JP2018124643A - 入退場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アルバイトやパートに一時的にユニフォームを貸与する環境で、ユニフォームに付したICタグによって限定区画への入場を適切に管理する。【解決手段】従業員IDと、従業員に専属していない共有のフリーユニフォームに付したユニフォームIDとを続けて登録解除端末12で読み込み、その対を入退場管理サーバ11の使用テーブル24にて即時紐付させる。限定区画への入場を制限するゲート15のゲートリーダ16にてユニフォームIDを読み込んだら、使用テーブル24から使用している従業員の従業員IDを求め、当該従業員IDの権限を調べた上でゲート15を開放する。終業時には紐付けを解除してユニフォームIDを共有状態に戻す。【選択図】図1

Description

この発明は、ランドリー用ICタグを用いた入退場管理システムに関する。
限定区画に許可の無い者が侵入できないようにしたり、限定区画内に存在する人員を把握したりするために、様々な入退場管理システムが提案されている。特許文献1及び2でも示されるように、入退場管理システムには一般にIDを付与したICカードを用いる。限定区画内への入室権限を有する従業員等が限定区画に入ろうとする時は、ドアやゲートに付属するICカードリーダーに自身のICカードを読み取らせる。入退場管理システムは、当該ICカードに記録されたIDを読み取り、当該IDが当該限定区画への進入を許可されていることが確認できれば、ドアやゲートを一時的に解錠、開放して従業員等が入場できるようにする。
ところが、工場の製造現場など、特定の異物混入もしくは持ち出しを懸念するエリアにおいては、ユニフォーム自体、ノンポケットが推奨される。当然、首から紐で吊り下げるICカードも異物混入の危険性があるばかりでなく、回転装置などがある場合には首からぶら下げているICカードを巻き込んでしまう危険性もある。
これに対して、特許文献3及び4のように、衣類を含む布製品にランドリー用ICタグを付与して、衣服によって認証を済ませることが提案されている(図1、[0008][0014]等)。特許文献3では洗濯可能なように耐洗性のあるデータキャリア(ランドリー用ICタグ)を、衣服の内側に取り付けた袋状体に封入してある。これによりクリーニングしても問題なく認証機能を継続して持たせることができる。特許文献4では二の腕部に取り付けた電子タグを用いることが提示されている。ただし特許文献4は原子力施設における放射線管理上、洗濯について管理することを目的としている。
これを応用して、個々人に専用のユニフォームを複数配布して、そのユニフォームに付与したICタグの情報を、IDカードの情報と予め関連づけておく方式が提案されている(非特許文献1)。更衣室に入場の際にIDカードで認証し、更衣室から限定区画へ入るときにはその日着用するユニフォームのICタグをリーダーに読み込ませると、所有するユニフォームのうち、当該ユニフォームのみを一時的に当該IDカードの代わりとして入場できるようにするものである。
特許第5251283号公報 特許第5681544号公報 特開2008−15682号公報 特開平11−312224号公報
月刊食品工場長2016年9月号「特集:フードディフェンス対策」
しかしながら、ユニフォームを従業員にそれぞれ専用品として支給した上で、ユニフォームによる入退場管理システムを利用しようとすると、導入の際の枚数の負担が大きくなる。使用していないユニフォームが多くなり、必要に応じた貸し借りなどができない。これは、企業が導入する際にユニフォームを買い取る場合であっても、ユニフォームの貸与を業とする会社からリース(レンタル)される場合でも同様である。特に短期アルバイトやパートが多く、人員の入れ替えや増減が激しい環境では、コストを下げるためにユニフォームは着用している時以外は共有としておけることが望ましい。
そこでこの発明は、ランドリー用ICタグを有し個人と結びつけられていないフリーユニフォームを共有管理しながら、必要時に個人に一時的に貸与されるそのフリーユニフォームによって、本来ならば携帯しなければならないICカードを代替して利用できる入退場管理システムを提供することを目的とする。
この発明は、入退場管理サーバ、登録解除端末、ゲート、ゲートリーダを有し、
上記入退場管理サーバには、識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームID、および上記ゲートにより入退場を制限される限定区画の入場権限を入力しておき、
上記登録解除端末を介して、上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付けし、
上記ゲートリーダが読み取った上記ユニフォームIDについて、上記紐付けから上記従業員IDについての上記権限情報の有無を判断して上記ゲートの開放の可否を判断するようにすることで、上記の課題を解決したのである。
この発明の構成として、次のような形態を創作した。
ハードウェアとしては、
入退場管理サーバと、
識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能であって上記入退場管理サーバに上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを送信可能である登録解除端末と、
上記入退場管理サーバからの可否の返答に沿って開放される、限定区画内への入退場を制限するゲートと、
上記ゲートに付属し、上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを読み取って上記入退場管理サーバに送信するゲートリーダと、
を有する。さらに、ゲート及びゲートリーダを有し、あるいはこれらに付属するコントローラがあってもよい。
上記入退場管理サーバは、
上記従業員IDを記録する従業員テーブルと、
上記従業員IDについて、上記限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付け可能である使用テーブルと、
を有する。
その上で、上記入退場管理サーバは、
上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時的に紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
を実行することができる。
さらに、上記入退場管理サーバは、
上記ゲートリーダから送信された上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、上記ゲートの開放の可否を指示する入場権限指示手段と、
上記ゲート、上記ゲートリーダ又はこれらに付属するコントローラに上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを送信するテーブル配信手段と、
の少なくとも一方を有する。上記入退場管理サーバが上記入場権限指示手段を有する場合は、上記ゲートの開放にあたり上記入退場管理サーバに対してネットワーク経由で問い合わせを行う。上記入退場管理サーバが上記テーブル配信手段を有する場合は、上記ゲートの開放にあたり上記入退場管理サーバにまで問い合わせをすることなく、上記ゲート、上記ゲートリーダ、又はこれらに付属するコントローラが、保持する上記のテーブルのコピーを参照することでその場で開放するか否かの判断を行う。
上記ユニフォームIDは通常状態では上記従業員IDと紐付されておらず、それぞれのユニフォームは従業員個人に属さない、いわば共有状態として扱う。このような個人に属さないユニフォームを本発明ではフリーユニフォームと呼ぶ。従業員は限定区画に入る前に、識別票の従業員IDとその日に着るフリーユニフォームのユニフォームIDとを対になるように上記登録解除端末に読み込ませる。上記登録解除端末はこの対について一時紐付けさせる指示を上記入退場管理サーバに送る。上記入退場管理サーバではこの一時的な紐付けを上記使用テーブルに記録する。以後はこの紐付けが解除されるまで、従業員は上記識別票の代わりに、フリーユニフォームの上記ユニフォームIDを上記ゲートの入場の際に上記ゲートリーダに読み込ませることでも、ゲートを通過できるようになる。上記入退場管理サーバ、又は予め入場権限に関する上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを伝送され、書き込まれている上記ゲート、上記ゲートリーダ、又はこれらに付属するコントローラは、上記ユニフォームIDに対応する上記従業員IDを上記使用テーブルから求め、その上記従業員IDについてその上記ゲートリーダの設置箇所における入場権限を判断して、入場の可否を上記ゲートに指示する。
上記入退場管理サーバが、上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時紐づけされる指示が、上記使用テーブルに記録がある上記従業員IDについてであった場合に、既にある上記対の情報を上書きする即時紐付上書手段を有するとさらに効率のよい運用が可能になる。その従業員IDに対応する従業員がフリーユニフォームを着替えたときに、新たなフリーユニフォームの上記ユニフォームIDを上記従業員IDに一時紐付させる際に、それまで着ていたフリーユニフォームの上記ユニフォームIDの紐付けを解除できるので、従業員が脱いだフリーユニフォームを着用して上記限定区画に入ろうとする侵入者を防止できる。これにより、従業員が着替えたフリーユニフォームを安全にクリーニングに出すことができるとともに、仮に脱ぎ捨てられていたフリーユニフォームが悪用される可能性を大きく減らすことができる。
この発明により、ユニフォームを従業員個々人に専属させることなく、使用時に必要な数だけを配布しながら、限定区画内への入場及び内部での活動において識別票をぶら下げておく危険を排除して、フリーユニフォームによる入退場管理を実現できる。
また、もし紐付けを解除しなくても、このフリーユニフォームの権限は設定により一定期間で解除できる為、フリーユニフォームの悪用を防ぐ事が出来る。
この発明にかかる入退場管理システムの第一の実施形態を示す機能ブロック図 登録解除端末から即時紐付を行う際のフローチャート 登録解除端末から紐付の更新を含める場合のフローチャート 従業者が限定区画に入場する際のフローチャート この発明にかかる入退場管理システムの第二の実施形態を示す機能ブロック図 この発明にかかる入退場管理システムの第三の実施形態を示す機能ブロック図
以下、この発明を具体的に説明する。この発明は、限定区画への人間の入場を管理する入退場管理システム、その機能を提供する入退場管理サーバ、その手段に沿ってサーバ及び端末、リーダやゲートを動作させる入退場管理プログラム、これらの動作手順である入退場管理方法である。なお、上記入退場管理プログラムは単一の装置に対応するものではなく、複数装置において連動して動作するプログラム群となる。
この発明にかかる入退場管理システムの第一の実施形態の例を図1に示す。この発明を構成する入退場管理サーバ11の入退場管理プログラムは、権限を有する人間しか入場できない限定区画13への入場を制限するゲート15の開閉を管理する。入退場管理サーバ11はハードウェアとして単独のサーバである必要はなく、複数のサーバから構成されて下記の機能を実現するものであってもよい。またここでは、権限を有する人間を便宜上まとめて従業員として呼称するが、実際の運用対象を従業員に限るものではない。
ゲート15としては、電子錠を有する扉を図1では記載している。ただし、実際の形態はこれに限定されない。例えば、自動改札機型の開閉扉でもよいし、回転ドアでもよいし、許可条件下でのみ稼働するエレベータ、シートシャッターでもよい。限定区画13は、部屋でもよいし、建物の特定のエリアでもよいし、建物の特定の階層でもよいし、施設そのものでもよく、特に限定されない。また、指定される限定区画13は一つである必要はなく、複数箇所であってもよい。さらに、複数の限定区画13が存在する場合、それぞれの限定区画13について、入場権限を有する者が異なっていてもよい。
実施形態に拘わらず、ゲート15にはICタグを読取可能なゲートリーダ16が付属する。ここで読み取れる対象が下記のユニフォームICタグに限られる必要はなく、他のICタグも読取可能なものであって併用できてよい。セキュリティ上、ゲートリーダ16はゲート15に近い位置に配置されていると好ましい。電子錠を有する扉であれば扉の横の壁面などにあると好ましい。自動改札機型の開閉扉では、自動改札機型の両脇部分の上面や側面などに設けてあるとよい。
この発明を運用するにあたっては、後述するフリーユニフォームに付与したユニフォームICタグが読み取りやすい位置にゲートリーダ16が設けてあるとより好ましい。ユニフォームICタグの上記フリーユニフォームへの付与を長袖の袖部分に設ける場合にはゲートリーダ16の設置位置の自由度が高くなる。一方、上記フリーユニフォームの脇腹など動かしにくい部分にユニフォームICタグを設ける場合には、それを読み取りやすい箇所にゲートリーダ16を設けると好ましい。
上記従業員は、それぞれが識別符号として固有の従業員IDを与えられる。実際の運用としては、上記従業員は、与えられた上記の従業員IDを記録した従業員ICタグを含む識別票を配布される。この識別票の形状は特に限定されないが、携帯できる大きさであることが必要であり、一般に使用されるカード型の識別票を本発明でも用いることができる。例えば、首から吊り下げる名札型の識別票が挙げられる。
上記従業員は、上記フリーユニフォームを一時的に支給される。ここで一時的とは、長くてもその日の就業時間程度であり、原則として終業時には返却されることがセキュリティ上望ましい。フリーであるとは、管理や所有権が会社や団体であってもよいが、普段の使用及び取り扱い管理上において、特定の従業者等に専属するものではないことを示す。ここでユニフォームとはその限定区画13がある職場における制服又はその付属となる服飾品である。利便性の点からシャツなどの上半身用服を含むと好ましいが、特に限定されず、腕カバーや靴、帽子などでも運用可能である。ただし、この発明によるメリットを最大限に発揮できるのは、特に落下したり巻き込まれたりといった危険性がない衣服の上下である。
この発明に用いる上記フリーユニフォームはいずこかの箇所に、記録された上記ユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能なユニフォームICタグを付与してある。なお、腕カバーや靴、シャツとズボンなどのように2つ以上に分かれている上記フリーユニフォームの場合、いずれかのパーツの一箇所に付与してあればよい。特に、袖の手首近傍に付与してあるとゲートリーダ16での認証時に取り回しが容易であるため好ましい。なお、このユニフォームICタグはクリーニングされる水洗等の環境においても故障しない程度の耐水性を有することが必要である。また、通常の洗濯ではフリーユニフォームから上記ユニフォームICタグが分離しないように、小袋に入れて縫いつけてあるなど十分な強度で固定されていることが望ましい。
上記の従業員が限定区画13に入るにあたり、従業員IDが記録された従業員ICタグによる識別票によって入場権限の認証を行えるようにするだけでなく、そのとき着用しているフリーユニフォームのユニフォームICタグによっても認証を行えるようにする処理を、入退場管理サーバ11と、それとネットワーク通信可能な登録解除端末12によって行う。すなわち、フリーユニフォームを着用しないが入室権限は与えられる者が存在する環境においても本発明は利用できる。ユニフォームICタグでも入場できる、という状況とすればよい。一方で、入場を許可する対象を上記フリーユニフォームを着用した者に完全に限定することも、運用上は問題なく可能である。
入退場管理サーバ11は、上記の従業員IDを記録する従業員テーブル21を有する。この従業員テーブル21は、従業員IDの他に、従業員の氏名や住所などの具体的情報などを有していてもよい。また、その他の業務において用いられる人員管理用のデータベースと内容を共有、又は流用するものであってもよい。
入退場管理サーバ11は、上記従業員IDについて、限定区画13内への入場権限を記録する権限テーブル22を有する。限定区画13が複数存在する場合、それぞれの限定区画13ごとに異なる上記従業員IDに入場権限が与えられていてよい。また、単純な入場の可否だけでなく、入場を許可する時間を限定するなどその他の情報を含んでいてもよい。この権限テーブル22は上記の従業員テーブル21とは別個のテーブルでもよいし、一体のテーブルであってもよい。別個のテーブルである場合、上記従業員IDをグループ化して、グループ単位に権限を設定してもよい。
入退場管理サーバ11は、上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブル23を有する。上記ユニフォームIDの他に、フリーユニフォームの形状、サイズや色、クリーニングの履歴などその他の情報を含んでいてもよい。
入退場管理サーバ11は、上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付けして記録する使用テーブル24を有する。この使用テーブル24は従業員テーブル21と一体のテーブルでもよい。ただし、使用テーブル24の紐付け情報は書き換え可能であり、デフォルトでは紐付けられていない。後述する各々の手段により、上記ユニフォームの使用時に紐付け登録がされ、フリーユニフォームの着替えとともに更新され、フリーユニフォームの使用完了とともに紐付け解除される。ただし、過去の紐付け情報をフリーユニフォームの使用履歴として残しておいてもよい。
さらに入退場管理サーバ11は上記の他に、上記従業員IDごとのそれぞれのゲート15での入退場の履歴を記録する履歴テーブル25を有していてもよい。
入退場管理サーバ11と繋がるネットワークには、上記の使用テーブル24への紐付け登録を行うための登録解除端末12が接続されている。登録解除端末12は、特に更衣室又はその近傍に設けてあると、フリーユニフォームの支給時又は着替えの完了時に上記の即時紐付が出来ると人員の運用上スムーズに進めることができる。
また、上記ネットワークには、上記の従業員テーブル21や権限テーブル22、ユニフォームテーブル23へデータを入力するため、登録解除端末12とは別個に管理用端末17が接続されているとよい。従業員の新規登録や解除、情報更新の際には従業員テーブル21に登録する。限定区画13への入場資格を変更する場合には権限テーブル22に登録する。フリーユニフォームの新規導入や洗濯、廃棄などの際にはユニフォームテーブル23に登録する。ただし、登録解除端末12がこれらの機能を併せて持っていてもよい。
さらに、上記ネットワークには、不正の利用がないか確認したり、現在の入場状況を確認したりといった、上記のテーブルにアクセスして情報を得ることができる状況確認用端末(図示せず)が接続されていてもよい。また、上記の管理用端末17がこの状況確認用端末の機能を兼ね備えていてもよい。
さらにまた、上記ネットワークには、ユニフォームIDを読み取るICカードリーダを有し、当該ユニフォームIDの紐付けを解除するように入退場管理サーバ11に指示する解除専用端末18を設けておくと、終業時の混雑において好ましい。終業時にはフリーユニフォームを脱いで紐付けを解除しなければならないが、ユニフォームIDを読み込ませるだけで後述する即時紐付解除手段を実行できると混雑が緩和される。
上記の構成を有する入退場管理システムの第一の実施形態における運用方法の手順例と、入退場管理プログラムによってサーバ及び端末で実行される各々の手段を以下に説明する。まず、事前準備として管理用端末17を通じて、従業員の従業員IDは従業員テーブル21に記録されてある。また、フリーユニフォームは導入済みで上記ユニフォームIDはユニフォームテーブル23に記録されている。それぞれの従業員IDは一つ以上のグループに属するように設定されており、限定区画13は上記グループごとに入場権限が設定されているように権限テーブル22に記録されている。使用テーブル24には一時紐付がされていない。
始業時に出勤してきた従業員には共有のフリーユニフォームが貸与される。どのフリーユニフォームを貸し出すかは従業員に固有ではない。ただし、サイズや色などによるフリーユニフォームの区別はあってもよい。例えば更衣室において、従業員は識別票に付与された従業員ICタグの従業員IDと、貸与されたフリーユニフォームのユニフォームIDとを即時紐付けする作業を行う。この際のフローを図2に示す。
まず(S101)、登録解除端末12は画面上に上記識別票の上記従業員ICタグを読み込ませるように表示する。従業員はそれに応じて登録解除端末12に接続されたICカードリーダ12aに、従業員ICタグを読み込ませる(S102)。登録解除端末12は入退場管理サーバ11に対して、この従業員ICタグに記録された従業員IDが登録されているものかどうか問い合わせる、従業員登録問合手段を実行する。問い合わせを受けた入退場管理サーバ11は、従業員テーブル21において当該従業員IDが正常に登録されたものであるか否かを検索する従業員登録確認手段を実行し、その正否の結果を登録解除端末12に送信する従業員登録返答手段を実行する。この正否の結果を受けた登録解除端末12は(S103)、正当に登録されていない場合(S103→No)、画面にエラーを表示して即時紐付を終了する(S104)。
正当に登録されていれば(S103→Yes)、登録解除端末12はユニフォームICタグをICカードリーダ12aに読み込ませるように表示する。従業員は装着した指示に従ってユニフォームICタグを読み込ませる(S111)。登録解除端末12は、入退場管理サーバ11に対して、このユニフォームICタグに記録されたユフォームIDと先の従業員IDとの対を一時的に紐付けさせるように指示する即時紐付指示手段を実行する。指示を受けた入退場管理サーバ11は、使用テーブル24において当該ユニフォームIDのレコードが存在する、すなわち既に従業員IDに紐付けされているか否かを判断するユニフォーム紐付確認手段を実行する。既に紐付けされていれば多重登録となるため、エラーを登録解除端末に送信する紐付存在通知手段を実行する(S113→Yes)。そのエラーを受信した登録解除端末は、既に当該フリーユニフォームが紐付済みである旨を画面に表示して即時紐付を終了する(S104)。紐付けされていなければ、当該ユニフォームIDと当該従業員IDとの対を一時的に紐付けさせる指示に従って、入退場管理サーバ11は使用テーブル24にその対の情報を登録する即時紐付登録手段26を実行する(S115)。その対の情報を登録したら、入退場管理サーバ11は登録解除端末12に紐付け完了の旨を送信する。完了の旨を受信した登録解除端末12は、画面に登録完了の旨を表示する(S120)。
また、この登録フローにさらに別の処理を入れたフローを図3に示す。上記のユニフォーム紐付確認手段(S113)を実行した後、ユニフォームIDが紐付け済みで無かった場合(S113→No)、さらに、当該従業員IDが使用テーブル24において他のユニフォームIDと紐付けられていないかどうかを確認する従業員紐付確認手段を実行する(S114)。紐付けられていなければ(S114→No)、その従業員には現時点でフリーユニフォームが貸与されていないので、図2のフローと同様に処理する(S115→S120)。一方、紐付けられていれば(S114→Yes)、その従業員には既にフリーユニフォームが貸与されており、新たなフリーユニフォームに着替えることを意味する。そこで使用テーブル24から、当該従業員IDと前のユニフォームIDとの対の情報をクリアして、当該従業員IDと新たなユニフォームIDとの対の情報を使用テーブルに上書きする即時紐付上書手段29を実行する(S116,S121)。これにより、脱いだフリーユニフォームについて紐付けを解除する処理を行わずに放置されていたとしても、そのフリーユニフォームによって不正に侵入されることがなくなる。
登録後、従業員は識別票を携帯せずに更衣室のロッカーなどに保管したままでも、ユニフォームIDによる認証によって、その従業員に入場が許可された限定区画13に入ることができる。その際の処理を図4のフローとともに説明する。
まず、従業員は限定区画13に入ることを制限したゲート15まで到達する(S201)。従業員はそのゲート15に付属して設けられたゲートリーダ16に、上記ユニフォームICタグをかざして、近距離無線通信により読み込ませる(S202)。ゲートリーダ16は、対応するゲート15を解錠して入場を許可してよいか否かを問い合わせるため、読み込んだユニフォームIDを入退場管理サーバ11へ送信する。
入退場管理サーバ11では、送信されたユニフォームIDについて、使用テーブル24において対応する従業員IDを求める紐付捜索手段を実行する(S203)。当該ユニフォームIDについての一時的な紐付けの記録が見つからなければ(S203→No)、そのユニフォームは紐付けされていないため、入退場管理サーバ11はゲート15へ開放を拒否する旨を返信する解錠拒否通知手段を実行する。拒否する旨を受信したゲート15は、開放せずに施錠状態を維持し、エラー音を鳴らす(S204)。使用テーブル24に紐付けの記録が見つかれば(S203→Yes)、当該ユニフォームIDに対応する上記従業員IDについての、当該ゲート15に対応する限定区画13への入場権限について、権限テーブル22の記録を求める入場権限確認手段を実行する(S211)。入退場管理サーバ11はその権限テーブル22における記録に基づき、当該ゲート15へ開放の可否を指示する入場権限指示手段28を実行する。すなわち、当該従業員IDが当該ゲート15に対応する限定区画13への入場権限を有するのであれば、開放を許可する旨の信号をゲート15へ送る(S211→Yes→S212)。当該従業員IDが当該ゲート15に対応する限定区画13への入場権限を有していないのであれば、ゲート15へ開放を拒否する旨の信号を送信する(S211→No→S204)。なお、従業員ID単位での判断だけでなく、当該従業員IDが当該ゲート15の開放権限を有するグループに属するか否かで開放の可否を求めてもよい。開放を許可する旨の信号を受信したゲート15は解錠音を鳴らし、ゲート15の電気錠を解錠する(S213)。
なお、入退場管理サーバ11は、上記のゲート15からの問い合わせ内容や結果、入場を許可した旨や時間等を、履歴として残しておいてもよい。図1ではこの履歴の記録を行うテーブルを履歴テーブル25として記載する。管理用端末17や履歴を確認する専用の端末からの問い合わせに対してその履歴テーブル25の情報を応答する入退場履歴紹介手段を実行できるようにしておくと、管理上望ましい。
従業員は終業時に、ユニフォームIDと従業員IDとの紐付けを解除してフリーユニフォームを返却することになる。解除を受け付けるモードに設定変更しておいた登録解除端末12か、又は解除専用端末18を用いる。ここでは登録解除端末12を例として説明する。従業員は登録解除端末12のICカードリーダ12aにユニフォームIDを読み込ませる。このとき、上記識別票を読み込ませる必要もない。登録解除端末12は入退場管理サーバ11へ、読み込んだユニフォームIDの一時的な紐付けを解除させる指示を送信する紐付解除指示手段を実行する。この指示を受けた入退場管理サーバ11は、使用テーブル24における当該ユニフォームIDを含む対の情報を解除する即時紐付解除手段27を実行する。これにより、対の情報を解除されたフリーユニフォームでの入場はできなくなり、クリーニングや廃棄など、外部への持ち出しを安全に行うことができる。
なお、登録解除端末12及び解除専用端末18における解除にあたって、間違って読み込ませたユニフォームIDの紐付が解除されることを防ぐため、一旦ユニフォームIDを読み込んだ後、即座に送信せず、画面に確認を求める旨の表示をして、登録解除端末12及び解除専用端末18のタッチパネルやマウスを操作しての承認を行わせた上で上記の紐付解除指示手段を実行するようにしてもよい。また、承認の代わりに、画面で確認を求める旨の表示をしているときに、同じユニフォームICタグを読み込ませることで上記の紐付解除指示手段を実行するようにしてもよい。後者の場合、特に操作を必要とせず、ICカードリーダに二回読み込ませるだけで済むため、終業時の混雑時にも対処しやすくなる。
この発明で用いるゲートリーダ16及びICカードリーダ12a等で採用する規格は、RFID(radio frequency identifier)やNFC(Near Field Communication)で用いられる一般的な規格が利用出来る。従業員ICタグ及びユニフォームICタグにはそれに対応したICタグを用いることができる。
具体的には、上記ユニフォームICタグ、上記従業員ICタグ、及びこれらを読み取る上記ゲートリーダの無線規格は、UHF帯でもよいしHF帯でもよい。HF帯の場合、ISO15693に従った近距離無線通信が利用できる。10cm以下程度の近距離にまで上記ユニフォームICタグや上記従業員ICタグを手作業で近づけて認証を行う。UHF帯の場合、約1メートル程度の距離まで認識できる。その範囲では特に周波数を限定するものではなく、いずれかの規格を選択して利用できる。
一方、UHF帯の場合は、上記ゲートリーダからある程度距離があっても読み取れるため、通路や扉に設置して、そこを従業員が通過する際に、自動的に上記ユニフォームICタグや上記従業員ICタグを読み取って、自動的に認証できるようにするといわゆるハンズフリーによる認証が実現できる。特に、荷物の搬入や工作機械の運転など、手が塞がりやすい作業環境では、ユニフォームICタグを袖に仕込んでいてもゲートリーダの極近くで読み取らせることが難しい場合もあるため、UHF帯の利便性が高い。また、フォークリフトやカートなどに乗ったままで認証を行う現場でも、乗ったままで壁際にあるゲートリーダ16の極近くまで接近することが難しいため、やや離れたところから読み取れるUHF帯が有効である。ただし、UHF帯は認証範囲が必然的に広くなるため、第三者が紛れ込んで認証したり、複数人の認証が並行して受付されて誤作動を起こしたりするおそれがある。このため、UHF帯の上記ゲートリーダを用いる場合には、検知範囲に複数の人間が入り込まないように上記ゲートリーダ、上記コントローラなどの設置場所を狭くするなどの工夫がされていると好ましい。
次に、この発明の第二の実施形態を図5とともに説明する。第一の実施形態との違いはまず、入退場管理サーバ11が保有する権限テーブル22と使用テーブル24のマスターテーブルのコピーが、テーブル配信手段30によって定期的に、又は必要に応じて各ゲート15のコントローラ19に送信される点にある。このコントローラ19は、ゲート15若しくはゲートリーダ16と一体の筐体であるか、又はごく短距離のケーブルで直接接続されている。図5では別筐体での例を示す。これらの間での信号は少なくともイーサネットなどのネットワーク通信を必要とせず、ネットワークとは独立して動作可能である。ただし、入退場管理サーバ11との通信のため、ネットワークには接続されている。
このコントローラ19は、その権限テーブル22と使用テーブル24のコピーテーブルを保有する。また、入退場管理サーバ11のテーブル配信手段30によるプッシュ配信や、図示しないがコントローラ19側からコピーを要求するテーブル配信要求手段に対する応答として、新たにテーブルが配信されてきたら、適宜そのデータを更新する。その上で、ゲートリーダ16で上記ユニフォームICタグの上記ユニフォームID、又は上記従業員ICタグの従業員IDを読み取ったら、ゲート15の開放権限の判断を、毎回入退場管理サーバ11に問い合わせることなく、コントローラ19の入場権限指示手段28を実行することで、ネットワークを介することなく権限に応じたゲート15の開放を可能にする。この第二の実施形態の構造とすることで、ネットワークやサーバが一時的にダウンしていても、その直前の情報に基づき認証を行うことができ、トラブルに対する耐久性が高い運用が可能となる。
また、この実施形態では、入退場管理サーバ11の負荷を軽減することもできる。この発明ではフリーユニフォームの一時的な紐付けを行うために、サーバにかかる負荷が比較的大きくなりやすいが、この実施形態では個々の入退場の際にはコントローラ19がサーバへのアクセスを行うことなく処理を進めることができるため、入退場管理サーバ11にかかる負荷を大きく削減することができる。コントローラ19はある程度入退場一時履歴テーブル32のレコードが蓄積されたところで送信すればよく、同期の頻度を適度に抑制すればネットワークトラフィックも少なくて済む。
このコントローラ19は、直接接続されたゲート15への入場を問い合わせた上記従業員ID又は上記ユニフォームIDや、開放を許可した上記従業員ID又は上記ユニフォームID、さらにそれらの時間といった情報を、入退場一時履歴テーブル32に記録しておく。その上で、定期的に入退場管理サーバ11に送る入退場履歴送信手段31を実行すると、従業員等の移動や配置等の管理が同期できて好ましい。これを送られた入退場管理サーバ11は適宜、履歴テーブル25の情報を更新する。
さらにこの発明の別の形態である第三の実施形態を、図6を用いて説明する。第二の実施形態と同様に、入退場管理サーバ11は権限テーブル22及び使用テーブル24のコピーを定期的に、又は要求に応じて配信するテーブル配信手段30を実行する。このコピーを、コントローラ19を介してゲートリーダ16aが保持する。この実施形態では、読み取った上記従業員ID又は上記ユニフォームIDに応じての入場権限を、ゲートリーダ16aのみで独立して入場権限指示手段28を実行して判断できる。このため、通常時には独立駆動が可能である。図示はしないが、電池を搭載して、ゲート15の解錠までを最小限の電力で可能にするようにすれば、停電時でもセキュリティを維持した解錠の判断が可能になる。一方、読み取った上記従業員IDや上記ユニフォームIDや時間情報などは、一旦コントローラ19の入退場一時履歴テーブル32に記録する。コントローラ19は、ネットワークのトラフィックや入退場管理サーバ11の負荷に対応して、適宜送信する入退場履歴送信手段31を実行する。
なお、この図6では、ゲートリーダ16aはUHF帯の電波を発してゲート15前にICタグを読み取り可能な領域を生成し、この領域内に入った上記従業員ICタグ又は上記ユニフォームICタグを自動的に読み取り、ハンズフリーでの利用を可能にした例を示している。
さらにまた別の形態として図示はしないが、ゲートリーダ16に権限テーブル22、使用テーブル24、入場権限指示手段28を持たせる以外にも、ゲート15そのものがこれらの機能を有する形態でもよい。また、ゲートリーダ16とゲート15そのものとが一体である形態で、同様に権限テーブル22、使用テーブル24、入場権限指示手段28を有していてもよい。
さらにまた別の形態として、電池駆動の場合はUHF帯ではなくHF帯の電波による短距離通信のみに限定することで、電池の消耗を抑えて長時間の独立駆動を可能にすることもできる。
この発明にかかる入退場管理システムは、ICタグによる認識を利用した他のシステムと一体で運用されるものでもよい。たとえば従業員IDとともにフォークリフトなどの機械の入場を管理する移動機械入退場管理システムと合わせて運用してもよい。また、従業員IDを管理するシステムであるため、入退場と合わせて従業員出退勤管理システムと組み合わせてもよい。
11 入退場管理サーバ
12 登録解除端末
12a ICカードリーダ
13 限定区画
15 ゲート
16,16a ゲートリーダ
17 管理用端末
18 解除専用端末
19 コントローラ
21 従業員テーブル
22 権限テーブル
23 ユニフォームテーブル
24 使用テーブル
25 履歴テーブル
26 即時紐付登録手段
27 即時紐付解除手段
28 入場権限指示手段
29 即時紐付上書手段
30 テーブル配信手段
31 入退場履歴送信手段
32 入退場一時履歴テーブル

Claims (7)

  1. 入退場管理サーバと、
    識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能であって上記入退場管理サーバに上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを送信可能である登録解除端末と、
    上記入退場管理サーバからの可否の返答に沿って開放される、限定区画内への入退場を制限するゲートと、
    上記ゲートに付属し、上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを読み取って上記入退場管理サーバに送信するゲートリーダと、
    を有し、
    上記入退場管理サーバは、
    上記従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、上記限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付けして記録する使用テーブルと、
    上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時的に紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
    上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
    上記ゲートリーダから送信された上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、当該ゲートリーダに対応する上記ゲートへ開放の可否を指示する入場権限指示手段と、
    を有する入退場管理システム。
  2. 入退場管理サーバと、
    識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能であって上記入退場管理サーバに上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを送信可能である登録解除端末と、
    上記入退場管理サーバからの可否の返答に沿って開放される、限定区画内への入退場を制限するゲートと、
    上記ゲートに付属し、上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを読み取るゲートリーダと、
    を有し、
    上記入退場管理サーバは、
    上記従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、上記限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付けして記録する使用テーブルと、
    上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時的に紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
    上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
    上記ゲート又は上記ゲートリーダに上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを送信するテーブル配信手段と、
    を有し、
    上記ゲート、上記ゲートリーダ、又はこれらに付属するコントローラは、
    上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを有し、上記ゲートリーダで読み取った上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、当該ゲートリーダに対応する上記ゲートの開放の可否を指示する入場権限指示手段、
    を有する
    入退場管理システム。
  3. 従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付け可能である使用テーブルと、
    登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
    上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
    を有し、
    さらに、
    上記限定区画内への入退場を制限するゲートに対応するゲートリーダで読み取った上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、上記ゲートの開放の可否を指示する入場権限指示手段、
    上記ゲート、上記ゲートリーダ又はこれらに付属するコントローラに上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを送信するテーブル配信手段、
    又は、これら両方の手段、を有する
    入退場管理サーバ。
  4. 上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時紐づけされる指示が、上記使用テーブルに記録がある上記従業員IDについてであった場合、既にある上記対の情報を上書きする、即時紐付上書手段を有する
    請求項3に記載の入退場管理サーバ。
  5. 従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付け可能である使用テーブルと、
    を管理できるように用意し、
    上記従業員IDを記録した従業員ICタグを有する識別票を付与されて限定区画への入場権限を有する従業員に、上記ユニフォームIDを記録したユニフォームICタグを有する共有のフリーユニフォームを貸与した上で、
    登録解除端末で上記従業員IDを読み取り、上記従業員テーブルに記録されたものであるか確認するステップ、
    登録解除端末で上記ユニフォームIDを読み取り、上記ユニフォームテーブルに記録されたものであるか確認するステップ、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を紐付けて上記使用テーブルに記録するステップ、
    上記ユニフォームIDを上記限定区画への入場を制限するゲートに付属するゲートリーダにて読み取り、上記使用テーブルにおいて当該ユニフォームIDに紐付けられた上記従業員IDを求め、その従業員IDについて上記権限テーブルに記録された入場権限に基づき、上記ゲートへの入場の可否を決定するステップ、
    を実行する入退場管理方法。
  6. 入退場管理サーバと、
    識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能であって上記入退場管理サーバに上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを送信可能である登録解除端末と、
    上記入退場管理サーバからの可否の返答に沿って開放される、限定区画内への入退場を制限するゲートと、
    上記ゲートに付属し、上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを読み取って上記入退場管理サーバに送信するゲートリーダと、
    に対して、
    上記入退場管理サーバを、
    上記従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、上記限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に紐付けして記録する使用テーブルと、
    を有するものとし、
    上記入退場管理サーバに
    上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時的に紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
    上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
    上記ゲートリーダで読み取った上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、当該ゲートリーダに対応する上記ゲートの開放の可否を指示する入場権限指示手段と、
    を実行させる入退場管理プログラム。
  7. 入退場管理サーバと、
    識別票に付与された従業員ICタグに記録された従業員ID、及びフリーユニフォームに付与されたユニフォームICタグに記録されたユニフォームIDを近距離無線通信により読取可能であって上記入退場管理サーバに上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを送信可能である登録解除端末と、
    上記入退場管理サーバからの可否の返答に沿って開放される、限定区画内への入退場を制限するゲートと、
    上記ゲートに付属し、上記従業員ID及び上記ユニフォームIDを読み取って上記入退場管理サーバに送信するゲートリーダと、
    に対して、
    上記入退場管理サーバを、
    上記従業員IDを記録する従業員テーブルと、
    上記従業員IDについて、上記限定区画内への入場権限を記録する権限テーブルと、
    上記ユニフォームIDを記録するユニフォームテーブルと、
    上記従業員IDと上記ユニフォームIDとを一時的に(一時的に、とはデフォルトでクリアすることが前提)紐付けして記録する使用テーブルと、
    を有するものとし、
    上記入退場管理サーバに
    上記登録解除端末から送信された上記従業員IDと上記ユニフォームIDとの対を一時的に紐付させる指示を受けて、上記使用テーブルに上記対の情報を登録する即時紐付登録手段と、
    上記登録解除端末から送信された上記ユニフォームIDの一時紐付けを解除させる指示を受けて、上記使用テーブルにおける当該ユニフォームIDを含む上記対の情報を解除する即時紐付解除手段と、
    上記ゲート又は上記ゲートリーダに上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを送信するテーブル配信手段と、
    を実行させ、
    上記ゲート、上記ゲートリーダ、又はこれらに付属するコントローラに、
    上記使用テーブル及び上記権限テーブルのコピーを記録し、上記ゲートリーダで読み取った上記ユニフォームIDについて、上記使用テーブルにおいて対応する上記従業員IDを求め、当該従業員IDについての上記権限テーブルの記録に基づき、当該ゲートリーダに対応する上記ゲートの開放の可否を指示する入場権限指示手段、
    を実行させる
    入退場管理プログラム。
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