JP6435096B2 - 展望台付建物 - Google Patents
展望台付建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6435096B2 JP6435096B2 JP2014019949A JP2014019949A JP6435096B2 JP 6435096 B2 JP6435096 B2 JP 6435096B2 JP 2014019949 A JP2014019949 A JP 2014019949A JP 2014019949 A JP2014019949 A JP 2014019949A JP 6435096 B2 JP6435096 B2 JP 6435096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- building
- handrail
- horizontal member
- frame structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
このような工事説明において、場内を一望することができれば、工事状況や完成イメージ等を把握しやすい。
ところが、仮設の展望台を個別に設計、施工を行うと、作業に手間がかかるとともに、費用もかかる。
さらに、小屋部分を、休憩室や説明室として使用することできるため、展望台専用の構造物を構築する場合に比べて、コストパフォーマンスが高い。
なお、本明細書における前後左右は、図1に示す方向に統一する。
小屋部分2は、土台4上に載置されている。
なお、小屋部分2は、プレハブ工法により構築されていればよく、必ずしもユニットハウスである必要はない。
間柱22は、上下の梁部材23,23の間に配設されている。
また、展望台建物1の前後の幅は、一間を超えており、前後の構造柱21,21の間には、間柱が1本配設されている。
上側(構造柱21の上端)に配設された4本の梁部材23,23,…は、枠状を呈しており、小屋部分2の天井パネルを支持している。
壁パネル24を構成する材料は限定されるものではないが、例えば石膏ボードや木質系パネルにより構成すればよい。
壁パネル24の形状は、前記溝状空間の形状に応じて適宜設定すればよい。
本実施形態の展望台付建物1には、展望部分3に至る階段(図示せず)が後側に形成されている。
展望台付建物1を構成するフレーム構造体30は、予め工場等において組み立てられたものを搬入して小屋部分2上に載置してもよいし、小屋部分2の上において組み立ててもよい。
展望部分3の構造柱31,31,…は、小屋部分2の構造柱21,21,…の延長線上に立設されている。
本実施形態の間柱32は、小屋部分2の間柱22の延長線上に立設されている。つまり、展望部分3の間柱32は、前面および後面に2本ずつ、左右の側面に1本ずつ、それぞれ配設されている。
構造柱31は、一方の軽量骨材のウェブの背面に他方の軽量骨材のフランジを当接させた状態で固定することにより形成されている。すなわち、構造柱31は、他の構造柱31(間柱32)側に開口する溝部を有している。
なお、構造柱31を構成する材料は限定されるものではなく、例えば、断面H字状の軽量骨材を使用してもよい。
梁部材33の端部は、構造柱33の上端または下端に固定されている。なお、柱部材31,32と梁部材33との固定方法は限定されるものではなく、例えば、ボルト接合や溶接接合により固定すればよい。
なお、床パネル34は、複数の板材を組み合わせることにより形成されていてもよいし、1枚の板材により形成されていてもよい。
なお、屋根パネル35は、複数の板材を組み合わせることにより形成されていてもよいし、1枚の板材により形成されていてもよい。また、屋根パネル35は、傾斜していてもよい。
手すり36は、隣り合う柱部材31,32と上下の梁部材33,33により囲まれた空間の下部を遮蔽している。一方、手すり36、隣り合う柱部材31,32および上側の梁部材33により囲まれた空間は開口している。この開口部分には、窓ガラス等の透明板も存在していない。
腰壁パネル37を構成する板材の幅は約一間(180cm程度)、高さは約半間(90cm程度)である。また、腰壁パネル37を構成する板材の厚みは、柱部材31,32を構成する軽量鉄骨の一対のフランジ同士の間隔よりも小さい。
なお、腰壁パネル37を構成する材料や形状は限定されるものではなく、例えば、石膏ボードや木質系パネル等であってもよいし、透明板材であってもよい。
棒状横架材38は、腰壁パネル37の上端に載置されることで、手すり36の高さ調整用部材として機能する。棒状横架材38は、必要に応じて複数本重ねてもよい。
このとき、棒状横架材38の端面は、構造柱31または間柱32を構成する軽量骨材のウェブに当接させる。
固定治具5は、一対のフランジ53,53とウェブ54とにより断面コ字状に形成された治具本体51と、治具本体51に取り付けられたボルト52により構成されている。
一対のフランジ53,53の先端部同士の間隔は棒状横架材38の厚み(図3において左右の幅)よりも大きく、フランジ53,53の基端部同士の間隔は棒状横架材38の厚みよりも小さい。
ボルト52は、固定治具5を取り外す際に使用する部材であって、ボルト孔55に挿通されている。
本実施形態では、円柱状の木製部材により手すり棒39を構成するが、手すり棒39の材質や断面形状は限定されない。
また、展望部分3の四方がフレーム構造体30(柱部材31,32)と手すりで囲まれていて、開口しているため、視界が広い。
また、床パネル34により床が形成されているため、仮設部材である足場を組み合わせることにより形成する場合に比べて安全性に優れている。
また、フレーム構造体30により必要な強度が確保されている。また、手すり36により見学者の安全性も確保されている。
また、小屋部分2を、休憩室や説明室として使用することできるため、展望台専用の構造物を構築する場合に比べて、コストパフォーマンスが高い。
また、手すり36は、固定治具5を介して強固に固定されているため、がたつき等がなく、安全性に優れている。
また、展望台付建物の規模(平面積、平面形状、床面積等)は、適宜設定すればよい。
また、棒状横架材の端部は、必ずしも柱部材に固定されている必要はない。
また、手すり棒は、必要に応じて設置すればよく、省略してもよい。
2 小屋部分
3 展望部分
30 フレーム構造体
31 構造柱(柱部材)
32 間柱(柱部材)
33 梁部材
34 床パネル
35 屋根パネル
36 手すり
37 腰壁パネル
38 棒状横架材
5 固定治具
Claims (1)
- プレハブ工法により構築された小屋部分と、前記小屋部分の上部に設けられた展望部分と、を備える展望台付建物であって、
前記展望部分は、柱部材と梁部材とを組み合わせることにより形成されたフレーム構造体と、前記フレーム構造体の下面を塞ぐ床パネルと、前記フレーム構造体の上面を塞ぐ屋根パネルと、前記柱部材同士の間に横架された手すりと、により構成されているとともに、四方が開口しており、
前記柱部材が、ウェブと一対のフランジとを備えた断面H字状または断面コ字状の部材からなり、
前記手すりが、腰壁パネルと、前記腰壁パネルの上端に設けられた棒状横架材と、からなり、
前記棒状横架材の両端は、前記ウェブと前記一対のフランジとにより囲まれた空間に嵌め込まれていて、
前記棒状横架材と前記柱部材との隙間に、先端部が前記隙間よりも小さく、基端部が前記隙間よりも大きい厚さを有した固定治具が差し込まれていることで、当該固定治具のくさび効果によって前記棒状横架材が前記柱部材に固定されていることを特徴とする、展望台付建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014019949A JP6435096B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 展望台付建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014019949A JP6435096B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 展望台付建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015148047A JP2015148047A (ja) | 2015-08-20 |
JP6435096B2 true JP6435096B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=53891634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014019949A Active JP6435096B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 展望台付建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6435096B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544403Y2 (ja) * | 1986-11-28 | 1993-11-11 | ||
US20040107651A1 (en) * | 2002-12-10 | 2004-06-10 | Johnson Jeffrey L. | Apparatus and method for assembling a press box through the use of modular componentry |
JP2005023544A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Yudai Sangyo Kk | イベント観覧用の移動組立式建物 |
JP5775333B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2015-09-09 | ミサワホーム株式会社 | バルコニー用ユニット、ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法 |
JP5875000B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2016-03-02 | 光洋機械産業株式会社 | 仮設用手摺 |
-
2014
- 2014-02-05 JP JP2014019949A patent/JP6435096B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015148047A (ja) | 2015-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006152557A (ja) | スチールハウスの構造形式および構築方法 | |
JP5647747B1 (ja) | 壁パネルの接合方法 | |
JP2010144448A (ja) | 建物の配線構造 | |
JP2010159543A (ja) | 耐震補強構造 | |
JP6667940B2 (ja) | 外壁の外壁パネル・柱割付け構造および割付け施工方法 | |
KR101422789B1 (ko) | 조립식 한옥골조 및 이의 시공방법 | |
JP6435096B2 (ja) | 展望台付建物 | |
JP2013028895A (ja) | 組積造建物 | |
JP2013189802A (ja) | 既存建物の耐震補強構造 | |
EP3482013A1 (en) | Structural element | |
JP5752478B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP6019710B2 (ja) | 既存建物の耐震補強構造及び方法 | |
JP2017066666A (ja) | 耐力壁パネル、及び耐力壁パネルシステム | |
JP6444094B2 (ja) | 建築用パネルの接合構造および建物 | |
JP5629195B2 (ja) | 建物 | |
JP5944821B2 (ja) | 外壁用の下地パネルセット | |
JP6178639B2 (ja) | 建物 | |
JP2012225029A (ja) | プレハブハウス及びその組立てキット | |
JPH03199550A (ja) | 建築用水平耐力部材 | |
JP2559366Y2 (ja) | 建築物の組立構造 | |
JP3355453B2 (ja) | 開口部を有する壁の構造 | |
JP2014015741A (ja) | ユニット建物 | |
JP2002256621A (ja) | 木質建築構法 | |
JPH07145639A (ja) | 三階建ユニット建物 | |
JP6559445B2 (ja) | パネル工法建物のブレース後付け耐力壁化工法および構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160506 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181030 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6435096 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |