JP2008169635A - セキュリティ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設内に入場する立入者の入室及び退出管理をICタグワッペンを利用したセキュリティ管理システムにおいて、ICタグワッペンの取り扱いと入退室管理を容易にする。
【解決手段】施設内への立入者を複数に分類した分類コードと当該分類コードに対応した立ち入り可能又は禁止区域や部屋が明確に対応させており、施設内の各ドアユニットの制御手段は、当該ドアユニットにより区画された部屋への入室を許可する1又は複数の分類コードを格納したメモリを備えており、ICタグの読取装置により読み取られた分類コード又は前記タグ番号が属する分類コードに基づいて前記ドア手段を開閉制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の階、各階毎の区域又は部屋(以下、「部屋」という)を有する施設内に立ち入る従業者、滞在者又は来場者等(以下、「立入者」という)の各部屋への入退出を制限又は管理するセキュリティ管理システムに関する。
病院、会社、研究施設、官庁等の各施設は、複数のフロアを有し、各フロアの面積が大きく各フロアには多数の部屋に区画されている。このような施設においては、例えば病院施設の場合、医者や看護士等の内勤者、入院患者、外来患者、物品納入業者及び面会者を含めて様々な種類の人が、当該病院施設内の立入者となる。内勤者を除く一般の立入者は、一度施設内への立ち入りが許可されると、当該施設内のあらゆるフロア、区域又は部屋に入り込む可能性が有り、例えば、病院の場合、極端な事例として、検査室や手術室にまで関係の無い者が立ち入ることとなれば診療業務の大きな妨げとなる。
この対策として、従来の多くは、内勤者を含む全ての立入者にバッジやワッペン等の所員証や社員証を装着させ、内勤者であることを示す写真入のバッジ等を装着していない一般の立入者に対しては、重要な区域や部屋への入口付近に配置した警備員が、各立入者をチェックしたり、一般の立入者に対しては案内役を配するようにしていたが、これらの対策は、大きな施設であるほど人件費のコスト負担が大きくなるとの課題を有していた。
一方、近年は、ICチップ(以下、「ICタグ」と呼称する)の用途が様々な分野において急速に拡大している。このICタグは、アンテナ手段を介した電磁誘導による通信機能を持ち、読取装置と数メートル離れていてもデータの送受信が可能である。そして、このICタグは、CPU機能、メモリ機能、割り込み処理機能、入出力機能、及び通信機能を備えている。
このようなICタグは、近年、商品の物流管理や販売管理の分野でその利用が拡大しているが、個人認証の手段にも使用される例が見られに至っている(例えば、特許文献1参照)。
そして、個人認証手段に使用されるものとしては、認証すべき個人の口腔内(例えば、歯槽骨、インプラント、歯牙等)にICチップを埋め込んで使用する取り付け方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−342737号公報 特開2004−195143号公報
しかし、このようなICタグを、比較的大きな病院のようにフロアの数や部屋数の多い施設内において、実際に様々な立入者の入退室管理に応用しようとすると、医師や看護士等の内勤者だけの入退室を管理する場合とは違って、入院患者や外来患者又は面会者や業者等の様々な種類の実に多くの人に対応した入退室管理を行う必要があり、また施設内の立ち入り制限領域も多様となるため、入退室管理用のICタグの数が増大し、各ICタグのタグ番号(ID)毎に管理するとなると、ICタグの管理のみならず各部屋への入出管理制御が複雑になり、ICタグの取り扱いと管理が非常に厄介となるという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の階、各階毎の区域又は部屋を有する施設内に立ち入る従業者、滞在者又は来場者等(立入者)の各部屋への入退出を制限又は管理するセキュリティ管理システムであって、前記立入者を複数に分類し、前記複数の分類を表す分類コードと当該分類コード毎に対応する一連のタグ番号を管理する管理サーバと、前記立入者のそれぞれに装着され、前記分類コードと前記タグ番号をそのメモリ内に記録するICタグを備えたICタグワッペンと、前記管理装置に接続され、前記施設内における前記立入者による入退出を制限管理すべき前記部屋の入出口に設置されるドアユニットと、を有し、前記ドアユニットは、前記部屋の入出口を閉鎖又は開放するドア手段と、前記ICタグ内に記録されている前記分類コード及び前記タグ番号を読み取る読取装置と、前記読取装置により読み取られた分類コード又は前記タグ番号が属する分類コードに基づいて前記ドア手段を開閉制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするセキュリティ管理システムを提供するものである。
このように、本発明においては、各立入者が装着するICタグワッペン内のICタグに記録された分類コードに基づいて各ドアユニットの開閉制御を行なうようにしたので、各立入者に配布するICタグワッペンの取り扱いや管理が容易であり、施設内に数多く設けられた立入制限区域への立入制御も間違いなく的確に行なえることを可能にしたのである。
ここで、前記ドアユニットの制御手段は当該ドアユニットにより区画された部屋への入室を許可する1又は複数の分類コードを格納したメモリを備えており、前記読取装置により読み取られた前記ICタグの分類コードが前記メモリ内に格納された分類コードに含まれている場合に、当該ドアユニットの前記ドア手段を開放するのである。このように、分類コードと当該分類コードに対応した立ち入り可能又は禁止区域や部屋が夫々明確に対応させたのである。
また、前記ドアユニットの制御手段は、前記読取装置により読み取られた前記ICタグのタグ番号を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバからの指令に基づいて当該ドアユニットの前記ドア手段を開放することも可能である。この場合も、管理サーバは、前記ICタグのタグ番号が何れの分類コードに属するかをチェックするだけで、各ドアユニットへの開閉指令信号を容易に出力することができるのである。
ところで、前記ICタグワッペンには、前記立入者の分類に対応した着色が施すようにする。これにより、ICタグワッペンの色に基づいて、当該立入者が何れの区域の部屋に立ち入り可能かを視覚的にも把握することができるのである。
さらに、本セキュリティ管理システムは、前記管理サーバに接続され、前記立入者の分類と当該分類に対応した立ち入りが許される部屋に関する情報を表示する表示装置を施設内の入口や各所に備えるようにしている。これにより、各立入者は、当該表示装置を見ることによって自己が立ち入ることができる区域を視覚的に確認できるのである。
また、前記ドアユニットは、パスワードを入力するための入力装置を備え、当該入力装置に入力されたパスワードが、予め登録されているパスワードに一致する場合には、当該ドアユニットの前記ドア手段を開放するようにする。これにより、限られた内勤者のみが、緊急に本来その入室が制限されている区域や部屋に入ることを可能にするのである。
このため、前記入力装置に入力されたパスワードは、前記管理サーバに転送され、当該パスワードが当該ドアユニットを開放するパスワードに一致する場合には、前記管理サーバからの指令に基づいて当該ドアユニットの前記ドア手段を開放するのである。
本セキュリティ管理システムは、さらに、前記ドアユニットの制御装置又は前記管理サーバに接続され、前記ICタグワッペンを装着した立入者による前記施設内の移動を記録する移動記録管理装置を備える。これにより、前記ICタグワッペン内のICタグのタグ番号毎に当該立入者が立ち入った各部屋への入室又は退出の時間を経路は全て記録され、問題等が生じた際に確認することを可能にしたのである。
以上説明したように、施設内への立入者を複数に分類した分類コードと当該分類コードに対応した立ち入り可能又は禁止区域や部屋が明確に対応させており、施設内の各ドアユニットの制御手段は、当該ドアユニットにより区画された部屋への入室を許可する1又は複数の分類コードを格納したメモリを備えており、ICタグの読取装置により読み取られた分類コード又は前記タグ番号が属する分類コードに基づいて前記ドア手段を開閉制御するので、各立入者に配布するICタグワッペンの取り扱いや管理が容易であり、施設内に数多く設けられた立入制限区域への立入制御も間違いなく的確に行なえることを可能にしたのである。
以下、本発明のセキュリティ管理システムの最良の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの全体構成を示す構成図である。図1において、本実施形態のセキュリティ管理システムは、立入者に携帯させるICタグ付きのICタグワッペン1と、部屋の入口又はドア(以下、「ドア」という)付近に設置され、後述するICタグ11に記録されている情報を検証して該部屋のドアを開閉する1以上のドアユニット2と、立入者に携帯させるICタグワッペン1の種類を判別する受付10と、ICタグワッペン1の裏面に貼り付けられたICタグ11と、を備えて構成される。
ドアユニット2は、ICタグ11に記録されている情報を読み取るICタグリーダー21と、ICタグリーダー21が読み取ったICタグ11の記録情報に基づいて部屋のドアの開閉を判定して開閉指示を指令する制御装置22と、制御装置22の開閉指示に基づいて部屋のドアを開閉するドア開閉装置23とを、備える。
ドア開閉装置23が開閉するドアは、立入者の通過が途絶えて所定の一定時間が経過した時には自動的に閉じられる構成とすることが望ましいが、但し、この場合、所定の一定時間が経過した時でも立入者が通過中は閉じられないようにするとよい。
施設内の受付箇所には、立入者の分類と該分類に対応した入場許可施設等の情報、及び当該立入者に携帯させるICタグワッペン1に関する情報を表示する表示装置101を備える。また、本システムは、立入者の入退室の履歴を記録するための移動記録管理装置を備える。
ICタグ11には事前に読み出し可能なICタグ番号を記録するものとする。ICタグ11は、接触型ICタグと非接触型ICタグのいずれであっても構わない。ICタグワッペン1は、入退室管理上の分類に対応した着色を施すようにしている。そして、ドアユニット2は、施設内における主要な施設(部屋等)への入退室に使用される入口毎に設置されるものとする。
以下、本実施形態のセキュリティ管理システムの動作を説明する。
受付10の表示装置101には、常時(または立入者が現れた時に)、当該立入者の分類と該分類に対応した入場許可施設等の情報と、当該立入者に携帯させるICタグワッペン1に関する情報とが表示される(図4参照)。
受付10の担当者は、当該立入者に質問することで当該立入者の入退室管理上の分類を確認すると共に、受付用表示装置101の表示を視認して、当該立入者に携帯させるICタグワッペン1を選択し、当該立入者に手渡しする。
当該立入者は、入室を希望する施設(部屋等)の入口付近まで来ると、自己が携帯するICタグワッペン1に記録されているICタグ11の記録情報を、当該施設の入口に設置されているドアユニット2のICタグリーダー21に読み取らせる。
ドアユニット2のICタグリーダー21は、当該立入者が携帯するICタグワッペン1のICタグ11に記録されている情報を読み取った時に、該情報を制御装置22に送出する。
制御装置22は、前記読み取られたICタグ11の記録情報を判定し、この判定結果に応じて、当該施設の扉ドアを開閉する指示を、ドア開閉装置23に送出する。尚、移動記録管理装置が設置されているシステム構成の場合は、制御装置22は、前記ドアの開閉指示を送出した後、当該開閉指示を記録するための情報を移動記録管理装置に送信する。そして、ドア開閉装置23は、前記開閉指示に基づいて、当該施設のドアを開閉する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの制御装置22の構成を示す構成図である。図2に示す制御装置22は、ICタグリーダー21から送出されるICタグ11の記録情報を受け取る受信部221と、受け取ったICタグ11の記録情報(分類コード及びICタグ番号)と後述する記憶部223の記憶情報とを照合して、当該施設のドアの開閉指示の判定を下す判定部222と、当該施設のドアの開閉指示を判定するために必要な情報を記録する記憶部223と、判定部222の開閉指示信号をドア開閉装置23(図1)に送出する送信部224と、を備える。
記憶部223には、当該施設の当該ドアを介して立入者を入退室させることができる立入者の分類コード又は各分類コードに対応したICタグ番号を示す情報等が記録されている。判定部222は、この記憶部223に記録されている分類コードが、当該区域又は部屋に立ち入り可能な分類コード一致しているかを照合し、一致が取れれば、当該ドアを開く指示信号を送信部224に送出し、一致が取れなければ当該ドアを閉じる(ロックする)指示信号を送信部224に送出しこの指示信号を、送信部224を介してドア開閉装置23に送出させる。
また、立入者の入退室履歴として記録される情報(ドアユニット番号及びICタグ番号を含む)を記憶部223に送出して記録させる。
尚、前述の移動記録管理装置が設置されている場合は、前記の立入者の入退室履歴として記録される情報を、送信部224にも送出し、この情報を、送信部224を介して移動記録管理装置にも送出させる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムが適用される施設の構成を示す構成図である。図3において、符号2a,2b,2c,2dは、それぞれドアユニット2(図1参照)が設置されている場所を示している。また、符号2aは病棟の入口を示し、符号2b,2cは、それぞれ病室の入口を示し、符号2dは電磁波等を使用する診断室の入口を示している。
符号2dで示される場所に設置されるドアユニット2については、この施設を使用した診断が行われる場合(或いは行われている場合)は、予め判定部222に診断中を示す信号が送出され、判定部222は、前記照合結果に依らず、当該施設のドアを閉じる(ロックする)指示信号を送信部224に送出するものとする。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの受付用表示装置101に表示される情報の1例を示す説明図である。図4に示すICタグ11のデータ構成は、立入者の分類の種類として、「内勤者」、「入院患者」、「面会者」及び「業者」の各分類が記録されている。当然のことながら、「内勤者」、「入院患者」、「面会者」及び「業者」の種別毎に異なる分類コードを設定することにより、各区域又は部屋毎のより細分化された入室及び退室管理をすることが可能である。
ところで、図4の例では、立入者の分類に対応する分類コードとして、「AB11」、「CD22」、「EF33」及び「GH44」、各分類コードに対応するICタグ番号として、「1〜1000」、「2000〜3000」、「4000〜5000」、「6000〜7000」の各データが記録され管理される。また、これらの分類コードに対応するICタグ11の着色として、「白」、「赤」、「青」、「黄」の各色指定が記録されている。
尚、受付10の担当者は、口頭で問い合わせた当該立入者からの回答内容と、前記の各記録とを照合して、当該立入者に携帯させるICタグ11を選択し、当該立入者に手渡すこととなる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムにおける制御装置22のドア開閉判定動作を示すフローチャートである。以下、図1乃至4を参照しつつ、図5に示すフローチャートを使用して、制御装置22のドア開閉判定動作を説明する。
図5において、まず、制御装置22の判定部222は、ICタグリーダー21を介してICタグ11の記録情報が読み込まれたか否かを検証し、ICタグリーダー21を介してICタグ11の記録情報が読み込まれるまで待機すると共に、ICタグリーダー21を介してICタグ11の記録情報が読み込まれた場合はステップS2に進む(ステップS1)。
ステップS2では、判定部222は、ICタグリーダー21を介して読み込まれたICタグ11の記録情報(分類コードとICタグ番号)を入力して簡単にアクセスできるようにする。
次に、判定部222は、ICタグ11の記録情報(分類コードとICタグ番号)と、記憶部223に記憶されている分類コード又は当該ICタグ番号が属する分類コードとを照合して、両者の一致が取れるか否かを検証し、前記両者の一致が取れる場合はステップS4に進み、前記両者の一致が取れない場合はステップS7に移る(ステップS3)。
ステップS4では、判定部222は、当該ドアを開く指示信号を送信部224に送出する(なお、送信部224は、この指示信号をドア開閉装置23に送信する)。そして、判定部222は、立入者の入退室履歴として記録すべき情報を記憶部223に送出する(ステップS5)。
次に、判定部222は、移動管理記録装置が設置されている場合、前記の立入者の入退室履歴として記録すべき情報を、送信部224にも送出し、ステップS1に戻る(ステップS6)。なお、送信部224は、この入退室履歴情報を移動管理記録装置に送信する。尚、移動管理記録装置が設置されていない場合は、ステップS6は実行せず、ステップS5の完了を待ってステップS1に戻る。
ステップS7では、判定部222は、当該ドアを閉じる(ロックする)指示信号を送信部224に送出する(なお、送信部224は、この指示信号をドア開閉装置23に送信する)。
ところで、図5で示す動作以外に、予め判定部222に診断中を示す信号が送出されている場合は、判定部222は、前記照合結果に依らず、当該施設のドアを閉じる(ロックする)指示信号を送信部224に送出するものとする。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムの全体構成を示す構成図である。図6の説明においては、図1(本発明の第1の実施形態)と重複する部分には同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
図6において、本実施形態のセキュリティ管理システムは、立入者に携帯させるICタグワッペン1と、ICタグワッペン1の裏面に貼り付けられたICタグ11と、立入者の分類に応じてICタグワッペン1の種類を判別する受付10と、部屋の扉付近に設置され、後述するICタグ11に記録されている情報を読み取って後述する管理サーバ4に送信すると共に、その応答に従って当該部屋のドアを開閉する1以上のドアユニット3と、複数のドアユニット3と相互に通信し、部屋のドアの開閉を判断した判定結果を送信する管理サーバ4と、を備えて構成される。
ドアユニット3は、ICタグ11に記録されている情報を読み取るICタグリーダー31と、ICタグリーダー31が読み取ったICタグ11の記録情報を受け取って管理サーバ4に送信する送信器32と、管理サーバ4の指令に基づいて部屋のドアを開閉するドア開閉装置33と、を備える。
ドア開閉装置33が開閉するドアは、立入者の通過が途絶えて所定の一定時間が経過した時には自動的に閉じられる構成とすることが望ましいが、但し、この場合、所定の一定時間が経過した時でも立入者が通過中は閉じられない構成とすることが必要である。
ICタグワッペン1は、入退室管理上の分類に対応した着色が可能である。
ドアユニット3は、施設内における主要な施設(部屋等)の、入退室に使用される入口毎に設置されるものとする。
以下、本実施形態のセキュリティ管理システムの動作を説明する。
受付10の受付用表示装置101は、当該立入者の分類と、該分類に対応した入場許可施設等の情報と、当該立入者に携帯させるICタグワッペン1に関する情報(ここでは、ICタグワッペン1の着色)とが表示される。
受付10の担当者は、当該立入者に質問することで当該立入者の入退室管理上の分類を確認すると共に、受付用表示装置101の表示を視認して、当該立入者に携帯させるICタグワッペン1を選択し、当該立入者に手渡しする。
当該立入者は、入室を希望する施設(部屋等)の入口付近まで来ると、自己が携帯するICタグワッペン1に記録されているICタグ11の記録情報を、当該施設の入口に設置されているドアユニット3のICタグリーダー31に読み取らせる。周知のとおり、この読み取らせのために必要な操作は、ICタグ11が接触型であるか、それとも非接触型であるかによって異なる。
ドアユニット3のICタグリーダー21は、当該立入者が携帯するICタグワッペン1のICタグ11に記録されている情報を読み取った時に、該情報を送信器32に送出する。送信器32は、前記読み取られたICタグ11の記録情報及び当該ドアユニット3の機番とを管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4は、前記送信されたICタグ11の記録情報及び当該ドアユニット3の機番とを受信して、後述する入退出管理情報データベース(DB1)(図7)に記憶されている照合用情報(図8)と照合することで、この受信内容を判定し、この判定結果に応じて、当該施設のドアを開閉する指示を、ドア開閉装置33に送出する。尚、管理サーバ4は、前記ドアの開閉指示を送出した後、当該開閉指示を記録するための情報を後述する入退室管理情報データベース(DB1)(図7参照)の他の領域に記録するものとする。そして、ドア開閉装置33は、管理サーバ4からの前記指示を受信する手段を備え、前記開閉指示に基づいて、当該施設のドアを開閉するのである。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの管理サーバ4の1構成例を示す構成図である。
図7に例示する管理サーバ4は、本装置全体を制御するCPU41と、CPU41が実行する制御プログラム、処理プログラム、及びCPU41が使用するデータ等を格納するRAM42と、施設内LANに対応した通信プロトコルを備えてドアユニット3(図6)と相互に通信する通信処理部43と、後述する入退室管理情報データベース(DB1)を制御する記憶装置制御部44と、ドアユニット3から送信されたICタグ11の記録情報を高速アクセス可能な媒体に記憶するICタグ情報記憶部45と、ドアユニット3から送信されたICタグ11の記録情報及び入退室管理情報データベース(DB1)が記憶する照合用情報(図8参照)等を表示する表示装置46と、前記照合用情報と入退室履歴情報とを記録する入退室管理情報データベース(DB1)と、を備える。尚、施設内案内装置(例えば、通過する経路の案内装置や放送装置等)が設置されている場合は、この構成の他に、施設内案内制御装置47を備えるものとする。
CPU41は、本装置内の各構成要素を制御する制御部411と、ドアの開閉を判定する判定部412と、を備える。また、入退室管理情報データベース(DB1)には、判定部412がドアの開閉を判定する際に照合される照合用情報(図8参照)が格納されている。
判定部412は、ドアユニット3から送信されたICタグ11の記録情報等について、入退室管理情報データベース(DB1)が記憶する照合用情報(図8参照)と照合することにより、ドアの開閉を判定する。より具体的には、入退室管理情報データベース(DB1)には、ICタグ11に記録されているICタグ番号の分類と、この分類に対応して施設への入室を許可するドアユニットの機番が記録されており、判定部412は、ドアユニット3から送信されたICタグ11の記録情報とドアユニットの機番とについて、この照合用情報(図8参照)と照合して、当該施設の入口のドアの開閉を判定するが、この判定処理の詳細については、フローチャート(図9)を参照して後述する。そして、判定部412は、立入者の入退室履歴として記録される情報を入退室管理情報データベース(DB1)に記録する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムの管理サーバ4が備える入退室管理情報データベース(DB1)に記録されている照合用情報の1例としてのデータ構成を示す構成図である。
図8に示す照合用情報のデータ構成は、分類コードと、各分類コードに属するICタグ番号(即ちICタグ11の識別番号)と、この分類に対応して入室が許可される施設の入口に設置されているドアユニットの機番ID(ドアユニットID)とが記録されている。図8では、立入者の分類に対応する分類コードとして、「AB11」、「CD22」、「EF33」及び「GH44」、各分類コードに対応するICタグ番号として、「1〜1000」、「2000〜3000」、「4000〜5000」、「6000〜7000」の各データの他に、各分類コードに対応するドアユニットの機番IDとして「ドアユニット1,2,3,4,7」、「ドアユニット2,3,5」、「ドアユニット1,2,3,5」、「ドアユニット1,7」が記録されている。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムにおける管理サーバ4のドア開閉判定動作を示すフローチャートである。以下、図6乃至8を参照しながら、図9に示すフローチャートに基づいて、管理サーバ4のドア開閉判定動作を説明する。
まず、管理サーバ4の判定部412は、通信処理部43を介してICタグ11の記録情報が読み込まれたか否かを検証し、通信処理部43を介してICタグ11の記録情報(分類コードとICタグ番号)が読み込まれるまで待機すると共に、通信処理部43を介してICタグ11の記録情報が読み込まれた場合はステップS22に進む(ステップS21)。
ステップS22では、判定部412は、同じく通信処理部43を介して受信したドアユニット3の機番を入力情報記憶部15に記憶する。
次に、判定部412は、通信処理部43を介して読み込まれたICタグ11の記録情報(分類コードとICタグ番号)を入力して入力情報記憶部45に記憶する。そして、判定部412は、入力情報記憶部45に記憶されているICタグ11の記録情報(即ちICタグ番号)と、同じく入力情報記憶部45に記憶されているドアユニット3の機番IDとを、入退室管理情報データベース(DB1)に格納されている照合用情報と照合する(ステップS24)。
次に、判定部412は、前記両者の一致が取れるか否かを検証し、前記両者の一致が取れる場合はステップS26に進み、前記両者の一致が取れない場合はステップS28に移る(ステップS25)。ステップS26では、判定部412は、当該ドアを開く指示信号を通信処理部43に送出する(なお、通信処理部43は、この指示信号を前記機番を有するドア開閉装置33に送信する)。
さらに、判定部412は、立入者の入退室履歴として記録すべき情報(即ち、移動記録情報)を入退室管理情報データベース(DB1)の他の領域に記録する(ステップS27)。
ステップS28では、判定部412は、当該ドアを閉じる(ロックする)指示信号を通信処理部43に送出する。尚、通信処理部43は、この指示信号を前記機番を有するドア開閉装置33に送信する。
図9で示す動作以外に、予め管理サーバ4に診断中を示す信号が送出されている場合は、判定部412は、前記照合結果に依らず、当該施設のドアを閉じる(ロックする)指示信号を通信処理部43に送出する(なお、通信処理部43は、この指示信号を前記機番を有するドア開閉装置33に送信する)。
ところで、前述の第2の実施形態に係るドア開閉装置33が備える受信器を、ドア開閉装置33の外に出す構成とすることも可能である。また、前記のICタグワッペン1は、必ずしもワッペンにICタグ11を貼り付けた構成である必要は無く、他の携帯可能な小物にICタグ11を貼り付けるか、若しくは付帯させた構成であってもよい。
また、本発明に係るセキュリティ管理システムの各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図5,9のフローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上詳しく説明したように、本セキュリティ管理システムにおいては、施設内への立入者を複数に分類した分類コードと当該分類コードに対応した立ち入り可能又は禁止区域や部屋が明確に対応させており、施設内の各ドアユニットの制御手段は、当該ドアユニットにより区画された部屋への入室を許可する1又は複数の分類コードを格納したメモリを備えており、ICタグの読取装置により読み取られた分類コード又は前記タグ番号が属する分類コードに基づいて前記ドア手段を開閉制御するのである。
本発明は、部屋数の多い施設において、内勤者も含む立入者の入退室を的確に制限管理できるセキュリティ管理システムを構築するものであり、産業上の利用可能性を有する。
本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの全体構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの制御装置22の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムが適用される施設の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの受付用表示装置101に表示される情報の1例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムにおける制御装置22のドア開閉判定動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムの全体構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセキュリティ管理システムの管理サーバ4の1構成例を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムの管理サーバ4が備える入退室管理情報データベース(DB1)に記録されている照合用情報の1例としてのデータ構成を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態に係るセキュリティ管理システムにおける管理サーバ4のドア開閉判定動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ICタグワッペン
2 ドアユニット(実施形態1)
3 ドアユニット(実施形態2)
4 管理サーバ
5 施設内案内装置
10 受付
11 ICタグ
21、31 ICタグリーダー
22 制御装置
23、33 ドア(ドア開閉装置)
32 送信器
41 CPU
43 通信処理部
45 入力情報記憶部
46 表示装置
47 施設内案内制御部
221 受信部
222,412 判定部
223 記憶部
224 送信部
411 制御部
101 受付用表示装置
DB1 入退出管理情報データベース

Claims (9)

  1. 複数の階、各階毎の区域又は部屋(以下、「部屋」という)を有する施設内に立ち入る従業者、滞在者又は来場者等(以下、「立入者」という)の各部屋への入退出を制限又は管理するセキュリティ管理システムであって、
    前記立入者を複数に分類し、前記複数の分類を表す分類コードと当該分類コード毎に対応する一連のタグ番号を管理する管理サーバと、
    前記立入者のそれぞれに装着され、前記分類コードと前記タグ番号をそのメモリ内に記録するICタグを備えたICタグワッペンと、
    前記管理装置に接続され、前記施設内における前記立入者による入退出を制限管理すべき前記部屋の入出口に設置されるドアユニットと、を有し、
    前記ドアユニットは、
    前記部屋の入出口を閉鎖又は開放するドア手段と、
    前記ICタグ内に記録されている前記分類コード及び前記タグ番号を読み取る読取装置と、
    前記読取装置により読み取られた分類コード又は前記タグ番号が属する分類コードに基づいて前記ドア手段を開閉制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするセキュリティ管理システム。
  2. 前記ドアユニットの制御手段は、当該ドアユニットにより区画された部屋への入室を許可する1又は複数の分類コードを格納したメモリを備えており、
    前記読取装置により読み取られた前記ICタグの分類コードが前記メモリ内に格納された分類コードに含まれている場合に、当該ドアユニットの前記ドア手段を開放することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  3. 前記ドアユニットの制御手段は、前記読取装置により読み取られた前記ICタグのタグ番号を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバからの指令に基づいて当該ドアユニットの前記ドア手段を開放することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  4. 前記ICタグワッペンには、前記立入者の分類に対応した着色が施されていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  5. 前記管理サーバに接続され、前記立入者の分類と当該分類に対応した立ち入りが許される部屋に関する情報を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  6. 前記ドアユニットは、パスワードを入力するための入力装置を備え、
    当該入力装置に入力されたパスワードが、予め登録されているパスワードに一致する場合には、当該ドアユニットの前記ドア手段を開放することを特徴とする請求項2又は3に記載のセキュリティ管理システム。
  7. 前記入力装置に入力されたパスワードは、前記管理サーバに転送され、当該パスワードが当該ドアユニットを開放するパスワードに一致する場合には、前記管理サーバからの指令に基づいて当該ドアユニットの前記ドア手段を開放することを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ管理システム。
  8. 前記ドアユニットの制御装置又は前記管理サーバに接続され、前記ICタグワッペンを装着した立入者による前記施設内の移動を記録する移動記録管理装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のセキュリティ管理システム。
  9. 前記移動記録管理装置は、前記ICタグワッペン内のICタグのタグ番号毎に前記立入者が立ち入った各部屋への入室又は退出の時間を経路を記録することを特徴とする請求項8に記載のセキュリティ管理システム。
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