JP4926575B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン枠にスクリーンを張設した状態で可動框を該スクリーン枠にロックする機構を簡単化したスクリーン装置関するものである。
従来から、防虫や遮光、目隠し、断熱等のためのスクリーン装置において、スクリーンを張設した状態で該スクリーンの可動框をスクリーン枠にロックする機構としては、可動框とスクリーン枠における受け枠との間にマグネットを用いた吸着手段が広く用いられている。
しかしながら、上記マグネットでロックする場合、マグネットの吸着力がスクリーンの巻取力に必ずしも適合していないことがあり、すなわち、巻取軸内に設けたスプリングの付勢力でスクリーンを巻き取るようにした巻取式のスクリーン装置のように、スクリーンに対して開方向の付勢力を作用させている場合には、該付勢力の大きさの違いによりロック解除のためのマグネットの引離し荷重が変化し、マグネットの力がスクリーンの巻取力と比較して大きいと、ロック解除のためにマグネットを吸着状態から離脱させるのに比較的大きな力を必要とし、逆にマグネットの力がスクリーンの巻取力と比較して小さいと、スクリーンに風の力が作用しただけでマグネットの吸着状態が解除されてしまうことになる。
本発明の技術的課題は、スクリーンに作用する開方向の付勢力の大きさの違いに拘らず、スクリーン枠に対する可動框のロック及びその解除を容易に且つ確実に行うことができ、しかも構造が簡単で安価に製造することができるロック機構を備えたスクリーン装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、スクリーン枠における受け枠と、該スクリーン枠内をガイドされるスクリーンの開閉のための開方向付勢力が付与された可動框との間に、該スクリーン枠内においてスクリーンを全張設状態に保持するロック機構を備えたスクリーン装置において、上記ロック機構は、上記可動框と該可動框と衝合するスクリーン枠の受け枠との間に設けられており、上記受け枠は、上記可動框と衝合する衝合面の両側に対向して立設した一対の長手方向の側壁を有する断面略コ字状に形成して、該可動框と受け枠との衝合状態において、該受け枠の両側壁間に上記可動框が嵌入するものとして構成し、上記可動框におけるスクリーン面に沿う表裏面側のいずれか一方に、可動框の全長に亘って設けた係合部材と、上記受け枠の側壁の内側における該側壁の長手方向の中央部に、上記可動框の係合部材に相対峙させて付設した係合部材とを備え、これらの両係合部材は、その係合部分において可動框の表裏面側の一方への押圧または引張により係合が離脱して可動框のロックを解除する係合面を有し、上記受け枠の両側壁と上記可動框の表裏面側との間に、該可動框の表裏面側の一方へ押圧または引張することにより上記両係合部材の係合面の係合を離脱させることが可能な大きさの空隙を形成し、上記受け枠の係合部材が、上記可動框の係合部材に相対峙する側壁の内側において、スクリーン枠内における開閉操作時のガイド位置にある可動框の係合部材よりも上記両側壁間の中央部側に偏倚させて設けられており、上記可動框を該受け枠の係合部材により両側壁間において偏倚させて衝合させることにより、上記可動框の係合部材を上記受け枠の係合部材に対して圧接させたときの該可動框の弓形の変形により生じる弾性力で、両係合部材が弾性的に圧接されるものとしたことを特徴とするものである。
このような構成を備えた本発明に係るスクリーン装置によれば、上記受け枠に対して可動框をロックする場合には、該可動框の係合部材が該受け枠の係合部材に対して弾性的に係合することにより、該可動框を受け枠に対してロックした状態に衝合させることができ、一方、上記受け枠に対する可動框のロックを解除する場合には、該可動框の表裏面側の一方への押圧または引張によりそれらの係合部材の係合面を離脱させることにより、該可動框の受け枠に対するロックを解除することができる。したがって、スクリーンに作用する開方向の付勢力の大きさの違いに拘らず、上記受け枠に対する可動框のロック及びその解除を容易に且つ確実に行うことができる。
しかも、上記ロック機構を、上記可動框の係合部材と受け枠の係合部材とを弾性的に係合させるだけの簡易な構造としているので、結果的にスクリーン装置を安価に製造することができる。
本発明の好ましい実施形態においては、上記受け枠における係合部材を設けた側壁と相対峙する側壁の該係合部材から離間した部位に、上記可動框の係合部材を受け枠の係合部材に対して付勢させるための支点部材を設けることができる。
上記構成を有するスクリーン装置は、スクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式のスクリーン装置に適用するのが好適である。
以上に詳述した本発明によれば、スクリーンに作用する開方向の付勢力の大きさの違いに拘らず、スクリーン枠に対する可動框のロック及びその解除を容易に且つ確実に行うことができ、しかも構造が簡単で安価に製造することが可能なロック機構を備えたスクリーン装置を提供することができる。
以下に、本発明に係るスクリーン装置の実施の形態の例を、図面に基いて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係るスクリーン装置の第1実施例を示している。このスクリーン装置におけるスクリーン枠1は、図1に明瞭に示すように、左右の縦枠の一方が内部にスクリーン6を巻き取るための巻取軸7を備えた巻取り式スクリーン装置の巻取りボックス2として構成され、また、他方の縦枠は上記スクリーン6の張設時に可動框8が衝当する受け枠3として構成されており、それらの巻取りボックス2と受け枠3の上下部をそれぞれ上部の横枠4及び下部の横枠5で連結することにより構成されている。
上記スクリーン枠1における一方の縦枠を構成する巻取りボックス2は、図1に示すように、その内部にスプリング7aを内蔵した巻取軸7を回転自在に支持しており、該巻取軸7のスプリング7aの捩りによる回転付勢力を該巻取軸7における上記スクリーン6の巻き取りのための駆動源としている。このように、スクリーン6を巻取軸7へ巻き取ることにより巻取りボックス2内に収容できるようにすると、スクリーン枠1内にスクリーン6をコンパクトに収納することができ、スクリーン6を配設するのに必要なスペースを小さくすることができる。なお、上記巻取軸7を、スクリーン6の開閉操作に供する可動框8内に設けて、該可動框8によるスクリーン6の開閉操作に伴って該可動框8から導出入する構成とすることもできる。
上記スクリーン枠1における他方の縦枠を構成する受け枠3は、図1,図2及び図4(a),(b)に示すように、上記スクリーン6の全張設状態において上記可動框8が衝合する衝合面3aの両側に、該可動框8の衝合面8a側に対向して立設した一対の側壁3b,3bを有する断面略コ字状に形成されており、該受け枠3に対して上記可動框8が衝合した状態において、該受け枠3の両側壁3b,3b間に上記可動框8における衝合面8a側の一部が嵌入されるように構成されている(図2及び図4(b)参照)。
上記横枠4,5は、スクリーン6の側端(図1における上下端)をガイドするもので、図3に示すように、該スクリーン6側において開口する溝状の型材からなり、それらの開口の口縁に内向きに対向する各一対のガイド部4a,4b及び5a,5bが形成され、上記横枠4,5の開口の外面を可動框8の両端に設けた各一対の転輪9の転動面としている。
また、可動框8の両端部表裏面側には、図3に示すように、上記横枠4,5のガイド部4a,4b,5a,5bが対向側面の側から嵌入する一対のガイド溝10を備え、これらのガイド溝10に対するガイド部4a,4b及び5a,5bの嵌入により、上記スクリーン6の一端を保持する可動框8の上下端をガイドするように構成している。
上記スクリーン6の側端を保持してガイドするため、図1及び図3からわかるように、該スクリーン6の両側端には先端に多数の係合子11aを列設状態で取り付けた係合片11を設け、一方、横枠4,5内には、摺動性のよい合成樹脂からなり、上記係合片11の係合子11aを係合させるスリット12aを設けた側端係止部材12を、その両側に突出する凸板12bが横枠4,5の内溝4d,5d内において移動可能な範囲内において遊動自在に嵌挿している。上記スクリーン6の側端に取り付ける係合片11は、汎用のファスナーの半体またはそれと同様な構造を有する素材を利用することができる。
上記スクリーン6は、それが破損した場合の交換等のために、その一端が周知の手段で上記巻取軸7に着脱自在に固定され、一方、スクリーン6の他端は、図2及び図4(b)に示すように、取付部材13を介して可動框8に着脱自在に固定されている。この取付部材13は、合成樹脂により弾性的な開放傾向をもたせた断面略U字状の部材により形成したもので、その一方の口縁に外向きの係合鉤部13aを設けるとともに、その内部に、スクリーン6の端部に固定した凸片14を係合させるスリット13bを設けている。
一方、上記可動框8には、上記取付部材13の取付溝15を設けるとともに、該取付溝15の口縁内に上記係合鉤部13aを係止させる係止凹部15aを設けている。また、図示は省略しているが、上記取付部材13の取り外しのため、取付溝15の口縁の一部には、係止凹部15aに係止した取付部材13の係合鉤部13aをドライバー等の工具の先で該係止凹部15aから離脱させるための操作凹部が設けられている。
したがって、上記取付部材13内のスリット13bにスクリーン6の先端の凸片14を係合させた状態で、上記取付部材13を可動框8における取付溝15に弾性的に圧嵌したうえで、上記係合鉤部13aをその取付溝15の口縁内の係止凹部15aに係合させることにより、スクリーン6を可動框8に固定することができ、一方、可動框8の取付溝15の口縁の一部に設けた操作凹部(図示省略)にドライバー等の工具の先端を挿入して、係止凹部15aに係止した取付部材13の係合鉤部13aを該係止凹部15aから離脱させることにより、該取付部材13を可動框8の取付溝15から取り外すことができる。
なお、上記可動框8からのスクリーン6の着脱は、可動框8をスクリーン枠1に装着した状態で行うことができ、それによって、スクリーン枠1の全体または一部を取り外すことなくスクリーン6を交換することが可能になるばかりでなく、後述するスクリーン枠1からの可動框8の着脱も容易になる。
上記受け枠3に対して可動框8をロックできるようにするため、該受け枠3と可動框8との間にはロック機構16が設けられており、この実施例では、建物開口部の内側から押圧または外側からの引張により上記受け枠3と可動框8とを係脱させるロック機構16として構成されている。
さらに具体的には、上記ロック機構16は、図4(a),(b)に明確に示すように、上記可動框8における建物開口部の内側に面するスクリーン面に沿う表面側縁部で、且つ該可動框8の衝合面8aから上記受け枠3の衝合面3a側に対向して該可動框8の全長に亘って立設した係合部材17と、該受け枠3における上記可動框8の係合部材に相対峙する側壁3bの内側のほぼ中央部に付設された係合部材18とを備えている。
上記可動框8の係合部材17は、上記受け枠3の係合部材18側に面する側面に凹部17aを設けることにより、その先端が受け枠3の係合部材18側に折曲した鉤形に形成されており、その凹部17aにおける上記受け枠3側の側面を上記受け枠3の係合部材18に係合するための係合面17bとしている。
一方、上記受け枠3の係合部材18は、その内側面に、上記可動框8との衝合状態において、該可動框8における係合部材17の凹部17aに嵌入する凸部18aが形成されており、該凸部18aにおける上記受け枠3の衝合面3aに面する側面を該可動框8の係合部材17における係合面17bと相互に係合する係合面18bとしている。また、該係合部材18は、それ自体に若干厚みをもたせることにより、上記受け枠3の側壁3bの内側において、上記可動框8における係合部材17の凹部17aに嵌入するところの上記凸部18aが、上記スクリーン枠1内における開閉操作時のガイド位置にある可動框8の係合部材17よりも上記両側壁3b,3b間の中央部側に偏倚させて設けられている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材17,18における弾性的な圧接の付勢力に抗して該両係合部材17,18における係合面17b,18bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙19が形成されている。
したがって、上記可動框8と受け枠3との衝合状態においては、図5に示すように、該可動框8が受け枠3の係合部材18により両側壁3b,3b間において偏倚して衝合されるので、上記スクリーン枠1における上下の横枠4,5にガイドされるところの可動框8の上下端部を支点として、該可動框8が略弓形をなすように弾性的に変形することになり、その反力によって上記可動框8の係合部材17を受け枠3の係合部材18に対して弾性的に圧接させることができる。
而して、上記可動框8の係合部材17が上記受け枠3の係合部材18に対して弾性的に圧接することにより、上記可動框8を受け枠3に対してロックすることができ、一方、これらの両係合部材17,18の係合部分において、該両係合部材17,18における弾性的な圧接の付勢力に抗して上記可動框8を表面側から押圧するか、あるいは裏面側から引張することにより、該可動框8が上記受け枠3の側壁3bとの間に形成された空隙19側に押動されるので、上記係合面17b,18bの係合が離脱し、上記受け枠3に対する可動框8のロックを解除することができる。
なお、建物開口部の外側、すなわち上記可動框8の裏面側から該可動框8の上記受け枠3に対するロックを解除を容易にするため、該可動框8の裏面に引張操作用の把手を設けることができる、
而るに、スクリーン枠1及び可動框8の高さ寸法が大きい場合には、該スクリーン枠1における上下の横枠4,5によってガイドされる可動框8の上下端部(支点)と、上記受け枠3の係合部材18との距離が長くなり、上記可動框8の弾性的な変形による反力が弱くなることが考えられる。このような場合には、図6(a),(b)に示すように、上記受け枠3における係合部材18を設けた側壁3bと相対峙する側壁3b′において、該係合部材18から所定の距離を置いて離間させた上下部に支点部材20をそれぞれ付設することにより、該支点部材20を支点として、上記可動框8が略弓形をなすように弾性的に変形することになり、その反力によって上記可動框8の係合部材17を受け枠3の係合部材18に対して弾性的に圧接させることができる。
このような構成を備えたスクリーン装置は、上記受け枠3に対して可動框8をロックする場合には、該可動框8の係合部材17が該受け枠3の係合部材18に対して弾性的に圧接することにより、該可動框8を受け枠3に対してロックした状態に衝合させることができ、一方、上記受け枠3に対する可動框8のロックを解除する場合には、該可動框8の表裏面側の一方への押圧または引張によりそれらの係合部材17,18の係合面17b,18bを離脱させることにより、該可動框8の受け枠3に対するロックを解除することができる。したがって、スクリーン6に作用する開方向の付勢力の大きさの違いに拘らず、上記受け枠3に対する可動框8のロック及びその解除を容易に且つ確実に行うことができる。
しかも、上記ロック機構16を、上記可動框8の係合部材17と受け枠3の係合部材18とを弾性的に圧接させるだけの簡易な構造としているので、結果的にスクリーン装置を安価に製造することができる。
なお、上記受け枠3に対して可動框8をロックできるようにするためのロック機構16の構成は、前記第1実施例のような構成に限らず、図7(a),(b)に示す第2実施例、あるいは図8(a),(b)に示す第3実施例のような構成とすることができる。
すなわち、図7(a),(b)に示す第2実施例においては、上記可動框8の係合部材27を、その先端に受け枠3の係合部材28側に折曲した鉤部27aを形成するとともに、その鉤部27aにおける当該可動框8側に向く一側面を上記受け枠3の係合部材28に係合するための係合面27bとしており、一方、上記受け枠3の係合部材28は、その内側面に、上記可動框8との衝合状態において、該可動框8における係合部材27の鉤部27aが係止する凸部28aが形成されており、該凸部28aにおける上記受け枠3の衝合面3aに面する側面を該可動框8の係合部材27における係合面27bと相互に係合する係合面28bとしている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材27,28における弾性的な圧接の付勢力に抗して該両係合部材27,28における係合面27b,28bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙29が形成されている。
而して、この第2実施例におけるスクリーン装置においても、前記第1実施例と同様に、上記可動框8の係合部材27が上記受け枠3の係合部材28に対して弾性的に圧接することにより、上記可動框8を受け枠3に対してロックすることができ、一方、これらの両係合部材27,28の係合部分において、該両係合部材27,28における弾性的な圧接の付勢力に抗して上記可動框8を表面側から押圧するか、あるいは裏面側から引張することにより、該可動框8が上記受け枠3の側壁3bとの間に形成された空隙19側に押動されるので、上記係合面27b,28bの係合が離脱し、上記受け枠3に対する可動框8のロックを解除することができる。
また、図8(a),(b)に示す第3実施例においては、上記可動框8の係合部材37を、その先端に受け枠3の係合部材38側に折曲した鉤部37aを形成するとともに、その鉤部37aにおける当該可動框8側に向く一側面を係合面37bとしており、一方、上記受け枠3の係合部材38は、その内側面に、上記可動框8との衝合状態において、該可動框8における係合部材37の鉤部37aが嵌入する凹部38aが形成されており、該凹部38aにおける上記可動框8側の一側面を係合面38bとしている。
そして、上記受け枠3の両側壁3b,3bと上記可動框8の表裏面側との間には、該可動框8と受け枠3との衝合状態において、該可動框8を建物開口部の内側から押圧し、あるいは建物開口部の外側から引張することにより、上記両係合部材37,38における弾性的な係合の付勢力に抗して該両係合部材37,38における係合面37b,38bの係合を離脱させることが可能な大きさの空隙39が形成されている。
而して、この第3実施例のスクリーン装置においても、上記可動框8の係合部材37が上記受け枠3の係合部材38に対して弾性的に圧接することにより、上記可動框8を受け枠3に対してロックすることができ、一方、これらの両係合部材37,38の係合部分において、該両係合部材37,38における弾性的な圧接の付勢力に抗して上記可動框8を表面側から押圧するか、あるいは裏面側から引張することにより、該可動框8が上記受け枠3の側壁3bとの間に形成された空隙19側に押動されるので、上記係合面37b,38bの係合が離脱し、上記受け枠3に対する可動框8のロックを解除することができる。
なお、上記第2実施例及び第3実施例のその他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例と同一であるから、それらの説明を省略する。
ここで、上述した各実施例においては、本発明をスクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式のスクリーン装置に適用した場合について記載したが、それに限定されるものではなく、例えば、一端をスクリーン枠または可動框に固定したワイヤーを、上記スクリーン中に水平に挿通したうえで上記スクリーン枠または可動框の内部に垂下させ、該スクリーン枠または可動框の内部においてそのワイヤーの先端に重錘を吊下することにより、該スクリーンに対して開方向の付勢力を付与した折畳み式のスクリーン装置など、スクリーンに対して開方向の付勢力を作用させているスクリーン装置に適用することができる。
本発明に係るスクリーン装置の第1実施例を示す一部破断正面図である。 同実施例の一部破断平面図である。 同実施例の図1におけるA−A矢示位置での側断面図である。 (a)は同実施例における受け枠と可動框が衝合していない状態を示す要部拡大部分平断面図、(b)は同実施例における受け枠と可動框が衝合している状態を示す要部拡大部分平断面図である。 スクリーン枠の高さが低いスクリーン装置における受け枠と可動框が衝合している状態を説明する側断面図である。 (a)はスクリーン枠の高さが高いスクリーン装置における受け枠とか同框が衝合している状態を説明する側断面図、(b)は(a)のB−B線における部分破断拡大平断面図である。 (a)は本発明の第2実施例における受け枠と可動框が衝合していない状態を示す要部拡大部分平断面図、(b)は同実施例における受け枠と可動框が衝合している状態を示す要部拡大部分平断面図である。 (a)は本発明の第3実施例における受け枠と可動框が衝合していない状態を示す要部拡大部分平断面図、(b)は同実施例における受け枠と可動框が衝合している状態を示す要部拡大部分平断面図である。
符号の説明
1 スクリーン枠
3 受け枠
3a,8a 衝合面
3b 側壁
6 スクリーン
8 可動框
16 ロック機構
17,18,27,28,37,38 係合部材
17b,18b,27b,28b,37b,38b 係合面
19,29,29 空隙
20 支点部材

Claims (3)

  1. スクリーン枠における受け枠と、該スクリーン枠内をガイドされるスクリーンの開閉のための開方向付勢力が付与された可動框との間に、該スクリーン枠内においてスクリーンを全張設状態に保持するロック機構を備えたスクリーン装置において、
    上記ロック機構は、上記可動框と該可動框と衝合するスクリーン枠の受け枠との間に設けられており、
    上記受け枠は、上記可動框と衝合する衝合面の両側に対向して立設した一対の長手方向の側壁を有する断面略コ字状に形成して、該可動框と受け枠との衝合状態において、該受け枠の両側壁間に上記可動框が嵌入するものとして構成し、
    上記可動框におけるスクリーン面に沿う表裏面側のいずれか一方に、可動框の全長に亘って設けた係合部材と、上記受け枠の側壁の内側における該側壁の長手方向の中央部に、上記可動框の係合部材に相対峙させて付設した係合部材とを備え、これらの両係合部材は、その係合部分において可動框の表裏面側の一方への押圧または引張により係合が離脱して可動框のロックを解除する係合面を有し、
    上記受け枠の両側壁と上記可動框の表裏面側との間に、該可動框の表裏面側の一方へ押圧または引張することにより上記両係合部材の係合面の係合を離脱させることが可能な大きさの空隙を形成し、
    上記受け枠の係合部材が、上記可動框の係合部材に相対峙する側壁の内側において、スクリーン枠内における開閉操作時のガイド位置にある可動框の係合部材よりも上記両側壁間の中央部側に偏倚させて設けられており、上記可動框を該受け枠の係合部材により両側壁間において偏倚させて衝合させることにより、上記可動框の係合部材を上記受け枠の係合部材に対して圧接させたときの該可動框の弓形の変形により生じる弾性力で、両係合部材が弾性的に圧接されるものとした、
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 上記受け枠における係合部材を設けた側壁と相対峙する側壁の該係合部材から離間した部位に、上記可動框の係合部材を受け枠の係合部材に対して付勢させるための支点部材を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. スクリーンが巻取軸内に設けたスプリングの付勢力で該巻取軸に巻き取るようにした巻取り式である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン装置。
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