JP6455074B2 - 熱交換器、空気調和機、及び熱交換器の製造方法 - Google Patents
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- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/30—Arrangement or mounting of heat-exchangers
Description
本発明の第一の態様に係る熱交換器は、間隔をあけて複数が積層されたサブ用フィン、該サブ用フィンの積層方向の一端側に配置されたサブ用プレート、及び、これらサブ用フィンとサブ用プレートとを貫通するように配置されたサブ用配管を有するサブ熱交換部と、間隔をあけて複数が積層されたメイン用フィン、該メイン用フィンの積層方向の一端側に配置されたメイン用プレート、及び、これらメイン用フィンとメイン用プレートとを貫通するように配置されたメイン用配管を有するメイン熱交換部と、を備え、前記サブ用プレートには、該サブ用プレートの面に沿って、前記サブ用フィンから離間する方向に突出するようにサブ側係合部が設けられ、前記メイン用プレートには、前記サブ熱交換部が前記メイン熱交換部に隣接して配置された状態で、前記サブ側係合部が前記メイン用フィンの積層方向から係合するメイン側係合部が設けられており、前記サブ側係合部は、前記積層方向に貫通する孔部が形成されるとともに、前記サブ用プレートの面に沿って延びる開口本体部を有し、前記メイン側係合部は、前記積層方向に前記メイン用プレートから突出するとともに、前記開口本体部の孔部に挿入される爪部であり、前記サブ側係合部は、前記サブ熱交換部が前記メイン熱交換部に隣接して配置された状態で、前記開口本体部が、前記メイン用フィンの積層方向に前記メイン熱交換部に重なり、該積層方向から前記爪部が前記孔部に挿入される。
またこのようにサブ側係合部の孔部にメイン側係合部の爪部が挿入されることで、サブ側係合部とメイン側係合部とを容易に係合させることができ、さらに容易にサブ熱交換部をメイン熱交換部に取り付けることが可能となる。
空気調和機1は、室内に設けられる室内機であって、空気Aを吸い込んで温度、湿度の調整を行った後に空気Aを吐出し、室内の空調を行う装置である。
ここで、以下では、据付時に水平方向となる方向を左右方向とし、据付時に上下方向となる方向を単に上下方向とし、これら左右方向及び上下方向に直交する方向を前後方向とする。なお、据付時に手前側となるのが前側である。
さらに、筐体本体10の下部には、前面パネル11との間に空気Aを空間Sから吹き出す吹出しグリル13が設けられている。また、筐体本体10の上部には、空気Aを空間Sに吸い込む吸込みグリル14が設けられている。
熱交換器22は、送風ファン21を外周側から囲むようにして空間S内に配置され、左右方向に延びる矩形状をなしている。
図2に示すように、本実施形態では熱交換器22として、送風ファン21の前方に設けられた第一熱交換器22Aと、送風ファン21の前方の斜め上方に設けられて第一熱交換器22Aに接続された第二熱交換器22Bと、送風ファン21の後方の斜め上方に設けられて第二熱交換器22Bに接続された第三熱交換器22Cとが設けられている。
本実施形態では、このメイン側係合部36は、メイン用プレート33から左右方向にさらに一端側に向かって突出する爪部37となっている。
このサブ熱交換部41は、左右方向に複数が間隔をあけて積層されたサブ用フィン42と、サブ用フィン42の積層方向の一端側に配置されたサブ用プレート43と、サブ用フィン42及びサブ用プレート43を貫通するように配置されたサブ用配管44とを有している。
サブ用フィン42の積層方向とメイン用フィン32の積層方向とは一致しており、サブ用フィン42同士の間を通過した空気Aは、メイン用フィン32同士の間を通過して送風ファン21へと送られる。
本実施形態では、このサブ側係合部46は、サブ用プレート43の面に沿って、サブ用フィン42から離間する方向である送風ファン21に向かう方向に、突出するように設けられている。
本製造方法では、第二熱交換器22B及び第三熱交換器22Cを対象としている。
熱交換器22の製造方法は、メイン熱交換部31及びサブ熱交換部41を形成する形成工程S1と、メイン熱交換部31を所定位置に配置するメイン熱交配置工程S2と、メイン熱交換部31とサブ熱交換部41とを近接させる下端部係合工程S3、上端部近接工程S4、及び上端部係合工程S5とを含んでいる。
また形成工程S1では、メイン熱交換部31には、メイン用フィン32の積層方向の他端側にサブ熱交支持部38を取り付けておく。
なお、本製造方法を説明する際に用いる上下方向は、据付時には左右方向に一致する方向であり、上述した据付後の上下方向とは異なる。
サブ側係合部46及びメイン側係合部36は上述した爪部37と孔部47aとが係合する構造でなくともよく、例えば、凸部と孔部とが係合する構造であってもよい。即ち、サブ側係合部46及びメイン側係合部36のうちの少なくとも一方に凸部が形成され、他方に孔部が形成されていてもよい。
Claims (6)
- 間隔をあけて複数が積層されたサブ用フィン、該サブ用フィンの積層方向の一端側に配置されたサブ用プレート、及び、これらサブ用フィンとサブ用プレートとを貫通するように配置されたサブ用配管を有するサブ熱交換部と、
間隔をあけて複数が積層されたメイン用フィン、該メイン用フィンの積層方向の一端側に配置されたメイン用プレート、及び、これらメイン用フィンとメイン用プレートとを貫通するように配置されたメイン用配管を有するメイン熱交換部と、
を備え、
前記サブ用プレートには、該サブ用プレートの面に沿って、前記サブ用フィンから離間する方向に突出するようにサブ側係合部が設けられ、
前記メイン用プレートには、前記サブ熱交換部が前記メイン熱交換部に隣接して配置された状態で、前記サブ側係合部が前記メイン用フィンの積層方向から係合するメイン側係合部が設けられており、
前記サブ側係合部は、前記積層方向に貫通する孔部が形成されるとともに、前記サブ用プレートの面に沿って延びる開口本体部を有し、
前記メイン側係合部は、前記積層方向に前記メイン用プレートから突出するとともに、前記開口本体部の孔部に挿入される爪部であり、
前記サブ側係合部は、前記サブ熱交換部が前記メイン熱交換部に隣接して配置された状態で、前記開口本体部が、前記メイン用フィンの積層方向に前記メイン熱交換部に重なり、該積層方向から前記爪部が前記孔部に挿入される熱交換器。 - 前記爪部は、前記メイン用プレートに沿って前記サブ熱交換部が配置される側から離間するに従って、前記積層方向に前記メイン用フィンから離間するように傾斜している請求項1に記載の熱交換器。
- 前記サブ側係合部は、前記開口本体部の先端部に設けられて、前記サブ用プレートに沿って前記サブ用フィンから離間するに従って、前記積層方向に前記サブ用フィンから離間する方向に傾斜する先端傾斜部を有している請求項1又は2に記載の熱交換器。
- 前記サブ側係合部は、前記サブ用フィンの積層方向、及び、前記サブ用プレートの面に沿って前記サブ用フィンから離間する方向に交差する前記サブ熱交換部の幅方向に、互いに離間して複数設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換器と、
前記熱交換器を内部に収容する筐体と、
を備える空気調和機。 - 間隔をあけて複数が積層されたサブ用フィン、該サブ用フィンの積層方向の一端側に配置されたサブ用プレート、及び、これらサブ用フィンとサブ用プレートとを貫通するように配置されたサブ用配管を有するサブ熱交換部と、間隔をあけて複数が積層されたメイン用フィン、該メイン用フィンの積層方向の一端側に配置されたメイン用プレート、及び、これらメイン用フィンとメイン用プレートとを貫通するように配置されたメイン用配管を有するメイン熱交換部と、を備える熱交換器の製造方法であって、
前記メイン熱交換部及び前記サブ熱交換部を各々個別に形成する形成工程と、
前記メイン熱交換部を前記積層方向が上下方向に沿うように、かつ、前記一端側が上部に位置するように配置するメイン熱交配置工程と、
前記サブ熱交換部を前記積層方向が上下方向に沿うように、かつ、前記一端側が上部に位置するよう配置し、上下方向に沿うように配置された前記メイン熱交換部に前方から近接させるとともに、前記メイン熱交換部の下端部に設けられた支持部に前記サブ熱交換部の下端部を係合させる下端部係合工程と、
下端部係合工程の後に、前記メイン熱交換部の下端部を基準として、前記サブ熱交換部を回動させ、該サブ熱交換部の上端部を前記メイン熱交換部の上端部に近接させる上端部近接工程と、
前記サブ熱交換部における前記上端部に配された前記サブ用プレートの面に沿って、前記サブ用フィンから離間する方向に突出するように前記サブ用プレートに設けられたサブ側係合部を、前記メイン熱交換部における前記上端部に配された前記メイン用プレートに設けられたメイン側係合部に係合させる上端部係合工程と、
を含み、
前記サブ側係合部は、前記積層方向に貫通する孔部が形成されるとともに、前記サブ用プレートの面に沿って延びる開口本体部を有し、
前記メイン側係合部は、前記積層方向に前記メイン用プレートから突出するとともに、前記開口本体部の孔部に挿入される爪部であり、
前記上端部係合工程では、前記サブ側係合部は、前記サブ熱交換部が前記メイン熱交換部に隣接して配置された状態で、前記開口本体部を、前記メイン用フィンの積層方向に前記メイン熱交換部に重ね、該積層方向から前記爪部を前記孔部に挿入する熱交換器の製造方法。
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