JP6437377B2 - シールドケース及びこれを備えたコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドケース及びこれを備えたコネクタに関する。
従来のコネクタが下記特許文献1に記載されている。このコネクタは、端子と、ボディと、シールドケースとを備えている。端子は、略L字状の金属板である。ボディは、端子の中間部を保持する絶縁樹脂である。ボディ及び端子がシールドケース内に収容されている。
シールドケースは、接続部及び実装部を有している。接続部は、相手側コネクタに接続可能な角筒であって、端子のボディから突出した先端部が収容されている。実装部は、接続部に連接された底面が開放された箱であって、基板上に実装される。
特開2008−84561号公報
接続部は角筒状であるのに対して、実装部の一対の側壁は、基板へ延びた矩形状の板である。金属板がプレス成形されることによって、上記シールドケースが作成される場合、接続部の下部と実装部の側壁との間がカットされ、両者間に隙間が生じることがある。この隙間が、コネクタのEMC(Electro-Magnetic Compatibility)特性を悪化させる要因となっている。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、EMC特性を向上させることができるシールドケース及びこれを備えたコネクタを提供することにある。
本発明の一態様のシールドケースは、導電性を有する第1シェルと、導電性を有する第2シェルとを備えている。第1シェルは、接続部と、カバーとを有している。接続部は、第1方向に延びた筒であって、第1部と、第2部とを有している。接続部の第1部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である。接続部の第2部は、当該接続部の第2方向の他方側の部分である。第2方向は第1方向に交差している。カバーは、接続部の第1部に連接され且つ第1方向に延びている。カバーは、一対の壁を有している。壁は第2部に間隙を有して対向している。第2シェルは、第1閉塞部を有している。第1閉塞部は、壁間を塞ぐように、当該壁間の空間の第1方向の一方側に配置されており、且つ間隙を塞いでいる。
このような態様のシールドケースは、当該シールドケースのEMC特性を向上させることができる。第2シェルの第1閉塞部によって、第1シェルの接続部の第2部とカバーの壁との間の間隙が塞がれているからである。
接続部の第2部は、カバーの壁に間隙を有して対向する対向面を有していても良い。カバーの壁は、接続部の第2部に間隙を有して対向する対向面を有していても良い。第1閉塞部は、第2部と壁との間に嵌合し、第2部の対向面と壁の対向面に当接した構成とすることが可能である。このような態様のシールドケースは、当該シールドケースのEMC特性を向上させることができる。第1閉塞部が、第2部の対向面と壁の対向面に当接しているからである。
本発明の別の態様のシールドケースは、導電性を有する第1シェルと、導電性を有する第2シェルとを備えている。第1シェルは、接続部と、カバーとを有している。接続部は、第1方向に延びた筒であって、第1部と、第2部とを有している。接続部の第1部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である。接続部の第2部は、当該接続部の第2方向の他方側の部分である。第2方向は第1方向に交差している。カバーは、接続部の第1部に連接され且つ第1方向に延びている。カバーは、屋根と、一対の壁を有している。屋根は、第3方向の第1、第2端部を有し、第1、第2端部は、間隙の前記第2方向の一方側に位置する当接面を有する。第3方向は、第1方向及び第2方向に交差した方向である。壁は、屋根の第1、第2端部から第2方向の他方側に延び且つ接続部の第2部に間隙を有して対向している。第2シェルは、第1閉塞部を有している。
接続部の第2部は、カバーの壁に間隙を有して対向する対向面を有している。カバーの壁は、接続部の第2部に間隙を有して対向する対向面を有している。第1閉塞部は、第2部と壁との間に嵌合し、第2部の対向面、壁の対向面及び屋根の当接面に当接し且つ間隙を塞いでいる
このような態様のシールドケースは、当該シールドケースのEMC特性を向上させることができる。第2シェルの第1閉塞部によって、第1シェルの接続部の第2部とカバーの壁との間の間隙が塞がれているからである。加えて、第1閉塞部が、第2部の対向面、壁の対向面及び屋根の当接面に当接しているからである。
又は、接続部の第2部は、外面を有した構成とすることが可能である。第1閉塞部は、第2部の外面と壁の対向面に当接し、間隙を塞いだ構成とすることが可能である。このような態様のシールドケースは当該シールドケースのEMC特性を向上させることができる。第1閉塞部が、第2部の外面と壁の対向面とに当接し、第2部と壁との間の間隙を塞いでいるからである。
本発明の更に別の態様のシールドケースは、導電性を有する第1シェルと、導電性を有する第2シェルとを備えている。第1シェルは、接続部と、カバーとを有している。接続部は、第1方向に延びた筒であって、第1部と、第2部とを有している。接続部の第1部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である。接続部の第2部は、当該接続部の第2方向の他方側の部分である。第2方向は第1方向に交差している。カバーは、接続部の第1部に連接され且つ第1方向に延びている。カバーは、一対の壁を有している。壁は第2部に間隙を有して対向している。第2シェルは、第1閉塞部及び第2閉塞部を有している。第1閉塞部は、間隙を塞いでいる。
第1閉塞部は、壁間を塞ぐように壁間の空間の第1方向の一方側に配置されている。第2閉塞部は、壁間を塞ぐように壁間の空間の第1方向の他方側に配置されている
このような態様のシールドケースは、当該シールドケースのEMC特性を向上させることができる。第2シェルの第1閉塞部によって、第1シェルの接続部の第2部とカバーの壁との間の間隙が塞がれているからである。加えて、壁間の第1方向の両側が第1閉塞部及び第2閉塞部によって閉塞されているためである。
第1シェルのカバーは、係合孔を有した構成とすることが可能である。第2閉塞部は、係合孔に第2方向の他方側から係合される係合片を有した構成とすることが可能である。このような態様のシールドケースは、EMC特性を更に向上させることができる。その理由は以下の通りである。係合片を係合孔に係合させることにより、第1シェルと第2シェルとが電気的に接続される。これにより、第1シェルと第2シェルとが同電位となり、第1シェルが浮遊GNDとならない。
第2閉塞部は、第1シェルの係合孔を第2方向の他方側から塞ぐ本体部を更に有する構成とすることが可能である。このような態様のシールドケースは、EMC特性を更に向上させることができる。なぜなら、第2閉塞部の本体部が第1シェルの係合孔を塞いでいるためである。
第2シェルは、一対の壁を更に有する構成とすることが可能である。第2シェルの壁は第1閉塞部と第2閉塞部とを連結し、カバーの壁の内側又は外側に配置された構成とすることが可能である。
第2シェルの壁はカバーの壁に面接触する構成とすることが可能である。このような態様のシールドケースは、EMC特性を更に向上させることができる。その理由は以下の通りである。第2シェルの壁がカバーの壁に面接触することにより、第1シェルと第2シェルとが電気的に接続される。これにより、第1シェルと第2シェルとが同電位となり、第1シェルが浮遊GNDとならない。
本発明の一態様のコネクタは、上記した何れかの態様のシールドケースと、シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、ボディに保持され且つシールドケース内に収容された略L字状の端子とを備えている。このような態様のコネクタは、当該コネクタのEMC特性を向上させることができる。第2シェルの第1閉塞部によって、第1シェルの接続部の第2部とカバーの壁との間の間隙が塞がれているからである。
端子は、第1部及び第2部を有する構成とすることが可能である。端子の第1部は、第1方向に延びており且つシールドケースの第1シェルの接続部内に配置された構成とすることが可能である。端子の第2部は、第2方向の他方側に延びた構成とすることが可能である。端子の第2部は、第1シェルの壁の間及び第2シェルの第1閉塞部と第2閉塞部との間に配置された構成とすることが可能である。
このような態様のコネクタによる場合、当該コネクタのEMC特性を更に向上させることができる。端子の第1部が接続部に囲われ、端子の第2部が第1シェルの壁の間、第2シェルの第1閉塞部、第2シェルの第2閉塞部に囲われているためである。
上記した何れかの態様のコネクタは、絶縁性を有し且つシールドケースを収容するケースを更に備えた構成とすることが可能である。ケースは、カバーの係合孔に連通する係合孔を有した構成とすることが可能である。第2閉塞部の係合片は、第1シェルの係合孔及びケースの係合孔に係合された構成とすることが可能である。
一般的に、シールドケースをケースに固定するときには、シールドケースの一部を切り欠いて係合片が形成される。この係合片がケースの係合孔又は係合凹部に係合される。この場合、シールドケースの切り欠かれた部分に開口が形成される。この開口がコネクタのEMC特性を劣化させる。しかし、上記態様のコネクタは、第2閉塞部の係合片が、第1シェルの係合孔だけでなく、ケースの係合孔にも係合されている。このため、第1シェル及び第2シェルをケースに固定するために、第1シェル及び第2シェルを切り欠いて係合片を形成する必要がないので、コネクタのEMC特性の劣化を抑制することができる。
本発明の別の態様のコネクタは、上記した何れかの態様のシールドケースと、シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、ボディに保持され且つシールドケース内に収容された略L字状の端子とを備えている。
シールドケースは、導電性を有する第1シェルと、導電性を有する第2シェルとを備えている。第1シェルは、接続部と、カバーとを有している。接続部は、第1方向に延びた筒であって、第1部と、第2部とを有している。接続部の第1部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である。接続部の第2部は、当該接続部の第2方向の他方側の部分である。第2方向は第1方向に交差している。カバーは、接続部の第1部に連接され且つ第1方向に延びている。カバーは、一対の壁を有している。壁は第2部に間隙を有して対向している。第2シェルは、第1閉塞部を有している。第1閉塞部は、間隙を塞いでおり、且つボディに固定されている。
このような態様のコネクタによる場合、当該コネクタのEMC特性を向上させることができる。第2シェルの第1閉塞部によって、第1シェルの接続部の第2部とカバーの壁との間の間隙が塞がれているからである。また、第2シェルの第1閉塞部がボディに固定されているので、第2シェルがボディから脱落することを抑制することができる。
本発明の実施例1に係るコネクタの正面、平面及び左側面から表した斜視図である。 前記コネクタの背面、底面及び右側面から表した斜視図である。 前記コネクタの図1A中の2A−2A断面図である。 前記コネクタの図2A中の2B−2B断面図である。 前記コネクタの図2A中の2C−2C断面図である。 前記コネクタの図2A中の2D−2D断面図である。 前記コネクタの図2A中の2E−2E断面図である。 前記コネクタの正面、平面及び左側面から表した分解斜視図である。 前記コネクタの背面、底面及び右側面から表した分解斜視図である。 前記コネクタのシールドケース及び端子の正面、平面及び左側面から表した斜視図である。 前記コネクタの前記シールドケース、ボディ及び前記端子の正面、底面及び右側面から表した斜視図である。 前記コネクタの前記シールドケース及び前記端子の左側面図である。 前記シールドケースの図4C中の5A-5A断面における第1シェルの接続部と第2シェルの第1閉塞板との位置関係を示す説明図である。 前記シールドケースの図4C中の5B-5B断面における第1シェルのカバーと第2シェルの第1閉塞板との位置関係を示す説明図である。 前記シールドケースの設計変更例を示す左側面図である。
以下、本発明の実施例1に係るコネクタCについて図1A〜図5Bを参照しつつ説明する。コネクタCは、シールドケース100と、ボディ200と、端子300と、ケース400とを備えている。以下、コネクタCの各構成要素について詳しく説明する。なお、図1A〜図2A及び図2E〜図3Bに示されるY−Y’方向は、シールドケース100の後述する接続部110aの長手方向に相当し且つ特許請求の範囲の第1方向に相当する。Y−Y’方向のうちY方向が第1方向の一方側に相当し、Y’方向が第1方向の他方側に相当する。図1A〜図2A、図2D及び図3A〜図3Bに示されるZ−Z’方向は、シールドケース100の接続部110aの半径方向の一つに相当し且つ特許請求の範囲の第2方向に相当する。Z−Z’方向のうちZ方向が第2方向の一方側に相当し、Z’方向が第2方向の他方側に相当する。Z−Z’方向がY−Y’方向に直交している。図1A〜図1B及び図2B〜図3Bに示されるX−X’方向は、シールドケース100の接続部110aの半径方向の別の一つに相当し且つ且つ特許請求の範囲の第3方向に相当する。X−X’方向がY−Y’方向及びZ−Z’方向に直交している。
ボディ200は、絶縁樹脂で構成されている。ボディ200は、図3A及び図3Bに最も良く示されているように、接続部210と、基部220と、中間部230とを有している。接続部210はY−Y’方向に延びたブロックである。接続部210は、Y方向の前部と、Y’方向の後部と、接続孔211と、ロック孔212とを有している。接続孔211は、接続部210の前部に設けられ且つY−Y’方向に延びた孔であって、Y方向に開口している。ロック孔212は、接続部210の後部の中心部に設けられ且つY−Y’方向に延びた孔であって、Y方向に開口している(図2A参照)。接続孔211とロック孔212は連通している。実施例1では、接続部210は、円柱状のブロックであり、接続孔211は円柱状の孔である。
基部220はZ−Z’方向に延びたブロックである。基部220は、上部221と、下部222と、溝223とを有している。上部221は、基部220のZ方向の部分である。下部222は、上部221に連接された基部220のZ’方向の部分である。下部222のX−X’方向の寸法は、上部221のX−X’方向の寸法と同じ又は相違させることができる。実施例1では、下部222のX−X’方向の寸法は、上部221のX−X’方向の寸法よりも大きい。溝223は、基部220をZ−Z’方向に貫通するように延びており且つY’方向に開放されている。
中間部230は接続部210と基部220の上部221とを接続している。実施例1では、中間部230は下半円柱である。中間部230は接続部210のロック孔212よりもZ’方向側に位置している。
端子300は、図3A及び図3Bに最も良く示されているように、略L字状の金属板で構成されている。端子300は、第1部310と、第2部320と、折り曲げ部330と、テール340とを有している。第1部310はY−Y’方向に延びた板である。第1部310は、Y方向側の先端部と、Y’方向側の後端部と、中間部とを有する。第1部310の先端部は、図2Aに最も良く示されているように、ボディ200の接続部210の接続孔211内に配置されている。実施例1では、第1部310の先端部は、接続孔211内に当該接続孔211の中心軸に沿って延びるように配置されている。この先端部が相手側コネクタの端子に接触可能な接点部である。第1部310の後端部は、ボディ200の中間部230上に配置されている。第1部310の中間部は、先端部と後端部との間の部分であって、接続部210のロック孔212に挿入され、保持されている。
折り曲げ部330は、第1部310と第2部320とを繋ぐ略L字状の板である。折り曲げ部330は溝223に挿入されている。第2部320は、折り曲げ部330からZ−Z’方向に延びた板又はY’方向に傾斜しつつZ−Z’方向に延びた板である。実施例1では、第2部320は前者である。第2部320はボディ200の基部220の溝223に挿入されている。テール340は、第2部320からZ’方向に延びており且つ溝223からZ’方向に突出している。テール340が図示しない基板のスルーホール電極に接続可能である。なお、テール340は、第2部320からY’方向に延びており、基板上の電極に接続可能になっていても良い。
シールドケース100は、図2A〜図4Cに示されるように、端子300及びボディ200を収容している。シールドケース100は、第1シェル100aと、第2シェル100bとを備えている。第1シェル100aは導電性を有している。第1シェル100aは、プレス成形された金属板又は鋳造法で作成された金属板である。実施例1では、第1シェル100aは、前者で構成されている。第1シェル100aは、接続部110aと、カバー120aとを有している。
接続部110aは、Y−Y’方向に延びた筒である。接続部110aが、相手側コネクタのシェルの接続孔内に嵌合可能な部位である。接続部110a内に端子300の第1部310、ボディ200の接続部210及びボディ200の中間部230が収容されている(図2A参照)。ボディ200の接続部210は接続部110a内に嵌合していても良いし、間隙を有して配置されていても良い。実施例1では、接続部210は接続部110a内に嵌合し、端子300の第1部310を保持している。この接続部210に保持された端子300の第1部310は、接続部110a内に当該接続部110aの中心軸に沿って延びるように配置されている。
接続部110aは、第1部111aと、第2部112aとを有している。第1部111aは、接続部110aのZ方向側の部分である。第1部111aのZ−Z’方向の断面形状は、例えば、上半円状、円弧状、上下逆略U字状又は上下逆略V字状とすることが可能である。第2部112aは、接続部110aのZ’方向側の部分である。第2部112aは、接続部110aの第1部111aを除いた残り部分であっても良いし、第1部111aと第2部112aとの間に接続部110aの別の部位が設けられていても良い。第2部112aのZ−Z’方向の断面形状は、例えば、下半円状、円弧状、略U字状又は略V字状とすることが可能である。
実施例1では、接続部110aは、図3A及び図3Bに最も良く示されているように、Y−Y’方向に延びた円筒である。第1部111aは、接続部110aのZ方向側の半円筒である。第2部112aは、接続部110aのZ’方向側の半円筒である。換言すると、第1部111aのZ−Z’方向の断面形状は上半円状であり、第2部112aのZ−Z’方向の断面形状は下半円状である。
なお、本発明における上半円状は、上半楕円状を含むものとする。本発明における下半円状は、下半楕円状を含むものとする。本発明における上下逆略U字状は、台形の上底と一対の脚とを有する形状、及び、正方形又は長方形の上辺とこの上辺に対して直角な一対の側辺とを有する形状(すなわち、上下逆凹字状)を含むものとする。本発明における略U字状は、上下逆の台形の上底と一対の脚とを有する形状、及び、正方形又は長方形の下辺とこの下辺に対して直角な一対の側辺とを有する形状(すなわち、凹字状)を含むものとする。
カバー120aは、接続部110aの第1部111aに連接され且つY−Y’方向に延びている。カバー120aは、屋根121aと、一対の壁122aを有している。壁122aに区画される空間内に、ボディ200の基部220、端子300の折り曲げ部330及び第2部320が配置されている(図2A参照)。なお、前記空間が特許請求の範囲のカバーの壁間の空間に相当する。
屋根121aは、第1部111aからY’方向に延びている。屋根121aは、ボディ200の基部220及び端子300の折り曲げ部330のZ方向側に配置されている。屋根121aのZ−Z’方向の断面形状は、接続部110aの第1部111aのZ−Z’方向の断面形状と同様の形状とすることができる。実施例1では、屋根121aのZ−Z’方向の断面形状は、上半円状である。換言すると、屋根121aは、半円筒である。屋根121aの頂部には、係合孔121a1が設けられている。係合孔121a1は屋根121aをZ−Z’方向に貫通している。屋根121aは、X方向の端部(屋根の第1端部)と、X’方向の端部(屋根の第2端部)とを更に有している。
一対の壁122aは、屋根121aのX方向の端部及びX’方向の端部からZ’方向に延びている。壁122aは、上壁122a1と、下壁122a2と、折り曲げ部122a3とを有している。上壁122a1は壁122aのZ方向側の矩形状の板である。上壁122a1は、ボディ200の基部220の上部221のX方向の側面及びX’方向の側面に当接していても良いし、間隙を有して対向配置されていても良い。実施例1では、上壁122a1は、ボディ200の基部220の上部221のX方向の側面及びX’方向の側面に当接している。
一対の壁122aの上壁122a1は、接続部110aの第2部112aに間隙Sを有して対向している(図3A及び図4Cを併せて参照)。第1シェル100aがプレス成形によって作成される場合、間隙Sが生じる理由は以下の通りである。プレス成形時に、接続部110aが筒状にされる一方で、上壁122a1が屋根121aからZ’方向に延びるため、接続部110aの第2部112aと上壁122a1とを切り離す必要がある。第2部112aと上壁122a1とがカットされるときに、第2部112aと上壁122a1との間に間隙Sが生じる。特に、接続部110aの第2部112aのZ−Z’方向の断面形状が、下半円状、円弧状、略U字状(上記凹字状を除く。)又は略V字状である場合に、間隙Sが生じ易い。間隙Sは端面f1、一対の端面f2、及び一対の端面f3によって区画されている。端面f1は、第2部112aのY’方向の端面(対向面)である。一対の端面f2は、一対の上壁122a1のY方向の端面(対向面)である。端面f1と一対の端面f2とがY−Y’方向において互いに対向している。一対の端面f3は、カバー120aの屋根121aのX方向の端部及びX’方向の端部の端面の間隙Sの方向側に位置する部分である。なお、ボディ200は、突部240を更に有していても良い。突部240は、間隙Sの間に配置されるようにボディ200設けることができる。
一対の壁122aの下壁122a2は、壁122aのZ’方向側の矩形状の板である。下壁122a2は上記基板上に載置可能である。下壁122a2のY−Y’方向の寸法は、上壁122a1のY−Y’方向の寸法と相違していても良いし、同じであっても良い。実施例1では、下壁122a2のY−Y’方向の寸法は、上壁122a1のY−Y’方向の寸法よりも大きい。下壁122a2は上壁122a1よりも外側に位置している。換言すると、下壁122a2のX−X’方向の間隔が上壁122a1のX−X’方向の間隔よりも大きい。折り曲げ部122a3は、上壁122a1と下壁122a2とを連結している。折り曲げ部122a3は、下壁122a2が上壁122a1よりも外側に位置するように折り曲げられている。なお、折り曲げ部122a3が省略され、上壁122a1及び下壁122a2が、Z−Z’方向に延びるように連結されていても良い。
第1シェル100aは、一対のアーム123aを更に有していても良い。アーム123aは壁122aの下壁122a2からY方向に延びている。第1シェル100aは、一対の第1脚124a及び/又は一対の第2脚125aを更に有していても良い。第1脚124aは、壁122aの下壁122a2のY方向の端からZ’方向に延びている。第2脚125aは、壁122aの下壁122a2のY’方向の端からZ’方向に延びている。第1脚124a及び/又は第2脚125aが上記基板のグランド用のスルーホール電極に接続可能である。又は、第1脚124a及び/又は第2脚125aは、X−X’方向に延びており、基板の表面電極に接続されていても良い。
第2シェル100bは導電性を有している。第2シェル100bは、第1シェル100aと別体である。第2シェル100bは、プレス成形された金属板又は鋳造法で作成された金属板である。実施例1では、第2シェル100bは、前者で構成されている。
第2シェル100bは、第1閉塞部110bを有している。第1閉塞部110bは、図2C、図5A及び図5Bに最も良く示されているように、Z−Z’方向及びX−X’方向に延びた金属板である。第1閉塞部110bは、壁122a間を塞ぐように壁122aの空間のY方向側に配置されている。第1閉塞部110bは、先端部111bと、基部112bとを有している。先端部111bは、略U字状の板である。先端部111bのY−Y’方向の寸法は、上記間隙SのY−Y’方向の寸法と略同じ又は若干大きい(図4C参照)。先端部111bのX−X’方向の寸法は、接続部110aのX−X’方向の寸法及び一対の壁122aの上壁122a1の外面のX−X’方向の距離よりも大きい(図4B参照)。先端部111bは凹面を有している。凹面のZ−Z’方向の断面形状は、接続部110aの第2部112aのZ−Z’方向の断面形状に対応した形状とすることができる。先端部111bは、第2部112aの端面f1、壁122aの上壁122a1の端面f2及び屋根121aの端面f3(当接面)に当接し、第2部112aと上壁122a1との間に嵌合している。このように先端部111bが間隙Sを略完全に塞いでいる。
先端部111bの凹面には、一対の爪111b1が設けられている。爪111b1のX−X’方向の距離は、ボディ200の突部240のX−X’方向の寸法よりも若干小さい。爪111b1が突部240に係合し、先端部111bが突部240を挟持している。これにより、第1閉塞部110bがボディ200に固定されている。
基部112bのX−X’方向の寸法は、壁122aの下壁122a2の内面間のX−X’方向の距離と略同じである。基部112bが下壁122a2の内面に当接している。
第2シェル100bは、第2閉塞部120bを更に有しても良い。第2閉塞部120bは、図2Dに最も良く示されているように、Z−Z’方向及びX−X’方向に延びた金属板である。第2閉塞部120bは、本体部121bと、係合片122bとを有している。本体部121bのZ−Z’方向の断面形状は、カバー120aのZ−Z’方向の断面形状に対応している。本体部121bは、壁122a間を塞ぐように壁122aの間の空間のY’方向側に配置されている。本体部121bは、壁122aの上壁122a1の内面及び下壁122a2の内面に当接している。係合片122bは、本体部121bからZ方向に延びた板である。係合片122bには、Y’方向に凸の突起が設けられている。係合片122bのX−X’方向の寸法は、カバー120aの係合孔121a1のX−X’方向の寸法よりも小さい。係合片122bのY−Y’方向の寸法(突起を含むY−Y’方向の寸法)は、係合孔121a1のY−Y’方向の寸法よりも若干大きい。係合片122bが係合孔121a1に’方向側から係合されている。本体部121bが係合孔121a1を’方向側から塞いでいる。
第2シェル100bは、一対の壁130b(第2シェルの壁)を更に有しても良い。壁130bは、図2B及び図2Eに最も良く示されているように、第1閉塞部110bと第2閉塞部120bとを連結しており且つ第1シェル100aの壁122aの下壁122a2の内側(下壁122a2とボディ200の基部220の下部222との間)に配置されている。壁130bは、壁122aの下壁122a2に面接触していても良いし、非接触でも良い。実施例1では、壁130bは、壁122aの下壁122a2に面接触している。この場合、壁130bのZ−Z’方向の寸法は、壁122aの下壁122a2のZ−Z’方向の寸法と略同じ又は若干小さい。
壁130bは、少なくとも一つの係合部131bを更に有していても良い。壁122aは、少なくとも一つの係合部122a4を更に有していても良い。係合部131b及び係合部122a4の何れか一方が係合突部であり、他方が係合凹部又は係合孔である。係合突部が係合凹部又は係合孔に係合されている。実施例1では、図2Eに最も良く示されているように、係合部122a4が内側(壁130b側)に凸の係合突部であり、係合部131bが内側に凹んだ係合凹部である。実施例1では、複数の係合部122a4が壁122aの下壁122a2に設けられ、複数の係合部131bが壁130bに設けられている。
第1閉塞部110bと第2閉塞部120bとの間に、ボディ200の基部220及び端子300の第2部320が配置されている。壁130b間に、基部220の下部222及び端子300の第2部320の一部が配置されている。第1閉塞部110bと第2閉塞部120bとの間のY−Y’方向の距離は、ボディ200の基部220の下部222のY−Y’方向の寸法と略同じとすることができる。壁130b間のX−X’方向の距離は基部220の下部222のX−X’方向の寸法と略同じとすることができる。すなわち、基部220の下部222が第1閉塞部110b、第2閉塞部120b及び壁130bに区画される空間に嵌合する構成とすることが可能である。
ケース400は絶縁樹脂で構成されている。ケース400内に、端子300、ボディ200及びシールドケース100が収容されている。ケース400は、図1A〜図3Bに示されるように、筒410と、ブロック420と、プレート430と、プレート440とを有している。筒410はプレート430からY方向に延びている。筒410内には、接続孔450が設けられている。接続孔450内に相手側コネクタの接続部が挿入可能である。ブロック420はプレート430とプレート440との間に設けられた直方体である。
プレート440及びブロック420内には、収容凹部460が設けられている。収容凹部460の形はシールドケース100のカバー120aの外形に対応している。カバー120aが収容凹部460内に嵌合している。収容凹部460はY’方向及びZ’方向に開口している。ブロック420の収容凹部460のZ方向側の部分には、係合孔480が設けられている。係合孔480は収容凹部460に連通し且つ収容凹部460内のカバー120aの係合孔121a1に連通している。係合孔480は、第2シェル100bの係合片122bを係合している。ケース400の接続孔450と収容凹部460との間の部分には、接続孔450と収容凹部460とに連通する連通孔470が設けられている。連通孔470の形は、第1シェル100aの接続部110aの外形に対応している。連通孔470に接続部110aが部分的に嵌合し、接続部110aの先端部、ボディ200の接続部210の先端部及び端子300の第1部310の先端部が接続孔450内に配置されている。ケース400の連通孔470のZ’方向側の部分には、一対の係合孔490が設けられている。図2Eに最も良く示されているように、係合孔490に第1シェル100aの一対のアーム123aが係合されている。
以下、上記した実施例1のコネクタCの組み立て手順について詳しく説明する。まず、端子300及びボディ200を用意する。端子300の第1部310をボディ200のロック孔212内にY’方向側から圧入させると共に、端子300の折り曲げ部330及び第2部320をボディ200の溝223内にY’方向側から挿入させる。すると、端子300の第1部310の中間部がロック孔212に部分的に保持され、第1部310の先端部がボディ200の接続孔211内に配置され、且つ第1部310の後端部がボディ200の中間部230上に配置される。端子300の折り曲げ部330及び第2部320をボディ200の溝223内に収容される。このようにして端子300がボディ200に保持される。
その後、第1シェル100aを用意する。第1シェル100a内にボディ200を組み込む。この組み込み時に次の1)〜4)の通りとなる。1)ボディ200の接続部210が第1シェル100aの接続部110a内にY’方向側から嵌合する。2)端子300の第1部310が第1シェル100aの接続部110a内に同軸配置される。3)ボディ200の基部220、端子300の折り曲げ部330及び端子300の第2部320が第1シェル100aのカバー120a内に配置される。4)ボディ200の基部220の上部221がカバー120aの上壁122a1の内面に面接触し且つ係合される。
その後、ケース400を用意する。第1シェル100aの接続部110aをY’方向側からケース400の収容凹部460、連通孔470及び接続孔450内に挿入する。この挿入時に次の1)〜3)の通りとなる。1)接続部110aが連通孔470に部分的に保持され、接続部110aの先端部が接続孔450内に配置される。2)第1シェル100aのアーム123aがケース400の係合孔490に各々係合される。3)第1シェル100aのカバー120aがケース400の収容凹部460に収容され、カバー120aの係合孔121a1がケース400の係合孔480に連通する。このようにしてケース400内に、第1シェル100a、端子300及びボディ200が収容される。
その後、第2シェル100bを用意する。第2シェル100bを第1シェル100aにZ’方向側から取り付ける。この取り付け時に次の1)〜8)通りになる。1)第2シェル100bの第1閉塞部110bの先端部111bが第1シェル100aの接続部110aの第2部112aと壁122aとの間に嵌合し、第1閉塞部110bが、第2部112aの端面f1、壁122aの上壁122a1の端面f2及び屋根121aの端面f3に当接し、端面f1と端面f2の間の間隙Sを塞ぐ。2)ボディ200の突部240が第2シェル100bの第1閉塞部110bの先端部111b内に嵌合し、突部240が先端部111bに挟持される。3)第2シェル100bの第1閉塞部110bがボディ200の基部220のY方向側で第1シェル100aの壁122a間を塞ぐ。4)第2閉塞部120bの係合片122bがZ’方向側から第1シェル100aの係合孔121a1及びケース400の係合孔480に係合される。5)第2閉塞部120bがボディ200の基部220のY’方向側で第1シェル100aの壁122a間を塞ぐ。6)壁130bが壁122aの内側に配置され、壁122aに面接触する。7)壁130bの係合部131bが壁122aの係合部122a4に係合される。8)ボディ200の基部220が第2シェル100bに嵌合し、端子300の第2部320が第2シェル100b内に部分的に配置される。
以上のようなコネクタCは、以下の技術的特徴を有している。第1に、コネクタCのEMC特性及びVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を向上させることができる。なぜなら、端子300の第1部310が第1シェル100aの接続部110aに囲われ、端子300の折り曲げ部330及び第2部320が第1シェル100aのカバー120a及び第2シェル100bに囲われているためである。より具体的には以下の通りである。端子300の第1部310が第1シェル100aの接続部110a内に配置され、第1部310が接続部110aに囲われている。端子300の折り曲げ部330及び第2部320のZ方向側が第1シェル100aのカバー120aの屋根121aによって覆われ、端子300の折り曲げ部330及び第2部320のX方向側及びX’方向側がカバー120aの壁122aによって覆われている。端子300の第2部320のY方向側が、壁122a間を閉塞する第1シェル100aの第1閉塞部110bによって覆われている。端子300の折り曲げ部330及び第2部320のY’方向側が、壁122a間を閉塞する第1シェル100aの第2閉塞部120bによって覆われている。第1閉塞部110bが第2部112aと壁122aの間の間隙Sを閉塞している。
第2に、シールドケース100が二つのシェルを有することが、コネクタCのEMC特性及びVSWRの劣化を招来しない。その理由は以下の通りである。第2シェル100bの係合片122bが第1シェル100aの係合孔121a1に係合され且つ第2シェル100bの壁130bが第1シェル100aの壁122aに面接触することによって、第1シェル100aと第2シェル100bとが電気的に接続されている。これにより、第1シェル100aと第2シェル100bとが同電位となるので、第1シェル100aが浮遊GNDとならない。しかも、第2シェル100bの壁130bが第1シェル100aの壁122aに面接触することによって、第1シェル100aと第2シェル100bとが第1脚124a及び/又は第2脚125aの近くで電気的に接続される。第1脚124a及び/又は第2脚125aは、グランドに接続されているので、第1シェル100aと第2シェル100bとはグランド近くで電気的に接続される。これが、コネクタCのEMC特性及びVSWRを良好にする。
第3に、第2シェル100bを第1シェル100aに機械的に接続することが、コネクタCのEMC特性及びVSWRの劣化を招来しない。第2シェル100bの第2閉塞部120bの係合片122bが第1シェル100aの係合孔121a1に係合され、第2シェル100bの第2閉塞部120bの本体部121bが係合孔121a1を塞ぐからである。
第4に、シールドケース100をケース400に固定することが、コネクタCのEMC特性及びVSWRの劣化を招来しない。一般的に、シールドケースをケースに固定するときには、シールドケースの一部を切り欠いて係合片が形成される。この係合片がケースの係合孔又は係合凹部に係合される。この場合、シールドケースの切り欠かれた部分に開口が形成される。この開口がコネクタのEMC特性及びVSWRを劣化させる。しかし、コネクタCは、第2閉塞部120bの係合片122bが第1シェル100aの係合孔121a1だけでなく、ケース400の係合孔480にも係合され且つ係合孔121a1が第2閉塞部120bによって閉塞されている。このため、シールドケース100をケース400に固定するために、第1シェル100a及び第2シェル100bを切り欠いて係合片を形成する必要がないので、コネクタのEMC特性の劣化を抑制することができる。
なお、上述したシールドケース及びコネクタは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明のシールドケースは、上記した何れかの態様の第1シェル及び第2シェル、又は、後述する第1シェル及び第2シェルを備えている限り任意に設計変更することが可能である。
本発明の第1シェルは、以下の構成を有する限り任意に設計変更することが可能である。1)第1シェルは導電性を有している。2)第1シェルは、第1方向に延びた筒である接続部と、カバーとを有している。3)第1シェルの接続部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である第1部と、当該接続部の第2方向の他方側の部分である第2部とを有している。第2方向は第1方向に交差している。4)第1シェルのカバーは、接続部の第1部に連接され且つ第1方向に延びており、このカバーは、第2部に間隙を有して対向する一対の壁を有している。なお、カバーの壁は、上壁のみを有する構成とすることが可能である。
本発明の第2シェルは、上記した何れかの態様又は後述する第1閉塞部を有している限り任意に設計変更することが可能である。本発明の第1閉塞部は、第2部とカバーの壁との間の間隙を塞ぐものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1閉塞部は、接続部の第2部とカバーの壁との間に嵌合し、第2部の対向面とカバーの壁の対向面に当接する構成とすることが可能である。すなわち、第1閉塞部は、カバーの屋根に当接しない構成とすることが可能である。また、第1閉塞部は、接続部の第2部とカバーの壁との間に嵌合するのではなく、第2部の外面とカバーの壁の対向面に当接し、間隙を塞ぐ構成とすることが可能である。例えば、図6に示すシールドケース100’のように、第1閉塞部110b’の先端部111b’のY−Y’方向の寸法を間隙SのY−Y’方向の寸法よりも大きくする。第1閉塞部110b’の先端部111b’の凹面の形は、接続部110aの第2部112aの外面に対応している。第1閉塞部110b’の先端部111b’の凹面が第2部112aの外面に面接触し且つ第1閉塞部110b’の先端部111b’のカバーの壁側の端面がカバー120aの壁122aの端面f2に面接触し、間隙Sを完全に塞ぐ。シールドケース100’の上記以外の構成は、上記した何れかの態様と同じ構成とすると良い。なお、上記した何れかの態様の第1閉塞部はカバーの壁の間を塞がない構成とすることが可能である。
本発明の第2シェルの第2閉塞部は、上記した何れかの態様のカバーの壁間を塞ぐように、当該カバーの壁間の空間の第1方向の他方側に配置された構成とすることが可能である。本発明の第2シェルの第2閉塞部は、上記した何れかの態様のカバーの壁間を部分的に塞ぐ構成とすることが可能である。本発明の第2閉塞部の係合片及び第1シェルの係合孔は省略可能である。本発明の第2閉塞部の係合片は第1シェルの係合孔のみに係合する構成とすることが可能である。本発明の第2閉塞部の本体部が上記した何れかの態様の第1シェルの係合孔を閉塞しない又は部分的に閉塞する構成とすることが可能である。本発明の第2シェルの第2閉塞部は省略可能である。第2閉塞部が省略される場合、第1シェルのカバーの屋根及び/又は壁にバックカバーが設けられた構成とすることが可能である。バックカバーは、第1シェルのカバーの壁間を塞ぐように、当該カバーの壁間の空間の第1方向の他方側に配置された構成とすることが可能である。
本発明の第2シェルの壁は省略可能である。本発明の第2シェルの壁は、上記した何れかの態様の第1閉塞部と上記した何れかの態様の第2閉塞部とを連結し、上記した何れかの態様のカバーの壁の内側又は外側に配置されている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第2シェルの壁は、上記した何れかの態様の第1閉塞部と上記した何れかの態様の第2閉塞部とを連結し、上記した何れかの態様のカバーの壁の外側に配置された構成とすることが可能である。この第2シェルの壁は、カバーの壁の外面に面接触していても良い。第2シェルの壁がカバーの壁の外側に配置されている場合、第2シェルの壁及びカバーの壁の何れか一方に係合突部が設けられ、他方に係合突部が係合する係合凹部又は係合孔が設けられた構成とすることが可能である。なお、本発明の第1シェルのカバーの壁の係合部及び第2シェルの壁の係合部は省略可能である。上記した第1脚及び/又は第2脚は、第1シェルではなく、第2シェルからZ’方向又はX−X’方向に延びる構成とすることが可能である。
本発明のコネクタのボディは、絶縁性を有し、上記した何れかの態様又は後述する端子を保持でき且つシールドケース内に収容され得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、本発明のコネクタのボディは、突部を有していない構成とすることが可能である。本発明のコネクタのボディは、突部に代えて、少なくとも一つのスリットを有する構成とすることが可能である。スリットは、上記間隙に連通するように設けられた構成とすることが可能である。上記した何れかの態様の第1閉塞部が上記間隙を塞ぎ、且つスリットに係合される構成とすることが可能である。
本発明のコネクタの端子は、上記した何れかの態様のボディに保持され、上記した何れかの態様のシールドケースに収容され得るものである限り任意に設計変更することが可能である。本発明のコネクタの端子は、複数とすることが可能である。例えば、複数の端子が上記した何れかの態様のボディに保持され、当該端子の第1部が上記した何れかの態様のシールドケースの第1シェルの接続部内に配置された構成とすることが可能である。複数の端子の第2部が上記した何れかの態様のシールドケースの第2シェルの第1閉塞部と第2閉塞部との間に配置された構成とすることが可能である。
本発明のケースは省略可能である。本発明のケースは、上記した何れかの態様の端子、ボディ及びシールドケースを収容し得るものである限り任意に設計変更可能である。
なお、上記実施例及び設計変形例におけるシールドケース及びコネクタの各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上述した実施例及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。本発明の第1方向は、本発明の第1シェルの接続部の長手方向に相当する限り任意に設定することができる。本発明の第2方向は、第1方向に交差する限り任意に設定することができる。本発明の第3方向は、第1方向及び第2方向に交差する限り任意に設定することができる。
C:コネクタ
100:シールドケース
100a:第1シェル
110a:接続部
111a:第1部
112a:第2部
f1:端面(対向面)
120a:カバー
121a:屋根
121a1:係合孔
f3:端面(当接面)
122a:壁
122a1:上壁
f2:端面(対向面)
122a2:下壁
122a3:折り曲げ部
122a4:係合部
123a:アーム
124a:第1脚
125a:第2脚
S:間隙
100b:第2シェル
110b:第1閉塞部
111b:先端部
111b1:爪
112b:基部
120b:第2閉塞部
121b:本体部
122b:係合片
130b:壁
131b:係合部
200:ボディ
210:接続部
211:接続孔
212:ロック孔
220:基部
221:上部
222:下部
223:溝
230:中間部
240:突部
300:端子
310:第1部
320:第2部
330:折り曲げ部
340:テール
400:ケース
410:筒
420:ブロック
430:プレート
440:プレート
450:接続孔
460:収容凹部
470:連通孔
480:係合孔
490:係合孔

Claims (12)

  1. 導電性を有する第1シェルと、
    導電性を有する第2シェルとを備えており、
    前記第1シェルは、第1方向に延びた筒である接続部と、
    カバーとを有しており、
    前記接続部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である第1部と、
    当該接続部の前記第2方向の他方側の部分である第2部とを有しており、前記第2方向は前記第1方向に交差しており、
    前記カバーは、前記接続部の前記第1部に連接され且つ前記第1方向に延びており、
    前記カバーは、前記第2部に間隙を有して対向する一対の壁を有しており、
    前記第2シェルは、前記間隙を塞ぐ第1閉塞部を有しており、前記第1閉塞部は、前記壁間を塞ぐように、当該壁間の空間の前記第1方向の一方側に配置されているシールドケース。
  2. 請求項1記載のシールドケースにおいて、
    前記接続部の前記第2部は、前記カバーの前記壁に前記間隙を有して対向する対向面を有しており、
    前記カバーの前記壁は、前記接続部の前記第2部に前記間隙を有して対向する対向面を有しており、
    前記第1閉塞部は、前記第2部と前記壁との間に嵌合し、前記第2部の前記対向面と前記壁の前記対向面に当接しているシールドケース。
  3. 導電性を有する第1シェルと、
    導電性を有する第2シェルとを備えており、
    前記第1シェルは、第1方向に延びた筒である接続部と、
    カバーとを有しており、
    前記接続部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である第1部と、
    当該接続部の前記第2方向の他方側の部分である第2部とを有しており、前記第2方向は前記第1方向に交差しており、
    前記カバーは、前記接続部の前記第1部に連接され且つ前記第1方向に延びた屋根と、一対の壁を有しており、前記屋根は、第3方向の第1、第2端部を有しており、前記第1、第2端部は、前記間隙の前記第2方向の一方側に位置する当接面を有しており、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に交差しており、前記カバーの前記壁は、前記屋根の第1、第2端部から前記第2方向の他方側に延びており、且つ前記接続部の前記第2部に間隙を有して対向しており、
    前記接続部の前記第2部は、前記カバーの前記壁に前記間隙を有して対向する対向面を有しており、
    前記カバーの前記壁は、前記接続部の前記第2部に前記間隙を有して対向する対向面を有しており、
    前記第2シェルは、前記間隙を塞ぐ第1閉塞部を有しており、前記第1閉塞部は、前記第2部と前記壁との間に嵌合し、前記第2部の前記対向面、前記壁の前記対向面及び前記屋根の前記当接面に当接しているシールドケース。
  4. 請求項1記載のシールドケースにおいて、
    前記接続部の前記第2部は、外面を有しており、
    前記カバーの前記壁は、前記接続部の前記第2部に前記間隙を有して対向する対向面を有しており、
    前記第1閉塞部は、前記第2部の前記外面と前記壁の前記対向面に当接し、前記間隙を塞いでいるシールドケース。
  5. 導電性を有する第1シェルと、
    導電性を有する第2シェルとを備えており、
    前記第1シェルは、第1方向に延びた筒である接続部と、
    カバーとを有しており、
    前記接続部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である第1部と、
    当該接続部の前記第2方向の他方側の部分である第2部とを有しており、前記第2方向は前記第1方向に交差しており、
    前記カバーは、前記接続部の前記第1部に連接され且つ前記第1方向に延びており、
    前記カバーは、前記第2部に間隙を有して対向する一対の壁を有しており、
    前記第2シェルは、前記間隙を塞ぐ第1閉塞部と、第2閉塞部とを有しており、
    前記第1閉塞部は、前記壁間を塞ぐように、当該壁間の空間の前記第1方向の一方側に配置されており、
    前記第2閉塞部は、前記壁間を塞ぐように、当該壁間の空間の前記第1方向の他方側に配置されているシールドケース。
  6. 請求項5記載のシールドケースにおいて、
    前記第1シェルの前記カバーは、係合孔を有しており、
    前記第2閉塞部は、前記係合孔に前記第2方向の他方側から係合される係合片を有しているシールドケース。
  7. 請求項6記載のシールドケースにおいて、
    前記第2閉塞部は、前記第1シェルの前記係合孔を前記第2方向の他方側から塞ぐ本体部を更に有するシールドケース。
  8. 請求項5〜7の何れかに記載のシールドケースにおいて、
    前記第2シェルは、前記第1閉塞部と前記第2閉塞部とを連結し、前記カバーの前記壁の内側又は外側に配置され且つ前記カバーの前記壁に面接触する一対の壁を更に有しているシールドケース。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載のシールドケースと、
    前記シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、
    前記ボディに保持され且つ前記シールドケース内に収容された略L字状の端子とを備えているコネクタ。
  10. 請求項5〜8の何れかに記載のシールドケースと、
    前記シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、
    前記ボディに保持された略L字状の端子とを備えており、
    前記端子は、前記第1方向に延びており且つ前記シールドケースの前記第1シェルの前記接続部内に配置された第1部と、
    前記第2方向の他方側に延びた第2部とを有しており、
    前記端子の前記第2部は、前記第1シェルの前記壁の間及び前記第2シェルの前記第1閉塞部と前記第2閉塞部との間に配置されているコネクタ。
  11. 請求項6又は7記載のシールドケースと
    前記シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、
    前記ボディに保持された略L字状の端子と、
    絶縁性を有し且つ前記シールドケースを収容するケースとを備えており、
    前記ケースは、前記第1シェルの前記係合孔に連通する係合孔を有しており、
    前記第2閉塞部の前記係合片は、前記第1シェルの前記係合孔及び前記ケースの前記係合孔に係合されているコネクタ。
  12. シールドケースと、
    前記シールドケース内に収容された絶縁性を有するボディと、
    前記ボディに保持され且つ前記シールドケース内に収容された略L字状の端子とを備えており、
    前記シールドケースは、導電性を有する第1シェルと、
    導電性を有する第2シェルとを備えており、
    前記第1シェルは、第1方向に延びた筒である接続部と、
    カバーとを有しており、
    前記接続部は、当該接続部の第2方向の一方側の部分である第1部と、
    当該接続部の前記第2方向の他方側の部分である第2部とを有しており、前記第2方向は前記第1方向に交差しており、
    前記カバーは、前記接続部の前記第1部に連接され且つ前記第1方向に延びており、
    前記カバーは、前記第2部に間隙を有して対向する一対の壁を有しており、
    前記第2シェルは、前記間隙を塞ぐ第1閉塞部を有しており、
    前記第2シェルの前記第1閉塞部は、前記ボディに固定されているコネクタ。
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