JP6441115B2 - 開閉体収納部の構造 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の開閉体収納部の構造は、建物躯体19の開口部21の上方で収納されるとともに、前記開口部21を昇降して開閉する開閉体45と、
収納状態の前記開閉体45の上方の前記建物躯体19に固定され、正面開口溝79の溝幅Hを狭める上縁固定部69を有して断面略C字状に形成され、前記収納状態の開閉体45に沿って延在する上フレーム55と、
前記収納状態の開閉体45の下方で前記建物躯体19に支持され、上面開口溝71を有して断面略C字状に形成され、前記収納状態の開閉体45に沿って延在する下フレーム57と、
四角板状に形成されて可撓性を有し、下辺部77を前記上面開口溝71に挿入するとともに、上辺部73に設けた上向きL字状の係止縁部75を前記正面開口溝79に挿入して前記上縁固定部69に係止し前記収納状態の開閉体45の外側に沿って湾曲して該開閉体45を覆うケース板59と、
前記上フレーム55に沿って長尺な略帯板状に形成されるとともに、該上フレーム55に沿う有角部83を有し略ヘ字状に形成され、該有角部83を境に形成される一方の押下板部85と他方の操作板部87との挟み角θが鈍角となり、前記押下板部85を前記ケース板59と前記上縁固定部69との間に挟入して該押下板部85の先端縁95を前記係止縁部75に当接させ、前記操作板部87を前記上縁固定部69に平行となるよう回転して該操作板部87と上縁固定部69とを当接させ固定することで、前記押下板部85が前記係止縁部75を押下し、前記ケース板59の弾性復元力にて係止状態とする規制板61と、
を具備することを特徴とする。
前記操作板部87の前記有角部83から操作板部端縁93までの距離が、前記押下板部85の前記有角部83から押下板部先端縁95までの距離よりも大きいことを特徴とする。
前記挟み角θが、135°よりも小さいことを特徴とする。
また、この規制板の押下板部は、係止縁部を押し下げた位置で押下板部に係止することとなるので、上フレームの正面開口溝は、押下板部の先端縁が上縁固定部よりも下側に配置されることとなり、正面開口溝の溝幅がさらに狭くなり、これにより、ケース板の係止縁部が外れにくくなり、ケース板を外れにくくすることができる。
図1は本発明の実施形態に係る開閉体収納部を備えたシャッター装置の正面図、図2は図1に示した開閉体収納部の正面拡大図、図3は図1に示した開閉体収納部の拡大側断面図である。
本実施形態に係る開閉体収納部の構造は、集合住宅、工場、倉庫、商業施設、地下街、オフィスビル等の建物の開口部を開閉するシャッター装置に適用される。また、開閉体収納部の構造は、特に、シャッター装置である防火シャッターに用いて好適となる。防火シャッターとしては、上部電動式、上部手動式、下部手動式、フック式を挙げることができる。
規制板61は、操作板部87の有角部83から操作板部端縁93までの距離(操作板部長S)が、押下板部85の有角部83から押下板部先端縁95までの距離(押下板部長L)よりも大きく、すなわちL<Sとなるように形成されている。これにより、規制板61は、回転時の小さな操作力(モーメント)で、大きな押し下げ力を得ることができる。つまり、取付作業性が高められている。
図5(a)は係止縁部挿入前のケース板取付手順の説明図、(b)は規制板挿入直後の取付手順の説明図、(c)は規制板回転後の取付手順の説明図である。
開閉体収納部の構造において、ケース板59を取り付けるには、先ず、図3に示したように、ケース板59の下辺部77を下フレーム57の上面開口溝71に挿入する。次いで、ケース板59の中央部を、巻回体47の外側に沿うように湾曲させながら、図5(a)に示すように、ケース板59の上辺部73を上フレーム55の正面開口溝79に挿入する。
本実施形態に係る開閉体収納部の構造では、ケース板59と上縁固定部69との間に、規制板61の押下板部85が挿入され、規制板61の操作板部87が上縁固定部69に平行となるように回転されて固定される。この回転によって、規制板61は、押下板部85が、ケース板59の係止縁部75を押し下げた状態で係止する。ケース板59は、係止縁部75が押し下げられることで、より大きい弾性復元力によって押下板部85に係止する。つまり、ケース板59の係止縁部75は、規制板61を挿入しない場合よりも、外れにくくなる。
19…壁部(建物躯体)
21…開口部
45…開閉体(シャッターカーテン)
55…上フレーム
57…下フレーム
59…ケース板
61…規制板
63…軸芯
69…上縁固定部
71…上面開口溝
73…上辺部
75…係止縁部
77…下辺部
79…正面開口溝
83…有角部
85…押下板部
87…操作板部
93…操作板部端縁
95…押下板部先端縁
H…溝幅
θ…挟み角
Claims (3)
- 建物躯体の開口部の上方で収納されるとともに、前記開口部を昇降して開閉する開閉体と、
収納状態の前記開閉体の上方の前記建物躯体に固定され、正面開口溝の溝幅を狭める上縁固定部を有して断面略C字状に形成され、前記収納状態の開閉体に沿って延在する上フレームと、
前記収納状態の開閉体の下方で前記建物躯体に支持され、上面開口溝を有して断面略C字状に形成され、前記収納状態の開閉体に沿って延在する下フレームと、
四角板状に形成されて可撓性を有し、下辺部を前記上面開口溝に挿入するとともに、上辺部に設けた上向きL字状の係止縁部を前記正面開口溝に挿入して前記上縁固定部に係止し前記収納状態の開閉体の外側に沿って湾曲して該開閉体を覆うケース板と、
前記上フレームに沿って長尺な略帯板状に形成されるとともに、該上フレームに沿う有角部を有し略ヘ字状に形成され、該有角部を境に形成される一方の押下板部と他方の操作板部との挟角が鈍角となり、前記押下板部を前記ケース板と前記上縁固定部との間に挟入して前記押下板部の先端縁を前記係止縁部に当接させ、前記操作板部を前記上縁固定部に平行となるよう回転して該操作板部と上縁固定部とを当接させ固定することで、前記押下板部が前記係止縁部を押下し、前記ケース板の弾性復元力にて係止状態とする規制板と、
を具備することを特徴とする開閉体収納部の構造。 - 請求項1記載の開閉体収納部の構造であって、
前記操作板部の前記有角部から操作板部端縁までの距離が、前記押下板部の前記有角部から押下板部先端縁までの距離よりも大きいことを特徴とする開閉体収納部の構造。 - 請求項1または2記載の開閉体収納部の構造であって、
前記挟角が、135°よりも小さいことを特徴とする開閉体収納部の構造。
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JP2015029842A JP6441115B2 (ja) | 2015-02-18 | 2015-02-18 | 開閉体収納部の構造 |
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