JP4372664B2 - 空気調和機の吊下げ据付台 - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム連結部材を用いた空気調和機の吊下げ据付台に関する。
セパレート型空気調和機の室外機は、外気と熱交換させる熱交換器を搭載しているため屋外に設置しなければならない。しかし、集合住宅などでは地上の設置場所がなく、ベランダのスペースも限られているので、上層階のベランダの下面に吊下げ据付台を取り付け、これに室外機を取り付けるのが一般的な方法となっている。このために、集合住宅のベランダの下面側には空気調和機の吊下げ据付台を取り付けるためのアンカーボルトが予め取り付けらている。
このようなアンカーボルトに取り付けられる従来の空気調和機の吊下げ据付台の一例としては特許文献1に記載されているものがある。この空気調和機の吊下げ据付台は、図21に示すように、天井部に添え付けられる一対の天井フレーム101、102と、この一対の天井フレーム101、102間に跨って取り付けられるU字型の吊金具103とを備えている。また、吊金具103は一対の天井フレーム101、102それぞれから下方に向かって延びる一対の吊フレーム104、105と、両吊フレーム104、105の下部に対し両端部が連結されるベースフレーム106とによりU字形に形成されている。そして、天井フレーム101、102は図示のように断面L字形を成しており、鉄系金属材料からなる型材又は板金折り曲げ加工したものが用いられている。また、吊フレーム104、105及びベースフレーム106は、断面略コの字形のステンレス材料からなる型材が用いられている。
特開2000−220870号公報(第2頁、図5、図6)
このような従来の空気調和機の吊下げ据付台は、特に接合部に板金切断加工などによる端面が多く存在し、鋭い金属エッジ部が多く露出していた。このため金属エッジによるすり傷を負い易く、外観上も好ましいものではなかった。また、接合部は、基本的に板部を接合して締結具で締結する単純な構造となっていた。また、場合によっては結合部を構成するために板金で曲げ加工を行う必要があったが、この場合には、曲げ部の断面係数が小さくなる上、残留応力が発生するため、接合部を構成する部材強度及び連結部の構造物としての剛性に問題があった。この点を、前述の従来例についてさらに具体的に説明する。
天井フレーム101、102と吊フレーム104、105との接合は、図21に示すように、天井フレーム101、102の垂下辺101a、102aに対し吊フレーム104、105のコの字型における底面部分104a、105aの上端部が当接され、この接合部を1本の止めボルト107で固定していた。したがって、板状の垂下辺101a、102a及び吊フレーム104、105の端部の断面係数が小さく、これら部材の強度や変形が問題になっていた。また、吊フレーム104、105とベースフレーム106の両端部との間の連結に関しても同様であった。図22はこの連結部分の構造を示したもので、ベースフレーム106の端部を上方に折り曲げて立上部108を形成し、この立上部108を吊フレーム105の端部を外嵌して、ベースフレーム106のコの字形における底面部分106aと吊フレーム105のコの字型における底面部分105aとの接合部をボルト109で固定していた。しかし、ベースフレーム106の端部を立ち上げるにはコの字型における側板部分106bに切れ目106cを入れる必要があり、立上部108を折り曲げる部分の強度が問題であった。
本発明は、このような従来の課題に鑑み成されたものであって、本発明の目的は、金属エッジの露出が少なく、強度が大きいフレーム連結部材を使用することにより強度の大きい外観に優れた空気調和機の吊下げ据付台を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1の発明に係る空気調和機の吊下げ据付台は、天井部に添え付けられる押出型材からなる一対の天井フレームと、この一対の天井フレーム間に跨って取り付けられるU字型の吊金具とを備えた空気調和機の吊下げ据付台であって、吊金具は、一対の天井フレームそれぞれから下方に向かって延びる一対の吊フレームと、両吊フレームの下端部間に架け渡されるベースフレームとによりU字形に形成され、吊フレームは、天井フレームから下方に向かって延びる押出型材からなる筒状フレームを有し、天井フレームと吊フレームとは、上フレーム連結部材により連結され、この上フレーム連結部材は、天井フレームに対し長手方向に位置調整可能に連結される第1連結部と、筒状フレームの筒状内部に挿入されて吊フレームに連結される中空構造の第2連結部とを有し、これら第1連結部と第2連結部とが中空構造部を介して天井フレームの長手方向に一体的に押出成形された押出型材からなることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、吊フレームは、筒状フレームと、筒状フレームの下部に取り付けられたフック部とからなり、フック部は、筒状フレームに挿入されて連結される部分と、筒状フレームから突出するとともに下端に鍵部が形成されている部分とからなり、ベースフレームは、押出型材からなり、フック部における筒状フレームから突出する部分に連結される第3連結部と、ベースフレームに挿入されてベースフレームに連結される第4連結部を備えたL字型の下フレーム連結部材により両吊フレームの下部に連結されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、下フレーム連結部材は、ベースフレームの長手方向とは直角の方向に押出成形された中空構造部材からなることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、下フレーム連結部材は、フック部に固定される前に鍵部に引っ掛け可能に構成されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、筒状フレームとベースフレームとの結合部のコーナ外側が筒状フレームと同形のカバー部材により覆われていることを特徴とする。
第1の発明に係る空気調和機の吊下げ据付台によれば、天井部に添え付けられる一対の天井フレームと、この一対の天井フレーム間に跨って取り付けられるU字型の吊金具とを備えた空気調和機の吊下げ据付台であって、天井フレームと吊金具を構成する天井フレームから下方に向かって延びる吊フレームとが上フレーム連結部材により連結されている。また上フレーム連結部材は、天井フレームに対し長手方向に位置調整可能に連結される第1連結部と、筒状フレームの筒状内部に挿入されて吊フレームに連結される中空構造の第2連結部とを有し、これら第1連結部と第2連結部とが中空構造部を介して天井フレームの長手方向に一体的に押出成形された押出型材により形成されている。したがって、上フレームにおける第1連結部の肉厚を大きくすると、第1連結部と第2連結部との連結部が中空構造に形成されていることとが相俟って、大きな力の作用する天井フレームと吊フレームとの連結部の強度を向上させることができる。また、天井フレームの長手方向における上フレームの取付位置を調整することにより、吊フレームを取り付ける天井フレームにおける長手方向の位置を調整ることができる。また、天井フレーム、筒状フレーム及びこれらフレームを連結する上フレーム連結部材を押出型材とするので、露出される鋭い金属エッジ部が少なくなり、形状も滑らかすることができる。この結果、金属エッジ部による切り傷等の怪我が減少するとともに、外観が向上する。
また、第の発明によれば、吊フレームは、筒状フレームと、筒状フレームの下部に取り付けられたフック部とからなり、ベースフレームは、このフック部に対し、押出型材からなるL字型の下フレーム連結部材により取り付けられているので、大きな力の作用するフック部とベースフレームとの連結部の強度が向上する。また、下フレーム連結部材の第4連結部は、ベースフレーム内に挿入されて結合されているので、下フレーム連結部材とベースフレームとの結合は、ボルト、リベット等の締結具による結合と、第4連結部がベースフレーム内に挿入されることによる保持機能とが相俟って結合力が大きくなる。また、第4連結部がベースフレーム内に挿入されて眼に触れなくなるので外観がより一層向上する。
また、第の発明によれば、下フレーム連結部材は、ベースフレームの長手方向とは直角の方向に押出成形された中空構造部材からなるので、表面に出る金属エッジ部を少なくして滑らかな外表面に形成することができる。したがって、鋭い金属エッジ部による切り傷等の怪我が減少し、外観が向上する。
また、第の発明によれば、第の発明において、下フレーム連結部材は、フック部に固定される前に、フック部の鍵部に引っ掛け可能に構成されているので、空気調和機の室外機を取り付ける際に、先ず、フレーム連結部材を介してベースフレームを引っ掛けた状態とすることができる。したがって、この状態で空気調和機の室外機を所定位置高さまで引き上げ、その後にベースフレームをフレーム連結部材を介してフック部に取り付けることで、室外機取り付け作業を容易にすることができる。
また、第の発明によれば、第の発明において、筒状フレームとベースフレームとの結合部のコーナ外側が筒状フレームと同形のカバー部材により覆われているので、ベースフレームと筒状フレームとの間に違和感がなく外観が向上する。
本発明を具体化したフレーム連結部材を用いた空気調和機の吊下げ据付台について、先ず図1及び図2に基づき全体の概略構成を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台の全体斜視図であるが、この図から分かるように、本実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台は、一対の天井フレーム10と、一対の天井フレーム10から下方に吊下げられた一対のU字形吊金具とを有している。また、吊金具は、一対の天井フレーム10それぞれの下方に取り付けられる吊フレーム20と、吊フレーム20の下部に両端部が連結されるベースフレーム30とを有している。
また、吊フレーム20と天井フレーム10とは上フレーム連結部材40により連結され、吊フレーム20の下部とベースフレーム30とは下フレーム連結部材50により連結されている。なお、吊フレーム20は、上部は筒状フレーム21であり、下部はフック部22である。フック部22は、下フレーム連結部材50にベースフレーム30を取り付けた状態で下フレーム連結部材50を引っ掛けて保持することを可能にする(図2、図11参照)。したがって、下フレーム連結部材50は一端がベースフレーム30に取り付けられ、他端がフック部22に取り付けられる。
以下に本実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台をさらに詳細に説明するが、以下の説明においては、左右方向というときは天井フレーム10の長手方向をいい、左側は図1における天井フレーム10の手前の端部側をいい、右側は図1における天井フレーム10の向うの端部側をいうものとする。また、前後方向というときは図1における右手前側を前、左向こう側を後とする方向をいうものとし、この前側を正面、後側を背面とする。また、本実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台は、前述のように前後方向及び左右方向それぞれに対称的に構成されているので、以下の説明においては、天井フレーム10については前側のものを対象として説明し、吊フレーム20、上フレーム連結部材40及び下フレーム連結部材50については前面左側のものを対象として説明し、ベースフレーム30については左側のものを対象として説明する。
先ず、天井フレーム10について、図1〜図6に基づき説明する。なお、図3は天井フレーム10とこの天井フレーム10の長手方向に対し直角に連結される吊フレーム20との結合部周りの断面図であり、図4は天井フレーム10の平面図であり、図5は図4におけるV−V断面図であり、図6は図4におけるVI−VI断面図である。
天井フレーム10は、図5の断面図に示されるような断面形状を備えた押出型材を成形し、この押出型材に切断加工、孔開け加工などを施して製作したものである。そして、天井フレーム10は、ベランダ等の天井部に予め取り付けられたアンカーボルト(図示せず)に取り付けられるものであって、天井部に沿う天井取付片部11と、天井取付片部11から下方に向けて延びるフレーム取付片部12とからなる略L字型に形成されている。
天井取付片部11には、天井部のアンカーボルトを挿通させて天井フレーム10を取り付けるための2個の長孔11aが形成されている。この長孔11aは、図6に示すように天井取付片部11の幅(前後方向)の中央部であって、かつ、図4に示すように長手方向の両側部に偏して対称的に2個形成されている。また、天井取付片部11の上面すなわち天井側の面には、図3、図5及び図6などに示すように、上記長孔11aを挟んで長手方向のリブ13が片側にそれぞれ2本ずつ(計4本)形成されている。
フレーム取付片部12は、図5及び図6に示すように、材料を大幅に増やすことなく断面係数を大きくするために内部に隔壁により複数の中空部を形成した中空構造部として形成されている。なお、この中空部は天井フレーム10の長手方向全長に亘って形成されている。また、フレーム取付片部12は、上半部が垂直部14として形成され、下半部は天井取付片部11の反対側(この場合前面側)に傾斜する傾斜部15として形成されている。垂直部14には、断面形状が上下方向に長い略長方形の中空部が2個形成され、この中空部を形成する隔壁を介して傾斜部15が形成されている。傾斜部15には、段付き長方形中空部16が傾斜部15の上面(換言すると天井取付片部11の反対側の面)15aに平行に傾斜して形成されている。傾斜部15の上面15a中央部には、長手方向全長に延びるスリット17が形成され(図5、図6参照)、このスリット17を介して段付き中空部16が外部に開放されている。
段付き中空部16は、幅広部分16aと幅狭部分16bとが接合した形状のものであって、幅広部分16aがスリット17側に形成され、幅狭部分16bがスリット17から遠い方に形成されている。天井フレーム10と筒状フレーム21とは締結具60により固定されるが、幅広部分16aは、この締結具60を構成するナット部62を回転不能に保持しながら長手方向にスライド可能とするように形成されている。また、幅狭部分16bは、締結具60を構成するボルト部61の先端部、つまり、ナット部62から突出するボルト部61の先端部分を逃がす逃がし部として形成されている。なお、締結具60はボルト部61とナット部62、座金63及び座金64から構成されている。
スリット17の幅は、後述する上フレーム連結部材40の突出部43がスリット17に挿入されてスライド可能となる幅寸法とされ、ナット部62が外れない程度の寸法とされているが、中央部は中空部16の幅広部分16aの幅一杯まで拡げた開放部17aとされている(図1参照)。この開放部17aは、締結具60のナット部62を天井フレーム10の端からわざわざ入れなくてもよいように設けられたものであって、この開放部17aからナット部62を挿入することを可能とする。また、傾斜部15の後方には、この傾斜部15の強度をさらに向上させるためのリブ18が突出して形成されている(図1、図5参照)。ただし、このリブ18は、アンカーボルトによる天井フレーム10の取付作業の邪魔にならないように、長孔11a間のみに残されている(図1参照)。
上記構成の天井フレーム10は、図5の断面形状のものを押出加工により製作し、その後に長孔11a、スリット17の開放部17aを加工するとともに、リブ18を所定部分のみ残して両端部を切り落とすことにより製作される。したがって、切断面は、天井フレーム10の長さ方向の端部にのみ露出することになり、かつ、他の断面における角部などには適宜のアールを形成して押出することができる。また押出方向には複雑な形状も可能となり、上述のようなフレーム取付片部12の中空構造や天井取付片部11のリブ13なども容易に形成することができる。
このように構成された、天井フレーム10は、前述の長孔11aにアンカーボルトの螺子部を通してナット止めすることにより、ベランダの下面などの天井部に取り付けられる。そして、この場合には、天井取付片部11が相対向するように一対取り付けられるので、天井フレーム10に対し吊フレーム20を取り付ける作業は、アンカーボルトに邪魔されずに、アンカーボルトの反対側の斜め上方から作業することができ、作業性が向上する。また、一対の吊フレーム20間の上部の間隔を下部の間隔(この間隔は主としてベースフレームの長さに左右さされるが)より大きくすることが容易になる。そして、このように上部の間隔を広げると、外観上安定感を増すような印象を与えることができる。
次に、吊フレーム20は、前述のように上部の筒状フレーム21と下端部のフック部22とにより構成されている。筒状フレーム21は、図7及び図8に示すように、左右方向に長い略長方形断面の中空部材であるが、天井取付片部11の反対側の面は円弧状に形成されている。そして、左右方向の両側面(図面では一方の面のみ表示)の上下には、上フレーム連結部材40及びフック部22をリベット47、リベット23(図1及び図2参照)により筒状フレーム21に結合するためのリベット用孔21a、リベット用孔21bを設けている。
上記筒状フレーム21は、アルミ押し出し加工により製作されている。したがって、筒状フレーム21は、上下端部に切断による金属エッジが露出されるが、他の部分には切断による金属エッジが露出されない。また、筒状フレーム21は、天井取付片部11の反対側の面(この場合前面側の面)のように円弧状の面を容易に形成することができ、角部にも適宜のアールを形成することができる。
次に、吊フレーム20の下部を構成するフック部22について図9〜図13に基づき説明する。なお、図9はフック部及び下フレーム連結部材周りの断面図であり、図10は同フック部及び下フレーム連結部材周りの正面図(図9における右方向から見た図)であり、図11は同フック部及び下フレーム連結部材周りの断面図であって、フック部に下フレーム連結部材を引っ掛ける直前の状態図であり、図12はフック部の背面図(図9における左方向から見た図)であり、図13は図12におけるXIII−XIII断面図であり、図14は図12におけるXIV−XIV断面図である。
フック部22は、これら図に示されるように、筒状フレーム21に挿入される断面C字型部分22a(図13に示されるような断面)と筒状フレーム21の下方に突出するコの字型部分22b(図14に示されるような断面)とに大別される。C字型部分22aにおいては、左右側方には大径のリベット用孔23aが設けられ(図9、図11参照)、フック部22と筒状フレーム21とが大径のリベット23により結合されている(図1、図2参照)。また、背面(図9における左側から見た面)に形成された折り返し片には、小径のリベット用孔24aが2個設けられ(図12、図13参照)、フック部22と筒状フレーム21の天井取付片部11側の面(この場合背面側の面)とがこのリベット用孔24aを使用してリベット24(図2参照)により結合されている。
また、コの字型部分22bの下端には、下フレーム連結部材50を引っ掛けてぶら下げるための鍵部25が設けられている。この鍵部25には、下フレーム連結部材50にベースフレーム30を取り付けた状態で引っ掛けることができる。また、正面(図9における右側の面)には、下フレーム連結部材50を締結具70で結合するためのボルト座26及びボルト孔27が設けられている(図9、図11〜図14参照)。上記構成のフック部22は、鋼板を板金加工して製作されているが、組立状態においてC字型部分22aは筒状フレーム21内に挿入される。一方、コの字型部分22bは、筒状フレーム21の下方に露出した状態となる。また、コの字型部分22bは、内側空間部に後述する下フレーム連結部材50の第3連結部51が端部から挿入される形となるように、下フレーム連結部材50に外嵌される。そして、このようにフック部22が下フレーム連結部材50を外嵌した部分は筒状フレーム21と略同形のカバー部材80により覆われる。このカバー部材80は、樹脂製であって断面略コの字形を成し、フック部22からベースフレーム30にかけてのコーナ部をこの据付台の外側から覆うことができる。コの字型部分22bの側面にはカバー部材80のストッパ用の突起が入る孔28が設けられている。なお、締結具70はボルト部71とナット部72、座金73及び座金74から構成されているが、この締結具70もカバー部材80により覆われる。
ベースフレーム30は、図1、図2、図13など示すように、断面を上向きのコの字状とし、その両立上片部の端部を相対向するように折り曲げて、折り曲げ端部間にスリット31を形成したものである。また、ベースフレーム30は、このような断面を備えるように押出成形された押出型材から製作されている。そして、スリット31には従来公知の室外機を取り付けるための防振固定装置32が取り付けられている。室外機はこのベースフレーム30の上に載置され固定されるように形成されている。なお、ベースフレーム30の両端部の上面及び側面で下フレーム連結部材50をリベット33、34により固定されている。なお、ベースフレーム30は、押出型材により上記のように構成されているので、前後の切断面を除いては、切断による金属エッジが露出していない。
本実施の形態は、上記のような主としてアルミ押出型材により製作された天井フレーム10、吊フレーム20及びベースフレーム30を備えた空気調和機の吊下げ据付台に関するものであるが、特にこれらフレームを連結するために、押し出し型材から製作されたフレーム連結部材40、50を使用する点に特徴を備えている。以下この連結部材についてさらに詳しく説明する。
上フレーム連結部材40について、図3、図15及び図16に基づき説明する。なお、図15は上フレーム連結部材の左側面図であり、図16は上フレーム連結部材の背面図(図15における左側から見た図)である。
上フレーム連結部40は、天井フレーム10と吊フレーム20の上部を成す筒状フレーム21とを接続するものであって、図15の左側面図における左端面の形状の押出型材から製作されている。すなわち、図15の左側面図における左端面の形状の押出型材を製作し、所定幅に切断した後に孔開け加工して製作されている。上フレーム連結部材40は、図3、図15及び図16に示すように、前記傾斜部15に当接する第1連結部41と筒状フレーム21に挿入される第2連結部42とを有している。第1連結部41は、組立状態において垂直面から約40度天井取付片部11の反対側に傾斜し、第2連結部42は垂直面から約5度天井取付片部11側に傾斜している。
第1連結部41は、図3から分かるように、傾斜部15に当接する部分は板状に形成されているが、強度を大きくするために厚さを大きくしている。また、第1連結部41には、傾斜部15側に前述のスリット17に嵌る突出部43が形成され、その中央部分に締結具60のボルト部61を貫通させるボルト孔44が形成されている。また、第1連結部41の上端部に、天井フレーム10に当接する当り面45が形成されている。
第2連結部42は、材料を少なくして強度を大きくするために中空構造に形成されているものであって、左右方向の寸法は筒状フレーム21の筒状内部の寸法に略一致させ、また、前後方向の寸法も筒状フレーム21の筒状内部の寸法に略一致させている。なお、図3において、前面側(図3における右側)に隙間があるのは筒状フレーム21の手前側が図8から分かるように大きな半径の円弧をなすように形成されているためである。しかし、筒状フレーム21の左右両側内部においては、筒状内部の前後方向寸法と第2連結部42の前後方向寸法とを略一致させているので、隙間は略無しの状態である。
また、第2連結部42の背面側(図15における左側の面)上方部には、筒状フレーム21における天井取付片部11側の面にリベット46により固定するためのリベット用孔46aが2個開けられている。また、下方には、大径のリベット47を挿通させるためのリベット用孔47aが形成されている。そして、両連結部41、42は、中空構造部、すなわち、中空状のコーナ部48を形成する隔壁により連結されている。コーナ部48は、前後方向の寸法が第2連結部42の前後方向寸法より若干大きく形成されているので、第2連結部42が筒状フレーム21の上部に隙間が開かないように形成されている。
上フレーム連結部材40は、上記のように図15の左側面図における左端面の形状の押出型材から製作されたものであって、図15の左側面図から見た各角部には適宜のアールを形成されるとともに、曲がり部などにも適宜の丸みを持たせているので、滑らかな形状に形成されている。したがって、両側の切断面を除いては鋭い金属エッジが露出しない。また、上フレーム連結部材40は、第1連結部41は厚さを大きくして形成するとともに、第2連結部42及び第1連結部41と第2連結部42との接続部が中空構造に形成されているので、断面係数が大きく強度を向上させることができる。
次に、図9〜図11及び図17〜図20に基づき下フレーム連結部材50を説明する。なお、図17は下フレーム連結部材の左側面図であり、図18は下フレーム連結部材の平面図であり、図19は下フレーム連結部材の背面図であり、図20は下フレーム連結部材の正面図である。
下フレーム連結部材50は、前述のようにベースフレーム30を吊フレーム20の下部のフック部22に連結するための連結部材であって、図17の左側面図における左端面の形状の押出型材から製作されている。すなわち、図17の左側面図における左端面の形状の押出型材を製作し、所定幅に切断した後に孔開け加工して製作されている。下フレーム連結部材50は、図17から良く分かるように、垂直方向に延びる第3連結部51と水平方向に延びる第4連結部52とが一体的に形成されたものである、第3連結部51はフック部22に連結される連結部であり、第4連結部52はベースフレーム30に連結される連結部であって、両者は押出加工により中空構造に形成されている。
第3連結部51の上部前面側には、前述のフック部22のボルト座26を安定的に重ねて配置できるようにテーパ壁53aを備えた台形溝部53が形成されている。そして、この台形溝部53の中央部には、締結具70のボルト部71貫通用のボルト孔54aが形成されている。また、この台形溝部53の背面側の中空部55は、締結具70のナット部72を左右の端部からスライド式に挿入し、回転しないように保持することのできるような垂直方向の寸法に形成されている。また、ナット部72が内部で前後方向に動かないようにナット部の厚みに合わせた位置において上下から中空部内に突出する突出壁56を設けている。なお、この中空部55の背面側にも前述のボルト貫通用のボルト孔54aに対応する位置に略同形の孔54bが設けられているが、この孔54bはボルト部71の先端部が当接するのを回避するために設けられたものである。
さらに、第3連結部51の前面下方には、前記フック部22の鍵部25に下フレーム連結部材50を引っ掛けるための長方形の引掛け孔57が形成されている。図11は下フレーム連結部材50を鍵部25に引っ掛ける直前の状態を表したものである。一方、前述の図9は組立状態の図であって、引掛け孔57が鍵部25の底部にきちっと嵌った状態では、フック部22のボルト座26の位置と台形溝部53の位置との調整が行われるように構成されている。
一方、第4連結部52の先端部には、左右に貫通する大径のリベット用孔58が設けられている。また、第4連結部の上面には小径のリベット用孔59が設けられている。第4連結部52は、これらリベット用孔58、リベット用孔59を使用して、ベースフレーム30をリベット33、リベット34により固定している。
この吊下げ据付台は、前後、左右それぞれに対称的に構成されているので、ベースフレーム30の両端部に下フレーム連結部材50を固定し、前後何れか一方の下フレーム連結部材50をフック部22に引っ掛けた状態にすると、吊下げ据付台のベースフレーム30が開放された状態でぶら下がる。例えば、後側の下フレーム連結部材50をフック部25に引掛けないで前側の下フレーム連結部材50を前側のフック部22に引掛けた場合は、前側のフック部22の鍵部25を中心にして下フレーム連結部材50が図11における反時計回りに回転してぶら下がるようになる。したがって、この状態で室外機を所定高さまで持ち上げ、その後に後側の下フレーム連結部材50を後側のフック部22の鍵部に引っ掛けるようにすると、室外機を簡易的に支持した状態で下フレーム連結部材50をフック部22に対し締結具70で固定することができる。
下フレーム連結部材50は、上記のように図17の左側面図における左端面の形状の押出型材から製作されたものであって、図17の左側面図から見た各角部には適宜のアールを形成されるとともに、曲がり部などにも適宜の丸みを持たせているので、滑らかな形状に形成されている。したがって、両側の切断面を除いては鋭い金属エッジが露出しない。また、下フレーム連結部材50は、第3連結部、第4連結部及びこれら連結部の接続部を含め中空構造に形成されているので、断面係数が大きく強度を向上させることができる。
本実施の形態に係る上フレーム連結部材40は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1) 天井フレーム10とこの天井フレーム10に対し略T字形に配置される筒状フレーム21とを押出型材からなる連結部材により連結するものであるので、従来のように型部材又は板部材をプレスで曲げたものとは異なり、連結部の肉厚や断面構造を変化させることにより断面係数を大きくし強度を向上させることができる。また、上フレーム連結部材50における切断部は天井フレーム10の長手方向に直交する両側部のみであり、他の方向の端部は押出時の成形加工により形成されるので、角部にも適宜のアールを形成することができる。したがって、露出される鋭い金属エッジ部が少なくなり、形状も滑らかすることができる。この結果、金属エッジ部による切り傷等の恐れが減少するとともに、外観が向上する。
(2) また、天井フレーム10の長手方向の面に結合される第1連結部41と、筒状フレーム21に結合される第2連結部42とが中空構造部により接続されているので、大きな力の作用する第1連結部41と第2連結部42との繋ぎ部の強度を向上させることができる。
(3) また、第2連結部42は、筒状フレーム21内に形成される筒状フレーム21の長手方向の空間に挿入されるように構成されるとともに、中空構造に成形されているので、ボルト、リベット等の締結具による結合と、第2連結部42が筒状フレーム21内に挿入されることによる保持機能とが相俟って結合部の強度が大きくなるとともに、第2連結部42が筒状フレーム21に挿入されて眼に触れなくなるので外観がより一層向上する。
また、本実施の形態に係る下フレーム連結部材50は、前述のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1) フック部22に結合される第3連結部51及びベースフレーム30に結合される第4連結部52が、フック部22及びベースフレーム30の長手方向と直角に押出成形されて略L字形に一体に成形された押出型材から形成されているので、従来のように型部材又は板部材をプレスで曲げたものとは異なり、連結部の肉厚や断面構造を変化させることにより断面係数を大きくし強度を向上させることができる。また、フック部22及びベースフレーム30の長手方向に直交する両側部のみであり、他の方向の端部は押出時の成形加工により形成されるので、角部にも適宜のアールを形成することができる。したがって、露出される鋭い金属エッジ部が少なくなり、形状も滑らかすることができる。この結果、金属エッジ部による切り傷等の恐れが減少するとともに、外観が向上する。
(2) また、フック部22に結合される第3連結部51と、ベースフレーム30に結合される第4連結部52とが中空構造部により接続されているので、第3連結部51と第4連結部52との繋ぎ部を構成するコーナ部の強度を向上させることができる。
(3) また、第3連結部51及び第4連結部52は、フック部22又はベースフレーム30内に形成された長手方向の空間に挿入されるように構成され、かつ、中空構造に成形されているので、ボルト、リベット等の締結具による結合と、連結部がフック部22又はベースフレーム30内に挿入されることによる保持機能とが相俟って結合部の強度が大きくなるとともに、連結部がフレーム内に挿入されて眼に触れなくなるので外観がより一層向上する。
また、本実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台は以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1) 天井部に添え付けられる一対の天井フレーム10と、この一対の天井フレーム10間に跨って取り付けられるU字型の吊金具とを備えた空気調和機の吊下げ据付台であって、天井フレーム10と吊金具を構成する天井フレーム10から下方に向かって延びる筒状フレーム21とを上フレーム連結部材40により連結したので、大きな力の作用する天井フレーム10と筒状フレーム21との連結部の強度が向上する。また、天井フレーム10、筒状フレーム21及びこれらフレーム10、21を連結する上フレーム連結部材40を押出型材とするので、露出される鋭い金属エッジ部が少なくなり、形状も滑らかすることができる。この結果、金属エッジ部による切り傷等の怪我が減少するとともに、外観が向上する。
(2) また、上フレーム連結部材40の第2連結部42が筒状フレーム21内に挿入されて取り付けられるので、ボルト、リベット等の締結具60による結合機能と、第2連結部42が筒状フレーム21内に挿入されることによる保持機能とが相俟って結合力が大きくなるとともに、第2連結部42が筒状フレーム21内に挿入されて眼に触れなくなるので美観がより一層向上する。
(3) また、吊フレーム20の下部を構成するフック部22と押出型材から成るベースフレーム30とを、下フレーム連結部材50により連結したので、大きな力の作用するフック部22とベースフレーム30との連結部の強度が向上する。また、天井フレーム10、筒状フレーム21、ベースフレーム30、及び、下フレーム連結部材50を押出型材とするので、表面に出る金属エッジ部を少なくして滑らかな外表面に形成することができる。したがって、鋭い金属エッジ部による切り傷等の怪我が減少し、外観体裁が向上する。
(4) フック部22に下フレーム連結部材50を固定する前に、フック部22に下フレーム連結部材50を引掛け可能とするように構成されているので、空気調和機の室外機を取り付ける際に、先ず、下フレーム連結部材50を介してベースフレーム30を引っ掛けた状態とすることができる。したがって、この状態で空気調和機の室外機を所定位置高さまで引き上げ、その後にベースフレーム30を下フレーム連結部材50を介してフック部22に取り付けることで、室外機取り付け作業を容易にすることができる。
(5) また、筒状フレーム21とベースフレーム30との結合部のコーナ外側が筒状フレーム21と同形のカバー部材80により覆われているので、ベースフレーム30と筒状フレーム21との間に違和感がなく外観が向上する。
(6) また、下フレーム連結部材50の第4連結部52はベースフレーム30内に挿入されて結合されているので、下フレーム連結部材50とベースフレーム30との結合は、ボルト、リベット等の締結具による結合と、第4連結部52がベースフレーム30内に挿入されることによる保持機能とが相俟って結合力が大きくなる。また、第4連結部52がベースフレーム30内に挿入されて眼に触れなくなるので外観がより一層向上する。
以上説明した実施の形態において、次のように変更したものも本発明に包含される。
上記実施の形態において、筒状フレーム21を断面コの字形に形成したものとしても良い。ただし、上記実施の形態のように筒状のフレームの方が外観を良好にすることができる。また、少ない材料で強度を向上させることもできる。
また、吊フレーム20は、上記実施の形態では筒状フレーム21とフック部22とから構成していたが、ベースフレーム30を引掛けることを考えない場合は、吊フレーム20全体を筒状フレームとしても良い。この場合における下フレーム連結部材50と吊フレーム20(すなわち筒状フレーム)との結合構造は、下フレーム連結部材50とベースフレーム30との結合構造と同様に下フレーム連結部材50の第3連結部51を筒状フレーム21内に挿入する形状とすればよい。
本発明の実施の形態に係る空気調和機の吊下げ据付台の全体斜視図である。 図1において左方向から見た側面図であって、図1における右側の半分のみを示している。 同実施の形態に係る天井フレームと吊フレームとの結合部周りの断面図である。 同実施の形態に係る天井フレームの平面図である。 図4におけるV−V断面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。 同実施の形態に係る筒状フレームの側面図である。 同筒状フレームの平面図である。 同実施の形態に係るフック部及び下フレーム連結部材周りの断面図である。 同実施の形態に係るフック部及び下フレーム連結部材周りの正面図である。 同実施の形態に係るフック部及び下フレーム連結部材周りの断面図であって、フック部に下フレーム連結部材を引っ掛ける直前の状態図である。 同実施の形態に係るフック部の背面図である。 図12におけるXIII−XIII断面図である。 図12におけるXIV−XIV断面図である。 同実施の形態に係る上フレーム連結部材の左側面図である。 同実施の形態に係る上フレーム連結部材の背面図である。 同実施の形態に係る下フレーム連結部材の左側面図である。 同実施の形態に係る下フレーム連結部材の平面図である。 同実施の形態に係る下フレーム連結部材の背面図である。 同実施の形態に係る下フレーム連結部材の正面図である。 従来例に係る空気調和機の吊下げ据付台の全体斜視図である。 同空気調和機の吊下げ据付台におけるベースフレームと吊フレームとの接合部の構造図である。
符号の説明
10 天井フレー
21 筒状フレー
22 フック部
25 鍵部
30 ベースフレーム
40 上フレーム連結部材
41 第1連結部
42 第2連結部
50 下フレーム連結部材
51 第3連結部
52 第4連結部
80 カバー部材

Claims (5)

  1. 天井部に添え付けられる押出型材からなる一対の天井フレームと、この一対の天井フレーム間に跨って取り付けられるU字型の吊金具とを備えた空気調和機の吊下げ据付台であって、
    吊金具は、一対の天井フレームそれぞれから下方に向かって延びる一対の吊フレームと、両吊フレームの下端部間に架け渡されるベースフレームとによりU字形に形成され、
    吊フレームは、天井フレームから下方に向かって延びる押出型材からなる筒状フレームを有し、
    天井フレームと吊フレームとは、上フレーム連結部材により連結され、
    この上フレーム連結部材は、天井フレームに対し長手方向に位置調整可能に連結される第1連結部と、筒状フレームの筒状内部に挿入されて吊フレームに連結される中空構造の第2連結部とを有し、これら第1連結部と第2連結部とが中空構造部を介して天井フレームの長手方向に一体的に押出成形された押出型材からなる
    ことを特徴とする空気調和機の吊下げ据付台。
  2. 吊フレームは、筒状フレームと、筒状フレームの下部に取り付けられたフック部とからなり、
    フック部は、筒状フレームに挿入されて連結される部分と、筒状フレームから突出するとともに下端に鍵部が形成されている部分とからなり、
    ベースフレームは、押出型材からなり、フック部における筒状フレームから突出する部分に連結される第3連結部と、ベースフレームに挿入されてベースフレームに連結される第4連結部とを備えたL字型の下フレーム連結部材により両吊フレームの下部に連結されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の吊下げ据付台。
  3. 下フレーム連結部材は、ベースフレームの長手方向とは直角の方向に押出成形された中空構造部材からなることを特徴とする請求項2記載の空気調和機の吊下げ据付台。
  4. 下フレーム連結部材は、フック部に固定される前に鍵部に引っ掛け可能に構成されていることを特徴とする請求項3記載の空気調和機の吊下げ据付台。
  5. 筒状フレームとベースフレームとの結合部のコーナ外側が筒状フレームと同形のカバー部材により覆われていることを特徴とする請求項4記載の空気調和機の吊下げ据付台。
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