JP6428581B2 - 歩行訓練装置 - Google Patents
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Description
訓練者の脚部に装着され、該訓練者の歩行動作を補助する歩行補助装置と、
前記脚部に直接的又は前記歩行補助装置を介して接続されたワイヤーを上方かつ前方に引張する引張手段と、
前記歩行補助装置の重量を低減するように、前記引張手段の引張力を制御する引張制御手段と、
を備える歩行訓練装置であって、
前記脚部又は歩行補助装置にかかる左右方向への力を検出する力検出手段と、
前記歩行補助装置が装着された脚部側に設置され、前記訓練者の手が触れる手摺と、
前記手摺の位置を前記訓練者の左右方向に移動させる移動手段と、
前記力検出手段により検出された力の方向に、前記手摺の位置を、設定量、移動させるように前記移動手段を制御する位置制御手段と、
を備える、ことを特徴とする歩行訓練装置である。
この一態様によれば、引張制御手段は、歩行補助装置の重量を低減するように、引張手段の引張力を制御する。これにより、歩行補助装置の重量を低減することで訓練者の負担を軽減できる。さらに、力検出手段は脚部又は歩行補助装置にかかる左右方向への力を検出し、位置制御手段は、その検出された力の方向に、手摺の位置を、設定量、移動させるように移動手段を制御する。これにより、訓練者は、自然な歩容状態に近づけるための修正動作を行いつつ、手摺に必要以上に接近することなく手摺が歩行の妨げにならない。
すなわち、歩行補助装置の重量を低減することで訓練者の負担を軽減しつつ、自然な歩容状態に近づけて手摺が歩行の妨げにならない。
図1は、本発明の一実施形態に係る歩行訓練装置の概略的な構成を示す斜視図である。本実施形態に係る歩行訓練装置1は、例えば、脳卒中片麻痺患者などのユーザの歩行訓練を行うための装置である。歩行訓練装置1は、ユーザの脚部に装着された歩行補助装置2と、ユーザの歩行訓練を行う訓練装置3と、を備えている。
ユーザは、ベルト311上に乗り該ベルト311の移動に応じて歩行を行い、必要に応じて、側方の手摺312を把持するなどして、その歩行訓練を行う。
ところで、歩行補助装置は、ある程度の重量を有するため、その歩行補助装置を装着した訓練者にはその重量が負担となるため、そのような負担を軽減することが要望されている。
例えば、リハビリ訓練初期などにおいて、訓練者は、歩行補助装置が装着された訓練脚部(患脚部)側に体重をかけるのが難しく、健脚部側に体重をかける傾向にある。この場合、従来、訓練者の体は健脚部側に向くため、ベルトの進行方向に向かって真直ぐ引張するワイヤーによって、訓練脚部が外向きに引張され、外転状態となる。このため、訓練者は、この外転状態を修正し、自然な歩容状態に近付けるために、訓練脚部を外向きに移動させることとなる。その結果、訓練者は、手摺に必要以上に接近することとなり、その手摺が歩行の妨げになる。
訓練者が歩行訓練を開始すると(ステップS101)、力センサ28が歩行補助装置2のワイヤー34、36の引張力を検出し(ステップS102)、力検出部332に出力する。
移動設定部333は、力検出部332により算出された左右方向の力と、その力の方向と、に基づいて、手摺312の移動量および移動方向を設定する(ステップS104)。
さらに、本実施形態において、制御装置33は、脚部又は歩行補助装置2にかかる左右方向への力を検出し、その検出された力の方向に、手摺312の位置を、設定量、移動させるように移動機構315を制御する。
これにより、訓練者は、自然な歩容状態に近づけるための修正動作を行いつつ、手摺312に必要以上に接近することなく手摺312が歩行の妨げにならない。すなわち、歩行補助装置2の重量を低減することで訓練者の負担を軽減しつつ、自然な歩容状態に近づけて手摺312が歩行の妨げにならない。
例えば、上記実施形態において、フレーム本体32に第2引張部37を設けない構成であってもよい。この場合、制御装置33は、例えば、第1引張部35による引張力の鉛直上方の成分の合力が歩行補助装置2の重量と等しくなるように、第1引張部35の引張力を制御する。
Claims (1)
- 訓練者の脚部に装着され、該訓練者の歩行動作を補助する歩行補助装置と、
前記脚部に直接的又は前記歩行補助装置を介して接続されたワイヤーを上方かつ前方に引張する引張手段と、
前記歩行補助装置の重量を低減するように、前記引張手段の引張力を制御する引張制御手段と、
を備える歩行訓練装置であって、
前記脚部又は歩行補助装置にかかる左右方向への力を検出する力検出手段と、
前記歩行補助装置が装着された脚部側に設置され、前記訓練者の手が触れる手摺と、
前記手摺の位置を前記訓練者の左右方向に移動させる移動手段と、
前記力検出手段により検出された力の方向に、前記手摺の位置を、設定量、移動させるように前記移動手段を制御する位置制御手段と、
を備える、ことを特徴とする歩行訓練装置。
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JP2017093902A JP2017093902A (ja) | 2017-06-01 |
JP6428581B2 true JP6428581B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=58803128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015230755A Active JP6428581B2 (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 歩行訓練装置 |
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