JP6457000B2 - 鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造に関する。
従来、車体フレームに開口部を設けたり締結するための支持部材を設けたりして、エアクリーナを支持する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−32428号公報
特許文献1では、エアクリーナを車体フレームに締結するために開口部を設けたり締結するための支持部材を設けたりする構造では、車体フレームの強度を開口部を前提とした設計にしたり、締結部材の追加による車体フレームの強度向上度合の検討が必要になったりして、車体フレームの設計自由度に制約を受け、また、車体フレームを構成する部品の増加、重量増加を招く可能性があった。
そこで、本発明は、車体フレームの設計自由度を増すことができるとともに、部品点数削減及び軽量化が図れる鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、車体フレーム(11)にエンジン(45)が支持され、エンジン(45)に供給される吸気を浄化するエアクリーナ(81)を備えた鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造において、前記エアクリーナ(81)は、エアクリーナケース(94)と、前記エアクリーナケース(94)内に収納されてエアクリーナケース(94)内に吸入された外気をろ過するエアクリーナエレメント(98)とを備え、前記エアクリーナケース(94)は、前記車体フレーム(11)に係止される左右一対の突出部(95g)と、平面視で前記左右の突出部(95g)間に配置されて前記車体フレーム(11)側から押し付けられる被押圧部(95j)とを備え、前記突出部(95g)と前記被押圧部(95j)とが前記車体フレーム(11)に挟持されることを特徴とする。
また、上記発明において、前記被押圧部(95j)は、凹形状にされていても良い。
また、上記発明において、前記被押圧部(95j)は、その底部に平坦部(95s)を備え、前記平坦部(95s)の周囲に凸部(95z)が形成されていても良い。
た、上記発明において、前記突出部(95g)と前記被押圧部(95j)とは、車両前後方向にて重なるように配置されていても良い。
また、上記発明において、前記車体フレーム(11)は、前記被押圧部(95j)を押え付けるフレーム部材(88)を備え、前記フレーム部材(88)は、前記エアクリーナケース(94)の表面に沿うように形成されていても良い。
また、上記発明において、前記フレーム部材(88)は、シート支持部材であっても良い。
また、上記発明において、前記フレーム部材(88)は、燃料タンク支持部材であっても良い。
また、上記発明において、前記エアクリーナケース(94)は、前記突出部(95g)及び前記被押圧部(95j)を備えるケース本体(91)と、前記ケース本体(91)に設けられた開口部(95a)を着脱可能に覆うエアクリーナカバー(92)とからなり、前記開口部(95a)の近傍に前記エアクリーナエレメント(98)が着脱可能に取付けられていても良い。
また、上記発明において、前記エアクリーナケース(94)は、その前部に、上壁(95h)と、前記上壁(95h)の車幅方向両縁部から下方に延びる左右一対の側壁(95e,95e)とを備え、前記被押圧部(95j)に、前記エアクリーナケース(94)の内側にて前記上壁(95h)から下方に延びるとともに前記左右の側壁(95e,95e)間を車幅方向に接続するリブ(97f)が形成されていても良い。
本発明のエアクリーナは、エアクリーナケースと、エアクリーナケース内に収納されてエアクリーナケース内に吸入された外気をろ過するエアクリーナエレメントとを備え、エアクリーナケースは、車体フレームに係止又は浮動支持されるので、車体フレームにエアクリーナを締結しないため、車体フレームの設計自由度を増すことができるとともに、車体フレームの部品点数削減及び軽量化を図ることができる。
上記発明において、エアクリーナケースは、車体フレームに係止又は浮動支持される左右一対の突出部と、平面視で左右の突出部間に配置されて車体フレーム側から押し付けられる被押圧部とを備え、突出部と被押圧部とが車体フレームに挟持されるので、エアクリーナケースに単純な構造の突出部と被押圧部とを形成するだけで、エアクリーナケースを挟持することができ、エアクリーナケースのコストアップを抑制することができる。
また、上記発明において、被押圧部は、凹形状にされているので、被押圧部の剛性を高めることができる。
また、上記発明において、被押圧部は、その底部に平坦部を備え、平坦部の周囲に凸部が形成されているので、被押圧部の剛性を一層高めることができる。
また、上記発明において、突出部と被押圧部とは、車両前後方向にて重なるように配置されているので、突出部と被押圧部とが車体フレームに挟まれた状態でエアクリーナケースを安定に保持できる。
また、上記発明において、車体フレームは、被押圧部を押え付けるフレーム部材を備え、フレーム部材は、エアクリーナケースの表面に沿うように形成されているので、エアクリーナケース周りの部品配置をコンパクトに構成することができる。これにより、車体の小型化を図ることができる。
また、上記発明において、フレーム部材は、シート支持部材であるので、シート支持部材がエアクリーナケースの押圧部材を兼ねることで、部品点数の削減が可能となり、コストを低減することができる。
また、上記発明において、フレーム部材は、燃料タンク支持部材であるので、部品点数の削減が可能となり、コストを低減することができる。
また、上記発明において、エアクリーナケースは、突出部及び被押圧部を備えるケース本体と、ケース本体に設けられた開口部を着脱可能に覆うエアクリーナカバーとからなり、開口部の近傍にエアクリーナエレメントが着脱可能に取付けられているので、車体フレームにエアクリーナケースが保持された状態で、エアクリーナカバーを外してエアクリーナエレメントのメンテナンスを行うことができる。
また、上記発明において、エアクリーナケースは、その前部に、上壁と、上壁の車幅方向両縁部から下方に延びる左右一対の側壁とを備え、被押圧部に、エアクリーナケースの内側にて上壁から下方に延びるとともに左右の側壁間を車幅方向に接続する内側リブが形成されているので、エアクリーナケースの被押圧部を含む前部の剛性を高めることができ、その剛性によって、車体フレームによるエアクリーナケースの保持力を支えることができる。
本発明に係るエアクリーナを備える自動二輪車の右側面図である。 車体の上部中央部に配置されたエアクリーナ及びその周囲を示す右側面図である。 エアクリーナ及びコネクティングチューブにおける車幅方向の幅の中央を上下に切断した断面図である。 エアクリーナケースの支持構造を示す斜視図である。 上部ケースの前部及び中間部を示す斜視図である。 上部ケースの前部及び中間部を示す平面図である。 上部ケースの内面が見えるように傾けた斜視図である。 エアクリーナケースの後部を示す斜視図である。 エアクリーナケースが締結されたリアフェンダを斜め後方から見た斜視図である。 車体フレームのクロスプレート及びその周囲を示す斜視図である。 図1のXI−XI線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係るエアクリーナ81を備える自動二輪車10の右側面図である。
自動二輪車10は、骨格となる車体フレーム11を備えた鞍乗り型車両である。
車体フレーム11の前部には、上下動可能にフロントフォーク12が支持され、フロントフォーク12の下端部に前輪13が支持されている。車体フレーム11の下部には、上下揺動可能にスイングアーム14が支持され、スイングアーム14の後端部に後輪16が支持されている。車体フレーム11の上部にはシート17が支持されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、左右一対のメインフレーム22、左右一対のシートレール23、左右一対のピボットフレーム24、左右一対のサブフレーム26及びダウンフレーム27を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部に設けられ、フロントフォーク12を回動可能に支持する。メインフレーム22は、上部フレーム22aと、上部フレーム22aの下方に配置された下部フレーム22bとからなり、上部フレーム22a及び下部フレーム22bは、ヘッドパイプ21から後斜め下方に延びている。上部フレーム22a及び下部フレーム22bの各後端は、連結部材28に連結されている。
シートレール23は、メインフレーム22の上部フレーム22aから後斜め上方に延び、シート17を支持している。ピボットフレーム24は、その上端で連結部材28を支持するとともに連結部材28側から下方に延びている。左右のピボットフレーム24には、車幅方向に延びるピボット軸38が支持され、ピボット軸38に上下揺動可能にスイングアーム14が支持されている。サブフレーム26は、連結部材28とシートレール23の後端部とに接続されている。サブフレーム26には、ステップホルダー37が取付けられ、ステップホルダー37に同乗者用ステップ39が取付けられている。ダウンフレーム27は、ヘッドパイプ21から後斜め下方に延び、後で詳述するエンジン45を支持している。
フロントフォーク12は、左右を連結するために上下に隔てて配置されたトップブリッジ31及びボトムブリッジ32を備え、トップブリッジ31にバーハンドル33が取付けられている。フロントフォーク12の下端部には、車軸34を介して前輪13が支持されている。
スイングアーム14は、後端部に車軸41を介して後輪16が支持されている。また、左右のピボットフレーム24の下部には運転者用ステップ43が取付けられている。
左右のピボットフレーム24及びダウンフレーム27は、エンジン45を支持している。
エンジン45は、クランクシャフト(不図示)が収容されたクランクケース46と、クランクケース46の前部から上斜め前方に延びるシリンダ部47とを備える。シリンダ部47は、シリンダヘッド48を備える。シリンダヘッド48の後部には、吸気装置51が接続され、シリンダヘッド48の前部には、排気装置52が接続されている。排気装置52は、シリンダヘッド48に接続された排気管55と、排気管55の後端部に接続されたマフラー56とを備える。
ダウンフレーム27の左右側方にはそれぞれラジエータ57が配置されている。
自動二輪車10の各部は、車体カバー60で覆われている。
車体カバー60は、フロントサイドカバー61、タンクカバー62、サイドカバー64、リアサイドカバー66、アンダーカバー67を備える。車体カバー60のタンクカバー62以外のカバーは、左右一対設けられる。
フロントサイドカバー61は、フロントフォーク12の後方及び燃料タンク36の前部側方を覆う。タンクカバー62は、燃料タンク36の上部及び後部を覆う上部カバー62aと、燃料タンク36の側部を覆う左右一対の側部カバー62bとからなる。サイドカバー64は、シートレール23及びサブフレーム26の側方を覆う。リアサイドカバー66は、シートレール23とサブフレーム26との接続部及びその周囲を覆う。アンダーカバー67は、ダウンフレーム27の下部及びエンジン45の下部を覆う。
前輪13は、上方からフロントフェンダ71で覆われる。後輪16は、上方からリアフェンダ73で覆われ、上斜め前方からインナーフェンダ74で覆われる。
図2は、車体の上部中央部に配置されたエアクリーナ81及びその周囲を示す右側面図である。図2では、図1に対して、シート17、タンクカバー62、サイドカバー64等を外した状態を示している。
エアクリーナ81は、シート17(図1参照)及び燃料タンク36の下方に配置され、吸気装置51の一部を構成している。吸気装置51は、シリンダヘッド48の後部に設けられた吸気接続部83と、吸気接続部83の後端部に接続されたスロットルボディ84と、スロットルボディ84にコネクティングチューブ86を介して接続されたエアクリーナ81とを備える。
エアクリーナ81は、車体フレーム11の各部に保持されるとともに、リアフェンダ73に取付けられている。即ち、エアクリーナ81は、車体フレーム11又は車体フレーム11に取付けられたブラケット等に直接に締結されていない。
エアクリーナ81の前部は、左右のシートレール23と、左右のシートレール23間に渡されたクロスプレート88とに挟まれて保持されている。クロスプレート88は、車体フレーム11を構成する部品であり、シート17(図1参照)の前端部と燃料タンク36の後端部とを支持する。
エアクリーナ81は、前上がりに延びるケース本体91と、ケース本体91の後部上部に着脱可能に取付けられたエアクリーナカバー92と、エアクリーナカバー92に取付けられた吸気口93とを備える。ケース本体91及びエアクリーナカバー92は、エアクリーナケース94を構成する。
ケース本体91は、上部ケース95と、上部ケース95の下部に取付けられた下部ケース96とからなる。上部ケース95は、左右のシートレール23とクロスプレート88とで挟まれて保持されている。下部ケース96は、コネクティングチューブ86が接続されている。吸気口93は、エアクリーナカバー92の後端部から後斜め上方に直線状に延びている。
図3は、エアクリーナ81及びコネクティングチューブ86における車幅方向の幅の中央を上下に切断した断面図である。
エアクリーナケース94の上部ケース95は、その後部上部に上部開口95aが形成され、上部開口95aを塞ぐようにエアクリーナカバー92が取付けられる。また、上部ケース95は、上部開口95aの下方に、前上がりに形成された傾斜壁95bを一体に備える。傾斜壁95bには、傾斜壁開口95cが開けられ、傾斜壁開口95cを塞ぐように、傾斜壁95bの縁部に、空気をろ過するエアクリーナエレメント98が着脱可能に取付けられている。
エアクリーナエレメント98は、傾斜壁95bに取付けられる枠部101と、枠部101内に隙間無く配置されたろ紙102とからなる。
枠部101は、傾斜壁95bに取付けられるベース枠101aと、ベース枠101aから一体に立ち上げられた起立枠101bとからなる。起立枠101bの内側に、波状に成形されたろ紙102が配置されている。
上部ケース95は、下部に下部開口95dが形成され、下部開口95dを塞ぐように下部開口95dの縁部に下部ケース96が取付けられる。
下部ケース96は、エアクリーナケース94の内外を貫通する下部貫通穴96aが開けられ、下部貫通穴96aに樹脂製のコネクティングチューブ86が嵌められている。
コネクティングチューブ86は、その長手方向の中間部の外周面86fに環状のフランジ部86aが形成され、フランジ部86aの外周面に形成された環状溝86bが下部貫通穴96aの縁に嵌合されている。コネクティングチューブ86のフランジ部86aより前側に位置するチューブ前部86cは、エアクリーナケース94の外部に配置され、チューブ前部86cの前端部がスロットルボディ84(図2参照)に接続される。また、コネクティングチューブ86のフランジ部86aより後側に位置するチューブ後部86dは、エアクリーナケース94の内部に配置され、チューブ後部86dの後端開口86eがエアクリーナケース94内に開放されている。
エアクリーナカバー92は、その後壁92aにカバー開口92bが形成され、カバー開口92bの縁部に吸気口93が嵌められている。吸気口93は、樹脂製の筒状の部品であり、長手方向の前端部寄りの部分の外周面93aに環状のフランジ部93bが形成されている。フランジ部93bは、その外周面に環状溝93cが形成され、環状溝93cが、エアクリーナカバー92のカバー開口92bの縁に嵌合されている。
エアクリーナケース94内の空間で、且つ上部ケース95の傾斜壁95b及びエアクリーナエレメント98よりも後側の空間は、外気が直接吸入されるダーティサイド93Aである。また、エアクリーナケース94内の空間で、且つ上部ケース95の傾斜壁96b及びエアクリーナエレメント98よりも前側の空間は、エアクリーナエレメント98でろ過された空気が吸入されるクリーンサイド93Bである。
上記したコネクティングチューブ86の後端開口86eと、エアクリーナエレメント98と、吸気口93とは、一直線上に配置されている。
このように、後端開口86e、エアクリーナエレメント98及び吸気口93を一直線上に配置することで、吸気口93からコネクティングチューブ86の後端開口86eまで空気を直線状に流すことができ、吸入効率を高めることができる。
図4は、エアクリーナケース94の支持構造を示す斜視図である。
エアクリーナケース94、詳しくは、上部ケース95の左右の側壁95e,95e(手前側の側壁95eのみ図示)に側方に突出する側方突出部95g,95g(手前側の側方突出部95gのみ図示)が一体に形成され、上部ケース95の上壁95hに凹部95jが形成されている。
左右の側方突出部95g,95gは、左右のシートレール23,23に上方から当てられている。また、上部ケース95の凹部95jは、クロスプレート88、詳しくは、クロスプレート88の前縁から前方に一体に突出形成された押圧部88aにクッション部材104を介して押し付けられている。即ち、上部ケース95は、車体フレーム11を構成する2部品(シートレール23及びクロスプレーと88)で保持(詳しくは、挟持)されている。
クッション部材104は、押圧部88aに取付けられた上部取付部104aと、上部取付部104aの下部に一体に形成された当接部104bとからなる。当接部104bは、上部ケース95の凹部95jに当てられる部分である。
クロスプレート88は、車幅方向中央部に位置する上壁部88bと、上壁部88bの左右端から側方斜め下方に延びる左右一対の側方傾斜部88c,88cとから一体に形成されている。
上壁部88bには、燃料タンク36(図2参照)の後端部を揺動可能に支持するタンク後端支持部106が取付けられるとともに、シート17(図1参照)の前端部を挿入するためにタンク後端支持部106の後方に形成されたシート前端挿入部88dが形成されている。
なお、クロスプレート88に押圧部88aを形成し、押圧部88aによってエアクリーナケース94の凹部95jを押し付けるようにしたが、これに限らず、クロスプレート88の上壁部88bに直接にクッション部材104を取付け、クッション部材104を介して凹部95jを押圧するようにしても良い。
左右の側方傾斜部88c,88cは、左右のシートレール23,23にそれぞれ固定されたクロス部材支持部107に複数のボルト108,108で着脱可能に取付けられている。
エアクリーナケース94を車体フレーム11で保持するには、クロスプレート88を左右のクロス部材支持部107,107から外した状態で、まず、エアクリーナケース94の左右の側方突出部95g,95gを左右のシートレール23,23に載せる。次に、クッション部材104が押圧部88aに取付けられたクロスプレート88を、左右のクロス部材支持部107に複数のボルト108,108で取付ける。これで、エアクリーナケース94が車体フレーム11に簡単に保持される。この保持構造とは別に、エアクリーナケース94は、リアフェンダ73に締結されている。この締結構造については、図8及び図9にて詳述する。
図5は、上部ケース95の前部95k及び中間部95mを示す斜視図である。
上部ケース95は、緩やかに湾曲する上壁95hを備えた前部95kと、前部95kの後方に隣接して前部よりも低く形成された中間部95mとを備える。
上部ケース95の凹部95jは、底壁95nと、底壁95nの前縁及び左右の側縁からそれぞれ立ち上げられた前壁95p及び左右の側壁95q,95qからなる周壁95rと、底壁95nの後端部から下方に窪むとともに車幅方向に延びる横溝97gとを備える。底壁95nは、前後に延びる平坦部95sと、平坦部95sの車幅方向外側に形成された左右一対の溝部95t,95tとからなる。
平坦部95sは、クッション部材104(図4参照)の当接部104b(図4参照)が当てられる部分であり、前部95kから中間部95m(詳しくは、横溝97g)まで延びている。
横溝97gは、中間部95mの前端部を構成し、前部95kに隣接している。
中間部95mは、クロスプレート88(図4参照)に上方から覆われる部分であり、後端部が、上部ケース95におけるエアクリーナカバー92の取付部の直前まで延びている。エアクリーナカバー92は、上部ケース95に複数のビス105で取付けられている。
上部ケース95の左右の側壁95e,95e(手前側の側壁95eのみ図示)の大部分には、複数の上下に延びる凸部95fが形成されている。
図3において、上部ケース95の中間部95m、詳しくは、横溝97gの内面には、下方に延びる内側リブ97fが一体に形成されている。内側リブ97fは、凹部95jの横溝97gの直下に設けられ、上壁97hから下方に延び、また、左右の側壁95e,95e(奥側の側壁95eのみ図示)に亘って車幅方向に延びるように一体に形成されている。
このように、内側リブ97fを設けることで、上部ケース95の前部95k及び中間部95mの上部の剛性を高めることができる。また、凹部95jに内側リブ97fが設けられるため、クロスプレート88(図4参照)が凹部95jを押し付ける押圧荷重を支える上部ケース95の支持剛性を向上させることができる。
また、図3及び図5に示したように、エアクリーナケース94は、側方突出部95g及び凹部95jを備えるケース本体91と、ケース本体91に設けられた開口部としての上部開口95aを着脱可能に覆うエアクリーナカバー92とからなる。上部開口95aの近傍にはエアクリーナエレメント98が着脱可能に取付けられている。
この構成によれば、車体フレーム11にエアクリーナケース94が保持された状態で、エアクリーナカバー92を外してエアクリーナエレメント98のメンテナンスを行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
図6は、上部ケース95の前部95k及び中間部95mを示す平面図である。
上部ケース95の左右の側方突出部95g,95gは、丸パイプからなるシートレール23の外周面に沿うように断面円弧状に形成されてシートレール23に当てられる円弧状当接部95uと、円弧状当接部95uの前縁及び後縁から半径方向外側に突出する円弧状リブ95v,95wとを一体に備える。左右の前側の円弧状リブ95v,95vを通って車幅方向に延びる直線111は、凹部95jの平坦部95sと重なる。
即ち、左右の側方突出部95g,95gと凹部95jの平坦部95sとを車幅方向に一直線上に配置することで、車体フレーム11でエアクリーナケース94(図4参照)を保持したときに、エアクリーナケース94に回転力が発生しない。従って、エアクリーナケース94を安定に保持することができる。
また、図2において、側方突出部95gの前端及び後端を通る鉛直線117,118をそれぞれ引いたときに、この2本の鉛直線117,118の前後方向の範囲A内に凹部95jの一部が位置する。即ち、側方突出部95gと凹部95jとは、側面視で、車両前後方向に重なる位置に設けられる。
以上の図1、図3及び図4に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11にエンジン45が支持され、エンジン45に供給される吸気を浄化するエアクリーナ81を備える。
エアクリーナ81は、エアクリーナケース94と、エアクリーナケース94内に収納されてエアクリーナケース94内に吸入された外気をろ過するエアクリーナエレメント98とを備え、エアクリーナケース94は、車体フレーム11に係止又は浮動支持される。
この構成によれば、車体フレーム11にエアクリーナケース94を締結しないので、車体フレーム11の設計自由度を増すことができる。これとともに、車体フレーム11にエアクリーナケース94を締結するためのブラケットを取付けたり、ナットを溶接したり、ねじ穴を加工したりする必要がなく、車体フレーム11の部品点数削減及び軽量化を図ることができる。
また、図4に示したように、エアクリーナケース94は、車体フレーム11に係止又は浮動支持される(当てられる)左右の突出部としての側方突出部95gと、平面視で左右の側方突出部95g間に配置されて車体フレーム11側から押し付けられる被押圧部としての凹部95jとを備える。側方突出部95gと凹部95jとは車体フレーム11に挟持される。
この構成によれば、エアクリーナケース94に単純な構造の側方突出部95gと凹部95jとを形成するだけで、エアクリーナケース94を挟持することができ、エアクリーナケース94のコストアップを抑制することができる。
また、図6に示したように、側方突出部95gと凹部95jとは、車両前後方向にて重なるように配置されているので、側方突出部95gと凹部95jとが車体フレーム11に挟まれた状態でエアクリーナケース94を安定に保持できる。
図7は、上部ケース95の内面が見えるように傾けた斜視図である。
上部ケース95の内面95xには、上部ケース95の外面95yの凹部95j(図6参照)の溝部95t,95t(図6参照)に対応する位置に凸部95z,95zが形成されている。このように、凹部95jの内面95x側に突出する凸部95z,95zを形成することで、凹部95jを補強することができる。これにより、クロスプレート88(図2参照)側から受ける押圧力に耐える強度・剛性を確保することができる。
側方突出部95g,95gは、上部ケース95の左右の側壁95e,95eに接続される基部97aと、円弧状当接部95uの下側に、シートレール23に当てられるように形成された湾曲面97bとを備える。基部97aには、円弧状当接部95u及び円弧状リブ95v,95wが接続される。湾曲面97bは、シートレール23(図6参照)の表面に沿う形状に形成されている。このように、円弧状当接部95uに湾曲面97bを形成することで、側方突出部95gをシートレール23に載せたときに、側方突出部95gがシートレール23に対して車幅方向に移動しにくくすることができ、エアクリーナケース94の位置決めが容易になる。
上記の図4に示したように、凹部95jは、凹形状にされているので、凹部95jの剛性を高めることができる。
また、図5及び図7に示したように、凹部95jは、その底部に平坦部95sを備え、平坦部95sの周囲、詳しくは、凹部95jの内面95x側に凸となる凸部95zが形成されているので、凹部95jの剛性を一層高めることができる。
また、図3に示したように、エアクリーナケース94、詳しくは、上部ケース95は、その前部に、上壁95hと、上壁95hの車幅方向両縁部から下方に延びる左右一対の側壁95e,95e(図6参照)とを備える。凹部95jに、エアクリーナケース94の内側にて上壁95hから下方に延びるとともに左右の側壁95e,95e間を車幅方向に接続する内側リブ97fが形成されている。
この構成によれば、エアクリーナケース94の凹部95jを含む前側部分の剛性を向上させることができ、その剛性によって、車体フレーム11によるエアクリーナケース94の保持力を支えることができる。
図8は、エアクリーナケース94の後部を示す斜視図である。
上部ケース95における中間部95m(図6参照)の後方に位置する後部97cは、その後端部に後上がりに延びるケース後端フランジ97dが形成されている。ケース後端フランジ97dは、その両端部に左右一対の取付穴97e,97eが開けられている。
リアフェンダ73は、左右のサブフレーム26,26(手前側のサブフレーム26のみ図示)へのステップホルダー37の取付部の近傍の上面73aに、車幅方向に延びる厚肉のケース取付部73bが形成されている。ケース取付部73bの両端部には、左右一対のボルト挿通穴73c,73c(図9参照)が開けられている。
ケース後端フランジ97dは、上記ボルト挿通穴73c,73c及び取付穴97e,97eに通されたボルト113,113と、ボルト113,113の先端部にねじ結合されたナット114,114とでリアフェンダ73に締結される。
このように、エアクリーナケース94を車体フレーム11に締結せずに、樹脂部品、詳しくはリアフェンダ73に締結することで、車体フレーム11に締結するよりも樹脂部品に締結する方が、締結部の成形自由度を増すことができ、コストを低減することができる。
上記したように、クロスプレート88は、燃料タンク支持部材であるので、部品点数の削減が可能となる。
図9は、エアクリーナケース94が締結されたリアフェンダ73を斜め後方から見た斜視図である。
左右のサブフレーム26,26には、リアフェンダ73と左右のステップホルダー37,37とがそれぞれボルト116,116で共締めされている。リアフェンダ73は、ステップホルダー37が当てられる複数の台座部73dが形成されている。
リアフェンダ73のケース取付部73bを貫通するボルト113,113は、リアフェンダ73の台座部73dを貫通するボルト116,116に接近するように配置される。詳しくは、ボルト113,113は、ボルト116,116よりも車幅方向内側で且つボルト116,116よりもリアフェンダ73の後端側に配置される。
このように、リアフェンダ73にエアクリーナケース94を取付けるためのケース取付部73bを、サブフレーム26,26にリアフェンダ73とステップホルダー37,37とを取付ける台座部73d,73dに接近させて設けた。これにより、サブフレーム26に支持されて支持剛性が高められた台座部73dに接近するようにケース取付部73bを設けることで、樹脂製のリアフェンダ73であっても、エアクリーナケース94を強固に支持することが可能になる。
図10は、車体フレーム11のクロスプレート88及びその周囲を示す斜視図である。
クロスプレート88の上壁部88bに設けられたタンク後端支持部106には、ボルトからなる支軸121が設けられ、この支軸121にタンク支持ブラケット122が揺動可能に支持されている。また、タンク支持ブラケット122には、燃料タンク36のタンク後端突出部36aがボルト123で取付けられている。タンク後端突出部36aは、燃料タンク36の後端部に後方に突出するように形成されている。タンク支持ブラケット122には、燃料タンク36の後部及び上部を覆う上部カバー62aの後端部62cがボルト123によって共締めされている。
このように、クロスプレート88は、エアクリーナケース94を保持するとともに、燃料タンク36の後端部の支持と、シート17(図1参照)の前端部の支持とを行うので、部品点数を減らすことができ、コストを抑えることができる。
図11は、図1のXI−XI線断面図である。
シート17は、樹脂製の底板17aと、底板17aの上部に配置されたクッション材17bと、クッション材17bの上面に被せられて周縁部が底板17aの縁部に固定された表皮17cとからなる。底板17aの前部には、下方に突出する左右一対の下方突出部17d,17dが設けられ、左右の下方突出部17d,17dは、ゴム製の弾性体131,131を介してクロスプレート88の上壁部88bに当てられている。また、底板17aに前方に突出するように設けられた前端係止部133は、クロスプレート88のシート前端挿入部88dに挿入されている。このように、シート17の左右の下方突出部17d,17dと前端係止部133とでクロスプレート88が挟み込まれて、シート17の前端部が固定されている。
クロスプレート88は、エアクリーナケース94、詳しくは、上部ケース95の上部に沿うように配置されるとともに、上部ケース95から上方に隔てて配置される。
エアクリーナケース94の左右の側方突出部95g,95gの側方には、左右のシートレール23,23との干渉を避ける形状に形成された左右のサイドカバー64,64が配置されている。サイドカバー64は、上下延出壁64a、上壁64b、上部傾斜壁64c及び下部傾斜壁64dを備える。
上下延出壁64aは、シートレール23の側方を上下に延びる。上下延出壁64aの上縁は、シートレール23よりも高く配置され、上下延出壁64aの上縁から上壁65bが車幅方向内側に延びる。上部傾斜壁65cは、上壁65bの上縁から上方斜め車体内方に延びる。下部傾斜壁64dは、上下延出壁64aの下縁から車体内方斜め下方にシートレール23の下方まで延びる。
上部ケース95の左右の側方突出部95g,95gにそれぞれ湾曲面97bが形成され、湾曲面97bを、シートレール23の表面に沿って当てることができる。このため、上部ケース95の上下方向及び車幅方向の位置決めを行うことができ、エアクリーナケース94のがたつきを抑制することができる。
上記の図4及び図11に示したように、車体フレーム11は、凹部95jを押え付けるフレーム部材としてのクロスプレート88を備え、クロスプレート88は、エアクリーナケース94の表面に沿うように形成されている。
この構成によれば、エアクリーナケース94の表面に沿うようにクロスプレート88を設けることで、エアクリーナケース94周りの部品配置をコンパクトに構成することができる。これにより、車体の小型化を図ることができる。
また、クロスプレート88は、シート支持部材であるので、クロスプレート88がエアクリーナケース94の押圧部材を兼ねることで、部品点数の削減が可能となる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
11 車体フレーム
45 エンジン
81 エアクリーナ
88 クロスプレート(フレーム部材)
88a 押圧部
91 ケース本体
92 エアクリーナカバー
94 エアクリーナケース
95a 上部開口(開口部)
95e 側壁
95g 側方突出部(突出部)
95h 上壁
95j 凹部(被押圧部)
95z 凸部
97f 内側リブ(リブ)
98 エアクリーナエレメント

Claims (9)

  1. 車体フレーム(11)にエンジン(45)が支持され、エンジン(45)に供給される吸気を浄化するエアクリーナ(81)を備えた鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造において、
    前記エアクリーナ(81)は、エアクリーナケース(94)と、前記エアクリーナケース(94)内に収納されてエアクリーナケース(94)内に吸入された外気をろ過するエアクリーナエレメント(98)とを備え、
    前記エアクリーナケース(94)は、前記車体フレーム(11)に係止される左右一対の突出部(95g)と、平面視で前記左右の突出部(95g)間に配置されて前記車体フレーム(11)側から押し付けられる被押圧部(95j)とを備え、前記突出部(95g)と前記被押圧部(95j)とが前記車体フレーム(11)に挟持されることを特徴とする鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  2. 前記被押圧部(95j)は、凹形状にされていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両のエクリーナ支持構造。
  3. 前記被押圧部(95j)は、その底部に平坦部(95s)を備え、前記平坦部(95s)の周囲に凸部(95z)が形成されていることを特徴とする請求項又はに記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  4. 前記突出部(95g)と前記被押圧部(95j)とは、車両前後方向にて重なるように配置されていることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  5. 前記車体フレーム(11)は、前記被押圧部(95j)を押え付けるフレーム部材(88)を備え、前記フレーム部材(88)は、前記エアクリーナケース(94)の表面に沿うように形成されていることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  6. 前記フレーム部材(88)は、シート支持部材であることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  7. 前記フレーム部材(88)は、燃料タンク支持部材であることを特徴とする請求項5又は6に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  8. 前記エアクリーナケース(94)は、前記突出部(95g)及び前記被押圧部(95j)を備えるケース本体(91)と、前記ケース本体(91)に設けられた開口部(95a)を着脱可能に覆うエアクリーナカバー(92)とからなり、前記開口部(95a)の近傍に前記エアクリーナエレメント(98)が着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
  9. 前記エアクリーナケース(94)は、その前部に、上壁(95h)と、前記上壁(95h)の車幅方向両縁部から下方に延びる左右一対の側壁(95e,95e)とを備え、前記被押圧部(95j)に、前記エアクリーナケース(94)の内側にて前記上壁(95h)から下方に延びるとともに前記左右の側壁(95e,95e)間を車幅方向に接続するリブ(97f)が形成されていることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造。
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