JP6431439B2 - ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法 - Google Patents

ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6431439B2
JP6431439B2 JP2015092464A JP2015092464A JP6431439B2 JP 6431439 B2 JP6431439 B2 JP 6431439B2 JP 2015092464 A JP2015092464 A JP 2015092464A JP 2015092464 A JP2015092464 A JP 2015092464A JP 6431439 B2 JP6431439 B2 JP 6431439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
time
audio data
unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015092464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016213532A (ja
Inventor
靖仁 有田
靖仁 有田
一之 富樫
一之 富樫
博之 谷口
博之 谷口
大輔 尾▲崎▼
大輔 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2015092464A priority Critical patent/JP6431439B2/ja
Priority to EP16158035.2A priority patent/EP3089385B1/en
Publication of JP2016213532A publication Critical patent/JP2016213532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6431439B2 publication Critical patent/JP6431439B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/20Arrangements for broadcast or distribution of identical information via plural systems
    • H04H20/24Arrangements for distribution of identical information via broadcast system and non-broadcast system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/26Arrangements for switching distribution systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、ラジオ放送受信装置において、受信音声を出力中の放送から、当該放送と同内容の放送を行っている他の放送の受信音声に、出力する音声を切り替える技術に関するものである。
ラジオ放送受信装置において、受信音声を出力中の放送から、当該放送と同内容の放送を行っている他の放送(受信音声を出力中の放送とサイマル放送の関係にある放送)の受信音声に、出力する音声を切り替える技術としては、FM放送と、FM放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送とを受信するラジオ放送受信装置において、FM放送で受信した音声からIPラジオ放送で受信した音声に出力する音声を切り替える際に、FM放送で受信した音声に対するIPラジオ放送で受信した音声の遅延時間を算出し、FM放送で受信した音声を算出した遅延時間分の時間、時間軸方向に音声を拡大するタイムストレッチにより遅延させた上で、出力する音声をFM放送で受信した音声からIPラジオ放送で受信した音声にシームレスの切り替える技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
ここで、この技術では、IPラジオ放送で受信した音声と、過去にFM放送で受信した音声とを比較して、IPラジオ放送で最近受信した音声の部分と相関が大きい、過去にFM放送で受信した音声中の音声部分を算定し、IPラジオ放送で最近受信した音声の部分と、過去にFM放送で受信した音声中の算定した音声部分との受信時刻の差を、FM放送で受信した音声に対するIPラジオ放送で受信した音声の遅延時間として算出している。
特開2013-201469号公報
上述した出力する音声をFM放送で受信した音声からIPラジオ放送で受信した音声に切り替える技術によれば、出力する音声のIPラジオ放送で受信した音声への切替の完了までには、遅延時間の算出に要する時間に、タイムストレッチによって音声を算出した遅延時間分の時間遅延させるのに要する時間を加えた時間が必要となるため、出力する音声のIPラジオ放送で受信した音声への切替に比較的長い時間がかかる。
そこで、本発明は、受信中のラジオ放送から受信している音声から当該ラジオ放送と同内容の放送を行っている他の放送から受信している音声への、ユーザに対して出力する音声のシームレスな切替を、より速やかに行うことを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、ラジオ放送と当該ラジオ放送とサイマル放送の関係にある放送である並行放送とを受信可能なラジオ放送受信装置に、ラジオ放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力するラジオ受信部と、前記ラジオ受信部が受信しているラジオ放送とサイマル放送の関係にある前記並行放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力する並行放送受信部と、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータに対する前記並行放送が出力するオーディオデータの遅延時間を算出する遅延時間算出部と、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを、設定された遅延目標時間分の時間、遅延して出力する遅延部と、前記遅延時間算出部で算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定する制御部と、前記遅延部が出力するオーディオデータと前記並行放送受信部が出力するオーディオデータとのうちの一方を選択的に出力対象オーディオデータとして、出力対象オーディオデータの音声をユーザに対して出力する選択部とを備えたものである。ここで、前記制御部は、前記出力対象オーディオデータを前記遅延部が出力するオーディオデータから前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替える際に、前記並行放送受信部に前記並行放送の受信を開始させ、前記並行放送受信部がオーディオデータの出力を開始したならば、前記遅延部に前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に拡大して出力する時間拡大出力動作を開始させると共に、前記遅延時間算出部に前記遅延時間の算出を開始させ、前記遅延時間算出部が前記遅延時間を算出したならば、算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定し、前記遅延部から出力されるオーディオデータの遅延時間が前記遅延目標時間に達したならば、前記選択部に、出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替えさせ、前記遅延部は、前記遅延目標時間が設定された後、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間拡大出力動作を継続して行うものである。
このようなラジオ放送受信装置によれば、ラジオ放送の受信音声に対する並行放送の受信音声の遅延時間分、ラジオ放送の受信音声を遅延させた上で、出力する音声をラジオ放送の受信音声から並行放送の受信音声に切り替える際に、前記遅延時間を算出した後に、ラジオ放送のオーディオデータを時間軸方向に拡大して出力する時間拡大出力を開始して、ラジオ放送のオーディオデータを徐々に遅延させていくことにより、前記遅延時間分、ラジオ放送のオーディオデータを遅延させるのではなく、遅延時間の算出を待たずに時間拡大出力を開始し、遅延時間の算出の処理と並行して、遅延時間の算出の終了までに、ラジオ放送のオーディオデータを、ある程度遅延させておく。よって、本ラジオ放送受信装置によれば、遅延時間の算出後に、時間拡大出力によってラジオ放送のオーディオデータを算出された遅延時間まで遅延させるのに要する時間は、遅延時間後に時間拡大出力を開始する場合に比べ短くてすむこととなり、出力する音声の、ラジオ放送の受信音声から並行放送の受信音声へのシームレスな切替を速やかに行えるようになる。
ここで、このようなラジオ受信装置は、前記遅延部において、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間拡大出力動作を継続して行い、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記時間拡大出力動作を停止して前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を開始し、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間縮小出力動作を継続して行うように構成してもよい。
また、このようなラジオ放送受信装置は、前記遅延部において、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達した時点で、前記時間拡大出力動作を停止して、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始し、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記時間拡大出力動作を停止して、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を開始し、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達した時点で、前記時間縮小出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始すると共に、前記制御部において、前記出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータから前記遅延部が出力するオーディオデータからに切り替える際に、前記選択部に、出力対象オーディオデータを、前記遅延部が前記遅延目標時間分の時間遅延させて出力しているオーディオデータに切り替えさせるように構成してもよい。
また、このようなラジオ受信装置は、前記制御部において、前記出力対象オーディオデータを前記遅延部が出力するオーディオデータから前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替える際に、前記遅延部に、前記遅延算出部が算出した遅延時間が前記遅延目標時間として設定されている場合には、前記並行放送受信部に前記並行放送の受信を開始させ、前記並行放送受信部がオーディオデータの出力を開始したならば、前記遅延部に前記時間拡大出力動作を開始させることなしに、前記遅延時間算出部に前記遅延時間の算出を開始させ、前記遅延時間算出部が前記遅延時間を算出したならば、算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定し、前記遅延部から出力されるオーディオデータの遅延時間が前記遅延目標時間に達したならば、前記選択部に、出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替えさせるように構成してもよい。ただし、この場合には、前記遅延部において、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、前記時間拡大出力動作を、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで行い、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達したならば、前記時間拡大出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始し、前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで行い、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達したならば、前記時間縮小出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始する。
ここで、このようにラジオ受信装置を構成した場合には、前記制御部において、前記選択部に、出力対象オーディオデータを、前記遅延部が前記遅延目標時間分の時間遅延させて出力しているオーディオデータに切り替させるだけで、前記出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータから前記遅延部が出力するオーディオデータにシームレスに切り替えることができる。
ここで、以上のようなラジオ放送受信装置において、前記並行放送は、IPラジオ放送であり、前記並行放送受信部は、IPラジオ放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力するIPラジオプレイヤであってよい。
また、以上のようなラジオ放送受信装置において、前記ラジオ放送は、デジタルラジオ放送とアナログラジオ放送とのうちの一方、または、双方であってよい。
また、以上のようなラジオ放送受信装置は自動車に搭載された車載型のラジオ放送受信装置であってもよい。
以上のように、本発明によれば、受信中のラジオ放送から受信している音声から当該ラジオ放送と同内容の放送を行っている他の放送から受信している音声への、ユーザに対して出力する音声のシームレスな切替をすみやかに行うことができる。
本発明の実施形態に係るラジオ放送システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るラジオ放送受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るシームレス切替処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るシームレス切替処理の動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るシームレス切替処理の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るラジオ放送システムの構成を示す。
図示するように、ラジオ放送受信機1は、自動車に搭載されるラジオ放送受信機やポータブルラジオ放送受信機などの位置が移動するラジオ放送受信機1であり、ラジオ放送局2からDAB、DAB+などの放送規格によるデジタルラジオ放送や、FMラジオ放送などのアナログラジオ放送の受信を行う。また、ラジオ放送受信機1は、移動通信を介してインターネットなどのWAN3に接続しWAN3上のIPラジオサーバ4からIPラジオ放送を受信する。
ここで、IPラジオサーバ4が行うIPラジオ放送には、デジタルラジオ放送やアナログラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送、すなわち、デジタルラジオ放送やアナログラジオ放送と同内容の放送が行われるIPラジオ放送が含まれる。
なお、本実施形態では、デジタルラジオ放送やアナログラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送から受信される音声は、必ず、当該IPラジオ放送がサイマル放送の関係にあるデジタルラジオ放送やアナログラジオ放送で放送される音声よりも遅延しているものとする。
次に、図2に、ラジオ放送受信機1の構成を示す。
図示するように、ラジオ放送受信機1は、デジタルラジオ放送を受信し、受信したオーディオデータを再生出力するデジタルラジオチューナ101、アナログラジオ放送を受信しアナログラジオ放送で受信した音声をデジタル変換し、オーディオデータとして出力するアナログラジオチューナ102、IPラジオ放送を受信し受信したオーディオデータを出力するIPラジオプレイヤ103を備えている。
ここで、IPラジオプレイヤ103は、移動通信を行う移動通信装置104を介してWAN3上のIPラジオサーバ4に接続し、IPラジオサーバ4がIPラジオ放送で配信しているオーディオストリームを受信し、オーディオデータを再生出力する。ただし、ラジオ放送受信機1に、移動通信装置104を備える代わりに、移動通信を行うモバイルフォン5を接続する外部インタフェース105を設け、IPラジオプレイヤ103において、モバイルフォン5が行う移動通信を介してWAN3上のIPラジオサーバ4に接続し、IPラジオサーバ4がIPラジオ放送で配信しているオーディオストリームを受信し再生出力するように構成してもよい。
また、ラジオ放送受信機1は、入力装置106、表示装置107、制御部108を備えている。
また、ラジオ放送受信機1は、デジタルラジオチューナ101またはアナログラジオチューナ102が出力するオーディオデータを設定された遅延目標時間分、遅延させて出力する遅延部109、遅延部109から出力されるオーディオデータとIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータの一方を選択し出力するセレクタ110、セレクタ110が出力するオーディオデータをアナログ音声信号に変換し出力するDA変換部111、DA変換部111が出力するアナログ音声信号を増幅するアンプ112、アンプ112が増幅した音声信号で駆動され音声を出力するスピーカ113を備えている。
また、ラジオ放送受信機1は、チューナ用メモリ114、プレイヤ用メモリ115、比較部116を備えている。
さて、このような構成において、制御部108は、入力装置106を介してユーザから特定のラジオ放送局2のラジオ放送の受信を指示されると、受信を指示されたラジオ放送局2がデジタルラジオ放送の放送局であれば、デジタルラジオチューナ101を現用チューナとし、受信を指示されたラジオ放送局2がアナログラジオ放送の放送局であればアナログラジオチューナ102を現用チューナとし、現用チューナに受信を指示されたラジオ放送局2のラジオ放送の受信と、オーディオデータの出力を開始させる。また、制御部108は、チューナ用メモリ114とプレイヤ用メモリ115の記憶内容をクリアし、遅延部109に遅延目標時間として0を設定し、遅延部109に現用チューナから入力するオーディオデータを、そのままセレクタ110に出力させる。そして、制御部108は、セレクタ110に遅延部109から入力するオーディオデータをDA変換部111に出力させることにより、現用チューナで、ユーザから受信を指示されたラジオ放送局2から受信した音声をスピーカ113から出力する。
一方、現用チューナから出力されたオーディオデータはチューナ用メモリ114に格納される。ここで、チューナ用メモリ114への格納は、常時、チューナ用メモリ114に所定再生時間分の最新のオーディオデータが格納されている状態となるように行われる。また、チューナ用メモリ114に常時格納するオーディオデータの再生時間は、デジタル/アナログラジオ放送に対する、当該デジタル/アナログラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送の遅延時間の最大値として見込まれる時間以上となるように設定されている。
以下、このようなラジオ放送受信機1において制御部108は、スピーカ113に出力する音声を、現用チューナが受信中のラジオ放送で受信した音声と、現用チューナが受信中のラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送で受信した音声との間でシームレスに切り替える処理を行う。
以下、このようなシームレスな切替のために、制御部108が行うシームレス切替処理について説明する。
図3に、このシームレス切替処理の手順を示す。なお、シームレス切替処理は、ユーザから特定のラジオ放送局2のラジオ放送の受信を指示されたときに起動される。
図示するように、この処理では、ラジオ放送受信機1の状態が、現用チューナが受信しているラジオ放送の音声をスピーカ113から出力している状態となるのを待ち(ステップ302)、ラジオ放送の音声をスピーカ113から出力している状態となったならば、現用チューナにおける受信中のラジオ放送の受信品質の劣化を監視する(ステップ304)。ここで、現用チューナの受信中のラジオ放送の受信品質の検出は、現用チューナとなっているデジタルラジオチューナ101またはアナログラジオチューナ102において受信中のラジオ放送の受信品質を、受信中のラジオ放送の受信電界強度や、SN比や、誤り発生率などより算定し、制御部108が現用チューナにおいて算定されている受信品質を取得することにより行う。
次に、受信中のラジオ放送の受信品質が劣化したならば、IPラジオプレイヤ103の、現用チューナが受信中のラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送の受信の開始を制御する(ステップ306)。
そして、制御部108は、IPラジオプレイヤ103によるIPラジオ放送の受信が開始されたならば(ステップ308)、現在、遅延部109に設定されている遅延目標時間が0であるかどうかを調べ(ステップ310)、0でなければ、そのままステップ314に進む。
一方、現在、遅延部109に設定されている遅延目標時間が0であれば(ステップ310)、遅延部109に、遅延部109にオーディオデータを当該オーディオデータの音声のピッチを維持したまま時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチ動作を開始させた上で(ステップ312)、ステップ314に進む。
次に、以上のようにしてステップ314に進んだならば、制御部108は、現用チューナで受信中のラジオ放送で受信した音声に対する、IPラジオ放送で受信した音声の遅延時間を算出する。
ここで、この遅延時間の算出は次のように行う。
すなわち、制御部108は、チューナ用メモリ114へのオーディオデータの格納動作を停止することにより、その時点からチューナ用メモリ114のオーディオデータの格納内容が変化しないように制御する。
また、制御部108は、IPラジオプレイヤ103から出力されるIPラジオ放送で最初に受信した所定再生時間分のオーディオデータのプレイヤ用メモリ115への格納を制御する。
また、制御部108は、比較部116に、チューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータの、プレイヤ用メモリ115に格納されたオーディオデータとの比較による、チューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータ中の、プレイヤ用メモリ115に格納されたオーディオデータと音声パターンが一致する部分の探索を行わせる。そして、プレイヤ用メモリ115に格納されたオーディオデータの受信時刻と、探索されたチューナ用メモリ114に格納されたオーディオデータ中の部分の受信時刻との差を遅延時間として算出する。なお、探索されたチューナ用メモリ114に格納されたオーディオデータ中の部分の受信時刻は、探索された部分のチューナ用メモリ114に格納されたオーディオデータの連続体中の位置より求めることができる。
次に、ステップ314で算出した遅延時間を遅延目標時時間として遅延部109に設定する(ステップ316)。なお、このような遅延時間の遅延目標時時間としての遅延部109への設定が行われた場合、以降に行われるステップ310では、遅延目標時間が0でないと判定されるようになる。
ここで、遅延目標時間を設定された遅延部109は、設定された遅延目標時間と、遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延部109に入力するオーディオデータに対する遅延時間が一致するまで、出力するオーディオデータをタイムストレッチする。すなわち、遅延部109は、設定された遅延目標時間が、その時点の遅延部109から出力されているオーディオデータの遅延時間より大きい場合には、設定された遅延目標時間と遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延時間が一致するまで、オーディオデータを当該オーディオデータの音声のピッチを維持したまま時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチ動作を継続する。
一方、設定された遅延目標時間が、その時点の遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延時間より小さい場合には、遅延部109は、設定された遅延目標時間と遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延時間が一致するまで、オーディオデータを当該オーディオデータの音声ピッチを維持したまま時間軸方向に縮小して出力するタイムストレッチ動作を行う。
なお、オーディオデータのタイムストレッチは、オーディオデータの時間軸方向の長さが元の長さに対して所定の長さ(たとえば、元の長さの20%)以上変化しないように行う。
そして、遅延部109は、設定された遅延目標時間と遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延時間が一致したならば、タイムストレッチを停止して通常の再生速度によるオーディオデータの出力に復帰すると共に、遅延時間の一致を制御部108に報告する。
そして、制御部108は、ステップ314で算出した遅延時間(遅延目標時間)と遅延部109から出力されるオーディオデータの遅延時間が一致し、遅延時間の一致を遅延部109から報告されたならば(ステップ318)、スピーカ113に出力する音声を、IPラジオプレイヤ103がIPラジオ放送から受信している音声に切り替える(ステップ320)。ここで、この時点で、遅延部109は、現用チューナがラジオ放送で受信しているオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、現用チューナがラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力している状態となっているので、セレクタ110の出力するオーディオデータの切替により、スピーカ113から出力するオーディオデータが、ラジオ放送で受信したオーディオデータからIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータに、シームレスに切り替わる。
そして、このようにしてIPラジオプレイヤ103がIPラジオ放送で受信した音声のスピーカ113からの出力が開始されたならば、現用チューナの、受信中のラジオ放送の受信品質が良好な受信品質に復帰するのを監視し(ステップ322)、受信品質が良好な受信品質に復帰したならば、セレクタ110がDA変換部111に出力するオーディオデータを遅延部109が出力するオーディオデータに切り替えることにより、スピーカ113に出力する音声を、現用チューナが受信中のラジオ放送の音声に切り替える(ステップ324)。ここで、この時点で、遅延部109は、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、ラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力しているので、セレクタ110の出力するオーディオデータの切替により、スピーカ113から出力するオーディオデータが、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータから、ラジオ放送で受信したオーディオデータにシームレスに切り替わる。
そして、チューナ用メモリ114へのオーディオデータの格納動作を再開させると共に、IPラジオプレイヤ103にIPラジオ放送の受信を停止させ(ステップ326)、ステップ304からの処理に戻る。ここで、IPラジオプレイヤ103は、IPラジオ放送の受信を停止する際に、移動通信装置104またはモバイルフォン5のWAN3との間の移動通信を切断する。
以上、制御部108が行うシームレス切替処理について説明した。
なお、以上のようなシームレス切替処理は、ユーザから受信中のラジオ放送の受信の終了を指示されると終了する。また、以上のようなシームレス切替処理は、ユーザから新たなラジオ放送局2の受信を指示されたときに再起動される。
以下、このようなシームレス切替処理の処理例について説明する。
まず、図4に、シームレス切替処理の第1の処理例について示す。
いま、所定時間長(たとえば、2ms)の再生時間を単位時間として、図5中の、数字を囲む各四角形は、単位時間分のオーディオデータ、音声を表している。また、「‘」無しの数字を囲む四角形は、現用チューナがラジオ放送(デジタルラジオ放送またはアナログラジオ放送)で受信したオーディオデータ、音声を、「‘」付きの数字を囲む四角形は、IPラジオプレイヤ103がIPラジオラジオ放送で受信したオーディオデータ、音声を表している。また、各四角形中の数字の値が等しい四角形は(たとえば、「4」と「 4'」)は、同内容のオーディオデータ、音声を表している。また、チューナ用メモリ114は、5つの単位時間分のオーディオデータを格納するものとする。
いま、時刻T0において遅延部109に遅延目標時間として0が設定されているものとして、時刻T0から時刻T1までの受信品質が良好な状態で現用チューナがラジオ放送を受信している期間中、セレクタ110は、遅延部109から出力されるオーディオデータをDA変換部111に出力するように設定されており、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(0-3)は、遅延部109で遅延されずにセレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力される。また、現用チューナが順次出力するオーディオデータ(0-3)はチューナ用メモリ114に順次格納され、やがて、チューナ用メモリ114は、常時、5単位時間長分のオーディオデータが格納されている状態となる。
この状態で、時刻T1でラジオ放送の受信品質の劣化が検出されると、現用チューナが受信中のラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送の受信動作がIPラジオプレイヤ103において開始される。そして、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始される。一方、時刻T1から時刻T2の間も、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(4-5)は、遅延部109で遅延されずに、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力され続けると共に、オーディオデータ(4-5)はチューナ用メモリ114に順次格納される。
そして、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、チューナ用メモリ114へのオーディオデータの格納は停止されチューナ用メモリ114への記憶内容が凍結される。また、IPラジオ放送で最初に受信したオーディオデータ(4')がプレイヤ用メモリ115に格納される。
また、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、比較部116において比較による探索が開始され、時刻T2-T3において、チューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータ(1-5)の連続体中から、プレイヤ用メモリ115のオーディオデータ(4')と音声パターンが同じオーディオデータが探索され、探索されたオーディオデータ(4)のチューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータ(1-5)の連続体中の格納位置より求まる探索されたオーディオデータ(4)の受信時刻より、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間が算出される。ここでは、時刻T2-T3において、プレイヤ用メモリ115のオーディオデータ(4')とチューナ用メモリ114のオーディオデータ(4)とが一致し、2単位時間が遅延時間として算出される。
また、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、時刻T3で遅延時間が算出されるまで、遅延部109において、現用チューナから入力するオーディオデータをピッチを維持したまま時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチ動作が開始され、時間軸方向に拡大されたオーディオデータ(6)が、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ4から出力される
そして、時刻T3において遅延時間が算出されたならば、算出された遅延時間が遅延目標時間として遅延部109に設定される。遅延部109は、設定された遅延目標時間(2単位時間)が、この時点の遅延時間(1単位時間)より大きいので、現用チューナから入力するオーディオデータをピッチを維持したまま時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチ動作を継続し、時間軸方向に拡大したオーディオデータ(7)を、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力する。
そして、時間軸方向に拡大したオーディオデータ(7)の出力を完了した時刻T4で、遅延部109に入力するオーディオデータに対する遅延部109から出力するオーディオデータの遅延時間(2単位時間)が、設定された遅延目標時間(2単位時間)に一致したならば、セレクタ110がDA変換部111に出力するオーディオデータを、遅延部109から出力されるオーディオデータからIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータに切り替える。結果、スピーカ113から出力される音声がデジタルラジオ放送またはアナログラジオ放送で受信した音声からIPラジオ放送で受信した音声に切り替わり、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータ(8’-13')が、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力されるようになる。
ここで、時刻T4においては、遅延部109は、現用チューナがラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、ラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力している状態となっているので、スピーカ113から出力するオーディオデータが、ラジオ放送で受信したオーディオデータからIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータに、シームレスに切り替わる。
図示するように、この例では、遅延時間の算出に2単位時間、タイムストレッチによる遅延が遅延目標時間に達するまでに4単位時間を要している。また、時刻T2でIPラジオ放送のオーディオデータの受信を開始してから4単位時間後の時刻T4でシームレスな切り替えが実行されている。一方、遅延時間の算出後にタイムストレッチによる遅延を開始した場合に、IPラジオ放送のオーディオデータの受信を開始してからシームレスな切り替えが行われるまでに要することになる時間は6単位時間(2単位時間+4単位時間)となる。よって、本実施形態によれば、遅延時間の算出後にタイムストレッチによる遅延を開始した場合に比べ、よりすみやかに、出力音声のシームレスな切替を行うことができる。
さて、次に、時間軸方向に拡大したオーディオデータ(7)の出力を完了した時刻T4で、遅延部109のタイムストレッチは停止され、時刻T4以降は、遅延部109からは通常の再生速度で、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(8-15)が出力される。
ここで、遅延部109は内部にFIFO型のバッファを備えており、遅延目標時間として0以上の時間が設定されているときには、入力するオーディオデータをバッファに格納しながら、バッファからオーディオデータを取り出して、オーディオデータ(6-7)のようにタイムストレッチして、または、オーディオデータ(8-15)のようにタイムストレッチせずに遅延目標時間分の時間遅延させて出力する。なお、図中のバッファの太枠の四角形のオーディオデータは、遅延部109が出力中のオーディオデータを表している。
次に、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータ(8’-13')のスピーカ113への出力が完了した時刻T5で現用チューナの受信品質が良好な受信品質に復帰すると、セレクタ110がDA変換部111に出力するオーディオデータを、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータから、遅延部109から出力されるオーディオデータに切り替える。そして、時刻T5以降は、現用チューナがラジオ放送から受信し、遅延部109でラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、遅延されたオーディオデータ(14-15)がセレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力される。
ここで、この時刻T5においては、遅延部109は、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分(2単位時間)、ラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力しているので、スピーカ113から出力するオーディオデータが、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータから、ラジオ放送で受信したオーディオデータに、シームレスに切り替わる。
次に、図5にシームレス切替処理の第2の処理例を示す。
第2の処理例は、図4に示した第1の処理例よりも、現用チューナが受信しているラジオ放送のオーディオデータに対するIPラジオ放送のオーディオデータの遅延時間が小さく、遅延時間の算出に長時間を要する場合についての例である。
図5において、時刻T0で遅延部109に遅延目標時間として0が設定されているものとして、時刻T0から時刻T1までの受信品質が良好な状態で現用チューナがラジオ放送を受信している期間中、セレクタ110は、遅延部109から出力されるオーディオデータをDA変換部111に出力するように設定されており、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(0-3)は、遅延部109で遅延されずにセレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力される。また、現用チューナが順次出力するオーディオデータ(0-3)はチューナ用メモリ114に順次格納され、やがて、チューナ用メモリ114は、常時、5単位時間長分のオーディオデータが格納されている状態となる。
この状態で、時刻T1でラジオ放送の受信品質の劣化が検出されると、現用チューナが受信中のラジオ放送とサイマル放送の関係にあるIPラジオ放送の受信動作がIPラジオプレイヤ103において開始される。そして、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始される。一方、時刻T1から時刻T2の間も、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(4-5)は、遅延部109で遅延されずに、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力され続けると共に、オーディオデータ(4-5)はチューナ用メモリ114に順次格納される。
そして、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、チューナ用メモリ114へのオーディオデータの格納は停止されチューナ用メモリ114への記憶内容が凍結される。また、IPラジオ放送で最初に受信したオーディオデータ(5')がプレイヤ用メモリ115に格納される。
また、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、比較部116において比較による探索が開始され、時刻T2-T3において、チューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータ(1-5)の連続体中から、プレイヤ用メモリ115のオーディオデータ(5')と音声パターンが同じオーディオデータが探索され、探索されたオーディオデータ(5)のチューナ用メモリ114に格納されているオーディオデータ(1-5)の連続体中の格納位置より求まる探索されたオーディオデータ(5)の受信時刻より、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間が算出される。ここでは、時刻T2-T3において、プレイヤ用メモリ115のオーディオデータ(5')とチューナ用メモリ114のオーディオデータ(5)とが一致し、1単位時間が遅延時間として算出される。
また、時刻T2で、IPラジオ放送のオーディオデータの受信が開始されると、時刻T3で遅延時間が算出されるまで、遅延部109において、現用チューナから入力するオーディオデータをピッチを維持したまま時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチ動作が開始され、時間軸方向に拡大されたオーディオデータ(6)-(7)が、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ4から出力される
そして、時刻T3において遅延時間が算出されたならば、算出された遅延時間が遅延目標時間として遅延部109に設定される。遅延部109は、設定された遅延目標時間(1単位時間)が、この時点の遅延時間(2単位時間)より小さいので、現用チューナから入力するオーディオデータをピッチを維持したまま時間軸方向に縮小して出力するタイムストレッチ動作を開始し、時間軸方向に縮小したオーディオデータ(8)-(9)を、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力する。
そして、時間軸方向に縮小したオーディオデータ(9)の出力を完了した時刻T4で、遅延部109に入力するオーディオデータに対する遅延部109から出力するオーディオデータの遅延時間(1単位時間)が、設定された遅延目標時間(1単位時間)に一致したならば、セレクタ110がDA変換部111に出力するオーディオデータを、遅延部109から出力されるオーディオデータからIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータに切り替える。結果、スピーカ113から出力される音声が現用チューナで受信中のデジタルラジオ放送またはアナログラジオ放送で受信した音声からIPラジオ放送で受信した音声に切り替わり、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータ(10’-14')が、セレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力されるようになる。
ここで、時刻T4においては、遅延部109は、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、ラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力している状態となっているので、スピーカ113から出力するオーディオデータが、ラジオ放送で受信したオーディオデータからIPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータに、シームレスに切り替わる。
図示するように、この例では、時刻T2でIPラジオ放送のオーディオデータの受信を開始してから5単位時間後の時刻T4でシームレスな切り替えが実行されている。一方、遅延時間の算出後にタイムストレッチによる遅延を開始した場合に、IPラジオ放送のオーディオデータの受信を開始してからシームレスな切り替えが行われるまでに要することになる時間は、時間軸方向に拡大するタイムストレッチによって1単位時間オーディオデータを遅延せるのに要する時間が、この例では2単位時間となるので、合計6単位時間(4単位時間+2単位時間)となる。よって、この例においても、遅延時間の算出後にタイムストレッチによる遅延を開始した場合に比べ、よりすみやかに、出力音声のシームレスな切替を行うことができる。
さて、次に、時間軸方向に縮小したオーディオデータ(9)の出力を完了した時刻T4で、遅延部109のタイムストレッチは停止され、時刻T4以降は、遅延部109からは通常の再生速度で、現用チューナがラジオ放送から受信しているオーディオデータ(10-16)が出力される。
次に、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータ(10’-14')のスピーカ113への出力が完了した時刻T5で現用チューナの受信品質が良好な受信品質に復帰すると、セレクタ110がDA変換部111に出力するオーディオデータを、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータから、遅延部109から出力されるオーディオデータに切り替える。そして、時刻T5以降は、現用チューナがラジオ放送から受信し、遅延部109でラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分、遅延されたオーディオデータ(15-16)がセレクタ110、DA変換部111、アンプ112を介してスピーカ113から出力される。
ここで、この時刻T5においては、遅延部109は、ラジオ放送で受信したオーディオデータに対するIPラジオ放送で受信したオーディオデータの遅延時間分(1単位時間)、ラジオ放送で受信したオーディオデータを遅延させて出力しているので、スピーカ113から出力するオーディオデータが、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータから、ラジオ放送で受信したオーディオデータに、シームレスに切り替わる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、現用チューナが受信した音声を、当該音声に対するIPラジオ放送で受信した音声の遅延時間分、遅延させた上で、出力する音声を、現用チューナが受信した音声から、IPラジオ放送で受信した音声に切り替える際に、遅延時間を算出した後に、現用チューナが受信した音声を時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチを開始して、当該音声を徐々に遅延させていくことにより、前記遅延時間分、音声を遅延させるのではなく、遅延時間の算出を待たずに、音声を時間軸方向に拡大して出力するタイムストレッチを開始し、遅延時間の算出の処理の完了までに、現用チューナが受信した音声を、ある程度遅延させておく。よって、遅延時間の算出後に、タイムストレッチで現用チューナが受信した音声を算出された遅延時間分、遅延させるのに要する時間は、遅延時間後にタイムストレッチを開始する場合に比べ短くてすむ。よって、本実施形態によれば、出力する音声の、デジタルラジオ放送またはアナログラジオ放送で受信した音声から、IPラジオ放送で受信した音声への切替を、速やかに行えるようになる。
ここで、以上の実施形態に係るラジオ放送受信機1には、IPラジオプレイヤ103に代えて、デジタルラジオ放送やアナログラジオ放送とサイマル放送の関係にある、任意の放送方式、放送媒体の放送を受信する受信機を備えるようにしてもよい。なお、この場合には、IPラジオプレイヤ103が出力するオーディオデータと同様に、IPラジオプレイヤ103に代えて備えた受信機の出力するオーディオデータを処理するようにする。
1…ラジオ放送受信機、2…ラジオ放送局、3…WAN、4…IPラジオサーバ、5…モバイルフォン、101…デジタルラジオチューナ、102…アナログラジオチューナ、103…IPラジオプレイヤ、104…移動通信装置、105…外部インタフェース、106…入力装置、107…表示装置、108…制御部、109…遅延部、110…セレクタ、111…DA変換部、112…アンプ、113…スピーカ、114…チューナ用メモリ、115…プレイヤ用メモリ、116…比較部。

Claims (11)

  1. ラジオ放送と当該ラジオ放送とサイマル放送の関係にある放送である並行放送とを受信可能なラジオ放送受信装置であって、
    ラジオ放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力するラジオ受信部と、
    前記ラジオ受信部が受信しているラジオ放送とサイマル放送の関係にある前記並行放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力する並行放送受信部と、
    前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータに対する前記並行放送が出力するオーディオデータの遅延時間を算出する遅延時間算出部と、
    前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを、設定された遅延目標時間分の時間、遅延して出力する遅延部と、
    前記遅延時間算出部で算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定する制御部と、
    前記遅延部が出力するオーディオデータと前記並行放送受信部が出力するオーディオデータとのうちの一方を選択的に出力対象オーディオデータとして、出力対象オーディオデータの音声をユーザに対して出力する選択部とを有し、
    前記制御部は、前記出力対象オーディオデータを前記遅延部が出力するオーディオデータから前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替える際に、前記並行放送受信部に前記並行放送の受信を開始させ、前記並行放送受信部がオーディオデータの出力を開始したならば、前記遅延部に前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に拡大して出力する時間拡大出力動作を開始させると共に、前記遅延時間算出部に前記遅延時間の算出を開始させ、前記遅延時間算出部が前記遅延時間を算出したならば、算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定し、前記遅延部から出力されるオーディオデータの遅延時間が前記遅延目標時間に達したならば、前記選択部に、出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替えさせ、
    前記遅延部は、前記遅延目標時間が設定された後、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間拡大出力動作を継続して行うことを特徴とするラジオ受信装置。
  2. 請求項1記載のラジオ受信装置であって、
    前記遅延部は、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間拡大出力動作を継続して行い、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記時間拡大出力動作を停止して、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を開始し、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで、前記時間縮小出力動作を継続して行うことを特徴とするラジオ受信装置。
  3. 請求項1記載のラジオ受信装置であって、
    前記遅延部は、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達した時点で、前記時間拡大出力動作を停止して、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始し、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記時間拡大出力動作を停止して、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を開始し、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達した時点で、前記時間縮小出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始し、
    前記制御部は、前記出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータから前記遅延部が出力するオーディオデータからに切り替える際に、前記選択部に、出力対象オーディオデータを、前記遅延部が前記遅延目標時間分の時間遅延させて出力しているオーディオデータに切り替えさせることを特徴とするラジオ受信装置。
  4. 請求項1記載のラジオ受信装置であって、
    前記制御部は、
    前記出力対象オーディオデータを前記遅延部が出力するオーディオデータから前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替える際に、前記遅延部に、前記遅延算出部が算出した遅延時間が前記遅延目標時間として設定されている場合には、前記並行放送受信部に前記並行放送の受信を開始させ、前記並行放送受信部がオーディオデータの出力を開始したならば、前記遅延部に前記時間拡大出力動作を開始させることなしに、前記遅延時間算出部に前記遅延時間の算出を開始させ、前記遅延時間算出部が前記遅延時間を算出したならば、算出された遅延時間を前記遅延目標時間として前記遅延部に設定し、前記遅延部から出力されるオーディオデータの遅延時間が前記遅延目標時間に達したならば、前記選択部に、出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータに切り替えさせ、
    前記遅延部は、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも小さい場合には、前記時間拡大出力動作を、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで行い、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達したならば、前記時間拡大出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始し、
    前記遅延目標時間が設定された時点で、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延時間が設定された前記遅延目標時間よりも大きい場合には、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを時間軸方向に縮小して出力する時間縮小出力動作を、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達するまで行い、当該遅延部が出力するオーディオデータの遅延が前記遅延目標時間に達したならば、前記時間縮小出力動作を停止し、前記ラジオ受信部が出力するオーディオデータを遅延目標時間分の時間遅延させて出力する動作を開始することを特徴とするラジオ受信装置。
  5. 請求項4記載のラジオ受信装置であって、
    前記制御部は、前記出力対象オーディオデータを前記並行放送受信部が出力するオーディオデータから前記遅延部が出力するオーディオデータからに切り替える際に、前記選択部に、出力対象オーディオデータを、前記遅延部が前記遅延目標時間分の時間遅延させて出力しているオーディオデータに切り替えさせることを特徴とするラジオ受信装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載のラジオ放送受信装置であって、
    前記並行放送は、IPラジオ放送であり、
    前記並行放送受信部は、IPラジオ放送を受信し、受信音声を表すオーディオデータを出力するIPラジオプレイヤであることを特徴とするラジオ放送受信装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載のラジオ放送受信装置であって、
    前記ラジオ放送は、デジタルラジオ放送とアナログラジオ放送とのうちの少なくとも一方であることを特徴とするラジオ放送受信装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7記載のラジオ放送受信装置であって、
    当該ラジオ放送受信装置は自動車に搭載された車載型のラジオ放送受信装置であることを特徴とするラジオ放送受信装置。
  9. ラジオ放送と当該ラジオ放送とサイマル放送の関係にある放送である並行放送とを受信可能なラジオ放送受信装置において、ユーザに対して出力する音声を、前記ラジオ放送の受信音声から前記並行放送の受信音声にシームレスに切り替えるシームレス切替放送であって、
    前記並行放送の受信を開始するステップと、
    前記並行放送の受信音声の受信が開始したならば、前記ラジオ放送の受信音声を時間軸方向に拡大してユーザに対して出力する時間拡大出力動作を開始する共に、前記ラジオ放送の受信音声に対する前記並行放送の受信音声の遅延時間の算出を開始するステップと、
    前記遅延時間が算出された後に、前記ラジオ放送の受信音声の前記時間拡大出力動作による遅延時間が前記遅延目標時間に達したならば、ユーザに対して出力する音声を前記並行放送の受信音声に切り替えるステップとを有することを特徴とするシームレス切替方法。
  10. 請求項9記載のシームレス切替方法であって、
    前記並行放送は、IPラジオ放送であり、
    前記ラジオ放送は、デジタルラジオ放送とアナログラジオ放送とのうちの少なくとも一方であることを特徴とするシームレス切替方法。
  11. 請求項9または10記載のシームレス切替方法であって、
    前記ラジオ放送受信装置は自動車に搭載された車載型のラジオ放送受信装置であることを特徴とするシームレス切替方法。
JP2015092464A 2015-04-29 2015-04-29 ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法 Active JP6431439B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092464A JP6431439B2 (ja) 2015-04-29 2015-04-29 ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法
EP16158035.2A EP3089385B1 (en) 2015-04-29 2016-03-01 Radio broadcasting receiving device and seamless switching method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092464A JP6431439B2 (ja) 2015-04-29 2015-04-29 ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016213532A JP2016213532A (ja) 2016-12-15
JP6431439B2 true JP6431439B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=55637155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092464A Active JP6431439B2 (ja) 2015-04-29 2015-04-29 ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3089385B1 (ja)
JP (1) JP6431439B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3340498B1 (en) 2016-12-22 2022-07-13 Nxp B.V. Receive path quality information
EP3340497A1 (en) 2016-12-22 2018-06-27 Nxp B.V. Error concealment with redundant data streams
CN110071767B (zh) * 2019-04-03 2020-09-04 电子科技大学 一种基于有限时间拉伸下变频微波信号测频方法及装置
CN113672757B (zh) * 2021-08-23 2024-01-16 北京字跳网络技术有限公司 一种音频播放方法及装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1233556A1 (en) * 2001-02-16 2002-08-21 Sony International (Europe) GmbH Receiver for receiving broadcast signals, comprising two tuners, for receiving a broadcast signal transmitted on two different broadcast frequencies or using two different broadcast systems
JP2009021900A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Panasonic Corp サイマル放送受信装置
EP2355381A1 (en) * 2009-12-09 2011-08-10 Alpine Electronics, Inc. Audio processing device and method for processing audio signals
JP2012209710A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Casio Comput Co Ltd 放送受信装置、制御方法、及び制御プログラム
EP2536043A1 (en) * 2011-06-14 2012-12-19 Panasonic Automotive Systems Europe GmbH Optimized delay detection of simulcast broadcast signals
JP2013201469A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Pioneer Electronic Corp 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび受信プログラムを格納した記録媒体
EP2747314A1 (en) * 2012-12-19 2014-06-25 Nxp B.V. A system for blending signals

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016213532A (ja) 2016-12-15
EP3089385A1 (en) 2016-11-02
EP3089385B1 (en) 2023-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431439B2 (ja) ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法
JP2013201469A (ja) 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび受信プログラムを格納した記録媒体
US20140169590A1 (en) System for blending signals
JP2018198411A (ja) ラジオ放送受信装置及びシームレス切替方法
US8229583B2 (en) Apparatus and method of setting received broadcasting sound source data as functional sound of mobile phone
JP6556642B2 (ja) ラジオ受信装置
JP6444258B2 (ja) ラジオ放送受信装置
JP6514073B2 (ja) 受信装置及び該受信装置における再生方法
JP6466238B2 (ja) ラジオ放送受信装置
JP6000156B2 (ja) デジタル音声放送受信装置
JP2016208319A (ja) ラジオ放送受信装置
KR101748885B1 (ko) 듀얼 디지털 오디오 방송 수신 장치 및 이를 이용한 서비스 링킹 방법
JP2710591B2 (ja) ラジオ受信機
JP2016208320A (ja) ラジオ放送受信装置
JP2016178515A (ja) 放送受信装置および出力制御方法
JP5653793B2 (ja) ラジオ放送受信機
JP6426034B2 (ja) 放送受信装置およびシームレスリンク状態表示方法
JP6504980B2 (ja) 電子装置、番組の切替えプログラムおよび切替え方法
JP6404159B2 (ja) 放送受信装置および出力制御方法
JP2010263455A (ja) 移動体用デジタル放送受信装置
JP4401837B2 (ja) 放送受信機及び受信切り替え方法
JP6422382B2 (ja) 放送受信装置および出力制御方法
JP2023182321A (ja) 受信方法及び受信装置
JP2914179B2 (ja) 特定の音声を消去可能なtv受像機
JP2016213696A (ja) ラジオ放送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6431439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250