JP2002056366A - 入出管理システム - Google Patents

入出管理システム

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JP2002056366A
JP2002056366A JP2000242656A JP2000242656A JP2002056366A JP 2002056366 A JP2002056366 A JP 2002056366A JP 2000242656 A JP2000242656 A JP 2000242656A JP 2000242656 A JP2000242656 A JP 2000242656A JP 2002056366 A JP2002056366 A JP 2002056366A
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JP
Japan
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entry
person
area
entrance
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Application number
JP2000242656A
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English (en)
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Haruji Muramatsu
治司 村松
Hiromoto Oishi
博基 大石
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入場が規制されるエリアの入出管理や所在の
管理をすることができ、また、人にあっては煩わしさを
感じさせることのない入出管理システムを提供する。 【解決手段】 複数種類のIDタグ3と、区画された複
数のエリアの各出入口に設けられ、IDタグ3に対して
問い掛け信号を送信するとともに返送されてくる所定情
報を受信する読み取り装置5と、出入口に設けられ、エ
リアへの入場を規制する入場規制手段7と、読み取り装
置5により受信された所定情報に基づきIDタグ3の種
類を判別してエリアへの入場可否を判断するとともに、
その入場可否の判断に基づいて又は必要に応じて入場規
制手段7を制御する制御装置9と、その制御装置9に制
御され、IDタグ3を携帯する者の所在、又は/及び、
エリアに対する入出状況を表示する表示手段11と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人ホーム、病
院、研究機関、スポーツクラブ等の各種施設において、
入場が規制されるエリアへの入出の管理や施設内の人の
所在の管理に使用される入出管理システムに関する。
【0002 】
【従来の技術】例えば、老人ホームや病院等の施設に
は、診察室、事務室、研究室、病室、食堂、ホール、娯
楽室等の様々な部屋(区画されたエリア)が設けられて
いる。
【0003 】ところで、これら様々な部屋には、医者
や職員等の施設関係者が出入りすることができるように
なっているが、医薬品、劇毒物、危険物、機密資料等を
保管している部屋も含まれていることから、このような
部屋の入室を規制する必要があった。また、施設内に
は、入院患者や訪問者(見舞客等)もいることから、こ
れらの者を含めて多くの部屋への入室を規制する必要が
あった。
【0004 】尚、部屋への入室を規制する方法として
は、所定の個人情報を記録した磁気カードをリーダーに
読みとらせて入室許可の判断を仰いだ後に、許可された
者だけが入室できる既知の入出管理システムを採用する
ことが挙げられる。
【0005 】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記既
知の入出管理システムにあっては、入室の際に一々磁気
カードを取り出しリーダーに読み取らせることから、操
作が非常に面倒なものであった。また、これにより、例
えばお年寄りの中には使いこなせない人がでてしまう恐
れがあり、そのような人にあっては入室できる部屋に入
れないといった問題点があった。一方、上記既知の入出
管理システムを採用しようとしても、単に入室を規制す
るだけで誰が入室しているのかが他の者に分からないと
言った問題点もあった。他方、上記入出管理システムを
採用しても、施設関係者や入院患者等の各人の所在まで
はつかめず、活用性に乏しいといった問題点もあった。
【0006 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、入場が規制されるエリアの入出管理や所在の
管理をすることができ、また、人にあっては煩わしさを
感じさせることのない入出管理システムを提供すること
を課題とする。
【0007 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の入出管理システムは、
図1の基本構成図に示されるように、携帯可能な形状に
形成され、外部からの問い掛け信号に対して所定情報を
返送する複数種類のIDタグ3と、区画された複数のエ
リアの各出入口に設けられ、前記IDタグ3に対して前
記問い掛け信号を送信するとともに返送されてくる前記
所定情報を受信する読み取り装置5と、前記出入口に設
けられ、前記エリアへの入場を規制する入場規制手段7
と、前記読み取り装置5により受信された前記所定情報
に基づき前記IDタグ3の種類を判別して前記エリアへ
の入場可否を判断するとともに、その入場可否の判断に
基づいて又は必要に応じて前記入場規制手段7を制御す
る制御装置9と、該制御装置9に制御され、前記IDタ
グ3を携帯する者の所在、又は/及び、前記エリアに対
する入出状況を表示する表示手段11と、を備えたこと
を特徴としている。
【0008 】請求項2記載の本発明の入出管理システ
ムは、請求項2に記載の入出管理システムにおいて、前
記制御装置9に制御されるとともに、前記エリアに対す
る入出状況の履歴を少なくとも記憶する記憶手段13を
更に備えたことを特徴としている。
【0009 】請求項3記載の本発明の入出管理システ
ムは、請求項1又は請求項2に記載の入出管理システム
において、前記表示手段11に表示させるための前記者
の画像を取り込み前記制御装置9へ送信するカメラ装置
15を更に備えたことを特徴としている。
【0010 】請求項4記載の本発明の入出管理システ
ムは、請求項1ないし請求項3いずれか記載の入出管理
システムにおいて、前記IDタグ3は、該IDタグ3を
携帯する前記者の名札として兼用されることを特徴とし
ている。
【0011 】請求項5記載の本発明の入出管理システ
ムは、出入口を有する区画された複数のエリアが存在
し、該エリア毎の入場が、前記出入口に設けられた読み
取り装置5からの問い掛け信号に対し所定情報を返送す
るIDタグ3の前記所定情報に基づいて規制され、少な
くとも一つの前記エリア内への入場が許可された前記I
Dタグ3を携帯する者においては、入場が許可された前
記エリアの入場及び退場の際に前記読み取り装置5によ
り前記所定情報が検知されて、前記者に対する所在と少
なくとも入場を許可された前記エリアに対する入出状況
とが管理されることを特徴としている。
【0012 】請求項1に記載された本発明によれば、
読み取り装置5がIDタグ3から返送されてくる所定情
報を受信すると、制御装置9は読み取り装置5により受
信された所定情報に基づきIDタグ3の種類を判別して
エリアへの入場可否を判断する。表示手段11には、I
Dタグ3を携帯する者の所在、又は/及び、エリアに対
する入出状況が表示される。制御装置9がエリアへの入
場を許可する判断をした場合には、入場規制手段7が制
御されてエリアへの入場規制が解除される。これに対
し、制御装置9がエリアへの入場を拒否する判断をした
場合には、エリアへの入場規制が解除されることはな
い。IDタグ3を携帯する者が入場することのできない
エリアになる。一方、IDタグ3は複数種類あることか
ら、その種類に応じて入場できるエリアが規制される。
また、IDタグ3が用いられていることから、誰でも使
いこなせるようになる。煩わしさを感じさせることもな
い。
【0013 】請求項2に記載された本発明によれば、
記憶手段13に少なくとも各エリアに対する入出状況の
履歴が記憶される。言い換えれば、各エリアに対する入
出状況が保存され、利用活用することができるようにな
る。
【0014 】請求項3に記載された本発明によれば、
IDタグ3を携帯する者の画像が取り込まれ制御装置9
へ送信される。また、その取り込まれた画像は表示手段
11に表示される。IDタグ3を携帯する者を確認する
際や、防犯に役立てられる。また、各エリアに対する入
出状況が把握しやすくなる。所在確認もしやすくなる。
【0015 】請求項4に記載された本発明によれば、
IDタグ3が名札として兼用される。IDタグ3と名札
をそれぞれ使用するような煩わしさはない。また、ID
タグ3が名札として兼用されれば、常に携帯するように
なり、携帯する者の所在が把握しやすくなる。
【0016 】請求項5に記載された本発明によれば、
出入口を有する区画された複数のエリアが存在し、その
エリア毎の入場が、出入口に設けられた読み取り装置5
からの問い掛け信号に対し所定情報を返送するIDタグ
3の所定情報に基づいて規制される。そして、少なくと
も一つのエリア内への入場が許可されたIDタグ3を携
帯する者においては、入場が許可されたエリアの入場及
び退場の際に読み取り装置5により所定情報が検知され
て、その者に対する所在と少なくとも入場を許可された
エリアに対する入出状況とが管理される。以上によれ
ば、IDタグ3により入場できるエリアが規制される。
また、IDタグ3が用いられていることから、誰でも使
いこなせるようになる。煩わしさを感じさせることもな
い。さらに、IDタグ3を介して所在と入出状況とが管
理される。
【0017 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図2は本発明の入出管理システム
の一実施の形態を示す構成図(概要)である。また、図
3は入出管理ユニットの構成を説明するための模式図で
ある。
【0018 】図2において、引用符号1で示される入
出管理システムは、例えば老人ホーム等の施設17に利
用されている。その施設17には、区画された複数のエ
リアとしての、第一ロビー17a、第二ロビー17b、
事務室17c、研究室17d、診察室17e、病室17
f、食堂17g、ホール17h、談話室17i、娯楽室
17j、通路17kが設けられている。
【0019 】第一ロビー17aには、受付19が設け
られており、第一ロビー17aと第二ロビー17bとの
間には、出入口21a、21bが設けられている。ま
た、第二ロビー17bと通路17kの一端との間にも出
入口21cが設けられている。さらに、通路17kに面
する事務室17c、研究室17d、診察室17e、病室
17f、食堂17g、ホール17h、談話室17i、娯
楽室17jにも出入口21d〜21kがそれぞれ設けら
れている。通路17kの他端の出入口21lは、建物の
外部23に通じるようになっている。
【0020 】事務室17cには、本発明の入出管理シ
ステム1を構成する制御装置9が適宜位置に設置されて
いる。また、出入口21a〜21lにも、本発明の入出
管理システム1を構成する入出管理ユニット25a〜2
5lがそれぞれ設置されている。
【0021 】制御装置9は、その筐体内に図示しない
ROM、CPU、EEPROM、RAM等を備えてい
る。また、制御装置9には、表示手段としての表示部1
1aと記憶手段としての記憶装置13aと制御装置9を
操作するための入力部27とが適宜インターフェースを
介して接続されている。さらに、制御装置9には、入出
管理ユニット25a〜25lがそれぞれ接続されてい
る。
【0022 】制御装置9の上記ROMは読み出し専用
のメモリであり、プログラムや固定データ等が格納され
ている。上記CPUは中央演算処理装置であり、上記R
OMに予め格納された制御プログラムに従って作動する
ようになっている。また、後述するIDタグ3の所定情
報に基づいて入室可否(入場可否)の判断をするように
なっている。上記EEPROMは電気的消去/書き換え
可能な読み出し専用のメモリであり、各種の設定情報等
が格納されている。上記RAMは読み出し書き込み自在
のメモリであり、上記CPUの処理の過程で利用する各
種のデータを格納するデータエリアと処理の際に使用す
るワークエリア等を有している。
【0023 】表示部11aは、本形態においてモニタ
を使用するようになっている。また、入力部27はキー
ボード及びマウス(不図示)を使用するようになってい
る。尚、モニタ、キーボード及びマウス(不図示)は、
既知のものであることから、ここではその説明を省略す
る。
【0024 】記憶装置13aは、ID情報を記憶格納
するID情報格納エリア13bと、入出情報を記憶格納
する入出情報格納エリア13cと、移動情報を記憶格納
する移動情報格納エリア13dと、履歴情報を記憶格納
する履歴情報格納エリア13eとを備えている。
【0025 】ID情報格納エリア13bには、後述す
るIDタグ3を携帯所持する者(人)の識別番号を始
め、氏名、生年月日等がID情報として格納されている
(入室を規制するための情報をここに格納させてもよ
い)。また、入出情報格納エリア13cには、施設17
の、第一ロビー17a、第二ロビー17b、事務室17
c、研究室17d、診察室17e、病室17f、食堂1
7g、ホール17h、談話室17i、娯楽室17jに入
室した者の識別番号が入出情報として格納されている。
【0026 】さらに、移動情報格納エリア13dに
は、どこに入室が許可され、その後どこへ移動したかが
移動経路と時間情報とともに記録されている。さらにま
た、履歴情報格納エリア13eには、後述するIDタグ
3を携帯所持する者(人)の入室履歴(入出状況の履
歴)等が履歴情報として格納されている。尚、その履歴
情報は、後に利用活用するため、所定期間(例えば一年
間)保存されるようになっている。
【0027 】入出管理ユニット25a〜25l(総称
する場合には引用符号を25とする)は、図3に示され
る如く、出入口21(上記出入口21a〜21lの総
称)又はその近傍に設けられる読み取り装置5と、出入
口21の扉29を施錠解錠する入場規制手段としての施
錠解錠ユニット7aと、カメラ装置15とを備えてい
る。また、入出管理ユニット25は、人31に携帯所持
されるIDタグ3の近接により主に作動するように構成
されている。カメラ装置15は任意に設定されるものと
する。
【0028 】尚、上述のような施設17の場合、入出
管理ユニット25a、25bは、出入口21a、21b
の第一ロビー17a側と第二ロビー17b側に読み取り
装置5とカメラ装置15とを備えるようになる(これに
限るものではない)。また、入出管理ユニット25c
は、出入口21cの第二ロビー17b側と通路17k側
に読み取り装置5とカメラ装置15とを備えるようにな
る(これに限るものではない)。
【0029 】一方、人31は、上述のような施設17
の場合、医者や職員等の施設関係者、又は入院患者、或
いは来客者(見舞客)等であり、人31が施設関係者の
場合には施設関係者用のIDタグ3が携帯所持されるよ
うになっている。また、人31が入院患者の場合には入
院患者用のIDタグ3が、来客者の場合には来客者用の
IDタグ3が携帯所持されるようになっている。IDタ
グ3は携帯可能に形成されている。
【0030 】施設関係者用のIDタグ3と入院患者用
のIDタグ3は、名札として兼用されており(これに限
るものではない。携帯されていればよく、例えばリスト
バンド状に形成してもよい)、その表面部には顔写真、
氏名等が印刷されるようになっている。また、来客者用
のIDタグ3は、バッチ状に形成されており(受付19
(図2参照)で貸し出しされる)、その表面部には例え
ば大きな文字で『お客様』と印刷されるようになってい
る。尚、各種類のIDタグ3は、名札として携帯される
ことから、誰でも容易に使いこなせ煩わしさを感じるこ
とはない。
【0031 】上記入出管理ユニット25をもう少し詳
しく説明する。
【0032 】読み取り装置5は、IDタグ3が所定の
通信範囲内に位置すると、所定の手順で図示しないコイ
ルに電力を供給し、IDタグ3側のアンテナコイルに起
電力を生じさせるようになっている。また、所定の通信
方式でIDタグ3に記憶された所定情報の読み取りがで
きるようになっている。すなわち、読み取り装置5は、
IDタグ3に対して問い掛け信号を送信するとともにI
Dタグ3からの所定情報を信号として受信するようにな
っている。また、読み取り装置5は制御装置9(図2参
照)に接続されており、受信した所定情報を送信するよ
うに構成されている。
【0033 】施錠解錠ユニット7aは既知の電気錠で
あり、また、カメラ装置15も既知の例えばCCDカメ
ラである。これらはそれぞれ制御装置9(図2参照)に
接続され制御装置9(図2参照)によって制御されるよ
うになっている。尚、カメラ装置15は防犯に対する効
果を向上させることができるという利点を有している。
また、後述する入出状況の把握や所在確認をしやすくす
ることができるという利点も有している。
【0034 】IDタグ(非接触式IDタグ)3は、読
み取り装置5からの問い掛け信号に対して所定情報を信
号として返送することができるように構成されている。
所定情報としては、少なくとも人31を識別するための
識別番号(タグID)を含んでいるものとする。
【0035 】上記構成において、入出管理システム1
は次のように作用する(図2及び図3参照)。
【0036 】先ず、人31が施設関係者の場合につい
て説明する。人31(施設関係者)は、上述の如く、施
設関係者用のIDタグ3を名札として携帯所持してい
る。施設関係者用のIDタグ3は、第一ロビー17a、
第二ロビー17b、事務室17c、研究室17d、診察
室17e、病室17f、食堂17g、ホール17h、談
話室17i、娯楽室17jの全ての入室が許可されるよ
うになっている。
【0037 】人31(施設関係者)が入室を希望する
扉29の前に立つと、読み取り装置5がIDタグ3の所
定情報を受信し、その受信した所定情報を制御装置9へ
送信する。所定情報を受けた制御装置9では、IDタグ
3の種類を判別して希望する部屋への入場可否を判断す
る(上記CPUが判断することになる)。この時、全て
の入室が許可される施設関係者用のIDタグ3を携帯所
持していると判別及び判断されることから、人31(施
設関係者)の入室が当然に許可される。そして、制御装
置9は施錠解錠ユニット7aの施錠状態を解錠にして人
31(施設関係者)が希望する部屋内へ入ることができ
るようにする。尚、記憶装置13aの移動情報格納エリ
ア13dや履歴情報格納エリア13eには、所定の情報
がデータとして格納されるようになる。
【0038 】人31(施設関係者)が希望する部屋内
へ入ると、事務室17cの表示部11aには、人31
(施設関係者)が部屋内に入室したことが表示される。
言い換えれば、人31(施設関係者)の所在が表示部1
1aに表示される。また、部屋に対する入出状況が表示
部11aに表示される。尚、人31(施設関係者)が希
望する部屋内に入る前には、カメラ装置15から取り込
んだ画像(画像データ)を表示部11aに表示させて、
人31(施設関係者)がIDタグ3を携帯する正規の者
かどうかを確認しているものとする。
【0039 】人31(施設関係者)が希望する部屋か
ら退室すると、読み取り装置5がIDタグ3の所定情報
を受信し、その受信した所定情報を制御装置9へ送信す
る。所定情報を受けた制御装置9では、人31(施設関
係者)が希望する部屋から退室したことを認識する。ま
た、事務室17cの表示部11aには、人31(施設関
係者)が部屋から退室したことが表示される。
【0040 】次に、人31が入院患者の場合について
説明する。人31(入院患者)は、上述の如く、入院患
者用のIDタグ3を名札として携帯所持している。入院
患者用のIDタグ3は、事務室17c、病室17f、食
堂17g、ホール17h、談話室17i、娯楽室17j
の入室が許可されるようになっている。
【0041 】人31(入院患者)が入室を希望する扉
29の前に立つと、読み取り装置5がIDタグ3の所定
情報を受信し、その受信した所定情報を制御装置9へ送
信する。所定情報を受けた制御装置9では、IDタグ3
の種類を判別して希望する部屋への入場可否を判断する
(上記CPUが判断することになる)。この時、人31
(入院患者)は入院患者用のIDタグ3を携帯所持して
いると判別される。人31(入院患者)の入室が許可さ
れると、制御装置9は施錠解錠ユニット7aの施錠状態
を解錠にする。これにより、人31(入院患者)が希望
する部屋内へ入ることができるようになる。
【0042 】一方、人31(入院患者)の入室が拒否
されると、制御装置9は施錠解錠ユニット7aの施錠状
態を解錠にすることはない。すなわち、人31(入院患
者)の入室が規制される。この時、人31(入院患者)
に対して、入室が規制されている旨を音声などで伝える
ようにしても良い。
【0043 】尚、記憶装置13aの移動情報格納エリ
ア13dや履歴情報格納エリア13eには、所定の情報
がデータとして格納されるようになる。
【0044 】人31(入院患者)が希望する部屋内へ
入ると、事務室17cの表示部11aには、人31(入
院患者)が部屋内に入室したことが表示される。言い換
えれば、人31(入院患者)の所在が表示部11aに表
示される。また、部屋に対する入出状況が表示部11a
に表示される。人31(入院患者)が希望する部屋から
退室すると、読み取り装置5がIDタグ3の所定情報を
受信し、その受信した所定情報を制御装置9へ送信す
る。所定情報を受けた制御装置9では、人31(入院患
者)が希望する部屋から退室したことを認識する。ま
た、事務室17cの表示部11aには、人31(入院患
者)が部屋から退室したことが表示される。
【0045 】続いて、人31が来客者の場合について
説明する。人31(来客者)は、上述の如く、来客者用
のIDタグ3を携帯所持している。来客者用のIDタグ
3は、第一ロビー17a、第二ロビー17b、通路17
kの通過(入室)が許可されるようになっている。作用
としては、上述の人31が入院患者の場合と同じ作用に
なるので詳細な説明を省略するものとする。
【0046 】尚、当然であるが、IDタグ3を持たな
い者はいずれにも入室することができないものとする。
【0047 】以上説明したように、本発明の入出管理
システム1は、IDタグ3を携帯する者(施設関係者、
入院患者、来客者)の所在を管理することができるよう
になっている。また、各部屋(エリア)に対する入出状
況も管理することができるようになっている。さらに、
複数種類のIDタグ3(施設関係者、入院患者、来客者
用のIDタグ3)によって、その種類に応じて入室でき
る部屋を規制することができるようになっている。さら
にまた、IDタグ3を携帯するだけでよいことから、誰
でも使いこなせ、煩わしさを感じさせないようにするこ
とができるようになっている。
【0048 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、上述のような老人ホームに限らず、病院、研究機
関、スポーツクラブ等の各種施設において、入場が規制
されるエリアへの入出の管理や施設内の人の所在の管理
に使用することができるものとする。また、上述の入室
(入場)の規制は、緊急時に適用されないものとする。
【0049 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、IDタグを携帯する者の所在、又
は/及び、エリアに対する入出状況を管理することがで
きる。また、複数種類のIDタグによりその種類に応じ
て入場できるエリアを規制することができる。すなわ
ち、携帯する者に合わせてIDタグを配布すればよい。
さらに、IDタグを携帯するだけよいことから、誰でも
使いこなせ煩わしさを感じさせるようなことがないよう
にすることができる。
【0050 】請求項2に記載された本発明によれば、
各エリアに対する入出状況を保存することができる。こ
れにより、その保存した入出状況のデータを後に利用活
用することができる。
【0051 】請求項3に記載された本発明によれば、
IDタグを携帯する者が正規の者かどうかを確認するこ
とができる。また、防犯に対する効果を向上させること
ができる。さらに、各エリアに対する入出状況の把握や
所在確認をしやすくすることができる。
【0052 】請求項4に記載された本発明によれば、
IDタグと名札をそれぞれ使用するような煩わしさをな
くすことができる。また、IDタグを名札として兼用す
ることにより、常に携帯されて、携帯する者の所在を把
握することを容易にすることができる。
【0053 】請求項5に記載された本発明によれば、
請求項1の発明と同様に、IDタグを携帯する者の所
在、又は/及び、エリアに対する入出状況を管理するこ
とができる。また、IDタグにより入場できるエリアを
規制することができる。さらに、IDタグを携帯するだ
けでよいことから、誰でも使いこなせ煩わしさを感じさ
せるようなことがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入出管理システムの基本構成図で
ある。
【図2】本発明による入出管理システムの一実施の形態
を示す概要構成図である。
【図3】入出管理ユニットの構成を説明するための模式
図である。
【符号の説明】
1 入出管理システム 3 IDタグ 5 読み取り装置 7 入場規制手段 7a 施錠解錠ユニット(入場規制手段) 9 制御装置 11 表示手段 11a 表示部(表示手段) 13 記憶手段 13a 記憶装置(記憶手段) 15 カメラ装置 17 施設 21 出入口 25 入出管理ユニット 27 入力部 31 人(者)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 2E250 AA12 BB08 BB30 DD06 FF28 FF35 5B035 AA13 BB09 BC01 CA23 5B049 BB41 BB61 CC13 DD00 DD04 DD05 EE01 EE07 EE23 EE59 FF03 FF04 FF09 GG03 GG06 GG07 5B058 CA17 KA02 KA04 KA06 KA37 YA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な形状に形成され、外部からの
    問い掛け信号に対して所定情報を返送する複数種類のI
    Dタグと、 区画された複数のエリアの各出入口に設けられ、前記I
    Dタグに対して前記問い掛け信号を送信するとともに返
    送されてくる前記所定情報を受信する読み取り装置と、 前記出入口に設けられ、前記エリアへの入場を規制する
    入場規制手段と、 前記読み取り装置により受信された前記所定情報に基づ
    き前記IDタグの種類を判別して前記エリアへの入場可
    否を判断するとともに、その入場可否の判断に基づいて
    又は必要に応じて前記入場規制手段を制御する制御装置
    と、 該制御装置に制御され、前記IDタグを携帯する者の所
    在、又は/及び、前記エリアに対する入出状況を表示す
    る表示手段と、 を備えたことを特徴とする入出管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項2に記載の入出管理システムにお
    いて、 前記制御装置に制御されるとともに、前記エリアに対す
    る入出状況の履歴を少なくとも記憶する記憶手段を更に
    備えたことを特徴とする入出管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の入出管理
    システムにおいて、 前記表示手段に表示させるための前記者の画像を取り込
    み前記制御装置へ送信するカメラ装置を更に備えたこと
    を特徴とする入出管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    入出管理システムにおいて、 前記IDタグは、該IDタグを携帯する前記者の名札と
    して兼用されることを特徴とする入出管理システム。
  5. 【請求項5】 出入口を有する区画された複数のエリア
    が存在し、 該エリア毎の入場が、前記出入口に設けられた読み取り
    装置からの問い掛け信号に対し所定情報を返送するID
    タグの前記所定情報に基づいて規制され、 少なくとも一つの前記エリア内への入場が許可された前
    記IDタグを携帯する者においては、入場が許可された
    前記エリアの入場及び退場の際に前記読み取り装置によ
    り前記所定情報が検知されて、前記者に対する所在と少
    なくとも入場を許可された前記エリアに対する入出状況
    とが管理されることを特徴とする入出管理システム。
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