JP6432650B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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開示の技術は、3相交流電源から電力変換装置の電源部に電力供給を受ける場合、降圧回路を不要にしたり、低い耐圧の素子を用いたりすることができると共に、ノイズ除去部品を減らすことができる電力変換装置に関する。
従来から、モータなどを負荷として運転制御する場合、コンバータやインバータなどの電力変換装置が用いられる。電力変換装置では、スイッチング素子などを駆動するための電源が必要となる。
特許文献1には、3相4線式交流電源の中性線とR相、S相、T相の3相の電力線のいずれか1つの相とに接続された電源配線を介して電力供給を受ける電源部を備えた電力変換装置を有する空気調和装置が記載されている。
また、特許文献2には、電力変換装置としてR相、S相、T相の3相の電力線のうちのいずれか2相から電力供給を受ける電源部を有する電動機制御装置が記載されている。
特開平7−198154号公報 特開平9−285138号公報
特許文献1に記載されたものは、中性線を有した3相4線式交流電源を空気調和装置の電力変換装置に接続するため、電力変換装置で発生したノイズが、中性線を含む4線すべてから外部(電源系統)へ漏れ出すため、電力変換装置と電源系統との間に、4線に対するノイズフィルタなどのノイズ除去部品が必要になる。
一方、特許文献2に記載されたものは、中性線を用いず、3相のうちのいずれか2相から電源を得るようにしている。ここで、電動機制御装置の電源部は、3相の線間電圧を所望の電源電圧に変換しなくてはならないが、一般に3相の線間電圧は200Vや400Vであり、高い電圧であるため、電源部の絶縁対策や電源部の素子の耐圧や降圧回路の付加などを考慮する必要がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、3相交流電源から電力変換装置の電源部に電源供給を受ける場合、降圧回路を不要にしたり、低い耐圧の素子を用いたりすることができると共に、ノイズ除去部品を減らすことができる電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、開示の態様の電力変換装置は、N相を除くR相、S相、T相が入力されて3相交流電力を所望の電力に変換して出力する電力変換モジュールと前記電力変換モジュールに含まれるアクティブ素子を駆動する駆動制御部と前記駆動制御部で用いる電源電圧を生成して前記駆動制御部に出力する電源部とを有した電力変換装置であって、前記電力変換モジュールの前段に設けられ、前記電力変換モジュールの入力側に接続された3相交流電力を前記電力変換モジュールに出力する3相交流電力線と、前記3相交流電力線の間にスター結線された3つのフィルタ用コンデンサと、前記フィルタ用コンデンサよりも前段の前記3相交流電力線のうちのいずれか1相の電力線と前記電源部との間に接続されて前記電源部に電力供給する第1の電源線と、前記フィルタ用コンデンサ間と前記電源部との間に接続されて前記電源部に電力供給する第2の電源線と、を備えたことを特徴とする。
また、開示の態様の電力変換装置は、前記フィルタ用コンデンサよりも前段の前記3相交流電力線それぞれに接続された3つのリアクトルをさらに備え、前記第1の電源線は、前記フィルタ用コンデンサよりも前段かつ前記リアクトルよりも後段の前記いずれか1相の電力線と前記電源部との間に接続されたことを特徴とする。
開示の態様によれば、3相交流電源から電力変換装置の電源部に電源供給を受ける場合、電源線の線間電圧は3相の線間電圧の約半分の電圧となって降圧回路を不要にしたり、低い耐圧の素子を用いたりすることができ、しかも、3相4線式交流電源の中性線を用いていないので、4線全てにノイズ除去部品を用いる必要がなくなり、ノイズ除去部品を減らすることができる。
図1は、本発明の実施の形態である電力変換装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態である電力変換装置の変形例の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態である電力変換装置1の構成を示す図である。図1に示すように、電力変換装置1は、電力変換モジュール11とR相電力線21、S相電力線22、T相電力線23からなる3相交流電力線20とを備える。電力変換装置1には、外部の3相交流電源2から3相交流電力が供給される。供給されたR相、S相、T相の電力は、3相交流電力線20を経由して電力変換モジュール11に供給される。
3相交流電力線20には、L型フィルタ10が設けられている。L型フィルタ10は、R相電力線21、S相電力線22、T相電力線23に、それぞれリアクトルL1、L2、L3が設けられるとともに、R相電力線21、S相電力線22、T相電力線23の間にスター結線されたフィルタ用コンデンサC1、C2、C3が設けられる。L型フィルタ10は、ローパスフィルタであり、ノーマルモードノイズを除去する。
電力変換モジュール11は、入力される3相交流電力を、スイッチング素子などのアクティブ素子11aを駆動制御して所望の電力に変換して出力する。図1では、3相交流電力を、P−N間に発生する直流電力に変換している。図1では、電力変換モジュール11がコンバータとして機能しているが、3相交流電力を、2相あるいは3相などの交流電力に変換する交流―交流変換器として機能するものであってもよい。また、電力変換モジュール11は、コンバータとインバータとを含むものであってもよい。さらに、電力変換モジュール11は、マトリクスコンバータであってもよい。
電力変換モジュール11から出力されたP−N間の直流電力は、P電力線31とN電力線32とからなる出力電力線30を介して外部に設けられる直流モータなどの負荷3に供給される。なお、P電力線31にはリアクトルLが設けられる。また、P電力線31とN電力線32との線間にはコンデンサCが設けられる。リアクトルLとコンデンサCとは、ローパスフィルタとして機能する。
駆動制御部15は、電力変換モジュール11に含まれるアクティブ素子11aを駆動制御する。電源部12は、駆動制御部15の駆動制御に必要な各種の制御電圧を生成して駆動制御部15に供給する。
電源線LN1は、T相電力線23上の点P1と電源部12との間に配線される。なお、点P1は、R相電力線21上であってもよいし、S相電力線22上であってもよい。電源線LN2は、スター結線されたフィルタ用コンデンサC1、C2、C3間である中点P2と電源部12との間に配線される。電源線LN1、LN2は、3相交流電力線20から電力の一部を分岐した分岐電力を電源部12に供給する電源線LNである。
電源線LNを介して電源部12に供給された電力は交流であるため、全波整流回路13によって整流され、さらに、平滑コンデンサC4によって平滑され、直流電圧として電源回路14に入力される。電源回路14は、入力された直流電圧を、駆動制御部15の駆動制御に必要な各種の制御電圧に変換して駆動制御部15に供給する。電源回路14は、例えばスイッチングレギュレータなどによって実現される。
ここで、中点P2と各相の間の電圧は、3相交流電力線20の線間電圧の1/√(3)となる。したがって、電源線LNの線間電圧は3相交流電力線20の線間電圧の1/√(3)となる。例えば、3相交流電力線20の線間電圧が400V程度である場合、電源線LNの線間電圧は、230V程度となる。したがって、電源部12内の素子の耐圧を小さくすることができる。また、電源部12内に過度な絶縁対策を施したり、降圧回路を設けたりする必要がない。この結果、電源部12は、装置規模を小さくしたり、安価にすることができる。
また、中点P2は、既存のL型フィルタ10を構成するスター結線されたフィルタ用コンデンサ間であるため、3相4線式交流電源の中性線と同様に、3相交流電力線20の線間電圧の1/√(3)程度の電圧を得ることができる。しかも、中性線を用いていないので、3相交流電源2と電力変換装置1との間のノイズ対策のための構成が中性線には不要となる。このため、中性線についてのノイズ除去部品が不要となる。さらに、既存のL型フィルタ10を利用して中点P2を得るため、特別な構成を付加する必要がなく、部品を増やさずに済む。
中点P2として、既存のL型フィルタ10を構成するスター結線されたフィルタ用コンデンサの中点を利用した場合に、フィルタとしての機能が損なわれないことを確認するため、シミュレーションによる検証を行った。C1〜C3を10μF、電源部12で使用する電力(T相から取得する電力)を31.1Wとしたとき、コンデンサC3の電圧(実効値)は226.4Vとなった。T相からの取得電力をゼロとしたときの電圧(実行値)が230Vであることから、コンデンサC3の電圧降下は4V程度であり、C3のフィルタとしての機能は損なわれていないことが分かった。
なお、上述した中点P2は、既存のL型フィルタ10を構成するスター結線されたフィルタ用コンデンサ間を中点としているが、これに限らず、図2に示すように、別途、コンデンサC22、C23を設けて中点P3を形成するようにしてもよい。図2では、図1と同様に、点P1をT相電力線23上に設けているとともに、直列接続した2つのコンデンサC22、C23をS相電力線22とT相電力線23との間に新たに接続し、中点P3をコンデンサC22とコンデンサC23の中点としている。この中点P3の電圧は、S相電力線22とT相電力線23との線間電圧の1/2となる。なお、コンデンサC22、C23は、3相交流電力線20の線間電圧を2分できればよく、点P1がT相電力線23に設けられた場合、T相電力線23とS相電力線22との間、または、T相電力線23とR相電力線21との間に設けられる。
なお、上述した点P1と中点P2、あるいは点P1と中点P3の位置から電源部12に必要な電源を供給しても、フィルタ用コンデンサC1、C2、C3の電圧波形に乱れはなく、フィルタ動作機能は損なわれていないことを確認している。
1 電力変換装置
2 3相交流電源
3 負荷
10 L型フィルタ
11 電力変換モジュール
11a アクティブ素子
12 電源部
13 全波整流回路
14 電源回路
15 駆動制御部
20 3相交流電力線
21 R相電力線
22 S相電力線
23 T相電力線
30 出力電力線
31 P電力線
32 N電力線
C,C22,C23 コンデンサ
C1 フィルタ用コンデンサ
C4 平滑コンデンサ
L,L1〜L3 リアクトル
LN,LN1,LN2 電源線
P1 点
P2,P3 中点

Claims (2)

  1. N相を除くR相、S相、T相が入力されて3相交流電力を所望の電力に変換して出力する電力変換モジュールと前記電力変換モジュールに含まれるアクティブ素子を駆動する駆動制御部と前記駆動制御部で用いる電源電圧を生成して前記駆動制御部に出力する電源部とを有した電力変換装置であって、
    前記電力変換モジュールの前段に設けられ、前記電力変換モジュールの入力側に接続された3相交流電力を前記電力変換モジュールに出力する3相交流電力線と、
    前記3相交流電力線の間にスター結線された3つのフィルタ用コンデンサを含むフィルタと、
    前記3つのフィルタ用コンデンサよりも前段の前記3相交流電力線のうちのいずれか1相の電力線と前記電源部との間に接続されて前記電源部に電力供給する第1の電源線と、
    前記3つのフィルタ用コンデンサの中点と前記電源部との間に接続されて前記電源部に電力供給する第2の電源線と、を備え
    前記R相、前記S相、前記T相が入力される一方で前記N相が入力されない、
    電力変換装置。
  2. 前記3つのフィルタ用コンデンサよりも前段の前記3相交流電力線それぞれに接続された3つのリアクトル
    をさらに備え、
    前記第1の電源線は、前記3つのフィルタ用コンデンサよりも前段かつ前記リアクトルよりも後段の前記いずれか1相の電力線と前記電源部との間に接続された
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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