JP6442924B2 - プリント端末、コンテンツ製造方法、プログラム、及び、コンテンツプリントシステム - Google Patents

プリント端末、コンテンツ製造方法、プログラム、及び、コンテンツプリントシステム Download PDF

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Description

本発明は、写真プリントシステムを利用して、ペーパークラフト等のコンテンツを製造、販売する技術に関する。
近年、スマートフォンやデジタルメディアから画像を読み込み、ユーザに選択させた画像をプリントする写真プリントシステム(以下、プリント端末という)が、店頭等に設置され普及している。このようなプリント端末では、画像だけでなく、様々なコンテンツを印刷することが可能である。
また、近年では、デザインやプリント技術等の発達により、コンピュータ上でペーパークラフト用のデータをデザインし、このデータをプリントして、ペーパークラフトを作製することができる。
ペーパークラフトとは、プリントした厚紙から所望の形状を切り抜き、張り合わせて、立体的な模型、例えば、自動車、電車、建物等を製作するものである。
このようなペーパークラフト用のデータは、Web上に多数掲載されており(例えば、非特許文献1)、ユーザは、自宅のコンピュータにデータをダウンロードして、プリンタで出力し、ペーパークラフトを作製することができる。
また、例えば、特許文献1には、組み立て用展開図やペーパークラフトのテンプレートの所定部分に画像を合成して印刷する写真処理装置の発明が開示されている。ユーザは、印刷したプリント物から、実用的な物(ティッシュ箱カバーや写真立て)や模型を作ることができる。
特開2006−5840号公報
ペーパークラフト キャノンクリエイティブパーク、[online]、[平成26年7月25日検索]、インターネット<http://cp.c-ij.com/ja/contents/1006/>
前述のプリント端末は、内蔵のハードディスクやネットワークを介して接続されたサーバに、ペーパークラフト等の印刷用のコンテンツを保存しておき、ユーザの選択により、コンテンツを取得して、プリントし販売することも可能である。
しかし、プリント端末や、特許文献1の写真処理装置でペーパークラフト等のコンテンツを製造(印刷)、販売しようとすると、以下のような問題がある。
ペーパークラフト等のコンテンツは、1枚で完結することもあるが、本格的なものになると複数枚に及ぶことが多く、複数枚で1セットのコンテンツを販売する際には高額となり、ユーザの購買意欲を低下させてしまうという問題がある。
また、ユーザがペーパークラフト等のコンテンツを作成している途中にミスをして再購入しようとする際には、本来はミスをしたシート(プリント物)のみを購入すればよいが、複数枚で1セットとなっているコンテンツの場合には、新たにもう1セット購入しなければならず、ユーザの作製意欲を低下させてしまうという問題がある。
また、複数枚に及ぶペーパークラフト等のコンテンツの場合、組み立て説明書が必要となるが、組み立て説明書も同時にプリントすると、時間がかかり、またプリント枚数が増加するため、料金も増加してしまうという問題がある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、プリント端末にて、複数枚に及ぶペーパークラフト等のコンテンツを製造、販売する場合において、ユーザの購買意欲、作製意欲を持続可能とする技術を提供することを目的とする。
の発明は、サーバと、コンテンツを印刷して販売するプリント端末とがネットワークを介して接続されるコンテンツプリントシステムであって、前記サーバは、1つ又は複数のユニットから構成される印刷用のコンテンツを記憶する記憶手段、を備え、前記プリント端末は、ユーザにコンテンツ及びユニットを選択させる選択手段と、選択された前記コンテンツの前記ユニットを記憶部又は前記サーバから取得する取得手段と、取得した前記コンテンツの前記ユニットを印刷する印刷手段と、を備え、前記サーバは、更に、ユーザごとに購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットを購入情報として記憶し、前記プリント端末は、前記ユーザにユーザ情報を入力させる入力手段と、前記ユーザ情報と、当該ユーザの購入情報とを紐付けて、前記サーバに保存する保存手段と、を更に備え、前記選択手段は、ユーザ情報が入力された場合に、前記サーバから前記購入情報を取得して、購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットをユーザに通知し、前記ユーザ情報には、前記ユーザのアドレス情報が含まれ、前記サーバは、ユーザの購入情報を参照して、購入済みの前記コンテンツに対して、新たなユニットが追加された場合には、当該ユーザにメッセージを配信する配信手段、を更に備えることを特徴とするコンテンツプリントシステムである。
の発明は、サーバと、コンテンツを印刷して販売するプリント端末とがネットワークを介して接続されるコンテンツプリントシステムであって、前記サーバは、1つ又は複数のユニットから構成される印刷用のコンテンツを記憶する記憶手段、を備え、前記プリント端末は、ユーザにコンテンツ及びユニットを選択させる選択手段と、選択された前記コンテンツの前記ユニットを記憶部又は前記サーバから取得する取得手段と、取得した前記コンテンツの前記ユニットを印刷する印刷手段と、を備え、前記サーバは、更に、ユーザごとに購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットを購入情報として記憶し、前記プリント端末は、前記ユーザにユーザ情報を入力させる入力手段と、前記ユーザ情報と、当該ユーザの購入情報とを紐付けて、前記サーバに保存する保存手段と、を更に備え、前記選択手段は、ユーザ情報が入力された場合に、前記サーバから前記購入情報を取得して、購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットをユーザに通知し、前記サーバは、更に、前記印刷用のコンテンツのカテゴリを記憶し、前記ユーザ情報には、前記ユーザのアドレス情報が含まれ、前記サーバは、ユーザの購入情報を参照して、購入済みの前記コンテンツに対して、同一のカテゴリに含まれる別のコンテンツの情報を、当該ユーザに配信する配信手段、を更に備えることを特徴とするコンテンツプリントシステムである。
本発明において、プリント端末にて、複数枚に及ぶペーパークラフト等のコンテンツを製造、販売する場合において、ユーザの購買意欲、作製意欲を持続可能とする技術を提供することができる。
コンテンツプリントシステムの概要を示す図 プリント端末の外観斜視図 プリント端末のハードウエアの構成例を示すブロック図 サーバのハードウエアの構成例を示すブロック図 携帯端末のハードウエアの構成例を示すブロック図 (a)ユーザ情報の例を示す図、(b)購入情報の例を示す図 (a)コンテンツ情報の例を示す図、(b)ユニット情報の例を示す図 コンテンツのユニットデータの例を示す図 付加情報の例を示す図 説明書の例を示す図 プリント端末及びサーバのコンテンツ製造販売処理の流れを示すフローチャート プリント端末及びサーバのコンテンツ製造販売処理の流れを示すフローチャート(続き) プリント端末及びサーバのコンテンツ製造販売処理の流れを示すフローチャート(続き) (a)メニュー選択画面の例を示す図、(b)購入方法選択画面の例を示す図 (a)コンテンツ選択画面の例を示す図、(b)ユニット選択画面の例を示す図 (a)ユニットコードの例を示す図、(b)ユニットコード入力画面の例を示す図 (a)画像選択画面の例を示す図、(b)画像調整画面の例を示す図、(c)画像合成確認画面の例を示す図 描画画面の例を示す図 説明書の印刷要否選択画面の例を示す図 サーバから携帯端末へのメッセージ配信処理の流れを示すフローチャート 携帯端末からサーバへの説明書等の要求処理の流れを示すフローチャート
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[コンテンツプリントシステムの概要]
図1は、コンテンツプリントシステム1の概要を示す図である。
コンテンツプリントシステム1は、プリント端末1と、サーバ5とがネットワークを介して接続されるシステムであり、さらにこれに携帯端末7が接続されていてもよい。
プリント端末1は、店舗の店頭等に設置されるプリンタを内蔵する端末であり、ユーザの操作により、携帯端末7や、入力メディア(記憶媒体)に記憶されている画像データの入力を受付け、写真の印刷等を行う。とくに、本実施形態では、プリント端末1は、ユーザの操作により、コンテンツを、記憶部又はネットワークを介してサーバ5から取得し、印刷して販売する。
コンテンツは、例えば、ペーパークラフトやブロマイドであり、印刷した場合に、複数枚に及ぶものである。コンテンツの印刷及び販売する単位をユニットという。すなわち、1つのコンテンツは1つ又は複数のユニットから構成され、各ユニットは、1枚又は複数枚の印刷用データから構成される。
サーバ5は、汎用型コンピュータであり、前述したコンテンツ及びそれに関する情報を記憶するとともに、プリント端末1のユーザのユーザ情報及びユーザの購入情報を記憶する。サーバ5は、プリント端末1及び携帯端末7の要求に応じて、情報を送信するとともに、コンテンツやユニットが追加された場合に、購入情報を参照して、ユーザの携帯端末7へメッセージ等を配信する。
携帯端末7は、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、携帯型コンピュータ等である。携帯端末7は、プリント端末1のユーザが所有するものであるとする。携帯端末7は、サーバ5へコンテンツに関する情報を要求して、閲覧したり、サーバ5から配信されるメッセージを受信したりする。なお、携帯端末7は、自宅等に設置されるパーソナルコンピュータでもよい。
ネットワーク9は、情報を伝送するための電気通信回線であり、有線であるか無線であるかを問わない。
[プリント端末のハードウェア構成]
図2は、プリント端末1の外観斜視図である。
プリント端末1は、店頭において、入力メディア(記憶媒体)や携帯端末7に記憶されている画像データを受け付け、印刷を行う端末である。プリント端末1は、予め画像データが記憶された入力メディアや携帯端末7から画像データを入力し、内部に保持する。
入力メディアは、例えば、DVD-ROM/CD-ROM/CD-R/CD-RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。
携帯端末7との通信方法は、例えば、WiFi、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、NFC(Near Field
Communication)等である。
プリント端末1の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ11が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ11は、操作の案内、操作の状況、読み込んだ画像データ等を表示するとともに、利用者からの指示を受け付ける。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11を介して、印刷注文する画像データの選択、画像データの画像処理の指示等を行う。
タッチパネル付ディスプレイ11の下部には、メディア投入口12および通信口13が設けられている。メディア投入口12は、各メディアの挿入口であり、複数の挿入口が1箇所にまとめて配置されている。通信口13は、各携帯端末と通信を行うための通信ポートであり、複数の通信ポート(赤外線ポートやUSBポートなど)が1箇所にまとめて配置されている。
プリント端末1の下段部の前面板14には、レシート取出口15、硬貨投入口16および紙幣挿入口17のような料金投入口、つり銭返却口18、印刷物取出口19、ドア開閉キー20、メンテナンスキー21等が設けられている。
レシート取出口15、硬貨投入口16、紙幣挿入口17、つり銭返却口18は、利用者による印刷物の注文内容に応じた入金を要求する課金手段として機能する。利用者は、硬貨投入口16に硬貨を投入したり、紙幣挿入口17に紙幣を挿入したりすることにより、印刷物の料金を支払う。つり銭がある場合には、つり銭返却口18から放出される。また、料金徴収後、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートがレシート取出口15から放出される。
印刷物取出口19には、プリント端末1の筐体内に設置されるプリンタにより印刷された印刷物が排出される。ドア開閉キー20は、プリント端末1の前面板14を開閉するためのキーである。メンテナンスキー21は、利用者がプリント端末1を利用可能な運転モードと、管理者がプリント端末1のメンテナンスや設定、レシートの再印刷等を行う管理モードを切り替えるためのキーである。
次に、プリント端末1の基本的動作について説明する。
プリント端末1は、入力メディアから読み込んだ画像データを液晶ディスプレイ等のタッチパネル付ディスプレイ11に表示する。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11に設けられたタッチパネルにより、入力メディアや携帯端末7等から読み込んだ画像の中から印刷注文する画像を選択する。
利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11に表示された画面上で、印刷注文する画像データを選択した後、印刷の実行を指示すると、プリント端末1内のコンピュータが内部プリンタに画像データを転送する。
また利用者は、印刷注文する画像の画像データを、インターネット等のネットワーク9を介して、利用者などが所有する汎用のコンピュータや、利用者が管理するホームページ等のサーバに送信することも可能である。
プリント端末1は、利用者に印刷物の印刷注文に応じた料金を算出、表示し、必要に応じてレシートプリンタによりレシート(引換券)を発行し、利用者に支払いを要求する。プリント端末1は、課金手段により利用者の入金が完了すると、印刷データの印刷を開始する。印刷された印刷物は、印刷物取出口19から排出され、利用者に提供される。
なお、プリント端末1は、料金算出、レシート(引換券)の発行を行うだけでなく、課金機を装備しているため、利用者に入金を要求して現金による課金処理を行うようにすることもできる。
図3は、プリント端末1のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ30は、制御部31、記憶部32、入出力部33、通信部34等がパス35に接続されて構成され、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ44、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47、およびプリンタ48を制御する。
制御部31は、プログラムの実行を行うCPU(Central processing Unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成される。制御部31は、記憶部32等に格納されたプログラムに従って、バス35を介して接続された各装置を制御する。
記憶部32には、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムは、例えば、画像入力プログラム、課金処理プログラム、レシート印刷処理プログラム、保守プログラム等である。データは、例えば、画像データや印刷データ等である。
プログラムのコードは、制御部31により必要に応じて読み出され、RAMに移され、CPUに読み出されて各種機能として実行される。
入出力部33は、記憶部32に格納されているプログラム等の更新や、プリント端末1の設定等を行うメンテナンス時に用いられる。
通信部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、プリント端末1とネットワーク9間の通信を媒介する通信インターフェースである。通信部34は、ネットワーク9を介してプリント端末1と他の外部装置間の通信制御を行う。
各種メディア読取部41は、メディア投入口12の各メディアの挿入口に対応してプリント端末1内部に設けられ、挿入された入力メディアに予め記憶されている画像データを読み込む。通信部42は、通信口13の各通信ポートに対応して設置されており、通信中の携帯端末7に予め記憶されている画像データを読み込む。
シャッタ43は、メディア投入口12の各挿入口に設けられ、入力メディアの挿入口を開閉し、読取処理の最中や、課金処理が完了するまで、入力メディアを取り出せないようにする。モニタ44は、タッチパネル付ディスプレイ11である。
コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47は、課金機能の役割を果たす。
コインメック45は、硬貨投入口16に対応してプリント端末1内部に設けられ、硬貨の入出力を管理する。ビルバリ46は、紙幣挿入口17に対応してプリント端末1内部に設けられ、紙幣の入出力を管理する。レシートジャーナル処理部47は、レシート取出口15に対応してプリント端末1内部に設けられ、利用者の徴収金額や注文内容に応じたレシートを印刷する。
プリンタ48は、印刷物取出口19に対応してプリント端末1内部に設けられ、印刷物を印刷する。プリンタ48は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、熱転写プリンタあるいはインクジェット型など、プリンタの方式は特に問わない。印刷する記録媒体は、シート状またはロール状の紙である。
なお、プリンタ48は、プリント端末1内部に設けられ、そこで印刷が行われるが、これに限らず、例えば、通信部34およびネットワークを介して接続されたプリンタサーバに画像データを転送し、そこで印刷を行わせることも可能である。
[サーバのハードウェア構成]
図4は、サーバ5のハードウエアの構成例を示すブロック図である。なお、図4のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
サーバ5を実現するコンピュータは、制御部51、記憶部52、メディア入出力部53、通信制御部54、入力部55、表示部56、及び、周辺機器I/F部57等が、バス58を介して接続されて構成される。
制御部51は、CPU、ROM、RAM等で構成される。CPUは、記憶部52、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス58を介して接続された各装置を駆動制御し、後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS(Basic I/O System)等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部52、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部51が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部52は、HDD(Hard
Disk Drive)又はフラッシュメモリ等であり、制御部51が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部51により必要に応じて読み出されてRAMに移され、各種の手段として実行される。
メディア入出力部53(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。通信制御部54は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部55は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部55を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部56は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。なお、入力部55及び表示部56は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
周辺機器I/F(インタフェース)部57は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部57を介してコンピュータは周辺機器(プリンタ、イメージスキャナ、複合機等)とのデータの送受信を行う。
バス58は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
[携帯端末のハードウェア構成]
図5は、携帯端末7のハードウエアの構成例を示すブロック図である。なお、図5のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
携帯端末7を実現するコンピュータは、制御部71、記憶部72、通信制御部73、入力部74、表示部75、I/F部76、カメラ77等がバス78を介して接続されて構成される。
携帯端末7の制御部71、記憶部72、通信制御部73、入力部74、表示部75、I/F部76、及び、バス78の機能は、それぞれ、サーバ5の制御部51、記憶部52、通信制御部54、入力部55、表示部56、周辺機器I/F部57、及び、バス58とほぼ同一であるので、その説明を省略する。
カメラ77は、静止画像を撮影するデジタルカメラであり、撮影した静止画像を電気的信号に変換できるものであればよく、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等の撮影素子を備えたものである。カメラ77には、動画像を撮影する機能があってもよい。
[サーバの記憶部の情報]
次に、図6〜図10を参照して、サーバ5の記憶部52に記憶される情報について説明する。
図6(a)は、ユーザのユーザ情報501である。ここでいうユーザとは、プリント端末1のユーザであり、このユーザは、携帯端末7のユーザでもある。
ユーザ情報501は、ユーザごとに記憶される情報であり、少なくとも、ユーザID5011、パスワード5012、名前5013、メールアドレス5014が紐付けられて構成される。
ユーザID5011は、ユーザ情報501を一意に識別するための識別子である。
パスワード5012は、ユーザがユーザ情報501にアクセスする際に要求される情報である。
名前5013は、ユーザの名前である。
メールアドレス5014は、ユーザへメールを送信する際のメールアドレスである。例えば、ユーザが所持する携帯端末7へメッセージを送信する際に用いられる。
図6(b)は、ユーザの購入情報502である。
購入情報502は、少なくとも、ユーザID5021、コンテンツID5022、ユーザNo5023が紐付けられて構成される。
ユーザID5021は、ユーザのユーザIDであり、図6(a)のユーザ情報501のユーザID5011のいずれかと対応している。
コンテンツID5022は、ユーザが購入したコンテンツのコンテンツIDである。
ユニットNo5023は、ユーザが購入したコンテンツIDに係るコンテンツのユニットの番号である。
図7(a)は、コンテンツのコンテンツ情報503である。
本実施形態のコンテンツとは、例えば、ペーパークラフトであり、以下では、ペーパークラフトのコンテンツを前提に説明するが、コンテンツはこれに限られない。前述したように、コンテンツは、1つ又は複数のユニットから構成され、各ユニットは、1枚又は複数枚の印刷用データから構成される。
コンテンツ情報503は、コンテンツごとに記憶される情報であり、少なくとも、コンテンツID5031、ユニットNo5032、カテゴリ5033、説明書5034、組み立て動画5035が紐付けられて構成される。
コンテンツID5031は、コンテンツを一意に識別する識別子である。
ユニットNo5032は、コンテンツに含まれるユニットを示す番号である。
カテゴリ5033は、コンテンツの含まれるカテゴリを示す情報であり、例えば、番号で示される。例えば、1は「自動車」のカテゴリであり、2は「電車」のカテゴリであり、3は「建物」のカテゴリである。
説明書5034は、コンテンツの説明書のデータである(ファイル名及びそのフォルダの位置等で表される)。図10で後述する。
組み立て動画5035は、コンテンツの組み立て方法を示す動画のデータである(ファイル名及びそのフォルダの位置等で表される)。例えば、ペーパークラフトの各パーツや全体の3次元モデルを作成し、全方向から閲覧可能なように撮影して動画化したものである(図示しない)。
図7(b)は、コンテンツを構成するユニットのユニット情報504である。
ユニット情報504は、少なくとも、コンテンツID5041、ユニットNo5042、ユニットデータ5043、付加情報5044、ユニットコード5045が紐付けられてから構成される。
コンテンツID5041は、コンテンツのコンテンツIDであり、図7(a)のコンテンツ情報503のコンテンツID5031のいずれかと対応している。
ユニットNoは、ユニットの番号であり、図7(a)のコンテンツ情報503において、コンテンツID5041と一致するコンテンツID5031をもつコンテンツのユニットNo5032のいずれかと対応している。
ユニットデータ5043は、ユニットの実体となるデータである(ファイル名及びそのフォルダの位置等で表される)。図8で後述する。
付加情報5044は、ユニットに関する付加情報のデータである(ファイル名及びそのフォルダの位置等で表される)。図9で後述する。
ユニットコード5045は、ユニットを一意に識別可能なコードである。図16(a)で後述するように、ユニットコード5045は、ユニットデータ5043に、英数字コード1151や、符号化された2次元コード1152等として合成されている。
図8は、コンテンツのユニットデータの例である。
図8では、ユニットデータ5043を実際に印刷したもの(又は画面に表示したもの)を示した。
図8(a)の5051は、図7(b)におけるコンテンツID5041がC001で、ユニットNo5042が1の例(C001-1.pdf)である。
図8(b)の5052は、同様に、コンテンツID5041がC001で、ユニットNo5042が2の例(C001-2.pdf)である。
図8(c)の5053は、同様に、コンテンツID5041がC001で、ユニットNo5042が3の例(C001-3.pdf)である。
5051〜5053のユニットデータから分かるように、これらを所定の紙に印刷して、形状を切り抜き張り合わせると、自動車の立体的な模型を作製することができる。
なお、図8では、各ユニットは、印刷した際に1枚となるデータであるが、複数枚となるデータであってもよい。
図9は、ユニットの付加情報の例507である。
付加情報5044は、ユニットごとにあり、少なくとも、プリント種別5071、画像データ合成情報5072、描画データ合成情報5073を含んで構成される。
プリント種別5071([PrintType])は、ユニットを印刷する際の印刷方法の情報であり、例えば、グロスプリント(Glossy)とマットプリント(Matte)とがある。
グロスプリントは、自動車の車体のようにツヤを表現したいユニットに用いるのが好ましく、マットプリントは、建物のように表面のザラつきを表現したいユニットに用いるのが好ましい。
画像データ合成情報5072([ImageSynthesis])は、画像データ(ユーザの入力する画像等)の合成に関する情報であり、ImageSysthesis=Tureである場合、当該ユニットに画像データを合成可能であることを示す。合成可能な場合、当該ユニットの例えば左上を原点とし、右方向をX軸、下方向をY軸とする座標系が設定されているとして、Left=x、Top=yは、画像合成可能な矩形領域の左上の座標を示し、Width=Wは、画像合成可能な矩形領域の幅を示し、Height=Hは、画像合成可能な矩形領域の高さを示す。
描画データ合成情報5073([EditImage])は、描画データ(ユーザの描画した画像等)の合成に関する情報であり、EditImage=Trueである場合、当該ユニットに描画データを合成可能であることを示す。Left=x、Top=y、Width=W、Height=Hは、描画可能な矩形領域を表し、その意味は、画像データ合成情報5072のものと同一である。
図10は、コンテンツの説明書の例508(C001.pdf)を示す図である。
説明書5034は、コンテンツがペーパークラフトのコンテンツである場合には、コンテンツ(ユニット)の組み立て方法を示すものである。説明書5034は、印刷した際に1枚となるデータでも複数枚となってもよい。
なお、図7〜図10に示したコンテンツに関する情報は、プリント端末1の記憶部32に記憶されていてもよい。とくに、図7(a)のコンテンツ情報503、図7(b)のユニット情報504は、プリント端末1の記憶部32にも記憶されていることが好ましい。
[コンテンツ製造販売処理]
続いて、図11〜図19を用いて、コンテンツ製造販売処理について説明する。
図11〜図13は、プリント端末1及びサーバ5のコンテンツ製造販売処理の流れを示すフローチャートである。
コンテンツ製造販売処理は、ユーザが店舗の店頭等に設置されているプリント端末1を操作する状況での処理である。プリント端末1とサーバ5とはネットワーク9を介して接続されているものとする。また、以下でコンテンツは、ペーパークラフトのコンテンツを前提とするが、これに限られるものではない。
まず、プリント端末1の制御部31は、メニュー選択画面111を表示する(ステップS11)。
図14(a)は、メニュー選択画面111の例を示す図である。メニューには、例えば、「写真プリント」、「フォトブックプリント」、「コンテンツプリント」1111等がある。「コンテンツプリント」1111は、本実施形態のメニューであり、以下で説明する。
図11に戻り、プリント端末1の制御部31は、タッチパネル付モニタ44(以下、モニタ44という)から、ユーザによるメニュー選択を受け付ける(ステップS12)。
選択されたメニューが「コンテンツプリント」1111以外の場合には(ステップS12で「その他のメニュー」)、プリント端末1の制御部31は、選択されたメニューに応じた処理を行い(ステップS13)、その後、処理を終了する。
選択されたメニューが「コンテンツプリント」1111の場合には(ステップS12で「コンテンツプリント」)、プリント端末1の制御部31は、ステップS14へ進む。
次に、プリント端末1の制御部31は、購入方法選択画面112を表示する(ステップS14)。
図14(b)は、購入方法選択画面112の例を示す図である。購入方法には、少なくとも、「新規購入」1121、「続きを購入」1122、「再購入」1123がある。
「新規購入」1121は、ユーザがペーパークラフトのコンテンツのユニットを新しく購入する際に選択するメニューである。
「続きを購入」1122は、ユーザがペーパークラフトのコンテンツのユニットを以前に購入し、その続きのユニットを購入する際に選択するメニューである。
「再購入」1123は、ユーザがペーパークラフトのコンテンツのユニットを以前に購入したが、作製に失敗した等の理由で再購入する際に選択するメニューである。
図11に戻り、プリント端末1の制御部31は、モニタ44から、ユーザによる購入方法の選択を受け付ける(ステップS15)。
選択されたメニューが「新規購入」1121の場合には(ステップS15で「新規購入」)、プリント端末1の制御部31は、ステップS23へ進む。
選択されたメニューが「続きを購入」1122の場合には(ステップS15で「続きを購入」)、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501を入力するか否かの確認画面(図示しない)をモニタ44に表示して、ユーザに選択させる(ステップS16)。ユーザは、ユーザ情報501を入力することにより、以前の購入情報502を利用することができる。
ユーザがユーザ情報501を入力しない選択をした場合には(ステップS16でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS23へ進む。
一方、ユーザがユーザ情報501を入力する選択をした場合には(ステップS16でYes)、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報入力画面(図示しない)をモニタ44に表示して、ユーザ情報501(ユーザID5011、パスワード5012)を入力させる(ステップS17)。
プリント端末1の制御部31は、ユーザによりユーザ情報501が入力されると、ユーザ情報501を、サーバ5へ送信する(ステップS18)。
すると、サーバ5の制御部51は、プリント端末1から、ユーザ情報501(ユーザID5011、パスワード5012)を受信し、記憶部52に記憶されているユーザ情報501(図6(a))を参照して、正しいユーザID5011、パスワード5012か否かを認証する。(ステップS19)。
正しいユーザID5011、パスワード5012であったならば、サーバ5の制御部51は、記憶部52に記憶されている購入情報502(図6(b))から、ユーザID5011と一致するユーザID5021のコンテンツID5022、ユニットNo5023を取得し、購入情報502としてプリント端末1へ送信する(ステップS20)。
すると、プリント端末1の制御部31は、購入情報502を受信し(ステップS21)、購入情報502から、コンテンツID5022、ユニットNo5023を取得して、ユーザの以前に購入した情報を特定する(ステップS22)。
なお、ステップS19において、認証に失敗した場合には、サーバ5の制御部51は、プリント端末1へ認証に失敗したことを通知し、プリント端末1の制御部31は、通知を受信すると、ステップS23へ進む。
次に、プリント端末1の制御部31は、コンテンツ選択画面113及びユニット選択画面114を表示し(ステップS23)、ユーザに、コンテンツ及びユニットを選択させる(図12に移り、ステップS24)。
図15(a)は、コンテンツ選択画面113の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、記憶部32に記憶されているコンテンツ情報503(図7(a))を参照して、例えば、カテゴリ1131ごとに、コンテンツ1132を表示する。図15(a)の例では、カテゴリ1131は「車」であり、このカテゴリ1131に対応するコンテンツ1132が「車1」、「車2」、「車3」と表示されている。コンテンツ1132には、実際には、そのコンテンツを表すサムネイル等が表示されることが好ましい。
「続きを購入」1122する場合で、ステップS22(図11)において、ユーザの以前の購入情報502を特定している場合には、プリント端末1の制御部31は、コンテンツ情報503(図7(a))を参照して、コンテンツの全てのユニットを購入済みであれば、当該コンテンツに「レ」1133を付して、ユーザに通知する。同様に、コンテンツの全てのユニットを購入していないが、一部のユニットを購入済みであれば、当該コンテンツに「i」1134を付して、ユーザに通知する。
ユーザは、選択枠1135を希望のコンテンツ1132に移動させ、「確定」ボタン1136を押して、コンテンツ1132を選択する。
図15(b)は、ユニット選択画面114の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、コンテンツ選択画面113で選択されたコンテンツ1132を、コンテンツ1141として表示し、また、記憶部32に記憶されているユニット情報504(図7(b))を参照して、コンテンツ1141のユニット1142を表示する。
ユニット1142は、(購入可能な)ユニット1142aと、(準備中の)ユニット1142bとで違いが分かるように表示する。(準備中の)ユニット1142bとは、ユーザがまだ購入可能でないユニットで、例えば、図7(a)のコンテンツ情報503のコンテンツID5031に対応するユニットNo5032はあるが、図7(b)に、対応するコンテンツID5041とユニットNo5042の組がないものとして特定される。
図15(b)の例では、コンテンツ1141は「車2」であり、このコンテンツ1141に対応する(購入可能な)ユニット1142aが「シャーシ2枚」、「タイヤ、ホイール3枚」として表示され、(準備中の)ユニット1142bが「ボディ2枚」として表示されている。ユニット1142は、実際には、そのユニットを示すサムネイル等が表示されることが好ましい。
「続きを購入」1122する場合で、ステップS22(図11)において、ユーザの以前の購入情報502を特定している場合には、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、ユニット1142を購入済みであれば、当該コンテンツ1142に「レ」1143を付して、ユーザに通知する。
ユーザは、選択枠1144を希望のユニット1142に移動させ、「確定」ボタン1145を押して、ユニット1142を選択する。
図12に戻り、プリント端末1の制御部31は、選択されたコンテンツのユニットを取得する(ステップS25)。具体的には、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、ステップS24で選択されたコンテンツのコンテンツID5041及びユニットのユニットNo5042に対応するユニットデータ5043で示されるファイルを、記憶部32から取得する。なお、プリント端末1の制御部31は、当該ファイルが記憶部32にない場合には、サーバ5から取得してもよい。
また、プリント端末1の制御部31は、選択されたコンテンツのコンテンツID5031(5041)及びユニットのユニットNo5042を取得する。
一方、図11のステップS15へに戻り、選択されたメニューが「再購入」1123の場合には(ステップS15で「再購入」)、プリント端末1の制御部31は、ユニットコード5045を入力するか否かの確認画面(図示しない)をモニタ44に表示して、ユーザに選択させる(ステップS26)。
図16(a)は、ユニットコード5045の例を示す図である。図16(a)に示すように、印刷されたコンテンツのユニット115には、当該ユニットを特定するための英数字コード1151、2次元コード(QRコード(登録商標)等)1152、又は、電子透かし(図示しない)等が印刷されている。英数字コードは1151は、ユニットコード5045であり、2次元コード1152又は電子透かしは、ユニットコード5045が符号化されたものである。ユーザは、ユニットコード5045を入力することにより、以前に購入したユニットを特定することができる。
図11に戻り、ユーザがユニットコード5045を入力しない選択をした場合には(ステップS26でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS16へ進む。
一方、ユーザがユニットコード5045を入力する選択をした場合には(ステップS26でYes)、プリント端末1の制御部31は、ユニットコード入力画面116をモニタ44に表示して、ユニットコード5045を入力させる(ステップS27)。
図16(b)は、ユニットコード入力画面116の例を示す図である。例えば、図16(a)のように、印刷したコンテンツのユニット115に英数字コード1151が付されている場合には、ユーザは、ユニットコード入力欄1161に、当該英数字コード1151をユニットコード5045として入力する。また、図16(a)のように、印刷したコンテンツのユニット115に、2次元コード1152が付されている場合には、ユーザは、携帯端末7のカメラ77で当該2次元コード1152を読み取り、プリント端末1へ送信することによりユニットコード5045を入力してもよい。
図11に戻り、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、該当するユニットコード5045があるか否か確認する(ステップS28)。
該当するユニットコード5045がない場合には(ステップS28でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS26へ戻る。一方、該当するユニットコード5045がある場合には(ステップS28でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS29へ進む。
次に、プリント端末1の制御部31は、ユニットコード5045に対応するユニットを取得して表示する(ステップS29)。具体的には、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、ユニットコード5045に対応するユニットデータ5043で示されるファイルを、記憶部32から取得し、モニタ44に表示する。なお、プリント端末1の制御部31は、当該ファイルが記憶部32にない場合には、サーバ5から取得してもよい。
また、プリント端末1の制御部31は、ユニットコードに対応するコンテンツID5031(5041)及びユニットNo5042も取得する。
次に、プリント端末1の制御部31は、表示されたコンテンツのユニットでOKか否かの確認画面(図示しない)をモニタ44に表示し、ユーザに選択させる(ステップS30)。
OKでない場合には(ステップS30でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS26へ戻る。一方、OKの場合には(ステップS30でYes),プリント端末1の制御部31は、ステップS31(図12)へ進む。
図12に移り、次に、プリント端末1の制御部31は、コンテンツのユニットへ画像合成可能か否か確認する(ステップS31)。具体的には、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、コンテンツID5041及びユニットNo5042に対応する付加情報5044のファイル(図9)を取得し、当該ファイルの画像データ合成情報5072に含まれるImageSynthesis=Trueであるか否か確認する(ステップS31)。
Trueでない場合には(ステップS31でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS35へ進む。
一方、Trueである場合には(ステップS31でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS32へ進み、画像合成するか否か確認画面(図示しない)をモニタ44に表示し、ユーザに選択させる(ステップS32)。
画像合成をしない場合には(ステップS32でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS35へ進む。
一方、画像合成をする場合には(ステップS32でYes)、プリント端末1の制御部31は、モニタ44に画像選択画面117及び画像調整画面118を表示して、ユーザに画像の選択、及び、選択した画像の調整を行わせる(ステップS33)。
図17(a)は、画像選択画面117の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、ユーザの入力メディア又は携帯端末7から、各種メディア読取部41又は通信部42を介して、画像データを読み取り、読み取った画像データを画像選択部1171に表示する。
ユーザは、選択枠1172を希望の画像データに移動させ、「OK」ボタン1173を押して、画像データを選択する。
図17(b)は、画像調整画面118の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、画像選択画面117で選択された画像データ1181を中央に表示する。
ユーザは、操作部1182で画像データ1181を回転等したり、色調整部1183で画像データ1181の色調整をすることができる。また、ユーザは、マーカー1184により、画像データ1181に対して、タッチによるトリミングや領域指定を行うことができる。
ユーザは、画像データ1181の調整を行い、「OK」ボタン1185を押して、画像データの調整を確定する。
図12に戻り、次に、プリント端末1の制御部31は、選択及び調整された画像データ1181をユニットデータ5043に合成する(ステップS34)。具体的には、プリント端末1の制御部31は、ステップS31で参照した付加情報5044のファイル(図9)の画像データ合成情報5072に含まれるLeft=x、Top=y、Width=W、Height=Hで示される画像合成可能な矩形領域を取得して、ユニットデータ5043の当該矩形領域に、画像データ1181を合成する。
そして、プリント端末1の制御部31は、モニタ44に合成画像確認画面119を表示する。
図17(c)は、合成画像確認画面119の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、選択及び調整された画像データ1191を、画像合成可能な矩形領域に合成したユニットデータ1192を表示する。
ユーザは、「OK」ボタン1193を押して確認する。
図12に戻り、次に、プリント端末1の制御部31は、コンテンツのユニットへ描画可能か否か確認する(ステップS35)。具体的には、プリント端末1の制御部31は、ユニット情報504(図7(b))を参照して、コンテンツID5041及びユニットNo5042に対応する付加情報5044のファイル(図9)を取得し、当該ファイルの描画データ合成情報5073に含まれるEditImage=Trueであるか否か確認する。
Trueでない場合には(ステップS35でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS38へ進む。
一方、Trueである場合には(ステップS35でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS36へ進み、描画するか否か確認画面(図示しない)をモニタ44に表示し、ユーザに選択させる(ステップS36)。
描画しない場合には(ステップS36でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS38へ進む。
一方、画像合成をする場合には(ステップS36でYes)、プリント端末1の制御部31は、モニタ44に描画画面120を表示して、ユーザに描画をさせ、描画結果の画像データをユニットデータ5043に合成する(ステップS37)。
図18は、描画画面120の例を示す図である。
プリント端末1の制御部31は、ユニットデータ1201を表示するとともに、ステップS35で参照した付加情報5044のファイル(図9)の描画データ合成情報5073に含まれるLeft=x、Top=y、Width=W、Height=Hで示される描画可能な矩形領域1202を点線等で示す。
ユーザは、操作部1203等を用いて、描画可能な矩形領域1202に描画することができる。ユーザは、描画し終えたら、「OK」ボタン1204を押して、描画を確定する。
プリント端末1の制御部31は、描画可能な矩形領域1202に描画された画像データを、ユニットデータ1201に合成する。
図12に戻り、次に、プリント端末1の制御部31は、モニタ44に説明書の印刷要否選択画面121を表示し、説明書5034の印刷が必要か否かユーザに選択させる(ステップS38)。
説明書5034が必要でない場合には(ステップS38でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS40へ進む。
一方、説明書5034が必要な場合には(ステップS38でYes)、プリント端末1の制御部31は、記憶部32に記憶されているコンテンツ情報503(図7(a))から、選択されたコンテンツのコンテンツID5031に対応する説明書5034のファイルを取得する(ステップS39)。なお、プリント端末1の制御部31は、説明書5034のファイルが記憶部32にない場合には、サーバ5から取得してもよい。
図19は、説明書の印刷要否選択画面121の例を示す図である。
ユーザは、「プリントする」1211、「プリントしない」1212、「スマートフォンヘ送信」1213を選択し、「OK」ボタン1214を押して、確定する。
なお、「スマートフォンへ送信」1213が選択された場合には、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501(図6(a))を参照して、ユーザID5011に対応するメールアドレス5014に説明書5034のデータを送信してもよい。また、ユーザ登録等がされていない場合には、ユーザ登録等がされた後(ステップS48以降)、プリント端末1の制御部31は、説明書5034のデータを送信してもよい。
図12に戻り、プリント端末1の制御部31は、モニタ44に注文終了か否かの確認画面(図示しない)を表示し、ユーザに選択させる(ステップS40)。
注文終了でない場合には(ステップS40でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS14(図11)へ戻る。
一方、注文終了する場合には(ステップS40でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS41(図13)へ進む。
図13に移り、次に、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501を認証済み否か判定する(ステップS41)。なお、ユーザ情報501を認証済みと判定できるのは、ステップS21(図11)で、正しく以前の購入情報502を受信している場合である。
ユーザ情報501を認証済みの場合には(ステップS41でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS48へ進む。一方、ユーザ情報501を認証済みでない場合には(ステップS41でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS42へ進む。
次に、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501を認証又は登録するか否かの確認画面(図示しない)をモニタ44に表示して、ユーザに選択させる(ステップS42)。
ユーザ情報の認証又は登録しない場合には(ステップS42でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS50へ進む。この場合には、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501がないため、サーバ5へ購入情報の登録ができない。
一方、ユーザ情報501の認証又は登録をする場合には(ステップS42でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS43へ進み、ユーザ情報501の入力画面(図示しない)をモニタ44に表示し、ユーザにユーザ情報501を入力させる(ステップS43)。
ユーザ情報501は、ユーザ情報501の認証を行う場合には、ユーザID5011、パスワード5012のみでよく、ユーザ情報501の登録を行う場合には、ユーザID5011、パスワード5012、名前5013、メールアドレス5014等である。
次に、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501をサーバ5へ送信する(ステップS44)。
すると、サーバ5の制御部51は、ユーザ情報501を受信し、ユーザ情報501の認証又は登録を行う(ステップS45)。
具体的には、サーバ5の制御部51は、ユーザ情報501の認証の場合には、記憶部52に記憶されているユーザ情報501(図6(a))を参照して、正しいユーザID5011、パスワード5012か否かを認証する。
また、サーバ5の制御部51は、ユーザ情報501の登録の場合には、同様にユーザ情報501を参照して、ユーザID5011が既に登録されているか判定し、登録されていなければ、ユーザID5011、パスワード5012、名前5013、メールアドレス5014等を登録する。
次に、サーバ5の制御部51は、ユーザ情報501の認証又は登録の結果を送信する(ステップS46)。
すると、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501の認証又は登録の結果を受信し、認証又は登録がOKか否か判定する(ステップS47)。認証がOKの場合には(ステップS47でYes)、プリント端末1の制御部31は、ステップS48へ進み、認証がOKでない場合には(ステップS47でNo)、プリント端末1の制御部31は、ステップS50へ進む。
次に、プリント端末1の制御部31は、ユーザ情報501(ユーザID5011)と購入情報502(コンテンツID5022、ユニットNo5023)を、サーバ5へ送信する(ステップS48)。
すると、サーバ5の制御部51は、ユーザ情報501(ユーザID5011)と購入情報502(コンテンツID5022、ユニットNo5023)とを受信し、記憶部52に記憶されている購入情報502(図6(b))に、ユーザID5011(5021)とコンテンツID5022及びユニットNo5023とを紐付けて、記憶する(ステップS49)。
次に、プリント端末1の制御部31は、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47等を作動させて、購入内容に応じた課金処理を行う(ステップS50)。
次に、プリント端末1の制御部31は、購入内容に応じたコンテンツのユニットのユニットデータ5043及び必要な場合には説明書5034をプリンタ48へ送信し、印刷を行う(ステップS51)。
なお、プリント端末1の制御部31は、プリンタ48に対して、ユニットデータ5043を印刷させる際に、記憶部32に記憶しているユニット情報504(図7(b))の付加情報5044に含まれるプリント種別5071のPrintType(図9)を参照し、PrintType=Glossyの場合は、グロスプリントを行うように指令を出し、PrintType=Matteの場合は、マットプリントを行うように指令を出す。
そして、ユーザは、プリント端末1の印刷物取出口19から、プリント物を取得する。
以上で、プリント端末1及びサーバ5のコンテンツ製造販売処理は終了である。
本実施形態のコンテンツ製造販売処理は、前述のものに限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、プリント端末1の制御部31は、ステップS51で印刷する際に、コンテンツ情報503(図7(a))を参照して、ユーザが購入したコンテンツと同一のカテゴリ5033のコンテンツを、おすすめコンテンツとして、モニタ44に表示してもよい。
また、例えば、プリント端末1の制御部31は、ステップS51で印刷する際に、ユーザの購入情報502(図6(b))と、コンテンツ情報503(図7(a))を参照して、当該ユーザがコンテンツの全てのユニットを購入したか確認し、全て購入した場合には、特典となるコンテンツを合わせて印刷してもよい。
また、例えば、図7(a)で示すコンテンツ情報503に、購入可能な位置情報(例えば、緯度と経度の範囲)を付加し、ユーザの携帯端末7又はプリント端末1の位置情報から、ユーザが購入可能なコンテンツを制限してもよい。その際には、プリント端末1の制御部31は、ステップS23において、購入不可能なコンテンツを選択できないようにする。
また、例えば、ステップS31〜S34、ステップS35〜S37、ステップS38〜S39等の処理の順序は適宜変更可能である。
[メッセージ配信処理]
続いて、図20を用いて、サーバ5から携帯端末7等へのメッセージ配信処理について説明する。メッセージ配信処理には、コンテンツの続きのユニットが追加更新された場合(ステップS61〜S64)と、新規にコンテンツが追加更新された場合(ステップS65〜S68)とがある。
まず、サーバ5の制御部51は、コンテンツの続きのユニットが追加更新されたか否か判定する(ステップS61)。
続きのユニットが追加更新されていない場合には(ステップS61でNo)、サーバ5の制御部51は、ステップS65へ進む。一方、続きのユニットが追加更新されている場合には(ステップS61でYes)、サーバ5の制御部51は、ステップS62へ進む。
次に、サーバ5の制御部51は、記憶部52に記憶されている購入情報502(図6(b))を参照して、当該コンテンツを購入しているユーザ(ユーザID5021)を特定する(ステップS62)。
次に、サーバ5の制御部51は、記憶部52に記憶されているユーザ情報501(図6(a))を参照して、特定したユーザ(ユーザID5011)のメールアドレス5014を取得し、コンテンツの続きのユニットが追加更新された旨のメッセージを、携帯端末7に配信する(ステップS63)。
すると、携帯端末7の制御部71は、メッセージを受信し、メッセージを表示部75に表示する(ステップS64)。
次に、サーバ5の制御部51は、新規にコンテンツ(のユニット)が追加更新されたか否かを判定する(ステップS65)。
新規にコンテンツが追加更新されていない場合には(ステップS65でNo)、サーバ5の制御部51は、処理を終了する。一方、新規にコンテンツが追加更新されている場合には(ステップS65でYes)、サーバ5の制御部51は、ステップS66へ進む。
次に、サーバ5の制御部51は、記憶部52に記憶されているコンテンツ情報503(図7(a))を参照して、当該コンテンツと同一のカテゴリ5033のコンテンツを特定し、購入情報502(図6(b))を参照して、当該同一のカテゴリ5033のコンテンツを購入しているユーザ(ユーザID5021)を特定する(ステップS66)。
次に、サーバ5の制御部51は、記憶部52に記憶されているユーザ情報501(図6(a))を参照して、特定したユーザ(ユーザID5011)のメールアドレス5014を取得し、同一カテゴリのコンテンツ(類似するコンテンツ)が追加更新された旨のメッセージを、携帯端末7に配信する(ステップS67)。
すると、携帯端末7の制御部71は、メッセージを受信し、メッセージを表示部75に表示する(ステップS68)。
以上で、サーバ5から携帯端末7等へのメッセージ配信処理は終了である。
なお、本実施形態のメッセージ配信処理は、前述のものに限られない。
例えば、購入情報502(図6(b))に、ユーザのユニットの購入時点の情報を持たせ、サーバ5の制御部51は、コンテンツのユニットを継続的に購入しているが、ある一定期間購入が滞っているユーザに対して、励ましのメールを配信することも可能である。
なお、ステップS61〜S64、又は、ステップS65〜S68の処理は、任意の時点で実行されてよい。
[説明書等の要求処理]
続いて、図21を用いて、携帯端末7等からサーバ5への説明書等の要求処理について説明する。要求処理には、説明書5034の要求処理(ステップS71〜S75)と、組み立て動画5035の要求処理(ステップS76〜S80)とがある。
まず、携帯端末7の制御部71は、コンテンツの説明書5034を表示するか否かをユーザに選択させる(ステップS71)。
表示させない場合には(ステップS71でNo)、携帯端末7の制御部71は、ステップS76へ進み、表示させる場合には(ステップS71でYes)、携帯端末7の制御部71は、ステップS72へ進む。
次に、携帯端末7の制御部71は、内蔵のカメラ77を用いて、印刷したコンテンツのユニット115に付されている2次元コード1152を読み取り、2次元コード1152に含まれるユニットコード5045を取得する(ステップS72)。または、携帯端末7の制御部71は、印刷したコンテンツのユニット115に付されている英数字コード1151をユーザに入力させて、ユニットコード5045を取得してもよい。
次に、携帯端末7の制御部71は、ユニットコード5045と説明書5034の要求とを、サーバ5へ送信する(ステップS73)。
サーバ5の制御部51は、ユニットコード5045と説明書5034の要求とを受信すると、記憶部52に記憶されているユニット情報504(図7(b))から、コンテンツID5041を取得し、コンテンツ情報503(図7(a))から、説明書5034を特定する。そして、サーバ5の制御部51は、説明書5034のデータを、携帯端末7に送信する(ステップS74)。
すると、携帯端末7の制御部71は、説明書5034のデータを受信して、表示部75に表示する(ステップS75)。
続いて、携帯端末7の制御部71は、コンテンツの組み立て動画5035を表示するか否かをユーザに選択させる(ステップS76)。
表示させない場合には(ステップS76でNo)、携帯端末7の制御部71は、処理を終了する。表示させる場合には(ステップS76でYes)、携帯端末7の制御部71は、ステップS77へ進む。
次に、携帯端末7の制御部71は、内蔵のカメラ77を用いて、印刷したコンテンツのユニット115に付されている2次元コード1152を読み取り、2次元コード1152に含まれるユニットコード5045を取得する(ステップS77)。または、携帯端末7の制御部71は、印刷したコンテンツのユニット115に付されている英数字コード1151をユーザに入力させて、ユニットコード5045を取得してもよい。
次に、携帯端末7の制御部71は、ユニットコード5045と組み立て動画5035の要求とを、サーバ5へ送信する(ステップS78)。
サーバ5の制御部51は、ユニットコード5045と組み立て動画5035の要求とを受信すると、記憶部52に記憶されているユニット情報504(図7(b))から、コンテンツID5041を取得し、コンテンツ情報503(図7(a))から、組み立て動画5035を特定する。そして、サーバ5の制御部51は、組み立て動画5035のデータを、携帯端末7に送信する(ステップS79)。
すると、携帯端末7の制御部71は、組み立て動画5035のデータを受信して、表示部75に表示する(ステップS80)。
以上で、携帯端末7等からサーバ5への説明書等の要求処理は終了である。
なお、ステップS71〜S75、又は、ステップS76〜S80の処理は、任意の時点で実行されてよい。
[実施形態の効果]
1.コンテンツプリントシステムによって、コンテンツを複数のユニットに分割して販売することができるので、1回あたりの購入金額を減らすことができ、ユーザの購買意欲を維持することができる。また、ユーザがコンテンツを再購入する必要がある場合にも、ユニット単位で再購入できるので、購入金額を減らすことができる。
2.コンテンツプリントシステムによって、ユーザが続きのユニットを購入する際に、どのユニットまで購入済みなのかが分かり、同一のユニットやコンテンツを重複して購入する可能性をなくすことができる。
3.コンテンツプリントシステムによって、ユーザがユニットを再購入する際には、ユニットコードを入力させることにより、必要なユニットをすぐに特定することができる。
4.コンテンツプリントシステムによって、ユーザに説明書が必要か否かを選択させることにより、印刷枚数が増えるのを抑止することができる。
5.コンテンツプリントシステムによって、コンテンツのユニットに、持ち込んだ画像や、描画した画像を合成することができるので、付加価値の高いコンテンツのプリント物を取得できる。
6.コンテンツプリントシステムによって、コンテンツのユニットごとに、グロスプリントやマットプリント等のプリント種別を変えることによって、ユニットの内容に応じてツヤやザラつきを表現することができる。
7.コンテンツプリントシステムによって、プリント中に同一カテゴリの別のコンテンツをおすすめコンテンツとして表示できるので、別のコンテンツを購入するきっかけをつくることができる。
8.コンテンツプリントシステムよって、コンテンツのユニットが追加更新された際にメールを配信することにより、ユーザの購入忘れを防止することができる。
9.コンテンツプリントシステムよって、同一カテゴリのコンテンツが追加更新された際にメールを配信することにより、ユーザの購入のきっかけをつくることができる。
10.コンテンツプリントシステムによって、ユニットコードを入力させることにより、携帯端末等で簡単に、説明書や組み立て動画を閲覧することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るコンテンツプリントシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………………………プリント端末
5………………………サーバ
7………………………サーバ
9………………………ネットワーク
10……………………コンテンツプリントシステム
31、51、71……制御部
32、52、72……記憶部
501…………………ユーザ情報
502…………………購入情報
503…………………コンテンツ情報
504…………………ユニット情報
5051〜5053…コンテンツのユニットの例
507…………………付加情報の例
508…………………説明書の例
111…………………メニュー選択画面
112…………………購入方法選択画面
113…………………コンテンツ選択画面
114…………………ユニット選択画面
115…………………コンテンツのユニット
116…………………ユニットコード入力画面
117…………………画像選択画面
118…………………画像調整画面
119…………………合成画像確認画面
120…………………描画画面
121…………………説明書の印刷要否選択画面

Claims (2)

  1. サーバと、コンテンツを印刷して販売するプリント端末とがネットワークを介して接続されるコンテンツプリントシステムであって、
    前記サーバは、
    1つ又は複数のユニットから構成される印刷用のコンテンツを記憶する記憶手段、を備え、
    前記プリント端末は、
    ユーザにコンテンツ及びユニットを選択させる選択手段と、
    選択された前記コンテンツの前記ユニットを記憶部又は前記サーバから取得する取得手段と、
    取得した前記コンテンツの前記ユニットを印刷する印刷手段と、を備え、
    前記サーバは、更に、ユーザごとに購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットを購入情報として記憶し、
    前記プリント端末は、
    前記ユーザにユーザ情報を入力させる入力手段と、
    前記ユーザ情報と、当該ユーザの購入情報とを紐付けて、前記サーバに保存する保存手段と、を更に備え、
    前記選択手段は、ユーザ情報が入力された場合に、前記サーバから前記購入情報を取得して、購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットをユーザに通知し、
    前記ユーザ情報には、前記ユーザのアドレス情報が含まれ、
    前記サーバは、
    ユーザの購入情報を参照して、購入済みの前記コンテンツに対して、新たなユニットが追加された場合には、当該ユーザにメッセージを配信する配信手段、を更に備える
    ことを特徴とするコンテンツプリントシステム。
  2. サーバと、コンテンツを印刷して販売するプリント端末とがネットワークを介して接続されるコンテンツプリントシステムであって、
    前記サーバは、
    1つ又は複数のユニットから構成される印刷用のコンテンツを記憶する記憶手段、を備え、
    前記プリント端末は、
    ユーザにコンテンツ及びユニットを選択させる選択手段と、
    選択された前記コンテンツの前記ユニットを記憶部又は前記サーバから取得する取得手段と、
    取得した前記コンテンツの前記ユニットを印刷する印刷手段と、を備え、
    前記サーバは、更に、ユーザごとに購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットを購入情報として記憶し、
    前記プリント端末は、
    前記ユーザにユーザ情報を入力させる入力手段と、
    前記ユーザ情報と、当該ユーザの購入情報とを紐付けて、前記サーバに保存する保存手段と、を更に備え、
    前記選択手段は、ユーザ情報が入力された場合に、前記サーバから前記購入情報を取得して、購入済みの前記コンテンツ及び前記ユニットをユーザに通知し、
    前記サーバは、更に、前記印刷用のコンテンツのカテゴリを記憶し、
    前記ユーザ情報には、前記ユーザのアドレス情報が含まれ、
    前記サーバは、
    ユーザの購入情報を参照して、購入済みの前記コンテンツに対して、同一のカテゴリに含まれる別のコンテンツの情報を、当該ユーザに配信する配信手段、を更に備える
    ことを特徴とするコンテンツプリントシステム。
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