JP4042799B2 - 熱交換器固定板および空気調和機 - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和機の室内熱交換器等を固定するのに使用される熱交換器固定板およびそれを用いた空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室内ユニットにおいて、室内熱交換器の側面部を底フレームに固定すると共に、吸い込み空気が室内熱交換器を通らずにファン室側に流れ込むのを防止するための熱交換器固定板がある(例えば、特開平10−111007号公報(特許文献1)参照)。この熱交換器固定板は、室内熱交換器の側面部から突出する伝熱管のヘアピン部を挿入するための挿入穴がヘアピン部毎に形成されており、組立時にこの挿入穴に伝熱管のヘアピン部を挿入して、室内熱交換器の位置決めを行っている。しかしながら、上記熱交換器固定板は、挿入穴毎に熱交換器の伝熱管のヘアピン部を1つずつ入れるので、装着性が悪いという問題がある。
特開平10−111007号公報
そこで、この発明の課題は、組立性が良好で作業性を向上できる熱交換器固定板およびそれを用いた空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の熱交換器固定板は、
放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側面部の樹脂製の熱交換器固定板であって、
上記熱交換器の側面部に裏面側が対向する板状基部と、
上記板状基部に形成され、上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、
上記板状基部の表面側かつ上記挿入穴の外周部の少なくとも一部に設けられた壁部と、
上記壁部に形成され、上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部に係合する係合爪と、
上記係合爪を支持するように上記壁部に形成され、上記挿入穴に挿入される上記伝熱管のヘアピン部により上記係合爪が押されることにより弾性変形する弾性支持部と
を備え
上記伝熱管のヘアピン部の挿入が完了すると、上記弾性支持部の弾性変形が戻って上記係合爪が上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部に係合することを特徴とする。
上記構成の熱交換器固定板によれば、上記板状基部に形成された挿入穴に上記熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入し、その挿入されたヘアピン部を、上記板状基部の表面側かつ挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部によって案内すると共に保持する。このとき、上記挿入穴に挿入されたヘアピン部に上記壁部に形成された係合爪が押されて、上記弾性支持部が弾性変形し、挿入が完了すると、弾性支持部が元の形状に戻って係合爪がヘアピン部に係合して抜けないようにする。したがって、熱交換器の装着が容易になり、組立性が良好となって作業性を向上できる。
また、一実施形態の熱交換器固定板では、上記板状基部の挿入穴に、上記伝熱管のヘアピン部が2以上挿入される。
上記実施形態によれば、上記板状基部の挿入穴に、伝熱管のヘアピン部が2以上挿入されることにより、熱交換器の装着がさらに容易になる。
また、一実施形態の熱交換器固定板では、上記壁部は、上記板状基部の表面側かつ上記挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設されている。
また、一実施形態の熱交換器固定板では、上記弾性支持部は、上記伝熱管のヘアピン部の挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ上記壁部の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変形する。
また、この発明の空気調和機では、上記のいずれか1つに記載の熱交換器固定板を用いたことを特徴とする。
上記構成によれば、上記熱交換器固定板を用いることによって、組立性が良好で作業性を向上できる空気調和機を実現できる。
以上より明らかなように、この発明の熱交換器固定板によれば、板状基部に形成された挿入穴に熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入して、その挿入されたヘアピン部を壁部によって案内すると共に保持するとき、壁部に形成された係合爪と弾性支持部によって、挿入穴に挿入されたヘアピン部を確実に固定できるので、熱交換器の装着が容易になり、組立性が良好となって作業性を向上することができる。
また、この発明の空気調和機によれば、上記熱交換器固定板を用いることによって、組立性が良好で作業性を向上できる空気調和機を実現することができる。
図1はこの発明の実施の一形態の熱交換器固定板を用いた空気調和機の室内ユニットの要部断面図であり、1はケーシングとしての底フレーム、2は上記底フレーム1の前面側に配置された室内熱交換器、3は上記室内熱交換器2の風下側に配置され、前面側および上面側から室内熱交換器2を介して吸い込んだ空気を下方の吹出通路4を介して前面下方に吹き出すファンである。
上記室内熱交換器2は、熱交換部11,12,13で構成され、略くの字形状に屈曲した第1前面熱交換器と、上記第1前面熱交換器(11,12,13)の前面側に配置され、熱交換部21,22,23で構成され、略くの字形状に屈曲した第2前面熱交換器と、上記熱交換部11の上端に一端が接続され、他端がファン3近傍に位置するように配置された背面熱交換器14とを有している。図2は図1に示す室内熱交換器2の側面の反対側(左側面)を左斜め前方から見た斜視図を示している。この室内熱交換器2は、図3に示すように、底フレーム1に取り付けられる。
また、図4は上記室内熱交換器2を底フレーム1に固定するための樹脂製の熱交換器固定板5の表面側の平面図を示している。図4に示すように、熱交換器固定板5は、板状基部40を有し、その板状基部40の上側から右斜め下方に向かって図2に示す熱交換部11の伝熱管のヘアピン部11A〜11Fを挿入するための略平行四辺形状の挿入穴41,42,43を順に形成している。上記挿入穴41にヘアピン部11A,11Dの2つを挿入し、挿入穴42にヘアピン部11B,11Eの2つを挿入し、挿入穴43にヘアピン部11C,11Fの2つを挿入する。また、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴43の下側に、図2に示す熱交換部12の伝熱管のヘアピン部12A,12Bを挿入するための略平行四辺形状の挿入穴44を形成している。さらに、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴44の下側に、図2に示す熱交換部13の伝熱管のヘアピン部13A,13Cを挿入する略平行四辺形状の挿入穴45を形成している。そして、上記板状基部40の上側かつ略平行四辺形状の挿入穴41の左側から左斜め下方に向かって、図2に示す熱交換部14の伝熱管のヘアピン部14A,14Dを挿入するための略平行四辺形状の挿入穴46と、図2に示す熱交換部14の伝熱管のヘアピン部14B,14Eを挿入するための略平行四辺形状の挿入穴47を順に形成している。
また、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴41,42,43の配列方向に平行にかつ板状基部40の外縁近傍に、図2に示す熱交換部21のヘアピン部21A,21B,21Cを夫々挿入するための長穴形状の挿入穴48,49,50を形成している。また、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴45の下側に、図2に示す熱交換部13のヘアピン部13Bを挿入するための長穴形状の挿入穴51を形成している。一方、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴47の下側に、図2に示す熱交換部14のヘアピン部14Fを挿入するための長穴形状の挿入穴52を形成している。
上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴41〜47の外周部に壁部61〜67を夫々立設している。また、上記板状基部40の長穴形状の挿入穴48の外周部の外側(図4中の右斜め上方)に、挿入穴41の壁部61の上側壁面から挿入穴42の壁部62の上側壁面に連なる壁部68を立設している。上記板状基部40の長穴形状の挿入穴49の外周部の外側(図4中の右斜め上方)に、挿入穴43の壁部63の上側壁面に連なる壁部69を立設している。上記板状基部40の長穴形状の挿入穴50の外周部の外側(図4中の右側)に、挿入穴44の壁部64の上側壁面に連なるように壁部70を立設している。また、上記板状基部40の長穴形状の挿入穴51,52の外周部に、壁部71,72を夫々立設している。
また、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴44近傍に、長穴形状の挿入穴48〜50の配列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って第1の外縁部37を形成し、さらに板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴45近傍および長穴形状の挿入穴51近傍に、長穴形状の挿入穴48〜50の配列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って第2の外縁部38,第3の外縁部39を形成している。上記熱交換器固定板5の略平行四辺形状の挿入穴44近傍の図4中右側の第1の外縁部37に、所定の間隔をあけて円弧形状の切り欠き93,94を形成している。上記熱交換器固定板5の略平行四辺形状の挿入穴45近傍の図4中右側の第2の外縁部38に、所定の間隔をあけて円弧形状の切り欠き95,96を形成している。さらに、上記熱交換器固定板5の長穴形状の挿入穴51近傍の図4中右側の第3の外縁部39に、所定の間隔をあけて円弧形状の切り欠き97,98を形成している。また、上記板状基部40の挿入穴45の図4中左側に、確認窓53を形成している。
また、図5は図4のV−V線から見た断面図であり、図6は図5のVI−VI線から見た断面図である。図5,図6に示すように、略平行四辺形状の挿入穴43(図4に示す)の壁部63の壁面に略コの字形状のスリット103を形成し、上記スリット103により壁部63に形成された弾性支持部101の略中央に係合爪102を設けている(図4参照)。また、上記挿入穴43(図4に示す)の壁部63には、対向する壁面に係合爪102を夫々設けている(図4参照)。図5,図6において、ヘアピン部(図示せず)は図中右側から左方向に挿入される。そのとき、係合爪102がヘアピン部の外周面に押されて、弾性支持部101がヘアピン部の挿入方向に対して略平行かつ壁部63,65の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変形し、挿入が完了すると、弾性支持部101が元の形状に戻って係合爪102がヘアピン部に係合して抜けないようにする。
また、上記略平行四辺形状の挿入穴43と同様に、略平行四辺形状の挿入穴41,47(図4に示す)の壁部61,67それぞれに、対向する係合爪102を2つ形成している(図4参照)。さらに、略平行四辺形状の挿入穴45(図4に示す)の壁部65に係合爪102を1つ形成している(図4参照)。上記複数の係合爪102によって、室内熱交換器2(図2に示す)の伝熱管のヘアピン部11A,11C,11D,11F,13A,14B,14Eを係合して固定する。
図7は図4に示す熱交換器固定板5を図4中左方向から見た側面図であり、板状基部40に取付部33と取付部35を立設し、各取付部33,35に丸穴34,36を夫々形成している。この取付部33,35の丸穴34,36を用いて、熱交換器固定板5が底フレーム1(図3に示す)に固定される。
また、図8は上記熱交換器固定板5の裏面図である。上記熱交換器固定板5の裏面側が室内熱交換器2(図2に示す)の左側面と対向する。
また、図9は上記室内熱交換器2の左側面図を示し、第1前面熱交換器の各熱交換部11,12,13の側面に、放熱フィン(図示せず)の外側を保護するための管板15,16,17を夫々取り付けている。また、上記背面熱交換器14の側面に、放熱フィン(図示せず)の外側を保護するための管板18を取り付けている(第2前面熱交換器(21,22,23)の側面にも管板を取り付けているが説明を省略する)。この室内熱交換器2の左側面部に図4〜図8に示す熱交換器固定板5を取り付けた状態を図10に示している。このとき、上記熱交換器固定板5の確認窓53からは、熱交換部13の管板17に設けられた固定用部位である係合部17a(図9に示す)が目視できるようにしている。また、図11は上記熱交換器固定板5により固定された室内熱交換器2が底フレーム1に取り付けられた状態を示す正面図である。
次に、上記熱交換器固定板5を用いて室内熱交換器2を底フレーム1に取り付ける方法について図12〜図14により説明する。なお、図12〜図14は、図1と同様に室内熱交換器2の右側方から見た状態を示しており、第1前面熱交換器(11,12,13)および背面熱交換器14の左側面側のヘアピン部(14C,13Dを除く)は、熱交換器固定板5(図4〜図8に示す)の挿入穴に既に挿入されているものとする。
この状態で、第2前面熱交換器(21,22,23)を取り付けるとき、第2前面熱交換器(21,22,23)は屈曲していない平面形状をしており、熱交換部21,22,23が連結部で連結されている。つまり、第2前面熱交換器(21,22,23)の製作時は、平面形状で一体に形成した後、底フレーム1(図3に示す)に取り付けるときに略くの字形状に屈曲させる。
まず、平面形状の第2前面熱交換器の熱交換部21のヘアピン部21A,21B,21C(図2に示す)を熱交換器固定板5の長穴形状の挿入穴48,49,50に(図4に示す)夫々挿入する。
次に、第2前面熱交換器の熱交換部22,23を矢印R1の方向に屈曲させて、図13に示すように、第2前面熱交換器の熱交換部22を第1前面熱交換器の熱交換部12と略平行になるようにする。
次に、第2前面熱交換器の熱交換部23を矢印R2の方向に屈曲させて、図14に示すように、第2前面熱交換器の熱交換部23を第1前面熱交換器の熱交換部13に接近させる。
上記第2前面熱交換器の熱交換部22を屈曲させるとき、熱交換部22のヘアピン部22A(図2に示す)の2つの直管部分が熱交換器固定板5の円弧形状の切り欠き93,94(図4に示す)に夫々入り込み、熱交換部22のスプリングバック分を確保する。そして、上記熱交換部22がスプリングバック分戻り、ヘアピン部22Aと熱交換器固定板5との間に所定の間隔をあける。さらに、上記第2前面熱交換器の熱交換部23を屈曲させるとき、熱交換部23のヘアピン部23A,23B(図2に示す)の4つの直管部分が熱交換器固定板5の円弧形状の切り欠き95,96,97,98(図4に示す)に夫々入り込み、熱交換部23のスプリングバック分を確保する。そして、上記熱交換部23がスプリングバック分戻り、ヘアピン部23A,23Bと熱交換器固定板5との間に所定の間隔をあける。
そして、第2前面熱交換器(21,22,23)を略くの字形状に屈曲させた後、熱交換器固定板5の固定部31の丸穴32に挿入されたねじ(図示せず)を利用して、熱交換器固定板5の固定部31に熱交換部23を固定する。したがって、予め熱交換器を屈曲させてこの熱交換器固定板に位置を合わせて装着する必要がなく、組立性が良好となって作業性を向上できる。
上記熱交換器固定板5によれば、板状基部40に形成された略平行四辺形状の挿入穴41〜47それぞれに、室内熱交換器2の伝熱管のヘアピン部11A〜11F,12A,12B,13A,13C,14A,14B,14D,14Eを2つずつまとめて挿入し、その挿入された2つのヘアピン部を、板状基部40の表面側かつ挿入穴41〜47の外周部に立設された壁部61〜67によって案内すると共に保持するので、室内熱交換器2の装着が容易になり、組立性が良好になって作業性を向上することができる。
また、上記熱交換器固定板5の板状基部40の一辺に沿って直線状に並ぶように形成された挿入穴48〜50の配列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って板状基部40に第1〜第3の外縁部37〜39を形成することによって、その第1〜第3の外縁部37〜39に沿うように第2前面熱交換器の熱交換部22,23を連結部で屈曲させて、この熱交換器固定板5に装着すると同時に第2前面熱交換器の成形を行う。したがって、予め熱交換器を屈曲させてこの熱交換器固定板に位置を合わせて装着する必要がなく、組立性が良好となって作業性を向上できる。
また、上記熱交換器固定板5の板状基部40の第1〜第3の外縁部37〜39に沿うように第2前面熱交換器の熱交換部22,23を連結部で屈曲させたとき、第1〜第3の外縁部37〜39に形成された円弧形状の切り欠き93〜98にヘアピン部22A,23A,23Bの一部が入り込むことによって、屈曲される第2前面熱交換器の熱交換部22,23スプリングバック分を確保することができる。
また、上記第2前面熱交換器の熱交換部23を固定するための固定部31を板状基部40に形成することによって、板状基部40の第1〜第3の外縁部37〜39に沿うように屈曲させた第2前面熱交換器の熱交換部22,23を熱交換器固定板5に容易に固定することができる。
また、上記壁部61,63,65,67に形成された係合爪102とその係合爪102を支持する弾性支持部101によって、ヘアピン部11A,11C,11D,11F,13A,14B,14Eを熱交換器固定板5に確実に固定することができる。
また、上記熱交換器固定板5の壁部61〜72の高さを伝熱管のヘアピン部11A〜11F,12A,12B,13A〜13D,14A〜14F,21A〜21C,22A,23A,23Bよりも高くすることによって、挿入後のヘアピン部11A〜11F,12A,12B,13A〜13D,14A〜14F,21A〜21C,22A,23A,23Bを壁部61〜72により保護することができる。
また、上記熱交換器固定板5の板状基部40に形成された確認窓53を介して、室内熱交換器2を底フレーム1に固定するための室内熱交換器2の固定用部位である係合部17aを組立時に目視でき、室内熱交換器2の底フレーム1への固定状態を確認することができる。
上記実施の形態では、空気調和機の室内ユニットの室内熱交換器を底フレーム固定するための熱交換器固定板について説明したが、空気調和機の室内ユニットの室内熱交換器に限らず、冷凍機等の他の装置の熱交換器にこの発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、段方向に隣接する2つのヘアピン部を略平行四辺形状の1つの挿入穴に挿入したが、列方向に隣接する2つのヘアピン部を1つの挿入穴に挿入してもよいし、段方向かつ列方向に隣接するヘアピン部を組み合わせた複数のヘアピン部を1つの挿入穴に挿入してもよい。
また、上記実施の形態では、上記室内熱交換器2の側面に管板15〜18を取り付けたが、管板はなくてもよい。
また、上記実施の形態では、上記板状基部40の表面側かつ挿入穴41〜47の外周部に壁部61〜67を立設したが、壁部は挿入穴の少なくとも一部であってもよい。
また、この発明の熱交換器固定板は、上記実施の形態に限るものではなく、例えば、挿入穴,壁部,リブおよび流路の位置,形状などは、熱交換器の側面部の形状等に応じて適宜設定すればよい。
図1はこの発明の実施の一形態の熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内ユニットの要部断面図である。 図2は上記空気調和機の室内熱交換器の斜視図である。 図3は上記室内熱交換器を底フレームに取り付けた状態を示す斜視図である。 図4は上記室内熱交換器を底フレームに固定する熱交換器固定板の平面図である。 図5は図4のV−V線から見た断面図である。 図6は図5のVI−VI線から見た断面図である。 図7は上記熱交換器固定板の側面図である。 図8は上記熱交換器固定板の裏面図である。 図9は上記室内熱交換器の側面図である。 図10は上記熱交換器固定板により固定された室内熱交換器が底フレームに取り付けられた状態を示す図である。 図11は上記室内熱交換器の側面に熱交換器固定板を取り付けた状態を示す左側要部の正面図である。 図12は第2前面熱交換器の取り付け方法を説明するための図である。 図13は図12より続く第2前面熱交換器の取り付け方法を説明するための図である。 図14は図13より続く第2前面熱交換器の取り付け方法を説明するための図である。
符号の説明
1…底フレーム、
2…室内熱交換器、
3…ファン、
4…吹出通路、
5…熱交換器固定板、
11,12,13,21,22,23…熱交換部、
11A〜11F,12A,12B,13A〜13D,14A〜14F,21A〜21C,22A,23A,23B…ヘアピン部、
14…背面熱交換器、
15〜18…管板、
31…固定部、
32…丸穴、
33,35…取付部、
37…第1の外縁部、
38…第2の外縁部、
39…第3の外縁部、
40…板状基部、
41〜47…略平行四辺形状の挿入穴、
48〜52…長穴形状の挿入穴、
53…確認窓、
61〜72…壁部、
93〜98…円弧形状の切り欠き、
101…弾性支持部、
102…係合爪。

Claims (5)

  1. 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器(2)の少なくとも一方の側面部の樹脂製の熱交換器固定板であって、
    上記熱交換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部(40)と、
    上記板状基部(40)に形成され、上記熱交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)が挿入される挿入穴(41,43,45,47)と、
    上記板状基部(40)の表面側かつ上記挿入穴(41,43,45,47)の外周部の少なくとも一部に設けられた壁部(61,63,65,67)と、
    上記壁部(61,63,65,67)に形成され、上記熱交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)に係合する係合爪(102)と、
    上記係合爪(102)を支持するように上記壁部(61,63,65,67)に形成され、上記挿入穴(41,43,45,47)に挿入される上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)により上記係合爪(102)が押されることにより弾性変形する弾性支持部(101)と
    を備え
    上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)の挿入が完了すると、上記弾性支持部(101)の弾性変形が戻って上記係合爪(102)が上記熱交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)に係合することを特徴とする熱交換器固定板。
  2. 請求項1に記載の熱交換器固定板において、
    上記板状基部(40)の上記挿入穴(41,43,45,47)に、上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,13C,14B,14E)が2以上挿入されることを特徴とする熱交換器固定板。
  3. 請求項1または2に記載の熱交換器固定板において、
    上記壁部(61,63,65,67)は、上記板状基部(40)の表面側かつ上記挿入穴(41,43,45,47)の外周部の少なくとも一部に立設されていることを特徴とする熱交換器固定板。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の熱交換器固定板において、
    上記弾性支持部(101)は、上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)の挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ上記壁部(61,63,65,67)の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変形することを特徴とする熱交換器固定板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の熱交換器固定板を用いたことを特徴とする空気調和機。
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