JP6452142B2 - 中継装置、通信装置、メッセージ出力方法及びプログラム - Google Patents

中継装置、通信装置、メッセージ出力方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は中継装置、通信装置、メッセージ出力方法、メッセージ応答方法及びプログラムに関し、例えば訪問者に対する応答メッセージを出力する中継装置、通信装置、メッセージ出力方法、メッセージ応答方法及びプログラムに関する。
住宅への来客者が、住宅内の住人に来客を告げる手段として、インターホンシステムが、広く普及している。住宅内の住人は、チャイム音を検知すると来客の存在を確認することができる。近年の近年のインターホンシステムは、住宅の室内に設置されるインターホン親機と、玄関に設置されるインターホン子機とを有する場合がある。インターホン親機は、インターホン子機からの呼出を受けると、住人の携帯端末へ電話をかけ、もしくは、インターネットを利用して住人へメールを送信する。このようにして、住人は、インターホンシステムを用いて来客の存在を確認することができる。
特許文献1には、インターホン装置の呼鈴の鳴動を検知するセンサと、センサにおいて呼鈴が鳴動したことを検知すると、住人が保持する携帯電話と訪問者とがスピーカーを介して音声通話を行うために、携帯電話と通信することができるインターホン装置の構成が開示されている。また、特許文献1には、インターホン装置が、住人が保持する携帯電話へメールを送信することも開示されている。
特開2006−94366号公報
特許文献1に開示されているインターホン装置は、住人が外出中であっても、呼鈴の鳴動を検知すると、住人が保持する携帯電話と通信し、来客と住人とが音声通話を行うことができるように制御する。しかし、住人が外出中である場合、住人の周囲の騒音、交通機関を利用中等により、来客と住人とが、音声通話による意思疎通を図ることが困難なことがある。また、住人が聴覚障害を有する場合にも、来客と住人とが音声通話による意思疎通を図ることが困難なことがある。そのため、来客は、住人が在宅しているか否かを認識することができず、立ち去るべきか、住宅の前で待ち続けるか等、どのような対応を取るべきか判断に迷うことがある、という問題が生じる。
本発明の目的は、来客と住人とが直接音声通話を行わない場合においても、来客に対して住人が在宅しているか否かに関する情報を通知することができる中継装置、通信装置、メッセージ出力方法、メッセージ応答方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる中継装置は、宅内に存在する通信装置と通信する通信部と、前記通信装置が前記通信部を介して通信可能状態か否かを管理する管理部と、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知する音検知部と、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において前記通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する制御部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信装置は、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信するように構成され、受信した前記来客情報を表示部に表示することによって、訪問者に対して応答するか否かに関する情報の入力をユーザから受け付けるように構成されるものである。
本発明の第3の態様にかかるメッセージ出力方法は、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力するものである。
本発明の第4の態様にかかるメッセージ応答方法は、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信し、受信した前記来客情報を表示部に表示し、ユーザから訪問者に対して応答するか否かに関する情報が入力された場合、前記中継装置へ受信通知メッセージを送信するものである。
本発明第5の態様にかかるプログラムは、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、来客と住人とが直接音声通話を行わない場合においても、来客に対して住人が在宅しているか否かに関する情報を通知することができる中継装置、通信装置、メッセージ出力方法、メッセージ応答方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる中継装置の構成図である。 実施の形態2にかかる来客応答システムの構成図である。 実施の形態2にかかるHGWの構成図である。 実施の形態2にかかるHGWの応答メッセージ出力処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる登録端末テーブル及び端末状態テーブルを示す図である。 実施の形態2にかかる来客応答システムにおいて使用されるパケットの種類を示す図である。 実施の形態2にかかる来客通知パケットを受信したときの動作を示す図である。 実施の形態2にかかる画面上に出力される来客通知を示す図である。 実施の形態2にかかる応答パケットの受信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる応答パケットの受信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる応答完了パケットの受信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる画面上に出力される応答完了の表示を示す図である。 実施の形態3にかかるHGWの構成図である。 実施の形態3にかかるHGWの応答メッセージ出力処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる通信可能状態でなかった端末が通信可能状態に変わった時におけるHGWの処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる来客応答システムにおいて使用されるパケットの種類を示す図である。 実施の形態3にかかる来客履歴の表示を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる中継装置10の構成例について説明する。中継装置10は、例えば、ホームゲートウェイ装置もしくは通信機能を有するサーバ装置等のコンピュータ装置であってもよい。中継装置10は、通信部11、管理部12、音検知部13及び制御部14を有している。中継装置10は、通信装置21〜通信装置23及びスピーカー30と通信を行う。中継装置10、及び、通信装置21〜通信装置23は、一つの宅内に配置されている。さらに、スピーカー30は、宅外の訪問者もしくは来客等に音声を出力することができる位置に配置されている。
通信部11は、通信装置21〜通信装置23と通信する。通信装置は、携帯電話端末もしくはスマートフォン等の移動通信装置であってもよい。もしくは、通信装置は、パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータ装置であってもよい。もしくは、通信装置は、テレビジョン装置(TV)等の家電機器に通信機能が搭載された装置であってもよい。また、通信部11は、通信装置21〜通信装置23と無線回線を用いた通信を行ってもよく、有線回線を用いた通信を行ってもよい。本図においては、通信部11が通信装置21〜通信装置23と通信を行う構成について説明しているが、通信部11が通信する通信装置の台数は、3台に制限されるものではない。
管理部12は、通信装置21〜通信装置23が通信部11と通信可能状態か否かを管理する。通信可能状態は、例えば、中継装置10と通信装置との間において無線リンクが確立している状態であってもよい。言い換えると、通信可能状態は、中継装置10と通信装置とが互いの装置を認識し、データを送受信することができる状態であってもよい。もしくは、通信可能状態は、中継装置10と通信装置とが有線ケーブルを用いて接続している場合、通信装置の電源がオン状態である場合であってもよい。管理部12は、通信装置21〜23が通信可能状態か否かを、管理テーブル等を用いて管理してもよい。
音検知部13は、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知する。チャイムは、宅外にいる訪問者が押下することができる位置に配置されている。訪問者がチャイムを押下することによって、宅内に配置されているチャイム音出力装置から、チャイム音が出力される。音検知部13は、例えば音検知センサであってもよい。もしくは、音検知部13は、中継装置10の外部に配置された音検知センサ等がチャイム音を検知した場合に、音検知センサからチャイム音を検知したことを示す情報を受け取ることによって、チャイム音を検知してもよい。
制御部14は、音検知部13においてチャイム音が検知され、管理部12において通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理もしくは登録されている場合、通信部11を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知する。さらに、制御部14は、通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカー30を介して訪問者へ在宅通知メッセージを出力する。
来客情報は、例えば、来客があったことを通知する情報である。来客情報は、例えば、音検知部13がチャイム音を検出した時刻に関する情報を含んでもよい。受信通知メッセージは、来客情報を受け取った通信装置が、来客情報を受け取ったことを通知するために用いられるメッセージである。さらに、受信通知メッセージは、来客情報を受け取った通信装置を操作するユーザが、来客に対応することを示すメッセージであってもよい。例えば、通信装置を操作するユーザが、来客情報を受信したことを認識した場合に、受信通知メッセージの送信指示に関する情報を通信装置へ入力してもよい。通信装置は、受信通知メッセージの送信指示に関する情報が入力された場合に、受信通知メッセージを中継装置10へ送信してもよい。
在宅通知メッセージは、スピーカー30から出力される音声メッセージであり、在宅者がいることを通知するために用いられるメッセージである。
また、制御部14は、音検知部13においてチャイム音が検知され、管理部12において通信可能状態である通信装置が管理もしくは登録されていない場合、スピーカー30を介して訪問者へ不在通知メッセージを出力する。不在通知メッセージは、スピーカー30から出力される音声メッセージであり、在宅者がいないことを通知するために用いられるメッセージである。
以上説明したように、図1の中継装置10は、チャイム音を検知することができる音検知部を有する。さらに、中継装置10は、宅内に通信可能状態の通信装置が存在するか否かを管理する管理部12を有する。制御部14は、訪問者によってチャイムを押下され、管理部12において通信可能状態の通信装置が存在しない場合に、在宅者がいないことを訪問者へ通知することができる。さらに、制御部14は、管理部12において通信可能状態の通信装置が存在し、通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合に、在宅者が存在することを訪問者へ通知することができる。
これより、訪問者は、在宅者との間における音声通話を行うことなく、スピーカーから出力される在宅通知メッセージもしくは不在通知メッセージを確認することによって、宅内に住人が存在するか否かを認識することができる。そのため、訪問者が、チャイムを押下した後に、立ち去るべきか、住宅の前で待ち続けるか等、判断に迷う、という問題を解消することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる来客応答システムの構成例について説明する。図2の来客応答システムは、ドアチャイム101、スピーカー102、音センサ103、ホームゲートウェイ(HGW)104、携帯端末105、パーソナルコンピュータ(PC)106、テレビジョン装置(TV)107及びワイヤレススピーカー108を有している。HGW104は、図1の中継装置10に相当する。携帯端末105、PC106及びTV107は、図1の通信装置21〜通信装置23に相当する。ワイヤレススピーカー108は、図1のスピーカー30に相当する。
ドアチャイム101は、訪問者もしくは来客者によるチャイムの押下を受け付ける。ドアチャイム101は、押下されることによって、チャイム音(呼鈴)を出力する。ドアチャイム101は、通話機能や通信機能を持たなくとも、少なくとも呼鈴の機能を有していればよい。
スピーカー102は、宅内に設置されている。宅内に設置されたスピーカー102は、ドアチャイム101から出力されたチャイム音を宅内の住人に聞こえる様に増幅して出力する。スピーカー102は、一般的にドアチャイム101とセットで設置される。
音センサ103は、スピーカー102から出力されたチャイム音を検知し、チャイム音を検知したことをHGW104へ通知する。音センサ103とHGW104とは、有線ケーブルを用いて接続されてもよく、無線回線を介して接続されてもよい。もしくは、音センサ103は、HGW104内に組み込まれてもよい。
HGW104は、音センサ103からチャイム音検知通知を受け取ると、通信可能な状態の端末へ来客通知に関する情報を送信する。通信可能な状態の端末は、HGW104に無線もしくは有線によって接続されている端末であり、データを送受信することができる状態にある端末である。本図においては、携帯端末105、PC106及びTV107が、通信が可能な状態の端末として示されている。HGW104は、通信装置もしくは通信機能を有する家電機器等と接続し、接続している装置の動作を制御する装置である。HGW104は、例えば、メモリに格納されているプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。
HGW104は、来客通知に関する情報を送信後、携帯端末105、PC106及びTV107のいずれかの端末から応答があった場合、応答に従い、HGW104において保持している音声データを来客に対する応答メッセージとしてワイヤレススピーカー108へ送信する。携帯端末105、PC106及びTV107のいずれかの端末からの応答は、例えば、受信通知メッセージである。
ワイヤレススピーカー108は、HGW104から送信された音声データを出力する。例えば、ワイヤレススピーカー108は、玄関先のドアチャイム101付近に設置されてもよい。HGW104は、音声データを出力することによって、玄関先にいる来客者へ音声により在宅もしくは不在に関する通知を行う。ワイヤレススピーカー108は、HGW104と無線LAN通信を行ってもよく、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信を行ってもよい。また、ワイヤレススピーカー108は、有線ケーブルを用いて接続されるスピーカーと置き換えられてもよい。
携帯端末105は、携帯電話機、スマートフォンもしくはタブレット端末などの端末であってもよい。携帯端末105は、HGW104と無線LAN通信を行う。PC106及びTV107は、無線LAN通信又は有線LAN通信を行うことによってHGW104と通信を行う。
TV107は、ネットワークに接続する通信機能を有する。携帯端末105、PC106及びTV107は、HGW104から、ドアチャイム101が鳴動したことを示すパケットを受信する。携帯端末105、PC106及びTV107は、パケットを受信すると、それぞれの端末の画面上に来客通知の出力表示を行う。携帯端末105及びPC106は、表示された画面上のボタンをクリック、TV107は、リモコンによる操作を行うことによって来客に対する応答を行う。来客に対する応答は、例えば、ワイヤレススピーカー108を介して応答メッセージを出力することである。HGW104、携帯端末105、PC106及びTV107には、来客応答システムにおける動作を実現するために、専用ソフトウェア(アプリケーション)が予めインストールされている。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態2にかかるHGW104の構成例について説明する。HGW104は、音センサ信号入力部201、無線/有線IF部202、端末情報管理部203、パケット生成部207、パケット解析部208、応答メッセージ管理部209、タイマ211及び再送判断部212を有している。
音センサ信号入力部201は、HGW104と有線通信もしくは無線通信をおこなう音センサ103から出力された信号を受け取る。音センサ信号入力部201は、音センサ103から出力された信号が入力されると、制御部215へドアチャイム101の音を検出したことを通知する。
無線/有線IF部202は、HGW104が無線回線もしくは有線回線を用いて通信を実行する際のインタフェースとして用いられる。無線/有線IF部202は、無線LAN通信もしくは有線LAN通信を行う。図2の例においては、HGW104は、携帯端末105とは無線LAN通信、PC106及びTV107とは、無線LAN通信又は有線LAN通信を行うことによってデータの通信を行う。
無線/有線IF部202が受信する主なデータは、通信可能状態の端末である携帯端末105、PC106及びTV107から送信される応答パケットがある。応答パケットは、例えば、受信通知メッセージである。無線/有線IF部202が送信する主なデータは、通信可能状態の端末である携帯端末105、PC106及びTV107へ送信する来客通知パケット、応答完了パケット及び宅外のワイヤレススピーカー108へ出力する応答メッセージのデータがある。応答完了パケットは、応答パケットを送信してきた端末以外の端末へ、応答した端末があったことを通知するために用いられる。
端末情報管理部203は、登録端末テーブル204、端末状態テーブル205及び応答端末情報206を有している。登録端末テーブル204には、宅内で使用する携帯端末105、PC106及びTV107の端末種別及びユーザ情報などの情報が登録されている。端末種別は、例えば、携帯端末、PCもしくはTV等の端末の種類を識別する情報である。ユーザ情報は、例えば、端末を使用するユーザを識別する情報であり、ユーザの名前に関する情報等であってもよい。これらの情報は、ユーザ自身がWebGUI等を用いて事前に登録してもよい。
端末状態テーブル205は、登録端末テーブル204に登録されている端末が通信可能状態であるか否か、通信可能状態の端末が無線接続か有線接続かに関する情報を保持する。通信可能状態とは、登録端末テーブル204に登録されている携帯端末105、PC106及びTV107が、HGW104に無線回線を介して帰属している状態、もしくはHGW104と有線接続しているPC106及びTV107の電源がオンの状態であることを示す。登録端末テーブル204に登録されている端末が通信可能状態であるか否かの確認は、HGW104が音センサ103からドアチャイム音の検出を示す信号を受信したことを契機に行ってもよく、一定時間ごとに行ってもよい。
例えば、端末情報管理部203は、登録端末テーブル204に登録されている端末に対して、制御信号を送信し、送信した制御信号に対する応答信号が返送されてくるか否かに応じて通信可能状態であるか否かを判定してもよい。端末情報管理部203は、応答信号を返送してきた端末が、通信可能状態であると判定し、応答信号を返送してこない端末が、通信可能状態ではないと判定してもよい。
応答端末情報206は、HGW104が通信可能状態の端末へ来客通知パケットを送信後、来客通知パケットに対して応答のあった端末の情報を保持する。
パケット生成部207は、制御部215から出力されたパケットの送信指示を受け取ると、パケットの生成を行う。パケット生成部207は、例えば、来客通知パケット及び応答完了パケット等を生成する。
パケット解析部208は、制御部215から出力されたパケットの解析指示を受け取ると、無線/有線IF部202が受信したパケットの解析を行う。例えば、パケット解析部208は、受信したパケットが、通信可能状態の端末から送信された応答パケットか、もしくはその他のパケットか否か等を解析する。
応答メッセージ管理部209は、音声データ210の記憶領域を有している。応答メッセージ管理部209は、宅外のワイヤレススピーカー108から来客に対して出力される応答メッセージのデータを管理する。音声データ210は、あらかじめ用意されている合成音声であり、留守や来客対応時の応答メッセージとして用いられる。応答メッセージ管理部209は、制御部215から指示された応答メッセージを制御部215へ出力する。制御部215は、無線/有線IF部202を介して宅外のワイヤレススピーカー108へ無線LAN通信を行うことによって応答メッセージを送信する。
タイマ211は、来客通知パケットを通信可能状態の端末へ送信後、端末からの応答を待つ間の時間の測定を行う。タイマ211には、応答パケットを受信するまでの許容待ち時間が事前に設定されており、タイマ211は、設定された許容待ち時間を超えた場合はその旨を制御部215へ通知する。HGW104を操作するユーザは、応答の許容待ち時間を任意に設定することができる。
再送判断部212は、再送回数213及び再送上限回数214に関する情報の記憶領域を含んでいる。再送判断部212は、来客通知パケットの再送信を行うかどうかの判断を行う。再送回数213は、通信可能状態の端末へ来客通知パケットを送信後、一定時間応答がなかった場合に、来客通知パケットの再送信を行った回数を示す情報である。再送回数213は、音センサ信号入力部201がドアチャイム101の音を検知する度にリセットされてもよい。再送上限回数214は、来客通知パケットの再送信の上限回数を示す情報である。再送上限回数214は、WebGUI等を用いてユーザが設定する任意の値であってもよい。
来客通知パケットの再送信は、通信可能状態の端末へ来客通知パケットを送信後、一定時間応答がなかった場合に行われる。再送回数213が再送上限回数214に示す値未満であれば、来客通知パケットの再送信が行われ、再送回数213が再送上限回数214に示す値に達している場合、来客通知パケットの再送信は行われない。
制御部215は、音センサ信号入力部201、無線/有線IF部202、端末情報管理部203、パケット生成部207、パケット解析部208、応答メッセージ管理部209、タイマ211及び再送判断部212の各部と接続されており、各部の動作を制御する。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかるHGW104の応答メッセージ出力処理の流れについて説明する。来客者がドアチャイム101のボタンを押下すると、宅内の音センサ信号入力部201からチャイム音が出力される。
音センサ信号入力部201は、チャイム音を検知した音センサ103から、チャイム音を検知したことを示す信号を受信する(S401)。音センサ信号入力部201は、制御部215へドアチャイム101が鳴ったことを通知する。
次に、通知を受けた制御部215は、端末情報管理部203に現在の通信可能状態の端末を問い合わせる(S402)。端末情報管理部203は、登録端末テーブル204に登録されている端末が通信可能状態であるか否かを確認し、確認結果を端末状態テーブル205に登録する。登録端末テーブル204及び端末状態テーブル205の詳細については後述する。
端末情報管理部203は、端末状態テーブル205を確認し、通信可能状態の端末が存在するのであれば(S403:Yes)、通信可能状態の端末が存在する旨を制御部215へ通知する。さらに、端末情報管理部203は、通信可能状態の端末に関する宛先情報を制御部215へ通知してもよい。宛先情報は、例えば、MACアドレスもしくはIPアドレス等であってもよい。通知を受けた制御部215は、パケット生成部207へ通信可能状態の端末を宛先とする来客通知パケットの生成命令を出力する。
次に、パケット生成部207は、来客通知パケットの生成命令を受けると、通信可能状態の端末を宛先とする来客通知パケットを生成する(S404)。来客通知パケットの詳細については後述する。パケット生成部207は、生成した来客通知パケットを制御部215へ出力する。
制御部215は、来客通知パケットを受け取ると、無線/有線IF部202を介して通信可能状態の端末へ来客通知パケットを送信する(S405)。
ステップS403において、端末情報管理部203は、端末状態テーブル205を確認し、通信可能状態の端末が存在しなかった場合(S403:No)、通信可能状態の端末が1台も存在しない旨を制御部215へ通知する。
制御部215は、通信可能状態の端末が1台も存在しない旨の通知を受けると、宅内に住人がいないと判断する。この場合、制御部215は、応答メッセージ管理部209へ、来客者に留守であることを伝える応答メッセージのデータを要求する。応答メッセージ管理部209は、応答メッセージのデータの要求を受け取ると、音声データ210に記憶されている応答メッセージの中から、来客者に留守であることを伝える応答メッセージのデータを選択し、制御部215へ出力する(S406)。
次に、制御部215は、宅外のワイヤレススピーカー108へ来客者に留守であることを伝える応答メッセージ(不在通知メッセージ)を出力する(S407)。不在通知メッセージは、例えば、「ただ今、留守にしております。」との内容を音声出力するメッセージとする。
ワイヤレススピーカー108は、無線/有線IF部202から送信された応答メッセージのデータを受信し、応答メッセージの音声出力を行う。
ステップS404において、パケット生成部207は、来客通知パケットの宛先をブロードキャストアドレスとし、来客通知パケットの識別子及び来客通知パケットの付加情報を付加してもよい。この場合、制御部215は、無線/有線IF部202を介してブロードキャストすることによって、来客通知パケットを送信してもよい。
続いて、図5を用いて本発明の実施の形態2にかかる登録端末テーブル204及び端末状態テーブル205について説明する。登録端末テーブル204には、ID、端末種別、所有者名もしくは設置場所、及び、MACアドレスの情報が登録されている。これらの情報は、WebGUI等を使ってユーザ自身によって事前に登録されてもよい。所有者名もしくは設置場所の情報は、端末が携帯端末105であれば所有者名が登録され、端末がPC106もしくはTV107であれば設置場所が登録されてもよい。
端末状態テーブル205は、登録端末テーブル204に登録されている端末が通信可能状態であるか否か、通信可能状態の端末が無線接続か有線接続かの接続方式の情報を有する。これらの情報は、HGW104が音センサ103から、チャイム音を検知した旨の信号を受信したことを契機に更新されるか、又は一定時間毎に自動的に更新される。
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態2において送受信されるパケットの種類について説明する。来客応答システムにおいて、HGW104と通信可能状態の端末との間で送受信されるパケットは、次の3種類である。一つ目は、HGW104から通信可能状態の全ての端末へ送信される来客通知パケット、二つ目は、通信可能状態の端末からHGW104へ送信される、端末の利用者が来客の対応を行うことをHGW104へ通知する応答パケット、三つ目は、HGW104から通信可能状態の端末へ送信される、どの端末の利用者が応答を行うかを示す応答完了パケットである。
これらのパケットは、イーサネット(登録商標)フレームのフォーマットを用いて形成され、TCP/UDPのプライベートポート番号を使用して通信が行われる。来客応答システムに必要な専用ソフトウェア(アプリケーション)をインストールすると、HGW104、携帯端末105、PC106及びTV107は、共通のTCP/UDPのプライベートポート番号を使用することによって、来客応答システムにおいて使用されるパケットの送受信が可能となる。これらのパケットにはパケット識別子の情報が設定されている。来客応答システムに必要なソフトウェア(アプリケーション)をインストールしているHGW104、携帯端末105、PC106及びTV107は、パケットを受信すると、そのパケットに含まれるパケット識別子を確認し、パケットの種類を判断する。
携帯端末105、PC106及びTV107は、来客通知パケットもしくは応答完了パケットを受信すると、パケット識別子の確認後、付加情報のデータを取得する。付加情報とは、来客通知パケットの場合、HGW104がチャイムによる通知を検出した時刻の情報であってもよく、応答完了パケットの場合、HGW104における応答パケットの受信時刻、応答端末の端末種別、及び、所有者又は設置場所の情報であってもよい。
続いて、図7を用いて、本発明の実施の形態2にかかる来客応答システムの専用ソフトウェア(アプリケーション)をインストールした携帯端末105、PC106及びTV107が来客通知パケットを受信したときの動作について説明する。
携帯端末105、PC106及びTV107は、HGW104から送信されたパケットを受信すると、パケットに含まれているパケット識別子を確認し、受信したパケットが来客通知パケットであるか否かを確認する。携帯端末105、PC106及びTV107は、受信したパケットが来客通知パケットであれば、来客通知パケットに付加されている情報である、HGW104がチャイムによる通知を検出した時刻を読み出す。
携帯端末105、PC106及びTV107は、来客通知パケットを受信すると(S701)、受信した端末の画面上にポップアップ表示形式で来客通知を表示する(S702)。画面上には来客通知として、HGW104がチャイム音を検出した時刻及び来客の対応を行うか否かの問いかけに関する内容が表示される。例えば、携帯端末105であれば、画面上に来客通知の表示と同時に携帯端末105が振動するようにしてもよい。携帯端末105、PC106及びTV107の利用者が来客の対応を行うか否かに関して、携帯端末105及びPC106であれば画面上のボタンをクリック、TV107であればリモコン操作をおこなうことによって、HGW104に対して返答を行う。
携帯端末105、PC106及びTV107の利用者が、来客の対応を行うと選択した場合(S703:Yes)、携帯端末105、PC106及びTV107は、HGW104宛の応答パケットを生成する(S704)。携帯端末105、PC106及びTV107は、応答パケットの宛先をHGW104のMACアドレスとし、応答パケットであることを示す識別子の情報を付加する。携帯端末105、PC106及びTV107は、応答パケットをHGW104へ送信する(S705)。次に、携帯端末105、PC106及びTV107は、応答パケットを送信した後、端末の画面上の来客通知の表示を消去する(S706)。
ステップS703において、携帯端末105、PC106及びTV107の利用者が、来客の対応をしないと選択した場合(S703:No)、携帯端末105、PC106及びTV107は、HGW104に対して応答パケットを送信せず、端末の画面上の来客通知の表示を消去する(S707)。
図7における、携帯端末105、PC106及びTV107が来客通知パケットを受信したときの動作を実行することによって、宅内にいる携帯端末105、PC106及びTV107の利用者が、ドアチャイム101の音に気付かなかった場合にも、視覚的に来客を知らせる事が可能となる。
続いて、図8を用いて、携帯端末105、PC106及びTV107の画面上に出力される来客通知の例について説明する。携帯端末105、PC106及びTV107はあらかじめ本発明の来客応答システムに必要なソフトウェア(アプリケーション)をインストールしているとする。来客応答システムに必要なソフトウェア(アプリケーション)をインストール済の端末は、来客通知の出力表示が可能となる。来客通知の表示は、HGW104がチャイムによる通知を検出した時刻及び来客の対応を行うか否かの問いかけが表示される。図8においては、それぞれの端末の画面上に、HGW104がチャイム音を検出した時刻情報と、来客の対応を行うか否かの選択を促すメッセージが表示されていることを示している。
続いて、図9及び図10を用いて、HGW104における携帯端末105、PC106及びTV107から送信される応答パケットの受信処理の流れについて説明する。
HGW104は、タイマ211を有し、来客通知パケットの送信を行うとタイマ211が作動する。HGW104の無線/有線IF部202は、受信したパケットを制御部215へ出力する。制御部215は、受け取ったパケットをパケット解析部208へ出力し、パケットの種類の解析を要求する。パケット解析部208は、受け取ったパケットのパケット識別子を確認し、受け取ったパケットが応答パケットであることを確認する。HGW104のタイマ211が作動後、制御部215が、一定時間内に応答パケットを受信した場合(S901:Yes)、パケット解析部208は、応答パケットを受信した旨と応答パケットの送信元の端末(以降、応答端末と呼称する)のMACアドレスを制御部215へ出力する。
制御部215は、応答パケットを受信した旨と応答端末のMACアドレスとを受け取ると、端末情報管理部203へ応答端末のMACアドレスを出力する。端末情報管理部203は、登録端末テーブル204において登録されている応答端末の情報を抽出し、抽出した応答端末の情報を応答端末情報206に格納する。端末情報管理部203は、端末状態テーブル205を用いて、応答端末情報206に記憶されている応答端末以外の通信可能状態の端末が存在するかどうかを確認する。応答端末以外の通信可能状態の端末が存在した場合(S902:Yes)、端末情報管理部203は、応答端末以外における全ての通信可能状態の端末に関する登録端末テーブル204に記載されている情報と、端末状態テーブル205に記載されている情報とを制御部215へ出力する(S903)。
応答端末以外における全ての通信可能状態の端末に関する情報を取得した制御部215は、パケット生成部207に対して、応答端末以外の全ての通信可能状態の端末を宛先とする応答完了パケットの生成命令を出力する。
パケット生成部207は、応答完了パケットの生成命令を取得すると、応答端末以外の全ての通信可能状態の端末を宛先とする応答完了パケットを生成する(S904)。パケット生成部207は、応答完了パケットの宛先を通信可能状態の端末のMACアドレスとし、応答完了パケットの識別子及び応答パケットの受信時刻や応答端末の端末種別、所有者又は設置場所の付加情報を付加し、生成した応答完了パケットを制御部215へ出力する。
制御部215は、応答端末以外の全ての通信可能状態の端末を宛先とする応答完了パケットを受け取ると、応答完了パケットと端末状態テーブル205に記載されている接続方式に関する情報とを無線/有線IF部202へ出力する。無線/有線IF部202は、端末の接続方式に従って、受け取った応答完了パケットを無線LAN通信又は有線LAN通信を用いて応答端末以外の通信可能状態の端末へ送信する(S905)。
HGW104は、応答端末から送信された応答パケットを受信した場合、来客者に宅内の住人が対応する旨を通知する。制御部215は、応答メッセージ管理部209へ来客者に宅内の住人が対応することを伝える応答メッセージの音声データの取得を要求する。応答メッセージ管理部209は、応答メッセージの取得要求を受け取ると、音声データ210に記憶されている応答メッセージの中から、来客者に宅内の住人が対応することを伝える応答メッセージのデータを選択し、選択したデータを制御部215へ出力する(図10:S1006)。
来客者に宅内の住人が対応することを伝える応答メッセージは、例えば、「少々お待ちください」等のメッセージとする。応答メッセージのデータを受け取った制御部215は、応答メッセージを、無線/有線IF部202における無線回線を介して、宅外に設置されているワイヤレススピーカー108へ送信する(図10:S1007)。
ワイヤレススピーカー108は、HGW104の無線/有線IF部202から送信された応答メッセージのデータを受信し、音声による応答メッセージの出力を行う。
ステップS902において、応答端末以外の通信可能状態の端末が存在しなかった場合(S902:No)、端末情報管理部203は、制御部215に応答端末以外の通信可能状態の端末が存在しないことを通知する。その後、ステップS1006以降の処理を実行する。
ステップS901において、HGW104のタイマ211が作動後、無線/有線IF部202は、一定時間内に通信可能状態の端末から応答パケットが送信されなかった場合(S901:No)、その旨を制御部215へ通知する。
制御部215は、一定時間応答パケットの受信が無かったことの通知を受けると、再送判断部212の再送回数213を確認する。再送判断部212は、再送回数213が再送上限回数214に示す値未満であれば(S908:Yes)、再送回数213をインクリメントし、図4のS404の処理に移り、来客通知パケットの再送信を行う。来客通知パケットの送信処理については図4のS404及びS405と同様であるため詳細な説明を省略する。再送信における来客通知パケットは、携帯端末105、PC106及びTV107の画面上に出力される来客通知に再送であることを表示させる情報を含んでもよい。
再送回数213が、再送上限回数214に示す値以上であれば(S908:No)、再送判断部212は、再送信が認められないことを制御部215へ通知する。通知を受けた制御部215は、応答メッセージ管理部209へ、来客者に留守であることを伝える応答メッセージのデータ取得を要求し、図4のS406の処理に移る。応答メッセージの送信処理については図4のS406及びS407と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図11を用いて、来客応答システムの専用ソフトウェア(アプリケーション)をインストールした携帯端末105、PC106及びTV107が応答完了パケットを受信したときの動作について説明する。
応答端末以外の通信可能状態の端末は、HGW104からパケットを受信すると、パケットに含まれているパケット識別子を確認し、受信したパケットが応答完了パケットであることを確認する。応答端末以外の通信可能状態の端末は、受信したパケットが応答完了パケットであれば、HGW104が応答パケットを受信した時刻、応答端末の端末種別及び所有者又は設置場所の情報等の応答完了パケットに付加されている情報を読み出す。
応答端末以外の通信可能状態の端末は、応答完了パケットを受信すると(S1101)、画面上にポップアップ表示されている来客通知の画面を閉じる(S1102)。次に、応答端末以外の通信可能状態の端末は、ポップアップ表示形式を用いて、応答端末が対応を行うことの情報が出力される(S1103)。
応答完了の表示には、HGW104が応答パケットを受信した時刻と、来客の対応を行う応答者の情報もしくは応答端末の情報が含まれる。携帯端末105であれば、画面上に来客通知の表示と同時に携帯端末105が振動するようにしてもよい。この表示は一定時間後に自動的に画面上から消えるようにしてもよいし、端末の操作者が表示を消すことが可能となるようにしてもよい。
次に、図12を用いて、携帯端末105、PC106及びTV107の画面上に出力される応答完了の表示例について説明する。携帯端末105、PC106及びTV107は、あらかじめ来客応答システムに必要なソフトウェア(アプリケーション)をインストールしているものとし、そのソフトウェア(アプリケーション)をインストール済の端末は応答完了の出力表示が可能となる。
応答完了パケットに付加されている端末種別の情報が携帯端末105であれば、図12の表示例1のようにHGW104が応答パケットを受信した時刻及び所有者名の人が来客対応することの情報を表示する。応答完了パケットに付加されている端末種別の情報がPC106又はTV107であれば、図12の表示例2のようにHGW104が応答パケットを受信した時刻及び設置場所の端末の視聴者が来客対応することの情報を表示する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる来客応答システムを用いることによって、HGW104は、自装置に接続されている端末であって、通信可能な状態の端末が存在するか否かを自律的に確認することができる。さらに、HGW104は、通信可能な状態の端末から、応答パケットが送信されてきたか否かを確認することによって、宅内に住人がいるかどうかを判断することができる。
また、HGW104に帰属している携帯端末105、PC106及びTV107といった端末にHGW104が来客の通知を行い、HGWといった端末の画面上に来客の通知を行うことによって、ドアチャイムの音に気付かなかった場合でも効果的に通知を行う事を可能にすることである。
また、携帯端末105、PC106及びTV107において来客通知を受け取り、携帯端末105、PC106及びTV107の画面上において応答に関する操作を実行することにより、来客に対してその場で応答することができる。
また、HGW104が携帯端末105、PC106及びTV107から来客の対応を行う旨の応答を受けたことを、応答を行った端末以外の端末に通知することにより、宅内に住人が複数いた場合に誰が応答するのかがわかるようになる。
また、HGW104が留守や来客対応時の応答メッセージを音声データで宅外に設置されたワイヤレススピーカーを通して来客者に通知することにより、来客者は住人の反応がわかるようになる。
また、来客応答システムにおいては呼び鈴の機能のみのドアチャイム装置をそのまま使用し、来客の応答を可能にすることによって、高価なインターホン装置に買い替えることよりコストを抑えることができる。
また、全て宅内のネットワークによって通信を行っている為、インターネットを経由して通知を行う必要が無い為、インターネットを経由した場合に比べて遅延が少なく、消費電力を抑える効果が期待できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3においては、留守中の来客履歴をHGW104が記憶し、通信可能状態の端末が現れた時に、その通信可能状態の端末へ、来客履歴の情報を通知する処理について説明する。
図13を用いて本発明の実施の形態3にかかるHGW104の構成例について説明する。図13のHGW104は、図3に示すHGW104の構成に、履歴管理部216を追加した構成である。
履歴管理部216は、来客履歴217の記憶領域を有している。HGW104は、検知したドアチャイム101の音に対し、通信可能状態の端末が存在するか否かの確認を行う。ここで、通信可能状態の端末が存在しなかった場合に、履歴管理部216は、ドアチャイム101の音を検知した時刻を来客履歴217に記録もしくは保持する。
続いて、図14を用いて本発明の実施の形態3にかかる来客応答システムの動作について説明する。図14は、図4に示すHGW104における処理に、留守中の来客があった時刻の記録の処理を追加している。図13のステップS401〜S407は、図4のステップS401〜S407と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御部215は、ステップS407において、ワイヤレススピーカー108へ留守であることを示す応答メッセージを送信した後、来客時刻を履歴管理部216に記録する(S408)。制御部215は、音センサ信号入力部201に音センサ103から出力された信号を受け取った時刻の情報を履歴管理部216へ出力する。履歴管理部216は、時刻情報を受け取ると、来客履歴217へ受け取った時刻情報を登録する。
続いて、図15を用いて、通信可能状態でなかった端末が通信可能状態に変わった時におけるHGW104の処理の流れについて説明する。
はじめに、端末情報管理部203は、通信可能状態でなかった端末が通信可能状態となったことを検知すると(S1501)、制御部215へ通信可能状態となった端末が現れたことを通知する。さらに、端末情報管理部203は、その端末の登録端末テーブル204に記載されている情報と端末状態テーブル205に記載されている情報とを制御部215へ出力する。
次に、制御部215は、履歴管理部216へ来客履歴217の情報を問い合わせる。履歴管理部216は、制御部215からの問い合わせに対して、来客履歴217の情報を制御部215へ出力する(S1502)。
制御部215は、来客履歴217の情報を受け取ると、パケット生成部207へ来客履歴217の情報を出力し、通信可能状態となった端末宛の来客履歴パケットの生成命令を出力する。パケット生成部207は、来客履歴パケットの生成命令を受けると、通信可能状態となった端末宛の来客履歴パケットを生成する(S1503)。パケット生成部207は、来客履歴パケットの宛先を通信可能状態となった端末のMACアドレスとし、来客履歴パケットの識別子及び来客履歴パケットの付加情報を付加した来客履歴パケットを生成する。パケット生成部207は、生成した来客履歴パケットを制御部215へ出力する。
制御部215は、通信可能状態となった端末宛の来客履歴パケットを受け取ると、来客履歴パケットと端末状態テーブル205に記載されている情報とを無線/有線IF部202へ出力する。つまり、制御部215は、無線/有線IF部202を介して、端末状態テーブル205に記載されていた接続方式に従って、来客履歴パケットを送信する(S1504)。接続方式は、例えば、無線LAN通信又は有線LAN通信であってもよい。なお、履歴管理部216は、来客履歴217に記憶されている情報を、来客履歴パケットを送信した後に削除してもよい。
続いて、図16を用いて本発明の実施の形態3の来客応答システムにおいて使用されるパケットの種類について説明する。図16は、図6に示すパケットの種類に対して、来客履歴パケットを追加していることを示している。来客通知パケット、応答パケット及び応答完了パケットについては、詳細な説明を省略する。
来客履歴パケットは、留守中に来客があった時刻を通知するパケットである。通信可能状態でなかった端末が通信可能状態に変わった時に、HGW104は、通信可能状態に変わった端末へ来客履歴パケットを送信する。来客履歴パケットは、来客履歴パケットの識別子と留守中にHGW104がチャイム音を検出した時刻の付加情報とを有する。
携帯端末105、PC106及びTV107は、HGW104から送信されたパケットを受信すると、パケットに含まれているパケット識別子を確認し、受信したパケットが来客履歴パケットであることを確認する。携帯端末105、PC106及びTV107は、受信したパケットが来客履歴パケットであれば、来客履歴パケットに付加されている時刻情報を読み出す。携帯端末105、PC106及びTV107は、来客履歴パケットを受信すると、受信した端末の画面上にポップアップ表示形式で来客履歴を表示してもよい。
続いて、図17を用いて、携帯端末105、PC106及びTV107は、の画面上に出力される来客履歴の表示例について説明する。携帯端末105、PC106及びTV107は、あらかじめ来客応答システムに必要なソフトウェア(アプリケーション)をインストールしているものとし、そのソフトウェア(アプリケーション)をインストール済の端末は来客履歴の出力表示が可能となる。留守中に来客があったことを通知し、来客があった時刻を表示する。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる来客応答システムを用いることによって、留守中に来客があったこととその時刻を帰宅した住人が把握することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、HGW104、携帯端末105、PC106及びTV107における処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)宅内に存在する通信装置と通信する通信部と、前記通信装置が前記通信部を介して通信可能状態か否かを管理する管理部と、訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知する音検知部と、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において前記通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する制御部と、を備える中継装置。
(付記2)前記制御部は、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてこない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する付記1に記載の中継装置。
(付記3)前記在宅通知メッセージ及び前記不在通知メッセージの音声データを管理する応答メッセージ管理部をさらに備え、前記制御部は、前記応答メッセージ管理部に管理されている前記在宅通知メッセージ及び前記不在通知メッセージを前記スピーカーを介して前記訪問者へ出力する、付記1又は2に記載の中継装置。
(付記4)前記制御部は、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である複数の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である前記複数の通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から確認メッセージが送信された場合、前記複数の通信装置であって前記第1の通信装置とは異なる通信装置へ、前記第1の通信装置から確認メッセージが送信されてきたことを通知するメッセージを送信する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記5)前記制御部は、前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてこない場合、予め定められた回数まで前記来客情報を前記通信可能状態である通信装置へ送信を繰り返す、付記1乃至4のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記6)前記制御部は、前記スピーカーを介して前記訪問者へ前記不在通知メッセージを出力した場合、前記音検知部において前記チャイム音が検出された時刻を含む来客履歴情報を生成し、前記不在通知メッセージを出力した後に、前記通信可能状態の通信装置を検出すると、前記来客履歴情報を検出した前記通信可能状態の通信装置へ送信する、付記1乃至5のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記7)訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信するように構成され、受信した前記来客情報を表示部に表示することによって、訪問者に対して応答するか否かに関する情報の入力をユーザから受け付けるように構成される、通信装置。
(付記8)訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する、メッセージ出力方法。
(付記9)訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信し、受信した前記来客情報を表示部に表示し、
ユーザから訪問者に対して応答するか否かに関する情報が入力された場合、前記中継装置へ受信通知メッセージを送信する、メッセージ応答方法。
(付記10)訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力することをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記11)訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信し、受信した前記来客情報を表示部に表示し、
ユーザから訪問者に対して応答するか否かに関する情報が入力された場合、前記中継装置へ受信通知メッセージを送信することをコンピュータに実行させるプログラム。
10 中継装置
11 通信部
12 管理部
13 音検知部
14 制御部
21 通信装置
22 通信装置
23 通信装置
30 スピーカー
101 ドアチャイム
102 スピーカー
103 音センサ
104 HGW
105 携帯端末
106 PC
107 TV
108 ワイヤレススピーカー
201 音センサ信号入力部
202 無線/有線IF部
203 端末情報管理部
204 登録端末テーブル
205 端末状態テーブル
206 応答端末情報
207 パケット生成部
208 パケット解析部
209 応答メッセージ管理部
210 音声データ
211 タイマ
212 再送判断部
213 再送回数
214 再送上限回数
215 制御部
216 履歴管理部
217 来客履歴

Claims (9)

  1. 宅内に存在する通信装置と通信する通信部と、
    前記通信装置が前記通信部を介して通信可能状態か否かを管理する管理部と、
    訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知する音検知部と、
    前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、
    前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において前記通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する制御部と、を備える中継装置。
  2. 前記制御部は、
    前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてこない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記在宅通知メッセージ及び前記不在通知メッセージの音声データを管理する応答メッセージ管理部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記応答メッセージ管理部に管理されている前記在宅通知メッセージ及び前記不在通知メッセージを前記スピーカーを介して前記訪問者へ出力する、請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. 前記制御部は、
    前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である複数の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である前記複数の通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から確認メッセージが送信された場合、前記複数の通信装置であって前記第1の通信装置とは異なる通信装置へ、前記第1の通信装置から確認メッセージが送信されてきたことを通知するメッセージを送信する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中継装置。
  5. 前記制御部は、
    前記音検知部において前記チャイム音が検知され、前記管理部において通信可能状態である少なくとも1台の前記通信装置が管理されている場合、前記通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知し、さらに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてこない場合、予め定められた回数まで前記来客情報を前記通信可能状態である通信装置へ送信を繰り返す、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の中継装置。
  6. 前記制御部は、
    前記スピーカーを介して前記訪問者へ前記不在通知メッセージを出力した場合、前記音検知部において前記チャイム音が検出された時刻を含む来客履歴情報を生成し、前記不在通知メッセージを出力した後に、前記通信可能状態の通信装置を検出すると、前記来客履歴情報を検出した前記通信可能状態の通信装置へ送信する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の中継装置。
  7. 訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内においてチャイム音を検出した中継装置から送信される来客情報を受信するように構成され、
    受信した前記来客情報を表示部に表示することによって、訪問者に対して応答するか否かに関する情報の入力をユーザから受け付けるように構成される、通信装置。
  8. 訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、
    通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、
    通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、
    通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力する、メッセージ出力方法。
  9. 訪問者がチャイムを押下した場合に、宅内に出力されるチャイム音を検知し、
    通信可能状態である少なくとも1台の通信装置が管理されている場合、
    通信部を介して通信可能状態である通信装置へ来客情報を通知するとともに、前記通信可能状態である通信装置から受信通知メッセージが送信されてきた場合、スピーカーを介して前記訪問者へ在宅通知メッセージを出力し、
    通信可能状態である通信装置が管理されていない場合、前記スピーカーを介して前記訪問者へ不在通知メッセージを出力することをコンピュータに実行させるプログラム。
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