JP2018137545A - インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、このような負担を軽減するための配達時間を指定するシステムもあるが、指定できる時間は短くても数時間の幅があり、その間であっても受取人は外出しなければならない状況も発生し、宅配業者が指定された時間内に来たとしても不在となってしまう場合があった。
この構成によれば、宅配業者が配達に来ることが想定される時間帯に、少しの間留守にする場合に、不在となる時間を想定してタイマ設定することで、宅配物を届けに来た宅配業者が玄関子機を呼出操作すると、タイマの残時間を含むメッセージ、例えば「あと5分で帰宅します、5分後以降に来て頂けますか」のメッセージを玄関子機から報音させることができる。配達に来た宅配業者がこのようなメッセージを聞くことで、不在票を投函することなく近所を回ってから再配達に応じる可能性があり、居住者は再配達依頼を行う手間を減らし、また宅配業者は日を改めて再配達する手間を減らせることが可能となる。
この構成によれば、外出先からタイマ設定やタイマ設定時間の変更ができるため、予定した時間に帰宅できない場合に宅配業者に迷惑を掛けなくて済む。
この構成によれば、例えば音声生成部が生成したメッセージ「あと5分で帰宅します、5分後以降に来て頂けますか」を報音した後、例えば「このメッセージに応じて頂ける場合は、伝言をお願いします」のアナウンスを報音することで、その後保存された宅配業者のメッセージから帰宅した居住者は宅配業者のその後の行動を把握でき、対処し易い。
この構成によれば、来訪者が応答したメッセージ内容から、宅配業者であると判別したら居住者が戻る時間を通知するため、宅配業者はそれを把握でき、不在票を投函することなく近所を回ってから帰宅時間を見計らって再配達に応じる可能性があり、居住者は再配達依頼を行う手間を減らし、宅配業者は日を改めて再配達する手間を減らせることが可能となる。加えて、来訪者が宅配業者でなければ残時間を含まないメッセージをアナウンスするため、不在であることを通知しないで済む。
尚、親機CPU27は、居室親機2全体の制御に加えて、設定された時間をカウントするタイマ27a、複数のメッセージ音声を記憶するメッセージ音声記憶部27bを有し、玄関子機1から報音するメッセージ音声の生成や記憶しているメッセージ音声を取り出して玄関子機1から報音させるメッセージ音声制御機能を有している。
具体的に、居住者が宅配物を受け取る時間帯を指定することで移行する。宅配業者に配達を指定した時間帯が例えば16時〜18時であって、現在の時刻が16時少し前であったとする。この時刻で、短時間で戻る用事が発生して出かけたい場合、居住者は居室親機2を操作して30分以内に帰宅できると判断してタイマ27aのカウント時間を設定(例えば30分に設定)すると、居室親機2は宅配対応モードに移行する。
このメッセージは、メッセージ音声記憶部27bに記憶されている文言の所定位置に、タイマ27aの残時間情報を親機CPU27が加えて生成し、報音される。
こうして保存された宅配業者のメッセージを帰宅した居住者が再生すれば、再度来て頂けるか把握できる。
具体的に、外出先から携帯端末3を操作して居室親機2との接続操作を行うことで、公衆通信網Nを介してインターネット通信で居室親機2にアクセスでき、その後タイマ27aのカウント時間変更ページを開くことで変更操作を行うことができる。この変更操作で、親機CPU27の制御でタイマカウント時間が変更され、例えば宅配業者が来る前に上記時間から15分延長されたとすると、上記「近所に出かけておりますが、あと5分で戻ります。宅配業者の方は、お待ちいただくか、5分後以降に再配達をお願いします」のメッセージが、「近所に出かけておりますが、あと20分で戻ります。宅配業者の方は、お待ちいただくか、20分後以降に再配達をお願いします」と、延長した時間に基づいてスピーカ14から報音される。
また、タイマ27aの残時間を報音した後に、宅配業者の対応を確認するメッセージを報音して音声を保存することで、帰宅した居住者は宅配業者のその後の行動を把握でき、対処し易い。
更に、タイマ27aを設定して外出した居住者は、外出先からタイマ27aの設定時間を変更できるため、予定した時間に帰宅できない場合に宅配業者に迷惑を掛けなくて済む。
メッセージ判別部26は、判別する文言として宅配業者名が登録されており、玄関子機1が集音した来訪者のメッセージを読み取り、メッセージに登録されている文言が含まれている場合は宅配業者であると判定する。
この問いかけのメッセージを受けた来訪者から、例えば「○○急便です」と応答があったら、メッセージ判別部26がその音声メッセージの中に、登録されている文言があるか判別し、登録されている宅配業者名である場合は宅配業者であること判定する。親機CPU27は、宅配業者であるとの判定を受けて、上記と同様に「近所に出かけておりますが、あと5分で戻ります。宅配業者の方は、お待ちいただくか、5分後以降に再配達をお願いします」のメッセージを報音する制御を実施する。その後の流れは上述した通りである。
Claims (4)
- 来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機とを有するインターホン装置であって、
前記居室親機は、居住者により設定された時間をカウントするタイマと、前記タイマがカウントアップする前に前記玄関子機が呼出操作を受けたら、呼び出しを受けた時点での前記タイマの残時間情報を含むメッセージ音声を生成して前記玄関子機から報音させる親機制御部を有することを特徴とするインターホン装置。 - 前記居室親機は、公衆通信網を介して居住者が携行する携帯端末との通信を可能とする外部通信部を有し、
前記携帯端末により、公衆通信網を介して前記居室親機の前記タイマの時間設定及び変更が可能であることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。 - 前記居室親機は、前記玄関子機が集音した音声を保存する音声保存部を有し、
前記親機制御部は、前記タイマの残時間を知らせるメッセージ音声を生成して報音した後に、前記玄関子機からメッセージの入力を促す所定のアナウンスを報音させると共に、前記玄関子機が集音した音声を前記音声保存部に保存させることを特徴とする請求項1又は2記載のインターホン装置。 - 来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機とを有するインターホン装置であって、
前記居室親機は、来訪者が宅配業者であるか判別するための所定のガイダンスメッセージを含むメッセージ音声を記憶するメッセージ音声記憶部と、
前記玄関子機が集音した来訪者のメッセージ内容から宅配業者であるかどうか判別するメッセージ判別部と、
居住者により設定された時間をカウントするタイマと、
前記メッセージ音声を選択して前記玄関子機から報音させる親機制御部とを有し、
前記親機制御部は、前記タイマがカウントアップする前に前記玄関子機が呼出操作を受けたら、前記ガイダンスメッセージを前記玄関子機から報音させ、
その後、前記メッセージ判別部が前記玄関子機が集音した来訪者の音声情報から来訪者が宅配業者であると判断したら、その時点での前記タイマの残時間情報を含むメッセージ音声を生成して前記玄関子機から報音させ、
宅配業者でないと判定したら、タイマの残時間を含まない特定のメッセージ音声を選択して前記玄関子機から報音させることを特徴とするインターホン装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023238232A1 (ja) * | 2022-06-07 | 2023-12-14 | 日本電気株式会社 | インターフォンシステム、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
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2017
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