JP2014127111A - 安否確認システム - Google Patents

安否確認システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014127111A
JP2014127111A JP2012284854A JP2012284854A JP2014127111A JP 2014127111 A JP2014127111 A JP 2014127111A JP 2012284854 A JP2012284854 A JP 2012284854A JP 2012284854 A JP2012284854 A JP 2012284854A JP 2014127111 A JP2014127111 A JP 2014127111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physical condition
unit
condition confirmation
terminal
resident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012284854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6005509B2 (ja
Inventor
Yukimasa Ikeda
幸正 池田
Kazuma Wakabayashi
一磨 若林
Katsuhiko Sakaguchi
勝彦 坂口
Kazumi Kitagawa
和美 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2012284854A priority Critical patent/JP6005509B2/ja
Publication of JP2014127111A publication Critical patent/JP2014127111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6005509B2 publication Critical patent/JP6005509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】 居住者が携行して安否確認に使用する携帯端末の電池残量の低下を、居住者に対する安否確認を行うための安否確認装置が把握可能とし、住戸内に設置した通知機器に対して電池残量低下を通報して警報発報を行わせる。
【解決手段】 集合住宅インターホンシステムの機器間の通信を制御する制御機4に居住者の体調を確認するための機能を持たせ、この制御機4から送信される体調確認信号の受信/応答を居住者が行うための携帯端末6に、電池残量を監視して残量が所定量以下になったら体調確認装置に電池残量警報を送信する端末CPU61を備える一方、制御機4に携帯端末6から電池残量警報を受けたら、関連する居室親機2に対してメッセージ及び警告音による通知動作を実施させる充電要求信号を送信させる制御部47を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、独居世帯の高齢者等の安否を確認する安否確認システムに関し、特に安否確認対象者が携行する携帯端末を使用して安否確認を実施する安否確認システムに関する。
居住者にタブレット端末等の携帯端末を携行させて安否確認実施するシステムとして、例えば非特許文献1に記載されたシステムがある。
このシステムでは、独居世帯の居住者に携帯端末であるタブレット端末を携行させると共に、地域に通信ネットワークを構築して、自治体等の管理者から「朝食を食べたかどうか」などの見守りメッセージをタブレット端末に通信ネットワークを介して定期的に送信し、タブレット端末を携行している居住者等らは、問いかけに対してタブレット端末の画面上のボタン(「はい」「いいえ」等)に触れるだけの簡単な操作により様子を知らせることが可能となっている。更に、こうした日々のやり取りのデータを集計して、各世帯の変化・兆候や全体の傾向を捉え、新たな施策に結びつけることを可能としている。
NECホームページ、[平成24年12月14日検索]、インターネット<URL:http://nec.co.jp/prss/ja/1201/1701.html>
しかしながら、携帯端末を利用した上記従来の安否確認システムでは、携帯端末に電池切れが発生した場合に、それを管理者に通知することができなかったため、これらの端末を用いて居住者の健康管理、安否確認を行っている場合には、電池切れにより応答がない場合を、管理者側において異常事態発生と判断してしまう問題が発生した。このような場合、居住者に異常がないにも関わらず関係者が居住者のもとへ駆けつけて状況を把握することになった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者が携行して安否確認に使用する携帯端末の電池残量の低下を、居住者に対する安否確認を行うための安否確認装置が把握可能とし、住戸内に設置した通知機器に対して電池残量低下を通報して警報発報を行わせる安否確認システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、複数の住戸の居住者に対して体調確認を実施するための体調確認装置と、体調確認装置と伝送線を介して接続されて体調確認対象の各住戸に設置され、体調確認装置から送信される体調確認信号の受信/応答を行うための住戸端末と、体調確認対象の個々の居住者が携行して体調確認装置と通信を実施し、体調確認装置から送信される体調確認信号の受信/応答を行うための携帯端末と、実施された体調確認の応答状況を表示する表示装置とを有すると共に、体調確認装置は、携帯電話通信網を介して携帯端末と通信する外部通信部を備えると共に、携帯端末或いは住戸端末から体調確認信号に対する応答信号を受けたら、表示装置に通知して応答状況を表示させる確認制御部とを有し、更に携帯端末が、電源である電池を監視して電池残量が所定量以下になったら体調確認装置に電池残量警報を送信する電源管理部を備える一方、体調確認装置が、携帯端末から電池残量警報を受けたら、関連する前記住戸端末に対してメッセージ表示及び警告音の少なくとも一方の通知動作を実施させる充電要求信号を送信する端末管理部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末の電池残量が僅かになったら、住戸端末からその旨が通知されるため、居住者はそれに気づき電池切れが発生する前に充電等の必要な処置を行うことができ、携帯端末の電池切れによる誤動作を防止できる。
そして、居住者は携帯端末と住戸端末の双方から体調確認の通知を受けるため、外出した状態でも通知に応答でき、安否確認し易い。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、携帯端末の電源管理部は、電池の充電開始を認識したら充電開始信号を体調確認装置に送信し、体調確認装置の端末管理部は、電池残量警報送信元の携帯端末から充電開始信号を受けたら、住戸端末での充電要求通知動作を終了させる通報キャンセル信号を送信することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末の充電が開始されれば住戸端末の通知動作は停止するため、管理者及び居住者の双方は充電を認識でき安心できる。また、充電開始信号の送信が無いまま、その後体調確認信号に対する応答がない状態が発生したら、電源切れによる異常発生であることを判別でき、管理者は状況を把握し易く誤報を防止できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の構成において、住戸端末は、居住者が外出する際に居住者の不在を体調確認装置に通知するための不在設定部を有し、体調確認装置の端末管理部は、不在通知を受けた住戸端末に対しては充電要求信号を送信しないことを特徴とする。
この構成によれば、不在住戸では警報音等の通知動作を実施しないため、騒音等の発生がなく、近隣の居住者に迷惑を掛けたり不安を抱かせるようなことがない。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、住戸端末が、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機からの来訪者による呼び出しに応答するために個々の住戸に設置された居室親機であると共に、表示装置が、集合住宅の管理室に設置されて来訪者や居住者と通話が可能な管理室親機であり、更に前記体調確認装置が、集合玄関機、居室親機、管理室親機の各機器の間の通話を制御する制御機であって、集合住宅に設置された集合住宅インターホンシステムと一体に構成されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、集合住宅に設置された集合住宅インターホンシステムが安否確認システムとして機能するため、集合住宅においては別途安否確認システムを構築する必要がなくなる。然も、機器間の通信や報音部等は共通する回路を使用できるため、安価に構成できる。
本発明によれば、携帯端末の電池残量が僅かになったら、住戸端末からその旨が通知されるため、居住者は電池切れが発生する前に充電等の必要な処置を行うことができ、携帯端末の電池切れによる誤動作を防止できる。また、集合住宅に設置された集合住宅インターホンシステムを安否確認システムとして機能させた場合は、機器間の通信や報音部等を共通する回路で構成できるため、安価に構成できる。そして、居住者は携帯端末と住戸端末の双方から体調確認の通知を受けるため、外出した状態でも通知に応答でき、安否確認し易い。
本発明に係る安否確認システムの一例を示す構成図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の安否確認システムを集合住宅インターホンシステムに組み込んだ構成図を示し、1は来訪者が居住者を選択して呼び出すためにエントランス等の集合玄関に設置された集合玄関機、2は集合玄関機1からの呼び出しを受けて居住者が応答するために各住戸内に設置された居室親機、3は来訪者や居住者と管理人が通話するために管理室に設置された管理室親機、4は集合玄関機1、居室親機2、管理室親機3の各機器の間の通話を制御する制御機、5は個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出すための玄関子機、6は制御機4と通信を実施する携帯端末である。
集合玄関機1、管理室親機3は、それぞれ伝送線L1,L2を介して制御機4に接続され、居室親機2は親機幹線L3を介して制御機4に接続されている。携帯端末6は、携帯電話会社が構築する携帯電話通信網Nを介して制御機4と通信を実施する。
そして、集合玄関機1は、訪問先の居住者の住戸を選択して呼出操作する操作部11、来訪者を撮像するカメラ12、呼出先と通話するためのマイク13a及びスピーカ13bを備えた通話部13等を備えている。
居室親機2は、集合玄関機1のカメラ12が撮像した来訪者映像を表示するモニタ21、通話すると共に呼出音等を報音する音響部22、通話操作や体調確認の応答操作等を行う操作部23、居室親機2を制御する親機CPU24、制御機4と通信するための親機IF25等を備えている。尚、26は居室親機2に接続された火災センサや人感センサ等のセンサを示している。
管理室親機3は、居室親機2の呼出操作等各種操作を行う操作部31、来訪者映像を表示するモニタ32、通話するための音響部33、管理室親機3を制御する管理室CPU34、制御機4と通信するための管理室IF35等を備えている。そして、操作部31は、管理者が体調確認する際の操作部であるし、モニタ32は体調確認結果を表示する表示部でもある。
制御機4は集合玄関機1と通信する集玄IF41、居室親機2と通信する居室IF42、管理室親機3と通信する管理室IF43、集合玄関扉(図示せず)の電気錠と通信する電気錠IF44、携帯端末6と通信するために携帯電話通信網Nと接続する外部通信IF45、携帯端末アドレス等の通信先情報や居住者の体調確認情報等を記憶する記憶部46、機器間の通信に加えて、居室親機2や管理室親機3の表示を制御し、更に管理室親機3の操作を受けて或いは所定の時間間隔で居室親機2と携帯端末6に対して体調確認を実施する制御部47等を備えている。
尚、記憶部46は、具体的には携帯端末アドレスに加えて、住戸番号と居室親機2とを関連付けた居室親機テーブル、居室親機2と居住者とを関連付けた居室親機テーブル、携帯端末6と居住者とを関連付けた携帯端末テーブル、更に居住者の不在設定情報等を記憶する。
携帯端末6は、各種情報を表示するディスプレイ6a、ディスプレイ6aに一体に設けられているタッチパネルから成る操作部6bを備えた通信機器であり、制御機4からの体調確認信号を受信したら、体調確認要求情報をディスプレイ6aに表示し、体調確認要求に対する応答情報を操作部6bから入力されると、入力された情報を制御機4に返信する端末CPU61を有している。
具体的に携帯端末6は、例えばiPad(登録商標)やAndroid(登録商標)等のタブレット型の端末、或いはiPhone(登録商標)やAndroid(登録商標)搭載型のスマートフォンが使用され、体調確認要求信号を受信したら応答操作するための表示の切り替え、及び通信動作を実行するアプリ(アプリケーションソフトウェア)に加えて、携帯端末6の電源である電池の残容量が満充電に対して所定量以下(例えば15%以下)になったらに自動的に制御機4に対してその旨を通知するアプリがインストールされている。
上記の如く構成された集合住宅インターホンシステムにおいて、本発明の安否確認システムとして居住者の体調確認を行う動作を以下説明する。居住者の体調確認は、制御機4から定期的に体調確認信号を各居室親機2及び携帯端末6に対して一斉送信して実施できるし、管理室親機3の操作により選択した住戸に対してのみ体調確認信号を送信できる。
ここでは、一斉に実施する場合を中心に説明し、個々の居住者に対する確認動作は同様の制御で実施されるため説明を省略する。尚、後述する不在設定はされていないものとする。
制御機4による体調確認は、制御部47の制御により安否確認対象の全ての居住者の携帯端末6、及び関連する居室親機2に対して実施され、安否応答を要求する体調確認信号が送信される。
具体的に制御部47は、記憶部46から居住者に関連付けられている携帯端末6のメールアドレス、及び携帯端末6が保持しているアプリを起動させるためのID等の識別符号を読み出し、全ての携帯端末6に対して体調確認の応答を要求する体調確認信号を送信する。体調確認信号は、外部通信IF45から携帯電話通信網Nを介して携帯端末6に送信される。また同時に、居室IF42、親機幹線L3を介して安否確認対象の各居室親機2に体調確認信号を送信する。
体調確認信号を受信した携帯端末6は、体調確認のためのアプリが起動し、起動したアプリによりディスプレイ6aに例えば「体調確認の入力を行なって下さい」のメッセージが表示され、更にメロディ等の音響鳴動を開始させて報音通知し、応答要求動作を実施する。
一方、体調確認信号を受信した居室親機2は、親機CPU24の制御により、携帯端末6と同様に例えば「体調確認の入力を行なって下さい」のメッセージがモニタ21に表示され、音響部22よりメロディ等の音響鳴動を開始させて応答要求動作が実施される。尚、この居室親機2にも、携帯端末6にインストールしたアプリと同一のユーザーインターフェースを有するソフトウェアが予めインストールされている。
報音通知動作により、体調確認を行われていることに気づいた居住者が、携帯端末6の操作部6bを操作して応答操作が成されると、報音動作が停止して体調確認の応答信号が携帯電話通信網Nを介して制御機4に返信される。応答信号を受信した制御機4は、記憶部46に応答情報を記憶し、応答信号送信元の携帯端末6に関連付けられている居室親機2に対して体調確認の終了信号を送信する。この終了信号を受信した居室親機2は、体調確認の応答要求動作を終了する。
一方、居室親機2で返信した場合は以下の様である。居室親機2と携帯端末6の双方で体調確認のメッセージを表示している状態で、居住者が居室親機2の操作部23を操作して返信すると、応答信号が制御機4に送信される。この応答信号を受信した制御機4は、制御部47の制御で記憶部46に応答情報を記憶するとともに、携帯電話通信網Nを介して応答操作した居室親機2に関連付けられている携帯端末6に対して、体調確認を終了する終了信号を送信する。終了信号を受信した携帯端末6は、ディスプレイ6aの表示を停止するとともに音響鳴動を停止し、応答要求動作を終了する。
制御部47は、こうして応答を待つ一定時間(例えば3分)が経過したら、その間返信された応答信号を元に管理室親機3に体調確認の応答結果を送信し、管理室親機3のモニタ32に結果である体調確認情報を表示させる。管理人はこの表示を見ることで体調確認の結果を把握することができる。
また制御部47は、体調確認信号を送信してから5分等の所定時間が経過したら体調確認動作を終了し、その間応答が無かった居住者が居る場合は管理室親機3に異常発生信号を送信し、管理室親機3はモニタ32に異常発生の表示(異常発生住戸番号と居住者名の表示)を行なうと共に、音響部33から警報報知を行なう。この結果、管理人が異常発生を認識して居住者の住戸に赴き、居住者の異常事態に対応することができる。
次に、このように安否確認を実行する安否確認システムにおいて、使用されている携帯端末6に電池切れが発生したら安否確認が不可能になるし、また誤動作の原因となるため、電池切れの事態を防ぐための動作を次のように実施する。
携帯端末6は、自己の電池残量が特定の割合(例えば、満充電の15%以下)になると、端末CPU61がインストールされているアプリを起動して携帯電話通信網Nを介して制御機4に電池残量警報を送信する。この電池残量警報を受信した制御機4の制御部47は、記憶部46から携帯端末6のメールアドレスや、アプリが事前に指示したID等の識別符号に対応する居住者の住戸番号を読み出し、居住者の住戸の居室親機2に対して、携帯端末6の充電を促す充電催促信号(充電要求信号)を送信する。
伝送線L3を介して充電催促信号を受信した居室親機2は、親機CPU24の制御によりモニタ21に「携帯端末の充電を行なって下さい」等のメッセージを表示するとともに、音響部22よりメロディ等の音響鳴動を行なう。
この居室親機2の通報動作に気づいた居住者が、携帯端末6の充電を開始すると、携帯端末6の端末CPU61が充電が開始されたことを認識し、充電開始信号を制御機4に送信する。制御機4は、この充電開始信号を制御部47が受信すると、居室親機2に対して充電催促信号をキャンセルする通報キャンセル信号を送信する。
この通報キャンセル信号を受信した居室親機2は、親機CPU24がモニタ21の表示を停止するとともに、音響部22の音響鳴動を停止する。
このように、携帯端末6の電池残量が僅かになったら、居室親機2からその旨が通知されるため、居住者は電池切れが発生する前に充電等の必要な処置を行うことができ、携帯端末6の電池切れによる誤動作を防止できる。また、携帯端末6の充電が開始されれば居室親機2の通知動作は自動的に停止するため、余分な音響鳴動を防ぐことができる。
また、携帯端末6の充電が開始されれば居室親機2の通知動作は停止するため、管理者及び居住者の双方は充電を認識でき安心できる。また、充電開始信号の送信が無いまま、その後体調確認信号に対する応答がない状態が発生した場合は、電源切れによる異常発生であることを判別でき、管理者は状況を把握し易く誤報を防止できる。
更に、居住者は携帯端末6と居室親機2の双方から体調確認の通知を受けるため、外出した状態でも通知に応答でき、安否確認し易い。
また、集合住宅に設置された集合住宅インターホンシステムが安否確認システムとして機能させることで、集合住宅においては別途安否確認システムを構築する必要がなくなる。然も、機器間の通信や報音部等は共通する回路を使用できるため、安価に構成できる。
尚、充電催促信号を送信したにも関わらず、充電開始信号が送信されない場合は、次のように動作させても良い。
制御部47は一定時間が経過しても充電開始信号を受信しなかったら、対応する居室親機2に対して充電催促信号に替えて充電警報信号(充電要求信号)を送信する。充電警報信号を受信した親機CPU24は、音響部22の音響鳴動の音量を上げる。
この充電警報信号を送信後、更に5分等の所定時間が経過するまでに充電開始信号等の応答情報が届かない場合は、制御部47が管理室親機3のモニタ32に充電異常の表示を行ない、管理室親機3の音響部33から警報報知を行なう。
こうして音量を上げても応答が無い場合は、管理人が確認できるよう動作させれば、管理人が携帯端末6を携行する居住者の住戸に赴き、居住者に携帯端末6の充電を指導したり、異常の有無を確認することができ、異常発生防止に有効である。
次に、居住者が外出する際に設定する不在設定が成された場合を説明する。。居室親機2の操作部23が操作されて不在設定されると、居室親機2から制御機4に対して不在信号が送信され、制御機4において不在信号送信元の居住者が不在である旨が記憶部46に記憶される。この記憶は、居室親機2から不在キャンセル信号が送信されるまで維持される。
制御部47は、居住者が在室であるか不在であるか記憶部46から読み取り、不在設定された居室親機2が存在する場合、不在設定されている居室親機2には体調確認信号を送信しない。そのため、制御機4は安否確認対象の全ての居住者の携帯端末6と、不在設定された居室親機2を除く他の安否確認対象の居室親機2に対して体調確認信号を送信する。
居室親機2において不在設定した居住者が携行する携帯端末6は、体調確認信号を受信して体調確認のためのアプリを起動し、ディスプレイ6aに例えば「体調確認の入力を行なって下さい」とのメッセージを表示するとともに、メロディ等の音響鳴動を行なう。
一方、不在設定された居室親機2は体調確認信号を受信しないため、応答要求動作を実施しない。
この通知を受けた外出中の居住者が、携帯端末6の操作部6bを応答操作すると、体調確認の応答信号が携帯電話通信網Nを介して制御機4に送信され、制御部47は記憶部46に応答情報を記憶し、この居住者に対する体調確認を終了する。
尚、体調確認信号を送信してから所定時間(例えば5分)が経過したら体調確認動作を終了、その間応答が無かった居住者が居る場合は、上述したように制御機4から管理室親機3に異常発生信号が送信され、管理室親機3のモニタ32に異常発生が表示されて警報発報動作が実施される。
一方、この不在設定後、携帯端末6の電池残量が特定の割合(例えば、満充電の15%以下)に減少すると、端末CPU61の制御により携帯電話通信網Nを介して制御機4に電池残量警報が送信される。
この電池残量警報を受信した制御機4は、制御部47が記憶部46から携帯端末6のメールアドレスや、アプリが事前に指示したID等の識別符号に対応する居住者の住戸番号を読み出すが、読み出した居室親機2が不在設定状態にある場合は、居室親機2に対して充電催促信号を送信せずに帰宅した居住者による不在設定の解除を待つ。従って、留守宅においては、居室親機2は鳴動等の動作を実施しないため、近隣の居住者に不安を抱かせたり迷惑を掛けるようなことがない。
その後、居住者が帰宅して居室親機2の不在設定が解除されると、不在キャンセル信号が制御機4に送信される。不在キャンセル信号を受けた制御部47は、居住者の帰宅を認識して、居室親機2に対して充電催促信号を送信する。充電催促信号を受信した居室親機2は、親機CPU24がモニタ21に「携帯端末の充電を行なって下さい」等のメッセージを表示させるとともに、音響部22よりメロディ等の音響鳴動を実施する。
その後の動作については、上記不在設定しない状態の動作と同様となるため、説明は省略する。
尚、センサ26の中に人感センサがある場合は、その感知動作により帰宅を認識できるため、不在設定の解除を待たずにその時点で居室親機2から不在キャンセル信号を出力させても良い。更には、住戸の玄関ドアに居室親機2の操作で施/解錠できる電気錠(図示せず)が設けられている場合は、電気錠の開操作を認識させて居室親機2に不在キャンセル信号を出力させても良い。
また、上記実施形態では、集合住宅インターホンシステムを利用して安否確認システムを構築しているが、専用のシステムを形成しても良いし、他の通信システムを利用して構成しても良い。
1・・集合玄関機、2・・居室親機(住戸端末)、3・・管理室親機(表示装置)、4・・制御機(体調確認装置)、6・・携帯端末、21・・モニタ、22・・音響部、23・・操作部(不在設定部)、45・・外部通信IF(外部通信部)、46・・記憶部、47・・制御部(確認制御部、端末管理部)、61・・端末CPU(電源管理部)、N・・携帯電話通信網。

Claims (4)

  1. 複数の住戸の居住者に対して体調確認を実施するための体調確認装置と、
    前記体調確認装置と伝送線を介して接続されて体調確認対象の各住戸に設置され、前記体調確認装置から送信される体調確認信号の受信/応答を行うための住戸端末と、
    体調確認対象の個々の居住者が携行して前記体調確認装置と通信を実施し、前記体調確認装置から送信される体調確認信号の受信/応答を行うための携帯端末と、
    実施された体調確認の応答状況を表示する表示装置とを有すると共に、
    前記体調確認装置は、携帯電話通信網を介して前記携帯端末と通信する外部通信部を備えると共に、前記携帯端末或いは前記住戸端末から前記体調確認信号に対する応答信号を受けたら、前記表示装置に通知して応答状況を表示させる確認制御部とを有し、
    更に前記携帯端末が、電源である電池を監視して電池残量が所定量以下になったら前記体調確認装置に電池残量警報を送信する電源管理部を備える一方、前記体調確認装置が、前記携帯端末から前記電池残量警報を受けたら、関連する前記住戸端末に対してメッセージ表示及び警告音の少なくとも一方の充電要求通知動作を実施させる充電要求信号を送信する端末管理部を備えることを特徴とする安否確認システム。
  2. 前記携帯端末の電源管理部は、前記電池の充電開始を認識したら充電開始信号を前記体調確認装置に送信し、
    前記体調確認装置の端末管理部は、前記電池残量警報送信元の前記携帯端末から前記充電開始信号を受けたら、前記住戸端末での前記充電要求通知動作を終了させる通報キャンセル信号を送信することを特徴とする請求項1記載の安否確認システム。
  3. 前記住戸端末は、居住者が外出する際に居住者の不在を前記体調確認装置に通知するための不在設定部を有し、
    前記体調確認装置の端末管理部は、不在通知を受けた前記住戸端末に対しては充電要求信号を送信しないことを特徴とする請求項1又は2記載の安否確認システム。
  4. 前記住戸端末が、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機からの来訪者による呼び出しに応答するために個々の住戸に設置された居室親機であると共に、
    前記表示装置が、集合住宅の管理室に設置されて来訪者や居住者と通話が可能な管理室親機であり、
    更に前記体調確認装置が、前記集合玄関機、前記居室親機、前記管理室親機の各機器の間の通話を制御する制御機であって、集合住宅に設置された集合住宅インターホンシステムと一体に構成されて成ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の安否確認システム。
JP2012284854A 2012-12-27 2012-12-27 安否確認システム Active JP6005509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284854A JP6005509B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 安否確認システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284854A JP6005509B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 安否確認システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014127111A true JP2014127111A (ja) 2014-07-07
JP6005509B2 JP6005509B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=51406526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012284854A Active JP6005509B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 安否確認システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6005509B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017017415A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 大和ハウス工業株式会社 電源管理システム
CN111434989A (zh) * 2019-01-15 2020-07-21 林内株式会社 通信系统和外部终端
CN113447819A (zh) * 2021-06-28 2021-09-28 国网北京市电力公司 剩余电量的提示方法及装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235220A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2012181728A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nec Corp 安否確認システム、安否情報確認方法、安否情報確認用プログラム、及び記憶媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235220A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2012181728A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nec Corp 安否確認システム、安否情報確認方法、安否情報確認用プログラム、及び記憶媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017017415A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 大和ハウス工業株式会社 電源管理システム
CN111434989A (zh) * 2019-01-15 2020-07-21 林内株式会社 通信系统和外部终端
CN113447819A (zh) * 2021-06-28 2021-09-28 国网北京市电力公司 剩余电量的提示方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6005509B2 (ja) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11475745B2 (en) Self-contained security system including voice and video calls via the internet
JP2016192676A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2008217438A (ja) 緊急地震速報対応型集合住宅管理システム
JP6005509B2 (ja) 安否確認システム
JP2012027787A5 (ja)
JPWO2017130330A1 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2007049583A (ja) ナースコールシステム
JP5302023B2 (ja) インターホンシステム
JP5907855B2 (ja) 居住者サポートシステム
JP2013207640A (ja) インターホンシステム
JP5401160B2 (ja) インターホンシステム
KR102470001B1 (ko) 마을 방송 시스템 및 그 방송 방법
JP6507188B2 (ja) 住戸セキュリティシステム
JP6650778B2 (ja) ナースコールシステム
JP4257169B2 (ja) 緊急通報装置
JP5687923B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP4258233B2 (ja) 遠隔制御装置
JP2018149076A (ja) ナースコールシステム
JPWO2017168488A1 (ja) インターホンシステム
JP2023168560A (ja) インターホンシステム、端末装置、端末装置の制御方法及びプログラム
JP2014064153A (ja) 集合住宅管理システム
JP2007164299A (ja) 遠隔監視システム
JP2014187560A (ja) インターホンシステム
JP2016174209A (ja) インターホンシステム
JP2006101328A (ja) 集合住宅インターホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6005509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250