JP6436115B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、対象物の画像を読み取り可能な画像読取装置、及び当該画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
対象物に対して光を照射して前記対象物からの反射光の受光量に応じて前記対象物の画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取装置が知られている。このような画像読取装置において、スマートフォン又はタブレットなどの表示画面のように、自発光する表示画面に表示されている画像が読み取られることがある。この場合、想定されている光量を超える光量の光が撮像素子に入射して、前記読取画像データが示す画像における前記表示画面の部分が真っ白になる白飛びが生じることがある。なお、前記表示画面への照射光の光量を通常よりも低下させることが可能な画像読取装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−88977号公報
しかしながら、前記表示画面が発する光が強い場合には、前記表示画面への照射光の光量を低下させたとしても、前記表示画面の部分の一部又は全体で白飛びが生じることがある。
本発明の目的は、自発光する対象物の読取画像データにおける白飛びを抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、画像読取部と、第1読取処理部と、第2読取処理部と、補正処理部と、画像生成部と、を備える。前記画像読取部は、対象物に対して光を照射して前記対象物からの反射光の受光量に応じて前記対象物の画像を読み取る。前記第1読取処理部は、前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を第1の光量にした状態で前記画像読取部による第1画像読取処理を実行させる。前記第2読取処理部は、前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を前記第1の光量よりも低い第2の光量にした状態で前記画像読取部による第2画像読取処理を実行させる。前記補正処理部は、前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理各々で読み取られた第1読取画像データ及び第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した補正画像データを生成可能である。前記画像生成部は、前記第1読取画像データ及び前記補正画像データに基づいて第3読取画像データを生成する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置と、画像形成部と、を備える。前記画像形成部は、前記画像読取装置によって生成される前記第3読取画像データに基づいてシート上に画像を形成可能である。
本発明によれば、自発光する対象物の読取画像データにおける白飛びを抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置のADF及び画像読取部の概略構成図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置においてスマートフォンが載置された状態の原稿台を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置において読み取られた第1読取画像データにおける或る1ラインの各画素の濃度の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置において読み取られた第2読取画像データにおける或る1ラインの各画素の濃度の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置で用いられる複数のブロックの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置における補正画像の生成方法について説明するための図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置において実行される画像読取処理の手順の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図2は、前記画像形成装置10のADF1及び画像読取部2の模式断面図である。
図1〜図3に示すように、画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙カセット4、制御部5、及び操作表示部6を備える。画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能と共に、プリンター機能、ファクシミリー機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置10において、画像読取部2及び制御部5を備える構成が本発明に係る画像読取装置の一例である。また、本発明は、スキャナー、ファクシミリー装置、及びコピー機などの画像読取装置又は画像形成装置に適用可能である。
画像読取部2は、対象物に対して光を照射して前記対象物からの反射光の受光量に応じて前記対象物の画像を読み取って、前記対象物の画像を示す読取画像データを出力する。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた読取画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいてシート上に画像を形成する電子写真方式の画像形成部である。
具体的に、画像形成部3は、図1に示すように、複数の画像形成ユニット31〜34、露光装置35、中間転写ベルト36、二次転写ローラー37、定着装置38、及び排紙トレイ39を備える。画像形成ユニット31はC(シアン)、画像形成ユニット32はM(マゼンダ)、画像形成ユニット33はY(イエロー)、画像形成ユニット34はK(ブラック)に対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。画像形成ユニット31〜34各々は、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、及びクリーニング装置などを備える。露光装置35は、画像データに基づくレーザー光を前記感光体ドラム各々に照射することにより前記感光体ドラム各々に画像データに基づく静電潜像を形成する。そして、前記現像装置により前記感光体ドラム各々で現像された各色のトナー像は、中間転写ベルト36に中間転写された後、二次転写ローラー37によって、給紙カセット4から供給される用紙(本発明のシートの一例)に転写される。その後、トナー像が転写された用紙は、定着装置38によりトナー像が溶融定着されることで画像が形成され、排紙トレイ39に排出される。
ADF1は、図2に示すように、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、原稿押さえ13、及び排紙部14を備える自動原稿搬送装置である。そして、ADF1では、搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動されることにより、原稿セット部11に載置された原稿が画像読取部2による画像データの読取位置を通過して排紙部14まで搬送される。これにより、画像読取部2は、ADF1により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像読取部2は、図2に示すように、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、24、光学レンズ25、及びCCD(Charge Coupled Device)26を備える。
原稿台21は、画像読取部2の上面に設けられており、不図示の原稿載置面及び搬送読取面を備える。前記原稿載置面は、画像データの読取対象となる原稿が載置される透光性を有するコンタクトガラスである。前記原稿載置面では、予め定められた載置基準位置に合わせて各種サイズの原稿が載置される。前記搬送読取面は、ADF1により搬送される原稿に対して読取ユニット22から照射される光を透過する搬送読取用ガラスである。
読取ユニット22は、図2に示すように、光源221及びミラー222を備え、ステッピングモーター等の駆動手段を用いた不図示の移動機構(本発明の走査部の一例)によって副走査方向(図2における左右方向)へ移動可能に構成されている。
光源221は、光を照射可能なLED光源である。具体的に、光源221は、主走査方向(図2における奥行方向)に沿って配列された多数のLEDを含む。光源221は、原稿台21に載置された原稿、又はADF1によって搬送される原稿に対して光を照射する。
ミラー222は、光源221から照射されて原稿の表面で反射した後の光をミラー23に向けて反射させる。そして、ミラー222で反射した光は、ミラー23、24によって光学レンズ25に導かれる。光学レンズ25は、ミラー24から入射した光を集光してCCD26に入射させる。
CCD26は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換し、画像データとして出力する光電変換素子を有するイメージセンサーである。CCD26は、光源221から光が照射されたときに、原稿における主走査方向に沿った線状の領域からの反射光を受光して、前記線状の領域の画像を示す1ライン分の画像データを出力する。なお、原稿における読取位置(即ち、前記線状の領域の位置)は、読取ユニット22の副走査方向の移動、又はADF1による原稿の副走査方向の移動に伴って、副走査方向に移動する。CCD26から出力された画像データは、制御部5に入力される。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROMは、CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。RAMは揮発性の記憶部、EEPROMは不揮発性の記憶部である。RAM及びEEPROMは、CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部5は、ROMに予め記憶された各種の制御プログラムをCPUを用いて実行することにより画像形成装置10を統括的に制御する。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
具体的に、制御部5は、第1読取処理部51、第2読取処理部52、補正処理部53、画像生成部54、及び判定部55を含む。なお、制御部5は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部5は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
第1読取処理部51は、画像読取部2により対象物に照射される光量を第1の光量にした状態で画像読取部2による第1画像読取処理を実行させる。例えば、第1読取処理部51は、読取ユニット22の光源221から照射される光量を、通常の光量にした状態で、画像読取部2による画像読取処理を実行させる。
第2読取処理部52は、画像読取部2により前記対象物に照射される光量を前記第1の光量よりも低い第2の光量にした状態で画像読取部2による第2画像読取処理を実行させる。例えば、第2読取処理部52は、読取ユニット22の光源221から照射される光量を、通常よりも低い光量にした状態で、画像読取部2による画像読取処理を実行させる。
補正処理部53は、前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理各々で読み取られた第1読取画像データ及び第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した補正画像データを生成可能である。飽和画素とは、当該画素の濃度が、画像データによって表すことが可能な最小濃度になっている画素のことを指す。本実施形態では、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データにおいて各画素の濃度が「0」〜「255」の濃度値で表されるものとする。そして、濃度値「0」が最大濃度(例えば、真っ黒)を表し、濃度値「255」が最小濃度(例えば、真っ白)を表すものとする。この場合、前記飽和画素は、濃度値が「255」である画素である。なお、本実施形態では、画像読取部2に設けられている反射率がほぼ100%の白基準板が読み取られたときにCCD26から出力されるアナログ信号のレベルに対応する濃度値が「255」となるように、濃度値が設定される。よって、白い紙のように、前記白基準板よりも低い反射率を有する自発光しない対象物が読み取られた場合には、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データの各画素の濃度値は「255」未満となる。補正処理部53の詳細については後述する。
画像生成部54は、前記第1読取画像データ及び前記補正画像データに基づいて第3読取画像データを生成する。画像生成部54の詳細については後述する。
判定部55は、前記第1画像読取処理で読み取られた前記第1読取画像データに前記飽和画素が含まれているか否かを判定する。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力するハードキー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
ところで、このような画像形成装置10において、スマートフォン又はタブレットなどの表示画面のように、自発光する表示画面に表示されている画像が読み取られて、読取画像データが生成されることがある。この場合、想定されている光量を超える光量の光がCCD26に入射して、前記読取画像データが示す画像における前記表示画面の部分が真っ白になる白飛びが生じることがある。なお、前記表示画面への照射光の光量を通常よりも低下させることが可能な画像読取装置も知られているが、前記表示画面が発する光が強い場合には、前記表示画面への照射光の光量を低下させたとしても、前記表示画面の部分の一部又は全体で白飛びが生じることがある。これに対して、本実施形態に係る画像形成装置10では、以下で説明するような画像読取処理を行うことによって、自発光する対象物の読取画像データにおける白飛びを抑制することが可能である。
[画像形成装置10の動作]
次に、図4〜図8を参照しつつ画像形成装置10の動作について説明する。以下の説明では、自発光する対象物の一例として、スマートフォン90の画像を読み取る場合について説明する。
まず、図4に示すように、スマートフォン90の表示画面91に任意の画像が表示されている状態で、表示画面91が下向きになるようにして、原稿台21の上にスマートフォン90が載置される。
操作表示部6を通じて読取開始指示が入力されると、第1読取処理部51が、読取ユニット22の光源221から照射される光量を、通常の光量にした状態で、画像読取部2による画像読取処理を実行させる。この結果、対象物の画像を示す第1読取画像データが生成される。
続いて、判定部55が、前記第1読取画像データに前記飽和画素(即ち、濃度値が「255」である画素)が予め定められた数以上含まれているか否かを判定する。そして、前記第1読取画像データに前記飽和画素が予め定められた数以上含まれている場合には、判定部55は、前記第1画像読取処理によって読み取られた対象物が自発光する対象物であると判定する。一方、そうでない場合には、判定部55は、前記第1画像読取処理によって読み取られた対象物が通常の対象物であると判定する。
なお、前記第1画像読取処理によって読み取られた対象物が通常の対象物であると判定された場合は、前記画像読取処理は終了する。その結果、前記第1画像読取処理によって読み取られた前記第1読取画像データが、前記対象物の画像を示す読取画像データとして、画像形成部3による画像形成処理等に用いられる。
図4に示すように、前記第1画像読取処理によってスマートフォン90の表示画面91が読み取られた場合には、前記第1読取画像データにおいて、前記表示画面91に対応する画素の一部又は全部の濃度値が「255」になっている(即ち、白飛びしている)ことがある。この場合、判定部55は、前記第1画像読取処理によって読み取られた対象物が自発光する対象物であると判定する。図5は、スマートフォン90の表示画面91が読み取られた場合の前記第1読取画像データにおける或る1ラインの各画素の濃度の一例を示している。
前記第1画像読取処理によって読み取られた対象物が自発光する対象物であると判定されると、続いて、第2読取処理部52が、読取ユニット22の光源221から照射される光量を、通常よりも低下させた状態で、画像読取部2による画像読取処理を実行させる。この結果、対象物の画像を示す第2読取画像データが生成される。図6は、スマートフォン90の表示画面91が読み取られた場合の前記第2読取画像データにおける或る1ライン(図5に示したラインと同じライン)の各画素の濃度の一例を示している。
図6において、ほぼ全ての画素の濃度が図5と比べて濃くなっていることが分かる。しかしながら、表示画面91に対応する画素の一部については依然として飽和画素のまま(即ち、濃度値が「255」のまま)である。このことは、前記第2読取画像データが示す画像における表示画面91に対応する部分が、まだ不自然に白すぎる状態であることを意味する。よって、前記第2読取画像データにおける表示画面91に対応する部分の画素の濃度は、全体的にもっと濃くあるべきである。
なお、第2読取処理部52は、前記第1画像読取処理における前記対象物の走査方向とは反対方向に、画像読取部2に前記対象物を走査させてもよい。例えば、前記第1画像読取処理では、図4における右方向に読取ユニット22が移動して前記対象物が走査され、前記第2画像読取処理では、図4における左方向に読取ユニット22が移動して前記対象物が走査されてもよい。これにより、読取ユニット22が1往復する間に前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理が行われるため、画像読取処理に要する時間を短縮することができる。
また、第2読取処理部52は、前記第1画像読取処理よりも遅い読取速度で、画像読取部2による前記第2画像読取処理を実行させてもよい。例えば、PWM方式で制御されるバックライトの点滅などによって表示画面91が周期的に点滅している場合には、画像読取部2による読取速度が速すぎると、表示画面91における消灯部分の画像が読み取られず、黒い画像が読み取られてしまうことがある。そこで、前記第2画像読取処理時の読取速度を、前記第1画像読取処理時の読取速度(即ち、通常の読取速度)よりも長くすることによって、各ラインの読取時間が長くなり、このような現象を抑制することができる。
補正処理部53は、例えば、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率に応じて、前記第2読取画像データが示す画像の濃度を濃くした補正画像データを生成する。前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率が大きいということは、前記第2読取画像データにおける表示画面91に対応する部分の画素の濃度が、理想的な濃度(より自然に見える濃度)から大きくずれていることを意味する。一方、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率が小さいということは、前記第2読取画像データにおける表示画面91に対応する部分の画素の濃度が、理想的な濃度から小さくずれていることを意味する。そこで、補正処理部53は、基本的には、前記比率が大きいほど前記第2読取画像データが示す濃度をより濃くした前記補正画像データを生成する。
ただし、前記第2読取画像データが示す画像の濃度を濃くし過ぎると、前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の部分が本来とは異なる画像として視認されるようになるため、好ましくない。そこで、補正処理部53は、前記比率が予め定められた上限値(例えば、20%)以下である場合には、前記比率が大きいほど前記第2読取画像データが示す濃度をより濃くした補正画像データを生成し、前記比率が前記上限値を超える場合には、前記第2読取画像データが示す濃度を予め定められた一定の度合いで濃くした補正画像データを生成する。これにより、濃度を濃くする度合いが一定の範囲に制限され、上記現象を抑制することができる。
なお、本実施形態では、補正処理部53は、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データにおける予め区分された複数のブロックの各々について前記補正画像データを生成する。例えば、図7に示すように、画像読取部2によって読み取られた読取画像データ(前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データ)が88個のブロックに区分されている場合、補正処理部53は、これらの88個のブロックの各々について前記補正画像データを生成する。具体的には、補正処理部53は、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データの同一ブロック(本発明の「同一領域」の一例)における飽和画素の数に基づいて、当該ブロックに対応する前記補正画像データを生成する。以下、図8を参照して、補正処理部53による前記補正画像データの生成方法について具体的に説明する。
補正処理部53は、前記第1読取画像データの或るブロックにおける或るライン上の前記飽和画素の数(以下、「第1飽和画素数」と称す)と、前記第2読取画像の同一ブロックにおける同一ライン上の前記飽和画素の数(以下、「第2飽和画素数」と称す)との比率に応じて、当該ラインに対応する濃度調整率を算出する。具体的には、補正処理部53は、以下に示す計算式によって、前記ラインに対応する濃度調整率を算出する。
濃度調整率=(「第1飽和画素数」−「第2飽和画素数」)/「第1飽和画素数」
ただし、濃度調整率の下限は予め定められた値(例えば、70%)に設定されている。よって、濃度調整率が70%を下回ることはない。
なお、前記計算式における「第1飽和画素数」及び「第2飽和画素数」は、前記ライン上の全画素数に対する前記飽和画素数の割合を示す「飽和率」で置き換えても構わない。例えば、前記第1読取画像データの或るブロックにおける或るラインの飽和率が図8の左上部に示すように50%であり、前記第2読取画像データの同一ブロックにおける同一ラインの飽和率が図8の右上部に示すように10%である場合には、濃度調整率は、(50%−10%)/50%=80%と算出される。
補正処理部53は、同一ブロックの全てのライン各々について前記濃度調整率を算出し、算出された濃度調整率を平均化する。そして、補正処理部53は、平均化された濃度調整率(以下、「平均濃度調整率」と称す)に基づいて、前記第2読取画像データの前記ブロック内の全ての画素の濃度値を補正する。例えば、補正処理部53は、前記第2読取画像データの前記ブロック内の各画素の濃度値に前記平均濃度調整率を乗算して、前記補正画像データを生成する。この結果、例えば、前記平均濃度調整率が80%である場合には、前記第2読取画像データにおける図8の右上部に示したライン上の各画素の濃度を、図8の下部に示すように20%分低下させた前記補正画像データが得られる。
以上のように、本実施形態では、前記濃度調整率が小さいほど、前記第2読取画像データが示す濃度をより濃くした前記補正画像データが生成される。そして、前記濃度調整率は、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率の逆数となっている。つまり、本実施形態では、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率が大きいほど、前記第2読取画像データが示す濃度をより濃くした前記補正画像データが生成される。
なお、本実施形態では、前記補正画像データは、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれているブロックについてのみ生成される。そして、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれていないブロックについては、前記補正画像データは生成されない。なぜなら、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれていないブロックは、白飛びが発生しておらず、補正が不要であるからである。
画像生成部54は、前記第1読取画像データ及び前記補正画像データに基づいて第3読取画像データを生成する。具体的には、画像生成部54は、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれている前記ブロックに対応する部分ついては前記補正画像データに基づいて前記第3読取画像データを生成し、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれていない前記ブロックに対応する部分については前記第1読取画像データに基づいて前記第3読取画像データを生成する。この結果、前記第3読取画像データは、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれている前記ブロックに対応する部分だけを前記補正画像データに置き換えたような画像データとなる。
上記のようにして生成された第3画像データが示す画像では、表示画面91の画像が含まれるブロックの部分については白飛びが抑制された画像となり、表示画面91の画像が含まれないブロックの部分については、光源221から照射される光量を通常の光量にした状態で画像読取部2によって読み取られた画像となる。
画像形成部3は、前記第3読取画像データに基づいてシート上に画像を形成する。なお、画像形成部3による画像形成処理が行われる前に、例えば、前記第1読取画像データに対応するプレビュー画像と前記第3読取画像データに対応するプレビュー画像とを操作表示部6に表示して、どちらの読取画像データに基づいてシート上に画像を形成すべきかをユーザーに選択させてもよい。
次に、図9を参照しつつ、制御部5によって実行される画像読取処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1,S2,・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記画像読取処理は、例えば、操作表示部6を通じて読取開始指示が入力されたことに応じて開始される。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、制御部5は、前記第1画像読取処理を行う。例えば、制御部5は、光源221から照射される光量を通常の光量にした状態で、通常の読取速度で、原稿台21に載置された対象物の画像を画像読取部2に読み取らせる。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部5は、前記第1画像読取処理によって生成された第1読取画像データに、前記飽和画素が所定数以上含まれているか否かを判断する。そして、前記第1読取画像データに前記飽和画素が所定数以上含まれていると判断されると(S2:Yes)、処理がステップS3に移行する。一方、前記第1読取画像データに前記飽和画素が所定数以上含まれていないと判断されると(S2:No)、前記画像読取処理は終了し、その後、例えば、画像形成部3において前記第1読取画像データに基づく画像形成処理が行われる。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部5は、前記第2画像読取処理を行う。例えば、制御部5は、光源221から照射される光量を通常よりも低い光量にした状態で、通常よりも遅い読取速度で、原稿台21に載置された前記対象物の画像を画像読取部2に読み取らせる。前記第2画像読取処理時の前記対象物の走査方向は、例えば、前記第1画像読取処理時の前記対象物の走査方向とは反対の方向である。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部5は、図7に示すような複数のブロックのうちの1つのブロックを、注目ブロックとして選択する。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部5は、前記第1読取画像データにおける前記注目ブロックに前記飽和画素が存在するか否かを判断する。そして、前記第1読取画像データにおける前記注目ブロックに前記飽和画素が存在すると判断されると(S5:Yes)、処理がステップS6に移行する。一方、前記第1読取画像データにおける前記注目ブロックに前記飽和画素が存在しないと判断されると(S5:No)、処理がステップS9に移行する。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部5は、前記第1読取画像データにおける前記注目ブロックに含まれる前記飽和画素の数と、前記第2画像読取処理によって生成された第2読取画像データにおける前記注目ブロックに含まれる前記飽和画素の数とに基づいて、当該注目ブロックに対応する前記濃度調整率を算出する。例えば、制御部5は、前述したように、前記注目ブロックにおけるライン毎に前記濃度調整率を算出して、これらの濃度調整率を平均化する。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部5は、前記第2読取画像データと前記濃度調整率とに基づいて前記補正画像データを生成する。例えば、制御部5は、前記第2読取画像データにおける前記注目ブロックの各画素の濃度値に、前記ステップS6において算出された前記濃度調整率を乗じることによって、前記補正画像データを生成する。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部5は、ステップS7において生成された前記補正画像データに基づいて、前記注目ブロックに対応する部分の前記第3読取画像データを生成する。例えば、制御部5は、前記注目ブロックに対応する部分の前記第3読取画像データの各画素の濃度値を、前記補正画像データが示す濃度値と同じ濃度値に設定する。
<ステップS9>
ステップS9において、制御部5は、前記第1読取画像データに基づいて、前記注目ブロックに対応する部分の前記第3読取画像データを生成する。例えば、制御部5は、前記注目ブロックに対応する部分の前記第3読取画像データの各画素の濃度値を、前記第1読取画像データが示す濃度値と同じ濃度値に設定する。
<ステップS10>
ステップS10において、制御部5は、図7に示すような複数のブロックの全部のブロックの処理が完了したか否かを判断する。そして、全ブロックの処理が完了したと判断されると(S10:Yes)、前記画像読取処理は終了し、その後、例えば、画像形成部3において前記第3読取画像データに基づく画像形成処理が行われる。一方、全ブロックの処理が完了していないと判断されると(S10:No)、処理がステップS4に戻り、未処理のブロックのうちの1つのブロックが、注目ブロックとして選択される。
なお、前記ステップS1の処理(第1読取処理ステップ)は、制御部5の第1読取処理部51によって実行される。前記ステップS2の処理は、制御部5の判定部55によって実行される。前記ステップS3の処理(第2読取処理ステップ)は、制御部5の第2読取処理部52によって実行される。前記ステップS6,S7の処理(補正処理ステップ)は、制御部5の補正処理部53によって実行される。前記ステップS8,S9の処理(画像生成ステップ)は、制御部5の画像生成部54によって実行される。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した前記補正画像データが生成されるので、自発光する対象物の読取画像データにおける白飛びを抑制することが可能である。
なお、上記実施形態では、予め区分された複数のブロックの各々について前記補正画像データが生成されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、前記第1読取画像データに基づいて前記表示画面91に対応する領域(以下、「自発光領域」と称す)が検出されて、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データの前記自発光領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した前記補正画像データが生成されてもよい。
また、上記実施形態では、判定部55によって前記第1読取画像データに前記飽和画素が予め定められた数以上含まれていると判定された場合に、画像読取部2による前記第2画像読取処理が実行されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、操作表示部6を通じて自発光対象物読取モードが選択された場合に、読取開始指示が入力されたことに応じて、画像読取部2による前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理が実行されてもよい。この場合、前記第1画像読取処理と前記第2画像読取処理の実行順序は任意である。即ち、前記第2画像読取処理の実行後に、前記第1画像読取処理が実行されても構わない。
また、上記実施形態では、画像読取部2における撮像素子としてCCD26が用いられているが、本発明はこれに限定されず、例えば、CMOSイメージセンサーを用いたCIS(Contact Image Sensor)などの任意の撮像素子を用いてもよい。
なお、上記実施形態では、画像読取部2で自発光する表示画面91の画像を読み取った場合に白飛びが生じる場合を例に挙げて説明したが、画像読取部2で表示画面91の画像を読み取った場合に真っ黒になる画素を飽和画素として捉えてもよい。即ち、この場合、制御部5は、画像読取部2により対象物に照射される光量を第1の光量にした状態で画像読取部2による第1画像読取処理を実行させる。その後、制御部5は、画像読取部2により前記対象物に照射される光量を前記第1の光量よりも低い第2の光量にした状態で画像読取部2による第2画像読取処理を実行させる。次に制御部5は、前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理各々で読み取られた第1読取画像データ及び第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率に応じて前記第2読取画像データが示す濃度を薄くした前記補正画像データを生成する。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙カセット
5 制御部
6 操作表示部
10 画像形成装置
11 原稿セット部
12 搬送ローラー
13 原稿押さえ
14 排紙部
21 原稿台
22 読取ユニット
23 ミラー
24 ミラー
25 光学レンズ
26 CCD
90 スマートフォン
91 表示画面
221 光源
222 ミラー

Claims (8)

  1. 対象物に対して光を照射して前記対象物からの反射光の受光量に応じて前記対象物の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を第1の光量にした状態で前記画像読取部による第1画像読取処理を実行させる第1読取処理部と、
    前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を前記第1の光量よりも低い第2の光量にした状態で前記画像読取部による第2画像読取処理を実行させる第2読取処理部と、
    前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理各々で読み取られた第1読取画像データ及び第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した補正画像データを生成可能な補正処理部と、
    前記第1読取画像データ及び前記補正画像データに基づいて第3読取画像データを生成する画像生成部と、
    を備え、
    前記補正処理部は、前記第1読取画像データにおける前記飽和画素の数に対する前記第2読取画像データにおける前記飽和画素の数の比率に応じて前記第2読取画像データが示す濃度を濃くした前記補正画像データを生成する、
    像読取装置。
  2. 前記補正処理部は、前記比率が予め定められた上限値以下である場合には、前記比率が大きいほど前記第2読取画像データが示す濃度をより濃くした前記補正画像データを生成し、前記比率が前記上限値を超える場合には、前記第2読取画像データが示す濃度を予め定められた一定の度合いで濃くした前記補正画像データを生成する、
    請求項に記載の画像読取装置。
  3. 対象物に対して光を照射して前記対象物からの反射光の受光量に応じて前記対象物の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を第1の光量にした状態で前記画像読取部による第1画像読取処理を実行させる第1読取処理部と、
    前記画像読取部により前記対象物に照射される光量を前記第1の光量よりも低い第2の光量にした状態で前記画像読取部による第2画像読取処理を実行させる第2読取処理部と、
    前記第1画像読取処理及び前記第2画像読取処理各々で読み取られた第1読取画像データ及び第2読取画像データの同一領域における飽和画素の数に基づいて前記第2読取画像データを補正した補正画像データを生成可能な補正処理部と、
    前記第1読取画像データ及び前記補正画像データに基づいて第3読取画像データを生成する画像生成部と、
    を備え、
    前記第1画像読取処理で読み取られた前記第1読取画像データに前記飽和画素が予め定められた数以上含まれているか否かを判定する判定部を更に備え、
    前記第2読取処理部は、前記判定部によって前記第1読取画像データに前記飽和画素が予め定められた数以上含まれていると判定された場合に、前記画像読取部による前記第2画像読取処理を実行させる、
    像読取装置。
  4. 前記補正処理部は、前記第1読取画像データ及び前記第2読取画像データにおける予め区分された複数のブロックの各々について前記補正画像データを生成する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記画像生成部は、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれている前記ブロックに対応する部分ついては前記補正画像データに基づいて前記第3読取画像データを生成し、前記第1読取画像データにおいて前記飽和画素が含まれていない前記ブロックに対応する部分については前記第1読取画像データに基づいて前記第3読取画像データを生成する、
    請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記第2読取処理部は、前記第1画像読取処理における前記対象物の走査方向とは反対方向に、前記画像読取部に前記対象物を走査させる、
    請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記第2読取処理部は、前記第1画像読取処理よりも遅い読取速度で、前記画像読取部による前記第2画像読取処理を実行させる、
    請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって生成される前記第3読取画像データに基づいてシート上に画像を形成可能な画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
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