JP6446917B2 - タンク屋根部の排水装置 - Google Patents

タンク屋根部の排水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6446917B2
JP6446917B2 JP2014174761A JP2014174761A JP6446917B2 JP 6446917 B2 JP6446917 B2 JP 6446917B2 JP 2014174761 A JP2014174761 A JP 2014174761A JP 2014174761 A JP2014174761 A JP 2014174761A JP 6446917 B2 JP6446917 B2 JP 6446917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
walkway
fall prevention
water
prevention plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014174761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016049983A (ja
Inventor
新 北原
新 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2014174761A priority Critical patent/JP6446917B2/ja
Publication of JP2016049983A publication Critical patent/JP2016049983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446917B2 publication Critical patent/JP6446917B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、タンク屋根部の排水装置に関するものである。
LNGを貯蔵するためのタンクは近年大型化が進められており、直径が80メートル、高さが60メートルを超えるような大型のタンクが建設されている。前記LNGを貯蔵するタンクとしては、プレストレストコンクリートタンク(PCタンク)が多く用いられている。
図7はLNGを貯蔵するPCタンクの一例を示しており、このタンクは、タンク本体部1と、該タンク本体部1の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部2を有しており、タンク本体部1の上端部である肩部には屋根部外周歩廊3が形成されている。屋根部外周歩廊3の外周部の上面には手摺4が設けられており、該手摺4の内側にはトゥプレートと称される物品落下防止板5が固定されている。この物品落下防止板5は、屋根部2の建設時やメンテナンス時に構成部材或いは工具機器等の品物が屋根部外周歩廊3から下方へ落下するのを防止するために設けられる。
図7に示すタンクでは、雨が降った際にはドーム型の屋根部2から大量の雨水が屋根部外周歩廊3に流れ、その雨水は屋根部外周歩廊3から地上へ落下することになる。従って、地上の安全を図るために、屋根部外周歩廊3に雨水を集めて地上へ導くための雨樋を設けることが考えられる。又、前記タンクが設置される地域によっては、淡水の入手が困難な場合があり、このような地域では、屋根部2に降った雨水を集めて回収し、有効利用することが行われている。
しかし、図7に示すようなタンクにおいて、屋根部2の雨水を回収するためには、屋根部外周歩廊3に沿ってタンクの全周に雨樋を設置することになるが、この雨樋を設置する作業は高所作業となるため、地上に設けたクレーン或いは地上から組み上げた足場等を用いて設置する必要があり、設置作業が大掛かりになって、設置費用が増加するという問題がある。
このようなタンク屋根部の排水装置を示す先行技術文献としては、槽本体の上端部近傍外周に、屋根の外周を囲むよう、底板と該底板の槽本体径方向外方に設けられた壁からなる断面形状が略L字形の樋を取り付け、この樋の底板に形成した排水口により樋の水を排水する排水管を接続したものがある(特許文献1参照)。
特開平11−020894号公報
しかし、特許文献1に示すタンク屋根部の排水装置は、槽本体の上端部近傍外周に、屋根の外周を囲む断面形状が略L字形の樋を取り付ける方法であるため、L字形の樋をコンクリートで構築する場合には構築のための費用が増加することが考えられる。又、屋根部外周歩廊の幅方向中央寄りに排水口を設けた場合には、屋根部外周歩廊を歩行する際の障害になることも考えられ、更に、雨水が排水口に確実に排水されずに屋根部外周歩廊に残った場合には藻類等が発生することにより屋根部外周歩廊が滑り易くなることも考えられる。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、屋根部外周歩廊に備えられる物品落下防止板を利用して屋根部からの雨水を簡略な構成により貯留し、貯留した雨水は導水管により地上に導くことができ、更に、屋根部外周歩廊に雨水を残すことなく排水して屋根部外周歩廊を乾いた状態に保持できるタンク屋根部の排水装置を提供することを目的とする。
本発明は、タンク本体部と、タンク本体部の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部と、タンク本体部の肩部に設けられ、外周部の上面に手摺及び物品落下防止板が備えられた屋根部外周歩廊と、を有するタンク屋根部の排水装置であって、
前記屋根部外周歩廊の外周部の上面に前記物品落下防止板を密着固定することで、該物品落下防止板と、前記屋根部の下端と、前記屋根部外周歩廊の上面とにより形成される雨水貯留部と、
前記屋根部外周歩廊の周方向へ間隔を隔てた位置において前記物品落下防止板を切り欠いて形成した集水口により、前記雨水貯留部の雨水を外側下方へ導くようにした導水管と、
前記屋根部の下端から前記物品落下防止板に向けて下り勾配に形成した傾斜歩廊面と、
前記物品落下防止板に近接した位置で該物品落下防止板に沿うように前記傾斜歩廊面に形成され、前記傾斜歩廊面の水を前記集水口に導く水切溝と、を備え
前記物品落下防止板により、前記雨水貯留部の側面が形成されたことを特徴とするタンク屋根部の排水装置、に係るものである。
又、本発明は、タンク本体部と、タンク本体部の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部と、タンク本体部の肩部に設けられ、外周部の上面に手摺及び物品落下防止板が備えられた屋根部外周歩廊と、を有するタンク屋根部の排水装置であって、
前記屋根部外周歩廊の外周部の上面に前記物品落下防止板を密着固定することで、該物品落下防止板と、前記屋根部の下端と、前記屋根部外周歩廊の上面とにより形成される雨水貯留部と、
前記屋根部外周歩廊の周方向へ間隔を隔てた位置において前記物品落下防止板を切り欠いて形成した集水口により、前記雨水貯留部の雨水を外側下方へ導くようにした導水管と、
前記屋根部の下端から前記物品落下防止板に向けて下り勾配に形成され、且つ、隣接する集水口の間に位置する頂点から隣接する集水口の夫々に向けて下り勾配に形成された二方向傾斜歩廊面と、
前記物品落下防止板に近接した位置で該物品落下防止板に沿うように前記二方向傾斜歩廊面に形成され、前記二方向傾斜歩廊面の水を前記集水口に導く水切溝と、を備え
前記物品落下防止板により、前記雨水貯留部の側面が形成されたことを特徴とするタンク屋根部の排水装置、に係るものである。
上記本発明のタンク屋根部の排水装置において、前記水切溝は、隣接する集水口の間に位置する頂点から隣接する集水口の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝であることが好ましい。
上記した本発明のタンク屋根部の排水装置によれば、屋根部外周歩廊に備えられる物品落下防止板を利用して屋根部からの雨水を簡略な構成により貯留し、貯留した雨水は導水管により地上に導くことができ、更に、屋根部外周歩廊に雨水を残すことなく排水して屋根部外周歩廊を乾いた状態に保持できるという優れた効果を奏し得る。
本発明のタンク屋根部の排水装置の第1の実施例を示すもので、タンクを上方から見た部分平面図である。 (a)は図1をIIA−IIA方向から見た側断面図、(b)は図1をIIB−IIB方向から見た側断面図である。 図1をIII−III方向から見た側断面図である。 図1をIV−IV方向から見た展開図である。 本発明のタンク屋根部の排水装置の第2の実施例を示すもので、タンクを上方から見た部分平面図である。 図5をVI−VI方向から見た展開図である。 PCタンクの一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図4は本発明のタンク屋根部の排水装置の第1の実施例を示す。図1〜図4について図7も参照して説明すると、タンクは、LNGを貯蔵するタンク本体部1と、タンク本体部1の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部2と、タンク本体部1の上端部における肩部に形成された屋根部外周歩廊3とを有している。前記屋根部外周歩廊3の外周部の上面には手摺4が立設されており、この手摺4には上下方向に所定の幅を備えた物品落下防止板5が固定されている。この物品落下防止板5は、屋根部2の建設時やメンテナンス時に構成部材或いは工具機器等の品物が屋根部外周歩廊3から外側下方へ落下するのを防止するために設けられるものであり、通常の物品落下防止板5は、屋根部外周歩廊3の上面との間に1センチメートル程度の間隔を有して手摺4に固定されている。
本発明では、図2、図3に示すように、前記物品落下防止板5を屋根部外周歩廊3の外周部3'の上面に密着固定している。図2(a)に示すように、前記手摺4は屋根部外周歩廊3における外周部3'のコンクリートに埋設された埋板6に固定されているので、前記物品落下防止板5は前記埋板6に対して溶接により固定される。そして、前記物品落下防止板5と前記屋根部外周歩廊3の外周部3'の上面との間は、図2(b)に示すようにモルタル等のシール材7によって密閉している。上記したように、屋根部外周歩廊3の外周部3'の上面に物品落下防止板5を密着固定することにより、当該物品落下防止板5と、前記屋根部2の下端2'と、前記屋根部外周歩廊3の上面とからなる雨水貯留部8が形成される。図2中、Wは雨水貯留部8に貯留された状態の雨水を示す。
図1、図3に示すように、前記屋根部外周歩廊3の周方向へ均等の間隔を隔てた位置には、前記物品落下防止板5を切り欠いて形成した集水口9が設けてあり、この集水口9を介して前記雨水貯留部8の雨水を下方へ導くようにした導水管10を設けている。この導水管10は、集水口9から水平方向外側へ延設された水平管部10aと、該水平管部10aから下方へ延設された鉛直管部10bを有している。前記屋根部外周歩廊3の周方向へ設置される導水管10の設置数、前記集水口9の開口面積及び導水管10の断面積は、タンクの大きさ及びタンクが設置される地域の降雨量等に基づいて決定される。
従って、タンクの屋根部2に降った雨水は、屋根部外周歩廊3の雨水貯留部8に集められて貯留され、集水口9から導水管10により地上へ導かれる。
しかし、前記屋根部外周歩廊3の上面の状態によっては、屋根部外周歩廊3に水が残り、屋根部外周歩廊3が濡れた状態を継続することが考えられ、この場合には水溜り部に藻類等が生じて滑り易くなることが考えられる。
このため、本発明では、図2、図3に示すように、前記屋根部外周歩廊3に、前記屋根部2の下端2'から前記物品落下防止板5に向けて下り勾配に形成した傾斜歩廊面11を形成している。この傾斜歩廊面11の傾斜角度αは、例えば1°〜3°のような小さい角度であってよい。前記傾斜歩廊面11によれば、前記屋根部外周歩廊3に残ろうとする水を物品落下防止板5の方へ流すことができ、よって、物品落下防止板5に向かって移動した水は集水口9に向かうようになる。
しかし、前記傾斜歩廊面11の構成を設けても、前記物品落下防止板5の近傍には水が残り、この部分が滑り易くなることが考えられる。
このため、本発明では、図2、図3に示すように、前記傾斜歩廊面11における前記物品落下防止板5に近接した位置で、該物品落下防止板5に沿うように所要深さの水切溝12を形成している。この水切溝12は底面12aが周方向で水平になるように設けることができる。又、水切溝12に流入した水は前記導水管10の集水口9に流入されるようにする必要があり、このために、前記屋根部外周歩廊3の外周部3'を切り欠いて、図3に示すように、前記集水口9の内側底面9aと前記水切溝12の底面12aが一致した高さになるように導水管10が設けられる。
前記水切溝12を設けた構成によれば、前記傾斜歩廊面11に残ろうとする水は水切溝12に流入して集水口9に導かれるようになるので、前記傾斜歩廊面11は乾いた状態を保持するようになる。
但し、前記水切溝12の状態によっては該水切溝12に水が残り、このために水切溝12に藻類等が生じることが考えられる。
このため、本発明では、図4に示すように、前記水切溝12は、隣接する集水口9の間に位置する頂点Pから隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝13としている。この傾斜溝13の傾斜角度βは、例えば1°〜3°のような小さい角度でよい。
図1〜図4に示した第1の実施例によれば、以下のように作動する。
タンクのドーム型の屋根部2に降った雨水は、屋根部2の曲面に沿って流れ落ち、物品落下防止板5によって堰止めるように形成した雨水貯留部8に集められる。雨水貯留部8に集められた雨水Wは、前記屋根部外周歩廊3の周方向複数個所に設けられた集水口9から導水管10の水平管部10aに流れ込み、続いて鉛直管部10bを流下して地上に導かれる。従って、屋根部2に降った雨水は導水管10を介して回収することができる。
天気が回復して降雨がなくなると、雨水貯留部8の雨水Wは集水口9に排出されるので雨水貯留部8の水はなくなる。このとき、前記屋根部外周歩廊3には傾斜歩廊面11が形成してあり、更に、物品落下防止板5に近接した位置には水切溝12が形成してあるので、傾斜歩廊面11の水は残ることなく全て水切溝12に流入し、水切溝12によって水切りされるので、前記傾斜歩廊面11は乾いた状態に保持されるようになる。
このように、傾斜歩廊面11は乾いた状態に保持されることにより、藻類等の発生が抑えられ、前記傾斜歩廊面11は歩行し易い状態に維持される。
更に、図4に示すように、前記水切溝12は、隣接する集水口9の間に位置する頂点Pから隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝13としているので、前記水切溝12の水も全て集水口9に導かれるようになる。従って、水切溝12に水が残って水切溝12に藻類等が発生するような問題も解消できる。
図5、図6は、本発明の第2の実施例を示すものであり、図5、図6の実施例では、前記屋根部2の下端から前記物品落下防止板5に向けて下り勾配に形成され、且つ、隣接する集水口9の間に位置する頂点P'から隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配に形成された二方向傾斜歩廊面14を形成している。前記二方向傾斜歩廊面14が物品落下防止板5に向かう下り勾配の傾斜角度α(図2)と、前記二方向傾斜歩廊面14が集水口9に向かう下り勾配の傾斜角度γ(図6)は、夫々1°〜3°のような小さい角度であってよい。
更に、前記二方向傾斜歩廊面14における前記物品落下防止板5に近接した位置には、該物品落下防止板5に沿うように所要深さの水切溝12を形成している。更に、この水切溝12は、図6に破線で示すように、二方向傾斜歩廊面14と同様に、隣接する集水口9の間に位置する頂点Pから隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配の底面に形成された傾斜溝13としている。即ち、前記傾斜溝13は、前記二方向傾斜歩廊面14と平行な勾配で形成されている。
図5、図6の実施例に示す二方向傾斜歩廊面14は、屋根部2の下端から前記物品落下防止板5に向けて下り勾配に形成され、且つ、隣接する集水口9の間に位置する頂点P'から隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配に形成されている。従って、屋根部2から屋根部外周歩廊3に流下した雨水は、二方向傾斜歩廊面14の物品落下防止板5に向かう下り勾配の傾斜により物品落下防止板5に向かって流れ、且つ、二方向傾斜歩廊面14の集水口9に向かう下り勾配の傾斜により集水口9に向かって流れるようになり、雨水は効果的に集水口9に集水されるようになる。
前記屋根部外周歩廊3には二方向傾斜歩廊面14が形成してあり、更に、物品落下防止板5に近接した位置には水切溝12が形成してあるので、二方向傾斜歩廊面14の水は全て水切溝12に流入し、水切溝12によって水切りされることにより、二方向傾斜歩廊面14は乾いた状態に保持されるようになる。このように、二方向傾斜歩廊面14は乾いた状態に保持されるので、藻類等の発生が抑えられ、前記傾斜歩廊面11は歩行し易い状態に維持される。
更に、図6に示すように、前記水切溝12は、隣接する集水口9の間に位置する頂点Pから隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝13としているので、前記水切溝12の水も全て集水口9に導かれるようになる。従って、水切溝12に水が残って水切溝12に藻類等が発生するような問題も解消できる。
上記したように、本発明のタンク屋根部の排水装置によれば、屋根部外周歩廊3に備えられる物品落下防止板5を利用して屋根部2からの雨水を貯留する雨水貯留部8を形成し、雨水貯留部8に貯留した雨水を、屋根部外周歩廊3の周方向複数個所に備えた集水口9から導水管10を介して地上に導くようにしたので、簡略な構成により屋根部2の雨水を回収することができる。
又、屋根部外周歩廊3には、図2、図6に示すように、傾斜歩廊面11又は二方向傾斜歩廊面14を形成し、更に、物品落下防止板5に近接した位置には水切溝12を形成しているので、傾斜歩廊面11又は二方向傾斜歩廊面14の水は全て水切溝12に流入するようになる。よって、傾斜歩廊面11又は二方向傾斜歩廊面14は乾いた状態に保持される。このように、傾斜歩廊面11又は二方向傾斜歩廊面14は乾いた状態に保持されるので、藻類等の発生が抑えられ、前記傾斜歩廊面11又は二方向傾斜歩廊面14は歩行し易い状態に維持される。
更に、図4、図6に示すように、前記水切溝12は、隣接する集水口9の間に位置する頂点Pから隣接する集水口9の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝13としているので、前記水切溝12の水も全て集水口9に導かれるようになる。従って、水切溝12に水が残って水切溝12に藻類等が発生するような問題も解消できる。
尚、本発明のタンク屋根部の排水装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 タンク本体部
2 屋根部
2' 下端
3 屋根部外周歩廊
3' 外周部
4 手摺
5 物品落下防止板
8 雨水貯留部
9 集水口
10 導水管
11 傾斜歩廊面
12 水切溝
13 傾斜溝
14 二方向傾斜歩廊面
P 頂点

Claims (3)

  1. タンク本体部と、タンク本体部の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部と、タンク本体部の肩部に設けられ、外周部の上面に手摺及び物品落下防止板が備えられた屋根部外周歩廊と、を有するタンク屋根部の排水装置であって、
    前記屋根部外周歩廊の外周部の上面に前記物品落下防止板を密着固定することで、該物品落下防止板と、前記屋根部の下端と、前記屋根部外周歩廊の上面とにより形成される雨水貯留部と、
    前記屋根部外周歩廊の周方向へ間隔を隔てた位置において前記物品落下防止板を切り欠いて形成した集水口により、前記雨水貯留部の雨水を外側下方へ導くようにした導水管と、
    前記屋根部の下端から前記物品落下防止板に向けて下り勾配に形成した傾斜歩廊面と、
    前記物品落下防止板に近接した位置で該物品落下防止板に沿うように前記傾斜歩廊面に形成され、前記傾斜歩廊面の水を前記集水口に導く水切溝と、を備え
    前記物品落下防止板により、前記雨水貯留部の側面が形成されたことを特徴とするタンク屋根部の排水装置。
  2. タンク本体部と、タンク本体部の上部を覆うように架設されるドーム型の屋根部と、タンク本体部の肩部に設けられ、外周部の上面に手摺及び物品落下防止板が備えられた屋根部外周歩廊と、を有するタンク屋根部の排水装置であって、
    前記屋根部外周歩廊の外周部の上面に前記物品落下防止板を密着固定することで、該物品落下防止板と、前記屋根部の下端と、前記屋根部外周歩廊の上面とにより形成される雨水貯留部と、
    前記屋根部外周歩廊の周方向へ間隔を隔てた位置において前記物品落下防止板を切り欠いて形成した集水口により、前記雨水貯留部の雨水を外側下方へ導くようにした導水管と、
    前記屋根部の下端から前記物品落下防止板に向けて下り勾配に形成され、且つ、隣接する集水口の間に位置する頂点から隣接する集水口の夫々に向けて下り勾配に形成された二方向傾斜歩廊面と、
    前記物品落下防止板に近接した位置で該物品落下防止板に沿うように前記二方向傾斜歩廊面に形成され、前記二方向傾斜歩廊面の水を前記集水口に導く水切溝と、を備え
    前記物品落下防止板により、前記雨水貯留部の側面が形成されたことを特徴とするタンク屋根部の排水装置。
  3. 前記水切溝は、隣接する集水口の間に位置する頂点から隣接する集水口の夫々に向けて下り勾配の底面が形成された傾斜溝であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタンク屋根部の排水装置。
JP2014174761A 2014-08-29 2014-08-29 タンク屋根部の排水装置 Expired - Fee Related JP6446917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014174761A JP6446917B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 タンク屋根部の排水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014174761A JP6446917B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 タンク屋根部の排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016049983A JP2016049983A (ja) 2016-04-11
JP6446917B2 true JP6446917B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55657793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014174761A Expired - Fee Related JP6446917B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 タンク屋根部の排水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6446917B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101913492B1 (ko) * 2017-01-23 2018-10-30 정연태 최상층의 방열장치 및 그것을 이용한 최상층의 우수 집수장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1120894A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd タンク
JP4423578B2 (ja) * 1999-06-11 2010-03-03 株式会社石井鐵工所 屋根歩廊
JP3480915B2 (ja) * 1999-07-21 2003-12-22 三井住友建設株式会社 タンク
JP3369516B2 (ja) * 1999-08-04 2003-01-20 旭化成株式会社 床・屋根排水構造および谷溝部材
JP5297716B2 (ja) * 2008-08-08 2013-09-25 旭化成ホームズ株式会社 オーバーフロー装置及び建物の外部床の排水構造
JP2010053891A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ohbayashi Corp 地下タンク構造
JP5372441B2 (ja) * 2008-09-16 2013-12-18 旭化成ホームズ株式会社 シート防水構造物の改修構造及び改修方法
JP2010209611A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ルーフドレンユニット
JP5904391B2 (ja) * 2011-05-02 2016-04-13 株式会社石井鐵工所 タンクの散水設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016049983A (ja) 2016-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6966287B2 (ja) 雨水排水システム
US20200040562A1 (en) Underground Stormwater Storage System
US7614192B2 (en) Building drainage system
US20220356691A1 (en) Underground Stormwater Storage System
KR101111302B1 (ko) 배수관의 배수 유도장치
JP6446917B2 (ja) タンク屋根部の排水装置
JP2008267023A (ja) 雨水貯留システム
JP6371625B2 (ja) 雨水貯留浸透施設
EP2443291B1 (en) Drainage system having vortex brake
EP3147421A1 (en) Trap device for downspout
KR101036617B1 (ko) 스크류가 내장된 수압식 선홈통을 구비한 우수 배출 장치
JP5992738B2 (ja) 雨水貯溜配管構造
JP5557211B2 (ja) 雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク
JP2005330776A (ja) 雨水貯留装置及び該雨水貯留装置を用いた雨水貯留システム
JP6418887B2 (ja) 樋部材
JP2008106484A (ja) 免震排水構造
KR200472881Y1 (ko) 성토부 집수거 장치
JP4800119B2 (ja) 地中埋設物の浮上防止構造
JP5092689B2 (ja) 屋根排水装置
KR101569048B1 (ko) 자동 배수 기능을 갖는 제수변 보호통
KR20120096918A (ko) 도로 또는 임도에 설치하는 산불진화용 빗물 저수장치
JP6864424B2 (ja) 雨水処理パンの設置構造体
JP5369006B2 (ja) 雨水集水器
CN205329821U (zh) 城市防涝排水系统
JP2008106513A (ja) 雨水貯留浸透施設

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6446917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees