JP6458342B2 - 操作部を備えた機器、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム - Google Patents

操作部を備えた機器、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、操作部を備えた機器、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システムに関する。
今日において、例えばスマートフォンおよびタブレット端末装置等の携帯型情報処理端末が広く普及している。ユーザは、携帯型情報処理端末上で、例えばWebアプリケーションプログラムを動作させ、所望のWebページの閲覧を行う他、所望のアプリケーションプログラムを動作させて所望の機能を得ている。また、特許文献1(特表2005−505050号公報)には、ビューのキャッシングを行う目的で、WEBサーバ上でオブジェクトをキャッシングさせる構成が開示されている。
ここで、本願発明者は、上述のような携帯型情報処理端末を、例えば画像形成装置等の機器の操作部として機能させることを検討している。例えば、機器上で動作する各種のアプリケーションプログラムの操作画面を、携帯情報処理端末に表示可能とすることを検討している。
しかし、スマートフォンおよびタブレット端末装置等の携帯型情報処理端末は、据え置き型のパーソナルコンピュータ装置等と比べ、リソースが少ない。このため、複数のアプリケーションプログラムを並行して動作させると、リソース不足により、動作中のアプリケーションが途中で停止するおそれがある。
具体的には、例えばブラウザ上で動作するWebアプリケーションは、ブラウザオブジェクトとユーザインタフェース(UI)のオブジェクトとが同期している。そして、Webアプリケーションと共に、他のアプリケーション、または、他のWebアプリケーションを起動させることでリソースが不足すると、プラットフォームの制御により、UIのオブジェクトが破棄(=ブラウザオブジェクトの破棄)される。破棄されたブラウザオブジェクト上で動作しているWEBアプリケーションは実行できないため、動作中のWEBアプリケーションが処理の途中で停止する。
すなわち、従来は、複数のアプリケーションを並行して動作させることでリソース不足が生ずると、ブラウザなどのバックグラウンドでの実行に切り替えられたアプリケーションが、処理が完了していないにも関わらず停止する問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、例えばブラウザなどのバックグラウンドでの実行に切り替えられた処理を完了させることができる操作部を備えた機器、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、処理を実行する処理実行部と、処理実行部に対応した表示を行う表示部と、処理実行部および前記表示部の制御を行う制御部とを含むアプリケーション部を生成する生成部を備えた操作部を有する機器であって、生成部は、処理実行部および表示部を生成した後に、少なくとも新たな処理実行部および表示部を生成した際に先に生成した表示部に対して破棄を要求し、先に生成された表示部は、生成部からの破棄の要求を、先に生成された処理実行部に通知した後に破棄され、先に生成された処理実行部は、先に生成された表示部から破棄の要求が通知された際に実行中の処理が存在する場合、制御部に対してこの処理実行部の維持要求を行い、実行中の処理の完了後に制御部にこの処理実行部の破棄を要求し、制御部は、維持要求された処理実行部を維持し、実行中の処理が完了した際に処理実行部から通知される破棄の要求に基づいて、実行中の処理が完了した処理実行部を破棄する。
本発明によれば、例えばブラウザなどのバックグラウンドでの実行に切り替えられた処理を完了させることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態のMFPのハードウェア構成図である。 図2は、第1の実施の形態のMFPのソフトウェア構成の模式図である。 図3は、第1の実施の形態のMFPにおいて、プラットフォーム上で起動されるアプリケーション部の機能を説明するための機能ブロック図である。 図4は、第1の実施の形態のMFPにおけるアプリケーション部の起動時の動作を説明するためのタイムチャートである。 図5は、第1の実施の形態のMFPにおけるアプリケーション部の入力時の動作を説明するためのタイムチャートである。 図6は、第1の実施の形態のMFPにおけるアプリケーション部の破棄動作を説明するためのタイムチャートである。 図7は、第1の実施の形態のMFPにおいて、プラットフォーム上で起動されるアプリケーション部において複数生成された各タブの機能を説明するための機能ブロック図である。 図8は、第1の実施の形態のMFPにおいて、バックグラウンドでの実行に切り替えられたタブの処理を完了させる動作を説明するためのタイムチャートである。 図9は、第1の実施の形態のMFPにおいて、バックグラウンドでの実行に切り替えられたタブの処理の完了を、現在表示しているタブの表示画面を介して表示する動作を説明するための図である。 図10は、第2の実施の形態のMFPにおいて、バックグラウンドでの実行に切り替えられたタブの処理の完了を、バックグラウンドでの実行に切り替えられたタブの画面を再構成して表示する動作を説明するための図である。 図11は、第3の実施の形態のMFPにおいて、プラットフォーム上で起動された複数のアプリケーション部の各機能を説明するための機能ブロック図である。 図12は、第3の実施の形態のMFPにおいて、バックグラウンドでの実行に切り替えられたアプリケーション部の処理を完了させる動作を説明するためのタイムチャートである。
以下、一例として、本発明に係る操作部を備えた機器、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システムを適用した実施の形態となる複合機(MFP:Multifunction Peripheral)の説明をする。なお、MFPとは、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有している装置である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態となるMFP1のハードウェア構成図である。図1に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を備えた本体10と、ユーザの操作に応じた入力を受け付ける操作部20とを備える。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
例えば、操作部20としては、スマートフォンまたはタブレット型端末等の、単独で完結した情報処理を実行可能な電子機器である情報処理端末を用いることができる。この場合、操作部20として用いられる情報処理端末は、MFP1の操作部として機能する。なお、以下、単に、「操作パネル」というときは、従来のMFP1に固定され設置されている操作パネルをいうこととする。
より詳しくは、操作部20として用いられる情報処理端末は、従来、MFP1専用の操作部として固定され設置されていた操作パネルの代わりに、MFP1に着脱自在に接続される。すなわち、操作部20として用いられる情報処理端末は、例えばMFP1の操作パネルが配置される位置等の所定の位置に取り外し可能(分離可能)ながらも、MFP1と一体的に設置される。従って、操作部20として用いられる情報処理端末およびMFP1は、一台の装置として把握されてもよい。操作部20である情報処理端末は、MFP1から取り外されると、MFP1との間で、例えばBluetooth(登録商標)または赤外線通信等の無線通信を行い、MFP1の操作部として機能する。
本体10は、操作部20で受け付けた入力に応じた動作を行う。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
次に、本体10のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14とを備える。また、本体10は、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備える。各部11〜17は、システムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置と通信するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。なお、図1および図2において、通信路30は、有線的に図示されているが、上述のように操作部20は、MFP1の本体10に対して着脱自在に設けられている。このため、操作部20をMFP1に装着しているときには、通信路30は有線通信路として機能し、操作部20をMFP1から取り外したときには、通信路30は無線通信経路として機能するものと理解されたい。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御する。そして、CPU21は、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示等の後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、例えばネットワーク40上のサーバ装置と通信するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、例えば受け付けた入力に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態を示す情報等の各種の情報を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を備えた液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えば、タッチパネル機能を備えた有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
図2に、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す。図2に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリ等が挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するソフトウェアである。具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアである。主には、本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体10および操作部20を別々のオペレーティングシステムで動作させることで、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)、および本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容等が挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
なお、この例では、本体10と操作部20は、通信路30を介して電気的かつ物理的に接続されているが、本体10から操作部20を取り外し可能としてもよい。この場合、本体10および操作部20に、例えば赤外線通信部、RF(Radio Frequency)通信部、ブルートゥース(登録商標)通信部等の近距離無線通信部を設ける。または、本体10および操作部20に、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN通信機能を設け、図2に示すように無線LANアクセスポイント(無線LANAP)41およびネットワーク40を介して相互に通信可能してもよい。LANは、「Local Area Network」の略記である。本体10から操作部20を取り外し可能である場合、操作部20は、通信路30を介して本体10から供給された電力を二次電池に蓄電しておき、本体10から取り外された際に、二次電池に蓄電された電力を用いて動作して本体10と通信を行う。
このような構成を有する第1の実施の形態の複合機1は、本体10および操作部20に記憶されているアプリケーションが、以下に説明する構成で動作する。これにより、複数のアプリケーションを並行して動作させた際に、バックグラウンドでの実行に切り替えられたアプリケーションであっても、処理を完了できるようになっている。なお、「バックグラウンドでの実行に切り替えられたアプリケーション」とは、後から起動されたアプリケーションが、表示と共に処理が実行されるのに対して、表示されることなく(または少ない表示と共に)処理のみが実行される、先に起動されていたアプリケーションを意味している。先に起動されていたアプリケーションプログラムは、後から起動されたアプリケーションの表示に隠されるかたちで処理のみが実行されるため、「バックグラウンドでの実行に切り替えられたアプリケーション」との表現を用いている。
図3において、プラットフォーム(OS)51は、上述のOS層103、203に記憶されているLinux(登録商標)またはAndroid(登録商標)等の汎用OSで提供される機能である。また、アプリケーション部52は、上述のアプリ層101、201に記憶されているアプリケーションプログラムで提供される機能である。アプリケーション部52は、オブジェクト制御部53および第1のタブ54を有している。第1のタブ54等のタブは、第1のUI(ユーザインタフェース)表示部55および第1のオブジェクト部56を有している。プラットフォーム51は、生成部の一例である。オブジェクト制御部53は、制御部の一例である。UI表示部55は、表示部の一例である。オブジェクト部56は、処理実行部の一例である。
第1のUI(ユーザインタフェース)表示部55は、表示用の画枠等のユーザインタフェースを生成する。第1のオブジェクト部56は、第1のUI表示部55に生成された画枠内等に表示するオブジェクトを、例えばネットワーク40を介して取得する。アプリケーション部52は、ユーザの操作等に応じて第1のタブ54のようなタブを複数形成し、このうち、最新のタブまたはユーザに指定されたタブを表示する。複数生成されたタブのうち、表示されていないUI表示部(第1のUI表示部55)は、プラットフォーム51でリソース不足が検出されると、プラットフォーム51の制御により、強制的に終了(破棄)される。
図4は、第1のUI表示部55および第1のオブジェクト部の生成動作を示すタイムチャートである。ステップS1では、プラットフォーム51が、ユーザにより起動が指定されたアプリケーションプログラムのアプリケーション部52のオブジェクト制御部53に対して起動を指示する。オブジェクト制御部53は、プラットフォーム51からの起動指示により起動すると、ステップS2において、第1のタブ54の第1のUI表示部55を起動制御する。また、オブジェクト制御部53は、ステップS3において、第1のタブ54の第1のオブジェクト部56を起動制御する。第1のオブジェクト部56は、起動した後、ステップS4において、オブジェクト制御部53に対して登録要求を行う。オブジェクト制御部53は、登録要求に応じて第1のオブジェクト部56を登録し、制御下に置く。
図5は、ユーザからの入力に対する処理および実行を説明するためのタイムチャートである。図5に示すように、ユーザの入力は、ステップS11に示すように、プラットフォーム51から直接、第1のUI表示部55に供給され、ステップS12に示すように第1のオブジェクト部56に通知される。第1のオブジェクト部56は、第1のUI表示部55からの入力、または、実行要求に従って、アプリケーション動作を行う。
図6は、ユーザから異なるアプリケーションプログラムの起動が指示されたときの動作を説明するためのタイムチャートである。この場合、プラットフォーム51は、表示しているUI表示部が切り替わったことを契機に、非表示となった第1のUI表示部55に対し、ステップS21に示すように破棄を通知する。破棄の通知を受けた第1のUI表示部55は、ステップS22において、第1のオブジェクト部56に対し破棄の通知を行う。破棄の通知を受けた第1のオブジェクト部56は、自身が処理の実行中であるか否かを判別する。そして、第1のオブジェクト部56は、処理の実行中ではないものと判別した場合に、ステップS23において、リソース開放のために、第1のオブジェクト部56(自身)を破棄するように、オブジェクト制御部53に対して通知を行う。
これに対して、第1のオブジェクト部56は、処理の実行中であるものと判別した場合、通常は、処理の実行中であるにも関わらず破棄される。しかし、実施の形態のMFP1の場合、第1のオブジェクト部56は、上述の破棄の通知の代わりに、第1のオブジェクト部56の(自身の)ライフサイクルと実行制御をオブジェクト制御部53に依頼する。依頼されたオブジェクト制御部53は、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のオブジェクト部56に実行中の処理があることを認識する。そして、オブジェクト制御部53は、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のオブジェクト部56を破棄することなく、ライフサイクルの制御を始める。以下、このような動作を詳細に説明する。
一例として、プリント機能を提供しているアプリケーションに対して、それぞれ異なる印刷機能の起動要求を行うことで、図7に示す2つのタブが生成される。この図7は、プリント機能を提供しているアプリケーション部52において、最初に起動要求を行った印刷機能に対応して第1のタブ54が生成され、次に起動要求を行った印刷機能に対応して第2のタブ57が生成された例を示している。第2のタブ57は、第1のタブ54と同様の構成を有しており、第2のUI表示部58および第2のオブジェクト部59を有している。図8は、このような2つのタブ54、57に切り替え動作を示すタイムチャートである。
最初に起動された印刷機能に対してユーザから印刷要求がされると、図8のタイムチャートのステップS31において、プラットフォーム51から第1のタブ54の第1のUI表示部55に対して、印刷要求が通知されると共に、ユーザからの入力内容が通知される。第1のUI表示部55は、第1のオブジェクト部56に対してユーザからの入力内容を通知して印刷の実行要求を行う。これにより、第1のオブジェクト部56は、印刷を実行する。
次に、第1のオブジェクト部56に実行させている印刷は、印刷枚数が多く、時間を要するため、ユーザが、この印刷実行中に、異なる印刷機能の起動要求を行ったとする。この起動要求がされると、プラットフォーム51は、ステップS33において、オブジェクト制御部53に対してUIの切り替え要求を行う。UIの切り替え要求がされると、オブジェクト制御部53は、ステップS34において、第2のタブ57の第2のUI表示部58を新たに生成する。また、オブジェクト制御部53は、ステップS35において、第1のオブジェクト部56とは異なる印刷機能を提供する第2のオブジェクト部59を生成する。
次に、プラットフォーム51は、第2のUI表示部58が起動したため、ステップS36において、第1のUI表示部55に対して破棄の通知を行う。第1のUI表示部55は、ステップS37において、破棄通知を第1のオブジェクト部56に通知した後、破棄される。
次に、破棄通知を受信した第1のオブジェクト部56は、実行中の印刷が完了していない場合、ステップS38において、自身の維持要求をオブジェクト制御部53に行う。オブジェクト制御部53は、維持要求がされると、印刷実行中の第1のオブジェクト部56を破棄することなく登録して維持する。これにより、第2のUI表示部58が生成されることで、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のオブジェクト部56による印刷を、継続して実行することができる。
ここで、ユーザは、第1のオブジェクト部56の再表示を希望する場合、再表示要求を行う。この再表示要求は、ステップS39において、プラットフォーム51からオブジェクト制御部53に通知される。上述のように、第2のUI表示部58が生成された際に、第1のUI表示部55は、破棄されている。また、第1のオブジェクト部56は、破棄されることなく維持されており、印刷を実行中である。このため、オブジェクト制御部53は、ステップS40において、オブジェクト制御部53の画像を表示する画枠等となる第1のUI表示部55を再度生成する。
また、オブジェクト制御部53は、ステップS41において、再度生成された第1のUI表示部55に対して、印刷実行中の第1のオブジェクト部56に対応するメモリポインタ等の表示情報の取得先を通知する。第1のUI表示部55は、通知されたメモリポインタを用いて第1のオブジェクト部56に対応するオブジェクトをメモリ等から取得して表示する。これにより、印刷実行中の第1のオブジェクト部56を再表示できる。
第1のオブジェクト部56の再表示を行うと、プラットフォーム51は、ステップS42において、第2のUI表示部58に対して破棄通知を行う。第2のUI表示部58は、この破棄通知を、ステップS43において第2のオブジェクト部59に通知する。これにより、第2のUI表示部58および第2のオブジェクト部59が破棄される。
次に、第1のオブジェクト部56で印刷実行中に、再度、異なる印刷機能の起動要求を行ったとする。この起動要求がされると、プラットフォーム51は、ステップS44において、オブジェクト制御部53に対してUIの切り替え要求を行う。UIの切り替え要求がされると、オブジェクト制御部53は、ステップS45において、第2のタブ57の第2のUI表示部58を新たに生成する。また、オブジェクト制御部53は、ステップS46において、第1のオブジェクト部56とは異なる印刷機能を提供する第2のオブジェクト部59を生成する。
次に、プラットフォーム51は、第2のUI表示部58が起動したため、ステップS47において、第1のUI表示部55に対して破棄の通知を行う。第1のUI表示部55は、ステップS48において、破棄通知を第1のオブジェクト部56に通知した後、破棄される。
次に、破棄通知を受信した第1のオブジェクト部56は、実行中の印刷が完了していない場合、ステップS49において、自身の維持要求をオブジェクト制御部53に行う。これにより、オブジェクト制御部53が、印刷実行中の第1のオブジェクト部56を破棄することなく登録して維持する。そして、第2のUI表示部58が生成されることで、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のオブジェクト部56による印刷が、継続して実行される。
次に、バックグラウンドに回って実行していた印刷が完了した場合、第1のオブジェクト部56は、ステップS50において、オブジェクト制御部53に対して破棄要求を行う。これにより、第1のオブジェクト部56は、印刷完了後に破棄される。
次に、オブジェクト制御部53は、第1のオブジェクト部56から破棄要求を受信すると、実行中の処理が完了したものと認識し(この例の場合、印刷が完了したものと認識し)、ステップS51において、第2のUI表示部58に対して完了表示要求を行う。第2のUI表示部58は、ステップS52において、完了表示要求を第2のオブジェクト部59に転送する。第2のオブジェクト部59が、第2のUI表示部58を介して、第1のオブジェクト部56で実行していた処理の完了をユーザに通知する。
図9の(a)〜(c)の各符号を付した図は、上述のUIの切り替え動作と表示画面の遷移を示している。第1のタブ54(第1のオブジェクト部56)で処理が実行中である場合、図9の(a)の符号を付した図に示すように、第1のタブ54で実行中の処理に応じた画面が表示される。また、異なる処理がユーザから要求された場合、第1のタブ54の画面が破棄され、図9の(b)の符号を付した図に示すように、第2のタブ57の画面が表示される。
第1のオブジェクト部56で実行中の処理が存在する場合、上述のように第1のタブ54の画面が破棄されても、バックグラウンドで第1のオブジェクト部56の実行中の処理は維持される。そして、第1のオブジェクト部56の処理が完了すると、図9の(c)の符号を付した図に示すように、第2のタブ57の画面において、第1のオブジェクト部56の処理の完了がユーザに通知(表示)される。
この図9(a)〜(c)の各符号を付した図を、処理が印刷であることとして説明する。図9の(a)の符号を付した図に示すように、第1のタブ54で印刷実行中であり、「実行中」の画面が表示されているときに、ユーザから新たな印刷機能の実行が指定されると、第1のタブ54の画面は破棄される。また、図9の(b)の符号を付した図に示すように、第2のタブ57による、新たな印刷機能の画面が表示される。なお、この場合でも、バックグラウンドで第1のオブジェクト部56の実行中の処理は維持される。そして、第1のオブジェクト部56による印刷が完了すると、図9の(c)の符号を付した図に示すように、新たな印刷機能の画面上に、第1のオブジェクト部56による印刷完了を通知するためのバナーが表示される。
以上の説明から明らかなように、第1の実施の形態のMFP1は、第1のUI表示部55が制御する第1のオブジェクト部56のライフサイクルを、第1のUI表示部55のライフサイクルから切り離されているオブジェクト制御部53が制御する。これにより、第2のUI表示部58が新たに生成されることで、第1のUI表示部55が破棄された後も、第1のオブジェクト部56で実行中の処理を継続して実行することができる。換言すると、一方の処理を実行中に、他方の処理の実行を指定した場合、一方の処理をバックグラウンドで継続させ、一方の処理を途中で破棄することなく安全に完了させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態のMFP1の説明をする。上述の第1の実施の形態のMFP1は、バックグラウンドで実行中の第1のオブジェクト部56の処理が完了した際に、第2のUI表示部58の画面に処理の完了通知のバナー等を表示するものであった。すなわち、第2のUI表示部58の画面を借りて、第1のオブジェクト部56の処理の完了通知を表示するものであった。これに対して、第2の実施の形態のMFP1は、バックグラウンドで実行していた第1のオブジェクト部56の処理が完了した際に、第2のタブ57を破棄し、第1のUI表示部55を再構成する。そして、第1のオブジェクト部56の処理の完了をユーザに通知するようにしたものである。なお、上述の第1の実施の形態と以下に説明する第2の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、両者の差異のみ説明し、重複説明は省略する。
図10は、第2の実施の形態のMFP1の動作を説明するためのタイムチャートである。図10のタイムチャートにおいて、ステップS31〜ステップS50は、上述の第1の実施の形態と同様の動作である。詳しくは、第1の実施の形態の説明を参照されたい。図10のタイムチャートにおいては、ステップS55〜ステップS58が、第2の実施の形態のMFP1の特徴的な処理となっている。すなわち、バックグラウンドで処理を実行していた第1のオブジェクト部56が、処理が完了すると、ステップS50において、オブジェクト制御部53に自身の破棄要求を行う。そして、第1のUI表示部55および第1のオブジェクト部56は、破棄される。
オブジェクト制御部53は、バックグラウンドで処理を実行していた第1のオブジェクト部56から破棄要求を受信すると、ステップS55において、現在、表示を行っている第2のUI表示部58に対して破棄通知を行う。この破棄通知は、ステップS56において、第2のオブジェクト部59にも通知される。これにより、第2のUI表示部58および第2のオブジェクト部59は破棄される。
次に、オブジェクト制御部53は、ステップS57において、オブジェクト制御部53の画像を表示する画枠等となる第1のUI表示部55を再度生成する。また、オブジェクト制御部53は、ステップS58において、再度生成された第1のUI表示部55に対して、処理が完了した第1のオブジェクト部56に対応するメモリポインタ等の表示情報の取得先を通知する。第1のUI表示部55は、通知されたメモリポインタを用い、処理が完了した第1のオブジェクト部56に対応するオブジェクトをメモリ等から取得して表示する。また、第1のUI表示部55は、第1のオブジェクト部56による印刷完了を通知するためのバナー等を表示する。
これにより、第2の実施の形態のMFP1は、バックグラウンドで処理を実行していた第1のオブジェクト部56の処理が完了した際に破棄した第1のUI表示部55を再構成し、この再構成画面を介して、ユーザに対して処理の完了を通知することができる。また、この他、上述の第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態のMFP1の説明をする。上述の各実施の形態では、同じアプリケーション部52内において、第1のタブ54および第2のタブ57等の複数のタブが生成された場合を例として説明を行った。しかし、以下の第3の実施の形態として説明するように、プラットフォーム51上で複数のアプリケーション部が起動した場合も上述と同様の動作となる。なお、上述の各実施の形態と以下に説明する第3の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、両者の差異のみ説明し、重複説明は省略する。
図11は、第3の実施の形態のMFP1において、プラットフォーム51上の複数のアプリケーション部が起動した状態を模式的に示す図である。図11に示す例の場合、プラットフォーム51上には、第1のアプリケーション部61および第2のアプリケーション部62が起動している。第1のアプリケーション部61は、第1のAPオブジェクト制御部65、および第1のAPの第1のタブ66を有している。第1のAPオブジェクト制御部65は、第1のアプリケーション部61内のオブジェクト制御を行う。第1のAPの第1にタブ66は、第1のAPUI表示部67および第1のAPオブジェクト部68を有する。第1のAPUI表示部67は、オブジェクトを表示するための画枠等を形成する。第1のAPオブジェクト部68は、第1のAPUI表示部67で形成された画枠内に、取得したオブジェクト等を表示する。
第2のアプリケーション部62も同様の構成を有しており、第2のAPオブジェクト制御部71、および第2のAPの第1のタブ72を有している。第2のAPオブジェクト制御部71は、第2のアプリケーション部62内のオブジェクト制御を行う。第2のAPの第1のタブ72は、第2のAPUI表示部73および第2のAPオブジェクト部74を有する。第2のAPUI表示部73は、オブジェクトを表示するための画枠等を形成する。第2のAPオブジェクト部74は、第2のAPUI表示部73で形成された画枠内に、取得したオブジェクト等を表示する。
なお、第1のアプリケーション部61および第2のアプリケーション部62の第1のAPの第1のタブ66および第2のAPの第1のタブ72等のタブは、ユーザからの他の機能の起動指示等により、各アプリケーション部61,62内で複数生成されるようになっている。同じアプリケーション部内における各タブの動作は、第1,第2の実施の形態で説明したとおりである。
図12は、各アプリケーション部61,62の生成および破棄の流れを示すタイムチャートである。まず、ユーザにより第1のアプリケーション部61の起動が指示されたとすると、ステップS61において、プラットフォーム51から第1のアプリケーション部61の第1のAPオブジェクト制御部65に対して、起動指示が供給される。起動指示が供給されると、第1のAPオブジェクト制御部65は、ステップS62において、第1のAPの第1のタブ66を生成する。また、第1のAPオブジェクト制御部65は、ステップS62において、第1のAPUI表示部67を生成すると共に、ステップS63において、第1のAPオブジェクト部68を生成する。そして、第1のAPオブジェクト部68は、ステップS64において、第1のAPオブジェクト制御部65に対して自身の登録を行う。これにより、第1のアプリケーション部61の画像(画面)が表示される。
この状態において、ユーザから第2のアプリケーション部62の起動が指示されたとすると、プラットフォーム51は、ステップS65において、第2のアプリケーション部62の第2のAPオブジェクト制御部71に起動指示を行う。この起動指示が供給されると、第2のAPオブジェクト制御部71は、ステップS66において、第2のAPの第1のタブ72を生成する。また、第2のAPオブジェクト制御部71は、ステップS66において、第2のAPUI表示部73を生成すると共に、ステップS67において、第2のAPオブジェクト部74を生成する。そして、第2のAPオブジェクト部74は、ステップS68において、第2のAPオブジェクト制御部71に対して自身の登録を行う。これにより、第2のアプリケーション部62の画像(画面)が表示される。
ユーザから第2のアプリケーション部62に対する入力がされると、プラットフォーム51は、ステップS69に示すように、ユーザからの入力を第2のAPUI表示部73に通知する。第2のAPUI表示部73は、ステップS70において、ユーザからの入力を第2のAPオブジェクト部74に通知すると共に、ユーザからの入力に対応する処理の実行要求を行う。これにより、第2のアプリケーション部62において、ユーザからの入力に対応する処理が実行される。
一方、第2のアプリケーション部62が起動すると、プラットフォーム51は、第1のアプリケーション部61の第1のAPUI表示部67に対して破棄通知を行う。第1のAPUI表示部67は、この破棄通知をステップS72で第1のAPオブジェクト部68に転送し、自身は破棄される。
破棄通知を受信すると、第1のAPオブジェクト部68は、実行中の処理が存在するか否かを判断し、実行中の処理が存在する場合は、ステップS73において、第1のAPオブジェクト制御部65に対して、自身の維持要求を行う。なお、実行中の処理が存在しない場合、第1のAPオブジェクト部68は、破棄される。
維持要求された第1のAPオブジェクト制御部65は、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のAPオブジェクト部68に実行中の処理があることを認識する。そして、第1のAPオブジェクト制御部65は、バックグラウンドでの実行に切り替えられた第1のオブジェクト部56を破棄することなく、ライフサイクルを制御して維持する。
次に、第1のAPオブジェクト部68は、実行中の処理が完了すると、ステップS74において、第1のAPオブジェクト制御部65に対して、自身の破棄要求を行う。この破棄要求は、ステップS75において、第1のAPオブジェクト制御部65からプラットフォーム51に通知される。プラットフォーム51は、破棄要求を受信すると、第1のアプリケーション部61を破棄する。
以上の説明から明らかなように、第3の実施の形態のMFP1は、第1のAPUI表示部67が制御する第1のAPオブジェクト部68のライフサイクルを、第1のAPUI表示部67のライフサイクルから切り離されている第1のAPオブジェクト制御部65が制御する。これにより、第2のアプリケーション部62が新たに起動することで、第1のAPUI表示部67が破棄された後も、第1のAPオブジェクト部68で実行中の処理を継続して実行することができる。換言すると、一方のアプリケーション部の処理を実行中に、他方のアプリケーション部を起動した場合に、一方のアプリケーション部の処理をバックグラウンドで継続させる。これにより、一方のアプリケーション部の処理が途中で破棄される不都合を防止して、安全に処理を完了させることができる。この他、上述の各実施の形態と同じ効果を得ることができる。
(プログラム)
上述の実施の形態のMFP1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、上述の実施の形態のMFP1で実行されるプログラムは、CD−R、DVD、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。DVDは、「Digital Versatile Disk」の略記である。また、インターネット等のネットワーク経由で提供してもよい。また、各種プログラムを、機器内のROM等に予め組み込んで提供してもよい。
上述の各実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。
例えば、MFP等の機器の本体10は、印刷、スキャン、コピー、およびFAX送受信等のうちの2以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機である。ただし、いずれか一つの機能を有する機器がMFP1として用いられてもよい。また、実施の形態におけるMFP1は、機器の一例であり、プロジェクタ、テレビ会議システム、又はデジタルカメラ等の機器が、MFP1の代わりに用いられてもよい。
各実施の形態および各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 複合機(MFP)
10 本体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 通信I/F
16 接続I/F
17 エンジン部
18 システムバス
20 操作部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 フラッシュメモリ
25 通信I/F
26 接続I/F
27 操作パネル
28 システムバス
30 通信路
40 ネットワーク
51 プラットフォーム
52 アプリケーション部
53 オブジェクト制御部
54 第1のタブ
55 第1の表示部
56 第1のオブジェクト部
57 第2のタブ
58 第2のUI表示部
59 第2のオブジェクト部
61 第1のアプリケーション部
62 第2のアプリケーション部
65 第1のAPオブジェクト制御部
66 第1のAPの第1のタブ
67 第1のAPUI表示部
68 第1のAPオブジェクト部
71 第2のAPオブジェクト制御部
72 第2のAPの第1のタブ
73 第2のAPUI表示部
74 第2のAPオブジェクト部
101 アプリ層
102 サービス層
103 OS層
201 アプリ層
202 サービス層
203 OS層
特表2005−505050号公報

Claims (9)

  1. 処理を実行する処理実行部と、前記処理実行部に対応した表示を行う表示部と、前記処理実行部および前記表示部の制御を行う制御部とを含むアプリケーション部を生成する生成部を備えた操作部を有する機器であって、
    前記生成部は、前記処理実行部および前記表示部を生成した後に、少なくとも新たな前記処理実行部および前記表示部を生成した際に、先に生成した前記表示部に対して破棄を要求し、
    先に生成された前記表示部は、前記生成部からの前記破棄の要求を、先に生成された前記処理実行部に通知した後に破棄され、
    先に生成された前記処理実行部は、先に生成された前記表示部から前記破棄の要求が通知された際に実行中の処理が存在する場合、前記制御部に対して当該処理実行部の維持要求を行い、前記実行中の処理の完了後に前記制御部に当該処理実行部の破棄を要求し、
    前記制御部は、前記維持要求された前記処理実行部を維持し、前記実行中の処理が完了した際に前記処理実行部から通知される破棄の要求に基づいて、前記実行中の処理が完了した前記処理実行部を破棄すること
    を特徴とする操作部を備えた機器。
  2. 前記処理実行部および前記表示部は、前記アプリケーション部内で生成されるタブであること
    を特徴とする請求項1に記載の操作部を備えた機器。
  3. 前記制御部は、破棄要求された前記処理実行部の維持中に、破棄された前記表示部の再表示要求がされた場合、前記表示部を再度生成すると共に、再度生成した前記表示部に対して、維持中の前記処理実行部に対応する表示情報の取得先を通知し、
    再度生成された前記表示部は、通知された取得先から前記表示情報を取得して表示すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作部を備えた機器。
  4. 前記制御部は、維持中の前記処理実行部の処理完了後、新たに生成した前記表示部に対して該処理の完了通知を表示させること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の操作部を備えた機器。
  5. 前記制御部は、維持中の前記処理実行部の処理完了後に、処理を完了した前記処理実行部から破棄要求された際に、新たに生成した前記処理実行部および前記表示部を破棄し、処理を完了した前記処理実行部に対応した表示を行う前記表示部を再度生成すると共に、再度生成した前記表示部に対して前記処理の完了通知を表示させること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の操作部を備えた機器。
  6. 処理を実行する第1の処理実行部と、前記第1の処理実行部に対応した表示を行う第1の表示部と、前記第1の処理実行部および前記第1の表示部の制御を行う第1の制御部とを含む第1のアプリケーション部と、処理を実行する第2の処理実行部と、前記第2の処理実行部に対応した表示を行う第2の表示部と、前記第2の処理実行部および前記第2の表示部の制御を行う第2の制御部とを含む第2のアプリケーション部を生成する生成部を備えた操作部を有する機器であって、
    前記生成部は、前記第1のアプリケーション部を生成した後に前記第2のアプリケーション部を生成した場合、前記第1のアプリケーション部の前記第1の表示部に対して破棄通知を行い、
    前記第1のアプリケーション部の前記第1の表示部は、前記破棄通知を前記第1の処理実行部に通知した後に、前記破棄通知に基づいて破棄され、
    前記第1のアプリケーション部の前記第1の処理実行部は、実行中の処理が存在する場合、前記第1の制御部に対して、当該第1の処理実行部の維持要求を行い、前記実行中の処理の完了後に前記第1の制御部に対して当該第1の処理実行部の破棄を要求し、
    前記第1のアプリケーション部の前記第1の制御部は、前記維持要求された前記第1の処理実行部を維持し、前記実行中の処理の完了後に前記第1のアプリケーション部の前記第1の処理実行部から要求された当該第1の処理実行部の破棄を前記生成部に通知し、
    前記生成部は、通知された前記破棄の要求に基づいて、前記第1のアプリケーション部を破棄すること
    を特徴とする操作部を備えた機器。
  7. 処理を実行する処理実行部と、前記処理実行部に対応した表示を行う表示部と、前記処理実行部および前記表示部の制御を行う制御部とを含むアプリケーション部を生成する生成部を備えた操作部を有する機器の情報処理方法であって、
    前記生成部が、前記処理実行部および前記表示部を生成した後に、少なくとも新たな前記処理実行部および前記表示部を生成した際に、先に生成した前記表示部に対して破棄を要求する第1のステップと、
    先に生成された前記表示部が、前記生成部からの前記破棄の要求を、先に生成された前記処理実行部に通知した後に破棄される第2のステップと、
    先に生成された前記処理実行部が、先に生成された前記表示部から前記破棄の要求が通知された際に実行中の処理が存在する場合、前記制御部に対して当該処理実行部の維持要求を行い、前記実行中の処理の完了後に前記制御部に当該処理実行部の破棄を要求する第3のステップと、
    前記制御部が、前記維持要求された前記処理実行部を維持する第4のステップと、
    前記制御部が、前記実行中の処理が完了した際に前記処理実行部から通知される破棄の要求に基づいて、前記実行中の処理が完了した前記処理実行部を破棄する第5のステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 処理を実行する処理実行部と、前記処理実行部に対応した表示を行う表示部と、前記処理実行部および前記表示部の制御を行う制御部とを含むアプリケーション部を生成する生成部を備えた操作部を有する機器の情報処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記生成部が、前記処理実行部および前記表示部を生成した後に、少なくとも新たな前記処理実行部および前記表示部を生成した際に、先に生成した前記表示部に対して破棄を要求し、
    先に生成された前記表示部が、前記生成部からの前記破棄の要求を、先に生成された前記処理実行部に通知した後に破棄され、
    先に生成された前記処理実行部が、先に生成された前記表示部から前記破棄の要求が通知された際に実行中の処理が存在する場合、前記制御部に対して当該処理実行部の維持要求を行い、前記実行中の処理の完了後に前記制御部に当該処理実行部の破棄を要求し、
    前記制御部が、前記維持要求された前記処理実行部を維持し、前記実行中の処理が完了した際に前記処理実行部から通知される破棄の要求に基づいて、前記実行中の処理が完了した前記処理実行部を破棄するように機能させること
    を特徴とする情報処理プログラム。
  9. 操作部と、
    前記操作部で操作される機器と
    を有する情報処理システムであって、
    前記操作部は、
    処理を実行する処理実行部と、
    前記処理実行部に対応した表示を行う表示部と、
    前記処理実行部および前記表示部の制御を行う制御部とを含むアプリケーション部を生成する生成部と、を備え、
    前記生成部は、前記処理実行部および前記表示部を生成した後に、少なくとも新たな前記処理実行部および前記表示部を生成した際に、先に生成した前記表示部に対して破棄を要求し、
    先に生成された前記表示部は、前記生成部からの前記破棄の要求を、先に生成された前記処理実行部に通知した後に破棄され、
    先に生成された前記処理実行部は、先に生成された前記表示部から前記破棄の要求が通知された際に実行中の処理が存在する場合、前記制御部に対して当該処理実行部の維持要求を行い、前記実行中の処理の完了後に前記制御部に当該処理実行部の破棄を要求し、
    前記制御部は、前記維持要求された前記処理実行部を維持し、前記実行中の処理が完了した際に前記処理実行部から通知される破棄の要求に基づいて、前記実行中の処理が完了した前記処理実行部を破棄すること
    を特徴とする情報処理システム。
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