JP6430124B2 - コーナーボード - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の室内の柱に取り付けられるコーナーボードに関する。
従来から、室内の柱や壁の内側へ突出した、いわゆる出隅と称される箇所を
作成する際に二枚の石膏ボードを互いにほぼ直交方向から突き合わせることが知られている(特許文献1参照)。石膏ボードは強度がそれほど強くないことから、建築後に物等をぶつけてしまう可能性が比較的高い出隅の部分を何らしかの手段で補強することが必要となる。出隅を作成するために、現在では一般に、切断して幅方向の長さを調整した石膏ボードを二枚貼り合わせて角を作成し、作成された角の部分に補強部材を設置し、その後でパテ処理を施すことを行っている。
特開2005−320793号公報
しかしながら、現在一般に行われている方法を採用した場合には、大工等の専門家が行っても、切断して二枚の石膏ボードの幅方向の長さを調整したうえで石膏ボードを二枚貼り合わせるのに約15分かかり、パテ処理を施すのに約30分かかってしまう。また、このようにパテを利用する場合には、長時間経過した後で、出隅に施したパテにひび割れが入ってしまうという不都合が発生する可能性もある。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、施工性が高く、短時間で高品質な出隅を作成することができるコーナーボードを提供する。
本発明によるコーナーボードは、
建築物の室内の柱に取り付けられるコーナーボードであって、
裏面で前記柱の一側面に対向することとなる第一石膏ボード芯材部と、
前記柱の一側面に隣接する他側面に、裏面で対向することとなる第二石膏ボード芯材部と、
前記第一石膏ボード芯材部の表面及び前記第二石膏ボード芯材部の表面を覆うようにして配置された紙部材と、
前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部に隣接して配置されるとともに前記紙部材の裏面に隣接して配置される補強部材と、
を備え、
前記柱の前記一側面及び前記他側面によって形成される角部を覆う。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記紙部材は石膏ボード用原紙であり、
前記石膏ボード用原紙は、石膏を硬化して石膏ボード芯材を形成する際に前記石膏ボード芯材に固着されてもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記補強部材は不燃性材料からなってもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記補強部材は、前記紙部材に隣接する部分で横断面が円弧形状となってもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記第一石膏ボード芯材部に隣接して前記補強部材が配置され、
前記補強部材に隣接して前記第二石膏ボード芯材部が配置され、
前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部は互いに接触しなくてもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記不燃性材料は不燃性無機質材料であってもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記補強部材は難燃性材料からなってもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記補強部材は中空の柱形状となってもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部は前記柱側に位置することとなる部分で互いに接触し、
前記第一石膏ボード芯材部の前記紙部材側の部分に隣接して前記補強部材が配置され、かつ、前記第二石膏ボード芯材部の前記紙部材側の部分に隣接して前記補強部材が配置され、前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部の当該紙部材側の部分は互いに接触しなくてもよい。
本発明によるコーナーボードにおいて、
前記補強部材は、前記柱の前記一側面及び前記他側面によって形成される角部を補強してもよい。
本発明によるコーナーボードの製造方法は、
建築物の室内の柱に取り付けられるコーナーボードの製造方法であって、
石膏ボード用原紙上に石膏を流す工程と、
前記石膏を硬化させて石膏ボード芯材を形成する工程と、
前記石膏ボード用原紙を残しつつ前記石膏ボード芯材を切削し、前記石膏ボード芯材の横断面において凹部を形成し、第一石膏ボード芯材部及び第二石膏ボード芯材部を製造する工程と、
前記凹部内に補強部材を載置する工程と、
前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部を折り曲げることで、前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部の間に前記補強部材を挟み込む工程と、
を備える。
本発明によれば、既に完成したコーナーボードを出隅となる部分に設置するだけなので、出隅となる部分を作成する時間を短くすることができる。また、第一石膏ボード芯材部の表面及び第二石膏ボード芯材部の表面に既に紙部材が貼り付けられていることから、改めてパテ処理を行う必要がなく施工性を高めることができる。また、工場等でコーナーボードを予め製造することができるので、例えば大工の腕の良さ等に影響されず、安定して高品質な出隅を作成することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるコーナーボードの設置態様を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態によるコーナーボードの一例における横断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態によるコーナーボードの別の例における横断面図である。 図4(a)−(c)は、本発明の第1の実施の形態によるコーナーボードの利用態様を示した横断面図である。 図5(a)−(e)は、本発明の第1の実施の形態によるコーナーボードの製造方法を示した概略図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態によるコーナーボードの一例における横断面図である。 図7(a)−(e)は、本発明の第2の実施の形態によるコーナーボードの製造方法を示した概略図である。 図8(a)は、本発明の実施の形態によるコーナーボードの利用態様の変形例を示した横断面図であり、図8(b)は、本発明の実施の形態によるコーナーボードの利用態様の別の変形例を示した横断面図である。
第1の実施の形態
《構成》
以下、本発明に係るコーナーボード及びコーナーボードの製造方法の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図5(a)−(e)は本発明の第1の実施の形態を説明するための図である。
本実施の形態のコーナーボード50は、室内の柱や壁の内側へ突出した、いわゆる出隅と称される箇所を作成するために用いられるものであり、より具体的には、図1に示すように、室内の柱90の角に取り付けられるものである。本実施の形態のコーナーボード50は、例えば留め金具93によって柱90に固定される。なお、本実施の形態のコーナーボード50を隣接する石膏ボード80に固定するためにパテを用いてもよいが、後述するように施工性の高さから言うとこのようなパテを用いない方が好ましい。ちなみに、図1の符号90が本実施の形態の「柱」であり、符号91は「間柱」である。また、本実施の形態のコーナーボード50が取り付けられる柱90は、一般住宅によく使用される木製のものであろうが、ビル等に使用される金属製のものであろうが問わない。また、柱90は図1に示すように上下方向に延在しているものでもよいが、左右方向に延在しているものでもよい。また、本実施の形態の柱90は窓枠を形成する際に用いられるものであってもよい(図8(a)(b)参照)。
本実施の形態のコーナーボード50は、図2及び図3に示すように、裏面で柱90の一側面に対向することとなる第一石膏ボード芯材部21と、柱90の一側面に隣接する他側面(一側面に対して略90度の角度で隣接する他側面)に、裏面で対向することとなる第二石膏ボード芯材部22と、第一石膏ボード芯材部21の表面及び第二石膏ボード芯材部22の表面を覆うようにして配置された紙部材31と、を備えている。
また、本実施の形態のコーナーボード50は、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22に隣接して配置されるとともに紙部材31の裏面に隣接して配置され、柱90の一側面及び他側面によって形成される角部を覆う補強部材10も備えている。そして、補強部材10がこのように柱90の一側面及び他側面によって形成される角部を覆うことで、当該角部を補強することができる。なお、本実施の形態では、第一石膏ボード芯材部21の柱90側の面(すなわち裏面)と第二石膏ボード芯材部22の柱90側の面(すなわち裏面)との間の角度αは88度以上90度以下となっていることが好ましく、89度以上90度未満となっていることがより好ましい。このような角度にすることで、柱90の角にぴったりとコーナーボード50を嵌め込むことができるためである。
本実施の形態の紙部材31は石膏ボード用原紙31からなっている。つまり、第一石膏ボード芯材部21の表面及び第二石膏ボード芯材部22の表面を覆うようにして石膏ボード用原紙31が設けられている。
また、第一石膏ボード芯材部21の裏面にも石膏ボード用原紙32からなる紙部材32が設けられており、第一石膏ボード芯材部21の裏面はこの石膏ボード用原紙32を介して柱90の一側面に対向することとなる。また、第二石膏ボード芯材部22の裏面にも石膏ボード用原紙32からなる紙部材32が設けられており、第二石膏ボード芯材部22の裏面はこの石膏ボード用原紙32を介して柱90の他側面に対向することとなる。
本実施の形態では、以下、室内側に位置することとなる石膏ボード用原紙31を「室内側石膏ボード用原紙31」と呼び、柱90側に位置することとなる石膏ボード用原紙32を「柱側石膏ボード用原紙32」と呼び、両者をまとめて「石膏ボード用原紙31,32」と呼ぶ。なお、室内側石膏ボード用原紙31が、特許請求の範囲に記載した「紙部材」に対応することとなる。
第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の表面に位置する室内側石膏ボード用原紙31と、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の裏面に位置する柱側石膏ボード用原紙32の各々は、石膏40(図5(a)参照)を乾燥して硬化する際に第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22に固着されるものである。
本実施の形態の補強部材10は不燃性材料からなっていることが好ましく、不燃性無機質材料からなることがより好ましい。そして、補強部材10の材料の一例としては珪酸カルシウム、繊維強化セメント等である。なお、不燃性であるという制限を除くならば補強部材10として木材を利用することもできる。また、加工が難しいという点を考慮しなければ補強部材10として鉄等の金属を利用することもできる。
本実施の形態の補強部材10は、室内側石膏ボード用原紙31に隣接する部分で横断面が円弧形状となっている。図2に示す態様では、補強部材10は角度αが略90度(より具体的には88度以上90度以下となっていることが好ましく、89度以上90度未満となっていることがより好ましい。)となった扇形となっている。図3に示す態様では、補強部材10は角度αが略90度(より具体的には88度以上90度以下となっていることが好ましく、89度以上90度未満となっていることがより好ましい。)となった扇形に中心部分に正方形状等の矩形状の切欠き11を設けた態様となっている。このような形状の違いが発生するのは、補強部材10の大きさが異なるためであり、一例としては、図2に示す態様では扇形の補強部材10の半径rは12.5mm程であり、図3に示す態様では略扇形の補強部材10の半径rは15.0mm程となっている。また、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の厚みtは、例えば12.5mm程となっている。ちなみに、防火性能の観点から、現在12mm以上の厚みを持った不燃性材料からなる部材で内壁を覆うことが要求されている。
図2及び図3に示すように、本実施の形態では、第一石膏ボード芯材部21に隣接して補強部材10が配置され、補強部材10に隣接して第二石膏ボード芯材部22が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は互いに接触しないようになっている。
本実施の形態のコーナーボード50は、図4(a)に示すように柱90の一つの角を覆うようにして設けられることもあるが、このような態様に限られることはなく、図4(b)に示すように柱90の二つの角を覆うようにして設けられてもよいし、図4(c)に示すように柱90の四つの角を覆うようにして設けられてもよい。
本実施の形態では、第一石膏ボード芯材部21の幅(水平方向の長さ)wと第二石膏ボード芯材部22の幅wが概ね同じものとなっているが、このような態様には限定されない。すなわち、第一石膏ボード芯材部21の幅w及び第二石膏ボード芯材部22の幅wの各々を自由に変えることができ、第一石膏ボード芯材部21の幅wを第二石膏ボード芯材部22の幅wよりも長くしたり、逆に、第一石膏ボード芯材部21の幅wを第二石膏ボード芯材部22の幅wよりも短くしたりすることができる。一例を示すと、第一石膏ボード芯材部21の幅w及び/又は第二石膏ボード芯材部22の幅wは57mmであったり、65mmであったり、72mmであったり、1220mmであったり様々な大きさにすることができる。また、第一石膏ボード芯材部21の高さ(上下方向の長さ)及び第二石膏ボード芯材部22の高さの各々も自由に変えることができ、一例を示すと、第一石膏ボード芯材部21の高さ及び/又は第二石膏ボード芯材部22の高さは2420mmであったり、2730mmであったり、3020mmであったり、4000mmであったり様々な高さにすることができる。
ちなみに、本実施の形態で用いられる第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の一例としては、不燃NM−8619であり、かさ密度が0.65以上となっているものを挙げることができる。また、補強部材10が珪酸カルシウムからなる場合には、その一例として、不燃NM−8576であり、かさ密度が0.6以上0.9未満となっているものを挙げることができる。
《製造方法》
次に、本実施の形態のコーナーボード50を製造する方法の一例について、主に図5(a)−(e)を用いて説明する。
まず、工場の製造ライン上で、室内側石膏ボード用原紙31と柱側石膏ボード用原紙32との間に石膏40を流し込む(図5(a)参照)。なお、本実施の形態では、室内側石膏ボード用原紙31は第一原紙供給部71から供給され、柱側石膏ボード用原紙32は第二原紙供給部72から供給される。また、石膏40は石膏供給部75から供給される。
このように流し込んだ石膏40は、製造ラインを搬送される間に乾燥及び硬化され、大きな板状の石膏ボードが製造される。このように石膏40が乾燥及び硬化されて石膏ボード芯材20となる際に、石膏ボード芯材20の表面及び裏面に針状の結晶が発生し、この針状の結晶が石膏ボード用原紙31,32を突き刺すことで、石膏ボード芯材20に石膏ボード用原紙31,32が固着する。
次に、大きな板状の石膏ボードを切断することで、所定の大きさの石膏ボードが製造される(図5(b)参照)。
次に、下面側に位置する室内側石膏ボード用原紙31を残しつつ柱側石膏ボード用原紙32及び石膏ボード芯材20を切削し、石膏ボード芯材20の横断面において矩形状の凹部23を形成し、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を製造する(図5(c)参照)。
次に、上述した矩形状の凹部23内に、図2に示すように横断面が扇形の補強部材10又は図3に示すように中心部分に矩形状の切欠き11が形成された略扇形の補強部材10を、円弧が下方を向くようにして載置する(図5(d)参照)。
次に、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を折り曲げることで、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の間に補強部材10を挟み込んで、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22と補強部材10とを固着する。この結果、第一石膏ボード芯材部21に隣接して補強部材10が配置され、補強部材10に隣接して第二石膏ボード芯材部22が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は互いに接触しないようになる(図5(e)参照)。
以上のようにして、本実施の形態のコーナーボード50が製造される。
《効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態によって達成される効果であって、まだ述べていない効果又はとりわけ重要な効果について説明する。
本実施の形態によれば、短時間で出隅を作成することができる。この点について説明する。従来では、切断することで幅方向の長さを調整した石膏ボードを二枚貼り合わせて角を作成し、作成された角の部分に補強部材を設置し、その後でパテ処理を施すことで、出隅を作成していた。このような手法を採用した場合には、二枚の石膏ボードの幅方向の長さを調整したうえで石膏ボードを二枚貼り合わせるのに約15分かかり、パテ処理を施すのに約30分かかってしまう。他方、本実施の形態によれば、既に完成したコーナーボード50を出隅となる部分に設置するだけなので、出隅となる部分を作成する時間を短くすることができる。ちなみに、一般住宅では、12〜15箇所の出隅が存在することから、本実施の形態のコーナーボードを採用することで最大で45分×12〜15=9時間〜11時間15分程度の時間を短縮することができる。
また、従来の態様では石膏ボードを切断することでその長さを調整していることから、切断面で石膏ボード用原紙が存在しない箇所が発生してしまう。このため、石膏ボード用原紙が存在しない箇所にパテ処理を施して表面を平らにした後でクロスを貼る必要があった。他方、本実施の形態によれば、既に室内側石膏ボード用原紙31が貼り付けられていることから、このようなパテ処理を行う必要がない。このため、施工性を高めることができ、より短時間で出隅を作成することができる。
また、本実施の形態では、予め工場等でコーナーボード50を製造し、製造したコーナーボード50を建築現場に持ち込んで、出隅になる部分に取り付ける。このため、例えば大工の腕の良さ等に影響されず、安定して高品質、例えば真っ直ぐに上下方向に延び、表面に凹凸のない出隅を作成することができる。
本実施の形態のコーナーボード50の石膏ボード用原紙31,32は、石膏40を硬化して石膏ボード芯材20を形成する際に石膏ボード芯材20に固着される。このため、改めて石膏ボード用原紙31,32を第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22に貼り付ける必要がなく、石膏ボード用原紙31,32を含むコーナーボード50を容易に製造することができる。
本実施の形態の補強部材10は不燃性材料、より好ましくは不燃性無機質材料(典型的には珪酸カルシウム)からなっていることから、高い防火性能を発揮することができる。そして、図2及び図3に示すように、第一石膏ボード芯材部21に隣接して補強部材10が配置され、補強部材10に隣接して第二石膏ボード芯材部22が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は互いに接触しないようになっている。このため、本実施の形態では、広い範囲を不燃性材料からなる補強部材10が占めることとなり、仮に補強部材10の材料が石膏ボードの材料よりも防火性能が高い場合には、より高い防火性能を発揮することができる。なお、有機材料を採用した場合には、変形してしまう可能性、腐ってしまう可能性等があることから、補強部材10は不燃性無機質材料からなることが好ましい。このように補強部材10が変形してしまう、より具体的には伸縮してしまう場合にはクラックの原因となることからあまり好ましくない。
また、本実施の形態では、図2に示すように横断面が扇形となっている補強部材10を採用したり、図3に示すように中心部分に矩形状の切欠き11が形成された略扇形の補強部材10を採用したりすることができる。このため、出隅になる部分のR(丸み)を大きくしたり小さくしたりすることができる。つまり、図2に示すように横断面が扇形となっている補強部材10を採用することによって出隅になる部分のRを小さくすることができ、図3に示すように中心部分に矩形状の切欠き11が形成された略扇形の補強部材10を採用することによって出隅になる部分のRを大きくすることができる。
第2の実施の形態
次に、主に図6及び図7(a)−(e)を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、補強部材10が不燃性材料、好ましくは不燃性無機質材料からなっていた。また、補強部材10は、その横断面が扇形となったり(図2参照)、中心部分に矩形状の切欠き11が形成された略扇形となったりしていた(図3参照)。そして、第一石膏ボード芯材部21に隣接して補強部材10が配置され、補強部材10に隣接して第二石膏ボード芯材部22が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は互いに接触しないようになっていた。
他方、本実施の形態では、補強部材15は樹脂等の難燃性材料からなり、典型的には塩化ビニル等の難燃性材料からなっている。そして、本実施の形態の補強部材15は、図6に示すように中空の柱形状となっていることが好ましい。なお、本実施の形態でも、不燃性であるという制限を除くならば補強部材10として木材を利用することもできる。また、加工が難しいという点を考慮しなければ補強部材10として鉄等の金属を利用することもできる。また、補強部材15は必ずしも中空となっている必要はなく、本実施の形態の補強部材15は例えば円柱形状となっていてもよい。また、補強部材15が不燃性材料からなるものも当然採用することができる。
図6に示すように、本実施の形態では、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は柱90側に位置することとなる部分で互いに接触し、第一石膏ボード芯材部21の室内側に位置することとなる部分(特許請求の範囲の「紙部材側の部分」に対応する。)に隣接して補強部材15が配置され、かつ、第二石膏ボード芯材部22の室内側に位置することとなる部分に隣接して補強部材15が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の当該室内側に位置することとなる部分は互いに接触しないようになっている。ちなみに、本実施の形態で用いられる柱形状の補強部材15の直径は例えば約4mmになっている。上述したように、防火性能の観点から、現在12mm以上の厚みを持った不燃性材料からなる部材で内壁を覆うことが要求されているが、このように柱形状の補強部材15の直径を約4mmとし、約12.5mmの厚みから成る第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を用いることで、上記要求を満たすことができる。
第2の実施の形態において、その他の構成は、第1の実施の形態と略同一の態様となっている。第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
《製造方法》
次に、本実施の形態のコーナーボード50を製造する方法の一例について、主に図7(a)−(e)を用いて説明する。第1の実施の形態で記載した内容と重複する箇所に関しては、適宜省略しながら説明する。
まず、工場の製造ライン上で、室内側石膏ボード用原紙31と柱側石膏ボード用原紙32との間に石膏40を流し込む(図7(a)参照)。
このように流し込んだ石膏40は、製造ラインを搬送される間に乾燥及び硬化され、大きな板状の石膏ボードが製造される。このように石膏40が乾燥及び硬化されて石膏ボード芯材20となる際に、石膏ボード芯材20の表面及び裏面に針状の結晶が発生し、この針状の結晶が石膏ボード用原紙31,32を突き刺すことで、石膏ボード芯材20に石膏ボード用原紙31,32が固着する。
次に、大きな板状の石膏ボードを切断することで、所定の大きさの石膏ボードが製造される(図7(b)参照)。
次に、下面側に位置する室内側石膏ボード用原紙31を残しつつ柱側石膏ボード用原紙32及び石膏ボード芯材20を切削し、石膏ボード芯材20の横断面において下方が円形となり上方が当該円形に連なった逆三角形となっている凹部28,29を形成し、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を製造する(図7(c)参照)。つまり、本実施の形態の凹部28,29は、横断面が略円形状の略円形部28と、横断面が略逆三角形状の略逆三角形部29とを有している。
次に、上述した凹部28,29内に、中空の柱形状の補強部材15を載置する(図7(d)参照)。より具体的には、略逆三角形部29の下端を水平方向に開いたうえで、略円形部28内に中空の柱形状の補強部材15を押し込む。
次に、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を折り曲げることで、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の間に補強部材15を挟み込んで、第一石膏ボード芯材部21と第二石膏ボード芯材部22とを固着する。この結果、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は柱90側に位置することとなる部分で互いに接触し、第一石膏ボード芯材部21の室内側に位置することとなる部分に隣接して補強部材15が配置され、かつ、第二石膏ボード芯材部22の室内側に位置することとなる部分に隣接して補強部材15が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の当該室内側に位置することとなる部分は互いに接触しないようになる(図7(e)参照)。
以上のようにして、本実施の形態のコーナーボード50が製造される。
《効果》
本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。第1の実施の形態で詳細に説明したことから、本実施の形態における効果については適宜省略しながら説明する。
本実施の形態によれば、既に完成したコーナーボード50を出隅となる部分に設置するだけなので、短時間で出隅を作成することができる。
また、本実施の形態によれば、既に室内側石膏ボード用原紙31が貼り付けられていることから、改めてパテ処理を行う必要がなく施工性を高めることができ、より短時間で出隅を作成することができる。
また、本実施の形態では、予め工場等でコーナーボード50を製造し、製造したコーナーボード50を建築現場に持ち込んで、出隅になる部分に取り付ける。このため、例えば大工の腕の良さ等に影響されず、安定して高品質な出隅を作成することができる。
また、本実施の形態のコーナーボード50の石膏ボード用原紙31,32は、石膏40を硬化して石膏ボード芯材20を形成する際に石膏ボード芯材20に固着される。このため、改めて石膏ボード用原紙31,32を第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22に貼り付ける必要がなく、本実施の形態のコーナーボード50を容易に製造することができる。
本実施の形態では珪酸カルシウムのような不燃性材料ではなく、難燃性材料を用いている。他方、補強部材15は中空の柱形状となっている。このため、本実施の形態のように難燃性材料を用いたとしても、高い防火性能を実現することができる。この点について説明する。難燃性材料は不燃性材料よりも防火性能が劣るため、難燃性材料を採用した場合には、不燃性材料を採用した場合と比較してどうしても防火性能が低下することを避けられない。この点、本実施の形態では、補強部材15は中空の柱形状となっていることから、仮に難燃性材料が燃えたときであってもその熱量を下げることができる。この結果、不燃性材料を用いた場合と比較すると劣るものの、高い防火性能を実現することができる。
また、本実施の形態では、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は柱90側に位置することとなる部分で互いに接触する。このため、不燃性材料である石膏ボードを用いた領域を広くすることができ、高い防火性能を実現することができる。
他方、第一石膏ボード芯材部21の室内側に位置することとなる部分に隣接して補強部材15が配置され、かつ、第二石膏ボード芯材部22の室内側に位置することとなる部分に隣接して補強部材15が配置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の当該室内側に位置することとなる部分は互いに接触しないので、出隅になる部分を補強部材15によって確実に補強することができる。
また、本実施の形態では、柱形状からなる補強部材15の径は小さく、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22の室内側に位置することとなる部分の間に補強部材15が設置され、第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22は柱90側に位置することとなる部分で互いに接触することとなる。このため、第1の実施の形態と同じ厚さの第一石膏ボード芯材部21及び第二石膏ボード芯材部22を採用した場合には、第1の実施の形態の態様と比較して、Rをより小さくすることができる。なお、珪酸カルシウムはもろい性質があることから、本実施の形態のように径の小さな柱形状とすることは非常に困難である。
なお、本実施の形態でも、第一石膏ボード芯材部21の柱90側の面と第二石膏ボード芯材部22の柱90側の面との間の角度αは88度以上90度以下となっていることが好ましく、89度以上90度未満となっていることが好ましい。このような角度にすることで、柱90の角にぴったりとコーナーボード50を嵌め込むことができるためである。
ところで、上述した各実施の形態では、柱90に対してコーナーボード50が密着している態様となっていたが、これに限られることはなく、図8(a)(b)に示すように、柱90とコーナーボード50との間に間隙が設けられていてもよい。なお、この場合でも、第一石膏ボード芯材部21は裏面で柱90の一側面に対向し、第二石膏ボード芯材部22は裏面で柱90の一側面に隣接する他側面に対向し、コーナーボード50が柱90の一側面及び他側面によって形成される角部を覆うこととなる。なお、図8(a)(b)では第2の実施の形態におけるコーナーボード50を用いて説明しているが、これに限られることはなく、第1の実施の形態におけるコーナーボード50に関しても、図8(a)(b)に示すように、柱90とコーナーボード50との間に間隙が設けられていてもよい。ちなみに、図8(a)(b)に示した柱90は窓枠を形成するために用いられている。
また、上述した各実施の形態では、出隅になる部分がR(丸み)を有する態様を用いて説明しているが、これに限られることはなく、出隅になる部分はR(丸み)を有さず、完全に直交し90度を形成する態様となっていてもよい。
最後になったが、上述した各実施の形態の記載及び図面の開示は、特許請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって特許請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。
10 補強部材
15 補強部材
20 石膏ボード芯材
21 第一石膏ボード芯材部
22 第二石膏ボード芯材部
23 矩形状の凹部
28 略円形部
29 略逆三角形部
31 室内側石膏ボード用原紙(紙部材)
32 柱側石膏ボード用原紙
40 石膏
50 コーナーボード
90 柱

Claims (5)

  1. 建築物の室内の柱に取り付けられるコーナーボードであって、
    裏面で前記柱の一側面に対向することとなる第一石膏ボード芯材部と、
    前記柱の一側面に隣接する他側面に、裏面で対向することとなる第二石膏ボード芯材部と、
    前記第一石膏ボード芯材部の表面及び前記第二石膏ボード芯材部の表面を覆うようにして設けられた表面側紙部材と、
    前記第一石膏ボード芯材部の裏面を覆うようにして設けられた第一裏面側紙部材と、
    前記第二石膏ボード芯材部の裏面を覆うようにして設けられた第二裏面側紙部材と、
    前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部に隣接して配置されるとともに前記表面側紙部材の裏面に隣接して配置される補強部材と、
    を備え、
    前記柱に取り付けられる前の状態において、前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部の間に前記補強部材を挟み込んだ状態で、前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部と前記補強部材とが折れ曲がり形状をなすように固着されており、
    前記柱の前記一側面及び前記他側面によって形成される角部を覆うようになっており、
    前記第一石膏ボード芯材部に隣接して前記補強部材が配置され、前記補強部材に隣接して前記第二石膏ボード芯材部が配置され、前記第一石膏ボード芯材部及び前記第二石膏ボード芯材部は互いに接触せず、
    前記補強部材は、前記柱の側を向く部分に矩形状に切り欠かれることにより形成された、前記柱への取り付け前の状態で外部に露出する切欠きを有し、前記切欠きの前記第一石膏ボード芯材部の側に位置する面は前記柱に取り付けられる前の状態において当該第一石膏ボード芯材部の裏面に設けられた前記第一裏面側紙部材の裏面に直線状に連なっており、前記切欠きの前記第二石膏ボード芯材部の側に位置する面は前記柱に取り付けられる前の状態において当該第二石膏ボード芯材部の裏面に設けられた前記第二裏面側紙部材の裏面に直線状に連なっており、
    前記柱に対して密着して取り付けられることを特徴とするコーナーボード。
  2. 前記補強部材は不燃性材料からなることを特徴とする請求項1に記載のコーナーボード。
  3. 前記補強部材は、前記表面側紙部材に隣接する部分で横断面が円弧形状となっていることを特徴とする請求項2に記載のコーナーボード。
  4. 前記不燃性材料は不燃性無機質材料であることを特徴とする請求項2又は3に記載のコーナーボード。
  5. 前記不燃性無機質材料は珪酸カルシウムであることを特徴とする請求項4に記載のコーナーボード。
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