JP2008261174A - 建築用仮設金物 - Google Patents

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Abstract

【課題】締結用楔孔と当該締結用楔孔に打ち込まれる締結用楔を備えた建築用仮設金物の締結力の増強と楔の弛み止め効果を高める。
【解決手段】クランプ本体9に設けられた締結用楔孔13a,13bと当該締結用楔孔13a,13bに打ち込まれる締結用楔10を備えた建築用仮設金物において、抜け止め用楔11と抜け止め用楔孔15とが設けられ、抜け止め用楔孔15は、前記締結用楔10に、当該締結用楔10の打ち込み方向と直交する向きに貫通すると共に、前記締結用楔孔13a,13bに締結用楔10が打ち込まれたときに前記クランプ本体9の外側面の内外に跨がって位置するように形成され、前記抜け止め用楔11が、クランプ本体9の外側面の外側において前記抜け止め用楔孔15に打ち込まれることにより、当該締結用楔10をクランプ本体9に対し打ち込み方向に引き込む構成。
【選択図】図3

Description

本発明は、締結用楔孔と当該締結用楔孔に打ち込まれる締結用楔を備えた建築用仮設金物に関するものである。
上記のような締結用楔を使用する建築用仮設金物は、特許文献を開示するまでもなく各種のものが知られている。例えば建設中の建物の外側に鋼管などで組み立てられた仮設足場に取り付けられる足場板支持用ブラケットには、仮設足場の縦鋼管に外嵌させて楔により締結するものが知られており、コンクリート型枠の組立てには、型枠板の外側に補強用の鋼管バタを楔で固定するタイプの型枠締め付け金具が利用されている。前者の足場板支持用ブラケットは、楔によりこのブラケット自体が仮設足場の縦鋼管に取り付けられるものであり、後者の型枠締め付け金具では、当該型枠締め付け金具自体は型枠板の内側に位置するセパレーターとネジ結合されて型枠板に固定され、楔はこの型枠締め付け金具に隣接して配置される鋼管バタを型枠板に固定するために使用されている。
而して、上記何れのタイプの建築用仮設金物であっても、従来のものでは、1本の締結用楔を当該仮設金物側に設けられた締結用楔孔に打ち込むことにより、締結作用が完結するように構成されていた。即ち、前記締結用楔の抜け止め対策は講じられていなかったので、強い振動を受けるなどの異常事態が生じたときなど、締結用楔が不測に弛緩して、当該締結用楔で取り付けられている仮設金物自体又は当該仮設金物を介して型枠など他物に楔で取り付けられている取付け部材が緩み、場合によっては脱落する危険な事態に発展する恐れがあった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る建築用仮設金物を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の建築用仮設金物は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、取付け部材(クランプ本体9)に設けられた締結用楔孔13a,13bと当該締結用楔孔13a,13bに打ち込まれる締結用楔10を備えた建築用仮設金物において、抜け止め用楔11と抜け止め用楔孔15とが設けられ、抜け止め用楔孔15は、前記締結用楔10に、当該締結用楔10の打ち込み方向と直交する向きに貫通すると共に、前記締結用楔孔13a,13bに締結用楔10が打ち込まれたときに前記取付け部材(クランプ本体9)の外側面の内外に跨がって位置するように形成され、前記抜け止め用楔11は、取付け部材(クランプ本体9)の外側面の外側において前記抜け止め用楔孔15に打ち込まれて当該締結用楔10を取付け部材(クランプ本体9)に対し打ち込み方向に引き込むように構成されている。
上記構成の本発明に係る建築用仮設金物によれば、主たる締結用楔を仮設金物側の締結用楔孔に打ち込んで所期の締結操作を行った後、当該締結用楔に設けられている抜け止め用楔孔に抜け止め用楔を打ち込むという二段階操作が必要にはなるが、抜け止め用楔が緩まない限り主たる締結用楔が緩む恐れはなくなる。しかも、締結用楔と抜け止め用楔の打ち込む方向が互いに直交するように異なるため、使用状態において受ける振動の向きが抜け止め用楔の打ち込み方向であるために仮に抜け止め用楔が緩んだとしても、当該振動の向きは締結用楔の打ち込む方向に対して直交する向きであるから、締結用楔までが引き続いて緩んでしまうようなことは殆ど生じる恐れがない。換言すれば、単に2本の楔を順番に打ち込むだけの簡単な操作により、楔止めされた仮設金物自体の弛み又は当該仮設金物を介して楔止めされた取付け部材の弛みを強力に防止できるという格別の作用効果が期待できるに至ったのである。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、この図示の実施形態は、先に説明した仮設金物自体を楔により取り付けるタイプの足場板支持用ブラケット1に本発明を適用したものである。足場板支持用ブラケット1は、本体2と上下2つの楔式クランプ3a,3bとから成るもので、本体2は、垂直部材4の上端から水平部材5を直角横向きに固着連設し、垂直部材4の下端近傍位置と水平部材5の先端近傍位置とに斜め部材6の両端を固着して直角三角形状に構成したものである。垂直部材4と水平部材5は丸パイプ材から成るもので、水平部材5は、垂直部材4と斜め部材6とに固着された外管5aと、その先端から出し入れ自在に当該外管5a内に挿入された内管5bとから成る伸縮自在なもので、内管5bの外端部には、外管5aと同一径の丸パイプ材5cが外嵌固着されると共に足場板位置決め用垂直板7が上向きに突出するように固着されている。8は外管5aに対して内管5bを固定する締結用ネジ8である。
上下2つの楔式クランプ3a,3bは同一構造のものであって、それぞれが帯状金属板をU字形に曲げ加工して成るクランプ本体9、締結用楔10、及び抜け止め用楔11から構成されている。クランプ本体9は、その左右一対の平行側板部12a,12bが垂直部材4に対して水平部材5のある側とは正反対の方向に突出するように垂直部材4に外嵌固着されており、平行側板部12a,12bには、大径鋼管P1に足場板支持用ブラケット1を取り付けるときに締結用楔10を打ち込む第一の締結用楔孔13a,13bと、小径鋼管P2に足場板支持用ブラケット1を取り付けるときに締結用楔10を打ち込む第二の締結用楔孔14a,14bとが設けられている。これら各締結用楔孔13a〜14bは、その長さ方向(打ち込まれる締結用楔10の板面巾方向)が平行側板部12a,12bの長さ方向(垂直部材4に対し直角で水平部材5の長さ方向と平行な方向)と平行になるように形成されている。
締結用楔10と抜け止め用楔11は、第一の締結用楔孔13a,13bと第二の締結用楔孔14a,14bの何れにも使用されるもので、何れの楔も適当厚さの金属板を楔形に切断して構成した板状楔である。締結用楔10には、その尖端近傍位置の巾方向略中央位置に、この締結用楔10の打ち込み方向と平行に抜け止め用楔孔15が設けられている。従って、締結用楔10を締結用楔孔13a,13b又は14a,14b間に打ち込んだときの当該抜け止め用楔孔15の貫通方向は、締結用楔孔13a〜14bの貫通方向に対し直交する向きとなる。而して、この抜け止め用楔孔15の位置及び長さは、次に説明する抜け止め効果が得られるように設定されている。
即ち、足場板支持用ブラケット1を使用するときは、図1及び図2に示すように、建築物に沿って立設された仮設足場の縦鋼管P1(又はP2)に上下2つの楔式クランプ3a,3bのクランプ本体9を、その平行側板部12a,12b間で縦鋼管P1(又はP2)を挟むように外嵌させ、各楔式クランプ3a,3bにおける第一の締結用楔孔13a,13b(又は第二の締結用楔孔14a,14b)に対し所定の方向から締結用楔10を打ち込む。この結果、当該締結用楔10の長さ方向の中央位置付近で縦鋼管P1(又はP2)が足場板支持用ブラケット1の本体2の垂直部材4に圧接固定されるように、第一の締結用楔孔13a,13b(又は第二の締結用楔孔14a,14b)の長さと位置、及び締結用楔10の長さと勾配(巾)が設定されている。従って、打ち込まれた締結用楔10の尖端側は、略一定長さ部分が第一の締結用楔孔13a(又は第二の締結用楔孔14a)から突出することになり、このときに当該締結用楔10に設けられている抜け止め用楔孔15が、第一の締結用楔孔13a(又は第二の締結用楔孔14a)を有するクランプ本体9の側板部12aの外側面の内外に跨がって位置すると共に、当該側板部12aの外側面からの突出長さが抜け止め用楔11を打ち込めるだけの長さとなるように構成されている。
而して、上記のように締結用楔10の打ち込みにより足場板支持用ブラケット1を縦鋼管P1(又はP2)の所定高さに締結したならば、上記のようにクランプ本体9の側板部12aから突出している締結用楔10の抜け止め用楔孔15に抜け止め用楔11をクランプ本体9の側板部12aの外側面に摺接させながら上から下向きに打ち込み、当該抜け止め用楔11で締結用楔10を打ち込み方向に引き込ませる。換言すれば、このように抜け止め用楔11を機能させることができるように、締結用楔10の抜け止め用楔孔15の位置と長さ、及び抜け止め用楔11の長さと勾配(巾)が設定されている。この抜け止め用楔11の打ち込みにより、締結用楔10の打ち込みによる締結作用が更に増強されると共に、当該締結用楔10の抜け止め効果が得られるのである。
上記のようにして足場板支持用ブラケット1を上下2つの楔式クランプ3a,3bにより縦鋼管P1(又はP2)に取り付けたならば、後は従来通り、当該足場板支持用ブラケット1から水平横方向に所定距離だけ離れた位置で前記仮設足場に同様に足場板支持用ブラケット1を取り付け、これら両足場板支持用ブラケット1間にわたって足場板を、当該足場板を各足場板支持用ブラケット1の本体2の水平部材5上に載置する状態で架設することができる。尚、使用する足場板の巾に応じて水平部材5の内管5bを出し入れして締結用ネジ8で固定しておき、載置された足場板を足場板位置決め用垂直板7と縦鋼管P1(又はP2)との間で挟ませることができる。
尚、本発明は、上記実施形態に示した足場板支持用ブラケットだけではなく、楔を締結用に使用するあらゆる建築用仮設金物に適用実施することができる。又、締結用楔10と抜け止め用楔11とは、チエンやロープなどにより金物本体、上記実施形態の場合はクランプ本体9又は足場板支持用ブラケット1自体の本体2に繋いでおくことができる。この場合、抜け止め用楔11は締結用楔10に繋ぐこともできる。更に、上記実施形態では、締結用楔10が打ち込まれる締結用楔孔として、大径鋼管P1に締結するときに使用する第一の締結用楔孔13a,13bと小径鋼管P2に締結するときに使用する第二の締結用楔孔14a,14bとを設けているが、何れか一方だけであっても良い。勿論、本発明を適用する建築用仮設金物の構造によっては、締結用楔10が打ち込まれる締結用楔孔が1つだけ設けられる場合もある。
A図は本発明一実施形態に係る足場板支持用ブラケットの使用状態での側面図、B図は同背面図である。 同ブラケットの使用状態での一部切り欠き平面図である。 同ブラケットに使用されている楔式クランプを示す斜視図である。
符号の説明
1 足場板支持用ブラケット
2 本体
3a,3b 楔式クランプ
9 クランプ本体
10 締結用楔
11 抜け止め用楔
12a,12b 平行側板部
P1,P2 仮設足場の縦鋼管
13a,13b 第一の締結用楔孔
14a,14b 第二の締結用楔孔
15 抜け止め用楔孔

Claims (1)

  1. 取付け部材に設けられた締結用楔孔と当該締結用楔孔に打ち込まれる締結用楔を備えた建築用仮設金物において、前記締結用楔孔と締結用楔とは別に、抜け止め用楔孔と抜け止め用楔とが設けられ、抜け止め用楔孔は、前記締結用楔に、当該締結用楔の打ち込み方向と直交する向きに貫通すると共に、前記締結用楔孔に締結用楔が打ち込まれたときに当該締結用楔孔が設けられている部材の外側面の内外に跨がって位置するように形成され、前記抜け止め用楔は、前記部材の外側面の外側において前記抜け止め用楔孔に打ち込まれて当該締結用楔を前記部材に対し打ち込み方向に引き出すように構成されている、建築用仮設金物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021025339A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 株式会社杉孝グループホールディングス 足場用巾木固定具

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