JP6431918B2 - バネ用の保持要素 - Google Patents

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Description

本発明は、板バネを保持要素に固定するためのバネ固定領域と、ホイールキャリヤを板バネに固定するためのホイールキャリヤ固定領域を有し、保持要素が、バネ固定領域からホイールキャリヤ固定領域へ力を伝達するための、ウェブ及び空所を配置した変形領域を備える、バネ、特に板バネ用の保持要素に関する。更に、本発明は、保持要素の使用並びに保持要素を製造するための方法に関する。
道路の凹凸を緩和し、車両の走行特性を改善するために、板バネのようなバネは、シャーシ内で、しばしばホイールを弾性支持するために使用される。このため、ホイールもしくはホイールを固定することができるホイールキャリヤは、リンク及びバネを介してボディと結合されている。板バネは、ホイール及び/又はホイールキャリヤを同様にガイド及び保持するので、ホイールは、シャーシ及び/又はボディに対して相対的なコントロールされた位置に位置決めされている。
板バネは、従来技術では、ホイールに作用する横力を板バネに伝達することができるように、保持要素を介してホイールキャリヤと結合されている。
独国特許出願公開第10 2011 081 693号明細書から、横力を吸収することができるホイールガイド板バネ用の保持要素が公知である。更に、変形領域で、側突時に生じ得る非常に高い力を吸収することができる。
独国特許出願公開第10 2011 081 693号明細書
本発明の課題は、改善された保持要素を提供することにある。
この課題は、請求項1に記載の保持要素によって解決される。好ましい発展形は、従属請求項に記載されている。
課題は、板バネを保持要素に固定するためのバネ固定領域と、ホイールキャリヤを板バネに固定するためのホイールキャリヤ固定領域を有し、保持要素が、バネ固定領域からホイールキャリヤ固定領域へ力を伝達するための、ウェブ及び空所を配置した変形領域を備える、バネ用の保持要素によって解決される。解決策は、ウェブ及び空所が、保持要素の長手方向軸に対して鏡面対称に形成されていること、を特徴とする。
この場合、ホイールキャリヤ固定領域は、ホイールキャリヤを保持要素に固定するために使用される保持要素の領域である。この場合、ホイールキャリヤ固定領域は、複数の別の要素を介してホイールキャリヤと結合することができる。バネ固定領域は、板バネもしくはバネを保持要素に固定するために使用される。この領域も、直接的にバネと結合することができるのではなく、ここでも、保持要素とバネの間に1つ又は複数の要素を配置することができる。しかしながら、保持要素がワンピースに形成され、ホイールキャリヤ並びにバネが直接的に保持要素と結合されている場合が好ましい。
バネを直接的にホイールキャリヤと結合する代わりに、バネに、別個の保持要素が割り当てられこの別個の保持要素を介して、バネが、ホイールキャリヤと結合されている。この場合、保持要素が直接的にホイールキャリヤと結合されていることは、必要ない。むしろ、ホイールキャリヤと保持要素の間に1つ又は複数の要素が配置されている構成も考えられる。
バネは、特に、板バネとして、好ましくは横方向板バネとして、形成することができる。板バネとは、その主拡張方向が優位なバネ方向とは異なるバネと理解するが、特に主拡張方向は、実質的の優位なバネ方向に対して垂直である。
この場合、板バネは、1つ又は複数の材料、特に金属及び/又はプラスチックから構成することができる。好ましくは、板バネ及び/又は横方向板バネは、繊維強化された複合材料(FRP)、好ましくはガラス繊維強化されたプラスチックから成る。最後に挙げた材料の場合、バネは、容易に結合部品と結合することができない。FRPの穿孔が材料特性に影響を与え、穿孔されたFRP板バネの終端の例えばホイールキャリヤとの単純なネジ固定が、ホイール側の負荷、特に横力に十分に耐えないことを考慮すべきである。保持要素がバネを包囲するので、繊維構造に障害があるにもかかわらず、バネの高負荷可能な固定をするためのFRPバネの穿孔が、保持要素を介して可能である。選択的に、バネは、その固定の領域に、製造中に孔を形成することができるので、繊維構造は、バネに固定穴があるにもかかわらず障害を受けない。
特に、保持要素は、この場合、バネが例えばホイールキャリヤ側の横力の誤用によって損害を被ることがあり得るエネルギーの導入時に、保持要素が適切に歪まされ、導入されたエネルギーが少なくとも部分的に保持要素内で低減され、導入されたエネルギーの一部しかバネに伝達されないように、形成されている。従って、バネが損傷を受けることが防止される。好ましくは、この場合、保持要素の変形は、バネが保持要素を介して更にホイールキャリヤとけつごうされ、従ってホイールが更にバネを介して案内でき、変形するにもかかわらず更なる移動が可能であるような形態及び大きさを備える。好ましくは、横力しか伝達されないように、バネ固定領域に対するホイールキャリヤ固定領域の折曲げも防止すべきである。
バネが障害を被ることがある力は、力の大きさ、方向、期間等により確定することができる。また、他の、特にマウントのようなバネの後に続く部品の損傷が防止されるように、保持要素を適合させることも可能である。
しかしながら特に好ましくは、保持要素の変形は、車両の挙動ではっきりと感知可能及び/又は視認可能であるので、運転者は、挙動によって保持要素の障害に注意を喚起され、障害を除去させられる。この場合、保持要素の変形により、バネの破損が防止されるので、障害がある場合、保持要素は、交換しなければならず、大抵の場合、高価なバネは、実質的に維持することができる。
好ましくは、保持要素の変形によって、保持要素におけるホイールキャリヤの固定の位置は、保持要素におけるバネの固定部に対して移動され、保持要素の使用状態で、例えばトー及び/又はキャンバーのようなホイール位置は、運転者にとって外から見られるように変化する。
好ましくは、保持要素は、鋼及び/又はアルミニウムのような軽金属のような連続鋳造部品の形態の金属から成る。しかしながらまた、繊維強化されたプラスチック、特にガラス繊維強化されたプラスチックのような複合材料から成る保持要素も考えられる。
変形領域は、横力が僅かな場合もしくは標準荷重の場合に弾性的に挙動し、標準モードでホイール位置の永続的な変化が生じないように形成されている。荷重の誤用時に、特定の限界力を上回り(横力は標準荷重時よりも大きい)、特にバネの障害を生じさせ得る力が、ホイールキャリヤ固定領域からバネ固定領域へ伝達された場合には、塑性変形が生じる。横力により、保持要素は、標準荷重時にある力の伝達時に、ほとんど又は僅かにしか塑性変形せず、ホイールの安定した一定の案内が可能である。永続的にバネを傷つけることができるように大きい力が、保持要素に導入されると(荷重の誤用)、保持要素の変形領域が塑性変形され、これにより、エネルギーが、塑性変形によって低減され、バネのような後続の部品に更に導かれない。
好ましくは、変形領域の変形によって、ホイールキャリヤ固定領域は、バネ固定領域に接近する。変形により、ホイールキャリヤの位置は、バネに対して相対的に変化する。保持要素の位置の変化により、ホイールは、ホイールキャリヤへの保持要素の固定に応じて、トーイン又はトーアウトになるか、さもなければホイールキャンバーが変化する。これは、著しく変化した挙動を生じさせるか、ボディに対するホイールベースの外から見られる変化を生じさせる。
変形領域は、ホイールキャリヤ固定領域からバネ固定領域へ導かれる力が、変形領域によって伝達されるように、配置されている。特に、変形領域は、ホイールキャリヤ固定領域をバネ固定領域と結合する。
変形領域は、バネの拡張方向でホイールキャリヤ固定領域とバネ固定領域の間に存在する。この場合、バネ固定領域は、バネが保持要素に固定される領域である。この場合、バネは、固定領域内で、保持要素によって把持し、複数の側面から保持することができる。また、固定領域内で、保持要素は、ボルト、リベット又はクランプのような固定手段を介してバネと解離可能又は永続的に摩擦係合式及び/又は噛合い係合式に結合することができる。この場合、ホイールキャリヤ固定領域は、間接的又は直接的にホイールキャリヤと結合できるように保持要素が形成された領域である。ホイールキャリヤ固定領域とバネ固定領域の間に変形領域を好ましくはバネの主拡張方向に沿って配置することは、バネの延長部として作用するように、保持要素をコンセプト化することを許容する。これは、これまではこのような保持要素が設けられていないバネコンセプトもしくはシャーシでの保持要素の使用を許容する。何故なら、保持要素は、バネの方向に延在させることができ、バネの経過を継続させるからである。
しかしながらまた、バネの主拡張方向でバネ固定領域の隣又は位置ズレさせてホイールキャリヤ固定領域を配置し、異なる取付けスペースでのバネの配置を可能にすることも可能である。
本発明は、保持要素がその長手方向軸に対して鏡面対称に形成されていること、を特徴とする。これは、特に変形領域及びホイールキャリヤ固定領域においてそうである。しかしながら十分に、これは、バネ固定領域にも当て嵌まる。変形領域には、特にウェブ及び空所が、保持要素の長手方向軸に対して鏡面対称に形成されている。鏡面対称は、この場では、特に、長手方向軸を中心として下半分を折り返したもしくは映した時に、保持要素の上半分が下半分と等しいことを意味する。ウェブ及び空所の均等な配置により、全体的に均質の部品が得られ、この部品は、特に、横力がホイール側でバネに作用した場合に、既に前で述べた横力による負荷時の利点をもたらす。ウェブ及び空所の配置については、後から更に的を絞って立ち入る。
保持要素の鏡面対称の形成に基づいて、保持要素の外輪郭も、長手方向軸に対して鏡面対称に形成されている。これは、特に、第1の隔壁とは反対側の保持要素の前方の領域においてそうである。実質的に、鏡面対称は、バネ固定領域内の保持要素の外輪郭に対しても当て嵌まる。何故なら、バネもしくは板バネを包囲するウェブの外輪郭も、十分に対称に形成されているからである。この場合、外輪郭の対称の配置は、ウェブの少なくとも1つに存在し得る穴もしくは孔によって中断されているに過ぎない。これは、それぞれの固定バリエーションに依存する。更に前で既に述べたように、例えばボルト継手が問題になる。一貫したボルト継手の場合、両ウェブに穿孔が必要である。固定バリエーションとしてクランプもしくは片側のボルト固定を適用すべき時には、バネ固定領域内の少なくとも1つのウェブの外輪郭は、穿孔によって中断されている。好ましい実施形態では、バネ固定領域内のウェブは、ほぼ鏡面対称に形成されているに過ぎない。バネ固定領域が、ほぼ楔状に形成され、これにより、第1の隔壁から少なくとも1つの固定ウェブの終端までのバネ固定領域の少なくとも1つのウェブの直径が減少する場合、同様に楔状に形成されたバネの終端との楔状の噛合い係合を得ることができる。この場合好ましくは、ウェブは、その内輪郭がその外輪郭と共に楔、特に5°の勾配を有する楔を構成する。このように楔状に形成された噛合い係合の場合、板バネ終端の単純なボルト固定で十分であることがわかった。板バネの楔状に形成された終端が、組立てのために、横から保持要素に導入でき、次に保持要素を前記単純なボルト固定によって固定するようにされていることがわかる。第1の隔壁のバネ側の前方の内面により、バネは、横方向に保持要素に支持することができる。楔状の噛合い係合により、バネの終端は、確実に保持要素内に収容されている。
好ましくは、保持要素の前方の領域、即ちバネ固定領域とは反対側の部分で、外輪郭は、外輪郭が、長手方向軸とは反対側の2つの隆起と、その間に位置する長手方向軸側の1つの窪みを備えるように形成されている。これは、長手方向軸に対して垂直に測定した保持要素の直径が、バネ固定領域の領域でまず一様であり、次にほぼ第1の隔壁以降でホイールキャリヤの方向に増加するようにされていることを意味する。直径の一様な増加は、隆起によって表れ、この隆起は、外輪郭を見ると山と呼ぶこともできる。この隆起の後に、直径は一様に縮小し、従って、谷を構成する。谷の後、直径は、再び増加するが、好ましくは第1の隆起のような程度で形成されているのではなく、次に再び減少するようにされているので、外輪郭は、更に一様に縮小し、ホイールキャリヤ固定領域内の切欠きの内輪郭に対して平行に行なわれる。バネ固定領域内の固定ウェブから始まり、前記隆起は、換言すれば、2つの波の山とその間に位置する1つの波の谷を有する波状に延在する。従って、保持要素の外側の部分は、固定領域内のウェブによって構成され、これらウェブは、第1の隔壁に向かい、第1の隔壁と結合され、ウェブに隣接して、前記輪郭を有する別の外側のウェブが延在し、この外側のウェブが、波状に経過し、次にホイールキャリヤ固定領域へ移行する。ホイールキャリヤ固定領域は、切欠きによって構成され、例えば車両シャーシによるリンクによって知られているようなベアリングアイの形式の丸い、特に円形の切欠きである。
変形領域が横力を吸収するために設けられていることは、前で既に述べた。変形領域は、特に、標準荷重を上回った場合に、塑性変形すべきである。外輪郭の特別な形成は、横力の作用時に変形領域が適切に塑性変形できるように選択されている。特に外側のウェブの波状の配置もしくは外輪郭の方式により、運び込まれる保ヒール側の力の適切な吸収が可能にされる。これは、ウェブと空所の配置と協力して、以下で更に詳細に説明するように有利である。ウェブ及び空所の特殊な配置及び外輪郭の選択により、保持要素の前方の部分、即ちホイールキャリヤ固定領域と変形領域のバネ固定領域に対する折曲りが防止されるので、切欠きによって収容されるガイドマウントが、長手方向軸上に残っている。換言すれば、保持要素は、荷重に依存して所定の変形過程が生じるように形成されている。折曲りとは、長手方向軸に対して横の運動を意味し、ホイールキャリヤ固定領域は、極端な場合には、他の領域の周囲に移動するか、しかも剪断されることもあり、これは、本保持要素によって回避すべきである。
好ましくは、ウェブが、ホイールキャリヤ固定領域とバネ固定領域の間に配置され、空所が、少なくとも部分的にホイールキャリヤ固定領域へ延在する。バネ固定領域は、第1の隔壁によって2つの別の領域から分離されている。変形領域は、第1の隔壁と切欠きの前で終わる第2の隔壁との間に位置する。本来のホイールキャリヤ固定領域は、第2の隔壁から始まり切欠きを介して保持要素のホイール側の終端にまで延在する。空所が部分的にホイールキャリヤ固定領域内へ延在する場合、これは、空所が第1の隔壁と第2の隔壁の間にだけ配置されているのではなく、第2の隔壁を超えてホイールキャリヤ固定領域の方向に延在することを意味する。これによっても、荷重に依存して所定の変形過程が生じることが与えられている。これに関係して変形が話題にされる場合は、まず、長手方向軸の方向の変形を意味する。しかしながらまた、作用する横力に基づく横方向の変形以外に、保持要素の所定の領域が長手方向軸に対して横に垂直方向に移動できる場合も、有利である。これは、外輪郭もしくは外側のウェブの形成以外に、空所が部分的にホイールキャリヤ固定領域内へ達することによっても助長される。
好ましくは、ウェブが、変形領域内で交差部を構成し、ウェブの2つが、共通の交点からまずほぼ垂直方向に延在する。その場合、ウェブは、いわば空所において終了し、次に第2の隔壁の方向に続いてこの第2の隔壁に移行する。ウェブの2つが、前記交点から長手方向軸に対して約45°の角度で第1の隔壁の方向に延在し、交点が、長手方向軸上に位置する。ステーの特殊な配置により、保持要素は、この配置が、ホイールキャリヤに対するバネの安定した位置決めを可能にするために、種々の方向からの高い力を吸収できるように設計することができる。前で既に説明したように、ステーもしくはその特別な配置は、変形領域が高い横力にさらされている時に、変形領域の所定の変形を許容する。第1及び第2の隔壁並びに外側のウェブ及び内側のウェブの配置により、特にその対称の配置によって荷重に依存した所定の変形過程を可能にする構造が提供されている。
好ましくは、ウェブの垂直な部分と、第1の隔壁の方向に突出するウェブが、ほぼ同じ材料厚さ、特に同じ材料厚さを備える。ステーの材料厚さとは、ステーの横断面もしくはその幅であると理解すべきである。この場合、ステーの形態及び横断面は、伝達すべき力に適合されている。特に、ステーは、好ましい力の導入を可能にする方向を備えるので、横力の作用に応じて、空所が、長手方向軸に沿ってバネに向かって移動される。この場合、ステーは、ホイールキャリヤ固定領域に横力が作用した時に、ステーの垂直な部分が引張ステーとして作用し、第1の隔壁の方向に突出するウェブが圧縮ステーとして作用するように設計されている。引張ステーとしての垂直なウェブの設計により、ホイールキャリヤ固定領域に横力が作用した時に、長手方向軸に対してほぼ横、特に横に行なわれる変形が導入される。長手方向軸に対して約45°の角度で第1の隔壁の方向に延在するウェブは、長手方向軸の方向の変形も、長手方向軸に対して横の方向の変形も可能にする。従って、ウェブの複合は、横力の作用時に切欠きもしくはホイールキャリヤが長手方向軸上をバネもしくはバネ固定領域の方向に移動できるために寄与する。
好ましくは、交点から始まり第1の隔壁にまで、ほぼ正三角形の形態の空所が形成され、1つの辺が、ほぼ垂直で第1の隔壁に対して平行に延在する。従って、三角形の空所は、隔壁と、後に向かって突出する両ウェブによって画成されている。空所のこの形態も、保持要素の長手方向軸に沿った好ましい変形運動のために寄与する。
好ましくは、三角形とは反対の側で第2の隔壁と垂直なウェブの間に、円セグメント状の空所が構成され、第2の隔壁及び垂直なウェブによって画成され、垂直なウェブの終端から始まって、円部分が、ホイールキャリヤ固定領域の方向に延在する。この場合、円セグメント状の空所の垂直方向の幅は、三角形の空所もしくはウェブによって画成された三角形の垂直方向の幅にほぼ一致する。これは、三角形の空所とホイールキャリヤ固定領域の切欠きの間に形成された空所である。横力の作用時に円セグメント状の空所の直径が小さくされることが明らかである。この空所の成形によっても、長手方向軸に沿った変形運動が強制される。好ましくは、円部分が成形を備えるので、この円部分は、長手方向軸の領域内で保持要素の外輪郭に対して平行及び/又は切欠きに対して平行に延在する。
別の好ましい形成では、2つの空所が、ホイールキャリヤ固定領域から始まって保持要素の外輪郭に対してほぼ平行に変形領域にまで延在し、空所が、垂直なウェブと第1の隔壁の方向に突出するウェブの間の領域にまで延在する。空所は、同様に長手方向軸に対して対称に配置されている。これら空所は、変形領域からホイールキャリヤ固定領域にまで延在し、長手方向軸とは反対側のその内輪郭は、部分的に、特に波状の外輪郭の領域内で、外輪郭に対して平行に延在するので、内輪郭は、外輪郭内の両隆起及び1つの窪みに対して平行に延在する。空所は、ほぼホース状の形態を備え、直径は、外輪郭に沿って変化することができるか、空所の長さにわたって均等に延在することができる。これら空所は、同様に、変形領域内で前記折曲りが生じることに関与している。空所により、保持要素の外側を延在するウェブは、縦力の作用時に適切に変形し、長手方向軸の方向に対して横の、外側に位置しているウェブ材料の逃げを可能にする。
好ましい実施形態では、前記空所内へ、長手方向軸に対して鏡面対称に配置されたそれぞれ1つのストッパが、垂直なウェブと後に向かって斜めに第1の隔壁の方向に突出するウェブとの間へと突出し、このストッパは、ホイールキャリヤ固定領域に横力が作用した時に、それぞれの垂直なウェブ、特にその終端領域と協働する。好ましくは、ストッパは、それぞれ外側のウェブと結合され、この外側のウェブとワンピースに形成され、ストッパの外輪郭と、垂直なウェブと第1の隔壁の方向に突出するウェブの間の内輪郭が、ほぼ平行に延在する。換言すれば、前記輪郭(内輪郭と外輪郭)は、二重矢印の先端を構成する。長手方向軸に沿って横力がホイールキャリヤ固定領域に作用した場合、変形領域内で変形が行なわれ、少なくとも1つの垂直なウェブが、変形の増加と共に、それぞれその近傍に存在するストッパと接触する。力の作用及び力の方向に応じて、垂直なウェブとの相互作用するストッパを介して、バネ固定領域に対するホイールキャリヤ固定領域もしくは変形領域の折曲りが効果的に防止されている。まず一方のストッパだけが一方のウェブと接触するが、他方の垂直ウェブは、他方のストッパと接触していないように、作用する力及びその方向が保持要素の長手方向軸から外れた時でも、更なる塑性変形時に、いわば当接部もしくは当接点を中心とする回転又は傾倒が行なわれるので、更なる塑性変形時に、他方の垂直なウェブが他方の垂直なストッパと接触するまで、この点を中心として回転されて反対方向へ経過する。従って、横力が長手方向軸から外れた時に折曲りが回避されるだけでなく、更に負荷に依存して決まる変形過程が維持されるので、変形は、長手方向軸に沿って経過する。
好ましくは、ストッパが、保持要素の無負荷時に、第1の隔壁の方向に斜めに延在するウェブに対してほぼ平行に配置され、特に、ストッパは、長手方向軸に対して約45°、好ましくは45°の角度を成す。この成形により、バネ固定領域に対するホイールキャリヤ固定領域の前記保持が強制されるか、これにより、回転もしくは傾倒又は逆旋回が、適切に得られる。
前記形成及びこれから生じる作用を有する保持要素は、有利には、板バネを有する車両アクスルにおいて使用することができる。特に、横力を付加的な又は慣用のラテラルリンクによって支える又は受け止めるのではなく、板バネだけによって支える又は受け止める、ホイールガイド板バネようのこのような保持要素が得られる。
好ましくは、前記形成による保持要素は、軽金属連続鋳造品から製造することができる。連続鋳造後に、必要な幅に応じて、使用すべきバネを鑑みて、幅内で相応の保持要素をストランドから分離もしくは個別化することができる。従って、ホイールガイド板バネにおける特に有利な部品のための安価な製造方法が得られる。
好ましくは、ホイールキャリヤ固定領域は、ホイールキャリヤを保持要素に固定もしくは関節式に結合するためのゴムマウントのようなマウントを備える。固定は、特に、弾性的な固定である。このようなマウントは、ホイールキャリヤを保持要素に可動に固定するために使用されるので、例えばホイールは、ホイールガイドバネもしくは横方向板バネと関係して、保持要素を介して案内及び/又は操作することができる。
この場合、マウントは、摩擦係合又は噛合い係合を介して、保持要素によって構成された好ましくはリング状の収容部内に保持することができる。
保持要素は、ホイールガイド横方向板バネを有するマクファーソンリヤアクスルの一部とすることができる。しかしながら、保持要素は、ホイールガイド横方向板バネ又は長手方向板バネ並びにバネリンク又は他のシャーシ部品又は特に複合材料、特に繊維強化されたプラスチックのような繊維複合材から成る部品を有する他のアクスルコンセプトで使用することもできる。
本発明を、以下で図面と関係させた好ましい実施形態に基づいて説明する。
シャーシ 従来技術による保持要素 従来技術による保持要素 従来技術による保持要素 本発明による保持要素と横方向板バネの斜視図 図3による保持要素の側面図 横力を負荷された図4による保持要素 更に負荷を受けた図5による保持要素
図1は、例えばリヤアクスルとして乗用車で使用できるようなシャーシ1を示す。シャーシ1は、2つのホイールキャリヤ4,4’を備え、これラホイールキャリヤには、ホイール軸受を介してホイールを取り付けることができる。ホイールキャリヤ4,4’には、それぞれ1つのトレーリングリンク7,7’と1つのラテラルリンク8,8’が固定されている。この場合、トレーリングリンク7,7’は、ほぼ車両の長手方向もしくは走行方向に延在し、ラテラルリンク8,8’は、ほぼ車両の横方向、即ち走行方向に対して横に延在する。ラテラルリンク及びトレーリングリンクは、それぞれ一端でホイールキャリヤに固定されているが、他端は、ボディに配置されている。
更に、シャーシ1は、2つのアブソーバ3,3’を備え、これらアブソーバも、一端でホイールキャリヤと結合され、アブソーバ3,3’の他端は、重ねられるようにボディと結合されている。
リンク7,7’及び8,8’は、ボディに対する運動軌道を確定するが、アブソーバは、ホイールをガイドすることに加えて、ホイールが道路からボディに向かって動かされた時に、ボディに対するホイールの運動を減衰させる。
シャーシ1は、左から右に向かって続く部品、即ち、ホイールキャリヤ4、保持部5、横方向板バネ2、トレーリングリンク7、アブソーバ3、ラテラルリンク8、板バネホルダ6、板バネホルダ6’、ラテラルリンク8’、アブソーバ3’、トレーリングリンク7’、保持部5’、ホイールキャリヤ4’を有する。
両ホイールキャリヤ4,4’は、バネ2、特に横方向板バネ2を介して結合され、この横方向板バネは、好ましくは、ガラス繊維強化されたプラスチックもしくは繊維強化されたプラスチックのような複合材料から成る。横方向板バネ2は、車両主軸に対して横、即ち通常は走行方向に対して横に延在し、横方向板バネの中央3分の1に配置できる2つの板バネ保持要素6,6’を介してボディと結合されている。横方向板バネ2は、保持部5,5’を介して終端でホイールキャリヤ4,4’と結合されている。
図2aは、保持要素5の従来技術による1つの実施形態を示す。この場合、ウェブ24,25バネ固定領域のウェブ13及び14よりも小さい幅を備え、別のウェブ29を介して第2の隔壁28及び第1の隔壁34と結合されている。ウェブ29は、ウェブ24及び25と同じ幅もしくは直径を備え、この場合、ウェブ24及び25に対して角度をなして配置されている。この場合、ウェブ29’が、ウェブ24を第2の隔壁28と結合し、ウェブ29’’が、ウェブ24を第1の隔壁34と結合し、ウェブ29’’’が、ウェブ25を第2の隔壁28と結合し、そしてウェブ29’’’’がウェブ25を第1の隔壁34と結合する。この場合、ウェブ29’と29’’及びウェブ29’’’と29’’’’が互いに結合され、複数の点で交差する。ウェブ構造により、変形領域には、ほぼ四角形の横断面を有する中間室30が中央に生じ、この中間室に、ほぼ三角形の横断面を有する6つの中間室31a,31b,31c,31d,31e,31fが隣接している。
図2bは、図2aによる保持要素5を斜視図で示す。
図2cは、ホイール側の横力による過度の力の導入により変形した状態の図2aによる保持要素5を示す。この場合、ウェブ24及び25は、異なる強さで外方へ曲げられ、中間室もしくは空所31a〜fは、異なるように変形されて圧縮されている。3つの図2a,2b,2cの全てから、長手方向軸が鏡面対称に形成された1つの部材のための共通の対称軸であり得る形式の長手方向軸を、各部材が備えないことが読み取れる。
図3は、バネ固定領域に組み込まれた横方向板バネ2と共に図示された保持要素5の斜視図を示す。バネ固定領域は、第1の隔壁34からウェブ13及び14の終端にまで延在する。ウェブ14は、楔状に形成され、バネの終端19の噛合い係合式の確実な包囲を可能にする。第1の隔壁34と切欠き11の間に、変形領域が配置されている。変形領域にホイールキャリヤ固定領域が続き、このホイールキャリヤ固定領域は、切欠き11の周囲に配置されている。変形領域には、種々の空所が、即ち1つの三角形の空所A3、1つの円セグメント状の空所A1並びに2つの波状に形成された空所A2が存在する。バネ固定領域の領域の外輪郭、即ちウェブ13及び14の外輪郭が平らに形成されている場合、次いで、外輪郭は、ホイールキャリヤ固定領域9の方向に切欠き11に向かって波状に形成されている。図3から、波形状が、2つの波の山21と1つの波の谷22によって形成されていることがわかる。変形領域内もしくは空所A1,A2,A3の間に、垂直で第1の隔壁34に対してほぼ平行に延在するウェブS2.1,S2.2が配置されている。前記ウェブは、別のウェブS3.1,S3.2との共通の交点Kを有し、これら別のウェブは、交点Kから斜めに、外輪郭の方向と第1の隔壁34の方向に突出する。
図4は、図3の保持要素に従った保持要素5を図示し、この保持要素は、図4では側面図で図示されている。図4からも、図3からも、一方のウェブ14内の穿孔17がわかる。この1つの穿孔は、保持要素内に横方向板バネの終端19もしくは横方向板バネ2を摩擦係合式に固定するために使用される。前方の内面27が図示され、この前方の内面は、支持面としてもしくは横力を受け止めるために設けられ、この横力は、ホイールキャリヤを経て切欠き11によって保持要素に作用し、従って横方向板バネに作用する。バネ固定領域10は、既に図3に関して述べたように、ウェブ13及び14の終端から第1の隔壁34にまで延在する。変形領域は、第1の隔壁34から第2の隔壁28にまで延在し、外に向かってウェブ24及び25によって制限され、これらウェブは、既に図3に関して述べたように、波の山もしくは隆起21とその間に位置する波の谷もしくは窪み22を有する外側の波形状を備えている。ホイールキャリヤ固定領域は、最後に、第2の隔壁28から外輪郭32にまで達し、この外輪郭は、円弧を描き、この円弧は、隆起もしくは波の山21に移行する。外輪郭32の領域内で、この外輪郭は、その円弧が、切欠き11に対して平行に延在する。保持要素5は、長手方向軸Lを備え、この長手方向軸は、同時に、十分に鏡面対称の保持要素5のための対称軸である。保持要素5は、鏡面対称に構成された部品であり、ウェブ13及び14に関する鏡面対称は、その外輪郭だけに関する。第1の隔壁34から始まる外輪郭32までの変形領域は、完全に鏡面対称に形成されている。図3からもわかるように、空所A2とウェブ24及び25の外輪郭との間に、ストッパA2.1及びA2.2が配置されている。示した図で、ストッパは、いわば静止位置にある。ストッパは、空所A2内へ突出し、長手方向軸Lと約45°の角度βを形成する。ここでストッパA2.1及びA2.2の静止位置を話題にする場合、図4が全体として無負荷のもしくは標準的な負荷を受けた作動領域(標準負荷時)にある保持要素を示すことを意図する。標準的な作動領域で、保持要素5は、永続的に変形するのではなく、横力に弾性的に反応する。高い負荷、即ち誤用負荷と呼ばれる横力が生じた時に初めて、保持要素は、塑性変形、即ち永続的に変形するが、これは、後続の図に図示されている。図4には更に空所A1内に直径d1が図示されているが、その寸法は、変形されていない状態を示す。
図5は、図4による側面図を示すが、保持要素5には、誤用負荷の領域内にある横力Fが作用している。荷重が長手方向に対してほぼ平行に経過することがわかる。一方で、ステーS2.1,S2.2,S3.1,S3.2の交点Kが長手方向軸上に残っていることがわかる。空所A1の直径d2は、図4に示した直径d1に対して縮小されている。ストッパA2.2は、ウェブS2.2の終端と接触しているので、図5に示した下側の空所A2は、ストッパA2.2とウェブS2.2に面の接触もしくは当接によって分割されている。更に、交点Kの下に存在する波の山もしくは隆起21が、図4に対して長手方向軸Lから離れていることが認められる。変形V21が明らかに認められる。何故なら、下側の隆起21が明らかに交点の上の上側の隆起21よりも大きく長手方向軸Lから突出し、従って保持要素5が、この段階で長手方向軸Lに対してもはや鏡面対称に形成されていないからである。
図6には、誤用負荷(横力F)の更なる作用に応じた図5による保持要素が図示されている。空所A1の直径d3は、明らかに図5の図に対して大きく縮小されている。保持要素5は、ホイールキャリヤ固定領域9及び変形領域23が、再び長手方向軸Lに対して対称になっている。交点Kの上側及び下側の隆起21は、均等に変形している。何故なら、示したこの段階で、両ストッパA2.1,A2.2が、垂直なウェブS2.1,S2.2と接触しているからである。図6に示した段階で、変形は、ホイールキャリヤが関節式に結合された切欠き11が、約3mm第1の隔壁34の方に移動したように行なわれた。誤用負荷によって保持要素が所定の変形過程に応じて変形したことがわかる。バネ固定領域もしくはバネに対するホイールキャリヤ固定領域の折曲りは、行なわれなかった。これは、ウェブS2.1,S2.2,24,25及び空所A1,A2,A3の設計によって保持要素5もしくは横方向板バネ2に対する誤用負荷時の意図した変形過程が実現させたことに、理由がある。この場合、ウェブS3.1及びS3.2は、圧縮ステーとして作用し、ウェブS2.1,S2.2は、引張ステーとして作用する。図6には、ホイールキャリヤ固定領域内の切欠き11に圧入されたゴムマウント20が示されている。ゴムマウント20を介して、車両のホイールキャリヤに対するホイールキャリヤ固定領域の関節式の結合が形成される。
本発明の前記特徴が、それぞれ記載した組合せだけでなく、他の組合せ又は単独でも、本発明の範囲から離れることなく使用可能である。同様に、本発明の個々の機械要素の機能の機械的な逆転を行なうことも、本発明の範囲内にある。
1 シャーシ
2 横方向板バネ
3,3’ アブソーバ
4,4’ ホイールキャリヤ
5,5’ 保持要素
6,6’ 板バネホルダ
7,7’ トレーリングリンク
8,8’ ラテラルリンク
9 ホイールキャリヤ固定領域
10 バネ固定領域
11 切欠き
12 収容部
13 ウェブ
14 ウェブ
15 内面
16 内面
17 穿孔
19 バネの終端
20 ゴムマウント
21 隆起、波の山
22 窪み、波の谷
23 変形領域
24 ウェブ
25 ウェブ
26 外面
27 前方の内面
28 第2の隔壁
29 壁
29’ 壁
29’’ 壁
29’’’ 壁
29’’’’ 壁
31a 中間室
31b 中間室
31c 中間室
31d 中間室
31e 中間室
31f 中間室
32 外輪郭
34 第1の隔壁
A1 空所
A2 空所
A3 空所、三角形
A2.1 ストッパ
A2.2 ストッパ
A3 空所
d1 直径
d2 直径
d3 直径
S2.1 ウェブ
S2.2 ウェブ
S3.1 ウェブ
S3.2 ウェブ
V21 変形
K 交点
L 長手方向軸、対称軸
α 楔角
β 角度

Claims (15)

  1. バネ(2)を保持要素(5)に固定するためのバネ固定領域(10)と、ホイールキャリヤ(4)をバネ(2)に固定するためのホイールキャリヤ固定領域(9)を有し、保持要素(5)が、バネ固定領域(10)からホイールキャリヤ固定領域(9)へ力を伝達するための、ウェブ及び空所を配置した変形領域(23)を備える、バネ又は板バネ用の保持要素において、
    変形領域(23)が、ホイールキャリヤ固定領域(9)とバネ固定領域(10)の間に配置され、ウェブ(S2.1,S2.2,S3.1,S3.2)及び空所(A1,A2,A3)が、保持要素の水平な長手方向軸(L)に対して鏡面対称に形成され、鏡面対称に配置された対をなす空所(A2)が、それぞれ、少なくとも部分的にホイールキャリヤ固定領域(9)内へ延在すること、を特徴とするバネ用の保持要素。
  2. 保持要素(5)の外輪郭(21,22,32)が、少なくともホイールキャリヤ固定領域(9)と変形領域(23)を、長手方向軸(L)に対して鏡面対称に形成されていること、を特徴とする請求項1に記載のバネ用の保持要素。
  3. 外輪郭が、変形領域(23)からホイールキャリヤ固定領域(9)までの領域にわたって波状に形成され波形状が、2つの波の山(21)と、これら波の山の間に位置する1つの波の谷(22)よって形成されていること、を特徴とする請求項2に記載のバネ用の保持要素。
  4. ウェブ(S2.1,S2.2,S3.1,S3.2)が、交差部を構成し、ウェブの2つ(S2.1,S2.2)が、共通の交点(K)からまず長手方向軸(L)に対してほぼ垂直な方向に延在し、次に第2の隔壁(28)の方向に方向転換してこの第2の隔壁に移行し、ウェブの2つ(S3.1,S3.2)が、この交点(K)から長手方向軸(L)に対して約45°の角度で第1の隔壁(34)の方向に延在し、交点(K)が、長手方向軸(L)上に位置すること、を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のバネ用の保持要素。
  5. ウェブ(S2.1,S2.2)の垂直な部分と、第1の隔壁(34)の方向に突出するウェブ(S3.1,S3.2)が、ほぼ同じ材料厚さ又は同じ材料厚さを備えること、を特徴とする請求項に記載のバネ用の保持要素。
  6. ホイールキャリヤ固定領域(9)に横力(F)が作用した時に、ウェブ(S2.1,S2.2)の垂直な部分が引張ステーとして作用し、第1の隔壁(34)の方向に突出するウェブ(S3.1,S3.2)が圧縮ステーとして作用すること、を特徴とする請求項4又は5に記載のバネ用の保持要素。
  7. 交点(K)から始まり第1の隔壁(34)にまで、三角形の形態の空所(A3)が形成され、1つの辺が、長手方向軸(L)に対してほぼ垂直で第1の隔壁に対して平行に延在すること、を特徴とする請求項のいずれか1項に記載のバネ用の保持要素。
  8. 三角形(A3)とは反対の側で第2の隔壁(28)と垂直なウェブ(S2.1,S2.2)の間に、円セグメント状の空所(A1)が構成され、第2の隔壁及び垂直なウェブによって画成され、垂直なウェブ(S2.1,S2.2)の終端から始まって、円部分が、ホイールキャリヤ固定領域(9)の方向に延在すること、を特徴とする請求項に記載のバネ用の保持要素。
  9. 円部分が、保持要素の外輪郭に対して平行及び/又は切欠き(11)に対して平行に延在すること、を特徴とする請求項に記載のバネ用の保持要素。
  10. 2つの空所(A2)が、ホイールキャリヤ固定領域(9)から始まって保持要素の外輪郭に対してほぼ平行に変形領域(23)にまで延在し、空所(A2)が、垂直なウェブ(S2.1,S2.2)と第1の隔壁(34)の方向に突出するウェブ(S3.1,S3.2)の間の領域にまで延在すること、を特徴とする請求項のいずれか1項に記載のバネ用の保持要素。
  11. ウェブ(S2.1,S3.1,S2.2,S3.2)の間の空所(A2)内へ、長手方向軸(L)に対して鏡面対称に配置されたそれぞれ1つのストッパ(A2.1,A2.2)が突出し、このストッパは、ホイールキャリヤ固定領域(9)に横力(F)が作用した時に、それぞれの垂直なウェブ(S2.1,S2.2)又はその終端領域と協働すること、を特徴とする請求項10に記載のバネ用の保持要素。
  12. ストッパ(A2.1,A2.2)が、外側のウェブ(24,25)と結合され、この外側のウェブとワンピースに形成され、ストッパ(A2.1,A2.2)の外輪郭と、垂直なウェブ(S2.1,S2.2)と第1の隔壁(34)の方向に突出するウェブ(S3.1,S3.2)の間の内輪郭が、ほぼ平行に延在すること、を特徴とする請求項10又は11に記載のバネ用の保持要素。
  13. ストッパ(A2.1,A2.2)が、保持要素(5)の無負荷時に、ウェブ(S3.1,S3.2)に対してほぼ平行に配置され長手方向軸(L)に対して約45°又は45°の角度を成すこと、を特徴とする請求項11又は12に記載のバネ用の保持要素。
  14. 板バネ又はホイールガイド用の板バネを有する車両アクスルでの請求項1〜13のいずれか1項に記載の保持要素の使用。
  15. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の板バネ用の保持要素を製造するための方法において、
    保持要素が、軽金属連続鋳造品から製造されていること、を特徴とする方法。
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