JP6457357B2 - 水洗式便器 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗式便器に関する。
電力により洗浄水供給手段を駆動する従来の水洗式便器において、停電が発生すると、洗浄水供給手段が稼働できずに便器洗浄が行えない場合がある。この課題に対し、例えば、特許文献1には、停電時に電気的な駆動によって洗浄水を供給し、手動操作、非常用電源、及び機械要素のいずれかにより排水ソケット内の弁を開閉し、ボウル部に水を貯めて洗浄を行う水洗大便器が開示されている。
特開2013−227852号公報
特許文献1に開示の水洗大便器では、電磁弁を開閉するために電源が必要となる。このため、例えば、落雷による停電等、停電時に電気系統の故障が生じると、電磁弁が開閉できずに洗浄できないという課題があった。また、排水ソケットは、床排水便器(Sトラップ)及び床上排水便器(Pトラップ)によって形状が異なる。特許文献1に開示の水洗大便器では、排水ソケットに開閉弁が設けられるため、床排水便器及び床上排水便器の排水ソケットにそれぞれに対応する開閉弁を設ける必要があるという課題があった。
上記事情を踏まえ、本発明は、床排水便器及び床上排水便器に共用可能な部品が多く汎用性を高めた水洗式便器を提供することを目的とする。
本発明に係る水洗式便器は、便鉢と、前記便鉢及び排水ソケットと連通し、前記便鉢から洗浄水が流入する便器排水経路と、前記便器排水経路に設けられた回動軸及び前記回動軸に接続され前記回動軸周りに回動可能に設けられたフラッパを有し、前記便器排水経路を開閉する弁部と、を備え、前記便器排水経路は、上昇部と、下降部と、前記上昇部と前記下降部とを接続する湾曲部分と、を有し、前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が前記湾曲部分に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、便器排水経路に弁部が設けられるので、水洗式便器の設置箇所に設けられている排管の位置が床に設けられている場合(床排水便器)でも、壁に設けられている場合(床上排水便器)でも、弁部の構成を変更する必要がない。したがって、床排水便器及び床上排水便器に共用可能な部品が多く、汎用性を高めることができる。
本発明に係る水洗式便器において、前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が前記湾曲部分の頂部に設けられていてもよい。
この発明によれば、排水時に汚水や汚物が到達し難い湾曲部分の頂部に回動軸及び回動軸とフラッパとの接続部が設けられている。このため、回動軸とフラッパの接続部との間等に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本発明に係る水洗式便器において前記弁部は、前記便器排水経路の一部を構成する弁部本体を備え、前記回動軸及び前記フラッパは前記弁部本体に設けられ、前記弁部本体及び前記フラッパは樹脂製であってもよい。
この発明によれば、便器排水経路の一部に樹脂製の弁部本体及びフラッパを設けることができる。したがって、従来の水洗式便器では設けることが難しかった便器排水経路に弁部を設けることができる。
本発明に係る水洗式便器において、前記弁部本体は一体成形部材であってもよい。
この発明によれば、弁部本体が一体成形部材であるため、排水管路に部材の継ぎ目等が無い。そのため、排水管路に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本発明に係る水洗式便器において、前記弁部本体の前記洗浄水が流れる管路には、上部が上流側より少なくとも高さ方向に拡大する拡大部が設けられ、前記拡大部に前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が設けられていてもよい。
この発明によれば、拡大部は、管路の上部が下流側において上流側よりも大きくなるように形成されているので、排水時に拡大部には汚水や汚物が到達し難い。このような拡大部に回動軸とフラッパとの接続部が設けられているので、回動軸とフラッパとの接続部の間等に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本発明に係る水洗式便器において、前記弁部は、前記フラッパが開弁した状態で、前記便器排水経路の内壁と前記フラッパの周縁部との間に隙間が形成されるように構成されてもよい。
この発明によれば、フラッパが開弁した状態で便器排水経路の内壁とフラッパの周縁部との間に隙間が形成されることにより、洗浄水の排水時にサイフォンの効果を高めることができ、洗浄時の排水の流れを制御しやすい。
本発明に係る水洗式便器において、前記弁部は、前記フラッパが開弁した状態で、前記便器排水経路の内壁と対向する前記フラッパの周縁部との間を水密に保つように構成されていてもよい。
この発明によれば、フラッパの周縁部と便器排水経路の内壁との間を水密に保ち、フラッパと便器排水経路の内壁との間に排水が流入することを防いで、便器排水経路の内壁とフラッパとの間に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本発明の水洗式便器によれば、停電時に電力を用いずに便鉢の洗浄が可能となり、且つ、床排水便器及び床上排水便器に共用可能な部品が多く汎用性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る水洗式便器を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る水洗式便器を示す断面図である。 本発明の実施形態の弁部の側面図である。 本発明の実施形態の弁部の断面図である。 本発明の実施形態の弁部の断面図である。 本発明の実施形態にガイド部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係る水洗式便器の斜視図である。 本発明の実施形態の係止部の分解図である。 本発明の実施形態の係止部及び弁部の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の係止部及び弁部の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の係止部及び弁部の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の係止部及び弁部の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の係止部及び弁部の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の停電時の弁部の動作及び洗浄水の流れを示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る水洗式便器について説明する。図1及び図2は本実施形態に係る水洗式便器1の断面図であり、図1には弁部の開弁状態を示し、図2には弁部の閉弁状態を示している。
本実施形態に係る水洗式便器1は、図1及び図2に示すように、所謂サイフォン洗い落とし形式の洋風便器であり、便器本体2と、便鉢3と、便器排水経路4と、弁部5と、排水ソケット10と、便座11とを備える。便器本体2と、便鉢3と、便器排水経路4の一部とは陶磁器で一体に形成されている。便器排水経路4と、排水ソケット10とは、排水管路を構成する。
以下の説明において、便座11に着座する使用者の顔が向く方向を前方とし、便座11に着座する使用者の背中が向く方向を後方とする。
図1に示すように、便器排水経路4は、便鉢3の下部の開口と連通し、下流側で排水ソケット10に連通している。便器排水経路4は、洗浄水の流路の上流から順に、溜水部4aと、上昇部4bと、頂部4cと、下降部4dとを有する。
便器排水経路4には、弁部5が設けられている。具体的には、弁部5は、溜水部4aと排水ソケット10との間であり、頂部4cに位置する。図3に弁部5の側面図を示す。図4に開弁状態である弁部5の断面図を示す。図5に閉弁状態である弁部5の断面図を示す。弁部5は、弁部本体42と、回動軸51と、フラッパ52とを備える。
弁部本体42は樹脂製の一体成形部材である。弁部本体42は、陶磁器製の上昇部4bの下流端部とシール材44を間に挟んで水密に接合されている。弁部本体42は、流水管部42aを備える。流水管部42aは、上昇部4bとの接合部42bと排水ソケット10と接続される下端開口部42cとの間で下方に向かって湾曲する管路を形成している。流水管部42aは便器排水経路4の一部を構成する。
流水管部42aの湾曲部分の上部(便器排水経路4の頂部4c)には、接合部42b側(上流側)よりも管路が広がる拡大部42dを有する。拡大部42dは、流水時にも空気が残る空気溜まり部となる。拡大部42dは、後述する回動軸及びフラッパが配置可能な程度の寸法で形成されている。
流水管部42aの湾曲部分の下部にも接合部42b側(上流側)よりも管路が広がるような段部42eが設けられている。
回動軸51は便器排水経路4の頂部4cに設けられている。具体的には、回動軸51は、流水管部42aの湾曲部分の上部に設けられている。回動軸51は、流路に対して直交する方向に延び、且つ、両端部が弁部本体42に貫通するように取り付けられている。回動軸51は、拡大部42d内の上流側に収容されている。
フラッパ52は、便器排水経路4の頂部4cに設けられている。具体的には、フラッパ52は、一端部が回動軸51に回動可能に取り付けられている。したがって、回動軸51とフラッパ52との接続部5cは拡大部42d(空気溜まり部)に設けられている。フラッパ52は、流水管部(管路)42a内で流路に対して略直交する方向に閉弁可能に設けられている。
フラッパ52は、平板部53と、支持部54とを備える。平板部53は、流水管部42aの流路を塞ぎ、且つ、流水管部42a内で回動軸51周りに回動可能な程度の面積を有する。支持部54は、平板部53と接続され、一端部が回動軸51に回動可能に係合されている。回動軸51から離れた位置にある平板部53の端部53aは回動方向に立ち上がるように湾曲しており、図2に示すように、閉弁時に端部53aが段部42eに当接して流路を封止できるように構成されている。
図1及び図4に示すように、平板部53は、フラッパ52が開弁した状態において、流水管部42aの上流側の内壁42gに沿うように配置されるように支持部54に支持されている。したがって、フラッパ52が開弁した状態において、拡大部42dにおける流水管部42aの内壁42fと平板部53とは離間している。図4に示すように、弁部5は、フラッパ52が開弁した状態では、弁部本体42の内壁42fと、フラッパ52の周縁部53bの間に隙間Sが形成されるように構成されている。
図4に示すように、拡大部42dの下流端部42jは、流水管部42aの下端開口部42c側の内壁42kよりも外方に流路が拡大するように形成されている。すなわち、拡大部42dの下流端部42jは、流水管部42aの上流側の内壁42gと下端開口部42c側の内壁42kとを結ぶ仮想流路Tよりも外側に突出し、流路が拡大している。
回転動作部6によりフラッパ52の開閉動作が行われる。回転動作部6は、弁部本体42の外面側における拡大部42dの上方に設けられている。図3に示すように、回転動作部6は、回動バネ61と、レバー62と、玉鎖(長軸部材)63と、ガイド部材64と、係止部7とを備える。
回動バネ61は、ねじりバネであり、弁部本体42の外面に突出する回動軸51の端部にコイル部分が外挿され、第一端部61aが弁部本体42に設けられたバネ係止部43に当接し、第二端部61bがレバー62に係止されている。バネ係止部43は、弁部本体42の外面における回動軸51が配置される部分に、回動軸51を中心とする仮想円の接線に沿う壁が形成されている。この壁に第一端部61aが当接することにより、回動バネ61の回転が規制される。
レバー62は、回動軸51と直交する方向に突出し、フラッパ52の支持部54と係合されている。レバー62は回動軸51を中心として回動可能である。レバー62はフラッパ52の支持部54と係合しているので、レバー62の回動に伴ってフラッパ52が回動する。
レバー62は、回動バネ61の第二端部62bにより、図3に矢印Aで示す方向に付勢されている。レバー62の突出端部62aには、付勢部材55を介して玉鎖(長軸部材)63が接続されている。
玉鎖63は、第一端部63aがレバー62側と接続され、第二端部63bは便器本体2の外方まで延出して設けられる長尺な部材である。玉鎖63の第二端部63bにはリング6cと把持部63dとが連続して設けられている。玉鎖63の第二端部63bは、開閉操作部(操作部)66に配置される。
ガイド部材64は、弁部本体42の外面側における拡大部42dの上方に設けられている。図6にガイド部材64の斜視図を示す。ガイド部材64は、樹脂製の成形部材であり、図6に示すように、レバー62と、付勢部材55と、玉鎖63とが収容される部材である。ガイド部材64は、玉鎖63の経路をガイドする機能と、玉鎖63と、付勢部材55と、レバー62とが、外力により脱落することを防ぐ機能とを備える。
ガイド部材64は、側壁64aに上ガイド64bと下ガイド64cとが突出して設けられている。ガイド部材64の上端部にはレバー収容部64dを備える。図5に示すように、ガイド部材64は、ネジ64fがネジ溝64e及び弁部本体42のネジ止め部42hに挿入されることにより弁部本体42に固定される。上ガイド64bの側壁64aからの突出量は、下ガイド64cの突出量より大きい。玉鎖63は、上ガイド64bと下ガイド64cとの間及び側壁64aとネジ止め部42hとの間に収容される。
ガイド部材64の下端部64hは、便器本体2の外方に設けられる開閉操作部66(図1及び図7参照)が位置する方向に向かって湾曲する。本実施形態では、開閉操作部66は、便器本体2の上部に設けられ、玉鎖63の第二端部63bは便器本体2の上方に延びるように配置されるので、ガイド部材64の下端部64hは上方に向かって湾曲している。このように、ガイド部材64は、玉鎖63がフラッパ52を回動させるために移動する方向と、玉鎖63の第二端部63bが、便器本体2の外方で牽引される方向とに、玉鎖63の経路を案内する。
付勢部材55は、コイルバネである。付勢部材55は、閉弁時に、フラッパ52が便器排水経路4を閉じた状態を保つようにフラッパ52を付勢する。付勢部材55は、フラッパ52の閉弁時に、洗浄水の溜め水よるフラッパ52に対する水頭圧が所定値以上となった場合にフラッパ52が回動して便器排水経路4の下側の内壁42i及び段部42eとフラッパ52との間に流水可能な隙間を形成するように付勢力が設定されている。付勢部材55の付勢力については後述する。
係止部7は、玉鎖63を所定の牽引位置に保持するノック機構を有する。係止部7は、玉鎖63の把持部63dが配置される便器本体2の上側に設けられている。図8は係止部7の分解図である。係止部7は、回転子71と、筒部72と、ノックカム73とを有する。
回転子71は、中心軸上に不図示の貫通孔が設けられた円柱状のリング部材であり、貫通孔に玉鎖63が挿通されている。回転子71の外周面には、等間隔に3つの凸部71aが形成されている。図8に示すように、凸部71aは、略三角形状の平板が回転子71の外周面に突出するように設けられている。凸部71aは、第一辺71bと、第二辺71dと第三辺71eとを有する三角形状である。第一辺71bは、回転子71の軸方向(玉鎖63が延びる方向)に平行であり且つ回転子71の高さと略等しい辺である。第一辺71bの両端と、回転子71の高さ方向の略中央部に位置する頂点71cと結んだ上側の辺を第二辺71dとし、下側の辺を第三辺71eとする。
回転子71は、上下に設けられた一対の止め輪74、74により挟まれている。一対の止め輪74、74は、回転子71の上面又は下面と当接した状態で玉鎖63に固定されている。そのため、一対の止め輪74、74に挟まれた回転子71は、玉鎖63に対して長手軸方向に移動不能且つ玉鎖63を中心として回転可能に構成されている。
筒部72は、上下方向に貫通する挿通孔72aを有する筒部材であり、上端部は下端部より厚い大径部72cを有する。挿通孔72aは、回転子71及び一対の止め輪74、74が挿通可能な開口面積を有し、下端部72dで開口面積が縮径している。図8及び図9(A)に示すように、挿通孔72aの内周面には、筒部72の下端部から大径部72cの下端部近傍まで長手軸方向に延びるガイド溝72bが形成されている。ガイド溝72bは凸部71aがスライド可能な寸法で、挿通孔72aに3箇所形成されている。各ガイド溝72bの上端には第一傾斜面72eと第一垂直面72fとを有する。
ノックカム73は、蓋部73bと、ノックカム部73cとを有する。蓋部73bは略円盤状の部材の中央部に玉鎖63が挿通可能な開口73dが設けられている。蓋部73bの下面には、嵌合突起73fが設けられている。
ノックカム部73cは、蓋部73bの下面の中央部に下方に突出するように設けられている。ノックカム部73cは、挿通孔72aに挿入された状態で挿通孔72aの内周に沿うように蓋部73bの開口73d周りに設けられ、下端部に第二傾斜面73aと第二垂直面73eとが形成されている。
図9(A)に示すように、係止部7は、玉鎖63に取り付けられた回転子71及び一対の止め輪74、74を筒部72の上方から挿通孔72a内に挿入し、ノックカム部73cを挿通孔72aに挿入する。蓋部73bは、嵌合突起73fが筒部72の上面に設けられた係合穴72gに嵌合されることにより筒部72に固定される。蓋部73bは筒部72に対して回転不能に固定されている。このとき、筒部72の第一傾斜面72eと蓋部73bの第二傾斜面73aとは、周方向にずれて位置するように設けられている。玉鎖63は挿通孔72a内を長手軸方向(図9(A)の上下方向)に移動可能に設けられている。回転子71及び一対の止め輪74、74は、玉鎖63の移動に伴って、挿通孔72a内を挿通孔72aの下端の底部とノックカム部73cとの間を長手軸方向に移動可能に設けられている。
次に、係止部7のノック機構の動作について図8から図13を用いて説明する。図9から図13には、係止部7の動作、及び係止部7の動作に対応する弁部5の動作を示す。
図9(B)に示すように、フラッパ52が開弁状態にあるとき、係止部7では図9(A)に示すように、回転子71は挿通孔72aの下端に位置する。
フラッパ52を手動で閉弁させる場合、使用者が玉鎖63を引くと、図10(A)に示すように、回転子71が蓋部73b側に引き上げられて挿通孔72aの上部に到達する。このとき、図10(B)に示すように、フラッパ52は矢印F方向に回動する。回転子71の凸部71aがガイド溝72b内を摺動する間は、回転子71の回転は規制されている。しかし、回転子71が挿通孔72aの上部に引き上げられて、回転子71の凸部71aがガイド溝72bから外れると、回転子71は回転可能となる。玉鎖63が牽引された状態で、凸部71aの第二辺71dがノックカム部73cの第二傾斜面73aに当接するので、回転子71が右方向(図9の矢印E方向)に回転する。続いて、図11(A)に示すように、凸部71aの第一辺71bがノックカム部73cの第二垂直面73eに当接して回転子71の回転が止まる。この状態では、玉鎖63は上方向への移動が規制されるので、使用者は、玉鎖63を所定量牽引したことを認識できて、玉鎖63の牽引を止める。
玉鎖63に引き上げられる力が解除されたら、図12(A)に示すように、回転子71が下降し、凸部71aが筒部72の第一傾斜面72eに当接して、第一傾斜面72eに沿って移動して回転子71が右方向に回転する。第一辺71bが筒部72の第一垂直面72fに当接すると回転子71の回転が規制され、玉鎖63は係止される。この結果、フラッパ52は、図12(B)に示すように閉弁状態が保たれる。なお、図12(A)及び(B)に示す状態では、玉鎖63には回動バネ61からの牽引力が作用している。
次に、フラッパ52を開弁するときは、使用者が玉鎖63の把持部63dを少し牽引して離すと、図13(A)に示すように、回転子71が一旦上側に移動して、筒部72の第一垂直面72fによる回転子71の回転規制が解除されて回転子71が右回転し、隣のガイド溝72bに凸部71aが入る。このとき、玉鎖63には回動バネ61からの牽引力が作用しているため、回転子71は挿通孔72aの下部まで移動する。この結果、図13(B)に示すように、フラッパ52が矢印G方向に回動して開弁状態となる。
以上の構成により、係止部7は、玉鎖63を所定距離移動させる操作により、フラッパ52を開弁状態あるいは閉弁状態に保つことができる。
水洗式便器1は洗浄水供給手段9を有している。手動弁操作部81は、停電時等の無通電時に便鉢3及び排水管路に洗浄水を流すために、洗浄水供給手段9を手動で操作可能に構成されている。手動弁操作部81は便器本体2の上方に設けられている。洗浄水供給手段9及び手動弁操作部81は公知の装置であり、図1では模式的に示している。使用者が手動弁操作部81の上端部82を、手動で長手軸周り(図7に示す矢印D方向)に回転操作することにより洗浄水が洗浄水供給手段9から便鉢3へ供給される。
図7に示すように、手動弁操作部81と、開閉操作部66とは、隣接して配置されている。ここで、図5及び図7に示すように、把持部63dは、中央に開口が形成されており、棒状の上端部82に外嵌可能である。把持部63dは、手動弁操作部81の操作レバー(把持部)としての機能を兼ねる。手動弁操作部81の上端部82を回転操作する際は、把持部63dを上端部82に嵌合させて把持部63dを矢印D方向に回転させる。なお、平常時、把持部63dは上端部82に嵌合させた状態で配置されている。
図1に示すように、便器本体2の後ろ側の上面には開閉可能な上蓋21が設けられており、手動弁操作部81及び開閉操作部66は上蓋21で覆われている。
次に、本実施形態に係る水洗式便器1の停電時の動作について説明する。図14は、停電時に水洗式便器1を洗浄する際の、弁部5の動作及び洗浄水の流れを示している。
平常時(通電時)、フラッパ52は図4に示すように開弁状態である。停電時に便器の洗浄を行う場合、使用者は、上蓋21を開けて手動弁操作部81及び開閉操作部66を手動で操作する。
まず、使用者が、上端部82に嵌合するように配置された把持部63dを反時計回りに約180度回転させると、洗浄水供給手段9における洗浄水の供給が開始され、図14(A)に示すように便鉢3内に給水される。続いて、使用者が把持部63dを持ち上げて玉鎖63を上方に牽引すると、ガイド部材64の上ガイド64bの湾曲部64gに玉鎖63が当接しながら牽引される。その結果、レバー62が図5に示す矢印B方向に回動して、フラッパ52が矢印C方向に回動して閉弁状態となり貯水される。
このとき、平板部53の端部53aが段部42eに当接した閉弁状態となったときに、係止部7のノック機構により、玉鎖63はこれ以上牽引されないように一時的にロックされる。使用者は、把持部63dからクリック感を感じてフラッパ52が閉弁状態となったことを認識できる。また、玉鎖63は係止部7に係止されるので、使用者が把持部63dから手を離しても、フラッパ52の閉弁状態は維持される。
使用者は、便鉢3内に必要な量の洗浄水が溜まるのを目視で確認する。便鉢3内に洗浄水を貯めるとき、例えば、使用者が水洗式便器1から離れた場合等、貯水量が過剰となると便鉢3の上部から洗浄水が溢れる。便鉢3内の貯水量が過剰となることを防ぐために、付勢部材55が作用する。
フラッパ52の閉弁時に、洗浄水が便鉢3の所定水位となったときの洗浄水によるフラッパ52に対する水頭圧を予め測定する。水頭圧の測定結果に基づき、フラッパ52に対する水頭圧が所定値以上となった場合に、付勢部材55が弾性変形してレバー62がフラッパ52を開弁させる方向にわずかに回動するように、付勢部材55の弾性係数が設定されている。そのため、便器排水経路4の内壁とフラッパ52との間に、最大12リットル/分程度の洗浄水が流れる程度の隙間が形成される。このような付勢部材55が設けられることにより、便鉢3の貯水量が所定量以上となった場合は、洗浄水が少しずつ便器排水経路4のフラッパ52よりも下流側に排水され、便鉢3の上部から洗浄水が溢れるのを防ぐことができる。
図14(B)に示すように、便鉢3に十分な貯水量が得られたら、使用者は、把持部63dを再び持ち上げて玉鎖63を牽引する。このとき、上述した係止部7のノック機構により、回転子71のガイド溝72bとの係合が解除されて右側に回転し、玉鎖63が回動バネ61に引っ張られて、回転子71も筒部72の最下部まで下降する。この結果、フラッパ52が開弁状態となる。したがって、玉鎖63を少し引くだけで玉鎖63のロック状態が解除されてフラッパ52を開弁状態に戻すことができる。
フラッパ52が開弁状態に戻ると、図14(C)に示すように、平常時と同様に、便器排水経路4に洗浄水が流入してサイフォン現象が生じて、便鉢3から洗浄水が排水管側に流れる。使用者は、手動弁操作部81の上端部82に嵌合させた把持部63dを時計回りに約180度回して、洗浄水供給手段9における洗浄水の供給を止めると、図14(D)に示すように、便器の洗浄が完了する。使用者が、上蓋21を閉める。
本実施形態に係る水洗式便器1は、便器排水経路4に弁部5が設けられるので、水洗式便器1の設置箇所に設けられている排管の位置が床に設けられている場合(床排水便器)でも、壁に設けられている場合(床上排水便器)でも、弁部5の構成を変更する必要がない。したがって、床排水便器及び床上排水便器に共用可能な部品が多く、汎用性を高めることができる。
本実施形態の水洗式便器1によれば、便器排水経路4の一部に樹脂製の弁部本体42及びフラッパ52を設けることができる。したがって、従来の水洗式便器では設けることが難しかった便器排水経路4に弁部5を設けることができる。
ことができる。
本実施形態の水洗式便器1によれば、弁部本体42が一体成形部材であるため、便器排水経路4(排水管路)に部材の継ぎ目等が無い。そのため、便器排水経路4に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本実施形態の水洗式便器1によれば、排水時に汚水や汚物が到達し難い便器排水経路4の拡大部42d(便器排水経路4の頂部4c)に回動軸51及び回動軸51とフラッパ52との接続部5cが設けられている。このため、接続部5cとの間等に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本実施形態の水洗式便器1によれば、拡大部42dは、管路の上部が下流側において上流側よりも大きくなるように形成されているので、排水時に拡大部42dには汚水や汚物が到達し難い。このような拡大部42dに回動軸51とフラッパ52との接続部5cが設けられているので、回動軸とフラッパの接続部との間等に汚水や汚物が付着することを防ぐことができる。
本実施形態の水洗式便器1によれば、フラッパ52が開弁した状態で便器排水経路4(拡大部42d)の内壁とフラッパ52の周縁部53bとの間に隙間Sが形成されることにより、洗浄水の排水時にサイフォンの効果を高めることができ、洗浄時の排水の流れを制御しやすい。また、拡大部42dの下流端部42jは、流水管部42aの仮想流路Tよりも外方に拡大するように突出して形成されているので、便器排水経路4に弁部5を設けた構成であっても、洗浄水の排水時に十分なサイフォンの効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
例えば、弁部は、開弁時にフラッパ52が便器排水経路4の内壁と対向する面の周縁部53bにシール部(不図示)を設けてもよい。この構成によれば、開弁時にフラッパ52と便器排水経路4の内壁との間が水密に保たれて、フラッパ52と便器排水経路4の内壁との間に汚水や汚物が流入することを防ぐことができる。
本実施形態では、弁部本体42を頂部4c及び下降部4dに配置する例を示したが、弁部本体42は便器排水経路に設けられればよい。例えば、弁部本体を、溜水部と排水ソケットとの間であり、上昇部の途中から頂部及び下降部の領域に設け、上昇部の一部と頂部及び下降部を含む位置で湾曲する流水管部が形成される構成であってもよい。
長尺部材は、玉鎖に限定されず、便器本体の外方から牽引することにより回動軸を回転させる程度の強度を有する長尺な部材であればよく、例えば、ワイヤ、チェーン等であってもよい。
本実施形態では、係止部7に3つの凸部71a及び3つのガイド溝72bを設ける例を示したが、凸部71a及びガイド溝72bは複数あればよく、3つに限定されない。
本実施形態では、係止部7がノック機構を有する例を示したが、係止部はこの構造に限定されない。例えば、玉鎖が係脱可能なフックを、操作部近傍や回動軸の近傍に設け、玉鎖を牽引した状態でフックに係止する構成であってもよい。
本実施形態では、係止部7を玉鎖63の把持部63dが配置される便器本体2の上側に設ける構成としたが、係止部7は長尺部材の経路上の任意の位置に設けられればよい。
本実施形態では、係止部7を設ける例を示したが、係止部7は必須の構成ではない。
本実施形態では、付勢部材55を設ける例を示したが付勢部材55は必須の構成ではない。また、本実施形態では、付勢部材55としてコイルバネを使用した例を示したが、バネの種類は問わない。
拡大部42dを設けることにより、便器排水経路4の流水領域と干渉しない領域にフラッパ52と回動軸51との接続部5cを設けることができるので、流水時の汚水や汚物の付着を防ぐことができる。本実施形態では、流水管部42aに拡大部42dを設けた例を示したが、無通電状態で便器排水経路4の流路を開閉させるという目的においては、拡大部は必須の構成ではない。
本実施形態では、流水管部42aの下部に段部42eを設けた例を示したが、段部42eは必須の構成ではなく、フラッパが流水管部42aの内壁と当接して止水可能であればよい。
本実施形態では、開閉操作部66を便器本体2の上部に設ける例を示したが、開閉操作部66の設置位置は上部に限定されない。例えば、便器本体2の側方等であってもよい。このとき、ガイド部材64は、開閉操作部66の設置位置に応じて長尺部材のガイド経路を形成すればよい。
本実施形態で示したガイド部材64は、一例に過ぎず、例えば、筒部材等、長尺部材の経路をガイドし、且つ、レバー及び長尺部材を保護可能に収容できる部材であればよい。
1 水洗式便器
3 便鉢
4 便器排水経路
5 弁部
10 排水ソケット
42 弁部本体
42a 管路
42d 拡大部
42f 内壁
51 回動軸
52 フラッパ
53b 周縁部
5c 接続部

Claims (7)

  1. 便鉢と、
    前記便鉢及び排水ソケットと連通し、前記便鉢から洗浄水が流入する便器排水経路と、
    前記便器排水経路に設けられた回動軸及び前記回動軸に接続され前記回動軸周りに回動可能に設けられたフラッパを有し、前記便器排水経路を開閉する弁部と、
    を備え
    前記便器排水経路は、上昇部と、下降部と、前記上昇部と前記下降部とを接続する湾曲部分と、を有し、
    前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が前記湾曲部分に設けられていることを特徴とする水洗式便器。
  2. 前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が前記湾曲部分の頂部に設けられている請求項1に記載の水洗式便器。
  3. 前記弁部は、前記便器排水経路の一部を構成する弁部本体を備え、
    前記回動軸及び前記フラッパは前記弁部本体に設けられ、
    前記弁部本体及び前記フラッパは樹脂製である
    請求項1または請求項2に記載の水洗式便器。
  4. 前記弁部本体は一体成形部材である
    請求項に記載の水洗式便器。
  5. 前記弁部本体の前記洗浄水が流れる管路には、上部が上流側より少なくとも高さ方向に拡大する拡大部が設けられ、
    前記拡大部に前記回動軸及び前記回動軸と前記フラッパとの接続部が設けられている
    請求項3または請求項4に記載の水洗式便器。
  6. 前記弁部は、前記フラッパが開弁した状態で、前記便器排水経路の内壁と前記フラッパの周縁部との間に隙間が形成されるように構成される
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の水洗式便器。
  7. 前記弁部は、前記フラッパが開弁した状態で、前記便器排水経路の内壁と対向する前記フラッパの周縁部との間を水密に保つように構成されている
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の水洗式便器。
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