JP2006157714A - 電話装置、主装置および携帯端末装置 - Google Patents

電話装置、主装置および携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使い勝手のよい電話装置、主装置および携帯端末装置を提供する。
【解決手段】留守番電話に設定されている子機50A宛の音声メッセージや電子メールが記憶部16に記憶されていると、主装置10の制御部16は、子機40Aと対応付けられた携帯端末4Aに子機50A宛のメッセージについての電子メールを送信する。この電子メールには、音声メッセージの発信者の電話番号に関する情報が含まれる。この電子メールに基づいて、携帯端末4Aは、子機50A宛の音声メッセージの発信者に電話をかける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、留守番電話機能を有するボタン電話装置に関し、特に、電子メールの送信機能を有するボタン電話装置に関するものである。
従来より、着信を受けた電話装置にメッセージが録音されると、そのメッセージを録音した発信者を着側電話装置のユーザに通知する機能を有する留守番電話装置がある。例えば、特許文献1には、留守番電話装置においてメッセージが録音されると、予め登録されたポケットベルにそのメッセージを録音した発信者の電話番号を送信する技術が開示されている。このような従来の技術によれば、ユーザは、留守中に電話があったことを知るとともに、ポケットベルに表示された電話番号に電話をかけることにより、メッセージを録音した発信者と連絡をとることができる。また、ユーザは、留守番電話装置に電話をかけて所定の再生動作を行うことにより、留守番電話装置に録音されたメッセージを順次再生することができる。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2000−49930号公報
しかしながら、従来の留守番電話装置では、ポケットベルにメッセージを録音した発信者の電話番号が通知されることとなっており、着側電話装置のユーザがその発信者に対して発信する際には、通知された電話番号に改めてダイヤル操作を行う必要がある。このため、通知を受けるたびに、その都度ダイヤル操作を行って発信するのは煩わしかった。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、使い勝手のよい電話装置、ボタン電話装置の主装置および主装置に収容された子機に対応付けられた携帯端末装置を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係る電話装置は、発信電話機に対応するIDを受信し、発信電話機からのメッセージと共に記憶する記憶手段と、発信電話機のIDを含む電子メールを作成する作成手段と、電子メールを予め指定されたアドレスに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。IDとしては、電話番号、契約者名、発信者名、IPアドレス等が含まれる。
また、本発明に係る主装置は、子機を収容するボタン電話装置の主装置であって、発信電話機に対応するIDを受信し、発信電話機からの子機宛のメッセージと共に記憶する記憶手段と、発信電話機のIDを含む電子メールを作成する作成手段と、電子メールを予め指定されたアドレスに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
上記主装置において、アドレスは、子機に対応付けられた電子メールを受信可能な携帯端末装置のアドレスとしてもよい。
上記主装置において、作成手段は、所定の期間内に記憶手段に記憶された発信電話機のIDを含む電子メールを作成するようにしてもよい。
また、本発明に係る携帯端末装置は、主装置とこの主装置に収容された子機とから構成されるボタン電話装置の子機に対応付けられた携帯端末装置であって、主装置から本文に電話番号が含まれた電子メールを受信する受信手段と、IDによって特定される電話機に発信する発信手段とを備えたことを特徴とする。
上記携帯端末装置において、電子メールの本文に含まれた複数の電話番号の中から一の電話番号を選択させる手段をさらに備え、発信手段は、一の電話番号に発信するようにしてもよい。
本発明によれば、電話装置または主装置は、メッセージを受け付けた発信者の電話番号を含む電子メールを予め指定されたアドレスに送信する。携帯端末装置は、主装置からから、電話番号が含まれた電子メールを受信する。この電子メールに基づいて発信操作を行うことにより、携帯端末装置のユーザは、ダイヤル操作等を行うことなく発信電話機に発信することが可能となるので、使い勝手がよくなる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る情報通信システムの構成を示す図である。なお、本実施の形態では、電話装置としてボタン電話装置を例に説明する。
本実施の形態に係る情報通信システムは、ボタン電話装置1、電話網2、ネットワーク3および携帯端末4A〜4Nから構成される。ボタン電話装置1は、子機50A〜50Nを収容しており、これらの子機50A〜50Nは、それぞれ携帯端末4A〜4Nと対応付けられている。
ここで、電話網2は、アナログ電話網、ISDN(Integrated Service Digital Network)網、IP(Internet Protocol)網等から構成されているものとし、回線21を介してボタン電話装置1と、回線22を介して携帯端末4A〜4Nと接続されている。これにより、ボタン電話装置1と携帯端末4A〜4Nとの通話が実現される。
また、ネットワーク3は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等から構成されているものとし、LAN回線31を介してボタン電話装置1と、LAN回線32を介して携帯端末4A〜4Nと接続されている。これにより、ボタン電話装置1と携帯端末4A〜4Nとのデータ通信が実現される。
ボタン電話装置1は、主装置10と、通信路60を介して主装置10に接続された複数の子機50A〜50Nとから構成される。
主装置10は、回線21とのインターフェースである外線I/F11と、子機50A〜50Nとのインターフェースである内線I/F12と、通話の際の音声の伝送路であるスイッチ13とを有する。また、主装置10は、LAN回線31とのインターフェースであるデータ制御部14とを有する。さらに、主装置10は、ボタン電話装置1の各種動作を実現するプログラムや各種データが記憶された記憶部15と、上述したボタン電話装置1の各部を制御する制御部16とが設けられている。
ここで、記憶部15は、ボタン電話装置1の各種動作を実現するプログラムや各種データとともに、図1に示すように、登録テーブル15aと、録音DB(Data Base)16bと、メールボックス15cとを記憶している。
登録テーブル15aには、子機50A〜50Nの識別番号と、対応する携帯端末4A〜4Nの電子メールアドレスや電話番号が関連づけられて登録されている。
録音DB15bは、子機50A〜50Nが留守番電話モードに設定されているときに発信者の音声メッセージを録音する。この音声メッセージは、子機50A〜50N毎に区別して記憶されている。各音声メッセージには、録音した発信者の電話番号が対応付けて記憶されている。なお、録音DB15bには、子機50A〜50Nが留守番電話に設定されている旨の応答メッセージも記憶されている。
メールボックス15cは、後述するメール送受信機能部16cにより受信された電子メールを格納する。
制御部16は、図1に示すように、呼制御機能部16aと、留守番機能部16bと、メール送受信機能部16cと、メール作成機能部16dとを有する。
呼制御機能部16aは、着信、着信応答操作、回線捕捉操作、保留操作、保留操作後の内線呼出、保留解除操作、確認操作等の各種イベントを検出すると、これらのイベントに応じて、ボタン電話装置1を構成する各構成要素を制御する。
留守番機能部16bは、留守番電話動作を制御する。具体的には、留守番機能部16bは、留守番電話が設定されている子機50A〜50Nに着信があると、自動応答し、発信者に応答メッセージを送出し、発信者の音声メッセージを記憶部15に記憶する。ここで、発信者番号通知サービスにより、発信者の電話番号が電話網2側から通知された場合、留守番機能部16bは、その発信者の電話番号を音声メッセージとともに記憶部15に記憶する。
なお、電話網2側から通知される情報として、電話番号の他に契約者名、発信者名、IPアドレス等を用いるようにしてもよい。これらの情報は、音声メッセージと共に記憶部15に記憶される。
メール送受信機能部16cは、データ制御部14およびLAN回線31を介してネットワーク3に接続された相手装置との電子メールの送受信動作を制御する。
なお、本実施の形態に係るボタン電話装置1は、子機50A〜50Nそれぞれに対応付けられたPC(Personal Computer)等の情報処理端末を主装置10に接続したCTI(Computer Telephony Integration)機器とするようにしてもよい。この場合、メール送受信機能部16cは、子機50A〜50Nに対応付けられた情報処理端末による電子メールの送受信動作を制御する。具体的には、子機50A〜50Nに対応付けられた情報処理端末から電子メールの送信動作を検出すると、メール送受信機能部16cは、LAN回線31を介してネットワーク31側にその電子メールを送信する。また、ネットワーク31側から子機50A〜50Nに対応付けられた情報処理端末のユーザ宛の電子メールを受信すると、メール送受信機能部16cは、その電子メールを記憶部15のメールボックス15cに格納する。子機50A〜50Nに対応付けられた情報処理端末のユーザは、情報処理端末により記憶部15のメールボックス15cにアクセスすることにより、自身宛の電子メールを取得する。
メール作成機能部16dは、音声メッセージが記憶部15に記憶されている場合、その音声メッセージの宛先となる子機50A〜50Nに対応付けられている携帯端末4A〜4Nに、音声メッセージの存在を通知する電子メールを作成する。
また、メール送受信機能部16cは、子機50A〜50Nのユーザ宛のメールが記憶部15に格納されている場合、その電子メールの宛先となる子機50A〜50Nに対応付けられている携帯端末4A〜4Nに、電子メールの存在を通知する電子メールを作成する。 これらのメール送受信機能部16cにより作成された電子メールは、メール送受信機能部16cにより送信される。
上述の要素からなる主装置10は、CPU等の演算装置、メモリ、HDD等の記憶装置、電話網2、ネットワーク3および通信路60を介して外部電話装置、外部データ端末および子機50A〜50Nと各種情報の送受を行うI/F装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、FED(Field Emission Display)または有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置などを備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとからそれぞれ構成されており、上記ハードウェア装置がプログラムによって制御されることによって、すなわちハードウェア資源とソフトウェアが協働することによって、主装置10の各要素を実現する。
子機50A〜50Nは、公知のボタン電話機からなり、通信路60を介して主装置10の内線I/F12に接続されている。このような子機50A〜50Nの主表面には、図示しないが、LCDや蛍光表示管などからなる表示部、利用者による着信応答や外線捕捉等の操作入力を検出する外線ボタン、利用者による通話中の通話チャンネルの保留や保留中の通話チャンネルに応答する保留応答等の操作入力を検出する保留ボタン、利用者によるダイヤル入力を検出するテンキー、利用者が表示部に表示される各種情報に基づいて行う選択および決定に関する操作入力を検出するカーソルキー、呼出音等を鳴動させるスピーカ、マイクおよびスピーカ等が設けられたHS(Hand Set)等が設けられている。
図2は、携帯端末4の構成を示すブロック図である。なお、図1に示す携帯端末4A〜4Nは、それぞれ同等の携帯端末から構成されており、図2では図1に示す携帯端末4A〜4Nを一括して携帯端末4として説明する。
携帯端末4は、携帯電話やPHS(Personal Hnady-phone System)等の無線通信機能を有する携帯端末装置から構成され、I/F41、スピーカ42、表示部43、操作部44、記憶部45および端末制御部46が設けられている。
I/F41は、電話網2を介してボタン電話装置1や他の電話装置との音声通信およびネットワーク3を介してボタン電話装置1や他のデータ端末とのデータ通信を行う回路部である。
スピーカ42は、音声や着信音などを出力する回路部である。
表示部43は、LCDやLED(Light Emitting Diode)を用いて各種情報を表示する回路部である。
操作部44は、ダイヤルキーや各種機能キーを用いて利用者の操作を検出する回路部である。
記憶部45は、制御部46で実行するプログラムやその処理に必要な各種情報を記憶する回路部である。この記憶部45は、受信した電子メールも蓄積している。また、記憶部45には、主装置10の電話番号、電子メールアドレスおよびIPアドレスも記憶されていてもよい。
端末制御部46は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部46からプログラムを読み込んで実行することにより各種機能手段を実現する機能部である。この機能手段としては、発信機能部46aと、メール機能部46bと、選択機能部46cとがある。
発信機能部46aは、外線発信動作、着信応答動作等の機能を実現する。
メール機能部46bは、電子メールの送信、受信、作成等の機能を実現する。
選択機能部46cは、電子メールの所定の箇所が選択されたことを操作部44が検出すると、その選択箇所に対応する動作を発信機能部46aまたはメール機能部46bに行わせる。
次に、図3を参照して、ボタン電話装置1の留守番電話機能の動作について説明する。図3は、ボタン電話装置1の留守番電話機能の動作を示すフローチャートである。
ここでは、携帯端末4Aと対応付けられている子機50Aが留守番電話モードに設定されて場合を例に説明する。
主装置10の制御部16は、例えばユーザにより子機50Aの留守番電話キーが押下される等により、子機50Aが留守番電話に設定されたことを検出すると、メール作成機能部16dより、子機50A宛の音声メッセージまたは電子メールが記憶部15に記憶されているか否かを所定時間毎に確認する(ステップS301,302)。
主装置10の制御部16は、留守番電話に設定されている何れかの子機50A〜50Nに着信があると、留守番機能部16bにより、発信者に応答メッセージを送出し、発信者の音声メッセージを記憶部15の録音DB15bに記憶する。録音DB15bには、子機50A〜50N毎に区別して音声メッセージが記憶される。音声メッセージは、電話網2側からその音声メッセージを録音した発信者の電話番号が通知された場合、この電話番号が対応付けられた状態で録音DB15bに記憶される。
また、主装置10の制御部16は、何れかの子機50A〜50Nのユーザ宛の電子メールを受信すると、メール送受信機能部16cにより記憶部15のメールボックス15cに格納する。メールボックス15cには、子機50A〜50N毎に区別して電子メールが格納される。
なお、メール作成機能部16dが記憶部15に記憶されている音声メッセージまたは電子メールを確認する所定時間は、適宜自由に設定することができる。
メール作成機能部16dは、上述したような録音DB15bに子機50A宛の音声メッセージが記憶されているか否かを、所定時間毎に確認する。子機50A宛の音声メッセージまたは電子メールが記憶部15に記憶されていることを確認すると(ステップS302:YES)、メール作成機能部16dは、子機50Aに対応付けられている携帯端末4A宛の電子メールを作成し、この電子メールをメール送受信機能部16cにより携帯端末4Aに送信する(ステップS303)。
メール作成機能部16dは、子機50A宛の未再生の音声メッセージまたは未開封の電子メールが記憶部15に記憶されていると、音声メッセージが再生もしくは削除、電子メールが開封もしくは削除、所定の時間が経過する、または、留守番電話機能が解除されるまで、所定間隔毎に電子メールを作成する。
この電子メールの宛先は、記憶部15の登録テーブル15aから取得する。電子メールの本文は、記憶部15の録音DB15bまたはメールボックス15cから取得した子機50A宛の音声メッセージの格納先に関する情報、音声メッセージを録音した発信者の電話番号および子機50Aのユーザ宛の電子メールの送信者のメールアドレス等を含める。
図4は、メール送受信機能部16cにより作成される電子メールの本文の一例を示す図である。
図4に示すように、電子メールの本文には、子機50A宛の音声メッセージまたは電子メールの種類を示す見出し、音声メッセージの録音日時または電子メールの受信日時、符号aで示す音声メッセージを録音した発信者の電話番号、符号bで示す音声メッセージの記憶部15の録音DB15bにおける格納先に関する情報、符号cで示す子機50Aのユーザ宛の電子メールの送信者の電子メールアドレスおよび受信した電子メールの件名等が、音声メッセージまたは電子メール単位で記述される。
ここで、メール送受信機能部16cは、記憶部15に記憶されている未再生の音声メッセージまたは未開封の電子メールに関する情報を電子メールに記述する。したがって、複数の未再生の音声メッセージまたは未開封の電子メールが記憶部15に記憶されている場合、メール送受信機能部16cは、電子メールの本文に複数の未再生の音声メッセージまたは未開封の電子メールに関する情報を記述する。
子機50A宛の音声メッセージまたは電子メールが記憶部15に記憶されていない場合(ステップS302:NO)、または、ステップS403で電子メールを送信後、ユーザにより子機50Aの留守番電話キーが再押下される等により、子機50Aが留守番電話モードを解除したことを検出すると(ステップS304:YES)、主装置10の制御部16は、留守番電話機能の動作を終了する。
子機50Aの留守番電話モードが解除されない場合(ステップS304:NO)、主装置10の制御部16は、ステップS401の処理に戻る。
次に、主装置10から電子メールを受信した場合の携帯端末4Aの動作について図5を参照して説明する。図5は、主装置10からの電子メールを受信した場合の携帯端末4Aの動作を示すフローチャートである。
携帯端末4Aの端末制御部46は、I/F41およびネットワーク3を介して、主装置10から図4に示すような電子メールを受信すると(ステップS501:YES)、メール機能部46bにより、この電子メールを記憶部45に格納する。また、メール機能部46bは、スピーカ42を鳴動させたり、表示部43にメールの受信を通知するメッセージを表示する等により、携帯端末4Aのユーザにメールを受信した旨を通知する(ステップS502)。
例えば、カーソルキーを操作する、メールの閲覧を指示するボタンを押下する等の主装置10から受信した電子メールを閲覧する旨のユーザによる操作入力を操作部44が検出すると(ステップS503:YES)、メール機能部46bは、記憶部45に格納されているその電子メールを表示部43に表示させる(ステップS504)。すると、表示部43には、図4に示すような電子メールが表示される。
なお、電子メールの閲覧は、記憶部45に電子メールが格納されているのであれば、ステップS502によりメールの受信が通知された直後でも、メールの受信が通知されてから任意の時間が経過した後でも、適宜自由な時間に行うことができる。
主装置10から受信した電子メールを閲覧する旨の操作入力を操作部44が検出しない場合(ステップS503:NO)、携帯端末4Aの制御部16は、ステップS501の処理に戻る。
例えば、カーソルキーを操作する等の表示部43に表示された電子メールに含まれる電話番号や音声メッセージの格納先を選択するユーザによる操作入力を操作部44が検出すると(ステップS505)、端末制御部46の選択機能部46cは、選択された所定の箇所に対応する動作を発信機能部46aまたはメール機能部46bに行わせる。
電話番号が選択された場合(ステップS505:電話)、端末制御部46の選択機能部46cは、発信機能部46aにより、その電話番号に基づいて電話網2側に対して外線発信操作を行う(ステップS506)。
表示部43に表示された電子メールには、図4の符号aに示すような音声メッセージを録音した発信者の電話番号が記述されている。この電話番号を選択する旨の操作入力が操作部44により検出されると、端末制御部46の選択機能部46cは、その電話番号に基づく外線発信操作を発信機能部46aに行わせる。発信機能部46aによりI/F41を介して電話網2側に発信操作が行われると、携帯端末4Aは、主装置10に音声メッセージを録音した発信者に直接に電話をかけることが可能となる。このように本実施の形態によれば、表示部44に表示された電子メールの電話番号を選択すると、この選択された電話番号に発信されるので、煩わしいダイヤル操作が不要なため、使い勝手がよい。
なお、図4において、表示部43に表示された電子メールには、複数の電話番号のが記述されている。携帯端末4Aのユーザが操作部44により所望する電話番号を選択すると、携帯端末4Aの端末制御部46は、選択機能部46cにより選択された電話番号に基づく外線発信操作を発信機能部46aに行わせる。このように、携帯端末4Aのユーザは、表示部43に表示された電子メールの中から所望する発信者へ発信することができる。
また、本実施の形態では、電子メール本文中の電話番号が選択されると、直接その電話番号に発信するようにしたが、主装置10を介してその電話番号に発信するようにしてもよい。この場合、端末制御部46の選択機能部46cは、電子メール本文中の電話番号が選択されると、発信機能部46aにより主装置10への発信操作を行わせる。このとき、発信機能部46aは、選択された電話番号、すなわちメッセージを録音した発信者の電話番号に関する情報を、主装置10へ送出する。主装置10は、携帯端末4Aからの着信を検出し、メッセージを録音した発信者の電話番号に関する情報を受信すると、その電話番号に基づいて外線発信を行う。これにより、主装置10とメッセージを録音した発信者との通話および携帯端末4Aと主装置10との通話が確立されると、主装置10の制御部16は、携帯端末4Aとメッセージを録音した発信者の電話装置とを接続する。このようにしても、携帯端末4Aは、主装置10に音声メッセージを録音した発信者に電話をかけることが可能となる。
電子メール本文中の音声メッセージが選択された場合(ステップS505:メッセージ)、端末制御部46の選択機能部46cは、発信機能部46aによりその主装置10への発信操作を行わせる。このとき、発信機能部46aは、選択された音声メッセージに関する情報を、主装置10へ送出する。主装置10の制御部16は、携帯端末4Aと通話状態が確立され、選択された音声メッセージに関する情報を受信すると、留守番機能部16bにより記憶部15の録音DB15bに記憶されているその音声メッセージを携帯端末4Aに出力する(ステップS507)。
表示部43に表示された電子メールには、図4の符号bに示すような音声メッセージの格納先が記述されている。この音声メッセージの格納先を選択する旨の操作入力が操作部44により検出されると、端末制御部46の選択機能部46cは、発信機能部46aによりI/F41を介して主装置10に発信・接続させ、選択された音声メッセージに関する情報を主装置10に送信させる。すると、主装置10の制御部16は、ユーザにより選択された音声メッセージを記憶部15の録音DB15bから抽出し、携帯端末4Aに送出する。音声メッセージを受信すると、携帯端末4Aの端末制御部46は、ユーザにより選択された音声メッセージをスピーカ42から出力する。
従来の留守番電話装置では、録音されたメッセージを再生する場合、録音された順序でメッセージが再生されるので、不要なメッセージも再生されてしまう。このため、従来の留守番電話装置はとても使い勝手が悪かった。しかしながら、本実施の形態によれば、電子メール本文中の音声メッセージが選択されると、選択された音声メッセージのみが再生され、不要な音声メッセージが再生されないので、使い勝手がよい。
なお、音声メッセージの再生後、この音声メッセージを録音した発信者に対して発信動作を行うようにしてもよい。この場合は、上述したステップS506の処理を行うことにより、音声メッセージを録音した発信者に発信することができる。
上述したステップS506,507の処理を行う、または、ステップS605において何れも選択されないと(ステップS505:NO)、携帯端末4Aの端末制御部46は、ステップS501の処理に戻る。
なお、本実施の形態において、図4の符号cで示すアドレスが選択された場合、端末制御部46は、メール機能部46bによりそのアドレス宛の電子メールの入力フォームを作成するようにしてもよい。この入力フォームに件名やメール本文が入力された電子メールの送信を指示する操作入力を操作部44が検出すると、端末制御部46の選択機能部46cは、メール機能部46bによりその電子メールをネットワーク60側に送信させる。これにより、子機50Aのユーザ宛に送信された電子メールに対する返信を、携帯端末4Aから送信することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、主装置10が携帯端末4Aに送信する電子メールには、図4に示すように子機50Aのユーザ宛に送信された電子メールの件名に関する情報が含まれる。これにより、子機50Aのユーザは、自身に送信された電子メールを携帯端末4Aで確認することができるので、使い勝手がよい。
また、本実施の形態において、音声メッセージは、子機50A〜50N毎に区別して記憶するが、複数の子機50から構成される所定のグループ毎に記憶するようにしてもよい。この場合、主装置10の制御部16は、グループに含まれる全ての子機50または所定の子機50に対応する携帯端末4に電子メールを送信する。グループに含まれる何れかの子機50または子機50に対応する携帯端末4により音声メッセージが再生されると、主装置10の制御部16は、携帯端末4に送信する電子メールにその音声メッセージに関する情報を含めない。
このようにすることにより、本実施の形態に係るボタン電話システムは、複数の子機50から構成されるグループが設定された場合にも適用することができる。
ボタン電話システムの構成を示す図である。 携帯端末4の構成を示すブロック図である。 主装置10の留守番電話機能の動作を示すフローチャートである。 電子メールの本文の一例を示す図である。 電子メールを受信した携帯端末4Aの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ボタン電話装置、2…電話網、3…ネットワーク、4、4A〜4N…携帯端末、10…主装置、11…外線I/F、12…内線I/F、13…スイッチ、14…データ制御部、15…記憶部、15a…登録テーブル、15b…録音DB、15c…メールボックス、16…制御部、16a…呼制御機能部、16b…留守番機能部、16c…メール送受信機能部、16d…メール作成機能部、21…回線、31…LAN回線、50,50A〜50N…子機、60…通信路、41…I/F、42…スピーカ、43…表示部、44…操作部、45…記憶部、46…端末制御部、46a…発信手段、46b…メール手段、46c…選択手段。

Claims (6)

  1. 発信電話機に対応するIDを受信し、前記発信電話機からのメッセージと共に記憶する記憶手段と、
    前記発信電話機のIDを含む電子メールを作成する作成手段と、
    前記電子メールを予め指定されたアドレスに送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 子機を収容するボタン電話装置の主装置であって、
    発信電話機に対応するIDを受信し、前記発信電話機からの前記子機宛のメッセージと共に記憶する記憶手段と、
    前記発信電話機のIDを含む電子メールを作成する作成手段と、
    前記電子メールを予め指定されたアドレスに送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする主装置。
  3. 前記アドレスは、前記子機に対応付けられた電子メールを受信可能な携帯端末装置のアドレスである
    ことを特徴とする請求項2記載の主装置。
  4. 前記作成手段は、所定の期間内に前記記憶手段に記憶された前記発信電話機のIDを含む電子メールを作成する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の主装置。
  5. 主装置とこの主装置に収容された子機とから構成されるボタン電話装置の前記子機に対応付けられた携帯端末装置であって、
    前記主装置から本文に電話番号が含まれた電子メールを受信する受信手段と、
    前記IDによって特定される電話機に発信する発信手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 前記電子メールの本文に含まれた複数の電話番号の中から一の電話番号を選択させる手段をさらに備え、
    前記発信手段は、前記一の電話番号に発信する
    ことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
JP2004347528A 2004-11-30 2004-11-30 電話装置、主装置および携帯端末装置 Pending JP2006157714A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008312078A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Nakayo Telecommun Inc 録音動作通知アダプタ
JP2016072665A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 京セラ株式会社 通信端末およびその制御方法

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