JP2008297814A - シャツターケース - Google Patents

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JP2008297814A
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Naoki Yokoi
直樹 横井
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Abstract

【課題】 ケース板の上下縁部を弾発状に係止して取り付けるようにしたシャツターケースにおいて、ケース板の弾性復帰に伴う急激な反発力により取外し作業上危険が生じたり、反動でケース板が落下してしまう危険性を回避する。
【解決手段】ケース板を、断面略円弧状に弾性変形せしめると共に、その上下縁部を前記ブラケット間に横設した上下係止部材にそれぞれ弾発状に係止してシャツターカーテン収納空間を形成するようにしたシャツターケースにおいて、前記上下係止部材のうちいずれか一方の係止部材を前後方向移動可能に構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、シヤッターカーテンを収納するシヤッターケースに関するものである。
建物開口部を開閉するシャツターカーテンを収納するシャツターケースの構造は従来種々のものが知られているが、これらのうちシャツターケース左右のブラケット間にケース板を張設するにあたって、該ケース板の上側縁をケース本体側に設けた上側係止部材に係止すると共に、ケース板中央部が左右方向に亘って前方に膨出する断面略円弧状に弾性変形させて下側縁をケース本体側に設けた下側係止部材に弾発状に係止することでケース板を取り付けるようにしたものがある。
特開平11−299909号公報
上記のように構成したシャツターケースは、螺子等の固定手段を用いることなくケース板の取付けや取外しを行うことができるのでケース内の点検作業が容易となる利点を有する一方、特にケース板の取外し時においては弾発力に抗してケース板を更に湾曲させた上で係止状態を解除させる必要があり、この際にケース板の弾性復帰に伴う急激な反発力により取外し作業上危険が生じたり、反動でケース板が落下してしまう可能性があった。
とりわけ、複数枚のケース板を左右方向に連設した場合においては、その連接部で隣接するケース板端部同士が積層状に重なった状態であるのでケース板の弾発力が増幅され、取り外し時により労力と危険性が増すこととなる。
また、ケース板の下側縁は、下側係止部材とケース本体側との間隙に嵌入することで弾発係止するようになっているため開閉用駆動モータの振動等、該係止部材に不測の外力が作用した場合には前記間隙からケース板の下側縁が抜け出してしまう可能性を有するものであった。
本発明は、叙述の課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、左右ブラケット間に設けられるケース板を、中央部が左右方向に亘って前方に膨出するよう断面略円弧状に弾性変形せしめると共に、その上下縁部を前記ブラケット間に横設した上下係止部材にそれぞれ弾発状に係止してシャツターカーテン収納空間を形成するようにしたシャツターケースにおいて、前記上下係止部材のうちいずれか一方の係止部材は前後方向移動可能に構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記下側係止部材を左右ブラケット間に横設した取付け部材に前後方向移動可能に設けると共に、ケース板の下縁部を前方に屈曲して下側被係止部を形成する一方、前記係止部材の先端側には後方を向く突片が形成してあり、前記下側被係止部は前記突片と取付け部材とで挟持状に係止するように構成したことを特徴とするものである。
請求項1の発明により、ケース板の上下縁部を係止部材に弾発状に係止させる際にいずれか一方の係止部材は前後方向移動可能に構成されているのでケース板の曲率が小さい状態で上下縁部を係止部材に係止することができケース板の取り付けと取り外し作業に要する労力を軽減することができ、またケース板の取り外し時にはその弾性復帰に伴う急激な反発力により作業上の危険が生じることがない。
また、請求項2の発明により、ケース板の下側縁が強固に係止されるので、ケース板が不用意に係止部材から抜け出してケース板が落下する危険性を防止することができる。
つぎに本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、シャツター装置の概略正面図であって、該シャツター装置は建物開口部の左右に立設したガイドレール1,1間に複数のスラット2を上下に連設してなるシャツターカーテン3が両端を案内されて上下動することで建物開口部を開閉するように構成されている。シャツターカーテン3の上端部は上方に架設された巻取りドラム4に連結されており、巻き取りドラム4の回転に伴って、シャツターカーテン3が巻き取りドラム4に巻装されて開口部を開閉し、あるいは巻き取りドラム4に巻装されたシャツターカーテン3が繰り出されることで開口部を閉鎖するようになっている。
5は、シャツターケースであって、該シャツターケース5は巻き取りドラム4の両端に突成したシャフト4aの両端部を支承する左右のブラケット6,6と、該ブラケット6,6の躯体側上隅部に横架した上側係止部材8と、前記ブラケット6の前後方向(躯体側ケース取り付け面Aに接離する方向)略中央下端部に横架した下側係止部材9と、これら上下係止部材8,9にその上下縁部を係止され巻き取りドラム4を覆うように張設されるケース板7とで形成されている。
上側係止部材8は、図3に示すように上下に離間対設した上側片8aと下側片8bおよびこれらの一端側を連結する垂直片8cとで断面略コ字形に形成され、さらに上側片8aの他端側から上側係止片8dを垂下状に突成して該上側係止片8dの先端と下側片8bとの間に後述するケース板7の上側被係止部7bが嵌入される差込溝8eが形成された長尺材で構成されている。
一方、下側係止部材9は、長尺板材を折曲して形成されるものであって、図4に示すように起立片9bの端部側を互いに反対側に向けて折曲形成してなる下側水平片9aと上側水平片9cとで断面略Z形に形成され、さらに上側水平片9cの先端側を起立した立上り片9dの先端を上側水平片9cに対向して平行状に折り返してなる突片9eが形成されている。また、起立片9bには長手方向に所定間隔を存して複数個の孔9fが、また下側水平片9aには長手方向に所定間隔を存して複数個の長孔9gがそれぞれ穿設されている。
10は下側係止部材9が取り付けられる取り付け部材であって、該取り付け部材10は長尺状の角パイプ材で形成され、左右ブラケット6,6の前後方向(躯体側ケース取り付け面Aに接離する方向)略中央下端に両端部を固定することにより横架されている。また、図5において、取り付け部材10の下面には下側係止部材9の長孔9gと同一ピッチで複数の孔10aが、また左側面には下側係止部材9の孔9fと同一ピッチで複数の孔10bがそれぞれ穿設されると共に取り付け部材10の内面側には孔10a,10bに合致させてポップナット11が固定されている。
図5は、取り付け部材10への下側係止部材9の取り付け状態を示す図であって、取り付け部材10の下面と左側面に下側係止部材9の下側水平片9aおよび起立片9bがそれぞれボルト12,13をポップナット11に螺入することで取り付けられている。
ケース板7は、湾曲弾性変形可能な長尺状薄板鋼板で形成されており、長手方向上下縁部には上側被係止部7bと下側被係止部7aとが同方向に向けて折曲形成されている。
叙述の如く構成されるシャツターケース5は、建物内部において天井ボード14の上方に設けた躯体側ケース取り付け面Aに対し、左右ブラケット6を固定部材15で固定することにより取り付けられている。
つぎに、ケース板7をシャツターケース5に取り付ける場合の手順を説明する。
図5(A)に示すようにボルト12,13を緩めて下側係止部材9を取り付け部材10に対して前方(図の左方向で躯体側ケース取り付け面Aから離れる方向)に移動させた状態でケース板7の上側被係止部7bを上側係止部材8に係止し、ついでケース板7の中央部が左右方向に亘って前方に膨出するよう断面略円弧状に弾性変形せしめると共に下側被係止部7aを下側係止部材9の突片9eに係止すると共に、ボルト13をポップナット11に螺入することにより下側係止部材9の起立片9bを取り付け部材10に当接させた後にボルト12を締め込むことでケース板7を固定して張設する。
なお、ケース板7を取り外す場合は、上記と逆の手順をすればよいので詳しい説明は省略する。
また、下側係止部材を図6に示す第二の実施形態のようにすることができ、この場合においてはケース板7を確りと係止させることができて脱落を防止することができる。
図6に示す下側係止部材9は、起立片9bが取り付け部材10に当接した状態では突片9eの先端と取り付け部材10との間に僅かな間隙が生じるよう突片9eの長さが設定されており、これにより(B)に示すケース板7の取り付け完了状態では下側被係止部材7aが突片9eの先端と取り付け部材10とで挟持状に係止されるようになっている。
尚、上記第一,第二の実施の形態では下側係止部材9を移動可能に構成したものを示したが、下側係止部材9を固定して上側係止部材8を移動自在に構成するようにしてもよいことは勿論である。
叙述のように本実施形態では、上下係止部材のうちいずれか一方の係止部材をボルトの進退で前後方向移動可能に構成されているので、ケース板を取り付け時に断面略円弧状に弾性変形させる際、その曲率が小さい状態で上下縁部を係止部材に係止すればよくその後ボルトの螺入による軽い操作力で所定の円弧形状にして取り付けることができ、また取り外し時においてはボルトの弛緩で曲率を小さい状態にした上でケース板の縁部の係止を解除すればよいのでケース板の弾性復帰に伴う急激な反発力により取外し作業上危険が生じたり反動でケース板が落下してしまうことがなく、複数枚のケース板を左右に連設した場合であっても取り外し作業の労力軽減と安全性を確保することができる。
本発明は、シャツターカーテンを収納するシャツターケースに利用することができる。
シャツター装置の概略正面図である。 図1のX−X拡大断面図である。 上側係止部材を示す斜視図である。 下側係止部材を示す斜視図である。 (A)第一の実施形態のケース板と下側係止部材との取り合いを示す状態図である。 (B)同上の取り付け完了状態図である。 (A)第二の実施形態のケース板と下側係止部材との取り合いを示す状態図である。 (B)同上の取り付け完了状態図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 スラット
3 シャツターカーテン
4 巻き取りドラム
5 シャツターケース
7 ケース板
8 上側係止部材
9 下側係止部材
10 取り付け部材

Claims (2)

  1. 左右ブラケット間に設けられるケース板を、中央部が左右方向に亘って前方に膨出するよう断面略円弧状に弾性変形せしめると共に、その上下縁部を前記ブラケット間に横設した上下係止部材にそれぞれ弾発状に係止してシャツターカーテン収納空間を形成するようにしたシャツターケースにおいて、前記上下係止部材のうちいずれか一方の係止部材は前後方向移動可能に構成したことを特徴とするシャツターケース。
  2. 請求項1において、前記下係止部材を左右ブラケット間に横設した取付け部材に前後方向移動可能に設けると共に、ケース板の下縁部を前方に屈曲して下側被係止部を形成する一方、前記係止部材の先端側には後方を向く突片が形成してあり、前記下側被係止部は前記突片と取付け部材とで挟持状に係止するように構成したことを特徴とするシャツターケース。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151151A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 文化シヤッター株式会社 開閉体収納部の構造
JP2016156170A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 三和シヤッター工業株式会社 シャッターケース
JP2017115478A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三和シヤッター工業株式会社 シャッターケース
JP2018053615A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 三和シヤッター工業株式会社 丸ケースの下端の係止構造

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