JP6455976B2 - 取付け構造及び什器 - Google Patents
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Description
ただし、取付作業に工具を用いなければならないため、ワーカーが所望の位置にパネル体を都度取り付けるような使い勝手には向いておらず、什器としての使い勝手が悪くなってしまっていた。
この種のパネル体では、芯部材の側面に溝部を形成し、この溝部に表面部材の端部を収容することで、外部から表面部材の端部を見えにくくして、パネル体の外観を向上させている。
本発明の取付け構造は、支持部材の外面である取付け面に、平板状に形成されるとともに側面の全周にわたり溝部が形成された板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、前記取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように前記支持部材に形成された没入部と、前記板部材に設けられ、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の深さよりも大きな寸法で前記没入部に挿入され嵌まり込む挿入部と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、端部を見えなくした表面部材を芯部材に取付けて板部材を構成することで、板部材の体裁が良くなる。
この発明によれば、取付け面に板部材を取付けたときに取付け面に段部を係止することで、取付け面に対して板部材が内部方向に移動するのを規制することができる。
この発明によれば、板部材の内部方向の先端となる側面に形成された溝部が形成された部分の強度を高めることができる。
この発明によれば、溝部内に直交方向の一方側から補強部材を挿入することで、溝部の幅が自然状態のときよりも広がる。これにより、挿入部の幅も広がり、没入部の内面に挿入部が強く接触し、没入部に挿入部をより確実に取付けることができる。
前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記板部材の厚さ方向に直交する直交方向の長さは、前記板部材の前記挿入部よりも、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の方が長いことがより好ましい。
この発明によれば、没入部から外部に板部本体の隅部が突出する。この隅部を例えば丸みを帯びた形状にすることで、板部材の体裁を柔らかで暖かい印象のものとすることができる。
この発明によれば、1枚の内板と1枚の外板とを貼り合わせた状態で、外板における内板とは反対側に表面部材を配置し、表面部材の端部を内板と外板との段部に取付ける。このような内板、外板、及び表面部材による組立体を2組作製し、両組立体の内板同士を貼り合わせることで、板部材を容易に製造することができる。
この発明によれば、什器が備える取付け構造における板部材と支持部材との接続強度を高めることができる。
図1及び2に示すように、本実施形態のテーブル1は、上面が作業面10aとされた天板10と、天板10を支持する脚部20と、作業面10aから天板10の内部側へと広がるように形成された配線挿通部(凹部)50と、配線挿通部50内に設けられたオプション取付け部材(支持部材)60と、配線挿通部50の開口50a(図1参照。)に着脱可能に取付けられる配線カバー90とを備えている。なお、図2では天板10を仮想線で示している。
以下では、使用縁部10b、10cに平行な方向を幅方向X、天板10の短辺10dに平行な方向を奥行方向Yと称する。これら幅方向X及び奥行方向Yは、作業面10aに平行であるとともに、互いに直交する方向である。
天板部材11、12、13、14は、各2枚の天板部材11、12、及び、天板部材13、14が長手方向の端面を突き合せて、奥行方向Yの幅を一定にした連続した机上面を形成している。これらの連続した机上面を形成する2組の天板部材の対(以下、「天板15、16」と称する。)が奥行方向Yの中央部に隙間S1を挟んで対向して配置されるようになっている。この隙間S1は、前述の配線挿通部50の開口50aとなっている。
天板15、16は、長尺な辺が互いに平行になるように対向配置され、隙間S1は幅方向Xに沿って連続している。
外側連結杆22は、脚部20の奥行方向Yの両側の端部に幅方向Xに沿うように平行に配置され、天板10の天板15、16の奥行方向Yの外側縁部を下方から支持するようになっている。この実施形態の場合、各外側連結杆22は、一対の金属製の角管部材22a、22bが中継ユニット25を介して一体に連結され、全体が幅方向Xに沿って直線状に延出している。
横梁部29は、プレス成形された2枚の金属プレートが組み合わされ、その主要部が筒状に形成されている。横梁部29の長手方向の両端部は、脚本体部28の各上部側面に溶接固定されている。こうして、2本の脚本体部28の上部に横梁部29が連結された脚体ユニット21は、幅方向Xから見た側面視が門型状(開口側が下方を向くコ字形状)となっている。
支持アーム32、33、37、38の各上面には、天板15、16のナットに対応する位置にボルト挿通孔(符号省略。)が穿設されている。
同様に、内側連結杆23の各角管部材23aは、一方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の一方の側面の支持アーム38とに架設され、各角管部材23bは、他方の脚体ユニット21の支持アーム33と中継ユニット25の他方の側面の支持アーム38とに架設されている。
底部材51、角管部材23a、23b、及び天板10で、前述の配線挿通部50が構成されている。
底部材51の上面において、平面視で開口50aの奥行方向Yの中央部に対応する位置には、前述のオプション取付け部材60が固定されている。オプション取付け部材60は、幅方向Xに延びるレール状に形成され、配線挿通部50内に収容されている。
取付け部材本体61は、板状の底部65と、互いに離間した状態で底部65から上方に延出する壁部66A、66Bとを備えている。
本実施形態では、壁部66A、66Bの構成は、壁部66A、66Bの間に規定される基準平面Pに対して対称(面対称)であるため、壁部66Aの構成については数字に英字「A」を付加し、壁部66Bの構成については同一の数字に英字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
なお、底部65、及び壁部66A、66Bで、壁部66Aの上端面(取付け面)67Aから、上下方向Zの一方である下方(内部方向)Z1に凹むように形成された没入部63が構成される。言い換えれば、没入部63は、上端面67Aから取付け部材本体61の内部側に向かって凹むように形成されている。上端面67Aは、オプション取付け部材60の外面である。
側面68Aの接続部よりも上方Z2の部分には、上方Z2に向かうにしたがって、突部72A、案内部73A、及び縮幅部74Aがこの順で形成されている。
案内部73Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる本体75Aと、本体75Aの先端から下方Z1に延びる舌片76Aとで構成されている。舌片76Aにおける壁部66B側の面は、上下方向Zに平行となるように形成された案内面77Aとなっている。
縮幅部74Aは、側面68Aから奥行方向Yに沿って壁部66B側に延びる板状に形成されている。縮幅部74Aの上面は、上端面67Aと面一になるように形成されている。
これら突部72A、案内部73A、及び縮幅部74Aが側面68Aから壁部66B側に突出する長さは、ほぼ等しく設定されている。
取付け部材補助部62Aは、底部65から奥行方向Yに沿って延びる底部81Aと、底部81Aに対して上方Z2に離間して底部81Aと平行に延びる受け部82Aと、底部81Aの先端と受け部82Aの先端とを接続する接続部83Aとを有している。受け部82Aには、幅方向Xに延びる挿通開口部84Aが形成されている。この挿通開口部84Aは、前述の補助開口部62aとなっている。
受け部82Aの下面における挿通開口部84Aが形成された部分よりも取付け部材本体61側には、下方Z1に突出したガイド凸部85Aが設けられている。受け部82Aの上面の位置は、取付け部材本体61の上端部の位置よりも下方Z1に設定されている。
このように構成されたオプション取付け部材60の取付け部材本体61、及び取付け部材補助部62A、62Bは、アルミニウムを押出し成形することなどで一体に形成されている。
芯部材205は、デスクトップパネル200の厚さ方向Uに重ねて配置された一対の内板206A、206Bと、一対の内板206A、206Bを厚さ方向Uに挟むように配置され、内板206A、206Bよりも外形の大きい一対の外板207A、207Bとを有している。内板206Aと内板206B、外板207Aと外板207Bは、それぞれが互いに同一の形状に形成されている。第一の主面205aに平行であって互いに直交する第一の直交方向(直交方向)V及び第二の直交方向Wの長さは、内板206A、206Bよりも外板207A、207Bの方がそれぞれ長い。
第一の直交方向Vは、デスクトップパネル200における下方Z1の先端となる後述する芯部材205の先端側面205dに沿うとともに厚さ方向Uに直交する方向である。
外板207Aは、厚さ方向Uに見たときに矩形状に形成された外板本体211Aと、外板本体211Aの下面から下方に延びる外板接続部212Aとを有している。外板接続部212Aの厚さは外板本体211Aの厚さよりも薄く、外板本体211Aと外板接続部212Aとの接続部分における内板206Aとは反対側には、第一の外板段部213Aが形成されている(図6参照。)。
外板接続部212Aの第一の直交方向Vの長さは外板本体211Aの第一の直交方向Vの長さよりも短く、外板本体211Aと外板接続部212Aとの接続部分には、第一の直交方向Vの両側に第二の外板段部214Aが形成されている。
外板本体211Aの4つの隅部は、厚さ方向Uに見たときに四分円状にそれぞれ形成されている。
外形段部216と外形段部217とにより構成される溝部218は、芯部材205における第一の主面205a及び第二の主面205bにそれぞれ連なる側面205cに全周にわたり形成されている。デスクトップパネル200のうち溝部218が形成される部分は、デスクトップパネル200が切り欠かれたように凹むことで、デスクトップパネル200の他の部分よりも強度が低くなっている。
このように、内板206A、206Bの外形と外板207A、207Bの外形とが異なることで、芯部材205に溝部218が形成される。
芯部材205の側面205cのうち、外板接続部212A、212Bにおける外板本体211A、211Bとは反対側(下方)の部分が、後述するように上端面67A、67Bにデスクトップパネル200を取付けたときに芯部材205の下方Z1の先端となる側面205cである先端側面205dとなる。
クロス225、226の端部が溝部218内に収容されることで、外部からクロス225、226の端部が見えにくくなり、デスクトップパネル200の外観が向上する。
外板207Aの第一の外板段部213A上にクロス225が配置されることで、クロス225に表面段部(段部)225aが形成される。同様に、外板207Bの第一の外板段部213B上にクロス226が配置されることで、クロス226に表面段部(段部)226aが形成される。
図5及び7に示すように、クロス225のうち外板本体211Aの4つの隅部を覆うコーナー部225bは、丸みを帯びて柔らかで暖かい印象になる。
図4に示すように、デスクトップパネル200のパネル挿入部202と、オプション取付け部材60の没入部63とで、本実施形態の取付け構造2を構成する。
図5に示すように、パネル挿入部202の第一の直交方向Vの長さよりも、パネル本体201の第一の直交方向Vの方が長い。パネル本体201とパネル挿入部202との接続部分には、第一の直交方向Vの両側に第一の段部(符号省略)が形成されている。パネル本体201の4つの隅部には、前述のコーナー部225bが形成される。
図4に示すように、パネル挿入部202は、先端側面205dに形成された溝部218(以下、表面材収容先端溝218aと称する)の深さL1よりも大きな寸法L2で没入部63に挿入されて嵌まり込む。
補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1では、表面材収容先端溝218aの重力以外の外力が作用しない自然状態における幅(厚さ方向Uの長さ)以下である。補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの他方側V2では、表面材収容先端溝218aの自然状態における幅よりも長い。補強本体231の厚さ方向Uの長さは、一方側V1から他方側V2に向かうにしたがって短くなることなく長くなる。
補強本体231及び補強補助部232は、ステンレス鋼で形成された鋼板等により一体に形成されている。
デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218a内に補強部材230の補強本体231を補強本体231の第一の直交方向Vの一方側V1から挿入すると、補強本体231が表面材収容先端溝218aを広げることで、表面材収容先端溝218aの厚さ方向Uの長さが長くなる。すなわち、パネル挿入部202の厚さ方向Uの長さが長くなる。
これにより、デスクトップパネル200における後述するように応力が集中する上端面67A、67B近くの部分の強度を高めることができる。
カバー支持部材54は、図3に示すように、底部材51に固定されたベース55と、ベース55から奥行方向Yに互いに離間するように上方Z2に延びる腕部56、57とを有している。腕部56の上端部には、幅方向Xに延びるボス56aが設けられている。カバー支持部材54は、腕部56がオプション取付け部材60側となるように底部材51に固定されている。
カバー本体91におけるフック部92とは反対側の縁部には、ゴムなどの柔軟な材料で形成されたヒレ93が取付けられている。
配線カバー90は、カバー支持部材54のボス56aにフック部92を係合させるとともに腕部57上にカバー本体91を載置したときに、カバー本体91が奥行方向Yにほぼ平行に配置され、配線カバー90が配線挿通部50の開口50aの一部を塞いだ塞ぎ状態となる。このとき、配線カバー90は、幅方向Xに延びるように開口50aに配置され、オプション取付け部材60の取付け部材本体61と配線カバー90との間に、隙間S2が形成される。なお、ヒレ93は天板15、16の側面に近接もしくは当接して配置されている。
なお、この例では、ボス56aとフック部92との係合を維持しつつ、ヒレ93が上方Z2に移動するように配線カバー90をボス56a周りに回動させると、配線カバー90は位置Qに移動する。このように、カバー支持部材54に配線カバー90を係合させた状態で、配線カバー90を回動させて開けることができようになっている。
すなわち、図9に示すように、合板、パーティクルボードを所定の寸法にカットすることで、内板206A、外板207Aを製造する。内板206Aと外板207Aとを接着剤等により貼り合わせ、外板207Aの縁部の全周にわたり外形段部216を形成する。外板207Aにおける内板206Aとは反対側にクロス225を配置し、クロス225の端部を外形段部216において接着剤等で取付ける。クロス225の端部を刃物等で適宜切断し、内板206A、外板207A、及びクロス225による組立体227Aを製造する。
同様にして、外板207Bと内板206Bとを貼り合わせて外形段部217を形成し、外板207Bにクロス226を巻き付けて取付ける。内板206B、外板207B、及びクロス226による組立体227Bを製造する。
組立体227A、227Bの内板206Aと内板206Bとを接着剤等により貼り合わせることで、図6に示すデスクトップパネル200を製造する。
まず、オプション取付け部材60の取付け部材本体61にデスクトップパネル200を取付けるときには、使用者はデスクトップパネル200を把持し、デスクトップパネル200のパネル本体201よりもパネル挿入部202の方が下方Z1になるようにする。
オプション取付け部材60の没入部63にデスクトップパネル200のパネル挿入部202を挿入する。このとき、没入部63の内面である縮幅部74A、74B、案内部73A、73B、及び突部72A、突部72Bにより、取付け部材本体61に対してパネル挿入部202が下方Z1に移動するように案内される。すなわち、縮幅部74A、74B等により、デスクトップパネル200が奥行方向Yに移動するのが規制される。
図4に示すように、オプション取付け部材60の上端面67A、67Bに表面段部225a、226aが係止することで、上端面67A、67Bに対してデスクトップパネル200が下方Z1に移動するのが規制される。このようにして、没入部63にパネル挿入部202が挿入されて嵌まり込み、オプション取付け部材60にデスクトップパネル200が取付けられる。
パネル本体201が、没入部63、すなわち天板10の作業面10aから外部(上方Z2)に突出する。使用者は、パネル本体201の4つの隅部に形成されたコーナー部225bを視認することができる。
デスクトップパネル200が補強部材230を備えることでパネル挿入部202の厚さ方向Uの長さが自然状態のときよりも長くなり、突部72A、突部72B等にパネル挿入部202が強く接触する。
一方で、オプション取付け部材60からデスクトップパネル200を取外すには、オプション取付け部材60に対してデスクトップパネル200を上方Z2に移動させ、没入部63内からデスクトップパネル200のパネル挿入部202を取出す。
このように、使用者が簡易的な取付け操作でデスクトップパネル200の取付け位置を自由に変更することができるとともに、デスクトップパネル200を薄く軽快なデザインに構成して体裁を良好に収めることができる。
端部を見えなくしたクロス225、226を芯部材205に取付けてデスクトップパネル200を構成することで、デスクトップパネル200の体裁が良くなる。
デスクトップパネル200が補強部材230を備えることで、デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218aが形成された部分の強度を高めることができる。
補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1では表面材収容先端溝218aの自然状態における幅以下であり、第一の直交方向Vの他方側V2では、表面材収容先端溝218aの自然状態における幅よりも長い。デスクトップパネル200の表面材収容先端溝218a内に補強部材230の補強本体231を補強本体231の第一の直交方向Vの一方側V1から挿入することで、表面材収容先端溝218aの幅が自然状態のときよりも広がる。これにより、パネル挿入部202の幅も広がり、没入部63の内面にパネル挿入部202が強く接触し、没入部63にパネル挿入部202をより確実に取付けることができる。
芯部材205が互いに外径の異なる内板206A、206Bと外板207A、207Bとを有することで溝部218が形成されるため、溝部218が形成されたデスクトップパネル200を容易に製造することができる。
例えば、前記実施形態では、補強部材230の補強本体231の厚さ方向Uの長さは、第一の直交方向Vの一方側V1と他方側V2とで等しくてもよい。このように構成してもデスクトップパネル200の強度を高めることができるからである。
デスクトップパネル200に表面段部225a、226aが形成されず、没入部63の底面にパネル挿入部202の下方Z1の端部が接触することで、上端面67A、67Bに対してデスクトップパネル200が下方Z1に移動するのを規制してもよい。
デスクトップパネル200の第一の直交方向Vの長さは、パネル本体201とパネル挿入部202とで等しくてもよい。
什器はテーブル1であるとしたが、什器はこれに限定されず、デスク装置やローパーテション等でもよい。
2 取付け構造
10 天板
10a 作業面
20 脚部
50 配線挿通部(凹部)
60 オプション取付け部材(支持部材)
63 没入部
67A、67B 上端面(取付け面)
200 デスクトップパネル(板部材)
201 パネル本体(板部本体)
202 パネル挿入部(挿入部)
205 芯部材
205a 第一の主面
205b 第二の主面
205c 側面
206A、206B 内板
207A、207B 外板
218 溝部
225、226 クロス(表面部材)
225a、226a 表面段部(段部)
230 補強部材
L1 深さ
L2 寸法
U 厚さ方向
V 第一の直交方向(直交方向)
V1 一方側
V2 他方側
Z1 下方(内部方向)
Claims (8)
- 支持部材の外面である取付け面に、平板状に形成されるとともに側面の全周にわたり溝部が形成された板部材を着脱可能に取付けるための取付け構造であって、
前記取付け面から前記支持部材の内部側に向かう内部方向に凹むように前記支持部材に形成された没入部と、
前記板部材に設けられ、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の深さよりも大きな寸法で前記没入部に挿入され嵌まり込む挿入部と、
を備えることを特徴とする取付け構造。 - 前記板部材は、
前記溝部が形成された平板状の芯部材と、
シート状に形成され、前記芯部材の第一の主面及び第二の主面をそれぞれ覆う表面部材と、
を有し、
前記芯部材の前記溝部内に前記表面部材の端部が収容されて、前記芯部材に前記表面部材が取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の取付け構造。 - 前記板部材の前記挿入部の厚さが、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の厚さよりも薄いことで、前記挿入部と前記板部本体との間に段部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の取付け構造。
- 前記板部材は、前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部内に配置される補強部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の取付け構造。
- 前記補強部材の前記板部材の厚さ方向の長さは、
前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記厚さ方向に直交する直交方向の一方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅以下であり、
前記直交方向の他方側では、前記板部材の前記内部方向の先端となる前記側面に形成された前記溝部の幅よりも長いことを特徴とする請求項4に記載の取付け構造。 - 前記板部材における前記内部方向の先端となる前記側面に沿うとともに前記板部材の厚さ方向に直交する直交方向の長さは、前記板部材の前記挿入部よりも、前記板部材における前記挿入部以外の板部本体の方が長いことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の取付け構造。
- 前記芯部材は、
前記板部材の厚さ方向に重ねて配置された一対の内板と、
一対の前記内板を前記厚さ方向に挟むように配置され、前記内板よりも外形の大きい一対の外板と、
を有し、
前記内板の外形と前記外板の外形とが異なることで、前記芯部材に前記溝部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の取付け構造。 - 上面が作業面とされた天板と、
前記天板を支持する脚部と、
前記作業面から前記天板の内部側へと広がるように形成された凹部と、
前記凹部内に設けられた支持部材と、
前記支持部材に着脱可能とされた板部材と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の取付け構造と、
を備えることを特徴とする什器。
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-
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