JP6409343B2 - 歩行訓練装置 - Google Patents

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本発明は、ユーザの脚部に装着された歩行補助装置を利用してリハビリを行うための歩行訓練装置に関するものである。
トレッドミル上を歩行するユーザの脚部を前方に引張して脚部の振出しを補助するバンドを備える歩行訓練装置が知られている(特許文献1参照)。この公報に記載された歩行訓練装置は、患者の脚部に装着される歩行訓練装具と、脚部の振出しを補助するバンドと、歩行訓練装具を上方に牽引して歩行訓練装具の重量によるユーザの脚部の振り出しの難さを解消するためのアクチュエータと、患者の体重を支えるための体幹バンドと、を備えている。なお、前述したアクチュエータには、アームが設けられており、このアームの先端と歩行訓練装具の上部とがワイヤを介して連結されている。このような構成により、患者は、トレッドミル上で歩行訓練を容易に行うことができる。
特開2009−183657号公報(図8参照)
前述した従来の歩行訓練装置において、歩行練習装具は、ワイヤを介してアクチュエータにより牽引されて、リハビリ中において歩行訓練装具の重量の影響を無くすようにしている。しかしながら、ワイヤの牽引状態で、歩行訓練装具を患者の脚部に装着する場合、歩行訓練装具を患者の脚部に装着させ難く、その結果として、リハビリ訓練に入る前段階で歩行訓練装具の装着作業に手間取ることになり、リハビリの準備段階の作業性を悪くするといった問題点がある。
本発明は、歩行補助装置の装着及び取り外しの作業性を良好にした歩行訓練装置を提供することを目的とする。
本発明に係る歩行訓練装置は、ユーザの脚部に装着されて、前記ユーザの歩行を補助する歩行補助装置と、
前記歩行補助装置を上方に引張する引張手段と、
前記歩行補助装置がリハビリ動作中と判断された場合に、前記引張手段による上方への引張荷重を、前記歩行補助装置の重量を支える力より大きくし、
前記歩行補助装置がリハビリ動作中と判断されない場合に、前記引張手段による上方への引張荷重を、前記歩行補助装置の重量を支える力より小さく又は略同じにするように制御する免荷重切替え部と、を備えている。
この歩行訓練装置においては、リハビリ中では、歩行補助装置の重量の影響を無くすために引張手段が利用されている。このような構成にあっては、引張手段の引張力の影響により、ユーザの脚部に歩行補助装置を装着し難くなるような事態が起こり得る。そこで、引張手段の引張荷重を、リハビリ動作中とリハビリ動作中以外(歩行補助装置を脚部に装着しているリハビリ準備中や、リハビリ後に歩行補助装置をユーザの脚部から取り外し中)とで、引張手段による引張荷重を適切に変更させている。本発明の歩行訓練装置にあっては、特に、歩行補助装置を脚部に装着しているリハビリ準備中に着目し、この場合にあっては、引張手段による上方への引張荷重を、歩行補助装置の重量より小さく又は略同じにするように免荷重切替え部で制御する。このような免荷重切替え部の採用によって、ユーザに対する歩行補助装置の装着及び取り外しの作業性を良好にし、装着及び取り外しのための作業時間の短縮により、リハビリ時間の総合的な設定時間の短縮化を可能にする。しかも、設定されたリハビリ時間内で、リハビリ時間を長く確保することもでき、リハビリ効果を向上させることができる。
本発明によれば、歩行補助装置の装着及び取り外しの作業性を良好にできる。
本発明に係る歩行訓練装置の一実施形態を示す斜視図である。 歩行補助装置を示す斜視図である。 第1及び第2引張部による引張力状態を示す図である。 脚部の内旋状態を示す概略図である。 脚部の外旋状態を示す概略図である。 歩行訓練装置においてリハビリ準備から完了までの状態を示す概略図である。 免荷重切替え部内での制御状態を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る歩行訓練装置の概略的な構成を示す斜視図である。本実施の形態に係る歩行訓練装置1は、例えば、脳卒中片麻痺患者などのユーザUの歩行訓練を行うための装置である。歩行訓練装置1は、ユーザ(例えば患者)Uの脚部Lに装着された歩行補助装置2と、ユーザUの歩行訓練を行う訓練設備3と、を備えている。
歩行補助装置2は、例えば、歩行訓練を行うユーザUの患脚に装着され、ユーザUの歩行を補助する。図2に示される歩行補助装置2は、上腿フレーム21と、上腿フレーム21に膝関節部22を介して連結された下腿フレーム23と、下腿フレーム23に足首関節部24を介して連結された足平フレーム25と、膝関節部22及び足首関節部24を回転駆動する第1及び第2モータユニット26、27と、を有している。
上腿フレーム21は、ユーザUの脚部Lの上腿部に取り付けられ、下腿フレーム23はユーザUの脚部Lの下腿部に取り付けられる。上腿フレームには、例えば、上腿部を固定するための上腿装具212が設けられている。上腿装具212は、例えば、マジックテープ(登録商標)などを用いて、上腿部に固定される。これにより、歩行補助装置2がユーザUの脚部Lから左右方向あるいは上下方向にずれるのを防止できる。
上腿フレーム21には、後述の第1引張部35のワイヤ34を接続するための、左右方向に延在する横長の第1フレーム211が設けられている。第1フレーム211には、第1引張部35のワイヤ34を接続し引張するための接続部が左右方向に沿って複数設けられている。なお、ワイヤ34と引張部35とで引張手段Aを構成する。第1引張部35のワイヤ34を接続する接続部を変えることで、第1引張部35の引張点をユーザUの脚部L周りに移動させることができる。
下腿フレーム23には、後述の第2引張部37のワイヤ36を接続するための、左右方向に延在する横長の第2フレーム231が設けられている。第2フレーム231には、第2引張部37のワイヤ36を接続し引張するための接続部が左右方向に沿って複数設けられている。なお、ワイヤ36と引張部37とで引張手段Bを構成する。第2引張部37のワイヤ36を接続する接続部を変えることで、第2引張部37の引張点をユーザUの脚部L周りに移動させることができる。
なお、上記第1及び第2引張部の接続部は一例であり、これに限らない。例えば、第1及び第2引張部35、37のワイヤ34、36を上腿装具に接続してもよく、第1及び第2引張部35、37の引張点をユーザUの脚部L周りに移動させることができれば、任意の位置に接続してもよい。
第1及び第2モータユニット26、27は、ユーザUの歩行動作に応じて膝関節部22及び足首関節部24を回転駆動することでユーザUの歩行を補助する。なお、上記歩行補助装置2の構成は一例であり、これに限られない。ユーザUの脚部Lに装着され、その歩行を補助できる任意の歩行補助装置が適用可能である。
訓練設備3は、トレッドミル31と、フレーム本体32と、制御装置33と、を有している。トレッドミル31は、リング状のベルト311を回転させる。ユーザUは、ベルト311上に乗り該ベルト311の移動に応じて歩行を行い、その歩行訓練を行う。
フレーム本体32は、トレッドミル31上に立設された2対の柱フレーム321と、各柱フレーム321に接続され前後方向に延在する一対の前後フレーム322と、各前後フレーム322に接続され左右方向に延在する3つの左右フレーム323と、を有している。なお、上記フレーム本体32の構成は、これに限られない。後述の第1及び第2引張部35、37が適切に固定できれば、フレーム本体32は任意のフレーム構成であってもよい。
前方の左右フレーム323には、ワイヤ34を上方かつ前方に引張する第1引張部35が設けられている。後方の左右フレーム323には、ワイヤ36を上方かつ後方に引張する第2引張部37が設けられている。
第1及び第2引張部35、37は、例えば、ワイヤ34、36を巻取り及び巻き戻す機構、該機構を駆動するモータ、などから構成されている。第1及び第2引張部35、37が引張するワイヤ34、36の一端は、歩行補助装置2に接続されている。第1引張部35は、ワイヤ34を介して歩行補助装置2を上方かつ前方に引張する。第2引張部37は、ワイヤ36を介して歩行補助装置2を上方かつ後方に引張する。
第1及び第2引張部35、37は、モータの駆動トルクを制御することで、ワイヤ34、36の引張力を制御しているが、これに限らない。例えば、各ワイヤ34、36にバネ部材が接続されており、バネ部材の弾性力を調整することで、ワイヤ34、36の引張力を調整してもよい。
第1及び第2引張部35、37による引張力f1、f2の鉛直上方の成分fy1、fy2が歩行補助装置2の重さを支える(図3参照)。そして、第1及び第2引張部35、37による引張力f1、f2の水平成分fx1、fx2により、脚部Lの振出しを補助する。これにより、歩行訓練時におけるユーザUの歩行負荷を軽減できる。また、各ワイヤ34、36は、夫々、ユーザUの脚部Lの歩行補助装置2から上方かつ前方及び上方かつ後方に延びる。したがって、各ワイヤ34、36がユーザUの歩行時にユーザUに干渉せず、歩行訓練の妨げとならない。
制御装置33は、制御手段の一具体例であり、第1及び第2引張部35、37の引張力f1、f2と、トレッドミル31の駆動と、歩行補助装置2と、を夫々制御する。制御装置33は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)、CPUによって実行される演算プログラム、制御プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)、各種のデータなどを記憶するRAM(Random Access Memory)、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU、ROM、RAM及びインターフェイス部は、データバスなどを介して相互に接続されている。
制御装置33には、訓練指示、訓練メニュー、訓練情報(歩行速度、生体情報等)などの情報を表示する表示部331が設けられている。表示部331は、例えば、タッチパネルとして構成されており、ユーザUは表示部331を介して各種の情報を入力できる。
制御装置33は、例えば、第1及び第2引張部35、37による引張力の鉛直上方の成分の合力(fy1+fy2)が歩行補助装置2の重量と等しくなるように、第1及び第2引張部35、37の引張力f1、f2を制御する。これにより、ユーザUは脚部Lに装着された歩行補助装置2の重さを感じることなく、より自然な歩行訓練を行うことができる。
さらに、制御装置33は、第1及び第2引張部35、37の引張力f1、f2を制御し、該引張力の鉛直上方の成分fy1、fy2を変更することで、脚部免荷量を調整してもよい。これにより、例えば、患者の回復度合いに応じて脚部免荷量を調整し、歩行訓練の難易度を適切に設定できる。
制御装置33は、第1引張部35の引張力f1と第2引張部37の引張力f2とを独立して夫々制御してもよい。これにより、鉛直上方の脚部免荷量とは別に前後方向の振出しアシスト量を調整することができる。
例えば、制御装置33は、図3に示す如く、第1引張部35の引張力f1を第2引張部37の引張力f2よりも大きく制御する。この場合、第1及び第2引張部35、37の引張力の鉛直上方の成分の合力(fy1+fy2)が鉛直上の脚部免荷量となり、第1及び第2引張部35、37の引張力の水平成分の合力(fx1−fx2)が振出しアシスト量となる。このように、ユーザUに応じて脚部免荷量および振出しアシスト量を適切に設定できるため、歩行訓練の効率を向上させることができる。
ところで、ユーザUの歩行訓練時、脚部Lが内旋あるいは外旋する傾向が生じることがある。例えば、患脚は、リハビリ初期に内旋、回復期に外旋し易い傾向にあるが、さらに、歩行補助装置の重さも加わるため、その内外旋傾向がより大きくなる。
これに対し、本実施形態に係る歩行訓練装置1において、第1及び第2引張部35、37による歩行補助装置2の引張点P1、P2は、ユーザUの脚部L周りに移動可能に設けられている。第1及び第2引張部35、37の引張点P1、P2をユーザUの脚部L周りに移動させ引張することで、脚部Lに内外旋方向のモーメント力を生じさせることができる。このモーメント力を用いることで、ユーザUの脚部Lの内外旋傾向に応じて、その脚部Lの内外旋制御量を最適に調整できる。
例えば、第1引張部35の引張点P1がユーザUの脚部Lの外側、及び、第2引張部37の引張点P2がユーザUの脚部Lの内側、のうち少なくとも一方に設定される。これにより、脚部Lを内旋させる内旋制御量を調整できる(図4参照)。より具体的には、第1引張部35の引張点P1をユーザUの脚部Lのより外側、及び、第2引張部37の引張点P2をユーザUの脚部Lのより内側に設定することで、脚部Lの内旋制御量をより増加させることができる。
一方、第1引張部35の引張点P1がユーザUの脚部Lの内側、及び、第2引張部37の引張点P2がユーザUの脚部Lの外側、のうち少なくとも一方に設定される。これにより、脚部Lを外旋させる外旋制御量を調整できる(図5参照)。より具体的には、第1引張部35の引張点P1をユーザUの脚部Lのより内側、及び、第2引張部37の引張点P2をユーザUの脚部Lのより外側、に設定することで、脚部Lの外旋制御量をより増加させることができる。このように、ユーザUの脚部Lの内外旋傾向に応じて、第1及び第2引張部35、37の引張点P1、P2の位置を設定し、その内外旋制御量を最適に設定できる。
以上、本実施形態に係る歩行訓練装置1において、第1及び第2引張部35、37による歩行補助装置2の引張点P1、P2は、ユーザUの脚部L周りに移動可能に設けられている。第1及び第2引張部35、37の引張点P1、P2をユーザUの脚部L周りに移動させることで、脚部Lの内外旋制御量を調整できる。すなわち、歩行訓練時におけるユーザUの歩行を補助しつつ脚部Lの内外旋制御量を調整できる。
ここで、前述した歩行訓練装置1において、制御装置33は、歩行補助装置2をユーザUの脚部Lに装着する際に利用される免荷重切替え部33a(図1参照)を備えている。この免荷重切替え部33aの制御は、歩行補助装置2の重量すなわち荷重の影響を少なくするために、ワイヤ34と引張部35とで構成される引張手段Aと、ワイヤ36と引張部37とで構成される引張手段Bとを制御することにより行なわれている。つまり、歩行補助装置2の重量すなわち荷重の影響を少なくするためには、免荷重切替え部33aによって、引張部35,37のモータによるワイヤ34,36の巻き取り力の調整によって行われる。
図6(a)に示されるように、まず、歩行補助装置2をユーザUの脚部Lに装着する場合、ユーザUが椅子100に腰掛けた状態で行われる。この状態で、介助者99によってユーザUの脚部Lに歩行補助装置2が装着されるが、ユーザUに歩行補助装置2を介護者99が装着し易いように、歩行補助装置2は、膝関節部22で折れた状態になっている。
歩行補助装置2が折れた状態で、歩行補助装置2の膝の折れ角度αは、第1のモータユニット26内に組み込まれたモータ用エンコーダ26a(図2参照)によって検出され、免荷重切替え部33aで歩行補助装置2の状態を取得する(図7のS1参照)。そして、エンコーダ26aの出力に基づいて、免荷重切替え部33aにより、歩行訓練装置2がリハビリ動作であるかどうかを判断する(図7のS2参照)。この膝折れ角度αが0度〜115度の場合には、リハビリ動作準備中であると、制御装置33内の免荷重切替え部33aによって判断される。
この免荷重切替え部33aによって、歩行補助装置2がリハビリ動作中と判断されない場合、すなわちリハビリ準備中と判断された場合には、引張手段A,Bの一部をなすワイヤ34,36による上方への引張荷重が、歩行補助装置2の重量を支える力より小さく又は略同じになるように制御する。すなわち、免荷重切替え部33aで免荷重を「小」に設定する(図7のS3参照)。なお、ワイヤ34,36による上方への引張荷重が、歩行補助装置2の重量を支える力と略同じ場合には、歩行補助装置2の重量がキャンセルされ、歩行補助装置2は、床から浮くような状態すなわち浮遊状態になっている。引張荷重を、歩行補助装置の重量を支える力より小さくする場合でも、歩行補助装置2の上部が床から浮いた状態が装着に良好である。これにより、歩行補助装置2の重量の影響を小さくして、歩行補助装置2をユーザUの脚部Lに装着し易くする。その結果、リハビリの準備作業を迅速に行うことができ、リハビリ準備中の時間の短縮化を図ることができる。また、歩行補助装置2にワイヤ34,36を取り付ける際、免荷重が「小」なので、ワイヤ34,36を引き下げるために必要な力が軽減され、作業性が向上する。
図6(b)に示されるように、その後、椅子100からユーザUが立ち上がると、モータ用エンコーダによって検出された膝折れ角度αが115度を超えると、ユーザUが起立状態になっていると免荷重切替え部33aで認識される。このとき、この免荷重切替え部33aによって、歩行補助装置2がリハビリ動作中と判断され、この場合には、ワイヤ34,36による上方への引張荷重が、歩行補助装置の重量を支える力より大きくなるように制御する。すなわち、免荷重切替え部33aで免荷重を「大」に設定する(図7のS4参照)。これによって、免荷重切替え部33aでリハビリ動作準備中からリハビリ動作中の設定が完了する。
リハビリが終了した場合、図6(c)に示されるように、ユーザUは椅子100に腰掛ける。このように、歩行補助装置2を脚部Lから取り外す時、ユーザUは、椅子100に腰掛けた状態になっているので、ユーザUの脚部Lの膝は折れた状態になっており、これに伴って、歩行補助装置2も膝関節部22で折れた状態になっている。
歩行補助装置2の膝の折れ角度αは、第1のモータユニット26内に組み込まれたモータ用エンコーダ26a(図2参照)によって検出され、免荷重切替え部33aで歩行補助装置2の状態を取得する(図7のS1参照)。そして、エンコーダ26aの出力に基づいて、免荷重切替え部33aにより、歩行訓練装置2がリハビリ終了したか否かを判断する(図7のS2参照)。この膝折れ角度αが115度〜180度の場合には、リハビリ終了であると、制御装置33内の免荷重切替え部33aによって判断される。
この免荷重切替え部33aによって、歩行補助装置2がリハビリ動作中と判断されない場合、すなわちリハビリ終了と判断された場合には、ワイヤ34,36による上方への引張荷重が、歩行補助装置の重量を支える力より小さく又は略同じになるように制御される。すなわち、免荷重切替え部33aで免荷重を「小」に設定する(図7のS3参照)。なお、ワイヤ34,36による上方への引張荷重が、歩行補助装置2の重量を支える力と略同じ場合には、歩行補助装置2の重量がキャンセルされ、歩行補助装置2は、床から浮くような状態すなわち浮遊状態になっている。これによって、歩行補助装置2の重量の影響を小さくして、介助者99によって歩行補助装置2をユーザUの脚部Lから取り外す作業を容易にし、その結果、歩行補助装置2の取り外し作業を迅速に行うことができ、リハビリ完了後の時間の短縮化を図ることができる。
このように、免荷重切替え部33aの採用によって、ユーザUに対する歩行補助装置2の装着及び取り外しの作業性を良好にし、装着及び取り外しのための作業時間の短縮により、リハビリ時間の総合的な設定時間の短縮化を可能にする。しかも、設定されたリハビリ時間内で、リハビリ時間を長く確保することもでき、リハビリ効果を向上させることができる。
1…歩行訓練装置 2…歩行補助装置 22…膝関節部 26a…モータ用エンコーダ 33…制御装置 33a…免荷重切替え部 34,36…ワイヤ(引張手段) 35,37…引張部(引張手段) A,B…引張手段 L…脚部 U…ユーザ

Claims (1)

  1. ユーザの脚部に装着されて、前記ユーザの歩行を補助する歩行補助装置と、
    前記歩行補助装置を上方に引張する引張手段と、
    前記歩行補助装置がリハビリ動作中と判断された場合に、前記引張手段による上方への引張荷重を、前記歩行補助装置による重量より大きくし、
    前記歩行補助装置がリハビリ動作中と判断されない場合に、前記引張手段による上方への引張荷重を、前記歩行補助装置による重量より小さく又は略同じにするように制御する免荷重切替え部と、を備えた、
    歩行訓練装置。
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