JP4926575B2 - スクリーン装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、上記マグネットでロックする場合、マグネットの吸着力がスクリーンの巻取力に必ずしも適合していないことがあり、すなわち、巻取軸内に設けたスプリングの付勢力でスクリーンを巻き取るようにした巻取式のスクリーン装置のように、スクリーンに対して開方向の付勢力を作用させている場合には、該付勢力の大きさの違いによりロック解除のためのマグネットの引離し荷重が変化し、マグネットの力がスクリーンの巻取力と比較して大きいと、ロック解除のためにマグネットを吸着状態から離脱させるのに比較的大きな力を必要とし、逆にマグネットの力がスクリーンの巻取力と比較して小さいと、スクリーンに風の力が作用しただけでマグネットの吸着状態が解除されてしまうことになる。
しかも、上記ロック機構を、上記可動框の係合部材と受け枠の係合部材とを弾性的に係合させるだけの簡易な構造としているので、結果的にスクリーン装置を安価に製造することができる。
上記構成を有するスクリーン装置は、スクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式のスクリーン装置に適用するのが好適である。
図1〜図5は、本発明に係るスクリーン装置の第1実施例を示している。このスクリーン装置におけるスクリーン枠1は、図1に明瞭に示すように、左右の縦枠の一方が内部にスクリーン6を巻き取るための巻取軸7を備えた巻取り式スクリーン装置の巻取りボックス2として構成され、また、他方の縦枠は上記スクリーン6の張設時に可動框8が衝当する受け枠3として構成されており、それらの巻取りボックス2と受け枠3の上下部をそれぞれ上部の横枠4及び下部の横枠5で連結することにより構成されている。
また、可動框8の両端部表裏面側には、図3に示すように、上記横枠4,5のガイド部4a,4b,5a,5bが対向側面の側から嵌入する一対のガイド溝10を備え、これらのガイド溝10に対するガイド部4a,4b及び5a,5bの嵌入により、上記スクリーン6の一端を保持する可動框8の上下端をガイドするように構成している。
一方、上記可動框8には、上記取付部材13の取付溝15を設けるとともに、該取付溝15の口縁内に上記係合鉤部13aを係止させる係止凹部15aを設けている。また、図示は省略しているが、上記取付部材13の取り外しのため、取付溝15の口縁の一部には、係止凹部15aに係止した取付部材13の係合鉤部13aをドライバー等の工具の先で該係止凹部15aから離脱させるための操作凹部が設けられている。
なお、上記可動框8からのスクリーン6の着脱は、可動框8をスクリーン枠1に装着した状態で行うことができ、それによって、スクリーン枠1の全体または一部を取り外すことなくスクリーン6を交換することが可能になるばかりでなく、後述するスクリーン枠1からの可動框8の着脱も容易になる。
さらに具体的には、上記ロック機構16は、図4(a),(b)に明確に示すように、上記可動框8における建物開口部の内側に面するスクリーン面に沿う表面側縁部で、且つ該可動框8の衝合面8aから上記受け枠3の衝合面3a側に対向して該可動框8の全長に亘って立設した係合部材17と、該受け枠3における上記可動框8の係合部材に相対峙する側壁3bの内側のほぼ中央部に付設された係合部材18とを備えている。
一方、上記受け枠3の係合部材18は、その内側面に、上記可動框8との衝合状態において、該可動框8における係合部材17の凹部17aに嵌入する凸部18aが形成されており、該凸部18aにおける上記受け枠3の衝合面3aに面する側面を該可動框8の係合部材17における係合面17bと相互に係合する係合面18bとしている。また、該係合部材18は、それ自体に若干厚みをもたせることにより、上記受け枠3の側壁3bの内側において、上記可動框8における係合部材17の凹部17aに嵌入するところの上記凸部18aが、上記スクリーン枠1内における開閉操作時のガイド位置にある可動框8の係合部材17よりも上記両側壁3b,3b間の中央部側に偏倚させて設けられている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材17,18における弾性的な圧接の付勢力に抗して該両係合部材17,18における係合面17b,18bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙19が形成されている。
而して、上記可動框8の係合部材17が上記受け枠3の係合部材18に対して弾性的に圧接することにより、上記可動框8を受け枠3に対してロックすることができ、一方、これらの両係合部材17,18の係合部分において、該両係合部材17,18における弾性的な圧接の付勢力に抗して上記可動框8を表面側から押圧するか、あるいは裏面側から引張することにより、該可動框8が上記受け枠3の側壁3bとの間に形成された空隙19側に押動されるので、上記係合面17b,18bの係合が離脱し、上記受け枠3に対する可動框8のロックを解除することができる。
なお、建物開口部の外側、すなわち上記可動框8の裏面側から該可動框8の上記受け枠3に対するロックを解除を容易にするため、該可動框8の裏面に引張操作用の把手を設けることができる、
しかも、上記ロック機構16を、上記可動框8の係合部材17と受け枠3の係合部材18とを弾性的に圧接させるだけの簡易な構造としているので、結果的にスクリーン装置を安価に製造することができる。
すなわち、図7(a),(b)に示す第2実施例においては、上記可動框8の係合部材27を、その先端に受け枠3の係合部材28側に折曲した鉤部27aを形成するとともに、その鉤部27aにおける当該可動框8側に向く一側面を上記受け枠3の係合部材28に係合するための係合面27bとしており、一方、上記受け枠3の係合部材28は、その内側面に、上記可動框8との衝合状態において、該可動框8における係合部材27の鉤部27aが係止する凸部28aが形成されており、該凸部28aにおける上記受け枠3の衝合面3aに面する側面を該可動框8の係合部材27における係合面27bと相互に係合する係合面28bとしている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材27,28における弾性的な圧接の付勢力に抗して該両係合部材27,28における係合面27b,28bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙29が形成されている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材37,38における弾性的な係合の付勢力に抗して該両係合部材37,38における係合面37b,38bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙39が形成されている。
ここで、上述した各実施例においては、本発明をスクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式のスクリーン装置に適用した場合について記載したが、それに限定されるものではなく、例えば、一端をスクリーン枠または可動框に固定したワイヤーを、上記スクリーン中に水平に挿通したうえで上記スクリーン枠または可動框の内部に垂下させ、該スクリーン枠または可動框の内部においてそのワイヤーの先端に重錘を吊下することにより、該スクリーンに対して開方向の付勢力を付与した折畳み式のスクリーン装置など、スクリーンに対して開方向の付勢力を作用させているスクリーン装置に適用することができる。
3 受け枠
3a,8a 衝合面
3b 側壁
6 スクリーン
8 可動框
16 ロック機構
17,18,27,28,37,38 係合部材
17b,18b,27b,28b,37b,38b 係合面
19,29,29 空隙
20 支点部材
Claims (3)
- スクリーン枠における受け枠と、該スクリーン枠内をガイドされるスクリーンの開閉のための開方向付勢力が付与された可動框との間に、該スクリーン枠内においてスクリーンを全張設状態に保持するロック機構を備えたスクリーン装置において、
上記ロック機構は、上記可動框と該可動框と衝合するスクリーン枠の受け枠との間に設けられており、
上記受け枠は、上記可動框と衝合する衝合面の両側に対向して立設した一対の長手方向の側壁を有する断面略コ字状に形成して、該可動框と受け枠との衝合状態において、該受け枠の両側壁間に上記可動框が嵌入するものとして構成し、
上記可動框におけるスクリーン面に沿う表裏面側のいずれか一方に、可動框の全長に亘って設けた係合部材と、上記受け枠の側壁の内側における該側壁の長手方向の中央部に、上記可動框の係合部材に相対峙させて付設した係合部材とを備え、これらの両係合部材は、その係合部分において可動框の表裏面側の一方への押圧または引張により係合が離脱して可動框のロックを解除する係合面を有し、
上記受け枠の両側壁と上記可動框の表裏面側との間に、該可動框の表裏面側の一方へ押圧または引張することにより上記両係合部材の係合面の係合を離脱させることが可能な大きさの空隙を形成し、
上記受け枠の係合部材が、上記可動框の係合部材に相対峙する側壁の内側において、スクリーン枠内における開閉操作時のガイド位置にある可動框の係合部材よりも上記両側壁間の中央部側に偏倚させて設けられており、上記可動框を該受け枠の係合部材により両側壁間において偏倚させて衝合させることにより、上記可動框の係合部材を上記受け枠の係合部材に対して圧接させたときの該可動框の弓形の変形により生じる弾性力で、両係合部材が弾性的に圧接されるものとした、
ことを特徴とするスクリーン装置。 - 上記受け枠における係合部材を設けた側壁と相対峙する側壁の該係合部材から離間した部位に、上記可動框の係合部材を受け枠の係合部材に対して付勢させるための支点部材を設けた、
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。 - スクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン装置。
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