JP6645253B2 - 歩行訓練装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
この一態様において、前記歩行補助装置には、該歩行補助装置が装着された脚部の足部にかかる荷重を検出する荷重検出手段が設けられており、前記判定手段は、前記荷重検出手段により検出された荷重が所定値以上の場合、前記歩行補助装置が装着された脚部が立脚状態であると判定し、前記荷重検出手段により検出された荷重が所定値未満の場合、前記歩行補助装置が装着された脚部が遊脚状態であると判定してもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、訓練者の脚部に装着され、配線が接続され、前記脚部の歩行動作を補助する歩行補助装置と、前記配線の巻取り及び引出しを行う配線巻取手段と、を備える歩行訓練装置の制御方法であって、(A)前記配線巻取手段が前記訓練者に対し後方側に配置されている場合、前記脚部が立脚状態であると判定されたとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御するステップと、前記脚部が遊脚状態であると判定されたとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御するステップと、又は(B)前記配線巻取手段が前記訓練者に対し前方側に配置されている場合、
前記脚部が遊脚状態であると判定されたとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御するステップと、前記脚部が立脚状態であると判定されたとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御するステップと、を含む、ことを特徴とする歩行訓練装置の制御方法であってもよい。
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1に係る歩行訓練装置の概略的な構成を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態1に係る歩行訓練装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。本実施形態1に係る歩行訓練装置1は、例えば、脳卒中片麻痺患者などのユーザの歩行訓練を行うための装置である。歩行訓練装置1は、ユーザの脚部に装着された歩行補助装置2と、ユーザの歩行訓練を行う訓練装置3と、を備えている。
歩行訓練者が脚部に歩行補助装置2を装着し、(ステップS101)、歩行訓練装置1の電源をオン状態にする(ステップS102)。
荷重センサ28の所定値が、ROM33bやRAM33cに設定される(ステップS104)。
制御装置33はトレッドミル31を駆動し(ステップS105)、訓練者は歩行訓練を開始する。
本発明の実施形態2において、配線巻取装置40が訓練者に対し前方側に配置されている(B)。制御装置33は、歩行補助装置2が装着された訓練者の脚部が遊脚状態であると判定したとき、歩行補助装置2の配線44を巻き取るように配線巻取装置40を制御する。一方、制御装置33は、歩行補助装置2が装着された訓練者の脚部が立脚状態であると判定したとき、歩行補助装置2の配線44を自由に引出すように配線巻取装置40を制御する。
本実施形態2において、上記実施形態1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記実施形態において、制御装置33の状態判定部331は、歩行補助装置2の足平フレーム25に設けられた荷重センサ28から出力される荷重値と所定値とを比較して、脚部が立脚状態又は遊脚状態であるかを判定しているが、これに限定されない。状態判定部331は、荷重センサ28から出力された荷重値に基づいて、訓練者の重心位置を算出し、該算出した重心位置に基づいて、脚部が立脚状態又は遊脚状態であるかを判定してもよい。例えば、脚部が立脚状態及び遊脚状態になるときの重心位置の領域を予め求める。そして、状態判定部331は、荷重センサ28から出力された荷重値に基づき算出した訓練者の重心位置が、上記求めたどの領域に入るかを判定することで、立脚状態又は遊脚状態であるかを判定する。
上記実施形態において、訓練装置3はフレーム本体32を有しない構成であってもよい。この場合、第1乃至第3引張部35、37、38は、例えば、壁面あるいは天井に設けられていても良い。
Claims (3)
- 訓練者の脚部に装着され、配線が接続され、前記脚部の歩行動作を補助する歩行補助装置と、
前記脚部が立脚状態又は遊脚状態であるかを判定する判定手段と、
前記配線の巻取り及び引出しを行う配線巻取手段と、
前記配線巻取手段の巻取り及び引出しを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
(A)前記配線巻取手段が前記訓練者の脚部の歩行補助装置に対し後方側に配置されている場合、
前記判定手段により前記立脚状態であると判定されたとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御し、
前記判定手段により前記遊脚状態であると判定されたとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御する処理、及び、
(B)前記配線巻取手段が前記訓練者の脚部の歩行補助装置に対し前方側に配置されている場合、
前記判定手段により前記遊脚状態であると判定されたとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御し、
前記判定手段により前記立脚状態であると判定されたとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御する処理、
のうちの少なくとも一方の処理を実行し、
前記判定手段は、
前記歩行補助装置に設けられた荷重検出手段により検出された前記歩行補助装置が装着された脚部の足部にかかる荷重、前記歩行補助装置の膝関節部に設けられた角度センサで検出した膝関節部の角度の時間変化、又は、前記訓練者が歩行を行うトレッドミルのベルトの移動速度から算出されるユーザの歩行周期、に基づいて、前記脚部の立脚状態又は遊脚状態であるかを判定する、
ことを特徴とする歩行訓練装置。 - 請求項1記載の歩行訓練装置であって、
前記歩行補助装置には、該歩行補助装置が装着された脚部の足部にかかる荷重を検出する荷重検出手段が設けられており、
前記判定手段は、
前記荷重検出手段により検出された荷重が所定値以上の場合、前記歩行補助装置が装着された脚部が立脚状態であると判定し、
前記荷重検出手段により検出された荷重が所定値未満の場合、前記歩行補助装置が装着された脚部が遊脚状態であると判定する、
ことを特徴とする歩行訓練装置。 - 訓練者の脚部に装着され、配線が接続され、前記脚部の歩行動作を補助する歩行補助装置と、
前記脚部が立脚状態又は遊脚状態であるかを判定する判定手段と、
前記配線の巻取り及び引出しを行う配線巻取手段と、
前記配線巻取手段の巻取り及び引出しを制御する制御手段と、
を備える歩行訓練装置の制御方法であって、
前記制御手段は、
(A)前記配線巻取手段が前記訓練者の脚部の歩行補助装置に対し後方側に配置されている場合、
前記判定手段が前記脚部が立脚状態であると判定したとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御し、
前記判定手段が前記脚部が遊脚状態であると判定したとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御する処理、及び、
(B)前記配線巻取手段が前記訓練者の脚部の歩行補助装置に対し前方側に配置されている場合、
前記判定手段が前記脚部が遊脚状態であると判定したとき、前記配線を巻取るように前記配線巻取手段を制御し、
前記判定手段が前記脚部が立脚状態であると判定したとき、前記配線を引出すように前記配線巻取手段を制御する処理、
のうちの少なくとも一方の処理を実行し、
前記判定手段は、
前記歩行補助装置に設けられた荷重検出手段により検出された前記歩行補助装置が装着された脚部の足部にかかる荷重、前記歩行補助装置の膝関節部に設けられた角度センサで検出した膝関節部の角度の時間変化、又は、前記訓練者が歩行を行うトレッドミルのベルトの移動速度から算出されるユーザの歩行周期、に基づいて、前記脚部の立脚状態又は遊脚状態であるかを判定する、
ことを特徴とする歩行訓練装置の制御方法。
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JP2016032081A JP6645253B2 (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 歩行訓練装置及びその制御方法 |
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JP2016032081A JP6645253B2 (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 歩行訓練装置及びその制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6645253B2 true JP6645253B2 (ja) | 2020-02-14 |
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JP2016032081A Active JP6645253B2 (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 歩行訓練装置及びその制御方法 |
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