JP6436285B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
本願において、記録装置には、所定方向に記録ヘッドが移動しながら記録を行うシリアルプリンター、記録ヘッドが移動しないラインプリンター、及びこれらプリンター機能を備える複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
ノートパソコンの普及により、ユーザーがノートパソコンを持ち運び、持ち運んだ先でノートパソコンにより作業することが一般的になっている。これに伴い、ノートパソコンにより作業するユーザーの中には、ノートパソコンを持ち運んだ先でノートパソコンにより作成した資料等をプリンターで出力することが望まれている。このため、プリンターを小型、軽量化し、ユーザーが持ち運びし易くしたものがある(特許文献1参照)。
特開2008−55841号公報
この記録装置では、所定の移動方向に移動可能に構成されたキャリッジの下方に前記所定の移動方向に延び、前記媒体を支持するプラテンが配置されている。そして、キャリッジの下部に設けられた記録ヘッドとプラテンとの間のギャップは媒体の記録品質を維持するために適切な距離に保たれている。
ところで、この記録装置では持ち運びを容易にすべく、据え置き型の記録装置に比べて大幅に小型、軽量化が図られている。そのため、据え置き型の記録装置に比べて装置の剛性が低くなり易い。また、この記録装置を持ち運んだ先で当該記録装置を使用する際、前記記録装置を設置する設置面の上に置かれた小物(例えば、ペンなど)の上に、記録装置が乗り上がった状態となることがある。
この場合、前記プラテンに撓みが生じ、前記記録ヘッドと前記プラテンとの間のギャップが変化して、記録品質を低下させる虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、記録装置におけるギャップの変化を抑制し、媒体の記録品質の低下を低減させることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の一つの態様に係る記録装置は、筐体と、前記筐体内に設けられた媒体に記録を実行する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部を有するベース部と、前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに媒体の搬送方向と交差する第1の方向に延び、当該第1の方向における長さが前記他方に向けて突出する突出長さよりも長い突出部と、前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか他方に設けられ、前記突出部を受け入れる受入部と、を備え、前記筐体の裏面には前記記録ヘッドから生じた廃液を収容する収容室が設けられ、前記突出部および前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部と、前記収容室の少なくとも一部とが、前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において同じ位置にあり、前記収容室は第1の収容室と第2の収容室とを備え、前記第1の収容室は前記ベース部の下方に導かれた廃液を吸収する廃液吸収体を収容し、前記第2の収容室は、前記筐体内に設けられたポンプにより送出された廃液を保持するカートリッジを着脱可能に収容し、前記第1の収容室と前記第2の収容室とは前記ベース部の下方において媒体の搬送方向に対し並列に配置されていることを特徴とするものである。
また本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を実行する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを備える装置本体を収容する筐体と、前記記録ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体支持部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記媒体支持部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに媒体の搬送方向と交差する第1の方向に延びる突出部と、前記媒体支持部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記媒体支持部に対向する領域のいずれか他方に設けられ、前記突出部を受け入れる受入部とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、ベース部において筐体の底部に対向する領域及び筐体の底部においてベース部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出する突出部がベース部において筐体の底部に対向する領域及び筐体の底部においてベース部に対向する領域のいずれか他方に設けられた受入部に受け入れられるので、前記突出部と前記受入部により、ベース部の装置高さ方向への撓みが抑制され、記録ヘッドとベース部とのギャップの変化を抑制することができ、媒体の記録品質の低下を低減できる。
本発明の第2の態様の記録装置は、第1の態様において、媒体を排出する排出ローラーが設けられた排出ローラー軸が、前記ベース部に軸支されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記突出部が前記ベース部の撓みを抑制することにより排出ローラー軸の撓みも抑制することができ、記録装置における媒体の排出性の低下を抑制することができる。また、前記突出部は前記ベース部の撓みを抑制するので前記記録ヘッドと前記ベース部とのギャップの変化を抑制することができ、媒体の記録品質の低下を低減できる。
本発明の第3の態様の記録装置は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記排出ローラー軸は、前記媒体の搬送方向において前記突出部又は前記受入部に対応する位置に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記排出ローラー軸を前記突出部の近傍に設けることにより、前記排出ローラー軸の撓みをより一層抑制することができる。
本発明の第4の態様の記録装置は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記筐体の裏面には前記記録ヘッドから生じた廃液を収容する収容室が設けられ、前記突出部および前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部と、前記収容室の少なくとも一部とが、前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において同じ位置にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記突出部又は前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部は前記収容室の少なくとも一部と前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において重なっている。前記第2の方向が例えば装置高さ方向であれば、当該収容室の上方に前記突出部を設ける構成よりも装置高さ方向における装置の大型化を抑制することができる。
本発明の第5の態様の記録装置は、第4の態様において、前記収容室は第1の収容室と第2の収容室とを備え、前記第1の収容室は前記ベース部の下方に導かれた廃液を吸収する廃液吸収体を収容し、前記第2の収容室は、前記筐体内に設けられたポンプにより送出された廃液を保持するカートリッジを着脱可能に収容し、前記第1の収容室と前記第2の収容室とは前記ベース部の下方において媒体の搬送方向に対し並列に配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ベース部の下側の領域を利用して前記第1の収容室と前記第2の収容室とを配置するので、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第6の態様の記録装置は、第5の態様において、前記受入部は、少なくとも前記第1の収容室及び前記第2の収容室のいずれか一方に形成された側壁と、前記筐体の側壁との間に形成されることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、第4から第6のいずれか一の態様において、前記突出部は前記媒体の搬送方向において前記収容室と当該収容室より前記媒体の搬送方向下流側に位置する前記筐体の側面との間に位置していることを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、第7の態様において、前記突出部は前記筐体において前記筐体の側面に近接していることを特徴とする。
本態様によれば、前記突出部を装置前面に近接させることにより、前記ベース部に支持された前記排出ローラー軸も撓みを抑制した状態で装置前面に近接させることができる。これにより、媒体を装置本体に引っかかることなく、前記排出ローラーにより装置前面側に排出することができる。したがって、記録装置における媒体の排出性を向上させることができる。
本発明の第9の態様の記録装置は、第1から第8のいずれか一の態様において、媒体の搬送方向において前記記録ヘッドより上流側に、媒体を前記記録ヘッドに向けて搬送する搬送ローラーを備え、前記ベース部は、前記搬送ローラーの回転軸を当該回転軸の軸線方向において少なくとも一箇所で支持することを特徴とする。
本態様によれば、前記ベース部が前記搬送ローラーの回転軸を少なくとも一箇所で支持するので、前記突出部が前記ベース部の撓みを抑制することにより前記搬送ローラーの回転軸の撓みも抑制することができ、記録装置における媒体の搬送性の低下を抑制することができる。また、前記突出部は前記ベース部の撓みを抑制するので前記記録ヘッドと前記ベース部とのギャップの変化を抑制することができ、媒体の記録品質の低下を低減できる。
本発明の第10の態様の記録装置は、第2または第3の態様において、媒体の搬送方向において前記記録ヘッドより上流側に設けられた、媒体を前記記録ヘッドに向けて搬送する搬送ローラーと、前記ベース部に対して前記搬送方向上流側に設けられた駆動源と、前記媒体の搬送方向に沿って上流側から下流側に配置された複数の歯車を有する、前記駆動源から前記搬送ローラーおよび前記排出ローラーに動力を伝達する駆動力伝達機構とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、1つの駆動力伝達機構により前記搬送ローラー及び前記排出ローラーを駆動させるので、前記搬送ローラー及び前記排出ローラーをそれぞれ駆動させるために複数の駆動機構を必要としないので装置の構成を簡素化できるとともに装置の大型化を抑制することができる。
本発明に係るプリンターにおいてカバーが閉じた状態の外観斜視図。 本発明に係るプリンターにおいてカバーが開いた状態の外観斜視図。 本発明に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターにおける装置本体の外観斜視図。 装置本体に設けられた駆動力伝達機構を示す斜視図。 下部ハウジングに取り付けられた状態のプラテンを示す斜視図。 装置本体に取り付けられた状態におけるプラテンを下方から見た斜視図。 下部ハウジングの斜視図。 プラテン及びキャップを下方から見た平面図。 本発明に係るプリンターの断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターにおいてカバーが閉じた状態の外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターにおいてカバーが開いた状態の外観斜視図であり、図3は本発明に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図であり、図4は本発明に係るプリンターにおける装置本体の外観斜視図であり、図5は装置本体に設けられた駆動力伝達機構を示す斜視図である。
図6は下部ハウジングに取り付けられた状態のプラテンを示す斜視図であり、図7は装置本体に取り付けられた状態におけるプラテンを下方から見た斜視図であり、図8は下部ハウジングの斜視図であり、図9はプラテン及びキャップを下方から見た平面図であり、図10は本発明に係るプリンターの断面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系は「第1の方向」としてのX方向が記録ヘッドの走査方向かつ記録装置の幅方向、Y方向が媒体の搬送方向及び記録装置の奥行き方向、「第2の方向」としてのZ方向が記録ヘッドと媒体との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち記録装置の高さ方向を示している。尚、各図において−X方向側をホームポジション側とし、−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とし、+Z軸方向側を装置上方側とし、−Z軸方向側を装置下方側とする。
■■■プリンターの概要■■■■■■■
図1及び図2を参照して、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。プリンター10は、装置本体12(図4参照)と、装置本体12の周囲を覆って、プリンター10の外観を構成する、「筐体」としてのハウジング14と、装置本体12に対して開閉可能なカバー16と、カバー16が開いた姿勢にある際に装置本体12の上部に露出する操作部18とを備えている。また、ハウジング14は上部ハウジング14aと、「筐体の底部」を構成する下部ハウジング14bとを備えている。
カバー16は、閉じた状態においてプリンター10の上面及び前面の一部を構成する。カバー16は装置本体12に対して回動可能に取り付けられている。カバー16が装置本体12に対して装置前方側(図2における−Y軸方向)から装置後方側(図2における+Y軸方向)へ向けて図2における反時計周り方向へ回動すると、図2に示す開いた姿勢となる。本実施例では、カバー16が図2に示す装置本体12に対して開いた姿勢にある際、カバー16の内面は、「媒体」としての用紙Pの載置面16aとして機能する。
また、図2に示すようにカバー16が閉じた姿勢(図1参照)から開いた姿勢に変化すると、装置本体12の上部には操作部18と、用紙供給口20とが露出し、装置本体12の前面には排出口22が露出する。操作部18は、プリンター10を操作するための電源ボタンや印刷設定ボタン、表示パネル等を備えて構成されている。
また、用紙供給口20は、カバー16の載置面16aに用紙Pが載置された際、載置面16aから装置本体12内部に用紙Pを供給する。また、排出口22は、載置面16aから用紙供給口20を介して装置本体12内に供給された用紙Pが、後述する記録部24により記録が実行された状態で装置前面側(図2における−Y軸方向側)に排出されることを許容する。
■■■用紙搬送経路の概要■■■■■■■
次いで、図3及び図4を参照しながら用紙搬送経路上の構成要素についてさらに詳説する。図3において紙面右側(装置背面側)が搬送経路上流であり、紙面左側(装置前面側)が搬送経路下流となっている。また、図3における符号26が付された破線は、用紙Pの搬送経路を示している。
搬送経路上流側には、ハウジング14に対して開かれた状態のカバー16の載置面16aから用紙を搬送経路下流側に給送する用紙供給部28が設けられている。用紙供給部28は、用紙供給口20と、該用紙供給口に設けられた一対の用紙ガイド30と、用紙供給口20から投入された用紙の少なくとも一部を支持する用紙支持部32と、該用紙支持部32と対向する位置に設けられた給送ローラー34とを備えている。尚、カバー16と用紙支持部32とは、用紙Pを傾斜姿勢で支持する。
一対の用紙ガイド30は、図2、図4及び図5におけるX軸方向において+X軸方向側に位置する用紙ガイド30aと−X軸方向側に位置する用紙ガイド30bとを備えている。用紙ガイド30aは、−X軸方向側に位置する用紙ガイド30bに対してX軸方向に沿って接近、離間可能なように移動可能に構成されている。つまり、用紙ガイド30aは、用紙サイズに応じてユーザーが用紙幅方向(X方向)にスライド操作できるように設けられている。
用紙支持部32は、図3において−Y方向側に向かって下がり傾斜状に形成されている。また、給送ローラー34は、用紙支持部32に載置された用紙Pに対して接離方向に揺動可能に構成されている。給送ローラー34は、用紙支持部32に接近する方向に変位した際、用紙支持部32に載置された最上位の用紙Pと接し、該最上位の用紙Pを搬送経路下流側に給送する。
用紙供給部28の下流側には搬送部36が設けられている。搬送部36には、「搬送ローラー」としての搬送駆動ローラー38と、搬送従動ローラー40とを備えている。搬送駆動ローラー38は駆動モーター42(図7参照)により回転駆動させられる。搬送部36は、用紙供給部28から給送された用紙Pを搬送駆動ローラー38及び搬送従動ローラー40によりニップして搬送方向下流側に搬送する。搬送部36の下流側には記録部24が設けられている。
記録部24は、キャリッジ44と、該キャリッジの底部に設けられた、記録ヘッド46と、該記録ヘッドに対向し、媒体を支持する「ベース部」としてのプラテン48とを備えている。記録ヘッド46は、プラテン48に支持された用紙Pと対向する。キャリッジ44は、装置本体12内部に設けられた制御部(図示せず)により制御されるキャリッジ駆動モーター50(図4参照)によって装置幅方向(図4におけるX軸方向)に往復動する様に駆動される。また、プラテン48は、用紙Pを下方から支持することにより、媒体の記録面と記録ヘッド46のヘッド面との間の距離(ギャップ)PGを規定する。
記録部24では、プラテン48に支持された用紙Pが記録ヘッド46に対向した際、記録ヘッド46の複数のノズル穴(図示せず)からインクが用紙Pに向けて吐出され、当該インクが用紙Pの記録面(記録ヘッド46に対向する面)に着弾することにより記録が実行される。
記録部24の搬送方向下流側には、排出部52が設けられている。排出部52は、「排出ローラー」としての排出駆動ローラー54と、排出従動ローラー56とを備えている。記録部24で記録が実行された用紙Pは、排出駆動ローラー54及び排出従動ローラー56によりニップされて装置前面に形成された排出口22から装置前方に向けて排出される。また、排出駆動ローラー54は駆動モーター42(図7参照)により回転駆動させられる。尚、駆動モーター42(図7参照)及びキャリッジ駆動モーター50(図4参照)は制御部(不図示)により制御されている。
■■■駆動力伝達機構について■■■■■■■
ここで、図5ないし図7を参照して駆動力伝達機構58について説明する。図5に示すように駆動力伝達機構58は装置本体12の装置幅方向においてホームポジションと反対側(図5における+X軸方向側)の端部において装置底面側(図5における−Z軸方向側)に設けられている。駆動力伝達機構58は複数の歯車を備えている。
また、図7に示すように装置本体12の背面側(図7における+Y軸方向側)において装置幅方向のホームポジションと反対側の端部(+X軸方向側の端部)に駆動モーター42が設けられている。
駆動力伝達機構58は、装置本体12の背面側(図7における+Y軸方向側)に設けられた駆動モーター42の駆動力を当該駆動モーター42の駆動軸に取り付けられた歯車60aから複数の歯車を介して搬送駆動ローラー38を駆動させる歯車60bに伝達して搬送駆動ローラー38を駆動させる。さらに歯車60bから複数の歯車を介して装置本体12の前面側(図5における−Y軸方向側)に位置する歯車60cへ駆動モーター42の駆動力を伝達して排出駆動ローラー54を駆動させる。
つまり、駆動力伝達機構58は用紙Pを搬送する搬送手段である搬送駆動ローラー38及び排出駆動ローラー54に対して駆動モーター42の動力を伝達する動力伝達機構として構成されている。
つまり、本実施例では、1つの駆動力伝達機構58により搬送駆動ローラー38及び排出駆動ローラー54を駆動させるので、搬送駆動ローラー38及び排出駆動ローラー54をそれぞれ駆動させるために複数の駆動機構を必要としないのでプリンター10の構成を簡素化できるとともにプリンター10の大型化を抑制することができる。
■■■プラテン及び下部ハウジングの構成について■■■■■■■
図6ないし図10を参照してプラテン48及び下部ハウジング14bの構成について説明する。図6に示すようにプラテン48は下部ハウジング14bに取り付けられている。また、プラテン48の上面には、用紙Pを支持する「媒体支持部」としての複数のリブ62が装置幅方向(図6におけるX軸方向)及び用紙搬送方向である装置奥行き方向(図6におけるY軸方向)に間隔をおいて設けられている。
また、プラテン48の装置幅方向(図6におけるX軸方向)における一部の領域には凹部64が設けられ、この凹部64には、インク吸収体(不図示)が配置されている。前記インク吸収体はプリンター10において用紙Pに対して縁無し記録を実行した際、用紙Pの端部から外れて打ち捨てられたインクを吸収する。本実施例において凹部64は、用紙Pの搬送方向(図6におけるY軸方向)に交差する方向である装置幅方向(図6におけるX軸方向)においてホームポジション側(図6における−X軸方向側)の端部寄りに設けられている。
ここでプリンター10において、記録が実行可能な用紙Pは、普通紙だけでなく、L判写真用紙や葉書等も含まれる。本実施例におけるプリンター10は、L判写真用紙や葉書等のサイズの小さい用紙(以下「小サイズ用紙」と言う)の記録面全面に記録を実行する縁無し記録が実行可能に構成されている。
また、本実施例における凹部64及び凹部64に配置されたインク吸収体(不図示)の装置幅方向(図6におけるX軸方向)における長さは、プリンター10において小サイズ用紙に縁無し記録を実行可能な長さに設定されている。つまり、小サイズ用紙の端部から外れた領域に凹部64及び凹部64に配置されたインク吸収体が位置するように構成されている。
また、凹部64の底面には複数の穴66(図6及び図7参照)が設けられている。凹部64に配置されたインク吸収体に一時的に保持されたインクは穴66を介してプラテン48の下方に移動し、プラテン48の下部に位置する後述するインク吸収体68に吸収される。
また、プラテン48の上面側つまり記録ヘッド46と対向可能な側(図6における+Z軸方向側)において、装置前面側(図6における−Y軸方向側)には装置幅方向(図6におけるX軸方向)に沿って複数の軸受け70が設けられている。軸受け70は、排出駆動ローラー54が取り付けられた排出ローラー軸72を支持している。
本実施例では、プラテン48に第1の方向である装置幅方向(図6におけるX軸方向)に沿って複数の軸受け70を設けているので、排出ローラー軸72を複数個所で支持することができ、排出ローラー軸72の撓みをより一層低減することができる。
また、プラテン48の上面側における装置背面側(図6における+Y軸方向側)、つまり、用紙搬送経路における記録ヘッド46の上流側には、少なくとも一箇所の軸受け74が設けられている。軸受け74は搬送駆動ローラー38の回転軸76を支持している。また、回転軸76の両端部は、装置本体12を構成するフレーム78、80(図7参照)に支持されている。つまり、本実施例において回転軸76は軸受け74により中支えされている。
次いで、図7及び図8を参照するに、プラテン48の下面側の装置背面側(図7における+Y軸方向側)の端部には装置幅方向(図7におけるX軸方向)に延びる補強部材82が取り付けられている。本実施例において、補強部材82は剛性の高い材質、一例として金属材料等で形成されている。補強部材82はプラテン48の装置幅方向(図7におけるX軸方向)における撓みを抑制する。したがって、記録ヘッド46とプラテン48との間のギャップPGを一定の距離に保持することができる。
また、プラテン48の下面側の装置前面側(図7における−Y軸方向側)の端部には突出部84が設けられている。突出部84はプラテン48の下面から装置高さ方向下方側(図7における−Z軸方向側)に突出している。また、突出部84はプラテン48の下面において装置幅方向(図7におけるX軸方向)に延びている。
また、用紙Pの搬送方向である装置奥行き方向において排出ローラー軸72は突出部84に対応する位置で支持されている。尚、本実施例において、「対応する位置」とは突出部84の直上に限定される位置ではなく、突出部84の直上の位置から用紙Pの搬送方向上流側あるいは下流側にずれている場合も含んでいる。したがって、排出ローラー軸72を突出部84の近傍に設けることにより、排出ローラー軸72の撓みをより一層抑制することができる。
また、本実施例では、プラテン48が搬送駆動ローラー38の回転軸76を少なくとも一箇所で支持するので、突出部84がプラテン48の撓みを抑制することにより搬送駆動ローラー38の回転軸76の撓みも抑制することができ、プリンター10における用紙Pの搬送性の低下を抑制することができる。
次いで図8を参照するに、下部ハウジング14bのプラテン48の下側領域には、収容室としての第1の収容室と第2の収容室とが設けられている。具体的には、プラテン48の下側領域において「第1の収容室」としての凹部86と、「第2の収容室」としての廃インクカートリッジ収容室88とが設けられている。そして、凹部86と廃インクカートリッジ収容室88とは、プラテン48の下側領域において用紙Pの搬送方向である装置奥行き方向において並列に配置されている。
また、装置奥行き方向において「筐体の側面」としての下部ハウジング14bの前面14cと凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88との間には、受入部90が設けられている。すなわち、受入部90は凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88のいずれか一方の装置奥行き方向において装置前面側に形成された側壁と、下部ハウジング14bの前面14cとの間に設けられている。受入部90は、装置幅方向(図8におけるX軸方向)に延設されている。そして、図10に示すように下部ハウジング14bにプラテン48が取り付けられた状態において、突出部84は受入部90に受け入れられている。また、突出部84は、図10に示すように前面14cに近接して配置されている。
したがって、本実施例では、プラテン48の下面側に設けられ、下部ハウジング14bに向けて突出する突出部84が下部ハウジング14bに設けられた受入部90に受け入れられるので、装置高さ方向において装置の大型化を抑制することができる。また、プラテン48において装置幅方向(図7におけるX軸方向)に延びる突出部84が設けられているので、プラテン48の装置高さ方向(図7におけるZ軸方向)への撓みを抑制し、記録ヘッド46とプラテン48との間のギャップPGの変化を抑制することができ、用紙Pの記録品質の低下を低減できる。
また、突出部84がプラテン48の撓みを抑制することによりプラテン48に支持されている排出ローラー軸72の撓みも抑制することができるので、プリンター10における用紙Pの排出性の低下を抑制することができる。
本実施例において突出部84を下部ハウジング14bの前面14cに近接させることにより、プラテン48に支持された排出ローラー軸72も撓みを抑制した状態で下部ハウジング14bの前面14cに近接させることができる。これにより、用紙Pを装置本体12に引っかかることなく、排出駆動ローラー54により前面14c側に排出することができる。したがって、プリンター10における用紙Pの排出性を向上させることができる。
ここで、図8及び図9を参照するに、凹部86にはインク吸収体68が収容される。本実施例では、小サイズ用紙に縁無し記録を実行した際に打ち捨てられたインクはプラテン48の上面側の凹部64に配置されたインク吸収体(不図示)に一旦吸収された後、複数の穴66を介してプラテン48の上方側から下方側に導かれ、インク吸収体68に吸収されて保持される。尚、本実施例においてインク吸収体68及びプラテン48の上面側の凹部64に配置されたインク吸収体は、スポンジ部材として構成されている。
また、下部ハウジング14bの裏面に設けられた廃インクカートリッジ収容室88には廃インクカートリッジ92が着脱可能に取り付けられている。廃インクカートリッジ収容室88には図9に示すカートリッジ接続部94が設けられている。廃インクカートリッジ92はカートリッジ接続部94に着脱可能に構成されている。尚、図9において廃インクカートリッジ収容室88は説明のために図示を省略している。
また、装置本体12において装置幅方向におけるホームポジション側(図9における−X軸方向側)の端部にはキャップ手段96とポンプ98とが設けられている。キャップ手段96とポンプ98とは廃インクチューブ100により接続されている。
キャップ手段96は、キャリッジ44がホームポジションに位置する際、記録ヘッド46と対向し、当該記録ヘッド46のノズル形成面(図示せず)に押し付けられ、当該ノズル形成面を封止してインクの乾燥を防止できるようになっている。また、キャップ手段96は、記録ヘッド46に押しつけられた封止状態と、記録ヘッド46から離間した離間状態とをとり得るように構成されている。
また、キャップ手段96が記録ヘッド46に対して封止状態にある場合に、ポンプ98を駆動させると、廃インクチューブ100を介してキャップ手段96に負圧を生じさせる。この負圧により、記録ヘッド46のノズルからインクの吸引が行われ、ノズルの目詰まりや気泡混入を解消できるようになっている。
また、プリンター10における記録動作実行中に一定のタイミングでフラッシング動作が行われる。このフラッシング動作は、キャリッジ44をホームポジションに一時的に移動させ、キャップ手段96に向けてインクを噴射して打ち捨てる動作である。
キャップ手段96で生じた廃インクは、ポンプ98により廃インクチューブ100を介して吸引される。ここでポンプ98とカートリッジ接続部94とは廃インクチューブ102で接続されている。そして、吸引された廃インクは、ポンプ98から延びる廃インクチューブ102に接続されたカートリッジ接続部94を介して廃インクカートリッジ92に収容され、保持される。
尚、ポンプ98とカートリッジ接続部94とに接続される廃インクチューブ102において、カートリッジ接続部94側の端部にはばね部材104が取り付けられている。ばね部材104は廃インクチューブ102が屈曲することを抑制することができ、廃インクチューブ102内の流路が潰れることを防止する。
ここで、図8ないし図10に示すようにインク吸収体68が配置される凹部86と、廃インクカートリッジ92が収容される廃インクカートリッジ収容室88は、プラテン48が下部ハウジング14bに取り付けられた状態で用紙Pの搬送方向である装置奥行き方向においてプラテン48の下側領域において補強部材82と突出部84との間に位置している。
そして、図10に示すように、装置高さ方向(図10におけるZ軸方向)において凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88のいずれか一方が設けられた領域の少なくとも一部と突出部84とが重なり合っている。したがって、装置高さ方向において凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88の上方に突出部84を設ける構成よりも装置高さ方向におけるプリンター10の大型化を抑制することができる。
また、本実施例ではプラテン48の下側の領域を利用して凹部86と廃インクカートリッジ収容室88とを配置するので、プリンター10の小型化を図ることができる。
<<<実施例の変更例>>>
(1)本実施例では、突出部84をプラテン48に設け、受入部90を下部ハウジング14bに設ける構成としたが、この構成に代えて、突出部84を下部ハウジング14bに設け、受入部90をプラテン48に設ける構成としてもよい。
(2)本実施例ではプラテン48の下面において、用紙Pの搬送方向上流側の端部に補強部材82を設け、搬送方向下流側の端部に突出部84を設ける構成としたが、この構成に代えて、用紙Pの搬送方向上流側の端部に突出部84を設け、搬送方向下流側の端部に補強部材82を設ける構成としてもよい。
上記説明をまとめると、本実施例におけるプリンター10は、ハウジング14と、ハウジング14内に設けられた用紙Pに記録を実行する記録ヘッド46と、当該記録ヘッド46と対向可能な位置に設けられた、用紙Pを支持するリブ62を有するプラテン48と、当該プラテン48においてハウジング14の下部ハウジング14bに対向する領域及びハウジング14の下部ハウジング14bにおいてプラテン48に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに用紙Pの搬送方向と交差する第1の方向である装置幅方向に延びる突出部84と、プラテン48においてハウジング14の下部ハウジング14bに対向する領域及びハウジング14の下部ハウジング14bにおいてプラテン48に対向する領域のいずれか他方に設けられ、突出部84を受け入れる受入部90とを備えている。
また、プリンター10において用紙Pを排出する排出駆動ローラー54が設けられた排出ローラー軸72が、プラテン48に軸支されている。また、排出ローラー軸72は、用紙Pの搬送方向において突出部84又は受入部90に対応する位置に設けられている。
ハウジング14の下部ハウジング14bの裏面には記録ヘッド46から生じた廃インクを収容する収容室86、88が設けられている。そして、突出部84および受入部90のいずれか一方の少なくとも一部と、収容室86、88の少なくとも一部とが、用紙Pの搬送方向と交差する第2の方向である装置高さ方向において同じ位置にある。
プリンター10において収容室86、88は第1の収容室である凹部86と第2の収容室である廃インクカートリッジ収容室88とを備えている。凹部86はプラテン48の下方に導かれた廃インクを吸収するインク吸収体68を収容し、廃インクカートリッジ収容室88は、装置本体12内に設けられたポンプ98により送出された廃インクを保持する廃インクカートリッジ92を着脱可能に収容する。そして、凹部86と廃インクカートリッジ収容室88とはプラテン48の下方において用紙Pの搬送方向に対し並列に配置されている。
受入部90は、少なくとも凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88のいずれか一方に形成された側壁と、ハウジング14の前面14cとの間に形成される。突出部84は用紙Pの搬送方向において凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88と当該凹部86及び廃インクカートリッジ収容室88より用紙Pの搬送方向下流側に位置する下部ハウジング14bの前面14cとの間に位置している。そして、突出部84はハウジング14において下部ハウジング14bの前面14cに近接している。
プリンター10は、用紙Pの搬送方向において記録ヘッド46より上流側に、用紙Pを記録ヘッド46に向けて搬送する搬送駆動ローラー38を備えている。プラテン48は、搬送駆動ローラー38の回転軸76を当該回転軸76の軸線方向において少なくとも一箇所で支持している。
プリンター10は、用紙Pの搬送方向において記録ヘッド46より上流側に設けられた、用紙Pを記録ヘッド46に向けて搬送する搬送駆動ローラー38と、プラテン48に対して搬送方向上流側に設けられた駆動モーター42と、用紙Pの搬送方向に沿って上流側から下流側に配置された複数の歯車60a、60b、60cを有する、駆動モーター42から搬送駆動ローラー38および排出駆動ローラー54に動力を伝達する駆動力伝達機構58とを備えている。
また、本実施形態では本発明に係る突出部84及び受入部90を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 装置本体、14 ハウジング、14a 上部ハウジング、
14b 下部ハウジング、14c 前面、16 カバー、16a 載置面、18 操作部、
20 用紙供給口、22 排出口、24 記録部、28 用紙供給部、
30、30a、30b 用紙ガイド、32 用紙支持部、34 給送ローラー、
36 搬送部、38 搬送駆動ローラー、40 搬送従動ローラー、42 駆動モーター、
44 キャリッジ、46 記録ヘッド、48 プラテン、50 キャリッジ駆動モーター、
52 排出部、54 排出駆動ローラー、56 排出従動ローラー、
58 駆動力伝達機構、60a、60b、60c 歯車、62 リブ、
64、86 凹部、66 穴、68 インク吸収体、70、74 軸受け、
72 排出ローラー軸、76 回転軸、78、80 フレーム、82 補強部材、
84 突出部、88 廃インクカートリッジ収容室、90 受入部、
92 廃インクカートリッジ、94 カートリッジ接続部、96 キャップ手段、
98 ポンプ、100、102 廃インクチューブ、104 ばね部材、P 用紙、
PG ギャップ

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられた媒体に記録を実行する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部を有するベース部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに媒体の搬送方向と交差する第1の方向に延び、当該第1の方向における長さが前記他方に向けて突出する突出長さよりも長い突出部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか他方に設けられ、前記突出部を受け入れる受入部と、
    を備え、
    前記筐体の裏面には前記記録ヘッドから生じた廃液を収容する収容室が設けられ、
    前記突出部および前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部と、前記収容室の少なくとも一部とが、前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において同じ位置にあり
    前記収容室は第1の収容室と第2の収容室とを備え、
    前記第1の収容室は前記ベース部の下方に導かれた廃液を吸収する廃液吸収体を収容し、
    前記第2の収容室は、前記筐体内に設けられたポンプにより送出された廃液を保持するカートリッジを着脱可能に収容し、
    前記第1の収容室と前記第2の収容室とは前記ベース部の下方において媒体の搬送方向に対し並列に配置されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 筐体と、
    前記筐体内に設けられた媒体に記録を実行する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部を有するベース部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに媒体の搬送方向と交差する第1の方向に延びる突出部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか他方に設けられ、前記突出部を受け入れる受入部と、
    前記筐体の裏面に設けられた前記記録ヘッドから生じた廃液を収容する収容室と、
    を備え、
    前記突出部および前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部と、前記収容室の少なくとも一部とが、前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において同じ位置にあり、
    前記収容室は第1の収容室と第2の収容室とを備え、
    前記第1の収容室は前記ベース部の下方に導かれた廃液を吸収する廃液吸収体を収容し、
    前記第2の収容室は、前記筐体内に設けられたポンプにより送出された廃液を保持するカートリッジを着脱可能に収容し、
    前記第1の収容室と前記第2の収容室とは前記ベース部の下方において媒体の搬送方向に対し並列に配置されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の記録装置において、前記受入部は、少なくとも前記第1の収容室及び前記第2の収容室のいずれか一方に形成された側壁と、前記筐体の側壁との間に形成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記突出部は前記媒体の搬送方向において前記収容室と当該収容室より前記媒体の搬送方向下流側に位置する前記筐体の側面との間に位置している、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 筐体と、
    前記筐体内に設けられた媒体に記録を実行する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部を有するベース部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出するとともに媒体の搬送方向と交差する第1の方向に延びる突出部と、
    前記ベース部において前記筐体の底部に対向する領域及び前記筐体の底部において前記ベース部に対向する領域のいずれか他方に設けられ、前記突出部を受け入れる受入部と、
    前記筐体の裏面に設けられた前記記録ヘッドから生じた廃液を収容する収容室と、
    を備え、
    前記突出部および前記受入部のいずれか一方の少なくとも一部と、前記収容室の少なくとも一部とが、前記媒体の搬送方向と交差する第2の方向において同じ位置にあり、
    前記突出部は前記媒体の搬送方向において前記収容室と当該収容室より前記媒体の搬送方向下流側に位置する前記筐体の側面との間に位置している、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の記録装置において、前記突出部は前記筐体において前記筐体の側面に近接している、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、媒体の搬送方向において前記記録ヘッドより上流側に、媒体を前記記録ヘッドに向けて搬送する搬送ローラーを備え、
    前記ベース部は、前記搬送ローラーの回転軸を当該回転軸の軸線方向において少なくとも一箇所で支持する、
    ことを特徴とする記録装置。
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