JP2004056471A - 電話機 - Google Patents

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遠藤 寿彦
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Abstract

【課題】留守番電話の内容を電子メールで所定の宛先に転送する電話機において、ユーザにとって好適に電子メールの転送を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る留守番電話機1によれば、制御部101は、発信者からの用件メッセージを受信すると、音声合成録音再生部110により録音を行い、発信者の電話番号及び受信時刻からなる留守電情報と対応付けてメッセージ記憶部110bに記憶する。そして、制御部101は、転送時刻・件数格納部1042に記憶されている転送時刻が到来するのを待機し、転送時刻になると、特定電話番号格納部1044、優先電話番号格納部1043を参照して、留守録メールを転送する用件メッセージを抽出し、メールデータ作成部111に、抽出された各用件メッセージに対して留守録メールデータを作成させ、回線制御部106を介して該留守録メールデータを所定の宛先に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話機においては、外線から電話機に電話をかけ、暗証番号等の入力が行われると、録音されている用件メッセージを再生し、外線から用件メッセージが確認できるものが知られている。また、電話機に用件メッセージが録音された際に、予め登録しておいたPHSや携帯電話機に転送を行い、転送先から暗証番号の入力が行われると、用件メッセージを再生する機能を備えたものもある。
【0003】
一方で、近年、電子メールの機能を留守番電話に利用する技術が注目されはじめている。例えば、特開平9−247293号公報には、留守宅にかかってきた電話を所定のアドレスへ電子メールで転送する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電話機に録音された用件メッセージを携帯電話機等に転送する技術においては、用件メッセージの電話が転送されてきても、都合が悪い時には電話を取ることができないという問題点があった。また、転送時や、外線から留守番電話を確認する際、録音された用件メッセージが全て再生されてしまい、発呼者の電話番号、留守録時刻、実際の用件メッセージの有無等の必要な部分だけを確認することができなかった。
【0005】
また、留守宅にかかってきた電話を所定のアドレスへ電子メールで転送する技術においては、例えば、転送先が携帯電話機の場合は、電子メールが転送されてきても、圏外で受信できない場合があった。また、電話機に着信した全ての電話に対しての電子メールが送られてくると、電子メールの受信側におけるメール受信処理やユーザの確認動作が膨大になる場合があった。
【0006】
本発明の課題は、留守番電話の内容を電子メールで所定の宛先に転送する電話機において、ユーザにとって好適に電子メールの転送を行うことができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
電話の着信に応じて自動応答し、発信者からの用件メッセージを記憶手段に記憶する電話機において、
前記発信者の電話番号及び前記電話の受信時刻を留守電情報として取得するとともに、当該発信者からの用件メッセージを取得して、該留守電情報と該用件メッセージとを対応付けて前記記憶手段に記憶する留守電情報取得手段と、
前記留守電情報と前記用件メッセージの少なくとも一つを用いて前記電話の着信を通知するための電子メールを作成するメール作成手段と、
前記メール作成手段により作成された電子メールの送信条件を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された送信条件に基づいて、前記メール作成手段により作成された電子メールを所定の宛先に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記設定手段は、前記メール作成手段により作成された電子メールの送信時刻を設定し、
前記送信手段は、前記設定手段により設定された送信時刻に基づいて、前記メール作成手段により作成された電子メールを所定の宛先に送信することを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記設定手段は、前記発信者の電話番号を設定し、
前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された発信者の電話番号を含む留守電情報及びこれに対応する用件メッセージに対して前記電子メールを作成することを特徴としている。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された発信者の電話番号を含む留守電情報及び用件メッセージが前記留守電情報取得手段により取得されると、該取得情報に基づいて前記電子メールの作成を開始し、
前記送信手段は、前記メール作成手段により作成された電子メールを直ちに送信することを特徴としている。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記設定手段は、前記電子メールの送信件数を設定し、
前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された前記送信件数内の留守電情報及びこれに対応する用件メッセージに対して前記電子メールを作成することを特徴としている。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された前記送信件数内の留守電情報及びこれに対応する用件メッセージを優先して前記電子メールを作成することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本実施の形態について詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における留守番電話機1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、留守番電話機1は、制御部101、入力部102、表示部103、記憶部104、通話路スイッチ105、回線制御部106、情報検出部107、BEEP/MLDY発生部108、受話器109、音声合成録音再生部110、メールデータ作成部111を備えて構成されている。これらは、何れもバス又は信号ラインにより接続されている。
【0014】
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、入力部102から入力される操作信号に応じて、記憶部104に記憶されている各種制御プログラムや処理プログラムを読み出し、該プログラムに従って、留守番電話機1各部の動作を集中制御する。また、制御部101は、読み出したプログラムに従って、後述する留守録転送処理A、留守録転送処理Bを始めとする各種処理を実行する。即ち、制御部101は、留守番電話機1において、受信した留守番電話の内容(発信者の電話番号、受信時刻、用件メッセージ等)を、入力部102により設定され、記憶部104に記憶された送信条件に基づいて、所定の宛先に電子メールで送信する。制御部101は、本発明の請求項に記載の留守電情報取得手段としての機能を有する。また、制御部101は、メールデータ作成部111を制御することにより、メール作成手段としての機能を有し、回線制御部106を制御することにより、送信手段としての機能を有する。
【0015】
入力部102は、ダイヤルキー、文字入力キー、留守キー等の各種キーを有し、そのキー操作による押下信号を制御部101に出力する。入力部102は、本発明の請求項に記載の設定手段としての機能を有する。
【0016】
表示部103は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等により構成され、入力部102から入力される表示信号に基づいて、所要の画面表示を行う。
【0017】
図2は、表示部103に表示される各種設定画面の例を示す図である。以下、図2を参照して、受信した留守番電話の内容を電子メールで所定の宛先に送信する留守録メール転送設定及びその詳細な送信条件の設定方法について説明する。まず、ユーザにより、入力部102の所定キーが操作されると、表示部103に、図2(a)に示すメニュー画面1031が表示される。入力部102により2が入力されると、図2(b)に示す転送メニュー画面1032に移行する。ここで、3が入力され、メールが選択されると、図2(c)に示す転送先登録画面1033へ移行し、メールの転送先となる宛先が入力され、登録ボタンとしての機能を有する“F(機能)ボタン”が入力されると、転送先が登録される。次に、図2(d)に示す、留守録メールの送信条件を設定するための詳細設定メニュー画面1034が表示され、数字キーで設定項目が選択されると、各設定項目の表示画面に移行する。
【0018】
詳細設定メニュー画面1034から1が入力され、転送時刻の設定が選択されると、図3(a)に示す転送時刻設定画面1035が表示される。また、詳細設定メニュー画面1034から2が入力され、件数の設定が選択されると、図3(b)に示す件数設定画面1036が表示される。この転送時刻設定画面1035及び件数設定画面1036において、入力領域に付されている番号により、入力された転送時刻と件数とが対応付けられる。例えば、転送時刻設定画面1035において1.の後に、11:00が入力され、件数設定画面1036において1.の後に5が入力されると、11:00と5件とが対応付けられて設定され、11:00に転送する留守録メールは5件までと設定される。なお、転送時刻設定画面1035上で入力部102により設定される転送時刻は、本発明の請求項に記載の送信時刻に対応し、件数設定画面1036上で入力部102により設定される件数は、送信件数に対応するものである。
【0019】
また、詳細設定メニュー画面1034で3が入力されると、図3(c)に示す相手先設定画面1037が表示される。ここで1の“ユウセン”が入力されて設定された相手先の電話番号は、転送時刻が到来した際に、転送件数の範囲内で優先的に留守録メールを転送する発信者の電話番号として設定され、2の“トクテイ”が入力されて設定された相手先の電話番号は、転送時刻が到来した際に、この電話番号から発信された電話の留守録メールのみを転送するものとして設定され、3の“ジコクカイジョ”が入力されて設定された相手先の電話番号は、この電話番号から発信された電話に対しては、転送時刻が到来しなくても、直ちに留守録メールを作成、送信するものとして設定される。1と2は、同時に設定するとエラーメッセージが表示される。なお、1の“ユウセン”が選択されると、優先相手先設定画面1038が表示されているが、この画面に示された数字は、優先順位を示しており、ユーザは、優先相手先電話番号の優先順位についても設定することができる。なお、相手先設定画面1037を介して入力部102により設定される相手先の電話番号は、本発明の請求項に記載の発信者の電話番号に対応するものである。
【0020】
詳細設定メニュー画面1034において、“F(機能)ボタン”が入力されると、図3(d)に示す転送設定画面1039が表示され、ここで1のONが入力されると、上述した各種設定画面で設定した内容に基づき、留守録メール転送が設定される。
なお、詳細設定メニューの項目については、特に設定しなくてもよいし、任意の項目のみ設定してもよい。
【0021】
記憶部104は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、留守番電話機1に対応する各種制御プログラム、処理プログラム、データ等を、制御部101により読取可能な状態で記憶する。
【0022】
本実施の形態において、記憶部104は、上述したユーザによる入力部102の留守録メール転送設定操作に基づいて、設定された情報を格納する。即ち、記憶部104は、図4に示すように、留守録メールの転送設定がされた場合に格納される留守録メールフラグ格納部1040と、設定された留守録メールの転送先を格納する転送メールアドレス格納部1041と、留守録メール転送時刻及び件数を対応付けて格納する転送時刻・件数格納部1042と、留守録メールを優先的に転送する発信者の電話番号を格納する優先電話番号格納部1043と、留守録メールを転送する特定の発信者の電話番号を格納する特定電話番号格納部1044と、転送時刻が到来しなくても留守録メールを転送する発信者の電話番号を格納する時刻解除電話番号格納部1045を有している。
【0023】
通話路スイッチ105は、ユーザによりオフフック操作(応答操作)が行われると、回線ループを形成する。
【0024】
回線制御部106は、モデム、TA等を備えて構成され、電話回線網、ISDN回線等の通信回線網Nに接続された他の外部電話との間で通信を行うための通信制御を行う。また、回線制御部106は、通信回線網Nを介して基地局やインターネットプロバイダ等に接続し、移動体通信網やインターネットに接続された、留守録メールの転送先となる携帯電話機、PC等他の外部機器と通信を行う。
【0025】
情報検出部107は、外部電話から本留守番電話機1への着信の際に、回線制御部106から着信信号を検出し、制御部101に出力する。
【0026】
BEEP/MLDY発生部108は、着信を感知した際などに、ビープ音や所定パターンのメロディを放音する。
【0027】
送受話部109は、MIC(マイク)、受話SP(スピーカー)を有し、MICから入力されるユーザの送話音声を、通話路スイッチ105を介して回線制御部106に出力するとともに、回線制御部106から通話路スイッチ105を介して入力される受話音声信号を増幅して、受話音声としてスピーカーから出力する。
【0028】
音声合成録音再生部110は、制御部101の制御により、応答メッセージ記憶部110aに記憶されているデータに基づいて音声を合成し、自動応答メッセージを再生する。また、音声合成録音再生部110は、制御部101の制御により、回線制御部106から受信した用件メッセージを、発信者の電話番号、受信時刻情報からなる留守電情報と対応付けてメッセージ記憶部110bに記憶する。メッセージ記憶部110bは、本発明の請求項に記載の記憶手段としての機能を有する。また、音声合成録音再生部110は、制御部101の制御により、メッセージ記憶部110bに録音された用件メッセージを再生する。
【0029】
メールデータ作成部111は、制御部101から指示された、音声合成録音再生部110のメッセージ記憶部110bに記憶されている用件メッセージを文字データに変換し、発信者の電話番号、受信時刻からなる留守電情報及び文字変換した用件メッセージをメール本文とした電子メールを作成する。なお、留守電情報を本文とし、用件メッセージを添付ファイルとした電子メールを作成するようにしてもよい。このとき、用件メッセージを文字データに変換しないで、録音されている音声データをそのまま添付ファイルとしても良い。また、留守電情報だけを電子メールとして作成してもよい。
【0030】
次に、動作について説明する。
図5は、留守録メールの転送設定がONに設定されている際に、情報検出部107から着信信号を受信した場合に、制御部101により実行される留守録転送処理Aを示すフローチャートである。以下、図5を参照して、留守録転送処理Aについて説明する。
【0031】
制御部101は、情報検出部107から着信信号が出力されると(ステップS1;YES)、回線制御部106により回線を閉塞し(ステップS2)、発信者の電話番号を取得すると共に、現在の時刻を受信時刻として取得し(ステップS3)、音声合成録音再生部110により応答メッセージを送出させる(ステップS4)。応答メッセージに応じて発信者からの用件メッセージを受信すると、制御部101は、音声合成録音再生部110により録音を行い、発信者の電話番号及び受信時刻からなる留守電情報と対応付けてメッセージ記憶部110bに記憶する(ステップS5)。用件メッセージの録音終了後、制御部101は、回線を開放する(ステップS6)。
【0032】
次に、制御部101は、時刻解除電話番号格納部1045を参照し、ステップS2で取得した発信者の電話番号が、留守録メールの転送時刻を待たずにメールを転送すると設定されている電話番号か否かを判断する(ステップS7)。制御部101は、発信者の電話番号が留守録メールの転送時刻を待たずにメールを転送すると設定されている電話番号ではないと判断すると(ステップS7;NO)、当該留守録転送処理Aを終了する。
【0033】
一方、制御部101は、当該発信者の電話番号が留守録メールの転送時刻を待たずにメールを転送すると設定されている電話番号であると判断すると(ステップS7;YES)、メールデータ作成部111に、留守録メールデータ作成処理を実行させる(ステップS8)。
【0034】
ステップS8において、制御部101は、メールデータ作成部111に、ステップS5において録音してメッセージ記憶部110bに記憶した用件メッセージを文字データに変換させ、発信者の電話番号、受信時刻からなる留守電情報及び用件メッセージを内容とする留守録メールデータを作成させる。制御部101は、メッセージ記憶部110b中の留守録メールデータを作成した用件メッセージについては、メールを作成済みの情報を付加する。
【0035】
メールデータの作成が終了すると、制御部101は、転送メールアドレス格納部1041を参照して、回線制御部106を介して転送メールアドレス宛てに、作成されたメールデータを送信し、当該留守録転送処理Aを終了する(ステップS9)。
【0036】
次に、図6のフローチャートを参照して、留守録メールの転送設定がONに設定されている際に、制御部101により実行される留守録転送処理Bについて説明する。
【0037】
制御部101は、転送時刻・件数格納部1042に記憶されている転送時刻が到来するのを待機し(ステップS11)、転送時刻になると(ステップS11;YES)、転送する用件メッセージを抽出する(ステップS12)。具体的には、制御部101は、まず、メッセージ記憶部110bから、転送済みの付加情報が対応づけられていない留守電情報及び対応する用件メッセージを抽出する。次に、制御部101は、特定電話番号格納部1044に電話番号が格納されているか否かを判断し、格納されている場合は、前記抽出された留守電情報及び対応する用件メッセージのうち、特定電話番号格納部1044に格納されている電話番号を留守電情報として有するものを古い順に、設定されている件数分抽出する。
【0038】
一方、特定電話番号格納部1044に電話番号が格納されていない場合は、優先電話番号格納部1043を参照し、最も優先順位の高い電話番号から順に、その電話番号を留守電情報として有する留守電情報及び対応する用件メッセージを古い順に抽出していき、設定されている件数分抽出する。優先電話番号格納部1043に格納されている全ての電話番号を抽出しても設定件数に満たない場合は、先に抽出された残りのデータを、古い順に、設定件数になるまで抽出する。
【0039】
一方、特定電話番号格納部1044及び優先電話番号格納部1043の何れにも電話番号が格納されていない場合は、まだ転送されていない用件メッセージを古いものから順に件数分抽出する。
【0040】
転送する用件メッセージの抽出が終了すると、制御部101は、メールデータ作成部111に、前記抽出された各用件メッセージに対して留守録メールデータを作成させ(ステップS13)、回線制御部106を介して送信する(ステップ14)。
【0041】
以上説明した様に、留守番電話機1によれば、留守録メールの転送設定がONに設定されていると、情報検出部107からの着信信号を待機し、着信信号を受信すると、発信者の電話番号を取得すると共に、現在の時刻を受信時刻として取得し、音声合成録音再生部110により応答メッセージを送出させる。応答メッセージに応じて発信者からの用件メッセージを受信すると、制御部101は、音声合成録音再生部110により録音を行い、発信者の電話番号及び受信時刻からなる留守電情報と対応付けてメッセージ記憶部110bに記憶する。そして、時刻解除電話番号格納部1045を参照し、発信者の電話番号が、留守録メールの転送時刻を待たずにメールを転送すると設定されている電話番号か否かを判断し、発信者の電話番号が留守録メールの転送時刻を待たずにメールを転送すると設定されている電話番号でであると判断すると、メールデータ作成部111に、用件メッセージを文字データに変換させ、留守電情報及び用件メッセージを内容とする留守録メールデータを作成させ、作成されたメールデータを送信する。
【0042】
また、制御部101は、転送時刻・件数格納部1042に記憶されている転送時刻が到来するのを待機し、転送時刻になると、特定電話番号格納部1044、優先電話番号格納部1043を参照して、留守録メールを転送する用件メッセージを抽出し、メールデータ作成部111に、抽出された各用件メッセージに対して留守録メールデータを作成させ、回線制御部106を介して該留守録メールデータを送信する。
【0043】
従って、ユーザが、自分が留守録メールを受信可能な時間を転送時刻として設定しておくことで、例えば携帯電話等で本人が確認できない時間帯(例えば地下鉄で移動中)に留守録メールが送信されることがなくなる。また、留守録メールを受信する時間が設定されていることで、受信後直ちに内容を確認、削除することが可能となり、未読メールとして転送先の端末のメモリに溜まってしまうことがなくなる。また、特定の発信者からの留守番電話のみを転送することができるので、所望の相手からの用件を優先的に知ることができ、留守録メールが大量になってしまうことを防止することがせきる。また、特定の発信者に対しては、転送時間が到来しなくても留守録メールを転送する設定も可能であるので、所望の相手からの用件を直ちに確認することもできる。また、各転送時刻毎に転送件数を設定することができるので、受信側での処理や確認動作が大量になってしまうことを抑えることができる。
【0044】
なお、上記実施の形態における記述内容は、留守番電話機1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記説明した転送時刻や発信者の電話番号の設定機能は、単独に、あるいは組み合わせて留守番電話機1に搭載することができる。
【0045】
また、電話を受信しても、実際に用件メッセージが録音されなかった場合には、転送しないようにすれば、無駄な留守録メールを省くことができ、更に便利である。
【0046】
その他、留守番電話1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、留守番電話の内容を電子メールで所定の宛先に転送する電話機において、ユーザにとって好適に電子メールの転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る留守番電話機1の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示部103に表示される留守録メール転送の設定に係る各種設定画面を示す図である。
【図3】図1の表示部103に表示される留守録メール転送の設定に係る各種設定画面を示す図である。
【図4】図1の記憶部104のデータ格納例を示す図である。
【図5】図1の制御部101により実行される留守録転送処理Aを示すフローチャートである。
【図6】図1の制御部101により実行される留守録転送処理Bを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  留守番電話機
101  制御部
102  入力部
103  表示部
104  記憶部
105  通話路スイッチ
106  回線制御部
107  情報検出部
108  BEEP/MLDY発生部
109  受話器
110  音声合成録音再生部
110a  応答メッセージ記憶部
110b  メッセージ記憶部
111  メールデータ作成部

Claims (6)

  1. 電話の着信に応じて自動応答し、発信者からの用件メッセージを記憶手段に記憶する電話機において、
    前記発信者の電話番号及び前記電話の受信時刻を留守電情報として取得するとともに、当該発信者からの用件メッセージを取得して、該留守電情報と該用件メッセージとを対応付けて前記記憶手段に記憶する留守電情報取得手段と、
    前記留守電情報と前記用件メッセージの少なくとも一つを用いて前記電話の着信を通知するための電子メールを作成するメール作成手段と、
    前記メール作成手段により作成された電子メールの送信条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された送信条件に基づいて、前記メール作成手段により作成された電子メールを所定の宛先に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする電話機。
  2. 前記設定手段は、前記メール作成手段により作成された電子メールの送信時刻を設定し、
    前記送信手段は、前記設定手段により設定された送信時刻に基づいて、前記メール作成手段により作成された電子メールを所定の宛先に送信することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 前記設定手段は、前記発信者の電話番号を設定し、
    前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された発信者の電話番号を含む留守電情報及びこれに対応する用件メッセージに対して前記電子メールを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の電話機。
  4. 前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された発信者の電話番号を含む留守電情報及び用件メッセージが前記留守電情報取得手段により取得されると、該取得情報に基づいて前記電子メールの作成を開始し、
    前記送信手段は、前記メール作成手段により作成された電子メールを直ちに送信することを特徴とする請求項3に記載の電話機。
  5. 前記設定手段は、前記電子メールの送信件数を設定し、
    前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された前記送信件数内の留守電情報及びこれに対応する用件メッセージに対して前記電子メールを作成することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電話機。
  6. 前記メール作成手段は、前記設定手段により設定された前記送信件数内の留守電情報及びこれに対応する用件メッセージを優先して前記電子メールを作成することを特徴とする請求項5に記載の電話機。
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JP2019110612A (ja) * 2006-12-08 2019-07-04 株式会社デンソー 車載ハンズフリー装置およびデータ転送方法

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