JP6453081B2 - 接合装置、接合システム、接合方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、基板上に配置された複数のチップを当該基板と接合する接合装置、当該接合装置を備えた接合システム、当該接合装置を用いた接合方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
近年、半導体デバイスにおいて、半導体チップ(以下、「チップ」という。)の高集積化が進んでいる。高集積化した複数のチップを水平面内で配置し、これらチップを配線で接続して製品化する場合、配線長が増大し、それにより配線の抵抗が大きくなること、また配線遅延が大きくなることが懸念される。
そこで、チップを3次元に積層する3次元集積技術を用いて、半導体デバイスを製造することが提案されている。この3次元集積技術では、積層されるチップのバンプ同士が接合されて、当該積層されたチップが電気的に接続される。
3次元集積方法としては、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上に複数のチップを接合して積層する方法が用いられる。この方法では、特許文献1に示す接合装置を用いて、ウェハとチップを加熱しながら押圧して接合する。すなわち、ウェハ上に複数のチップを配置し、当該複数のチップ上に板状体を接触させた後、ウェハとチップを加熱しながら、ウェハと板状体を押圧して、ウェハと複数のチップを接合する。
特開2004−122216号公報
しかしながら、ウェハ上に複数のチップを配置した際、複数のチップの高さがばらつく場合がある。かかる場合、特許文献1のように板状体を用いると、ウェハと複数のチップを均一に押圧することができない。例えばウェハとチップを押圧する際の圧力が小さ過ぎると、当該ウェハとチップの接合強度が不十分になる。一方、例えばウェハとチップを押圧する際の圧力が大き過ぎると、バンプが変形するおそれがあり、さらには半導体デバイスが損傷を被るおそれもある。
そこで、例えば処理チャンバの内部において、載置台上のウェハを加熱しながら、当該処理チャンバの内部に加圧ガスを供給して、ウェハと複数のチップを押圧することが考えられる。かかる場合、例えばウェハ上の複数のチップの高さがばらついていても、当該複数のチップは処理チャンバの内部に充填された加圧ガスによって押圧されるので、ウェハと複数のチップを均一に適切な圧力で押圧することができる。
ここで、例えば処理チャンバは第1のチャンバと第2のチャンバに分割され、当該第1のチャンバと第2のチャンバで密閉空間が形成される。上述したようにウェハを加熱すると、これら第1のチャンバと第2のチャンバが加熱されて熱膨張する。かかる場合、処理チャンバの内部を適切に密閉できず、ウェハと複数のチップを適切に接合することができない場合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板上に配置された複数のチップを当該基板と適切に接合することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板上に配置された複数のチップを当該基板と接合する接合装置であって、第1のチャンバと第2のチャンバを備え、当該第1のチャンバと第2のチャンバで密閉空間を形成する処理チャンバと、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバの間に環状に設けられたシール材と、前記処理チャンバの内部に設けられ、基板を載置する載置台と、前記載置台に設けられ、基板を加熱する加熱機構と、前記処理チャンバの内部に加圧ガスを供給するガス供給機構と、を有し、前記シール材は、当該シール材が前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバに接触し、且つ前記第1のチャンバと前記第2のチャンバ同士が接触しないように設けられており、前記第2のチャンバは前記第1のチャンバの下方に設けられ、且つ前記第2のチャンバの下面は開口して、当該第2のチャンバの下方に設けられたチャンバベースによって支持され、前記載置台は、当該載置台の下方に設けられた載置台ベースに支持され、前記載置台ベースは、前記チャンバベース上に固定されずに載置されており、前記チャンバベース上には、複数の位置決めピンが設けられ、前記載置台ベースには、前記位置決めピンに対応する位置に、当該位置決めピンより径の大きい位置決め孔が複数形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、処理チャンバの内部に基板を搬入し、第1のチャンバと第2のチャンバを閉じて処理チャンバの内部を密閉した後(この工程を「第1の工程」という)、加熱機構によって所定の温度に加熱された載置台に基板を載置する(この工程を「第2の工程」という)。その後、ガス供給機構から処理チャンバの内部に加圧ガスを供給し、当該処理チャンバの内部を所定の圧力に加圧する(この工程を「第3の工程」という)。したがって、基板と複数のチップを所定の温度に加熱しながら所定の圧力で押圧することで、基板と複数のチップを適切に接合することができる。
しかも、第1のチャンバと第2のチャンバの間に設けられたシール材は、当該シール材が第1のチャンバ及び第2のチャンバに接触し、且つ第1のチャンバと第2のチャンバ同士が接触しないように設けられている。すなわち、第1の工程のように第1のチャンバと第2のチャンバの温度が比較的低く、これら第1のチャンバと第2のチャンバの熱膨張が小さい場合であっても、第2の工程と第3の工程のように第1のチャンバと第2のチャンバの温度が比較的高く、これら第1のチャンバと第2のチャンバの熱膨張が大きい場合であっても、処理チャンバの内部はシール材によって適切に密閉される。したがって、基板と複数のチップを適切に接合することができる。
前記第1のチャンバは前記第2のチャンバの上方に設けられ、前記シール材は、前記第1のチャンバの下面と前記第2のチャンバの上面の間に設けられていてもよい。
前記シール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記処理チャンバの内部側の側面が開口していてもよい。
記接合装置は、前記チャンバベースに形成された貫通孔を挿通して設けられ、前記載置台に対して基板を支持して昇降させる複数の昇降ピンをさらに有し、前記昇降ピンの外周面と前記貫通孔の間には、環状の他のシール材が設けられていてもよい。
前記他のシール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記チャンバベースの上面側の側面が開口していてもよい。
別な観点による本発明は、前記接合装置を備えた接合システムであって、前記接合装置と、前記接合装置で複数のチップが接合された基板の温度を調節する温度調節装置とを備えた処理ステーションと、基板を複数保有可能で、且つ前記処理ステーションに対して基板を搬入出する搬入出ステーションと、を有することを特徴としている。
また別な観点による本発明は、基板上に配置された複数のチップを当該基板と接合する接合方法であって、第1のチャンバと第2のチャンバを備える処理チャンバの内部に基板を搬入し、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバを閉じて前記処理チャンバの内部を密閉する第1の工程と、加熱機構によって所定の温度に加熱された載置台に基板を載置する第2の工程と、ガス供給機構から前記処理チャンバの内部に加圧ガスを供給し、当該処理チャンバの内部を所定の圧力に加圧して、基板と複数のチップを接合する第3の工程と、を有し、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバの間には環状のシール材が設けられ、前記第1の工程、前記第2の工程及び前記第3の工程において、前記シール材が前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバに接触し、且つ前記第1のチャンバと前記第2のチャンバ同士が接触しないように、前記処理チャンバの内部を密閉し、前記第2のチャンバは前記第1のチャンバの下方に設けられ、且つ前記第2のチャンバの下面は開口して、当該第2のチャンバの下方に設けられたチャンバベースによって支持され、前記載置台は、当該載置台の下方に設けられた載置台ベースに支持され、前記載置台ベースは、前記チャンバベース上に固定されずに載置されており、前記チャンバベース上には、複数の位置決めピンが設けられ、前記載置台ベースには、前記位置決めピンに対応する位置に、当該位置決めピンより径の大きい位置決め孔が複数形成されていることを特徴としている。
前記第1のチャンバは前記第2のチャンバの上方に設けられ、前記シール材は、前記第1のチャンバの下面と前記第2のチャンバの上面の間に設けられていてもよい。
前記シール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記処理チャンバの内部側の側面が開口し、前記第3の工程において、前記シール材の内部には加圧ガスが充填されていてもよい。
記載置台に対して基板を支持して昇降させる複数の昇降ピンが、前記チャンバベースに形成された貫通孔を挿通して設けられ、前記昇降ピンの外周面と前記貫通孔の間には、環状の他のシール材が設けられていてもよい。
前記他のシール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記チャンバベースの上面側の側面が開口し、前記第3の工程において、前記他のシール材の内部には加圧ガスが充填されてもよい。
また別な観点による本発明によれば、前記接合方法を接合装置によって実行させるように、当該接合装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
さらに別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、基板上に配置された複数のチップを当該基板と適切に接合することができる。
本実施の形態にかかる接合システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる接合システムの内部構成の概略を示す側面図である。 ウェハと複数のチップの斜視図である。 ウェハと複数のチップの側面図である。 接合装置の構成の概略を示す縦断面図である。 接合装置の構成の概略を示す平面図である。 処理チャンバの内部構成の概略を示す縦断面図である。 シール材の構成の概略を示す説明図である。 シール材の配置を説明する説明図である。 シール材の配置を説明する説明図である。 載置台ベースと下部チャンバベースとの構成の概略を示す平面図である。 昇降ピンの構成の概略を示す説明図である。 昇降ピンのシール材周辺の構成の概略を示す説明図である。 接合処理の主な工程を示すフローチャートである。 接合処理の各工程における、加熱機構の温度、ウェハの温度、及び処理チャンバの内部圧力を示す説明図である。 接合装置による接合動作の説明図である。 接合装置による接合動作の説明図である。 接合装置による接合動作の説明図である。 接合装置による接合動作の説明図である。 他の実施の形態にかかる処理チャンバの内部構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかるシール材の配置を説明する説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.接合システムの構成>
先ず、本実施の形態に係る接合システムの構成について説明する。図1は、接合システム1の構成の概略を示す平面図である。図2は、接合システム1の内部構成の概略を示す側面図である。なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
接合システム1では、図3及び図4に示すように基板としてのウェハWと複数のチップCを接合する。ウェハWは、例えばシリコンウェハや化合物半導体ウェハなどにデバイスが形成された半導体ウェハ(デバイスウェハ)である。ウェハWの表面には複数のバンプが形成されている。また、チップCの表面にも複数のバンプが形成され、この複数のバンプが形成された表面がウェハW側に向けられるように、チップCは裏返して配置されている。すなわち、ウェハWにおいて複数のバンプが形成された表面と、チップCにおいて複数のバンプが形成された表面は、対向して配置されている。ウェハWのバンプとチップCのバンプはそれぞれ対応する位置に形成され、これらバンプが接合されることでウェハWと複数のチップCが接合される。なお、バンプは例えば銅からなり、この場合、ウェハWと複数のチップCの接合は銅と銅の接合となる。
接合システム1に搬入されるウェハWの表面には、予め複数のチップCが所定の位置に配置されている。そして、複数のチップCの上からフィルムFが貼られて、ウェハWに対して複数のチップCの位置が固定されている。なお、ウェハWに対して複数のチップCを固定する手段は、フィルムFに限定されず、例えばコーティングなど、任意の手段を用いることができる。
図1に示すように接合システム1は、例えば外部との間で複数のウェハWを収容可能なカセットCsが搬入出される搬入出ステーション2と、複数のチップCが搭載されたウェハWに対して所定の処理を施す各種処理装置を備えた処理ステーション3とを一体に接続した構成を有している。
搬入出ステーション2には、カセット載置台10が設けられている。カセット載置台10には、複数、例えば2つのカセット載置板11が設けられている。カセット載置板11は、Y軸方向(図1中の上下方向)に一列に並べて配置されている。これらのカセット載置板11には、接合システム1の外部に対してカセットCsを搬入出する際に、カセットCsを載置することができる。このように搬入出ステーション2は、複数のウェハWを保有可能に構成されている。なお、カセット載置板11の個数は、本実施の形態に限定されず、任意に決定することができる。
搬入出ステーション2には、カセット載置台10に隣接してウェハ搬送部20が設けられている。ウェハ搬送部20には、Y軸方向に延伸する搬送路21上を移動自在なウェハ搬送装置22が設けられている。ウェハ搬送装置22は、鉛直方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板11上のカセットCsと、後述する処理ステーション3の位置調節装置32及びトランジション装置33との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション3には、接合装置30、温度調節装置31、位置調節装置32、トランジション装置33が設けられている。例えば処理ステーション3の正面側(図1中のY軸方向負方向側)には接合装置30が設けられ、処理ステーション3の背面側(図1中のY軸方向正方向側)には、温度調節装置31が設けられている。また、処理ステーション3の搬入出ステーション2側(図1中のX軸方向正方向側)には、位置調節装置32とトランジション装置33が設けられている。位置調節装置32とトランジション装置33は、図2に示すように上からこの順で2段に設けられている。なお、接合装置30、温度調節装置31、位置調節装置32、トランジション装置33の装置数や配置は任意に設定することができる。
接合装置30は、ウェハWと複数のチップCを接合する装置である。この接合装置30の構成については後述する。
温度調節装置31は、接合装置30で加熱されたウェハWの温度調節を行う装置である。温度調節装置31は、例えばペルチェ素子などの冷却部材を内蔵し、温度調節可能な温度調節板(図示せず)を備えている。
位置調節装置32は、ウェハWの周方向の向きを調節する装置である。位置調節装置32は、ウェハWを回転保持するチャック(図示せず)と、ウェハWのノッチ部の位置を検出する検出部(図示せず)を有している。そして、位置調節装置32では、チャックに保持されたウェハWを回転させながら、検出部でウェハWのノッチ部の位置を検出することで、当該ノッチ部の位置を調節してウェハWの周方向の向きを調節している。
トランジション装置33は、ウェハWを一時的に載置するための装置である。
図1に示すように接合装置30、温度調節装置31、位置調節装置32、トランジション装置33に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域40が形成されている。ウェハ搬送領域40には、例えばウェハ搬送装置41が配置されている。
ウェハ搬送装置41は、例えば鉛直方向、水平方向(X軸方向、Y軸方向)及び鉛直軸周り(θ方向)に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置41は、ウェハ搬送領域40内を移動し、周囲の接合装置30、温度調節装置31、位置調節装置32、トランジション装置33にウェハWを搬送できる。
以上の接合システム1には、制御部50が設けられている。制御部50は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、接合システム1におけるウェハWと複数のチップCの接合処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、接合システム1における後述の接合処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部50にインストールされたものであってもよい。
<2.接合装置の構成>
次に、上述した接合装置30の構成について説明する。図5は、接合装置30の構成の概略を示す縦断面図である。図6は、接合装置30の構成の概略を示す平面図である。
図5に示すように接合装置30は、内部を密閉可能な処理チャンバ100を有している。処理チャンバ100は、第1のチャンバとしての上部チャンバ101と、第2のチャンバとしての下部チャンバ102とを有している。上部チャンバ101は下部チャンバ102の上方に設けられている。なお、上部チャンバ101と下部チャンバ102には、例えばステンレス鋼が用いられる。
図7に示すように上部チャンバ101は、下面の内側が開口した中空構造を有している。図8に示すように上部チャンバ101の下面には、処理チャンバ100の内部の気密性を保持するためのシール材103と、樹脂製のプレート104がそれぞれ環状に設けられている。シール材103は、上部チャンバ101の下面とプレート104の下面から突出して設けられている。プレート104は、シール材103の外側に設けられ、当該シール材103を支持している。また、図7に示すように下部チャンバ102は、上面の内側と下面の内側がそれぞれ開口した中空構造を有している。上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面は、対向して配置されている。そして、シール材103と下部チャンバ102の上面を当接させることで、処理チャンバ100の内部が密閉空間に形成される。
図8に示すようにシール材103は略U字形状を有している。すなわち、シール材103は、基端部105から2つに分岐した一対の壁部106、106を有している。壁部106、106間において、シール材103の内部には中空部107が形成され、処理チャンバ100の内部側の側面、すなわち水平方向内側の側面に開口部108が形成されている。そして、後述するように処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されると、当該加圧ガスが中空部107にも充填され、壁部106、106が相互に離間するように拡開して、シール材103のシール性が向上するようになっている。なお、シール材103(基端部105、壁部106)には、樹脂、例えばPTFEが用いられる。
また、中空部107には金属スプリング(図示せず)が設けられている。この金属スプリングによって、壁部106、106は相互に離間するように付勢されている。このため、後述するように処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されていない場合でも、シール材103はそのシール性を維持できるようになっている。
ここで、シール材103の配置についてより詳細に説明する。接合処理において、後述する加熱機構151によって処理チャンバ100の内部は加熱されるため、上部チャンバ101と下部チャンバ102はそれぞれ熱膨張する。また、上部チャンバ101と下部チャンバ102が熱膨張することにより接触すると、パーティクルが発生したり、あるいは熱応力が発生するおそれがある。そこで、上部チャンバ101と下部チャンバ102の熱膨張前と熱膨張後の両方において、上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面が接触せず、且つシール材103と下部チャンバ102の上面が接触するように、シール材103が配置される。
具体的には、上部チャンバ101と下部チャンバ102を閉じた状態で、これら上部チャンバ101と下部チャンバ102が熱膨張する前には、図9に示すように上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面の間の距離H1は約0.3mmである。この場合でも、シール材103の壁部106と下部チャンバ102の上面が接触するように、シール材103が配置される。なお、後述する下部チャンバベース120上には、メカスト(図示せず)が設けられ、当該メカストによって上部チャンバ101の下方への移動が制限される。
一方、図10に示すように上部チャンバ101が下方に熱膨張し、下部チャンバ102が上方に熱膨張すると、上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面の間の距離H2が約0.1mmになる。この場合でも、上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面が接触しないように、シール材103が配置される。なお、このように上部チャンバ101と下部チャンバ102が熱膨張すると、シール材103が縮小し、シール性が向上する。また、この際、上部チャンバ101と下部チャンバ102はそれぞれ水平方向にも熱膨張するが、これら上部チャンバ101と下部チャンバ102には同一の材料が用いられるため、水平方向の熱膨張量は同じであり、上部チャンバ101と下部チャンバ102が摺動することはない。
図5に示すように上部チャンバ101は、上部チャンバ101の上面に設けられた上部チャンバベース110に支持されている。上部チャンバベース110は、上部チャンバ101の上面より大きい径を有している。
また、上部チャンバ101は、上方から下方に向かって同心円状に径が拡大するテーパ形状を有し、且つ側面視においてテーパ部分が内側に凸の形状を有している。上部チャンバ101の外周部には、上部チャンバベース110との間において、リブ111が例えば4箇所に設けられている。すなわち、上部チャンバベース110には、上部チャンバ101とリブ111が固定されて支持されている。
ここで、上部チャンバ101は上部チャンバベース110の中央部で支持されているため、例えば処理チャンバ100の内部が加圧された場合、リブ111がないと、上部チャンバベース110の中央部に応力が集中する。この点、本実施の形態では、処理チャンバ100の内部圧力は、上部チャンバ101とリブ111を介して、上部チャンバベース110の中央部と外周部に分散して伝達される。このため、上部チャンバベース110の特定箇所に応力が集中するのを抑制することができる。
上部チャンバベース110の上面の中央部には、上部チャンバベース110を冷却する上部冷却機構112が設けられている。より詳細には、上部チャンバベース110の上面の中央部には、上部チャンバベース110の軽量化を図るために窪み部が形成され、上部冷却機構112は当該窪み部に設けられている。上部冷却機構112の内部には、例えば冷却水などの冷却媒体が流通する冷媒流路(図示せず)が形成されている。なお、上部冷却機構112は、本実施の形態に限定されず、上部チャンバベース110を冷却できれば種々の構成を取り得る。例えば上部冷却機構112には、ペルチェ素子などの冷却部材が内蔵されていてもよい。
下部チャンバ102は、下部チャンバ102の下面に設けられた下部チャンバベース120に支持されている。下部チャンバベース120は、下部チャンバ102の下面より大きい径を有している。
図11に示すように下部チャンバベース120の上面には、複数、例えば3本の位置決めピン121a〜121cが設けられている。位置決めピン121a〜121cは、下部チャンバベース120の径方向に直線上に配置されている。すなわち、一の位置決めピン121aは下部チャンバベース120の中央部に配置され、他の2本の位置決めピン121b、121cはそれぞれ下部チャンバベース120の外周部に配置されている。
図5に示すように下部チャンバベース120の下面の中央部には、下部チャンバベース120を冷却する下部冷却機構122が設けられている。下部冷却機構122の内部には、例えば冷却水などの冷却媒体が流通する冷媒流路(図示せず)が形成されている。なお、下部冷却機構122は、本実施の形態に限定されず、下部チャンバベース120を冷却できれば種々の構成を取り得る。例えば下部冷却機構122には、ペルチェ素子などの冷却部材が内蔵されていてもよい。
上部チャンバベース110には、上部チャンバベース110、すなわち上部チャンバ101を鉛直方向に移動させる移動機構130が設けられている。移動機構130は、シャフト131、支持板132、及び鉛直移動部133を有している。シャフト131は、上部チャンバベース110の外周部に例えば4箇所設けられている。また、各シャフト131は鉛直方向に延伸し、下部チャンバベース120を貫通して、当該下部チャンバベース120の下方に設けられた支持板132に支持されている。支持板132には、例えばエアシリンダ等の鉛直移動部133が設けられている。この鉛直移動部133によって、支持板132とシャフト131が鉛直方向に移動し、さらに上部チャンバベース110と上部チャンバ101は鉛直方向に移動自在に構成されている。
シャフト131には、シャフト131の移動を制限するロック機構140が設けられている。図6に示すようにロック機構140は、シャフト131に対応して例えば4箇所に設けられている。また、ロック機構140は、下部チャンバベース120上に設けられている。
図5及び図6に示すようにロック機構140は、ロックピン141、水平移動部142、及びケーシング143を有している。ロックピン141は、シャフト131に形成された貫通孔に挿入される。ロックピン141の基端部には、ロックピン141を水平方向に移動させる、例えばエアシリンダ等の水平移動部142が設けられている。シャフト131の外周面には、シャフト131の貫通孔に挿入されたロックピン141を支持するケーシング143が設けられている。
図7に示すように処理チャンバ100の内部には、ウェハWを載置する載置台150が設けられている。載置台150上には複数のギャップピン(図示せず)が設けられ、当該複数のギャップピンがウェハWを支持する。また、載置台150上には複数のガイドピン(図示せず)が設けられ、当該複数のガイドピンによってウェハWの水平方向の位置が固定される。載置台150の内部には、ウェハWを加熱する加熱機構151が設けられている。加熱機構151としては、例えばヒータが用いられる。なお、載置台150は複数の領域に区画され、当該区画された領域に対応するように、加熱機構151は複数に分割されていてもよい。かかる場合、載置台150が区画された複数の領域は、当該領域毎に温度調節可能となる。
載置台150には、厚み方向に貫通する貫通孔152が例えば3箇所に形成されている。貫通孔152は後述する昇降ピン160より大きい径を有し、貫通孔152には昇降ピン160が挿通する。
なお、載置台150の下方には、断熱板(図示せず)が設けられていてもよい。この断熱板により、加熱機構151でウェハWを加熱する際の熱が、後述する載置台ベース154や下部チャンバベース120に伝達されるのを抑制することができる。
載置台150は、複数のロッド153を介して、載置台150の下方に設けられた載置台ベース154に支持されている。載置台ベース154は、下部チャンバベース120上に載置されている。そして、このように載置台150と載置台ベース154の間に空気層を設けることにより、加熱機構151でウェハWを加熱する際の熱が、載置台ベース154や下部チャンバベース120に伝達されるのを抑制することができる。
図11に示すように載置台ベース154には、厚み方向に貫通する貫通孔155が例えば3箇所に形成されている。貫通孔155は後述する昇降ピン160より大きい径を有し、貫通孔155には昇降ピン160が挿通する。
また、載置台ベース154には、厚み方向に貫通する位置決め孔156a〜156cが複数、例えば3箇所に形成されている。位置決め孔156a〜156cは、下部チャンバベース120上に設けられた位置決めピン121a〜121cにそれぞれ対応する位置に形成されている。載置台ベース154の中央部に形成された位置決め孔156aは、位置決めピン121aより大きい径を有している。また、載置台ベース154の外周部に形成された位置決め孔156b、156cは、平面視において下部チャンバベース120の径方向に延びる長穴形状を有している。そして、位置決め孔156b、156cの長手方向と短手方向の長さは共に、位置決めピン121b、121cの径より長い。
載置台ベース154は、下部チャンバベース120に固定されていない。ここで、仮に載置台ベース154が下部チャンバベース120に固定されていると、例えば接合処理中に処理チャンバ100の内部が加熱された場合、載置台ベース154が熱膨張する。そうすると、載置台ベース154と下部チャンバベース120の間に熱応力が発生したり、載置台ベース154又は下部チャンバベース120が撓むおそれがある。この点、本実施の形態では、載置台ベース154は下部チャンバベース120に固定されておらず、しかも、位置決め孔156a〜156cは、位置決めピン121a〜121cより大きい径を有する。このため、載置台ベース154の熱膨張分を吸収することができ、熱応力の発生や撓みを抑制することができる。
図5に示すように載置台150の下方には、ウェハWを下方から支持し昇降させるための昇降ピン160が例えば3箇所に設けられている。昇降ピン160は、載置台150、載置台ベース154、下部チャンバベース120、下部冷却機構122を挿通し、下部冷却機構122の下方に設けられた支持板161に支持されている。支持板161には、例えばモータ等を内蔵した昇降駆動部162が設けられている。この昇降駆動部162によって、支持板161と昇降ピン160は昇降し、昇降ピン160は載置台150の上面から突出可能になっている。
図12及び図13に示すように昇降ピン160には、他の部分より径が大きい軸太部163が形成されている。軸太部163の外周面には、下部チャンバベース120に形成された貫通孔123との間において、シール材164が環状に設けられている。なお、シール材164は、昇降ピン160が上昇した状態と下降した状態のいずれであっても、常に貫通孔123の内部に配置される。
シール材164は、シール材103と同様の構成であり、略U字形状を有している。すなわち、シール材164は、基端部165から2つに分岐した一対の壁部166、166を有している。壁部166、166間において、シール材164の内部には中空部167が形成され、下部チャンバベース120の上面側の側面に開口部168が形成されている。そして、後述するように処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されると、当該加圧ガスが中空部167にも充填され、壁部166、166が相互に離間するように拡開して、シール材164のシール性が向上するようになっている。なお、シール材164(基端部165、壁部166)には、樹脂、例えばPTFEが用いられる。
また、中空部167には金属スプリング(図示せず)が設けられている。この金属スプリングによって、壁部166、166は相互に離間するように付勢されている。このため、後述するように処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されていない場合でも、シール材164はそのシール性を維持できるようになっている。
昇降ピン160の軸太部163の外周面において、シール材164の下方には、スライドリング169が環状に設けられている。スライドリング169は、貫通孔123に接触して、昇降ピン160の立位状態を維持する。
図5に示すように処理チャンバ100には、処理チャンバ100の内部に加圧ガスを供給するガス供給機構170が設けられている。ガス供給機構170は、ガス供給部171、ガス供給ライン172、及びガス供給装置173を有している。ガス供給部171は、載置台150の上方に設けられ、処理チャンバ100の内部に加圧ガスを供給する。ガス供給部171は、ガス供給ライン172を介して、ガス供給装置173に連通している。ガス供給ライン172は、上部チャンバ101、上部チャンバベース110、上部冷却機構112を貫通して設けられている。ガス供給装置173は、内部に加圧ガスを貯留し、当該加圧ガスをガス供給部171に供給する。
処理チャンバ100には、処理チャンバの内部を排気する排気機構180が設けられている。排気機構180は、排気ライン181と排気装置182を有している。排気ライン181は、下部チャンバベース120の上面において例えば2箇所に形成された排気口に接続され、下部チャンバベース120と下部冷却機構122を貫通して設けられている。また、排気ライン181は、例えば真空ポンプ等の排気装置182に接続されている。
なお、接合装置30における各部の動作は、上述した制御部50によって制御される。
<3.接合システムの動作>
次に、以上のように構成された接合システム1を用いて行われるウェハWと複数のチップCの接合処理方法について説明する。図14は、かかる接合処理の主な工程の例を示すフローチャートである。図15は、接合処理の各工程における加熱機構151(載置台150)の温度、ウェハWの温度、及び処理チャンバ100の内部の圧力を示す説明図である。
なお、本実施の形態において、接合システム1に搬入されるウェハWの表面には、図3及び図4に示したように予め複数のチップCが所定の位置に配置され、さらにフィルムFによって複数のチップCの位置が固定されている。
先ず、複数枚のウェハWを収容したカセットCsが、搬入出ステーション2の所定のカセット載置板11に載置される。その後、ウェハ搬送装置22によりカセットCs内のウェハWが取り出され、処理ステーション3の位置調節装置32に搬送される。位置調節装置32では、ウェハWのノッチ部の位置を調節して、当該ウェハWの周方向の向きが調節される(図14の工程S1)。このように工程S1でウェハWの周方向の向きを調節することによって、例えば後述する工程S2〜S8の接合処理に不良が生じた場合、ウェハ履歴を追って不良の原因を特定しやすくなり、接合処理の条件を改善することができる。
工程S1では、図15に示すように接合装置30において、加熱機構151の温度は所定の温度、例えば250℃に維持されている。この加熱機構151の温度は、接合処理を通して(後述する工程S2〜S8)、所定の温度に維持される。なお、接合処理を通して、上部冷却機構112の温度と下部冷却機構122の温度も常温、例えば25℃に維持されており、上部チャンバベース110と下部チャンバベース120がそれぞれ冷却される。またウェハWの温度は常温、例えば25℃である。さらに処理チャンバ100は閉じられているが、その内部の圧力は例えば0.1MPa(大気圧)となっている。
その後、接合装置30では、図16に示すように移動機構130によって上部チャンバ101を上方に移動させ、処理チャンバ100が開けられる。そして、ウェハWは、ウェハ搬送装置41によって処理チャンバ100の内部に搬入され、予め上昇して待機していた昇降ピン160に受け渡される。
続いて、図17に示すように移動機構130によって上部チャンバ101を下方に移動させ、処理チャンバ100が閉じられる。このとき、シール材103と下部チャンバ102の上面を当接させて、処理チャンバ100の内部が密閉される(図14の工程S2)。
このように処理チャンバ100が閉じられた直後は、処理チャンバ100の内部の温度は上昇しきっておらず、上部チャンバ101と下部チャンバ102は熱膨張しきっていない。かかる場合でも、図9に示したように上部チャンバ101と下部チャンバ102同士が接触せず、且つシール材103と下部チャンバ102の上面が接触する。
その後、図17に示すように昇降駆動部162によって昇降ピン160を下降させながら、ウェハWの温度を調節し、いわゆるウェハWの温度ならしを行う(図14の工程S3)。工程S3では、処理チャンバ100の内部の雰囲気が加熱機構151によって加熱されているため、ウェハWも加熱される。そして、載置台150に載置される直前には、ウェハWは約250℃に調節される。なお、ウェハWの温度調節は、昇降ピン160の下降速度を調節することで制御してもよいし、あるいは昇降ピン160を段階的に下降させることで調節してもよい。
ここで、工程S3において、ウェハWの温度ならしをせず、ウェハWを加熱された載置台150に載置すると、ウェハWの温度が急激に上昇し、当該ウェハWが反ってしまう。この点、ウェハWの温度ならしを行うことによって、当該ウェハWの反りを抑制することができる。そして、ウェハWの反り抑制という観点からは、ウェハWは250℃付近まで加熱されればよく、厳密に250℃に調節される必要はない。
その後、図18に示すように載置台150にウェハWを載置する。そうすると、ウェハWが250℃に加熱される。
ウェハWが250℃まで加熱されると、ロック機構140の水平移動部142によってロックピン141をシャフト131の貫通孔に挿入する。そうすると、シャフト131が鉛直方向に固定される(図14の工程S4)。
なお、このロック機構140によるシャフト131の固定は、後述する工程S5においてガス供給部171から処理チャンバ100の内部に加圧ガスを供給する直前に行われる。上部チャンバ101は、加熱機構151からの熱によって熱膨張する。そこで、上部チャンバ101の熱膨張が安定した状態で、シャフト131を固定することにより、当該上部チャンバ101の位置を適切に固定できる。
また、このように上部チャンバ101と下部チャンバ102がそれぞれ熱膨張しきった場合でも、図10に示したように上部チャンバ101と下部チャンバ102同士が接触せず、且つシール材103と下部チャンバ102の上面が接触する。
その後、図19に示すようにガス供給部171から処理チャンバ100の内部に加圧ガスを供給し、当該処理チャンバ100の内部を所定の圧力、例えば0.9MPaに加圧する(図14の工程S5)。この加圧は、例えば一定の加圧速度で行われてもよいし、所定時間の圧力維持と圧力上昇を繰り返し行い、段階的に行ってもよい。また、この加圧の制御は、例えばガス供給ライン172に設けられたバルブ(図示せず)の開度を調節することによって行ってもよいし、あるいはガス供給ライン172に設けられた電空レギュレータ(図示せず)を制御することで行ってもよい。
なお、工程S5において、処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されると、シール材103の壁部106、106が相互に離間するように拡開して、シール材103のシール性が向上する。同様にシール材164の壁部166、166が相互に離間するように拡開して、シール材164のシール性も向上する。したがって、処理チャンバ100の内部が確実に密閉される。
また、工程S5において、上部チャンバ101には鉛直上方に圧力がかかり、さらに上部チャンバベース110にも鉛直上方の力が作用する。この点、上述したようにロックピン141が貫通孔に挿入されているので、当該ロックピン141の下面が貫通孔の下面と当接し、シャフト131は鉛直上方に移動しない。このため、上部チャンバベース110と上部チャンバ101も鉛直上方に移動せず、処理チャンバ100の内部を適切に密閉することができ、内部圧力を所定の圧力に維持することができる。
そして、処理チャンバ100の内部を0.9MPaに例えば30分間維持する。そうすると、ウェハW上の複数のチップCの高さがばらついていても、当該複数のチップCは処理チャンバ100の内部に充填された加圧ガスによって押圧されるので、ウェハWと複数のチップCを均一に適切な圧力で押圧することができる。このため、ウェハWと複数のチップCを所定の温度に加熱しながら適切に押圧することができ、当該ウェハWと複数のチップCが適切に接合される(図14の工程S6)。
その後、ガス供給機構170からの加圧ガスの供給を停止し、排気機構180によって処理チャンバ100の内部を排気する(図14の工程S7)。そして、処理チャンバ100の内部は0.1MPaまで減圧される。なお、この減圧は、例えば一定の減圧速度で行われてもよいし、所定時間の圧力維持と圧力下降を繰り返し行い、段階的に行ってもよい。また、この減圧の制御は、例えばガス供給ライン172に設けられたバルブ(図示せず)の開度を調節することによって行ってもよいし、あるいはガス供給ライン172に設けられた電空レギュレータ(図示せず)を制御することで行ってもよい。
なお、工程S7では、昇降ピン160によってウェハWを上昇させる。このとき、ウェハWは冷却される。
そして、処理チャンバ100の内部が0.1MPaまで減圧されると、ロック機構140によるシャフト131の固定を解除し、さらに移動機構130によって上部チャンバ101を上方に移動させて、処理チャンバ100が開けられる。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置41によって処理チャンバ100の外部に搬出される。なお、ウェハWが処理チャンバ100から搬出されると、再び処理チャンバ100が閉じられる。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置41によって温度調節装置31に搬送される。温度調節装置31では、ウェハWは常温、例えば25℃に温度調節される(図14の工程S8)。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置41によってトランジション装置33に搬送され、さらに搬入出ステーション2のウェハ搬送装置22によって所定のカセット載置板11のカセットCsに搬送される。こうして、一連のウェハWと複数のチップCの接合処理が終了する。
以上の実施の形態によれば、工程S5において、加熱機構151によってウェハWと複数のチップCを所定の温度に加熱しながら、ガス供給機構170から供給された加圧ガスによって所定の圧力で押圧し、当該ウェハWと複数のチップCを適切に接合することができる。
また、上部チャンバ101の下面に設けられたシール材103は、図9に示したように上部チャンバ101と下部チャンバ102が熱膨張する前と、図10に示したように熱膨張しきった後のいずれの場合でも、上部チャンバ101と下部チャンバ102同士が接触せず、且つシール材103と下部チャンバ102の上面が接触するように配置されている。したがって、上部チャンバ101と下部チャンバ102同士の接触に起因するパーティクルや熱応力の発生を回避しつつ、処理チャンバ100の内部が適切に密閉される。したがって、ウェハWと複数のチップCを適切に接合することができる。
しかも、シール材103には中空部107が形成されているので、工程S5において処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されると、当該加圧ガスが中空部107にも充填され、壁部106、106が相互に離間するように拡開して、シール材103のシール性が向上する。
なお、シール材103として、例えばOリングを用いることもできる。但し、Oリングを用いた場合、上述のように処理チャンバ100の内部の加圧時におけるシール材103のシール性向上という効果を享受できない。また、上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面に、Oリングを設置するための溝を形成する必要があるが、上部チャンバ101と下部チャンバ102の熱膨張によって、この溝の寸法も変化する。このため、処理チャンバ100の設計が煩雑になる。以上の観点から、本実施の形態のシール材103を用いることは有用である。
また、昇降ピン160の周囲にシール材164が設けられているので、処理チャンバ100の内部を適切に密閉することができる。しかもシール材164も、シール材103と同様に、工程S5において処理チャンバ100の内部に加圧ガスが供給されると、当該加圧ガスが中空部167にも充填され、壁部166、166が相互に離間するように拡開して、シール材164のシール性が向上する。
また、載置台ベース154は下部チャンバベース120に固定されておらず、しかも、位置決め孔156a〜156cは位置決めピン121a〜121cより大きい径を有する。このため、ウェハWと複数のチップCの接合処理中に、加熱機構151によって処理チャンバ100の内部が加熱されても、載置台ベース154の熱膨張分を吸収することができ、載置台ベース154における熱応力の発生や撓みを抑制することができる。
また、接合システム1において、搬入出ステーション2は複数のウェハWを保有でき、当該搬入出ステーション2から処理ステーション3にウェハWを連続して搬送することができる。しかも、接合システム1は、接合装置30と温度調節装置31を有しているので、上述した工程S1〜S8を順次行って、ウェハWと複数のチップCを連続して接合することができる。また、一の接合装置30において所定の処理を行っている間、他の温度調節装置31において別の処理を行うこともできる。すなわち、接合システム1内で複数のウェハWを並行して処理することができる。したがって、ウェハWと複数のチップCの接合を効率よく行うことができ、接合処理のスループットを向上させることができる。
<4.その他の実施の形態>
以上の実施の形態では、接合装置30において、シール材103は上部チャンバ101の下面に設けられていたが、下部チャンバ102の上面に設けられていてもよい。
また、シール材103は上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面の間に設けられていたが、図20に示すように上部チャンバ101の内側面と下部チャンバ102の外側面の間に設けられていてもよい。かかる場合、上部チャンバ101の内径は下部チャンバ102の外径よりも大きく、すなわち上部チャンバ101の内側面は下部チャンバ102の外側面より外側に位置している。
図21に示すようにシール材103の開口部108は、処理チャンバ100の内部側の側面、すなわち鉛直方向上方の側面に形成されている。シール材103は、上記実施の形態と同様に上部チャンバ101と下部チャンバ102の熱膨張前(図9)と熱膨張後(図10)のいずれにおいても、上部チャンバ101の内側面と下部チャンバ102の外側面が接触せず、且つシール材103と下部チャンバ102の外側面が接触するように、シール材103が配置される。
本実施の形態においても、上記実施の形態と同様の効果を享受することができ、すなわち、処理チャンバ100の内部を適切に密閉して、ウェハWと複数のチップCを適切に接合することができる。
但し、処理チャンバ100の水平方向長さは鉛直方向長さより大きいため、上部チャンバ101と下部チャンバ102の水平方向の熱膨張量も、鉛直方向の熱膨張量より大きくなる。そうすると、本実施の形態のように上部チャンバ101の内側面と下部チャンバ102の外側面の間にシール材103が設けられた場合に比べて、上記実施の形態のように上部チャンバ101の下面と下部チャンバ102の上面の間にシール材103が設けられた場合の方が、シール材103のシール性を確保するのが容易となる。
以上の実施の形態では、接合装置30において、移動機構130は上部チャンバ101を移動させていたが、上部チャンバ101と下部チャンバ102を相対的に移動させればよい。例えば移動機構130は、下部チャンバ102を移動させてもよいし、あるいは上部チャンバ101と下部チャンバ102を両方移動させてもよい。
また、載置台150はウェハWを単に載置するものであったが、例えばウェハWを真空吸着してもよいし、あるいはウェハWを静電吸着してもよい。
なお、以上の実施の形態の接合処理において、ウェハWを加熱する所定の温度(250℃)、処理チャンバ100の内部の加圧圧力(0.9MPa)、処理チャンバ100の内部の加圧時間(30分間)はそれぞれ例示であって、種々の条件によって任意に設定される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 接合システム
2 搬入出ステーション
3 処理ステーション
30 接合装置
31 温度調節装置
32 位置調節装置
33 トランジション装置
41 ウェハ搬送装置
50 制御部
100 処理チャンバ
101 上部チャンバ
102 下部チャンバ
103 シール材
105 基端部
106 壁部
107 中空部
108 開口部
110 上部チャンバベース
120 下部チャンバベース
121a〜121c 位置決めピン
123 貫通孔
150 載置台
151 加熱機構
154 載置台ベース
156a〜156c 位置決め孔
160 昇降ピン
164 シール材
165 基端部
166 壁部
167 中空部
168 開口部
170 ガス供給機構
C チップ
F フィルム
W ウェハ

Claims (13)

  1. 基板上に配置された複数のチップを当該基板と接合する接合装置であって、
    第1のチャンバと第2のチャンバを備え、当該第1のチャンバと第2のチャンバで密閉空間を形成する処理チャンバと、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバの間に環状に設けられたシール材と、
    前記処理チャンバの内部に設けられ、基板を載置する載置台と、
    前記載置台に設けられ、基板を加熱する加熱機構と、
    前記処理チャンバの内部に加圧ガスを供給するガス供給機構と、を有し、
    前記シール材は、当該シール材が前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバに接触し、且つ前記第1のチャンバと前記第2のチャンバ同士が接触しないように設けられており、
    前記第2のチャンバは前記第1のチャンバの下方に設けられ、且つ前記第2のチャンバの下面は開口して、当該第2のチャンバの下方に設けられたチャンバベースによって支持され、
    前記載置台は、当該載置台の下方に設けられた載置台ベースに支持され、
    前記載置台ベースは、前記チャンバベース上に固定されずに載置されており、
    前記チャンバベース上には、複数の位置決めピンが設けられ、
    前記載置台ベースには、前記位置決めピンに対応する位置に、当該位置決めピンより径の大きい位置決め孔が複数形成されていることを特徴とする、接合装置。
  2. 前記第1のチャンバは前記第2のチャンバの上方に設けられ、
    前記シール材は、前記第1のチャンバの下面と前記第2のチャンバの上面の間に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の接合装置。
  3. 前記シール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記処理チャンバの内部側の側面が開口していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の接合装置。
  4. 記チャンバベースに形成された貫通孔を挿通して設けられ、前記載置台に対して基板を支持して昇降させる複数の昇降ピンをさらに有し、
    前記昇降ピンの外周面と前記貫通孔の間には、環状の他のシール材が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の接合装置。
  5. 前記他のシール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記チャンバベースの上面側の側面が開口していることを特徴とする、請求項4に記載の接合装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の接合装置を備えた接合システムであって、
    前記接合装置と、前記接合装置で複数のチップが接合された基板の温度を調節する温度調節装置とを備えた処理ステーションと、
    基板を複数保有可能で、且つ前記処理ステーションに対して基板を搬入出する搬入出ステーションと、を有することを特徴とする、接合システム。
  7. 基板上に配置された複数のチップを当該基板と接合する接合方法であって、
    第1のチャンバと第2のチャンバを備える処理チャンバの内部に基板を搬入し、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバを閉じて前記処理チャンバの内部を密閉する第1の工程と、
    加熱機構によって所定の温度に加熱された載置台に基板を載置する第2の工程と、
    ガス供給機構から前記処理チャンバの内部に加圧ガスを供給し、当該処理チャンバの内部を所定の圧力に加圧して、基板と複数のチップを接合する第3の工程と、を有し、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバの間には環状のシール材が設けられ、
    前記第1の工程、前記第2の工程及び前記第3の工程において、前記シール材が前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバに接触し、且つ前記第1のチャンバと前記第2のチャンバ同士が接触しないように、前記処理チャンバの内部を密閉し、
    前記第2のチャンバは前記第1のチャンバの下方に設けられ、且つ前記第2のチャンバの下面は開口して、当該第2のチャンバの下方に設けられたチャンバベースによって支持され、
    前記載置台は、当該載置台の下方に設けられた載置台ベースに支持され、
    前記載置台ベースは、前記チャンバベース上に固定されずに載置されており、
    前記チャンバベース上には、複数の位置決めピンが設けられ、
    前記載置台ベースには、前記位置決めピンに対応する位置に、当該位置決めピンより径の大きい位置決め孔が複数形成されていることを特徴とする、接合方法。
  8. 前記第1のチャンバは前記第2のチャンバの上方に設けられ、
    前記シール材は、前記第1のチャンバの下面と前記第2のチャンバの上面の間に設けられていることを特徴とする、請求項に記載の接合方法。
  9. 前記シール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記処理チャンバの内部側の側面が開口し、
    前記第3の工程において、前記シール材の内部には加圧ガスが充填されることを特徴とする、請求項又はに記載の接合方法。
  10. 記載置台に対して基板を支持して昇降させる複数の昇降ピンが、前記チャンバベースに形成された貫通孔を挿通して設けられ、
    前記昇降ピンの外周面と前記貫通孔の間には、環状の他のシール材が設けられていることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の接合方法。
  11. 前記他のシール材は、内部が中空の構造を有し、且つ前記チャンバベースの上面側の側面が開口し、
    前記第3の工程において、前記他のシール材の内部には加圧ガスが充填されることを特徴とする、請求項10に記載の接合方法。
  12. 請求項11のいずれか一項に記載の接合方法を接合装置によって実行させるように、当該接合装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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