JP6452590B2 - 入退場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、工場やビル等における入退場管理システムに係り、特に、工場の敷地内やビル内の特定の区域内への入退場を厳密に管理し得るようにした入退場管理システムに関するものである。
近年、工場内やビル内、更には室内等における秘密や安全を確保すべく、外部の人間が自由に出入りするのを阻止して、限られた関係者のみの出入りを許容し得るようにした各種の入退室管理システムが提案されており、例えば、特開2015−26302号公報(特許文献1)や特開2015−36469号公報(特許文献2)等においては、IDカードを用いた入退室管理システムが明らかにされ、また特開2009−99052号公報(特許文献3)等においては、ICタグを用いた入退室管理システムが明らかにされている。そして、そこでは、そのようなIDカードやICタグに登録(格納)された情報を、工場やビル、部屋等の出入口に設置されたリーダにて読み取ることによって、関係者であるか、どうかの判断をして、それに基づいてロックを解除せしめ、当該関係者の入室が許容され得るようになっている。
しかしながら、食品工場等のセキュリティが厳しい工場においては、製造現場等の区域が、工場内でも、他の区域から区画されて、その特別な区域内には、工場内に入場した関係者の全てが自由に出入りすることは出来ず、関係者の中でも、その特定の区域内で作業をするもののみが、出入りすることが出来るようにする必要があるところ、上記したIDカードやICタグにて、工場内への出入りと共に、その特定区域への出入りをも管理しようとした場合には、それらIDカードやICタグに特別な情報を格納する必要がある等の問題に加えて、そのようなIDカードやICタグを所持していさえすれば、作業者本人ではない他の第三者も、かかる特定の区域への出入りが可能となる問題が内在している。
また、特開平9−158567号公報(特許文献4)においては、1枚のIDカードを用いて、事務室やテナント等の関係者であれば誰でも入退室が可能な一般管理区域への入退室の管理や、該一般管理区域内に設けられた金庫室や機械室等のように、特定の人だけが入室出来る特定管理区域への入退室の制限や管理を行うようにした入退室管理システムが明らかにされているが、かかる特定管理区域への入退室をIDカードで行うようにした場合にあっては、その特定管理区域内に、IDカードが持ち込まれることとなり、そこでのカードの紛失の問題は、特に食品工場における製造工程での食品への異物混入にも繋がることとなり、採用し難い入退室管理システムとなっているのである。
さらに、食品工場等の、衛生管理の厳しい製造現場にあっては、衛生基準を満たすユニフォームでの作業が必要とされているのであるが、上記した従来のIDカードやICタグでは、作業者の着用するユニフォームが衛生基準を満たしているか、どうかを、判断することが出来ず、そのために、衛生基準を満たさないユニフォームを着用する作業者の製造現場への立ち入りを阻止することは、困難なことであった。
特開2015−26302号公報 特開2015−36469号公報 特開2009−99052号公報 特開平9−158567号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、工場やビル、部屋等の区画された第一の区域内に設けられて、入退場者が更に制限される、製造現場等の第二の区域内への入退場を、厳密に管理することの出来る入退場管理システムを提供することにあり、また、他の課題とするところは、かかる第二の区域内にIDカード等を持ち込む必要のない入退場管理システムを提供することにある。
そして、本発明は、上記した課題を解決するために、以下に列挙せる如き各種の態様において、好適に実施され得るものである。なお、以下に記載の各態様は、任意の組合せにおいて採用可能であり、また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載及び図面に開示の発明思想に基づいて、認識され得るものであることが、理解されるべきである。
先ず、本発明の第一の態様は、外部から、IDカードを所持する関係者のみの入退場が許容される、区画された第一の区域と、該第一の区域内に設けられて、前記関係者の中から、目的とする作業を行う作業者のみの入退場が許容される、区画された第二の区域とを備え、かかる作業者の第一の区域及び第二の区域に対する入退場を管理するシステムにして、(a)前記第二の区域での作業のために前記作業者の個々に準備された専用のユニフォームであって、着用する作業者の個人データが格納されたICタグが装着されているものと、(b)前記第一の区域内で且つ前記第二の区域外に位置するように設けられて、前記作業者の個々に専用のユニフォームを収容し、該第一の区域内に入場が許容された該作業者の着衣を、該第二の区域内での作業のために、該作業者に、かかる専用のユニフォームに着替えさせる着替えゾーンと、(c)前記第一の区域の出入口に設けられ、前記関係者の所持するIDカードに格納された個人データを読み取り、その読み取られたデータを、該関係者の該第一の区域内への入場とそれからの退場の可否を判断するための入退場判断情報として、出力するカード読取手段と、(d)前記第二の区域の出入口に設けられ、前記作業者のユニフォームに装着されたICタグに格納されている個人データを読み取り、その読み取られたデータを、該作業者の該第二の区域内への入場とそれからの退場の可否を判断するための入退場判断情報として、出力するタグ読取手段と、(e)前記カード読取手段から出力される入退場判断情報と前記タグ読取手段から出力される入退場判断情報とが入力され、該カード読取手段からの入場判断情報と該タグ読取手段からの入場判断情報に基づいて、それらIDカード及びICタグに格納された個人データにて該IDカード所持者と同一人と判断された作業者のみが、前記第二の区域へ入場することが許容されるように制御する一方、該タグ読取手段からの退場判断情報と該カード読取手段からの退場判断情報に基づいて、前記ICタグに格納された個人データのみを用いた第三者の前記第二の区域内への入場が阻止されるように制御して、かかる第二の区域に対する作業者の出入りを管理する入退場制御手段とを、具備することを特徴とする入退場管理システムにある。
また、本発明の第二の態様は、前記着替えゾーンにおいて、前記作業者の着用する専用のユニフォームが複数着収容されている一方、かかるユニフォームの1着を着用した該作業者の前記第二の区域内への入場を許容する前記タグ読取手段からの入場判断情報により、前記制御手段が、前記着替えゾーンに残された残余のユニフォームを着用した第三者の入場判断情報が前記タグ読取手段から入力されても、かかる第三者の前記第二の区域内への入場を阻止するように制御するものである。
さらに、本発明の第三の態様は、前記タグ読取手段から出力される前記第二の区域に対する入退場判断情報に基づいて、前記作業者の着用したユニフォームによる作業時間を算出して、かかるユニフォームの汚れを推定し、該ユニフォームが衛生基準内のものかどうかを判定するユニフォーム管理用制御手段を、更に具備している入退場管理システムである。
そして、本発明に従う第四の態様は、前記ユニフォーム管理用制御手段は、前記衛生基準を超えたユニフォームを着用している作業者の情報を出力し、それに基づいて、前記第二の区域の出入口において、かかる作業者が該第二の区域内に入場するのを阻止するようになっているシステムである。
加えて、本発明の第五の態様は、前記ユニフォーム管理用制御手段は、前記衛生基準を超えたユニフォームに対して、洗濯が必要である旨の情報を出力するシステムを採用するものである。
このように、本発明に従う入退場管理システムにあっては、カード読取手段から出力される入場判断情報とタグ読取手段から出力される入場判断情報とに基づいて、IDカード及びICタグに格納された個人データにて、該IDカードの所持者と同一人と判断された作業者のみが、第二の区域へ入場することが許容され得るように、入退場制御手段にて制御すると共に、タグ読取手段からの退場判断情報とカード読取手段からの退場判断情報とに基づいて、ICタグに格納された個人データのみを用いた第三者の第二の区域内への入場が阻止され得るように、かかる入退場制御手段にて、制御せしめられるようになっているところから、出入りが厳しく管理される第二の区域への作業者の入退場が、当該作業者が第一の区域内に滞在している場合のみに限定され、当該作業者が第一の区域から退場した後においては、当該作業者のユニフォームを第三者が着用して、第二の区域へ出入りすることが完全に阻止されることとなり、これによって、第二の区域への作業者の入退場が厳密に管理され得ることとなるのである。
しかも、第二の区域内への入退場が、当該作業者のユニフォームに装着されたICタグに格納されている個人データを読み取ることによって行われ、かかる第二の区域内に、作業者がIDカードを持ち込む機会がないようになっているところから、そのような第二の区域内での作業において、異物としてのIDカードの混入の問題も、全く解消され得ることとなるのである。
また、本発明において、ユニフォーム管理用制御手段を用いて、第二の区域に対する作業者の入退場判断情報から、かかる作業者の着用したユニフォームによる作業時間を算出して、そのユニフォームの汚れを推定し、当該ユニフォームが、衛生基準内のものであるか、どうかを判定することにより、そのようなユニフォームの洗濯の必要性を知らせる洗濯情報を出力したり、衛生基準を満たさないユニフォームを着用する作業者が、第二の区域内への入場を不可とすることも出来ることとなり、これによって、第二の区域における作業の健全性乃至は安全性が、更に高められ得るようにすることも可能である。
本発明に従う入退場管理システムの一例を示す概要説明図である。 本発明に従う入退場管理システムの一例に係る処理フロー図において、個人データを入退場管理コンピュータに入力したときの出力経路と、それに基づく工場及び作業室の出入口での通行許可形態を示す説明図である。 本発明に従う入退場管理システムの一例に係る処理フロー図において、作業者が工場入口を通行するときの出力経路と、それに基づく工場及び作業室の出入口での通行許可形態を示す説明図である。 本発明に従う入退場管理システムの一例に係る処理フロー図において、作業者が生産室入口を通行するときの出力経路と、それに基づく工場及び作業室の出入口での通行許可形態を示す説明図である。 本発明に従う入退場管理システムの一例に係る処理フロー図において、作業者が生産室出口を通行するときの出力経路と、それに基づく工場及び作業室の出入口での通行許可形態を示す説明図である。 本発明に従う入退場管理システムの一例に係る処理フロー図において、作業者が工場出口を通行するときの出力経路と、それに基づく工場及び作業室の出入口での通行許可形態を示す説明図である。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う入退場管理システムの一例の概要が示されている。そこにおいて、10は、外部から区画された第一の区域としての工場であって、工場10内には、外部から、後述するように、IDカードを所持する関係者のみの入場が許容されるようになっている。また、工場10内には、区画された第二の区域としての作業室12が、目的とする作業を行うために設けられており、そこには、工場10内に入場が許容された関係者の中から、目的とする作業を行う作業者のみの入場が、許容されるようになっている。更に、かかる工場10内で、且つ作業室12外に位置するように、着替えゾーンとしての着替え室14が設けられている。この着替え室14においては、作業室12内での作業を行う作業者の個々に専用のユニフォームが収容され、工場10内に入場が許容された作業者が、その着衣を、作業室12内での作業のために、当該作業者に専用のユニフォームに着替えることが出来るようになっている。そして、かかる作業室12における、目的とする作業のために、作業者の個々に準備された専用のユニフォームには、着用する作業者の個人データが格納されたICチップを搭載したICタグが、装着されている。
また、工場10においては、工場10内への出入りのために、入口ゲート16と出口ゲート18とが、外部との間に設けられており、更に作業室12においては、その内部への出入りのために、入口ゲート20と出口ゲート22とが、工場10内の作業室12以外の領域との間に設けられて、それぞれ、工場10の出入口及び作業室12の出入口を構成するようになっている。そして、それら工場10の出入口ゲート16,18には、図示はしないが、工場10に対する出入りが許容される関係者が所持する、社員カード等のIDカードに格納された、かかる関係者固有の個人データを読み取り、その読み取られたデータを、かかる関係者の工場10に対する入場と退場の可否を判断するための入退場判断情報(入場判断情報及び退場判断情報)としての信号を出力するカード読取手段(カードリーダ)と、そのような入退場判断情報に基づいて、工場10内への当該関係者の出入り(通行)を規制するロック機構とが、少なくとも設けられている。
同様に、作業室12の出入口ゲート20,22にも、図示はしないが、作業者のユニフォームに装着されたICタグ(ICチップ)の個人データを読み取るタグ読取手段と、作業者の作業室12内への出入りを規制するロック機構とが、少なくとも設けられている。即ち、それら出入口ゲート20,22においては、着替え室14において自己のユニフォームに着替えた作業者が作業室12に出入りする際、出入口ゲート20,22に設けられたタグ読取手段にて、当該作業者のユニフォームに装着されたICタグに格納されている個人データを読み取り、その読み取られたデータを、当該作業者の作業室12に対する入場と退場の可否を判断するための入退場判断情報(入場判断情報及び退場判断情報)としての信号を出力し、そしてその出力に基づいて、当該作業者の作業室12に対する出入りが、ロック機構によって、規制されるようになっているのである。
さらに、かかる工場10の出入口ゲート16,18に設けられたカード読取手段からの入退場判断情報(信号)が入力せしめられると共に、作業室12の出入口ゲート20,22に設けられたタグ読取手段からの入退場判断情報(信号)が入力せしめられる入退場管理コンピュータ24が、入退場制御手段として設けられている。そして、入退場管理コンピュータ24においては、工場10の入口ゲート16におけるカード読取手段からの関係者(作業者)の入場判断情報と、作業室12の入口ゲート20に設けられたタグ読取手段からの作業者の入場判断情報に基づいて、それら読取手段において読み取られた関係者乃至は作業者に専属のIDカード及びICタグに格納された個人データにて、かかるIDカード所持者と同一人と判断された作業者のみが、作業室12内に入場することが許容されるように、所定の信号を出力し、入口ゲート20に設けられたロック機構による入口ゲート20のロックを解除し、当該作業者の作業室12内への入場を許容するように制御するようになっている。
しかも、かかる入退場管理コンピュータ24においては、作業室12の出口ゲート22に設けたタグ読取手段からの作業者の退場判断情報と、作業室12から退場した作業者が着替え室14においてユニフォームを私服等に着替えて、その所持するIDカードにより、工場10の出口ゲート18から退場することにより、その出口ゲート18に設けたカード読取手段から出力される退場判断情報とに基づいて、第三者が、かかる工場10から退場した作業者のユニフォームを着用して、作業室12に入場しようとしても、換言すれば前記作業者のICタグに格納された個人データのみを用いて、第三者が作業室12内へ入場しようとしても、その入場が阻止されるように、所定の信号を、少なくとも入口ゲート20のロック機構に出力して、入口ゲート20の制御を行うようになっており、これによって、かかる作業室12に対する作業者の出入りが、厳密に管理され得るようになっている。
従って、このような構成の入退場管理システムにあっては、工場10内への立ち入りが許容される関係者が、本人のIDカードを用いて工場10内に入場すると、入口ゲート16のカード読取手段からの入場判断情報が、入退場管理コンピュータ24を介して、作業室12の入口ゲート20や出口ゲート22に出力され、また工場10の出口ゲート18にも出力されることにより、作業室12へは、着替え室14において自己のユニフォームに着替えた作業者が、そのユニフォームに取り付けられているICタグに格納された個人データに基づいて、出入口ゲート20,22の通行が可能とされる一方、作業者が、着替え室14にてユニフォームを私服等に着替えて、自己のIDカードを用いて出口ゲート18から工場10外に退場した際には、その退場判断情報と、作業室12の出口ゲート22のタグ読取手段から出力される退場判断情報とが、入退場管理コンピュータ24に入力されることにより、作業室12の出入口ゲート20,22を通じての出入りが、当該作業者のユニフォームを第三者が着用しても、そのような第三者の出入りが阻止されるように、制御されることとなるところから、作業室12内への作業者の出入りが厳格に管理され得るのであり、これによって、着替え室14内に収容されているユニフォームが、作業者本人以外の第三者に着用されても、かかる第三者は、作業室12内への出入りが完全に阻止されることとなるのである。
しかも、かかる入退場管理システムによれば、工場10内への出入口ゲート16,18を介しての出入りが、作業者(関係者)の所持するIDカードによって行われる一方、作用室12内への出入口ゲート20,22を通じての出入りが、着替え室14において着替えた専用のユニフォームに装着されたICタグにて行われることとなるところから、作業室12内へは、作業者がIDカードを持ち込む必要がなく、そのために、異物混入の原因となるIDカードそのものが、作業室12内に存在することがなくなるところから、作業室12内の作業にて製造される製品への異物(IDカード)混入の問題は、何等惹起されることがないのである。
なお、着替え室14には、一般に、作業者の着用する専用のユニフォームが複数着収容されて、1着のユニフォームが作業によって汚れた場合において、予備のユニフォームに取り替え得るようになっているのであるが、その場合において、それらユニフォームのうちの1着を着用した作業者が、作業室12内に、入口ゲート20を通じて入場した際に、かかる入口ゲート20に設けられたタグ読取手段からの入場判断情報が、入退場管理コンピュータ24に入力されることにより、作業室12に対する作業者の出入りは、その着用する1着のユニフォームに装着されたICタグに搭載された個人データのみに基づいて、許容されるように制御され、着替え室14に残存する当該作業者の予備のユニフォームを第三者が着用して、入口ゲート20を通過しようとしても、かかる第三者の入場判断情報が、入口ゲート20のタグ読取手段からの出力によって、かかる第三者の作業室12内への入場が阻止されるように、入退場管理コンピュータ24が制御するようになっているのである。これによって、作業者がユニフォームを着用して、作業室12内に入ることにより出力される入場判断情報に基づいて、入退場管理コンピュータ24により、予備のユニフォームを着た第三者の作業室12内への入場が、効果的に阻止され、以て作業室12内における作業の安全性が、有利に担保され得ることとなるのである。
また、図1に示される入退場管理システムにおいては、入退場管理コンピュータ24に対して、ユニフォーム管理用制御手段として、ユニフォーム管理コンピュータ26が接続されており、作業室12における出入口ゲート20,22に設けられた各タグ読取手段から出力される、作業室12に対する作業者の入退出時刻データを含む入退場判断情報が、入退場管理コンピュータ24を介して、ユニフォーム管理コンピュータ26に入力されるようになっている。そして、このユニフォーム管理コンピュータ26においては、個々の作業者の作業室12に対する入退場判断情報(入退出時刻データ)に基づいて、個々の作業者の着用したユニフォームによる作業時間を算出して、かかるユニフォームの汚れを推定し、そのユニフォームが、予め設定されている衛生基準内のものか、どうかが、判定されるようになっている。
さらに、かかるユニフォーム管理コンピュータ26は、上述の如くして算出される作業時間に基づくところのユニフォームの汚れの推定に基づいて、衛生基準を超えたユニフォームを着用している作業者の汚れ情報を出力し、それに基づいて、入退場管理コンピュータ24を介して、作業室12の出入口ゲート20,22において、かかる作業者が作業室12内に入場するのを阻止するようになっている。このように、作業室12に対する作業者の入退室履歴から、作業者の着用したユニフォームの衛生状態を算出し、予め定められている衛生基準を超えた場合に、当該ユニフォームを着用した作業者の作業室12内への入室を不可とすることにより、作業室12内の衛生状態の保持に、より一層有利に寄与することが出来ることとなるのである。
更にまた、ユニフォーム管理コンピュータ26は、上記の衛生基準を超えたユニフォームに対して、洗濯が必要である旨の洗濯情報を出力するようになっており、この洗濯情報を、入退場管理コンピュータ24を介して、工場10の管理者に対して、また着替え室14等において作業者に対して、知らせるようにすることにより、作業者が衛生基準を超えたユニフォームを着用することによる問題も有利に回避し得ることとなるのである。なお、かかるユニフォーム管理コンピュータ26には、洗濯されて、着替え室14に収容されるユニフォームの洗濯情報も入力されるようになっており、この洗濯情報と作業者の作業室12に対する入退場履歴とに基づいて、洗濯後の作業時間を算出し、当該ユニフォームが衛生基準内であるか、どうかが、判定されるようになっている。
ところで、上記した入退場管理システムの処理フローの一例が、初期状態の設定や、各ゲートに設けられた読取手段としてのリーダからの出力に基づく制御形態を示す説明図として、図2〜図6に明らかにされている。
そこにおいて、図2は、工場10内への出入りが許可された関係者(作業者)、更には作業室12内への出入りが許可された作業者A,B,C・・・について、それぞれの個人データが、入退場管理コンピュータ24に入力された際における、工場10の出入口ゲート16,18や作業室12の出入口ゲート20,22に対する制御形態の概要を示している。なお、図において、16aは、工場10の入口ゲート16に設けられた入口側カード読取手段(カードリーダ1)であり、16bは、そこにおける開閉、換言すれば関係者(作業者)の通行の許容/阻止を行うロック機構(図示せず)の解除を制御する入口側ロック制御器であり、同様に、18aは、出口ゲート18における出口側カード読取手段(カードリーダ2)であり、18bは、出口ゲート18の開閉を行うロック機構を制御する出口側ロック制御器である。また、20aは、作業室12の入口ゲート20に設けられた入口側タグ読取手段(タグリーダ1)、20bは、入口ゲート20の開閉を行うロック機構を制御する入口側ロック制御器であり、22aは、出口ゲート22に設けられた出口側タグ読取手段(タグリーダ2)、22bは、出口ゲート22の開閉を行うロック機構を制御する出口側ロック制御器である。そして、工場10内への入場が許容される関係者(作業者)について、それぞれの個人データが、図示の如く設定されて、入退場管理コンピュータ24に入力されると、入口側ロック制御器16b、出口側ロック制御器18b、及び入口側ロック制御器20b、出口側ロック制御器22bに、所定の信号が、それぞれ出力せしめられるようになっている。なお、ここでは、作業室12内への出入りが許可された作業者A,B・・・のみの、IDカードやICタグにおける個人データが示されており、工場10内への出入りは可能であるが、作業室12内への出入りが出来ない関係者についての個人データは、示されていない。
なお、各個人データが入退場管理コンピュータ24に入力され、そこで設定されている初期状態においては、例えば、作業者である個人Aについて、カードリーダ1,2及びタグリーダ1,2についての通過リーダは、「なし」として、また工場10における在場状況については、「工場退場」として、認識されるようになっている。また、そのような初期状態の設定により、入退場管理コンピュータ24から、入口側ロック制御器16bに対して、通行を認める個人Aの許可コード「0001」と、それによる通行の許可を許容する「OK」の指令が入力され、また出口側のロック制御器18bに対しては、かかる個人Aが工場10内に存在していないために、個人コードが「0001」のIDカードであっても、出口ゲート18から退場出来ないように、許可は「NG」(不可)とするような指令が、為されるようになっている。更に、入退場管理コンピュータ24から出入口ゲート20,22における入口側ロック制御器20bや出口側ロック制御器22bに対しても、それぞれ、個人Aのユニフォームに取り付けられたICタグ(チップ)に格納されている個人データ(0002)を用いても、それらのゲートは通過出来ないように、通過不可「NG」の指令が入力せしめられるようになっている。
そして、かかる図2に示される初期状態の下において、作業者A(個人)が工場10内に入場すべく、その所持するIDカードに搭載された個人データをカードリーダ1(16a)にて読み取らせると、図3に示される如く、その読み取られたデータが、入場判断情報として、入退場管理コンピュータ24に入力せしめられる一方、ここでは、入口側ロック制御器16bにも、入力せしめられるようになっている。また、そのような入退場管理コンピュータ24に入力された入場判断情報に基づいて、作業室12の出入口ゲート20,22に設けられた入口側ロック制御器20b、出口側ロック制御器22bには、作業者Aが着用することになるユニフォームのICタグに格納された許可コード「0002」による通行許可「OK」の情報(指令)が、それぞれ入力せしめられるようになっており、更に、工場10の出口ゲート18に設けた出口側ロック制御器18bに対しても、IDカードを用いて許可コード「0001」において通行の許可「OK」を与える情報が入力せしめられることとなる。一方、カードリーダ1から出力された入場判断情報が、入口ゲート16に設けた入口側ロック制御器16bに入力されると、予め設定された許可コード「0001」と対比され、それに基づいて、通行許可「OK」が出力されることにより、入口ゲート16に設けられたロック機構を解除して、作業者(個人)Aの通行が許容され、工場10内への入場が可能となるのである。
また、工場10内に入場した作業者Aが、その着衣を、着替え室14において、そこに収容されているA専用のユニフォームに着替えた後、作業室12内において目的とする作業を行うべく、作業室12の入口ゲート20を通過しようとすると、そこに設置のタグリーダ1(20a)にて、着用するユニフォームに装着されたICタグ(チップ)に格納された個人データ(0002)が読み取られ、図4に示される如く、その読み取られたデータが、好ましくは入室時刻情報をも含んで、作業室12内への入場判断情報として出力され、それは、入口側ロック制御器20bと共に、入退場管理コンピュータ24に入力せしめられるようになっている。そして、入口側ロック制御器20bに入力された入場判断情報と、予め設定されている許可コード(0002)との対比により、通行を許可し得るものであれば「OK」信号を出力し、そしてそれに基づいて、ロック機構を解除して、かかる作業者Aの作業室12内への入場が可能となるようになっている。また、タグリーダ1(20a)からの入場判断情報は、入退場管理コンピュータ24にも入力せしめられて、作業者Aの作業室12に対する入退室履歴として記録され、ユニフォーム管理コンピュータ26における着用時間算出のための情報等として利用されることとなる。ここでは、入退場管理コンピュータ24においては、作業者Aがタグリーダ1(20a)を通過し、作業室12内に在室していることが記録され、また入口ゲート16の入口側ロック制御器16bや入口ゲート20の入口側ロック制御器20b、出口ゲート22の出口側ロック制御器22bは、何れも、図3において設定された状態と同じ状態に保持されている。
さらに、作業室12での作業の終了した作業者Aが、作業室12の出口ゲート22を通過するとき、そこに設けられたタグリーダ2(22a)にて、作業者Aの着用するユニフォームに装着されたICタグ(チップ)に格納の個人データが読み取られて、図5に示される如く、その情報が、そこに設けられている出口側ロック制御器22bに入力せしめられる。そして、この出口側ロック制御器22bにおいて、かかる退場判断情報が、設定された許可コード「0002」と対比されることにより、退室乃至は退場許可の「OK」信号が出力され、それに基づいて、ロック機構が解除されて、出口ゲート22から、作業者Aの退出が可能となっているのである。一方、かかる退場判断情報は、好ましくは退場時刻データと共に、入退場管理コンピュータ24に入力されて、作業者Aがタグリーダ2を通過して、工場内に在場していることを記録し、また作業室12に対する入退室履歴の情報として利用すると共に、ユニフォーム管理コンピュータ26における作業者Aのユニフォーム着用時間の算出等に用い得るようになっている。
更にまた、作業者Aが着替え室14においてその着用しているユニフォームを脱衣し、入場時の着衣に着替えた後、出口ゲート18を、その所持するIDカードにて通過するときには、そのIDカードは、カードリーダ2(18a)にて読み取られ、図6に示されるように、その個人データ(0001)に基づく退場判断情報が、出口側ロック制御器18bに入力せしめられる一方、入退場管理コンピュータ24にも、入力せしめられるようになっている。そして、出口側ロック制御器18bにおいては、かかる入力された退場判断情報に基づいて、設定された作業者Aの個人データ(0001)と対比して、ロック機構を解除する指令が出力されることによって、作業者Aには、出口ゲート18の通過が許容されることとなる。一方、入退場管理コンピュータ24に入力された退場判断情報に基づいて、作業者Aがカードリーダ2(18a)を通過し、工場10を退場していることが、入退室履歴として把握されると共に、出入口ゲート16,18や出入口ゲート20,22における入口側ロック制御器16b,20bや出口側ロック制御器18b,22bの設定が、図2に示される初期状態となるようにする指令が出力されて、作業者Aの次の工場10内への入退場や作業室12への入退場に備えられるようになっている。
このように、作業者の所持乃至は携帯する社員カードの如き、作業者専用のIDカードの情報と、かかる作業者専用のユニフォームに装着されたICタグ(チップ)に格納された個人データとを連携して管理することにより、ユニフォーム着用時には、IDカードを所持することなく、作業室12に出入りすることが出来ることとなり、これによって、IDカードそのものに起因する異物混入の問題を有利に回避しつつ、作業室12に対する第三者の出入りが効果的に阻止され得ることとなったのであり、また、作業室12に対する入退室履歴から、作業者が着用するユニフォームの衛生状態も有利に管理することが出来ることとなり、以て作業室12内の衛生状態も効果的に管理し得ることとなるのである。
以上、本発明の代表的な実施形態について詳述してきたが、それは、あくまでも、例示に過ぎないものであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではないことが、理解されるべきである。
例えば、IDカードは、作業者本人の個人データを格納乃至は搭載することの出来る媒体、一般にカード状の媒体であれば、如何なる公知のものをも採用可能であり、例えば、半導体メモリを内蔵するICカードの他、磁気カードや非接触カード等の公知の記録媒体を用いることが出来る。
また、ICタグとしては、よく知られているように、IC(Integrated Circuit)等の集積回路を設けたチップを備えて、そこに、作業者の個人データが格納されてなるタグであって、そのようなICタグは、ユニフォームの襟、肩、胸、腕、袖等の適当な部位に取り付けられることによって、装着され、公知のタグリーダによって、かかるICタグに搭載されたユニフォームを着用する作業者の個人データを読み取り得るようになっているものである。
そして、そのようなICタグを装着したユニフォームが、着替え室14内において複数着用意されている場合にあっては、同一の作業者が着用するユニフォームであっても、それぞれのユニフォームに装着されたICタグには、相互に異なる個人データが入力され、それらが入退場管理コンピュータ24にも入力されて、作業室12の入口側ロック制御器20bや出口側ロック制御器22bにそれぞれ入力されて、設定されるようになっており、これによって、作業者のユニフォーム毎の作業室12に対する入退場を管理することが出来ることとなる。
また、図1においては、工場10と作業室12の出入口ゲート16,18;20,22がそれぞれ別個に設けられてなる構造として示されているが、それら出入口ゲートを一つのゲートにより構成することも可能であり、そしてその場合において、カードリーダ1,2(16a,18a)やタグリーダ1,2(20a,22a)を、合体させた構造又は一つのリーダにて構成することも、可能である。
さらに、図2〜図6に示される処理フロー図においては、入退場管理コンピュータ24は、工場10の出入口ゲート16,18に設けられた入口側ロック制御器16b、出口側ロック制御器18bと、作業室12の出入口ゲート20,22に設けられた入口側ロック制御器20b、出口側ロック制御器22bと共に、それら出入口ゲート16,18及び出入口ゲート20,22におけるロック機構の解除を制御して、関係者(作業者)の通過の管理を行うようにして、それらを総合した構成において、本発明に従う入退場制御手段として機能するようになっているが、それらロック制御器16b,18b,20b,22bの機能を、入退場管理コンピュータ24自体に持たせて、それぞれの出入口ゲートのロック機構の制御をすることも可能である。その場合においては、カードリーダ1,2からの入退場判断情報やタグリーダ1,2からの入退場判断情報が、入退場管理コンピュータ24に入力され、そして入退場管理コンピュータ24からの指令によって、それら出入口ゲート16,18及び20,22における該当するロック機構に対して解除指令が発せられる構成が採用されることとなる。
更にまた、例示の実施形態においては、入退場管理コンピュータ24とユニフォーム管理コンピュータ26とが別体構造とされているが、それらを一体構造として、一つのコンピュータにて処理するようにすることも可能であることは、勿論である。そして、それら入退場管理コンピュータ24とユニフォーム管理コンピュータ26とを別体に配置してなる構成において、それらを異なる場所に設置することも可能であり、その場合において、ユニフォーム管理コンピュータ26を、ユニフォームが洗濯されるクリーニング部署に設けて、かかるクリーニング部署において、汚れたユニフォームの洗濯管理を行う一方、その洗濯が終了して、着替え室14に再び収容したユニフォームの情報を、入退場管理コンピュータ24に入力して、かかる入退場管理コンピュータ24における作業者の入退場の初期設定等に利用することも可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、そして、そのような実施の態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
10 工場 12 作業室
14 着替え室 16 入口ゲート
16a カードリーダ1 16b 入口側ロック制御器
18 出口ゲート 18a カードリーダ2
18b 出口側ロック制御器 20 入口ゲート
20a タグリーダ1 20b 入口側ロック制御器
22 出口ゲート 22a タグリーダ2
22b 出口側ロック制御器 24 入退場管理コンピュータ
26 ユニフォーム管理コンピュータ

Claims (6)

  1. 外部から、個人データの格納されたIDカードを所持する関係者のみの入退場が許容される、区画された第一の区域と、該第一の区域内に設けられて、前記関係者の中の限定された、目的とする作業を行う作業者のみの入退場が許容される、区画された第二の区域とを備え、かかる作業者の第一の区域及び第二の区域に対する入退場を管理するシステムにして、
    前記第二の区域での作業のために前記作業者の個々に準備された専用のユニフォームであって、着用する作業者の個人データにして、前記IDカードとは異なるデータが格納されたICタグが装着されているものと、
    前記第一の区域内で且つ前記第二の区域外に位置するように設けられて、前記作業者の個々に専用のユニフォームを収容し、該第一の区域内に入場が許容された該作業者の着衣を、該第二の区域内での作業のために、該作業者に提供して、かかる専用のユニフォームに着替えさせる着替えゾーンと、
    前記第一の区域の出入口に設けられて、前記関係者の所持するIDカードに格納された個人データを読み取り、その読み取られたデータを、該関係者の該第一の区域内への入場とそれからの退場の可否を判断するための入退場判断情報として、出力するカード読取手段と、
    前記第一の区域の出入口に設けられた、前記作業者を含む前記関係者の通行の許容/阻止を行うロック機構の解除を制御する第一の区域の出入口ロック制御器と、
    前記第二の区域の出入口に設けられて、前記作業者のユニフォームに装着されたICタグに格納されている個人データを読み取り、その読み取られたデータを、該作業者の該第二の区域内への入場とそれからの退場の可否を判断するための入退場判断情報として、出力するタグ読取手段と、
    前記第二の区域の出入口に設けられた、前記作業者のみの通行の許容/阻止を行うロック機構の解除を制御する第二の区域の出入口ロック制御器と、
    前記カード読取手段から出力される入退場判断情報と前記タグ読取手段から出力される入退場判断情報とが入力され、かかるカード読取手段からの入退場判断情報によって、前記関係者の通行の許容/阻止を行うように、前記第一の区域の出入口ロック制御器を制御すると共に、該カード読取手段からの入場判断情報と該タグ読取手段からの入場判断情報に基づいて、それらIDカード及びICタグに格納された個人データにて該IDカード所持者と同一人と判断された作業者のみが、前記第二の区域へ入場することが許容されるように、前記第二の区域の出入口ロック制御器を制御する一方、該タグ読取手段からの退場判断情報と該カード読取手段からの退場判断情報に基づいて、前記ICタグに格納された個人データのみを用いた第三者の前記第二の区域内への入場が阻止されるように、前記第二の区域の出入口ロック制御器を制御して、かかる第二の区域に対する作業者の出入りを管理する入退場制御手段とを、
    具備することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記入退場制御手段が、前記作業者のIDカードを用いた前記第一の区域への入場による前記カード読取手段からの入退場判断情報の入力によって、かかる作業者の前記第二の区域への入退場を許可する信号を前記第二の区域の出入口ロック制御器に出力する一方、該作業者のIDカードを用いた前記第一の区域からの退場による前記カード読取手段からの入退場判断情報の入力によって、かかる作業者の前記第二の区域への入退場を阻止する信号を前記第二の区域の出入口ロック制御器に出力するようになっている請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記着替えゾーンにおいて、前記作業者の着用する専用のユニフォームが複数着収容され、且つ該複数着のユニフォームのそれぞれに、相互に異なる個人データが格納されたICタグが装着されている一方、かかるユニフォームの1着を着用した該作業者の前記第二の区域内への入場を許容する前記タグ読取手段からの入場判断情報により、前記入退場制御手段が、前記着替えゾーンに残された残余のユニフォームを着用した第三者の入場判断情報が前記タグ読取手段から入力されても、かかる第三者の前記第二の区域内への入場を阻止するように制御する請求項1又は請求項2に記載の入退場管理システム。
  4. 前記タグ読取手段から出力される前記第二の区域に対する入退場判断情報に基づいて、前記作業者の着用したユニフォームによる作業時間を算出して、かかるユニフォームの汚れを推定し、該ユニフォームが衛生基準内のものかどうかを判定するユニフォーム管理用制御手段を、更に具備している請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の入退場管理システム。
  5. 前記ユニフォーム管理用制御手段は、前記衛生基準を超えたユニフォームを着用している作業者の汚れ情報を出力し、それに基づいて、前記第二の区域の出入口において、かかる作業者が該第二の区域内に入場するのを阻止するように制御する請求項に記載の入退場管理システム。
  6. 前記ユニフォーム管理用制御手段は、前記衛生基準を超えたユニフォームに対して、洗濯が必要である旨の洗濯情報を出力する請求項又は請求項に記載の入退場管理システム。
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