッセージを示す情報を送信し、
前記出力手段は、前記第1の通信装置から前記通話希望情報とともに前記通話希望メッセージを示す情報を受信した場合に、当該受信された通話希望メッセージを示す情報に基づいて、前記通話希望メッセージを出力する請求項13又は14に記載の通信システム。
<請求項16>
前記第1の通信装置は、
前記通話希望通知の取り消し指示を入力するための取り消し指示手段と、
前記取り消し指示手段から入力があった場合に、前記第2の通信装置に対し、前記通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報を送信するキャンセル情報送信手段と、を備え、
前記出力手段は、前記第1の通信装置から前記キャンセル情報を受信した場合に、前記通話希望通知の出力を停止する請求項13〜15の何れか一項に記載の通信システム。
<請求項17>
前記相手先指定手段は、複数の第2の通信装置を相手先として指定可能に構成され、
前記通話希望送信手段は、前記相手先指定手段により指定された複数の第2の通信装置に対し、前記通話希望情報を送信する請求項13〜16に何れか一項に記載の通信システム。
<請求項18>
前記通話希望送信手段は、前記複数の第2の通信装置の何れかから着信があった場合に、他の前記第2の通信装置に対し、前記通話希望通知の取り消しを指示するキャンセル情報を送信する請求項17に記載の通信システム。
<請求項19>
通信装置に用いられるコンピュータを、
相手先の通信装置を指定するための相手先指定手段、
前記相手先指定手段により指定された相手先の通信装置に対し、通話希望通知を所定の期間、出力させるための通話希望情報を送信する制御手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項20>
通信装置に用いられるコンピュータを、
外部の通信装置から通話希望情報を受信する受信手段、
前記受信手段が前記通話希望情報を受信した場合に、通話希望通知を所定の期間、出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
100 通信システム
11 CPU
12 RAM
13 操作部
13a ダイヤルボタン群
13b 通話希望ボタン
13c 時間設定ボタン
13d メッセージボタン
13e 表示キャンセルボタン
13f 宛先追加ボタン
14 表示部
14a 表示パネル
14b 通話希望表示装置
15 記憶部
150 プログラム記憶部
151 メッセージテーブル
152 メッセージ送信履歴記憶部
153 電話番号情報リスト記憶部
16 送受話部
17 通信制御部
18 タイマー
19 バス
200 通信システム
300 通信システム
400 通信システム
500 通信システム

Claims (3)

  1. 相手先の通信相手装置と通信を行う通信装置であって、
    前記通信相手装置に対して通知希望情報の送信後にあって、ユーザによる任意の取消指示があった際は、当該取消指示が通知終了時刻前での指示か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段で前記通知終了時刻前での指示と判別された場合に、当該指示が前記通信相手装置への通知希望情報の送信後での取消指示であることを示す確認情報を表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段による前記確認情報の表示中にあって前記取消指示が再度あった際は、前記通信相手装置で通知される前記通知希望情報の取消を指示する指示情報を送信する送信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別手段は、前記取消指示が、前記通知希望情報の送信後の所定時間経過後における時刻を前記通知終了時刻とした場合での当該通知終了時刻前での指示か否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 相手先の通信相手装置と通信を行う通信装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記通信相手装置に対して通知希望情報の送信後にあって、ユーザによる任意の取消指示があった際は、当該取消指示が通知終了時刻前での指示か否かを判別する判別手段、
    前記判別手段で前記通知終了時刻前での指示と判別された場合に、当該指示が前記通信相手装置への通知希望情報の送信後での取消指示であることを示す確認情報を表示する表示制御手段、
    前記表示制御手段による前記確認情報の表示中にあって前記取消指示が再度あった際は、前記通信相手装置で通知される前記通知希望情報の取消を指示する指示情報を送信する送信制御手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
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