JP2000158928A - トーションビーム式サスペンション - Google Patents

トーションビーム式サスペンション

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JP2000158928A JP10332624A JP33262498A JP2000158928A JP 2000158928 A JP2000158928 A JP 2000158928A JP 10332624 A JP10332624 A JP 10332624A JP 33262498 A JP33262498 A JP 33262498A JP 2000158928 A JP2000158928 A JP 2000158928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆる前端ビーム又は中間ビームにおいて
従来の性能を維持しつつ軽量化が実現できる。 【解決手段】 トーションビーム式サスペンション10
は、車両前後方向に延びる左右のトレーリングアーム1
1、11を車両横方向に延びるトーションビーム16で
結合したものである。各トレーリングアーム11は、車
両前側の端部において車体と接合するピボットを取り付
けるための筒状のピボット取付部材12が溶接され、車
両後側の端部において車輪Tを支持するための車輪取付
部材13が溶接されている。トーションビーム16は、
鋼板部材の面部を湾曲させて一方の縁部と他方の縁部と
を対向させた断面略長円形の巻きパイプであり、左右両
開口端に向かって徐々に幅が広くなるように形成され、
略中央では長手方向に沿った切れ目を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右のトレーリン
グアームにおけるピボット取付部同士またはピボット取
付部と車輪取付部との中間部分同士をトーションビーム
で結合したトーションビーム式サスペンションに関す
る。
【0002】
【従来の技術】トーションビーム式サスペンションは、
車両縦方向に延びる左右のトレーリングアームを車両横
方向に延びるトーションビームで結合したものである。
このサスペンションは、図11(a)〜(c)に示すよ
うに、左右のトレーリングアーム101の車輪取付部1
04同士をトーションビーム106で結合した後端ビー
ム式(アクスルビーム式ともいう)、左右のトレーリン
グアーム101のピボット取付部103同士をトーショ
ンビーム106で結合した前端ビーム式(ピボットビー
ム式ともいう)、左右のトレーリングアーム101のピ
ボット取付部103と車輪取付部104の中間部分同士
をトーションビーム106で結合した中間ビーム式(カ
ップルドビーム式ともいう)の3種類に細分化される。
【0003】後端ビーム式においては、トーションビー
ム106が車軸間に位置しているため横入力に対するト
ーションビーム106とトレーリングアーム101、1
01の結合強度は問題ない。また、トーションビーム1
06はロール時(左右の車輪が車体に対し逆方向にスト
ロークする時)にねじれを伴うため通常開放断面とさ
れ、トレーリングアーム101は制動力をも分担するた
め、ねじれやすくかつ面内力を取りやすい平板にするこ
とが多い。
【0004】前端ビーム式においては、平面視でコの字
状の部材にタイヤが取り付けられ、横剛性を高めるため
に、トレーリングアーム101の曲げ剛性、トーション
ビーム106の曲げ剛性、両者の結合強度を高めること
が要求される。逆に、ロール時には、トーションビーム
106がねじられるため、ねじり剛性はある程度低いこ
とが要求される。このため、トーションビーム106は
これら2つの条件を満足する断面形状にする必要があ
り、例えば断面略L字状にすることがある。
【0005】中間ビーム式においては、前端ビーム式と
同様の条件を満足する必要がある。また、バウンス時の
動きはフルトレーリング式と同じであるが、ロール時に
はセミトレーリング式の軌跡をとるため、双方の利点を
合わせ持った形式といえる。このようなトーションビー
ム式サスペンションのうち、後端ビーム式においてはト
ーションビーム106が車軸間に位置しているため、ト
レーリングアーム101とトーションビーム106との
結合強度を高める必要はないが、前端ビーム式及び中間
ビーム式においてはトーションビーム106が車軸間か
らオフセットしているため、トレーリングアーム101
とトーションビーム106との結合強度を高めることが
要求され、この要求を満たすべく、通常は左右両側にリ
インホースメントが取り付けられることもある。
【0006】例えば、中間ビーム式では、図12に示す
ように、トレーリングアーム101におけるピボット取
付部103と車輪取付部104との中間部分同士をトー
ションビーム106で結合し、両者の結合強度を高める
べく左右両側にリインホースメントRFが取り付けられ
ている。このトーションビーム106は、断面が略V字
状(つまり開断面)であり車両前方が開放され車両後方
が稜線で閉塞されているが、これは、車両横方向からの
荷重に対して、トーションビーム106の車両後方が開
いている場合(つまり車両前方が稜線の場合)に比べて
十分高い剛性が得られるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、左右両
側にリインホースメントRFを取り付けて結合強度を向
上させる場合には、部品点数が増加するため、重量増に
なるという問題があった。また、トーションビーム10
6を略V字状の断面としているため、必要とするねじり
剛性を得ようとすればある程度板厚を厚くしなければな
らず、重量増になるという前出と同様の問題があった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、いわゆる前端ビーム又は中間ビームにおいて従来の
性能を維持しつつ軽量化が実現できるトーションビーム
式サスペンションを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載の発明は、前端ビーム式
又は中間ビーム式のトーションビーム式サスペンション
において、トーションビームは、平面視したときに、略
中央からトレーリングアーム側にかけて幅が少なくとも
車両後方に向かって滑らかに広くなっていることを特徴
とする。トーションビームをこのような形状にしたた
め、トーションビームとトレーリングアームとの接合部
位は十分な長さで溶接でき、しかも接合部位の断面積が
大きくなるため、十分な接合強度が得られる。また、ト
ーションビームはトレーリングアームとの接合部位にて
車両後方に向かって幅広になっているため、横荷重に対
して十分な強度を有し、しかも滑らかに(つまり角張っ
た箇所のないように)幅が広がっているため、応力が集
中しやすい箇所もない。したがって、従来のように別途
リインホースメントを用いた場合と比較して、従来の性
能を維持しつつ、部品点数が少ない分軽量化される。
【0010】請求項2記載の発明は、前端ビーム式又は
中間ビーム式のトーションビーム式サスペンションにお
いて、トレーリングアームは、トーションビームと接合
させるべくトーションビーム側に突出した突出部を備
え、該突出部は、平面視したときに、トーションビーム
側からトレーリングアーム側にかけて幅が少なくとも車
両後方に向かって滑らかに広くなっていることを特徴と
する。トレーリングアームをこのような形状にしたた
め、トーションビーム式サスペンションの車両前後方向
と車両横方向との交差箇所はトレーリングアームの突出
部のうち車両後方に向かって幅広になっている箇所にな
り、横荷重に対して十分な強度を有する。また、この交
差箇所では滑らかに幅が広がっているため、応力が集中
しやすい箇所もない。したがって、従来のように別途リ
インホースメントを用いた場合と比較して、従来の性能
を維持しつつ、部品点数が少ない分軽量化される。な
お、請求項1、2の構成を兼ね備えたトーションビーム
式サスペンションでは、同様の効果をより顕著に得るこ
とができる。
【0011】請求項1又は2記載の発明においては、請
求項3に記載したように、前記トーションビームの左右
両端が閉断面であることが好ましい。この場合、請求項
1又は2の効果を奏するうえ次の効果を奏する。即ち、
トーションビームの左右両端はトレーリングアームとの
接合箇所であり、通常溶接されるのであるが、ここでは
左右両端が閉断面であるため、応力の集中しやすい溶接
端が生ぜず、結合強度が増す。
【0012】請求項1〜3記載の発明においては、請求
項4に記載したように、トーションビームは、板部材の
面部を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記板
部材の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた巻きパイ
プであることが好ましい。この場合、請求項1〜3の効
果を奏するうえ次の効果を奏する。即ち、従来のように
断面略V字又は略U字で前側が開放したトーションビー
ムでは、トーションビームが後部からの衝突などによっ
て不意に変形したときに開断面の縁部が周囲の燃料系部
品を傷つけるおそれがあるが、本発明では巻きパイプの
ため周囲の燃料系部品を傷つけることがなく、衝突安全
性の面からも優れている。
【0013】請求項1〜3記載の発明においては、請求
項5に記載したように、トーションビームは、板部材の
面部を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記板
部材の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた状態から
更に内方向へ屈曲させた巻きパイプであることが好まし
い。この場合も、請求項4と同様の作用効果を奏する。
【0014】以上の請求項4又は5記載の発明は、請求
項6に記載したように、トーションビームは、断面形状
が略円形、略楕円形又は略長円形であることが好まし
い。トーションビームの断面形状をこのような形状にし
た場合、曲げ剛性やねじり剛性が他の形状に比べて高く
なるため、板厚を更に薄くでき、上記効果をより顕著に
得ることができる。また、請求項4〜6のいずれかに記
載した構成と、請求項1〜3のいずれかに記載した構成
とを組み合わせた場合、特に効果が顕著に得られるため
好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の斜視
図、図2は平面図(中心線から左車輪側のみ表示)、図
3〜図6はそれぞれ図2のA−A断面図、B−B断面
図、C視図、D視図である。
【0016】トーションビーム式サスペンション10
は、自動車のリアサスペンションであり、図1及び図2
に示すように、車両前後方向に延びる左右のトレーリン
グアーム11、11を車両横方向に延びるトーションビ
ーム16で結合したものである。各トレーリングアーム
11は、車両前側の端部において車体と接合するピボッ
トを取り付けるための筒状のピボット取付部材12が溶
接され(図5参照)、また、車両後側の端部において車
輪Tを支持するための車輪取付部材13が溶接されてい
る。車輪取付部材13には車軸に相当するスピンドル1
3aがトレーリングアーム11を左右方向つまり車両横
方向に貫通している。
【0017】トレーリングアーム11は、図2に示すよ
うに、ピボット取付部材12と車輪取付部材13との間
に、トーションビーム16側に凸形状に突出した突出部
14を備えている。この突出部14は、平面視したとき
に、トーションビーム16側からトレーリングアーム1
1側にかけて幅が滑らかに広くなっている。本実施形態
ではこの幅は車両後方に向かって広くなっているばかり
でなく、車両前方に向かっても広くなっている。また、
この突出部14は、閉塞面として形成された先端部分
(トーションビーム16に面する部分)がトーションビ
ーム16の開口端に挿入されている。そして、突出部1
4はこのように先端部分がトーションビーム16の開口
端に挿入された状態で接合部位18においてトーション
ビーム16の開口端と全周溶接されている。なお、トレ
ーリングアーム11には周知のショックアブソーバやコ
イルスプリングを取り付け可能であるが、ここではその
取付構造の図示及び説明を省略する。
【0018】トーションビーム16は、図7に示すよう
に、中央に比べて左右両端が幅広に形成されると共に両
縁部3、4の略中央には切欠溝3a、4aが設けられた
鋼板部材1を用意し、この鋼板部材1の面部2をプレス
加工等の塑性加工によって湾曲させて面部2で空間領域
を囲んだ巻きパイプである。トーションビーム16は、
左右両開口端に向かって滑らかに幅が広くなるように形
成されている。本実施形態では、この幅は車両後方に向
かって広くなっているばかりでなく、車両前方に向かっ
ても広くなっている。つまりトーションビーム16の左
右両開口端はフレア状に広がっている。また、左右両開
口端及びその近傍においては略長円形の閉断面となるよ
うに縁部3、4同士が溶接されているが(図4参照)、
その他は縁部3、4のうちの切欠溝3a、4aが対向し
た状態の略長円形の開断面となっている(図3参照)。
つまり、トーションビーム16は長手方向に沿って切れ
目17を有している。この切れ目17が車両下向きにな
るように配置されている。このトーションビーム16
は、開断面において閉断面に比べてねじり剛性が低く、
しなやかである。
【0019】このトーションビーム式サスペンション1
0の作用について以下に説明する。トレーリングアーム
11の車輪取付部材13に車輪Tを取り付けると共に、
ピボット取付部材12にピボットを介して車体に接続す
る。なお、車輪取付部材13又はその近傍にはショック
アブソーバやコイルスプリングなども取り付けられる。
このサスペンションでは、左右の両輪T、Tが車体に対
して同じ方向の同じ量だけストロークした場合には、ト
レーリングアーム11とトーションビーム16は、その
まま上下に動き、ねじれは発生しないが、例えば車体に
遠心力が働き車体が傾き、左右の両輪T、Tが車体に対
し逆方向にストロークする場合には、トーションビーム
16はねじられ、トーションビーム16のねじり剛性に
比例したねじり反力が発生し、このねじり反力と左右の
コイルスプリングの反力との合力が車体を傾ける力とバ
ランスするまで車体は傾く。
【0020】ここで、トーションビーム16は、平面視
したときに略中央から左右のトレーリングアーム11、
11との接合部位18にかけて幅が滑らかに広がるフレ
ア状に形成されており、また、各トレーリングアーム1
1の突出部14は、平面視したときにトーションビーム
16との接合部位18に向かって滑らかに突出している
ため、トーションビーム16と各トレーリングアーム1
1との接合部位は十分な長さで溶接でき、しかも接合部
位の断面積が大きくなる。このため、トーションビーム
式サスペンション10の車両前後方向と車両横方向との
交差箇所は十分な強度を有する。また、トーションビー
ム16はトレーリングアーム11との接合部位18にて
車両後方に向かって幅広になっているため、横荷重に対
して十分な強度を有し、しかも滑らかに幅が広がってい
るため、応力が集中しやすい箇所もない。したがって、
従来のように別途リインホースメントを用いた場合と比
較して、従来の性能を維持しつつ、部品点数が少ない分
軽量化される。
【0021】また、トーションビーム16の左右両端が
閉断面であるため、接合部位18にて溶接したときに応
力の集中しやすい溶接端が生ぜず、結合強度が増す。更
に、従来のように断面略V字又は略U字で前側が開放し
たトーションビームでは、トーションビームが後部から
の衝突などによって不意に変形したときに縁部が周囲の
燃料系部品を傷つけるおそれがあるが、本実施形態では
巻きパイプのため周囲の燃料系部品を傷つけることがな
い。
【0022】尚、本発明は、上記実施形態に何ら限定さ
れるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種
々の形態を採り得ることはいうまでもない。例えば、ト
ーションビーム16のA−A断面は、図8(a)〜
(f)に例示したような種々の形状を採用することがで
きる。また、図8(d)に例示したように、鋼板部材1
の一方の縁部3と他方の縁部4とを対向させた状態から
更に内方向へ屈曲させた形状であってもよい。なお、各
断面において縁部3、4の距離は特に限定するものでは
なく、要求される曲げ剛性やねじり剛性に応じて適宜設
定すればよい。
【0023】また、上記実施形態において、図9(a)
に示すようにトレーリングアーム11は突出部14を有
していなくてもよい。この場合、トーションビーム16
のフレア状の開口端部がトレーリングアーム11と接合
されているため、トーションビームとトレーリングアー
ムとの接合部位は十分な長さで溶接でき、しかも接合部
位の断面積が大きくなる。また、トーションビームはト
レーリングアームとの接合部位にて車両後方に向かって
幅広になっているため、横荷重に対して十分な強度を有
し、しかも滑らかに幅が広がっているため、応力が集中
しやすい箇所もない。したがって、従来のように別途リ
インホースメントを用いた場合と比較して、従来の性能
を維持しつつ、部品点数が少ない分軽量化される。
【0024】あるいは、図9(b)に示すようにトーシ
ョンビーム16はストレート状であってもよい。ここで
は、接合部位18において突出部14とトーションビー
ム16はオーバーラップしていることが好ましく、例え
ば突出部14の先端部分に穴を設けてここにトーション
ビーム16の端部を挿入した上で溶接してもよい(図9
(b)参照)し、あるいは、突出部14の先端部分を閉
塞面としてこれをトーションビーム16の開口端に挿入
した上で溶接してもよい。この場合、トーションビーム
式サスペンション10の車両前後方向と車両横方向との
交差箇所は突出部14が担っているが、この突出部14
は交差箇所において十分な幅を有しているため、横荷重
に対して十分な強度を有する。また、この交差箇所では
滑らかに幅が広がっているため、応力が集中しやすい箇
所もない。したがって、従来のように別途リインホース
メントを用いた場合と比較して、従来の性能を維持しつ
つ、部品点数が少ない分軽量化される。
【0025】更に、上記実施形態では、中間ビーム式に
ついて説明したが、前端ビーム式であっても同様の作用
効果を奏する。更に又、上記実施形態では、トーション
ビーム16の左右両端を閉断面としたが、図10に示す
ように左右両端が開断面であっても結合強度が十分であ
ってそれ以上結合強度が要求されない場合には開断面を
採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のトーションビーム式サスペンシ
ョンの斜視図である。
【図2】 本実施形態のトーションビーム式サスペンシ
ョンの平面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 図2のB−B断面図である。
【図5】 図2のC視図である。
【図6】 図2のD視図である。
【図7】 本実施形態のトーションビームの説明図であ
り、(a)は巻きパイプにする前の鋼板部材の平面図、
(b)は完成したトーションビームの斜視図である。
【図8】 他の実施形態の説明図であり、(a)〜
(f)は種々のトーションビームの断面形状を表す。
【図9】 他の実施形態の説明図であり、(a)、
(b)ともトーションビーム式サスペンションの平面図
である。
【図10】 他の実施形態のトーションビームの斜視図
である。
【図11】 トーションビーム式サスペンションの分類
を表す説明図であり、(a)は後端ビーム式、(b)は
前端ビーム式、(c)は中間ビーム式を表す。
【図12】 従来のトーションビーム式サスペンション
の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・鋼板部材、2・・・面部、3、4・・・縁部、
3a、4a・・・切欠溝、10・・・トーションビーム
式サスペンション、11・・・トレーリングアーム、1
2・・・ピボット取付部材、13・・・車輪取付部材、
14・・・突出部、16・・・トーションビーム、17
・・・切れ目、18・・・接合部位。
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月25日(2000.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記課題を解決するため、請求項1記載の
発明は、前端ビーム式又は中間ビーム式のトーションビ
ーム式サスペンションにおいて、トーションビームは、
平面視したときに、略中央からトレーリングアーム側に
かけて幅が少なくとも車両後方に向かって滑らかに広く
なっており、前記トーションビームの左右両端は閉断面
であることを特徴とする。トーションビームをこのよう
な形状にしたため、トーションビームとトレーリングア
ームとの接合部位は十分な長さで溶接でき、しかも接合
部位の断面積が大きくなるため、十分な接合強度が得ら
れる。また、トーションビームはトレーリングアームと
の接合部位にて車両後方に向かって幅広になっているた
め、横荷重に対して十分な強度を有し、しかも滑らかに
(つまり角張った箇所のないように)幅が広がっている
ため、応力が集中しやすい箇所もない。したがって、従
来のように別途リインホースメントを用いた場合と比較
して、従来の性能を維持しつつ、部品点数が少ない分軽
量化される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2記載の発明は、前端ビーム式又は
中間ビーム式のトーションビーム式サスペンションにお
いて、トレーリングアームは、トーションビームと接合
させるべくトーションビーム側に突出した突出部を備
え、該突出部は、平面視したときに、トーションビーム
側からトレーリングアーム側にかけて幅が少なくとも車
両後方に向かって滑らかに広くなっており、前記トーシ
ョンビームの左右両端は閉断面であることを特徴とす
る。トレーリングアームをこのような形状にしたため、
トーションビーム式サスペンションの車両前後方向と車
両横方向との交差箇所はトレーリングアームの突出部の
うち車両後方に向かって幅広になっている箇所になり、
横荷重に対して十分な強度を有する。また、この交差箇
所では滑らかに幅が広がっているため、応力が集中しや
すい箇所もない。したがって、従来のように別途リイン
ホースメントを用いた場合と比較して、従来の性能を維
持しつつ、部品点数が少ない分軽量化される。なお、請
求項1、2の構成を兼ね備えたトーションビーム式サス
ペンションでは、同様の効果をより顕著に得ることがで
きる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項1又は2記載の発明においては、
記トーションビームの左右両端が閉断面となっているた
め、次の効果を奏する。即ち、トーションビームの左右
両端はトレーリングアームとの接合箇所であり、通常溶
接されるのであるが、ここでは左右両端が閉断面である
ため、応力の集中しやすい溶接端が生ぜず、結合強度が
増す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項1又は2記載の発明においては、請
求項に記載したように、トーションビームは、板部材
の面部を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記
板部材の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた巻きパ
イプであることが好ましい。この場合、請求項1又は2
の効果を奏するうえ次の効果を奏する。即ち、従来のよ
うに断面略V字又は略U字で前側が開放したトーション
ビームでは、トーションビームが後部からの衝突などに
よって不意に変形したときに開断面の縁部が周囲の燃料
系部品を傷つけるおそれがあるが、本発明では巻きパイ
プのため周囲の燃料系部品を傷つけることがなく、衝突
安全性の面からも優れている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項1又は2記載の発明においては、請
求項に記載したように、トーションビームは、板部材
の面部を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記
板部材の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた状態か
ら更に内方向へ屈曲させた巻きパイプであることが好ま
しい。この場合も、請求項と同様の作用効果を奏す
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】以上の請求項3又は4記載の発明は、請求
に記載したように、トーションビームは、断面形状
が略円形、略楕円形又は略長円形であることが好まし
い。トーションビームの断面形状をこのような形状にし
た場合、曲げ剛性やねじり剛性が他の形状に比べて高く
なるため、板厚を更に薄くでき、上記効果をより顕著に
得ることができる。また、請求項3〜5のいずれかに記
載した構成と、請求項1又は2に記載した構成とを組み
合わせた場合、特に効果が顕著に得られるため好まし
い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】更に、上記実施形態では、中間ビーム式に
ついて説明したが、前端ビーム式であっても同様の作用
効果を奏する。なお、図10には参考までに左右両端が
開断面のものを示す。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】 参考形態のトーションビームの斜視図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のトレーリングアームにおけるピボ
    ット取付部同士またはピボット取付部と車輪取付部との
    中間部分同士を、少なくとも略中央が開断面のトーショ
    ンビームで結合したトーションビーム式サスペンション
    において、 前記トーションビームは、平面視したときに、略中央か
    ら前記トレーリングアーム側にかけて幅が少なくとも車
    両後方に向かって滑らかに広くなっているトーションビ
    ーム式サスペンション。
  2. 【請求項2】 左右のトレーリングアームにおけるピボ
    ット取付部同士またはピボット取付部と車輪取付部との
    中間部分同士を、少なくとも略中央が開断面のトーショ
    ンビームで結合したトーションビーム式サスペンション
    において、前記トレーリングアームは、前記トーション
    ビームと接合させるべく前記トーションビーム側に突出
    した突出部を備え、該突出部は、平面視したときに、前
    記トーションビーム側から前記トレーリングアーム側に
    かけて幅が少なくとも車両後方に向かって滑らかに広く
    なっているトーションビーム式サスペンション。
  3. 【請求項3】 前記トーションビームの左右両端は閉断
    面である請求項1又は2記載のトーションビーム式サス
    ペンション。
  4. 【請求項4】 前記トーションビームは、板部材の面部
    を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記板部材
    の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた巻きパイプで
    ある請求項1〜3のいずれかに記載のトーションビーム
    式サスペンション。
  5. 【請求項5】 前記トーションビームは、板部材の面部
    を湾曲させて該面部で空間領域を囲むと共に前記板部材
    の一方の縁部と他方の縁部とを対向させた状態から更に
    内方向へ屈曲させた巻きパイプである請求項1〜3のい
    ずれかに記載のトーションビーム式サスペンション。
  6. 【請求項6】 前記トーションビームは、断面形状が略
    円形、略楕円形又は略長円形である請求項4又は5記載
    のトーションビーム式サスペンション。
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