JP6454255B2 - コルゲートパイプ付きケーブルの製造方法及びコルゲートパイプ付きケーブル - Google Patents

コルゲートパイプ付きケーブルの製造方法及びコルゲートパイプ付きケーブル Download PDF

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Description

本発明は、外装にコルゲートパイプを用いたコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法及びコルゲートパイプ付きケーブルに関するものである。
従来、金属製のコルゲートパイプの中にケーブルを挿入したコルゲートパイプ付きケーブルが、直埋布設用として、提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかるコルゲートパイプ付きケーブルは、ケーブルの外径とコルゲートパイプの内径とを所定の関係にして、ケーブルの保護及び布設管路の機能と共にケーブルの引換や追加布設を簡単に行えるようにしたものである。
特開2003−140020号公報
上記従来のコルゲートパイプ付きケーブルにあっては、コルゲートパイプが金属製であるために、耐荷重性が要求される直埋布設用には適しているが、重量が重く配策作業に非常に手間がかかるという課題があった。そのため、耐荷重性が要求されない用途においては、コルゲートパイプを樹脂製としてその軽量化を図ることで配策性をよくすることが考えられる。
しかし、コルゲートパイプを樹脂製とすると、ケーブルとコルゲートパイプには、双方共、巻癖があるため、ケーブルが長尺になると、コルゲートパイプの中にケーブルを挿入することができないか、または、コルゲートパイプの中にケーブルを挿入することが困難であるという課題がある。そのため、コルゲートパイプにスリットを入れ、そのスリットを拡開して、コルゲートパイプの中にケーブルを嵌め入れることが提案されている。
このようなスリットを備えたコルゲートパイプ付きのケーブルは、車や電子機器に使用するハーネスの保護としては十分であっても、CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル:導体の外周に絶縁層及びシース層を有するケーブル構造)を直埋するような場合には、スリットの存在で直埋にかかる負荷(土石の重量)に耐えることができず、スリットから水分が浸入してコルゲートパイプの中のケーブルが劣化する恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、軽量で配策性が良く、かつ、荷重がかかっても、水分が浸入しにくいコルゲートパイプ付きケーブルを製造する方法、及び、そのコルゲートパイプ付きケーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、
(1)本発明に係るコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法は、
軸線方向のスリットを有する樹脂製のコルゲートパイプにおいて前記スリットのスリット端部を離間させて前記コルゲートパイプの中にケーブルの挿入が可能な空間を形成する第1の工程と、
前記コルゲートパイプに対して前記空間の位置を前記軸線方向に相対的に移動させて前記ケーブルを前記コルゲートパイプの中に挿入していく第2の工程と、
離間した前記スリット端部を閉じる第3の工程と、
前記スリット端部が閉じた後の前記コルゲートパイプの外周に保護層を被覆する第4の工程と、を含み、
前記ケーブルは、導体の外周に絶縁層及びシース層がこの順序で被覆されてなり、
前記ケーブルの外径をD、前記コルゲートパイプの内径をRとして、前記ケーブルの外径と前記コルゲートパイプの内径との比(D/R)が、0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たす、ことを特徴とする。
本発明によれば、コルゲートパイプにおいて、スリット端部を離間して、当該スリット端部にコルゲートパイプの中にケーブルの挿入が可能な空間を形成し、次いで、コルゲートパイプに対して前記空間の位置を軸線方向に相対的に移動させてケーブルをコルゲートパイプの中に挿入し、離間したスリット端部を閉じ、スリット端部が閉じたコルゲートパイプの外周に保護層を形成して、コルゲートパイプ付きケーブルを製造することができる。
従って、本発明の製造方法によれば、スリット端部を離間して、スリット端部間にケーブルの挿入が可能な空間を形成し、その空間を介してコルゲートパイプの中にケーブルを挿入させていくことができる。
そのため、本発明によれば、軽量で配策性が良く、直埋布設による土石等の荷重が作用してもスリットから水分が浸入しにくいコルゲートパイプ付きケーブルを容易に製造することができる。
本発明は、特に、ケーブルの外径をD、前記コルゲートパイプの内径をRとして、ケーブルの外径およびコルゲートパイプの内径との比(D/R)が0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たすので、土中に直埋布設する体積が適正で、布設作業が容易なコルゲートパイプ付きケーブルを製造できる。
本発明の好ましい一態様は、離間した前記スリット端部を閉じる前記第3の工程において、前記スリットの周方向で相対するスリット端部に接着剤を塗布する工程を含む。
この態様によれば、スリット端部が閉じた状態を長期にわたって良好に維持でき、スリットから水分が更に浸入しにくいコルゲートパイプ付きケーブルを製造することができる。
本発明の別の好ましい態様は、離間した前記スリット端部を閉じる前記第3の工程と前記スリット端部が閉じた後の前記コルゲートパイプの外周に保護層を被覆する第4の工程との間に、前記コルゲートパイプの外周にテープを重複させながら巻回する工程を含む。
この態様によれば、保護層形成のための押出成形時に、スリットから内部に保護層の材料が確実に流入しないようにしてコルゲートパイプ付きケーブルを製造することができる。
本発明の更に別の好ましい態様は、離間した前記スリット端部を閉じる前記第3の工程と前記スリット端部が閉じた後の前記コルゲートパイプの外周に保護層を被覆する第4の工程との間にコルゲートパイプを巻き取る工程を有する。
この態様によれば、前記第3の工程の実施で、内部にケーブルが挿入されてスリット端部が閉じている任意の一種類のコルゲートパイプを巻き取り、第4の工程を実施する前に、コルゲートパイプ付きケーブルの半製品とし、次いで、コルゲートパイプを別の種類のコルゲートパイプに変更して、上記巻き取る工程まで実施して別のコルゲートパイプ付きケーブルの半製品とし、その後で、第4の工程を実施することで、材質、径、ピッチ等において種類が異なるコルゲートパイプを用いたコルゲートパイプ付きケーブルを製造でき、コルゲートパイプ付きケーブルの少量多品種の製造に対応し易くすることができる。また、半製品であるコルゲートパイプ付きケーブルにおいて、第4の工程の実施の前に、コルゲートパイプの上に巻回するテープの仕様や、その巻回ピッチ等の条件が異なるものにも対応し易くなる。
(2)本発明に係るコルゲートパイプ付きケーブルは、
導体の外周に、絶縁層、シース層、樹脂製コルゲートパイプ、及び保護層がこの順に形成されているコルゲートパイプ付ケーブルであって、
前記樹脂製コルゲートパイプは軸線方向にスリットを有し、
前記導体と前記絶縁層と前記シース層とでケーブルが形成されており、
前記ケーブルの外径をD、前記樹脂製コルゲートパイプの内径をRとして、前記ケーブルの外径と前記樹脂製コルゲートパイプの内径との比(D/R)が0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、コルゲートパイプが樹脂製で軽量であるため取り扱い易く、端末加工の作業に手間が掛からず、配策性が良いコルゲートパイプ付きケーブルを提供できる。
また、本発明によれば、コルゲートパイプが樹脂製であるため、クッション効果があるコルゲートパイプ付きケーブルを提供できる。ここで、クッション効果とは、コルゲート形状に形成した凹凸(図10参照)箇所の潰し代Zのことである。
更に、本発明によれば、ケーブルの外径Dとコルゲートパイプの内径Rとの比(D/R)が0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たすという適正な関係を有するので、土中に直埋布設するに際して掘り起こす土砂の体積を小さくでき、これにより、その作業が容易なコルゲートパイプ付きケーブルを提供できる。
本発明の好ましい一態様は、前記絶縁層は、架橋ポリエチレン樹脂組成物で、前記シース層は、鉛を含有しないポリ塩化ビニル樹脂組成物である。
この態様によれば、ケーブルの絶縁層とシース層とが上記組成物で構成されているので、耐熱性、耐外傷性を有するコルゲートパイプ付きケーブルとなる。
本発明の別の好ましい実施態様は、前記ケーブルは、導体の外周に架橋ポリエチレン樹脂組成物からなる絶縁層が形成されてなる電線を複数本有すると共に、テープ巻層及びシース層が一括して前記複数本の電線の外周に形成されてなる。
この態様によれば、複数本を撚り合せた態様とした場合、許容電流や施工性が撚り合せない態様より良いという利点のあるコルゲートパイプ付きケーブルとなる。一方、撚り合わせた態様は、ケーブル外径が、撚り合わせない態様より大きくなる。
本発明の更に別の好ましい態様は、前記保護層が、ポリ塩化ビニル樹脂組成物またはポリエチレン樹脂組成物、ポリプロピレン樹脂組成物のいずれか1種類である。
この態様によれば、樹脂組成物を使っているので、軽量であり、かつコルゲートパイプとの密着性があり、コルゲートパイプへの追従性のあるコルゲートパイプ付きケーブルとなる。
本発明の更に別の好ましい態様は、前記保護層は、1.5mm以上、3.5mm以下の厚さを有する。
保護層の厚さが、1.5mm未満であると、耐外傷性、耐電圧性が十分に発揮できない傾向になり、3.5mm超であると、曲げ難くなる傾向になる。
そのため、この態様によれば、耐外傷性、耐電圧性に優れ、かつ、曲げ易く加工し易いコルゲートパイプ付きケーブルとなる。
本発明によれば、配策性が良く、直埋布設しても水分が容易に浸入しないコルゲートパイプ付きケーブルを容易に製造することができる。
(a)は本発明の実施形態に係る製造方法において、ケーブルの平面図、(b)は(a)のA-A線に沿う同ケーブルの断面図である。 (a)は同製造方法において、コルゲートパイプの平面図、(b)は(a)のB-B線に沿う断面図である。 (a)は同製造方法において、スリットが形成されたコルゲートパイプの平面図、(b)は(a)のC-C線に沿う断面図である。 同製造方法において端部離間用治具の斜視図である。 (a)は同製造方法においてコルゲートパイプのスリットを端部離間用治具で拡開した状態を上から見た平面図、(b)は(a)のD-D線に沿う断面図である。 (a)は同製造方法において端部離間用治具で拡開されたスリットの箇所にケーブルを挿入した状態の平面図、(b)は(a)のE-E線に沿う断面図である。 (a)は同製造方法においてコルゲートパイプの外周に保護層を被覆してなるコルゲートパイプ付きケーブルの平面図、(b)は(a)のF-F線に沿う断面図である。 (a)は2心ケーブルの断面図、(b)は3心ケーブルの断面図、(c)は4心ケーブルの断面図である。 本発明の実施形態に係る製造方法によって製造されたコルゲートパイプ付きケーブルの斜視図である。 本発明の実施形態に係る製造方法によって製造されたコルゲートパイプ付きケーブルにおいて、コルゲートパイプの部分断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係るコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法を説明する。このコルゲートパイプ付きケーブルは、樹脂製のコルゲートパイプと、このコルゲートパイプの中に挿入される単心のケーブルと、を備える。
図1は、そのケーブルを示し、(a)はケーブルの平面図であり、(b)は(a)のA-A線に沿う断面図である。図1に示すケーブル1は、断面円形の導体2と、この導体2の外周に周方向均等の厚さで被覆された絶縁層3と、この絶縁層3の外周に周方向均等の厚さで被覆されたシース層4とを備える。
絶縁層3は、架橋ポリエチレン樹脂組成物からなり、シース層4は、鉛を含有しないポリ塩化ビニル樹脂組成物からなる。
(コルゲートパイプの製作工程)
図2は、実施形態の製造方法に用いるコルゲートパイプを示し、(a)はコルゲートパイプの平面図、(b)は(a)のB-B線に沿う断面図である。
図2に示すコルゲートパイプ5の材料は、ポリエチレン樹脂組成物やポリプロピレン樹脂組成物など、公知の樹脂材料であり、中でも、耐外傷性という点で、ポリプロピレン樹脂組成物が好ましく、さらには、難燃性ポリプロピレン樹脂組成物が好適である。
難燃性を向上させるためにポリプロピレン樹脂組成物に、難燃剤を配合したものがよい。
難燃剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、アルミン酸カルシウム等の水和金属化合物、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、ビスフェノール-A-ビスジフェニルホスフェート、レゾルシノール−ビスジフェニルホスフェート等の有機リン酸エステル化合物、ポリリン酸アンモニウム塩、ポリリン酸メラミン塩、ポリリン酸ビペラジン塩、オルトリン酸ビペラジン塩、ピロリン酸メラミン塩、ピロリン酸ビペラジン塩、ポリリン酸メラミン塩、オルトリン酸メラミン塩、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム等のリン酸化合物、または、これらの混合物などが挙げられる。中でも、リン酸化合物が難燃剤に好ましい。
コルゲートパイプ5は、パイプ長手方向に対して直角方向にその内外周面に凹凸5a,5bが交互に繰り返されて波状になっている。コルゲートパイプ5は、押出成形法で製作することができる。この押出成形法の一例として一種の連続式中空成形法が挙げられる。この成形法は、図示しない押出成形機のストレートダイから軟化状態の凹凸部分のない平面的(環状)なチューブを押し出して、軟化状態で図示しない二分割式の成形型(金型)内(成形型の内面には凹凸が交互に形成されている)に送り込み、それと同時に内側から空気で加圧するか、外側から真空で吸引することで、内外周面が波状となったコルゲートチューブを得る既存のものである。このように製作されたコルゲートパイプ5の内径Rは、例えば、8mm以上、40mm以下である。コルゲートパイプ5の内径Rの数値は、コルゲートパイプの任意の1点をノギスで測定した値である。また、ケーブル外径Dは、ケーブル1の任意の1点をノギスで測定した値である。
なお、樹脂製のコルゲートパイプの製作工程は、本発明において、必須となる工程ではなく、例えば、樹脂製コルゲートパイプを適宜、購入するなどして準備すれば良い。
(スリットの形成工程)
上記コルゲートパイプ製作工程で製作したコルゲートパイプ5に対して、図3の(a)、(b)に示すように、適宜の刃物などでスリット(切り込み)6を形成する。図3において、(a)は、スリット6が形成されたコルゲートパイプ5の平面図、(b)は(a)のC-C線に沿う断面図である。
スリット6は、軸線方向に平行(直線状)となるように形成する。スリット6は、直線状に形成することが好ましいが、直線状に限定されない。
なお、スリットの形成工程は、本発明においては、必須となる工程ではなく、例えば、スリット付きの樹脂製コルゲートパイプを適宜、購入するなどして準備すれば良い。
(スリット端部の離間工程)
上記スリットの形成工程でスリット6を形成したコルゲートパイプ5の中にケーブル1を挿入するために、図4に示すスリット端部離間用の治具7をスリット6に差し込んで相対するスリット端部を離間させる。図4を参照して、治具7の構造を説明する。治具7の形状は、一例であり、図4の形状に限定されず、平面視直角三角形の形状など、他の形状であってもよい。図4に示す治具7は、平面視形状が二等辺三角形の形状であり、側面視の形状が矩形形状である。前記平面視における前記二等辺三角形の頂点の角度は鋭角であることがスリット端部の離間作業が容易になる点で好ましく、例えば、10度〜80度の範囲が好ましい。
治具7の先端部分7aは、コルゲートパイプ5のスリット6に差し込んで当該スリット6の周方向で相対するスリット端部を離間させる作用を受け持つ部分である。また、治具7の底辺部分7bは、スリット端部が離間した状態に維持させる作用を受け持つ部分となり、底辺部分7bの両端7c,7c間の長さを設定することで、離間の大きさを決定することができる。
この底辺部分7bの両端7c,7c間の長さは、少なくとも、ケーブル1の外径Dより大きい長さであり、例えば、外径Dの1.1以上、外径Dの1.5以下の範囲が好ましい。
外径Dが1.1倍より小さいと、スリット端部にケーブル外周が接触し、スリット端部またはケーブル外周に傷が付く恐れがあり、外径Dが1.5倍を超えると、スリット端部が閉じにくくなる傾向となる。
この治具7を用いてスリット6の周方向で相対するスリット端部6a,6aを離間させる工程を図5を参照して説明する。図5の(a)はスリット6の相対するスリット端部6a,6aが離間した状態を示す平面図、(b)は(a)のD-D線に沿う断面図である。離間前は、スリット6の相対する両端部6a,6aは、弾性により相互接触して、閉じた状態になっている。
このようにスリット端部6a,6aが接触して閉じた状態において、治具7の先端部分7aをコルゲートパイプ5のスリット6の少なくとも箇所におけるスリット端部6a,6a間に差し込んで、当該スリット端部6a,6bを離間させる。治具7をさらに差しん込んで、治具7の底辺部分7bがスリット端部6a,6aの相対間にさらに入り込むように操作する。そうすると、図5の(a)(b)に示すように、スリット端部6a,6aの相対間にケーブル6の端部をコルゲートパイプ5の中に挿入できる大きさの空間8が形成される。
なお、スリット端部6a,6aの離間手段としては、スリット端部6a,6aを離間させることができればよく、上記治具7に限定されるものでは何等ない。例えば、スリット端部6a,6aが互いに離間する方向に当該スリット端部6a,6aを吸引してもよく、あるいは、コルゲートパイプ5の内径より大きい外径の錐状体をコルゲートパイプ5の中を軸線方向に進入させていくことで、スリット端部6a,6aを離間させてもよく、あるいは、コルゲートパイプ5の軸線方向の端部を把持して、スリット端部6a,6aが軸線方向に互いに離間する方向に拡げてもよい。
(ケーブルの挿入工程)
次いで、図6に示すように、前記空間8を介して、ケーブル1の端部をコルゲートパイプ5の中に挿入する。図6において、(a)は前記空間8を介してケーブル1を挿入する状態を示す平面図、(b)は(a)のE-E線に沿う断面図である。ケーブル1の端部が挿入されると、治具7をスリット端部6a,6aに差し込んだ状態を維持し、かつ、その差し込んだ位置に固定した状態で、コルゲートパイプ5を図中の矢印方向に移動させていく。コルゲートパイプ5の前記方向への移動に伴い、スリット端部6a,6aの相対間には、治具7によって、その移動の方向に沿って空間8が順次形成されていくと共に、ケーブル1は、治具7の底辺部分7bにガイドされつつ、コルゲートパイプ5の中に順次挿入されていく。
(スリット端部の閉じ工程)
コルゲートパイプ5の中にケーブル1が挿入されていくに伴い、スリット端部6a,6aはコルゲートパイプ5の持つ弾性によって閉じていく。この場合、スリット端部6a,6aが離間しているとき、スリット端部6a,6aに接着剤(図示略)を塗布する。そうすると、接着剤を塗布した状態で、スリット端部6a,6aを弾性で閉じていくと共に、その後、接着剤が乾燥すると、コルゲートパイプ5に外力が作用しても、スリット端部6a,6aは接着剤の接着力で閉じた状態を維持されるので、コルゲートパイプ5の中にスリット6を介して不要な水分等が浸入しなくなる。
また、図示しないが、ケーブル1をコルゲートパイプ5に挿入後、スリット端部6a,6aを強制的に閉じるようにしても良い。例えば、コルゲートパイプ5の外径より小さい距離で設置した、一対あるいは二対の対向するローラー間を通過させることによって、スリット端部6a,6aを強制的に閉じるようにしても良い。
ケーブル1の外径、ケーブル1が挿入されるコルゲートパイプ5の内径、及び、これら外径と内径との比を、表1に示す。表1において、Dはケーブル1の外径、Rはコルゲートパイプ5の内径である。
Figure 0006454255
表1から、ケーブル1の外径Dと、コルゲートパイプ5の内径Rとの比(D/R)は、0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たすことが好ましい。比(D/R)を、下限値0.8より小さくすると、コルゲートパイプ付きケーブル1を埋設するための体積が大きくなりすぎて、布設工程が煩雑化して好ましくない。また、比(D/R)を上限値0.95より大きくすると、治具6でスリット端部6a,6aを離間する作業が困難となり、また、離間の後に、スリット端部6a,6aが閉じにくく開いた状態となって好ましくない。上記比(D/R)は、より好ましくは、0.82≦D/R≦0.93の関係式を満たすことである。ケーブル1の挿入が終了すると、治具7をスリット端部6a,6aから外すと、スリット端部6a,6aは、軸線方向全体にわたり、閉じられる。
(保護層の被覆工程)
このようにしてコルゲートパイプ5の中にケーブル1を挿入し、その挿入の作業が完了し、スリット端部6a,6aが閉じると、図7に示すように、スリット6を介して水分が浸入することを抑制するため、コルゲートパイプ5の外周に保護層9をコルゲートパイプの軸線方向全体にわたり被覆形成する。図7の(a)はコルゲートパイプ5の外周に保護層9を被覆してなるコルゲートパイプ付きケーブルの平面図、(b)は(a)のF-F線に沿う断面図である。保護層9の材料は、前記水分の浸入を抑制することに好適であるポリ塩化ビニル樹脂組成物またはポリエチレン樹脂組成物、ポリプロピレン樹脂組成物のいずれかであり、これらに環境負荷低減の理由から難燃剤を配合してもよい。難燃剤としては公知のものを適用すればよい。
保護層9の厚さは、1.5mm以上、3.5mm以下の範囲が好ましい。保護層9の厚さが、1.5mm未満であると、耐外傷性、耐電圧性が十分に発揮できない傾向にあり、3.5mm超であるとケーブルを曲げ難くなる傾向になる。保護層9の厚さは、より好ましくは、2.0mm以上、3.0mm以下の範囲である。
なお、スリット端部6a,6aが閉じた後、保護層9を被覆する前に、コルゲートパイプ5の外周にテープを重複するように巻回することが好ましい。このテープには、PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物)からなる樹脂テープや、PETに金属箔を貼り合せたテープ等があるが、中でも、PETに金属箔を貼り合せたテープが耐水性に好適である。テープを巻回すると、保護層9を押し出し成形でコルゲートパイプ5の外周に被覆するとき、スリット6を介してコルゲートパイプ5の中に保護層9の材料が流入しなくなって好ましい。
なお、上記工程において、コルゲートパイプの製作工程とスリットの形成工程との第1の間、スリットの形成工程とスリット端部の離間工程との第2の間、ケーブルの挿入工程とスリット端部の閉じ工程との第3の間、スリット端部の閉じ工程と保護層の被覆工程との第4の間のうち、少なくとも、いずれか一つの間に、コルゲートパイプを巻き取る工程を行うようにしてもよい。
そうすると、第1の間で、コルゲートパイプの製作後に、コルゲートパイプを巻き取ることで、材質、径、ピッチ等において種類が異なるコルゲートパイプを用いてコルゲートパイプ付きケーブルを製造できる。第2の間で、コルゲートパイプにスリットを形成した後、コルゲートパイプを巻き取ることで、材質、径、ピッチ等において種類が異なるスリット付きのコルゲートパイプを用いてコルゲートパイプ付きケーブルを製造できる。第3の間で、コルゲートパイプの中にケーブルを挿入後に、コルゲートパイプを巻き取ることで、材質、径、ピッチ等において種類が異なるコルゲートパイプを用いてコルゲートパイプにケーブルが挿入されたコルゲートパイプ付きケーブルの半製品を製造できる。第4の間で、スリット端部を閉じた後、コルゲートパイプを巻き取ることで、材質、径、ピッチ等において種類が異なるコルゲートパイプを用いると共にケーブルがコルゲートパイプに挿入されかつコルゲートパイプのスリット端部が閉じたコルゲートパイプ付きケーブルの半製品を製造できる。
以上の第1〜第4の間でコルゲートパイプを巻き取る工程を含めることで、コルゲートパイプ付きケーブルの少量多品種の製造に対応し易くすることができる。また、半製品であるコルゲートパイプの上に巻回するテープの仕様や、その巻回ピッチ等の条件が異なるものにも対応し易くなる。
上述した実施形態のケーブル1は単心ケーブルであったが、図8の(a)に示すように、導体11aの外周に架橋ポリエチレン樹脂組成物からなる絶縁層11bが形成されてなる電線11が、鉛を含有しないポリ塩化ビニル樹脂組成物からなるシース層11c内に、2本内蔵された2心ケーブル、あるいは、(b)に示すように前記電線11がシース層11c内に3本内蔵された3心ケーブル、あるいは、(c)に示すように前記電線11がシース層11c内に4本内蔵された4心ケーブルでもよい。なお、シース層11cと介在物11dとの間にはケーブル断面を円形に保つためテープ11eが必要に応じて施される。介在物11dは、紙紐、ポリプロピレン紐、ジュート等であり、テープ11eは、PET、金属箔PET等である。
その他の態様として、コルゲートパイプ5とケーブル1との間の空間に、光ファイバ線を配策してもよい。光ファイバ線は、情報伝達またはセンサ(直埋布設のため不所望な負荷がかかった場合のセンシング(検知))として採用することができる。ここで、光ファイバ線は、コア、クラッド、被覆層、及び保護層から構成されるものであり、光ファイバ線の本数は、1本(単心)でも、複数本(複数心)でもよい。複数心の場合は、光ファイバ線を並列あるいは束にして配策してよい。
図9は、本発明の実施形態に係る製造方法によって製造されたコルゲートパイプ付きケーブル10の斜視図である。このコルゲートパイプ付きケーブル10は、樹脂製のコルゲートパイプ5と、コルゲートパイプ5の中に挿入されているケーブル1とを有し、コルゲートパイプ5は、当該コルゲートパイプ5の長手方向に沿ったスリット6を有すると共に、コルゲートパイプ5の外周に保護層9を有する。
そして、ケーブル1の外径をD、コルゲートパイプ5の内径をRとして、ケーブル1の外径とコルゲートパイプ5の内径との比(D/R)は、0.8≦D/R≦0.95の関係を満たしている。ケーブル1は、導体2の外周に架橋ポリエチレン樹脂組成物からなる絶縁層3と、鉛を含有しないポリ塩化ビニル樹脂組成物からなるシース層4とがこの順序で被覆されてなる。
図9に示すコルゲートパイプ付きケーブル10のケーブル1は、電線が1本からなる単心ケーブルでもよいし、電線が複数本からなる複数心ケーブルでもよい。複数心のケーブルの場合、複数本の電線の外周に介在物、テープ巻層及びシース層がこの順序で被覆されている。ただし、テープ巻層は必要に応じて施される。
以上説明したように、上述した本発明の製造方法によれば、長尺のケーブル1をコルゲートパイプ5の中に容易に挿入させることができ、また、直埋布設してもスリット6から水分が容易に浸入しないコルゲートパイプ付きケーブル10を製造することができる。
なお、図10を参照して、コルゲートパイプ5が樹脂製であるため、クッション効果があるコルゲートパイプ付きケーブルを提供できることを説明すると、コルゲートパイプ5がパイプ長手方向に対して直角方向にその内外周面に凹凸5a、5bが交互に繰り返された波状になっている。そのため、コルゲートパイプの内径をR,コルゲートのピッチをp、肉厚をt、潰し代をzとすると、コルゲートパイプ5には凹凸5a、5bによる潰し代Zがあり、これにより、コルゲートパイプ5は、潰し代Z分のクッション効果を発揮できる。
本発明の製造方法により製造したコルゲートパイプ付きケーブル10は、コルゲートパイプ5が樹脂製で軽量であるため取り扱い易く、端末加工の作業に手間が掛からずに済むため、配策性が良く、また、直埋布設してもスリットから水分が容易に浸入しない防水性に優れたコルゲートパイプ付きケーブルである。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
1 ケーブル
2 導体
3 絶縁層
4 シース層
5 コルゲートパイプ
6 スリット
6a スリット端部
7 スリット端部離間用の治具
7a 先端部分
7b 底辺部分
8 空間
9 保護層
10 コルゲートパイプ付きケーブル

Claims (9)

  1. 軸線方向のスリットを有する樹脂製のコルゲートパイプにおいて前記スリットのスリット端部を離間させて前記コルゲートパイプの中にケーブルの挿入が可能な空間を形成する第1の工程と、
    前記コルゲートパイプに対して前記空間の位置を前記軸線方向に相対的に移動させて前記ケーブルを前記コルゲートパイプの中に挿入していく第2の工程と、
    離間した前記スリット端部を閉じる第3の工程と、
    前記スリット端部が閉じた後の前記コルゲートパイプの外周に保護層を被覆する第4の工程と、
    を含み、
    前記ケーブルは、導体の外周に絶縁層及びシース層がこの順序で被覆されてなり、
    前記ケーブルの外径をD、前記コルゲートパイプの内径をRとして、前記ケーブルの外径と前記コルゲートパイプの内径との比D/Rが、
    0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たす、
    ことを特徴とする、
    コルゲートパイプ付きケーブルの製造方法。
  2. 前記第3の工程において、
    前記スリットの周方向で相対するスリット端部に接着剤を塗布する工程を含む、
    請求項1に記載のコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法。
  3. 前記第3の工程と前記第4の工程との間に、
    前記コルゲートパイプの外周にテープを重複させながら巻回する工程を含む、
    請求項1または2に記載のコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法。
  4. 前記第3の工程と前記第4の工程との間に、前記コルゲートパイプを巻き取る工程を有する、
    請求項1〜3のいずれかに記載のコルゲートパイプ付きケーブルの製造方法。
  5. 導体の外周に絶縁層、シース層、樹脂製コルゲートパイプ、及び保護層がこの順に形成したコルゲートパイプ付ケーブルであって、
    前記樹脂製コルゲートパイプは、軸線方向にスリットを有し、
    前記導体と前記絶縁層と前記シース層とでケーブルが形成されており、
    前記ケーブルの外径をD、前記樹脂製コルゲートパイプの内径をRとして、前記ケーブルの外径と前記樹脂製コルゲートパイプの内径との比D/Rが0.8≦D/R≦0.95の関係式を満たす、
    ことを特徴とするコルゲートパイプ付きケーブル。
  6. 前記絶縁層は、架橋ポリエチレン樹脂組成物で、
    前記シース層は、鉛を含有しないポリ塩化ビニル樹脂組成物である、
    請求項5に記載のコルゲートパイプ付きケーブル。
  7. 前記ケーブルは、導体の外周に架橋ポリエチレン樹脂組成物からなる絶縁層が形成されてなる電線を複数本有すると共に、
    テープ巻層及びシース層が、一括に前記複数本の電線の外周に形成されてなる、
    請求項5に記載のコルゲートパイプ付きケーブル。
  8. 前記保護層が、ポリ塩化ビニル樹脂組成物またはポリエチレン樹脂組成物、ポリプロピレン樹脂組成物のいずれか1種類である、
    請求項5ないし7のいずれかに記載のコルゲートパイプ付きケーブル。
  9. 前記保護層は、1.5mm以上、3.5mm以下の厚さを有する、
    請求項5ないし8のいずれかに記載のコルゲートパイプ付きケーブル。
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