JP6455976B2 - 取付け構造及び什器 - Google Patents

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Description

本発明は、板部材を取付けるための取付け構造、及びこの取付け構造を備える什器に関する。
オフィス等や公共施設等の執務空間においては、床面上に左右方向に離間して立設された複数の脚部間に左右方向の寸法が長尺な天板を架設することによって、大型のテーブル等の什器を構成したものが一般的である。什器をこのように構成することによって、組織変更等によってワーカー数が増減した場合においても、天板の左右方向における一人当たりの使用面積を調整することによって、柔軟に対応することを可能とすることができる。
テーブルの天板上においては、ワーカー同士の目線を遮ったり、作業領域を区画するためにパネル体(板部材)を立設するケースが多く見られており、パネル体の取付け構造としては、テーブルに固定された前後一対の支持部材によってパネル体を挟持する取付け構造が多く見られている(例えば、特許文献1及び2参照)。これらの取付け構造によれば、簡易的な構造でありながら確実、かつ安定的にパネル体を支持することができる。
ただし、取付作業に工具を用いなければならないため、ワーカーが所望の位置にパネル体を都度取り付けるような使い勝手には向いておらず、什器としての使い勝手が悪くなってしまっていた。
こうした問題を鑑み、什器に形成された上下方向を向く嵌合溝部(没入部)にパネル体の下端部を上方から嵌入することによって支持する取付け構造(例えば、特許文献3参照)が検討されている。この取付け構造によれば、ワーカーが嵌合溝部に沿った任意の位置にパネル体を嵌合させて取付けることが可能となっている。
特開2003−013520号公報 特開2010−082367号公報 実開平07−023122号公報
また、パネル体の構造としては、パネル体としての体裁を柔らかで暖かい印象のものとするため、構造体である芯部材をクロス等の表面部材で覆う、いわゆる布貼りをすることによって構成されたものが多く見られている。
この種のパネル体では、芯部材の側面に溝部を形成し、この溝部に表面部材の端部を収容することで、外部から表面部材の端部を見えにくくして、パネル体の外観を向上させている。
しかしながら、芯部材に溝部を形成することで、芯部材の側面近くの強度が低下する。このため、没入部内に芯部材の端部を挿入して支持部材に板部材を取付け、板部材の上部を揺動させたときに、没入部の内面に接触した板部材の挿入部が大きく変形し、取付け構造の強度が低下する問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、板部材と支持部材との接続強度を高めた取付け構造、及びこの取付け構造を備える什器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の取付け構造は、支持部材の外面である取付け面に、平板状に形成されるとともに側面の全周にわたり溝部が形成された板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、前記取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように前記支持部材に形成された没入部と、前記板部材に設けられ、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の深さよりも大きな寸法で前記没入部に挿入され嵌まり込む挿入部と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、取付け面に板部材を取付けて、板部材における没入部から外部に突出している部分を揺動させると、板部材の挿入部は没入部に嵌まり込んで支持されているため、板部材に作用する応力は板部材における取付け面近くの部分に集中する。挿入部は、板部材の内部方向の先端となる側面に形成された溝部の深さよりも大きな寸法で没入部に挿入されていて、取付け面近くには板部材の挿入部における溝部が形成されていない、比較的強度が高い部分が配置される。
また、上記の取付け構造において、前記板部材は、前記溝部が形成された平板状の芯部材と、シート状に形成され、前記芯部材の第一の主面及び第二の主面をそれぞれ覆う表面部材と、を有し、前記芯部材の前記溝部内に前記表面部材の端部が収容されて、前記芯部材に前記表面部材が取付けられていることがより好ましい。
この発明によれば、端部を見えなくした表面部材を芯部材に取付けて板部材を構成することで、板部材の体裁が良くなる。
また、上記の取付け構造において、前記板部材の前記挿入部の厚さが、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の厚さよりも薄いことで、前記挿入部と前記板部本体との間に段部が形成されることがより好ましい。
この発明によれば、取付け面に板部材を取付けたときに取付け面に段部を係止することで、取付け面に対して板部材が内部方向に移動するのを規制することができる。
また、上記の取付け構造において、前記板部材は、前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部内に配置される補強部材を備えることがより好ましい。
この発明によれば、板部材の内部方向の先端となる側面に形成された溝部が形成された部分の強度を高めることができる。
また、上記の取付け構造において、前記補強部材の前記板部材の厚さ方向の長さは、前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記厚さ方向に直交する直交方向の一方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅以下であり、前記直交方向の他方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅よりも長いことがより好ましい。
この発明によれば、溝部内に直交方向の一方側から補強部材を挿入することで、溝部の幅が自然状態のときよりも広がる。これにより、挿入部の幅も広がり、没入部の内面に挿入部が強く接触し、没入部に挿入部をより確実に取付けることができる。
また、上記の取付け構造において、
前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記板部材の厚さ方向に直交する直交方向の長さは、前記板部材の前記挿入部よりも、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の方が長いことがより好ましい。
この発明によれば、没入部から外部に板部本体の隅部が突出する。この隅部を例えば丸みを帯びた形状にすることで、板部材の体裁を柔らかで暖かい印象のものとすることができる。
また、上記の取付け構造において、前記芯部材は、前記板部材の厚さ方向に重ねて配置された一対の内板と、一対の前記内板を前記厚さ方向に挟むように配置され、前記内板よりも外形の大きい一対の外板と、を有し、前記内板の外形と前記外板の外形とが異なることで、前記芯部材に前記溝部が形成されることがより好ましい。
この発明によれば、1枚の内板と1枚の外板とを貼り合わせた状態で、外板における内板とは反対側に表面部材を配置し、表面部材の端部を内板と外板との段部に取付ける。このような内板、外板、及び表面部材による組立体を2組作製し、両組立体の内板同士を貼り合わせることで、板部材を容易に製造することができる。
また、本発明の什器は、上面が作業面とされた天板と、前記天板を支持する脚部と、前記作業面から前記天板の内部側へと広がるように形成された凹部と、前記凹部内に設けられた支持部材と、前記支持部材に着脱可能とされた板部材と、上記のいずれか一項に記載の取付け構造と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、什器が備える取付け構造における板部材と支持部材との接続強度を高めることができる。
本発明の取付け構造及び什器によれば、板部材と支持部材との接続強度を高めることができる。
本発明の一実施形態のテーブルの斜視図である。 同テーブルにおける天板を取外したときの斜視図である。 同テーブルの要部の側面の断面図である。 図3中の要部拡大図である。 同テーブルに取付けられるデスクトップパネルの正面図である。 同デスクトップパネルの側面の断面図である。 同テーブルのオプション取付け部材にデスクトップパネルを取付けた状態を示す一部を破断した斜視図である。 同デスクトップパネルが備える補強部材の平面図である。 同デスクトップパネルの製造方法を説明する断面図である。
以下、本発明に係る什器の一実施形態を、什器がテーブルである場合を例にとって図1から図9を参照しながら説明する。
図1及び2に示すように、本実施形態のテーブル1は、上面が作業面10aとされた天板10と、天板10を支持する脚部20と、作業面10aから天板10の内部側へと広がるように形成された配線挿通部(凹部)50と、配線挿通部50内に設けられたオプション取付け部材(支持部材)60と、配線挿通部50の開口50a(図1参照。)に着脱可能に取付けられる配線カバー90とを備えている。なお、図2では天板10を仮想線で示している。
この例では、天板10は平面視で矩形状に形成されている。天板10の長辺は、ワーカー等である使用者が、天板10を使用する側の縁部である使用縁部10b、10cとなっている。すなわち、複数の使用者は、不図示の椅子などに着座した状態で天板10の使用縁部10b、10cに沿って並び、作業面10a上で作業を行うことになる。
以下では、使用縁部10b、10cに平行な方向を幅方向X、天板10の短辺10dに平行な方向を奥行方向Yと称する。これら幅方向X及び奥行方向Yは、作業面10aに平行であるとともに、互いに直交する方向である。
天板10は、平面視で矩形状の4枚の天板部材11、12、13、14を有している。天板部材11、12、13、14の下面の所定位置には、図示しないナットが埋め込まれている。
天板部材11、12、13、14は、各2枚の天板部材11、12、及び、天板部材13、14が長手方向の端面を突き合せて、奥行方向Yの幅を一定にした連続した机上面を形成している。これらの連続した机上面を形成する2組の天板部材の対(以下、「天板15、16」と称する。)が奥行方向Yの中央部に隙間S1を挟んで対向して配置されるようになっている。この隙間S1は、前述の配線挿通部50の開口50aとなっている。
天板15、16は、長尺な辺が互いに平行になるように対向配置され、隙間S1は幅方向Xに沿って連続している。
脚部20は、幅方向Xの両端部に配置される一対の脚体ユニット21と、その一対の脚体ユニット21の上部同士を連結する一対の外側連結杆22、一対の内側連結杆23と、を備えている。この実施形態では、一対の脚体ユニット21の間に中間脚24が配置され、中間脚24の上部に中継ユニット25が設けられている。
外側連結杆22は、脚部20の奥行方向Yの両側の端部に幅方向Xに沿うように平行に配置され、天板10の天板15、16の奥行方向Yの外側縁部を下方から支持するようになっている。この実施形態の場合、各外側連結杆22は、一対の金属製の角管部材22a、22bが中継ユニット25を介して一体に連結され、全体が幅方向Xに沿って直線状に延出している。
内側連結杆23は、脚部20の奥行方向Yの中央部に外側連結杆22と平行になるように配置され、天板10の天板15、16の奥行方向Yの各内側縁部を下方から支持するようになっている。内側連結杆23同士は奥行方向Yに所定距離離間して配置されている。この実施形態の場合、各内側連結杆23は、一対の金属製の角管部材23a、23bが中継ユニット25を介して一体に連結され、全体が幅方向Xに沿って直線状に延出している。
脚体ユニット21は、床面F上に設置されて、幅方向X及び奥行方向Yにそれぞれ直交する上下方向Zに延出する2本の脚本体部28と、奥行方向Yに沿って延出して脚本体部28の上部同士を連結する横梁部29とを備えている。各脚本体部28は、金属製の角パイプによって主要部を構成され、その角パイプの上下の端部にエンドプレートが溶接固定されている。
横梁部29は、プレス成形された2枚の金属プレートが組み合わされ、その主要部が筒状に形成されている。横梁部29の長手方向の両端部は、脚本体部28の各上部側面に溶接固定されている。こうして、2本の脚本体部28の上部に横梁部29が連結された脚体ユニット21は、幅方向Xから見た側面視が門型状(開口側が下方を向くコ字形状)となっている。
横梁部29の幅方向Xの外側面には、奥行方向Yに沿って延出する凹状段部29aが形成されている。凹状段部29aにはカバー部材30が脱着可能に取付けられている。凹状段部29a内には、図示しない延長天板やキャビネット等の側方用オプション部品を取付けるための取付け座(符号省略。)が設けられている。カバー部材30は、横梁部29の凹状段部29aに側方用オプション部品を取付けるときに横梁部29から取外される。
横梁部29の幅方向Xの内側における上部コーナ部分には、凹状に窪む段差部31が奥行方向Yに沿って連続して設けられている。この段差部31には、外側連結杆22の角管部材22a、22bの幅方向Xの外側端部を結合するための金属製の支持アーム32と、内側連結杆23の角管部材23a、23bの幅方向Xの外側端部を結合するための金属製の支持アーム33とが溶接固定されている。
中間脚24は、フレーム枠に金属プレートが接合されてパネル状に形成されている。中間脚24の上端部には、前述の中継ユニット25が一体に取付けられている。中継ユニット25は、奥行方向Yに延出する角筒状のステー36の幅方向Xの両側の側面に、外側連結杆22の角管部材22a、22bの幅方向Xの内側端部を結合するための金属製の支持アーム37と、内側連結杆23の角管部材23a、23bの幅方向Xの内側端部を結合するための金属製の支持アーム38とが溶接固定されている。
支持アーム32、33、37、38の各上面には、天板15、16のナットに対応する位置にボルト挿通孔(符号省略。)が穿設されている。
外側連結杆22の各角管部材22aは、一方の脚体ユニット21の支持アーム32と中継ユニット25の一方の側面の支持アーム37とに架設され、各角管部材22bは、他方の脚体ユニット21の支持アーム32と中継ユニット25の他方の側面の支持アーム37とに架設されている。
同様に、内側連結杆23の各角管部材23aは、一方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の一方の側面の支持アーム38とに架設され、各角管部材23bは、他方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の他方の側面の支持アーム38とに架設されている。
天板15、16は、両者の間に隙間S1を設けるようにして、脚部20の上部に載置されている。そして、支持アーム32、33、37、38のボルト挿通孔、及び天板15、16のナットに図示しない締結ボルトを挿入することで、脚部20に天板15、16が締結固定されている。
図2及び3に示すように、両角管部材23aの間、及び両角管部材23bの間には、底部材51が溶接等によりそれぞれ固定されている。底部材51は、例えば、金属製の板材を中空の板状に折り曲げて構成することができる。底部材51には、上下方向Zに貫通する透孔51aが形成されている。
底部材51、角管部材23a、23b、及び天板10で、前述の配線挿通部50が構成されている。
底部材51の上面において、平面視で開口50aの奥行方向Yの中央部に対応する位置には、前述のオプション取付け部材60が固定されている。オプション取付け部材60は、幅方向Xに延びるレール状に形成され、配線挿通部50内に収容されている。
オプション取付け部材60は、図4に示すように、上方Z2を向く主開口部61aを有する取付け部材本体61と、取付け部材本体61を奥行方向Yに挟むように一対設けられ、上方Z2を向く補助開口部62a、62bを有する取付け部材補助部62A、62Bとを有している。
取付け部材本体61は、板状の底部65と、互いに離間した状態で底部65から上方に延出する壁部66A、66Bとを備えている。
本実施形態では、壁部66A、66Bの構成は、壁部66A、66Bの間に規定される基準平面Pに対して対称(面対称)であるため、壁部66Aの構成については数字に英字「A」を付加し、壁部66Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
なお、底部65、及び壁部66A、66Bで、壁部66Aの上端面(取付け面)67Aから、上下方向Zの一方である下方(内部方向)Z1に凹むように形成された没入部63が構成される。言い換えれば、没入部63は、上端面67Aから取付け部材本体61の内部側に向かって凹むように形成されている。上端面67Aは、オプション取付け部材60の外面である。
壁部66Aにおける壁部66B側の側面68Aと底部65との接続部分には、符号は省略するが下方Z1に向かうにしたがって側面68Aから離間するように傾斜した傾斜面を有する接続部が設けられている。上下方向Zにおいて、壁部66A、66Bの上端部の位置は天板10の作業面10aの位置と等しく設定されている(図3参照。)。
側面68Aの接続部よりも上方Z2の部分には、上方Z2に向かうにしたがって、突部72A、案内部73A、及び縮幅部74Aがこの順で形成されている。
突部72Aは、没入部63の内部空間側、すなわち壁部66B側に突出するとともに、幅方向Xに直交する断面形状が三角形状になるように形成されている。
案内部73Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる本体75Aと、本体75Aの先端から下方Z1に延びる舌片76Aとで構成されている。舌片76Aにおける壁部66B側の面は、上下方向Zに平行となるように形成された案内面77Aとなっている。
縮幅部74Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる板状に形成されている。縮幅部74Aの上面は、上端面67Aと面一になるように形成されている。
これら突部72A、案内部73A、及び縮幅部74Aが側面68Aから壁部66B側に突出する長さは、ほぼ等しく設定されている。
取付け部材補助部62A、62Bの構成も基準平面Pに対して対称であるため、取付け部材補助部62Aの構成については数字に英字「A」を付加し、取付け部材補助部62Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
取付け部材補助部62Aは、底部65から奥行方向Yに沿って延びる底部81Aと、底部81Aに対して上方Z2に離間して底部81Aと平行に延びる受け部82Aと、底部81Aの先端と受け部82Aの先端とを接続する接続部83Aとを有している。受け部82Aには、幅方向Xに延びる挿通開口部84Aが形成されている。この挿通開口部84Aは、前述の補助開口部62aとなっている。
受け部82Aの下面における挿通開口部84Aが形成された部分よりも取付け部材本体61側には、下方Z1に突出したガイド凸部85Aが設けられている。受け部82Aの上面の位置は、取付け部材本体61の上端部の位置よりも下方Z1に設定されている。
詳しくは図示しないが、平面視において、オプション取付け部材60の主開口部61aは、補助開口部62aに対して、天板10の使用縁部10bとは反対側に配置されている。同様に、主開口部61aは、補助開口部62bに対して、天板10の使用縁部10cとは反対側に配置されている。
このように構成されたオプション取付け部材60の取付け部材本体61、及び取付け部材補助部62A、62Bは、アルミニウムを押出し成形することなどで一体に形成されている。
ここで、図3に示すように、オプション取付け部材60に着脱可能に取付けられるデスクトップパネル(板部材)200について説明する。
デスクトップパネル200は、図5及び6に示すように平板状に形成されている。デスクトップパネル200は、平板状の芯部材205と、シート状に形成され、芯部材205の互いに反対の面となる第一の主面205a及び第二の主面205bをそれぞれ覆うクロス(表面部材)225、226と、デスクトップパネル200の後述する溝部218内に配置された補強部材230とを有している。
芯部材205は、デスクトップパネル200の厚さ方向Uに重ねて配置された一対の内板206A、206Bと、一対の内板206A、206Bを厚さ方向Uに挟むように配置され、内板206A、206Bよりも外形の大きい一対の外板207A、207Bとを有している。内板206Aと内板206B、外板207Aと外板207Bは、それぞれが互いに同一の形状に形成されている。第一の主面205aに平行であって互いに直交する第一の直交方向(直交方向)V及び第二の直交方向Wの長さは、内板206A、206Bよりも外板207A、207Bの方がそれぞれ長い。
第一の直交方向Vは、デスクトップパネル200における下方Z1の先端となる後述する芯部材205の先端側面205dに沿うとともに厚さ方向Uに直交する方向である。
本実施形態では、内板206A、206B、外板207A、207Bの構成は、内板206Aと内板206Bとの間に規定される基準平面に対してそれぞれ対称(面対称)である。このため、内板206A、外板207Aの構成については数字に英字「A」を付加し、内板206B、外板207Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
内板206Aは、厚さ方向Uに見たときに矩形状に形成された内板本体208Aと、内板本体208Aの下面から下方に延びる内板接続部209Aとを有している。内板本体208Aの厚さと内板接続部209Aの厚さとは等しい。内板接続部209Aの第一の直交方向Vの長さは内板本体208Aの第一の直交方向Vの長さよりも短く、内板本体208Aと内板接続部209Aとの接続部分には、第一の直交方向Vの両側に内板段部210Aが形成されている。
外板207Aは、厚さ方向Uに見たときに矩形状に形成された外板本体211Aと、外板本体211Aの下面から下方に延びる外板接続部212Aとを有している。外板接続部212Aの厚さは外板本体211Aの厚さよりも薄く、外板本体211Aと外板接続部212Aとの接続部分における内板206Aとは反対側には、第一の外板段部213Aが形成されている(図6参照。)。
外板接続部212Aの第一の直交方向Vの長さは外板本体211Aの第一の直交方向Vの長さよりも短く、外板本体211Aと外板接続部212Aとの接続部分には、第一の直交方向Vの両側に第二の外板段部214Aが形成されている。
外板本体211Aの4つの隅部は、厚さ方向Uに見たときに四分円状にそれぞれ形成されている。
本実施形態では、例えば内板206A、206Bは合板で形成され、外板207A、207Bは木材の小片を接着剤等で固めたパーティクルボードで形成されている。外板207A、内板206A、内板206B、及び外板207Bは、この順で厚さ方向Uに重ねられ、互いに接着剤等により取付けられることで芯部材205を構成している。
外板207Aと内板206Aとの間には、外板207Aの縁部の全周にわたり外形段部216が形成されている。同様に、外板207Bと内板206Bとの間には、外板207Bの縁部の全周にわたり外形段部217が形成されている。
外形段部216と外形段部217とにより構成される溝部218は、芯部材205における第一の主面205a及び第二の主面205bにそれぞれ連なる側面205cに全周にわたり形成されている。デスクトップパネル200のうち溝部218が形成される部分は、デスクトップパネル200が切り欠かれたように凹むことで、デスクトップパネル200の他の部分よりも強度が低くなっている。
このように、内板206A、206Bの外形と外板207A、207Bの外形とが異なることで、芯部材205に溝部218が形成される。
芯部材205の側面205cのうち、外板接続部212A、212Bにおける外板本体211A、211Bとは反対側(下方)の部分が、後述するように上端面67A、67Bにデスクトップパネル200を取付けたときに芯部材205の下方Z1の先端となる側面205cである先端側面205dとなる。
クロス225の端部は、外形段部216に配置され接着剤等により外形段部216に取付けられている。同様に、クロス226の端部は、外形段部217に配置され接着剤等により外形段部217に取付けられている。すなわち、クロス225、226の端部が溝部218内に収容されることで、芯部材205にクロス225、226が取付けられている。
クロス225、226の端部が溝部218内に収容されることで、外部からクロス225、226の端部が見えにくくなり、デスクトップパネル200の外観が向上する。
クロス225、226は、布等で形成することができる。
外板207Aの第一の外板段部213A上にクロス225が配置されることで、クロス225に表面段部(段部)225aが形成される。同様に、外板207Bの第一の外板段部213B上にクロス226が配置されることで、クロス226に表面段部(段部)226aが形成される。
図5及び7に示すように、クロス225のうち外板本体211Aの4つの隅部を覆うコーナー部225bは、丸みを帯びて柔らかで暖かい印象になる。
このように構成されたデスクトップパネル200は、図5に示す厚さ方向Uに見たときに、矩形状に形成されたパネル本体(板部本体)201と、パネル本体201の下面から下方に延びるパネル挿入部(挿入部)202とで構成される。パネル挿入部202は、芯部材205の先端側面205dを有している。パネル本体201は、デスクトップパネル200におけるパネル挿入部202以外の部分である。
図4に示すように、デスクトップパネル200のパネル挿入部202と、オプション取付け部材60の没入部63とで、本実施形態の取付け構造2を構成する。
図5に示すように、パネル挿入部202の第一の直交方向Vの長さよりも、パネル本体201の第一の直交方向Vの方が長い。パネル本体201とパネル挿入部202との接続部分には、第一の直交方向Vの両側に第一の段部(符号省略)が形成されている。パネル本体201の4つの隅部には、前述のコーナー部225bが形成される。
図6に示すように、パネル挿入部202の厚さ方向Uの長さ(厚さ)は、パネル本体201の厚さ方向Uの長さよりも短い(薄い)ことで、パネル挿入部202とパネル本体201との間に前述の表面段部225a、226aが形成される。
図4に示すように、パネル挿入部202は、先端側面205dに形成された溝部218(以下、表面材収容先端溝218aと称する)の深さL1よりも大きな寸法L2で没入部63に挿入されて嵌まり込む。
補強部材230は、図5及び8に示すように、板状に形成され表面材収容先端溝218a内に配置される補強本体231と、補強本体231の端部から補強本体231が延びる方向とは直交する方向に延びる補強補助部232とを有している。
補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1では、表面材収容先端溝218aの重力以外の外力が作用しない自然状態における幅(厚さ方向Uの長さ)以下である。補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの他方側V2では、表面材収容先端溝218aの自然状態における幅よりも長い。補強本体231の厚さ方向Uの長さは、一方側V1から他方側V2に向かうにしたがって短くなることなく長くなる。
補強本体231及び補強補助部232は、ステンレス鋼で形成された鋼板等により一体に形成されている。
デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218a内に補強部材230の補強本体231を補強本体231の第一の直交方向Vの一方側V1から挿入すると、補強本体231が表面材収容先端溝218aを広げることで、表面材収容先端溝218aの厚さ方向Uの長さが長くなる。すなわち、パネル挿入部202の厚さ方向Uの長さが長くなる。
図4に示すように、補強部材230を取付けたデスクトップパネル200をオプション取付け部材60の上端面67A、67Bに取付けたときに、補強部材230の補強補助部232の上方Z2の端部は上端面67A、67Bよりも上方Z2に配置される。
これにより、デスクトップパネル200における後述するように応力が集中する上端面67A、67B近くの部分の強度を高めることができる。
なお、図4に示す取付け板246及び固定ビス247により、取付け部材補助部62Aの補助開口部62aに公知の棚板ユニット(不図示)が取付けられる。
図2及び3に示すように、各底部材51における幅方向Xの両端部には、カバー支持部材54がそれぞれ固定されている。
カバー支持部材54は、図3に示すように、底部材51に固定されたベース55と、ベース55から奥行方向Yに互いに離間するように上方Z2に延びる腕部56、57とを有している。腕部56の上端部には、幅方向Xに延びるボス56aが設けられている。カバー支持部材54は、腕部56がオプション取付け部材60側となるように底部材51に固定されている。
配線カバー90では、平板状に形成されたカバー本体91のオプション取付け部材60側の縁部の下面にフック部92が設けられている。
カバー本体91におけるフック部92とは反対側の縁部には、ゴムなどの柔軟な材料で形成されたヒレ93が取付けられている。
配線カバー90は、カバー支持部材54のボス56aにフック部92を係合させるとともに腕部57上にカバー本体91を載置したときに、カバー本体91が奥行方向Yにほぼ平行に配置され、配線カバー90が配線挿通部50の開口50aの一部を塞いだ塞ぎ状態となる。このとき、配線カバー90は、幅方向Xに延びるように開口50aに配置され、オプション取付け部材60の取付け部材本体61と配線カバー90との間に、隙間S2が形成される。なお、ヒレ93は天板15、16の側面に近接もしくは当接して配置されている。
一方で、カバー支持部材54のボス56aとフック部92との係合を解除させることで、カバー支持部材54から配線カバー90を取外すと、配線カバー90は開放状態となる。開放状態では、塞ぎ状態に比べて配線カバー90が開口50aを塞ぐ範囲が小さくなる。このように、配線カバー90は、塞ぎ状態と開放状態との間で配置を切替え可能となっている。
なお、この例では、ボス56aとフック部92との係合を維持しつつ、ヒレ93が上方Z2に移動するように配線カバー90をボス56a周りに回動させると、配線カバー90は位置Qに移動する。このように、カバー支持部材54に配線カバー90を係合させた状態で、配線カバー90を回動させて開けることができようになっている。
詳細に図示はしないが、前述の床面Fや壁面に設けられたコンセントに接続された配線Cは、底部材51の透孔51aを通して配線挿通部50内に配置される。そして、天板10の作業面10a上に配置された不図示の電子機器等の幅方向Xの位置に応じてヒレ93を変形させることで、配線カバー90のカバー本体91と天板15、16との間から上方Z2に引き出され、前述の電子機器等に接続される。
なお、デスクトップパネル200は、例えば以下のように製造される。
すなわち、図9に示すように、合板、パーティクルボードを所定の寸法にカットすることで、内板206A、外板207Aを製造する。内板206Aと外板207Aとを接着剤等により貼り合わせ、外板207Aの縁部の全周にわたり外形段部216を形成する。外板207Aにおける内板206Aとは反対側にクロス225を配置し、クロス225の端部を外形段部216において接着剤等で取付ける。クロス225の端部を刃物等で適宜切断し、内板206A、外板207A、及びクロス225による組立体227Aを製造する。
同様にして、外板207Bと内板206Bとを貼り合わせて外形段部217を形成し、外板207Bにクロス226を巻き付けて取付ける。内板206B、外板207B、及びクロス226による組立体227Bを製造する。
組立体227A、227Bの内板206Aと内板206Bとを接着剤等により貼り合わせることで、図6に示すデスクトップパネル200を製造する。
次に、以上のように構成されたテーブル1において、オプション取付け部材60にデスクトップパネル200を着脱する手順について説明する。
まず、オプション取付け部材60の取付け部材本体61にデスクトップパネル200を取付けるときには、使用者はデスクトップパネル200を把持し、デスクトップパネル200のパネル本体201よりもパネル挿入部202の方が下方Z1になるようにする。
オプション取付け部材60の没入部63にデスクトップパネル200のパネル挿入部202を挿入する。このとき、没入部63の内面である縮幅部74A、74B、案内部73A、73B、及び突部72A、突部72Bにより、取付け部材本体61に対してパネル挿入部202が下方Z1に移動するように案内される。すなわち、縮幅部74A、74B等により、デスクトップパネル200が奥行方向Yに移動するのが規制される。
図4に示すように、オプション取付け部材60の上端面67A、67Bに表面段部225a、226aが係止することで、上端面67A、67Bに対してデスクトップパネル200が下方Z1に移動するのが規制される。このようにして、没入部63にパネル挿入部202が挿入されて嵌まり込み、オプション取付け部材60にデスクトップパネル200が取付けられる。
パネル挿入部202は、表面材収容先端溝218aの深さL1よりも大きな寸法L2で没入部63に挿入されるため、上端面67A、67B近くにはパネル挿入部202における溝部218が形成されていない、溝部218が形成されている部分に比べて強度が高い部分が配置される。パネル本体201を揺動させると、パネル挿入部202は没入部63で支持されているため、デスクトップパネル200に作用する応力はデスクトップパネル200における上端面67A、67B近くの部分に集中するが、この部分の強度は高い。
パネル本体201が、没入部63、すなわち天板10の作業面10aから外部(上方Z2)に突出する。使用者は、パネル本体201の4つの隅部に形成されたコーナー部225bを視認することができる。
デスクトップパネル200が補強部材230を備えることでパネル挿入部202の厚さ方向Uの長さが自然状態のときよりも長くなり、突部72A、突部72B等にパネル挿入部202が強く接触する。
オプション取付け部材60は幅方向Xに延びるように形成されているため、上端面67A、67Bにデスクトップパネル200を取付ける幅方向Xの位置を所望の位置に調節することができる。
一方で、オプション取付け部材60からデスクトップパネル200を取外すには、オプション取付け部材60に対してデスクトップパネル200を上方Z2に移動させ、没入部63内からデスクトップパネル200のパネル挿入部202を取出す。
このように、使用者が簡易的な取付け操作でデスクトップパネル200の取付け位置を自由に変更することができるとともに、デスクトップパネル200を薄く軽快なデザインに構成して体裁を良好に収めることができる。
以上説明したように、本実施形態の取付け構造2及びテーブル1によれば、オプション取付け部材60の上端面67A、67Bにデスクトップパネル200を取付けてパネル本体201を揺動させると、パネル挿入部202は没入部63で支持されているため、デスクトップパネル200に作用する応力はデスクトップパネル200における上端面67A、67B近くの部分に集中する。パネル挿入部202は、表面材収容先端溝218aの深さL1よりも大きな寸法L2で没入部63に挿入されて嵌まり込むため、上端面67A、67B近くにはパネル挿入部202における溝部218が形成されていない、比較的強度が高い部分が配置される。したがって、デスクトップパネル200とオプション取付け部材60との接続強度を高めることができる。
端部を見えなくしたクロス225、226を芯部材205に取付けてデスクトップパネル200を構成することで、デスクトップパネル200の体裁が良くなる。
デスクトップパネル200に表面段部225a、226aが形成されることで、上端面67A、67Bにデスクトップパネル200を取付けたときに上端面67A、67Bに表面段部225a、226aが係止する。したがって、上端面67A、67Bに対してデスクトップパネル200が下方Z1に移動するのを規制することができる。
デスクトップパネル200が補強部材230を備えることで、デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218aが形成された部分の強度を高めることができる。
補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1では表面材収容先端溝218aの自然状態における幅以下であり、第一の直交方向Vの他方側V2では、表面材収容先端溝218aの自然状態における幅よりも長い。デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218a内に補強部材230の補強本体231を補強本体231の第一の直交方向Vの一方側V1から挿入することで、表面材収容先端溝218aの幅が自然状態のときよりも広がる。これにより、パネル挿入部202の幅も広がり、没入部63の内面にパネル挿入部202が強く接触し、没入部63にパネル挿入部202をより確実に取付けることができる。
パネル挿入部202の第一の直交方向Vの長さよりもパネル本体201の第一の直交方向Vの長さの方が長いため、パネル本体201の4つの隅部に丸みを帯びたコーナー部225bを設けることができる。このため、デスクトップパネル200の体裁を柔らかで暖かい印象のものとすることができる。
芯部材205が互いに外径の異なる内板206A、206Bと外板207A、207Bとを有することで溝部218が形成されるため、溝部218が形成されたデスクトップパネル200を容易に製造することができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、補強部材230の補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1と他方側V2とで等しくてもよい。このように構成してもデスクトップパネル200の強度を高めることができるからである。
デスクトップパネル200に表面段部225a、226aが形成されず、没入部63の底面にパネル挿入部202の下方Z1の端部が接触することで、上端面67A、67Bに対してデスクトップパネル200が下方Z1に移動するのを規制してもよい。
外板207A、207Bが比較的厚い場合等には、補強部材230は補強補助部232を備えず補強本体231だけで構成されてもよいし、デスクトップパネル200に補強部材230は備えられなくてもよい。
デスクトップパネル200の第一の直交方向Vの長さは、パネル本体201とパネル挿入部202とで等しくてもよい。
什器はテーブル1であるとしたが、什器はこれに限定されず、デスク装置やローパーテション等でもよい。
1 テーブル(什器)
2 取付け構造
10 天板
10a 作業面
20 脚部
50 配線挿通部(凹部)
60 オプション取付け部材(支持部材)
63 没入部
67A、67B 上端面(取付け面)
200 デスクトップパネル(板部材)
201 パネル本体(板部本体)
202 パネル挿入部(挿入部)
205 芯部材
205a 第一の主面
205b 第二の主面
205c 側面
206A、206B 内板
207A、207B 外板
218 溝部
225、226 クロス(表面部材)
225a、226a 表面段部(段部)
230 補強部材
L1 深さ
L2 寸法
U 厚さ方向
V 第一の直交方向(直交方向)
V1 一方側
V2 他方側
Z1 下方(内部方向)

Claims (8)

  1. 支持部材の外面である取付け面に、平板状に形成されるとともに側面の全周にわたり溝部が形成された板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、
    前記取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように前記支持部材に形成された没入部と、
    前記板部材に設けられ、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の深さよりも大きな寸法で前記没入部に挿入され嵌まり込む挿入部と、
    を備えることを特徴とする取付け構造。
  2. 前記板部材は、
    前記溝部が形成された平板状の芯部材と、
    シート状に形成され、前記芯部材の第一の主面及び第二の主面をそれぞれ覆う表面部材と、
    を有し、
    前記芯部材の前記溝部内に前記表面部材の端部が収容されて、前記芯部材に前記表面部材が取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の取付け構造。
  3. 前記板部材の前記挿入部の厚さが、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の厚さよりも薄いことで、前記挿入部と前記板部本体との間に段部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の取付け構造。
  4. 前記板部材は、前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部内に配置される補強部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の取付け構造。
  5. 前記補強部材の前記板部材の厚さ方向の長さは、
    前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記厚さ方向に直交する直交方向の一方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅以下であり、
    前記直交方向の他方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅よりも長いことを特徴とする請求項4に記載の取付け構造。
  6. 前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記板部材の厚さ方向に直交する直交方向の長さは、前記板部材の前記挿入部よりも、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の方が長いことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の取付け構造。
  7. 前記芯部材は、
    前記板部材の厚さ方向に重ねて配置された一対の内板と、
    一対の前記内板を前記厚さ方向に挟むように配置され、前記内板よりも外形の大きい一対の外板と、
    を有し、
    前記内板の外形と前記外板の外形とが異なることで、前記芯部材に前記溝部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の取付け構造。
  8. 上面が作業面とされた天板と、
    前記天板を支持する脚部と、
    前記作業面から前記天板の内部側へと広がるように形成された凹部と、
    前記凹部内に設けられた支持部材と、
    前記支持部材に着脱可能とされた板部材と、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の取付け構造と、
    を備えることを特徴とする什器。
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