JP6450557B2 - 測定装置および測定方法ならびにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、測定装置および測定方法ならびにプログラムに関する。
電池の内部インピーダンスを測定する場合、被測定電池に対して所定周波数の測定用交流信号が供給され、その状態における被測定電池の端子間電圧値または電流値が測定される。
このインピーダンス測定は、多くの場合、被測定電池が起電力(電池電圧)を持った状態で行われる。そのため、被測定電池の直流成分が測定に影響を与えないようにする技術がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2014−10028号公報
上述した特許文献1の測定装置では、直流電圧発生部を設け、被測定電池の直流成分を直流電圧発生部から発生する逆極性の直流成分によって打ち消すなどして測定に影響を与えないようにしている。この直流電圧発生部には、直流電源が備えられているが、この直流電源には、一般的に、電圧リファレンスIC(Integrated Circuit)と呼ばれる固定電圧を発生する電子デバイスが用いられる。
このような電圧リファレンスICには、一般的に、1/fノイズが発生する。従来、このような1/fノイズの測定への影響は無視できるものとされていた。しかしながら、近年普及が進んだリチウムイオン電池などの内部インピーダンスを測定するのに際しては、電圧リファレンスICが発生する1/fノイズの測定への影響が無視できないものとなっている。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、1/fノイズの影響を受けることなく、高い精度で被測定電池の内部インピーダンスを測定することができる測定装置および測定方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、交流信号発生手段により発生された測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、測定用交流信号が印加される被測定電池の電圧を電圧検出手段が検出するのに先立って、被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、電圧検出手段により検出された被測定電池の電圧を基に被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、を有する測定装置において、電池電圧キャンセル手段は、電圧検出手段に出力するための直流電圧を発生する直流電源用電池と、直流電源用電池の電圧を検出してインピーダンス測定手段に検出結果を出力する検出手段と、出力する直流電圧を調整する出力電圧調整手段と、を有し、インピーダンス測定手段は、検出手段の検出結果に基づいて、被測定電池の直流電圧をキャンセルするように出力電圧調整手段を制御するものである。
本発明の他の観点は、測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、交流信号発生手段により発生された測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、測定用交流信号が印加される被測定電池の電圧を電圧検出手段が検出するのに先立って、被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、電圧検出手段により検出された被測定電池の電圧を基に被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、を有する測定装置が実行するインピーダンス測定方法において、電圧検出手段が被測定電池の電圧を検出するのに先立って電池電圧キャンセル手段が有する直流電源用電池により発生する直流電圧を検出してインピーダンス測定手段に出力するステップと、直流電源用電池の電圧を検出するステップの検出結果に基づき、インピーダンス測定手段が前記被測定電池の直流電圧をキャンセルするように電池電圧キャンセル手段が出力する直流電圧を一定に制御するステップと、を有するものである。
本発明のさらに他の観点は、情報処理装置に、測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、交流信号発生手段により発生された測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、測定用交流信号が印加される被測定電池の電圧を電圧検出手段が検出するのに先立って、被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、電圧検出手段により検出された被測定電池の電圧を基に被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、を有する測定装置の制御機能を実現するプログラムにおいて、電圧検出手段が前記被測定電池の電圧を検出するのに先立って電池電圧キャンセル手段が有する直流電源用電池により発生する直流電圧を検出する機能と、直流電源用電池の電圧を検出する機能の検出結果に基づき、被測定電池の直流電圧をキャンセルするように、電池電圧キャンセル手段が出力する直流電圧を一定に制御する機能と、を実現させるものである。
本発明によれば、1/fノイズの影響を受けることなく、高い精度で被測定電池の内部インピーダンスを測定することができる。
本発明の実施の形態に係る測定装置のブロック構成図である。 図1の測定制御部の動作を示すフローチャートである。 図2のフローチャートにおけるステップS4の動作を示すフローチャートである。 比較例として電圧リファレンスICを測定装置に用いた場合の測定のバラツキを示す図である。 本発明の実施の形態に係る測定装置における測定のバラツキを示す図である。
本発明の実施の形態に係る測定装置1の構成を図1を参照しながら説明する。測定装置1は、測定用交流信号を発生する交流信号発生回路10と、交流信号発生回路10により発生された測定用交流信号が印加された被測定電池Bの電圧を検出する電圧検出回路20と、測定用交流信号が印加される被測定電池Bの電圧を電圧検出回路20が検出するのに先立って、被測定電池Bの直流成分を差し引くための直流電圧を発生する電池電圧キャンセル回路40と、電圧検出回路20により検出された被測定電池Bの電圧と被測定電池Bに流れる電流を基に被測定電池Bのインピーダンスを測定するインピーダンス測定部30と、を有する。
交流信号発生回路10は、測定用交流信号を発生する信号発生源11と、信号発生源11から発生する測定用交流信号を増幅する増幅器12と、被測定電池Bに測定用交流信号を供給する端子Hc,Lcとを有する。端子Hcの一端は、被測定電池Bの正極に接続され、端子Hcの他端は、増幅器12の出力に接続される。端子Lcの一端は、被測定電池Bの負極に接続され、端子Lcの他端は、接地される。信号発生源11から発生する測定用交流信号は、被測定電池Bに対して交流の定電流が流れるように制御されている。
電圧検出回路20は、被測定電池Bの正極に接続される端子Hpと、被測定電池Bの負極に接続される端子Lpと、オペアンプ21,22と、増幅器23と、A/D変換器24と、抵抗器R1,R2とを有する。
インピーダンス測定部30には、中央演算ユニット(CPU)やマイクロコンピュータ等が用いられる。インピーダンス測定部30は、A/D変換器24によりデジタル変換された増幅器23の出力電圧を入力し、被測定電池Bに流れる電流に基づき被測定電池Bのインピーダンスを算出する。被測定電池Bに流れる電流は、定電流とされているので、その電流値をあらかじめインピーダンス測定部30が記憶していてもよいし、図示しない電流検出回路で測定してもよい。インピーダンス測定部30が算出した被測定電池Bのインピーダンスは、不図示の表示部に表示される。
電池電圧キャンセル回路40は、直流電源用電池41と、リレー42と、オペアンプ43,44と、A/D変換器45と、D/A変換器46と、抵抗器R3,R4,R5と、コンデンサ47とを有する。コンデンサ47は、オペアンプ44から出力されるノイズ成分を接地に流して除去する。
直流電源用電池41の電圧は、リレー42、オペアンプ43を介してA/D変換器45に入力されてデジタル信号に変換され、インピーダンス測定部30に出力される。他方で、直流電源用電池41の電圧は、リレー42、オペアンプ43を介してD/A変換器46に入力される。このとき、直流電源用電池41の電圧は、D/A変換器46にとって基準電圧(Vref)になる。また、直流電源用電池41の電圧は、リレー42、オペアンプ43、抵抗器R3を介してオペアンプ44の−入力端子に入力される。なお、リレー42は、測定装置1の不図示の電源スイッチがOFF状態のときに開放することで、直流電源用電池41の消耗を防いでいる。
D/A変換器46は、インピーダンス測定部30からの指示に基づいてオペアンプ44の出力電圧を制御するための電圧(以下では、制御電圧と称する。)をオペアンプ44の+入力端子に入力する。すなわち、D/A変換器46は、直流電源用電池41の電圧を基準電圧(Vref)とし、インピーダンス測定部30の指示にしたがって、基準電圧(Vref)以下の電圧を出力する。オペアンプ44は、−入力端子に印加される直流電源用電池41が発生する電圧と、+入力端子に印加されるD/A変換器46から出力される制御電圧とに基づいて発生する出力電圧を抵抗器R5を介して電圧検出回路20のオペアンプ22の+入力端子に出力する。
ここで、測定装置1では、信号発生源11が信号を発生していないときには、増幅器23の入力側のA点の電圧がゼロボルトであるように調整が行われる。すなわち、信号発生源11が信号を発生していないときには、オペアンプ22の+入力端子に印加される電池電圧キャンセル回路40の出力電圧を調整することで、オペアンプ22の出力電圧がゼロボルトとなるように調整が行われる。これにより、被測定電池Bの持つ直流電圧がインピーダンス測定に与える影響を除去することができる。
具体的には、インピーダンス測定部30がA点の電圧であるオペアンプ22の出力電圧を増幅器23およびA/D変換器24を介して検出し、その検出結果がゼロボルトになるように、電池電圧キャンセル回路40の出力電圧を調整する。このときに、電池電圧キャンセル回路40の出力電圧は、オペアンプ44の出力電圧であり、インピーダンス測定部30は、D/A変換器46の出力電圧を制御することによって、オペアンプ44の出力電圧を調整する。
たとえば、直流電源用電池41が新品であり、直流電源用電池41の電圧が最高値であるときに、インピーダンス測定部30からD/A変換器46に対し、基準電圧(Vref)の(1/L)の電圧を出力するように指示し、D/A変換器46がオペアンプ44の+入力端子に出力する制御電圧がMボルトであり、このときオペアンプ44の出力には、Nボルトの電圧が発生したとする。このNボルトの電圧が電池電圧キャンセル回路40の出力電圧であり、このとき、A点の電圧がゼロボルトであるとする。一方、直流電源用電池41が古くなり、直流電源用電池41の電圧が最高値未満であるときに、インピーダンス測定部30からD/A変換器46に対し、相変わらず基準電圧の(1/L)の電圧を出力するように指示していたとすれば、基準電圧(Vref)が下がっているため、D/A変換器46がオペアンプ44の+入力端子に出力する制御電圧は、Mボルトよりも低い電圧しか出力しない。このようなMボルトよりも低い電圧では、オペアンプ44の出力電圧もNボルトよりも低くなり、A点の電圧をゼロボルトに調整することができない場合がある。
そこで、インピーダンス測定部30は、A/D変換器45から直流電源用電池41の電圧情報を取得し、その電圧情報に基づいて、D/A変換器46がオペアンプ44の+入力端子に出力する制御電圧を増減するために、D/A変換器46に対する指示を変更する。すなわち、直流電源用電池41が新品であるときに、インピーダンス測定部30からD/A変換器46への指示が基準電圧(Vref)の(1/L)の電圧を出力せよという指示であれば、直流電源用電池41が古くなったときに、インピーダンス測定部30からD/A変換器46への指示は、基準電圧(Vref)の(1/(L1(<L))の電圧を出力せよとなる。これにより、D/A変換器46の制御電圧は、Mボルトを維持することができるので、オペアンプ44の出力電圧もNボルトを維持することができる。
このようにして、インピーダンス測定部30は、直流電源用電池41の経時による電圧の変化に係らず、D/A変換器46への指示を変更することで、オペアンプ44の出力電圧を一定に保ち、オペアンプ22の出力電圧(すなわち、A点の電圧)をゼロボルトに調整することができる。
次に、本実施の形態に係る測定装置1を用いた被測定電池Bのインピーダンスの測定方法について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。図2のフローチャートにおけるSTARTの条件は、測定装置1がON状態であり、被測定用電池Bが端子Hc,Lc,Hp,Lpに接続されているという条件である。STARTの条件が満たされると、処理は、ステップS1に移行する。
ステップS1において、インピーダンス測定部30は、図2に示すA点(すなわち、オペアンプ22の出力電圧)は、ゼロボルトか否かを判定する。ステップS1において、A点はゼロボルトであると判定されると、処理は、ステップS2に進む。一方、A点はゼロボルトでないと判定されると、処理は、ステップS4に進む。
ステップS2において、インピーダンス測定部30は、信号発生源11に測定用交流信号を発生させる。ステップS2において、測定用交流信号が発生されると、処理は、ステップS3に進む。
ステップS3において、インピーダンス測定部30は、被測定電池Bのインピーダンスを測定し、測定結果を不図示の出力部に出力して処理を終了する(END)。
ステップS4において、インピーダンス測定部30は、電池電圧キャンセル回路40の出力電圧を調整する。ステップS4において、電池電圧キャンセル回路40の出力電圧が調整されると、処理は、ステップS1に戻る。
次に、図2のフローチャートにおけるステップS4の処理である電池電圧キャンセル回路40の出力電圧の調整方法について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。図3のフローチャートのSTARTの条件は、図2のフローチャートのステップS1の処理がNoとなるという条件である。図2のフローチャートの処理でNoとなると、処理は、ステップS41に進む。
ステップS41において、インピーダンス測定部30は、直流電源用電池41の電圧情報をA/D変換器45から取得する。ステップS41において、直流電源用電池41の電圧情報を取得すると、処理は、ステップS42に進む。
ステップS42において、インピーダンス測定部30は、A/D変換器45から取得した直流電源用電池41の電圧情報に基づいて、直流電源用電池41の電圧は、測定に使用可能な電圧であるか否かを判定する。ステップS42において、直流電源用電池41の電圧は、測定に使用可能であると判定されると、処理は、ステップS43に進む。一方、直流電源用電池41の電圧は、測定に使用可能でないと判定されると、処理は、ステップS44に進む。
ステップS43において、インピーダンス測定部30は、直流電源用電池41の電圧に応じてD/A変換器46への指示値を変更する。すなわち、インピーダンス測定部30は、直流電源用電池41の電圧に応じてD/A変換器46が直流電源用電池41の基準電圧(Vref)以下の範囲の如何なる電圧を出力するかを指示する。ステップS43において、直流電源用電池41の電圧に応じてD/A変換器46への指示値が変更されると、処理は、ステップS1に戻る。
ステップS44において、インピーダンス測定部30は、直流電源用電池41が使用不可であることを不図示の表示部に表示させて処理を終了する(END)。なお、このときには、図2のフローチャートの処理もステップS4で中断する。
これにより、直流電源用電池41の電圧が経時変化により変わってもオペアンプ44の出力電圧を一定に保つことができる。これによれば、直流電源用電池41の電圧が経時変化により変わってもオペアンプ22の+入力端子に印加される電圧を一定に保つことができるので、直流電源用電池41の電圧が経時変化により変わっても信号発生源11が測定用交流信号を発生していないときに、オペアンプ22の出力電圧(すなわち、A点の電圧)をゼロボルトに保つことができる。
ここで、比較例として、直流電源用電池41を用いる場合と、直流電源用電池41に代えて電圧リファレンスICを用いる場合とで、被測定電池Bのインピーダンスを測定したときの精度を比較する。図4は、電圧リファレンスICを用いたときの被測定電池Bのインピーダンス測定におけるバラツキの程度を示す図である。図5は、直流電源用電池41を用いたときの被測定電池Bのインピーダンス測定におけるバラツキの程度を示す図である。図4および図5は共に横軸に測定回数をとり、縦軸にインピーダンスをとる。
図4では、測定回数毎のバラツキが平均100μΩ程度あることがわかる。一方で、図5では、測定回数毎のバラツキが平均30μΩ程度に収まっていることがわかる。図4に示すバラツキは、電圧リファレンスICが1/fノイズを有することに起因する。これに対し、1/fノイズを有さない直流電源用電池41によれば、図5に示すように、バラツキを大幅に抑えることができる。
以上のように、電圧リファレンスICに代えて直流電源用電池41を用いることで、バラツキを抑えた精度の高い被測定用電池Bのインピーダンス測定を実現することができる。このときに、直流電源用電池41の経時による電圧の変化があっても電池電圧キャンセル回路40の出力電圧を一定に保つことができる。
(その他の実施の形態)
インピーダンス測定部30は、情報処理装置が予めインストールされている所定のプログラムを実行することによって実現することができる。このような情報処理装置は、たとえば、不図示のメモリ、CPU(Central Processing Unit)、入出力ポートなどを有する。情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、情報処理装置には、インピーダンス測定部30の機能が実現される。なお、CPUの代わりにASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)などを用いてもよい。
また、上述の所定のプログラムは、インピーダンス測定部30の出荷前に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、インピーダンス測定部30の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、プログラムの一部が、インピーダンス測定部30の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。インピーダンス測定部30の出荷後に、情報処理装置のメモリなどに記憶されるプログラムは、例えば、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
また、上述の所定のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
このように、情報処理装置とプログラムによってインピーダンス測定部30を実現することにより、大量生産や仕様変更(または設計変更)に対して柔軟に対応可能となる。
なお、情報処理装置が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
1…測定装置、10…交流信号発生回路(交流信号発生手段)、20…電圧検出回路(電圧検出手段)、30…インピーダンス測定部(インピーダンス測定手段、直流電圧を一定に制御する手段)、40…電池電圧キャンセル回路(電池電圧キャンセル手段)、41…直流電源用電池、45…A/D変換器(直流電源用電池の電圧を検出する手段)、46…D/A変換器(直流電圧を一定に制御する手段の一部)、B…被測定電池

Claims (3)

  1. 測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、
    前記交流信号発生手段により発生された前記測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記測定用交流信号が印加される前記被測定電池の電圧を前記電圧検出手段が検出するのに先立って、前記被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して前記電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、
    前記電圧検出手段により検出された前記被測定電池の電圧を基に前記被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、
    を有する測定装置において、
    前記電池電圧キャンセル手段は、
    前記電圧検出手段に出力するための直流電圧を発生する直流電源用電池と、
    前記直流電源用電池の電圧を検出して前記インピーダンス測定手段に検出結果を出力する検出手段と、
    前記出力する直流電圧を調整する出力電圧調整手段と、
    を有し、
    前記インピーダンス測定手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記被測定電池の直流電圧をキャンセルするように前記出力電圧調整手段を制御する
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、
    前記交流信号発生手段により発生された前記測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記測定用交流信号が印加される前記被測定電池の電圧を前記電圧検出手段が検出するのに先立って、前記被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して前記電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、
    前記電圧検出手段により検出された前記被測定電池の電圧を基に前記被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、
    を有する測定装置が実行するインピーダンス測定方法において、
    前記電圧検出手段が前記被測定電池の電圧を検出するのに先立って前記電池電圧キャンセル手段が有する直流電源用電池により発生する直流電圧を検出して前記インピーダンス測定手段に出力するステップと、
    前記直流電源用電池の電圧を検出するステップの検出結果に基づき、前記インピーダンス測定手段が前記被測定電池の直流電圧をキャンセルするように前記電池電圧キャンセル手段が出力する直流電圧を一定に制御するステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする測定方法。
  3. 情報処理装置に、
    測定用交流信号を発生する交流信号発生手段と、
    前記交流信号発生手段により発生された前記測定用交流信号が印加された被測定電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記測定用交流信号が印加される前記被測定電池の電圧を前記電圧検出手段が検出するのに先立って、前記被測定電池の直流成分を差し引くための直流電圧を調整して前記電圧検出手段に出力する電池電圧キャンセル手段と、
    前記電圧検出手段により検出された前記被測定電池の電圧を基に前記被測定電池のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、
    を有する測定装置の制御機能を実現するプログラムにおいて、
    前記電圧検出手段が前記被測定電池の電圧を検出するのに先立って前記電池電圧キャンセル手段が有する直流電源用電池により発生する直流電圧を検出する機能と、
    前記直流電源用電池の電圧を検出する機能の検出結果に基づき、前記被測定電池の直流電圧をキャンセルするように、前記電池電圧キャンセル手段が出力する直流電圧を一定に制御する機能と、
    を実現させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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